JPH0421905B2 - - Google Patents
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- JPH0421905B2 JPH0421905B2 JP12469684A JP12469684A JPH0421905B2 JP H0421905 B2 JPH0421905 B2 JP H0421905B2 JP 12469684 A JP12469684 A JP 12469684A JP 12469684 A JP12469684 A JP 12469684A JP H0421905 B2 JPH0421905 B2 JP H0421905B2
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- JP
- Japan
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- card
- password
- data
- cpu
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- 238000012795 verification Methods 0.000 claims description 34
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 19
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 230000004044 response Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、たとえばデータメモリとこれらを
制御するCPUとを有し、かつ、暗証照合機能を
も有するICカードなどの携帯可能電子装置に関
する。
制御するCPUとを有し、かつ、暗証照合機能を
も有するICカードなどの携帯可能電子装置に関
する。
最近、金融機関における自動取引装置あるいは
ホームバンキングシステムでは、データの安全性
のため、記憶されているデータを容易に読取るこ
とができないデータメモリを有するICカード携
帯可能電子装置が開発されている。
ホームバンキングシステムでは、データの安全性
のため、記憶されているデータを容易に読取るこ
とができないデータメモリを有するICカード携
帯可能電子装置が開発されている。
従来、ICカードと端末機を用いて利用者の暗
証を確認するシステムにおいて、次のような暗証
照合システムが知られており、第7図を用いて説
明する。すなわち、ICカード41のメモリ42
に暗証が記憶されている。そして、利用者が端末
機43のキーボード44により暗証を入力する。
すると、その暗証は制御部45、インターフエイ
ス46およびインターフエイス47を介して
CPU48に供給される。これにより、CPU48
はメモリ42の暗証と供給された暗証とが一致す
るか否か比較し、一致しない(不正)入力の場
合、不一致(NG)信号を端末機43へ出力し、
一致した(正規)入力の場合、一致(OK)信号
を端末機43へ出力し、メモリ42に記憶されて
いる暗証は一切外部へは出力されないようになつ
ている。
証を確認するシステムにおいて、次のような暗証
照合システムが知られており、第7図を用いて説
明する。すなわち、ICカード41のメモリ42
に暗証が記憶されている。そして、利用者が端末
機43のキーボード44により暗証を入力する。
すると、その暗証は制御部45、インターフエイ
ス46およびインターフエイス47を介して
CPU48に供給される。これにより、CPU48
はメモリ42の暗証と供給された暗証とが一致す
るか否か比較し、一致しない(不正)入力の場
合、不一致(NG)信号を端末機43へ出力し、
一致した(正規)入力の場合、一致(OK)信号
を端末機43へ出力し、メモリ42に記憶されて
いる暗証は一切外部へは出力されないようになつ
ている。
しかしながら、このような暗証照合機能をもつ
ICカードは、情報の機密性保持の点から有効で
あるが、用途によつては必ずしも暗証入力を必要
としない場合もあり、暗証照合を絶対条件とする
ICカードは使用上不便なものとなつていた。
ICカードは、情報の機密性保持の点から有効で
あるが、用途によつては必ずしも暗証入力を必要
としない場合もあり、暗証照合を絶対条件とする
ICカードは使用上不便なものとなつていた。
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、暗証照合を必要とする
用途と、暗証照合が不要な用途の双方に利用で
き、大変便利であり、しかも大量生産による低価
格化が計れる携帯可能電子装置を提供することに
ある。
その目的とするところは、暗証照合を必要とする
用途と、暗証照合が不要な用途の双方に利用で
き、大変便利であり、しかも大量生産による低価
格化が計れる携帯可能電子装置を提供することに
ある。
この発明は、発行時に、暗証照合の有無を設定
可能としたものである。
可能としたものである。
以下、この発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
第1図において、1は携帯可能電子装置として
のICカードである。このICカード1の表面には
コネクト部2が設けられており、たとえば複数の
端子21……28によつて構成されている。上記端
子21は動作用の電源電圧(+5V)用、端子22
は接地用、端子23はクロツク信号用、端子24は
リセツト信号用、端子25〜27はデータ入出力
用、端子23はデータ書込み用の電源電圧(+
21V)用となつている。
のICカードである。このICカード1の表面には
コネクト部2が設けられており、たとえば複数の
端子21……28によつて構成されている。上記端
子21は動作用の電源電圧(+5V)用、端子22
は接地用、端子23はクロツク信号用、端子24は
リセツト信号用、端子25〜27はデータ入出力
用、端子23はデータ書込み用の電源電圧(+
21V)用となつている。
また、上記ICカード1の内部には、第2図に
示すように、制御素子としてのCPU(セントラ
ル・プロセツシング・ユニツト)3、制御プログ
ラム、暗証情報としての暗証番号(たとえば8
桁)、および各種データなどが記憶され、E2
PROMあるいはPROMで構成されるメモリ部4、
インターフエイス回路5、データ処理用のRAM
6および比較回路7によつて構成されている。上
記各部はICチツプで構成され、1つの基板上に
設けられている。また、上記インターフエイス回
路5とコネクト部2とは配線されている。
示すように、制御素子としてのCPU(セントラ
ル・プロセツシング・ユニツト)3、制御プログ
ラム、暗証情報としての暗証番号(たとえば8
桁)、および各種データなどが記憶され、E2
PROMあるいはPROMで構成されるメモリ部4、
インターフエイス回路5、データ処理用のRAM
6および比較回路7によつて構成されている。上
記各部はICチツプで構成され、1つの基板上に
設けられている。また、上記インターフエイス回
路5とコネクト部2とは配線されている。
上記メモリ部4は暗証照合を行うか否か(有
無)を示すフラグが記憶される暗証照合フラグ記
憶エリア41、暗証番号が記憶される暗証番号記
憶エリア42、およびデータが記憶されるデータ
エリア43によつて構成されている。また、上記
比較回路7は、暗証照合フラグ記憶エリア41に
そのフラグが記憶されている際、動作し、暗証番
号記憶エリア42からの暗証番号とCPU3から供
給される暗証番号とを比較し、この比較結果を
CPU3へ出力するものである。上記CPU3には
ROM部が内蔵されており、このROM部に制御
用の処理プログラムが発行時に設定されるように
なつている。
無)を示すフラグが記憶される暗証照合フラグ記
憶エリア41、暗証番号が記憶される暗証番号記
憶エリア42、およびデータが記憶されるデータ
エリア43によつて構成されている。また、上記
比較回路7は、暗証照合フラグ記憶エリア41に
そのフラグが記憶されている際、動作し、暗証番
号記憶エリア42からの暗証番号とCPU3から供
給される暗証番号とを比較し、この比較結果を
CPU3へ出力するものである。上記CPU3には
ROM部が内蔵されており、このROM部に制御
用の処理プログラムが発行時に設定されるように
なつている。
第3図および第4図はこの発明に係わる端末機
としてのICカード発行機10の構成を示すもの
である。11は全体を制御するCPU(セントラ
ル・プロセツシング・ユニツト)、12はデータ
を入力する入力手段たとえばキーボード、13は
CRTデイスプレイ装置、14は制御プログラム
が格納されているROM(リード・オンリ・メモ
リ)、15はデータが記憶されるRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)、16は種々の印字デー
タが出力されるドツトプリンタ、17はフロツピ
ーデイスク挿入口18から挿入されたフロツピー
デイスク19においてデータの記憶、再生を行う
フロツピーデイスク装置、20はICカード読取
書込部である。
としてのICカード発行機10の構成を示すもの
である。11は全体を制御するCPU(セントラ
ル・プロセツシング・ユニツト)、12はデータ
を入力する入力手段たとえばキーボード、13は
CRTデイスプレイ装置、14は制御プログラム
が格納されているROM(リード・オンリ・メモ
リ)、15はデータが記憶されるRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)、16は種々の印字デー
タが出力されるドツトプリンタ、17はフロツピ
ーデイスク挿入口18から挿入されたフロツピー
デイスク19においてデータの記憶、再生を行う
フロツピーデイスク装置、20はICカード読取
書込部である。
上記ICカード読取書込部20はカード挿入口
21から挿入されたICカード1におけるメモリ
のデータを読取つたり、あるいはメモリ内にデー
タを書込むものであり、カード発行機本体とケー
ブル22によつて接続されるようになつている。
すなわち、第5図に示すように、カード挿入口2
1から挿入されたICカード1を搬送する搬送パ
ス31が設けられている。この搬送パス31には
ICカード1を搬送する際にこれを上下から挟む
ように位置し、回転可能な搬送ローラ32が対に
なつて複数個備えられている。対になつて備えら
れている各搬送ローラ32は搬送パス31に沿つ
て互いに等間隔に設けられている。これらの各搬
送ローラ32の中心から隣り合う搬送ローラ32
の中心までの距離がカードの搬送方向における幅
の寸法を有している。それゆえ、ICカード1の
搬送パス31は、搬送ガイド33によつて規定さ
れている。
21から挿入されたICカード1におけるメモリ
のデータを読取つたり、あるいはメモリ内にデー
タを書込むものであり、カード発行機本体とケー
ブル22によつて接続されるようになつている。
すなわち、第5図に示すように、カード挿入口2
1から挿入されたICカード1を搬送する搬送パ
ス31が設けられている。この搬送パス31には
ICカード1を搬送する際にこれを上下から挟む
ように位置し、回転可能な搬送ローラ32が対に
なつて複数個備えられている。対になつて備えら
れている各搬送ローラ32は搬送パス31に沿つ
て互いに等間隔に設けられている。これらの各搬
送ローラ32の中心から隣り合う搬送ローラ32
の中心までの距離がカードの搬送方向における幅
の寸法を有している。それゆえ、ICカード1の
搬送パス31は、搬送ガイド33によつて規定さ
れている。
また、上記搬送ガイド33上にはICカード1
内のCPU3とデータの授受を行う読取書込器3
4が配置されている。この読取書込器34はコネ
クト部2と電気的に接続するようになつている。
内のCPU3とデータの授受を行う読取書込器3
4が配置されている。この読取書込器34はコネ
クト部2と電気的に接続するようになつている。
また、暗証照合を行うICカード取扱機10′も
上記ICカード発行機10と同じ構成となつてい
る。ただし、ROM14における制御プログラム
が異なつている。
上記ICカード発行機10と同じ構成となつてい
る。ただし、ROM14における制御プログラム
が異なつている。
また、暗証照合を行わないICカード取扱機とし
てはたとえば遊園地等に設置されるカードリーダ
50であり、カードの内容を減算していくもので
ある。すなわち、第6図に示すようにICカード
読取書込部51、全体を制御するCPU52、制
御プログラムが格納されているROM53、およ
びデータ記憶用のRAM54によつて構成されて
いる。上記ICカード読取書込部51は前記した
ICカード読取書込部20と同じ構成となつてい
る。
てはたとえば遊園地等に設置されるカードリーダ
50であり、カードの内容を減算していくもので
ある。すなわち、第6図に示すようにICカード
読取書込部51、全体を制御するCPU52、制
御プログラムが格納されているROM53、およ
びデータ記憶用のRAM54によつて構成されて
いる。上記ICカード読取書込部51は前記した
ICカード読取書込部20と同じ構成となつてい
る。
次に、このような構成において、ICカードの
発行について説明する。たとえば今、操作者(発
行者)はICカード発行機10のキーボード12
によりICカード発行モードに設定するとともに
ICカード1をカード挿入口21に挿入する。す
ると、ICカード1はICカード読取書込器34と
ICカード1のコネクト部2とが電気的に接続さ
れる。これにより、CPU11はCRTデイスプレ
イ装置13で「発行するICカードに暗証照合機
能を付加するか否かを指定して下さい」という案
内を行う。この案内に応じて、操作者はキーボー
ド12により暗証照合機能を付加しないと指定す
る。すると、CPU11はCRTデイスプレイ装置
13で「対応する制御プログラム、データ等を設
定して下さい」という案内を行う。この案内に応
じて、操作者はキーボード12により制御プログ
ラム、データ(使用回数)等を投入する。上記入
力に応じた信号と発行機を示す信号はCPU11
からICチツプ読取書込器34、コネクト部2お
よびインターフエイス回路5を介してCPU3に
供給される。すると、CPU3は供給される制御
プログラムをROM部(図示しない)に記憶し、
データをメモリ部4のデータエリア43に記憶す
る。このとき、暗証照合を行わない機能なため、
メモリ部4の記憶エリア41,42には何も記憶さ
れない。そして、ICカード1はカード挿入口2
1より発行される。
発行について説明する。たとえば今、操作者(発
行者)はICカード発行機10のキーボード12
によりICカード発行モードに設定するとともに
ICカード1をカード挿入口21に挿入する。す
ると、ICカード1はICカード読取書込器34と
ICカード1のコネクト部2とが電気的に接続さ
れる。これにより、CPU11はCRTデイスプレ
イ装置13で「発行するICカードに暗証照合機
能を付加するか否かを指定して下さい」という案
内を行う。この案内に応じて、操作者はキーボー
ド12により暗証照合機能を付加しないと指定す
る。すると、CPU11はCRTデイスプレイ装置
13で「対応する制御プログラム、データ等を設
定して下さい」という案内を行う。この案内に応
じて、操作者はキーボード12により制御プログ
ラム、データ(使用回数)等を投入する。上記入
力に応じた信号と発行機を示す信号はCPU11
からICチツプ読取書込器34、コネクト部2お
よびインターフエイス回路5を介してCPU3に
供給される。すると、CPU3は供給される制御
プログラムをROM部(図示しない)に記憶し、
データをメモリ部4のデータエリア43に記憶す
る。このとき、暗証照合を行わない機能なため、
メモリ部4の記憶エリア41,42には何も記憶さ
れない。そして、ICカード1はカード挿入口2
1より発行される。
また、暗証照合機能を付加するか否かの指定時
に、操作者がキーボード12により暗証照合機能
を付加すると指定する。すると、CPU11は
CRTデイスプレイ装置13で「暗証番号を投入
して下さい」という案内を行う。この案内に応じ
て操作者はキーボード12により暗証番号を投入
する。この入力に応じた信号および発行機を示す
信号はCPU11からICチツプ読取書込器34、
コネクト部2およびインターフエイス回路5を介
してCPU3に供給される。すると、CPU3は供
給される暗証番号を記憶エリア42に記憶し、暗
証照合フラグを記憶エリア41に記憶せしめる。
に、操作者がキーボード12により暗証照合機能
を付加すると指定する。すると、CPU11は
CRTデイスプレイ装置13で「暗証番号を投入
して下さい」という案内を行う。この案内に応じ
て操作者はキーボード12により暗証番号を投入
する。この入力に応じた信号および発行機を示す
信号はCPU11からICチツプ読取書込器34、
コネクト部2およびインターフエイス回路5を介
してCPU3に供給される。すると、CPU3は供
給される暗証番号を記憶エリア42に記憶し、暗
証照合フラグを記憶エリア41に記憶せしめる。
ついで、CPU11はCRTデイスプレイ装置1
3で「対応する制御プログラム、データ等を設定
して下さい」という案内を行う。この案内に応じ
て、操作者はキーボード12により制御プログラ
ム、データ等を入力する。この入力に応じた信号
はCPU11からCPU3に供給される。すると、
CPU3は供給される制御プログラムをROM部
(図示しない)に記憶し、データをメモリ部4の
データエリア43に記憶する。この場合、制御プ
ログラムの最初の処理は暗証照合機能である。そ
して、ICカード1はカード挿入口21より発行
される。
3で「対応する制御プログラム、データ等を設定
して下さい」という案内を行う。この案内に応じ
て、操作者はキーボード12により制御プログラ
ム、データ等を入力する。この入力に応じた信号
はCPU11からCPU3に供給される。すると、
CPU3は供給される制御プログラムをROM部
(図示しない)に記憶し、データをメモリ部4の
データエリア43に記憶する。この場合、制御プ
ログラムの最初の処理は暗証照合機能である。そ
して、ICカード1はカード挿入口21より発行
される。
次に、上記のようにして発行された暗証番号が
付加されたICカード1を利用客が取扱う場合に
ついて説明する。すなわち、利用客は、ICカー
ド取扱機10′のカード挿入口21に挿入する。
すると、ICカード1はICカード読取書込器34
とICカード1におけるコネクト部2とが電気的
に接続される。ついで、CPU11はCRTデイス
プレイ装置13で「暗証番号を投入して下さい」
という案内を行う。この案内に応じて、利用客は
キーボード12により暗証番号を入力する。この
入力に応じた信号と取扱機を示す信号はCPU1
1からCPU3へ供給される。すると、CPU3は
供給される暗証番号を比較回路7へ供給される。
このとき、比較回路7は記憶エリア41からのフ
ラグにより動作可能状態となつているとともに記
憶エリア42から暗証番号が供給されている。こ
れにより、比較回路7はCPU3から供給された
暗証番号と記憶エリア42からの暗証番号とを比
較し、この比較結果つまり一致信号、不一致信号
をCPU3へ出力する。これらの信号はCPU3か
らCPU11へ供給される。これにより、比較結
果が一致の場合メモリ部4のデータエイア43か
らデータのアクセスが可能となる。ついで、
CPU11は一致信号が供給された場合、暗証の
一致と判断し、「取扱データを投入して下さい」
という案内をCRTデイスプレイ装置13で行う。
これにより、利用者は種種の取扱い処理を行う。
また、CPU11は不一致信号が供給された場合、
暗証の不一致と判断し、「暗証番号が誤つていま
すので、再度正しい暗証番号を投入して下さい」
という案内をCRTデイスプレイ装置13で行う。
付加されたICカード1を利用客が取扱う場合に
ついて説明する。すなわち、利用客は、ICカー
ド取扱機10′のカード挿入口21に挿入する。
すると、ICカード1はICカード読取書込器34
とICカード1におけるコネクト部2とが電気的
に接続される。ついで、CPU11はCRTデイス
プレイ装置13で「暗証番号を投入して下さい」
という案内を行う。この案内に応じて、利用客は
キーボード12により暗証番号を入力する。この
入力に応じた信号と取扱機を示す信号はCPU1
1からCPU3へ供給される。すると、CPU3は
供給される暗証番号を比較回路7へ供給される。
このとき、比較回路7は記憶エリア41からのフ
ラグにより動作可能状態となつているとともに記
憶エリア42から暗証番号が供給されている。こ
れにより、比較回路7はCPU3から供給された
暗証番号と記憶エリア42からの暗証番号とを比
較し、この比較結果つまり一致信号、不一致信号
をCPU3へ出力する。これらの信号はCPU3か
らCPU11へ供給される。これにより、比較結
果が一致の場合メモリ部4のデータエイア43か
らデータのアクセスが可能となる。ついで、
CPU11は一致信号が供給された場合、暗証の
一致と判断し、「取扱データを投入して下さい」
という案内をCRTデイスプレイ装置13で行う。
これにより、利用者は種種の取扱い処理を行う。
また、CPU11は不一致信号が供給された場合、
暗証の不一致と判断し、「暗証番号が誤つていま
すので、再度正しい暗証番号を投入して下さい」
という案内をCRTデイスプレイ装置13で行う。
また、上記のようにして発行された暗証番号が
付加されないICカード1を利用客が取扱う場合
について説明する。すなわち、利用客は、遊園地
に設置されるカードリーダ(暗証照合を行わない
ICカード取扱機)50のカード挿入口(図示し
ない)に挿入する。すると、ICカード1はICカ
ード読取書込器34とICカード1におけるコネ
クト部2とが電気的に接続される。ついで、
CPU52はCPU3へデータ読出し信号を出力す
る。すると、CPU3はデータ部4のデータエリ
ア43からデータ(使用回数)を読出し、CPU5
2へ出力する。このとき、メモリ部4の記憶エリ
ア41に暗証照合フラグが記憶されていないため、
比較回路7は作動しないようになつている。これ
により、CPU52はデータの減算処理を行い、
その結果をCPU3へ供給する。この結果、CPU
3はCPU52から供給された新たなデータでデ
ータメモリ43の内容を更新する。ついで、ICカ
ード1はカード挿入口(図示しない)より返却さ
れる。
付加されないICカード1を利用客が取扱う場合
について説明する。すなわち、利用客は、遊園地
に設置されるカードリーダ(暗証照合を行わない
ICカード取扱機)50のカード挿入口(図示し
ない)に挿入する。すると、ICカード1はICカ
ード読取書込器34とICカード1におけるコネ
クト部2とが電気的に接続される。ついで、
CPU52はCPU3へデータ読出し信号を出力す
る。すると、CPU3はデータ部4のデータエリ
ア43からデータ(使用回数)を読出し、CPU5
2へ出力する。このとき、メモリ部4の記憶エリ
ア41に暗証照合フラグが記憶されていないため、
比較回路7は作動しないようになつている。これ
により、CPU52はデータの減算処理を行い、
その結果をCPU3へ供給する。この結果、CPU
3はCPU52から供給された新たなデータでデ
ータメモリ43の内容を更新する。ついで、ICカ
ード1はカード挿入口(図示しない)より返却さ
れる。
なお、前記実施例では、ICカードにおける暗
証の照合を比較回路で行つたが、これに限らず
CPUで行うようにしても良い。
証の照合を比較回路で行つたが、これに限らず
CPUで行うようにしても良い。
以上詳述したようにこの発明によれば、暗証照
合を必要とする用途と、暗証照合が不要な用途の
双方に利用でき、大変便利であり、しかも大量生
産による低価格化が計れる携帯可能電子装置を提
供できる。
合を必要とする用途と、暗証照合が不要な用途の
双方に利用でき、大変便利であり、しかも大量生
産による低価格化が計れる携帯可能電子装置を提
供できる。
図面はこの発明の一実施例を説明するためのも
ので、第1図はICカードの外観斜視図、第2図
はICカードの電気回路の構成を概略的に示すブ
ロツク図、第3図はカード発行機の外観斜視図、
第4図はカード発行機の概略構成ブロツク図、第
5図はICカード読取書込部の概略構成を示す断
面図、第6図はカードリーダの概略構成ブロツク
図であり、第7図は従来の暗証照合システムを説
明するための図である。 1……ICカード携帯可能電子装置、2……コ
ネクト部、3……CPU、4……メモリ部、5…
…インターフエイス回路、6……RAM、7……
暗証照合部、9……比較回路、10……ICカー
ド発行機、10′……ICカード取扱機、11……
CPU、12……キーボード、13……CRTデイ
スプレイ装置、20……ICカード読取書込部、
34……読取書込器、50……カードリーダ。
ので、第1図はICカードの外観斜視図、第2図
はICカードの電気回路の構成を概略的に示すブ
ロツク図、第3図はカード発行機の外観斜視図、
第4図はカード発行機の概略構成ブロツク図、第
5図はICカード読取書込部の概略構成を示す断
面図、第6図はカードリーダの概略構成ブロツク
図であり、第7図は従来の暗証照合システムを説
明するための図である。 1……ICカード携帯可能電子装置、2……コ
ネクト部、3……CPU、4……メモリ部、5…
…インターフエイス回路、6……RAM、7……
暗証照合部、9……比較回路、10……ICカー
ド発行機、10′……ICカード取扱機、11……
CPU、12……キーボード、13……CRTデイ
スプレイ装置、20……ICカード読取書込部、
34……読取書込器、50……カードリーダ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少なくともメモリ部と、これらを制御する制
御素子とを有し、かつ、外部から入力される暗証
情報と前記メモリ部に記憶されている暗証情報と
を照合し、その照合結果を外部へ出力する暗証照
合手段を有する携帯可能電子装置において、 前記暗証照合手段による暗証情報の照合を行な
うか否かを示す暗証照合有無情報を記憶する暗証
照合有無情報記憶手段と、 この暗証照合有無情報記憶手段が暗証照合無情
報を記憶しているとき、前記暗証照合手段による
暗証情報の照合を行なわないように制御する制御
手段と を具備したことを特徴とする携帯可能電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59124696A JPS613279A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 携帯可能電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59124696A JPS613279A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 携帯可能電子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS613279A JPS613279A (ja) | 1986-01-09 |
JPH0421905B2 true JPH0421905B2 (ja) | 1992-04-14 |
Family
ID=14891829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59124696A Granted JPS613279A (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 携帯可能電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS613279A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62259899A (ja) * | 1986-04-23 | 1987-11-12 | 凸版印刷株式会社 | 転写印刷方法 |
JPS639600A (ja) * | 1986-07-01 | 1988-01-16 | 凸版印刷株式会社 | 転写印刷方法 |
JP2501050Y2 (ja) * | 1987-09-29 | 1996-06-12 | シチズン時計株式会社 | Icカ―ド |
JPH0340165A (ja) * | 1989-07-07 | 1991-02-20 | Toshiba Corp | 携帯用記録媒体端末システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS517841A (ja) * | 1974-07-08 | 1976-01-22 | Omron Tateisi Electronics Co | |
JPS5446447A (en) * | 1977-08-26 | 1979-04-12 | Cii | Portable data carrier for storing and processing data |
JPS5638651A (en) * | 1979-07-02 | 1981-04-13 | Cii | Portable data carrier |
JPS5975380A (ja) * | 1982-10-21 | 1984-04-28 | Dainippon Printing Co Ltd | Icカ−ド |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP59124696A patent/JPS613279A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS517841A (ja) * | 1974-07-08 | 1976-01-22 | Omron Tateisi Electronics Co | |
JPS5446447A (en) * | 1977-08-26 | 1979-04-12 | Cii | Portable data carrier for storing and processing data |
JPS5638651A (en) * | 1979-07-02 | 1981-04-13 | Cii | Portable data carrier |
JPS5975380A (ja) * | 1982-10-21 | 1984-04-28 | Dainippon Printing Co Ltd | Icカ−ド |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS613279A (ja) | 1986-01-09 |
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