JPH04219048A - 通信システム及びデータ処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は通信処理装置に関し、例
えばホストコンピユータとのインターフエースを具備し
たフアクシミリ装置等の通信処理装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の装置において、受信した
文書を処理する場合、フアクシミリ側にあらかじめ設定
されている方法でその受信文書が処理されていた。

【０００３】

【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、受信文書を処理する際、受信文書毎の処
理に対する柔軟性が低く、全ての受信文書に対して同等
の処理がなされてしまうという欠点があつた。本発明は
、上記従来例の欠点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、各受信文書毎に柔軟な処理が行な
える通信処理装置を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る通信処理装置は、外
部装置に設定された発信元別のデータ処理方法に従つて
データ処理を行う機能を有したフアクシミリ装置であつ
て、データを受信する受信手段と、少なくとも前記受信
手段で受信したデータの発信元を識別する情報を前記外
部装置に通知する通知手段と、前記通知手段による通知
の応答として前記発信元に対応したデータ処理方法の情
報を受け付ける受付手段と、前記受付手段で受け付けた
情報に従つて前記受信手段で受信したデータを処理する
処理手段とを備えることを特徴とする。

【０００５】

【作用】かかる構成によれば、受信手段はデータを受信
し、通知手段は少なくとも受信手段で受信したデータの
発信元を識別する情報を外部装置に通知し、受付手段は
通知手段による通知の応答として発信元に対応したデー
タ処理方法の情報を受け付け、処理手段は受付手段で受
け付けた情報に従つて受信手段で受信したデータを処理
する。

【０００６】

【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明の好適
な実施例を詳細に説明する。図１は本実施例におけるフ
アクシミリ装置の構成を示すブロツク図である。同図中
、１００は本実施例のフアクシミリ装置（以下「本装置
」と呼ぶ）を示している。１はオペレーシヨンを行なう
キーパツト、２は種々のメツセージを表示する表示部、
３は上記キーパツト１，表示部２を制御するＩ／Ｏコン
トローラ、４は読み取り用の光学系，ＣＣＤラインセン
サ等から成るスキヤナ、５は受信文書等を出力するため
のプリンタ、６は上記スキヤナ４，プリンタ５を制御す
るＩ／Ｏコントローラ、７は通信回線網１６での通信を
制御するための回線制御部をそれぞれ示している。

【０００７】８は受信文書等の画像データを蓄積する記
憶部、９は上記記憶部８へのデータの読み書きを制御す
るためのメモリ制御部、１０は本実施例を含むこのフア
クシミリの機能をはたす図２のフローチヤートに従つた
プログラムが格納されている読み込み専用メモリ（以下
ＲＯＭと呼ぶ）をそれぞれ示している。１１は画像デー
タ等の処理に使用するワークエリア及び各種パラメータ
を登録するエリアとを具備するバツフアメモリ、１２は
本装置全体を制御するためのメイン制御部であるマイク
ロプロセツサ（以下「ＣＰＵ」と呼ぶ）、１３はホスト
コンピユータ２００と接続するためのインターフエース
ドライバ、１４は本装置１００内部のデータ、アドレス
信号、制御信号を伝送するバスライン、１５はホストコ
ンピユータ２００と本装置１００のインタフエースドラ
イバ１３とを電気的に接続するバス、１６は他の通信端
末とデータ通信を行うための通信回線網をそれぞれ示し
ている。２００は本装置１００のホストコンピユータを
示している。

【０００８】図３はホストコンピユータ２０側に登録さ
れている受信文書処理テーブルを示す図である。本実施
例では、受信文書の発信元の電話番号（以下「相手機番
号」と呼ぶ）と文書枚数とをホストコンピユータ２０へ
の転送情報としている。この転送情報に従つて、ホスト
コンピユータ２００では、図３に示される受信文書処理
テーブルを用いて、相手機番号が登録電話番号の中に存
在するかどうかを調べ、存在した場合には、対応する処
理内容を本装置１００に指示する処理が行われる。

【０００９】図２は、本装置１００の受信文書に対する
処理の流れをＣＰＵ１２の制御手順に従つて説明するフ
ローチヤートである。この図に沿つて本実施例を説明す
る。本装置１００は、着呼の後（ステツプＳ１）、相手
機からの文書受信を開始する（ステツプＳ２）。受信さ
れた文書は、上記記憶部８に蓄積される（ステツプＳ３
）。このようにして受信が終了する（ステツプＳ４）。 続いて相手機との通信を終了させ、ホストコンピユータ
２００へバス１５を介して、この受信文書を送つてきた
相手機番号と受信文書の枚数とを通知する（ステツプＳ
５）。本装置は１００は、ホストコンピユータ２００側
からの応答、即ち、指示を待ち（ステツプＳ６）、指示
がきたらその内容を受け付けて解析する（ステツプＳ７
）。解析した結果として、例えば、受信文書をｎ部（１
≦ｎ）づつ出力する等の指示があり、この場合には、記
憶部８に蓄積されている受信文書をプリンタ５へ送り、
そこでｎ部づつのプリント出力が行われ、本動作が終了
する（ステツプＳ９）。

【００１０】以上説明したように、本実施例の上記手順
で、受信文書処理を行なつた場合、文書を受信する都度
、その文書毎に適切な処理を割り当てることが可能とな
る。言い換えると、受信文書毎に柔軟な処理が行なえ、
フアクシミリの性能を向上させる効果があり、フアクシ
ミリオペレータの操作負担を軽減あるいは削減させるこ
とができる。

【００１１】上述した実施例において、ホストコンピユ
ータ２００と本装置１００との間で交信されるデータは
、コード化して、データ量を縮小しても良い。一例とし
て、特定の発信元の相手機番号に対応するコードを、ホ
ストコンピユータ２００と本装置１００本装置１００で
予め決めておけば良い。処理内容については、ホストコ
ンピユータ２００側で常にアツプデートしておけば良い
。

【００１２】さて、前記実施例では、受信終了後、ホス
トコンピユータ２００側に通知する受信内容を相手機の
番号および受信文書枚数に限定したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、それ以外の種々の情報として
、中継等の指示を通知する場合も同様である。さらに、
前述の実施例では、本機の受信文書に関して、ホストコ
ンピユータから送られてくる指示が、プリント出力の部
数に限定したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、それ以外の種々の指示、例えば、受信文書に対する
中継指示等を通知する場合も同様である。

【００１３】また、前記実施例では、ホストコンピユー
タとのインターフエースを具備したフアクシミリ装置に
限定したが、他のＯＡ機器とのインターフエースを具備
したフアクシミリ装置、もしくはＯＡ機器とのインター
フエースを具備した他の通信端末装置についても同様で
ある。

【００１４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホストコンピユータとのインターフエースを具備したフ
アクシミリ装置において、受信の内容をホストコンピユ
ータへ通知し、それに対するホスト側からの指示に従つ
て、その受信文書の処理を行なうような機能を設けるこ
とによつて、受信文書毎に柔軟な処理が行なえ、フアク
シミリの性能を向上させる効果がある。また、フアクシ
ミリオペレータの操作負担を削減する効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例におけるフアクシミリ装置の構成を示
すブロツク図である。

【図２】図２は、本装置１００の受信文書に対する処理
の流れをＣＰＵ１２の制御手順に従つて説明するフロー
チヤートである。

【図３】ホストコンピユータ２０側に登録されている受
信文書処理テーブルを示す図である。

【符号の説明】

１　　　　　　　　キーパツト ２　　　　　　　　表示部 ３　　　　　　　　Ｉ／Ｏコントローラ４　　　　　　
　　スキヤナ ５　　　　　　　　プリンタ ６　　　　　　　　Ｉ／Ｏコントローラ７　　　　　　
　　回線制御部 ８　　　　　　　　記憶部 ９　　　　　　　　メモリ制御部 １０　　　　　　ＲＯＭ １１　　　　　　バツフアメモリ １２　　　　　　ＣＰＵ １３　　　　　　インターフエースドライバ１４　　　
　　　バスライン １５　　　　　　バス １６　　　　　　通信制御網 １００　　　　本装置 ２００　　　　ホストコンピユータ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】外部装置に設定された発信元別のデータ処
   理方法に従つてデータ処理を行う機能を有したフアクシ
   ミリ装置であつて、データを受信する受信手段と、少な
   くとも前記受信手段で受信したデータの発信元を識別す
   る情報を前記外部装置に通知する通知手段と、前記通知
   手段による通知の応答として前記発信元に対応したデー
   タ処理方法の情報を受け付ける受付手段と、前記受付手
   段で受け付けた情報に従つて前記受信手段で受信したデ
   ータを処理する処理手段とを備えることを特徴とする通
   信処理装置。
2. 【請求項２】前記データ処理方法は、受信データの出力
   方法であることを特徴とする請求項第１項記載の通信処
   理装置。
3. 【請求項３】発信元を識別するための前記情報は、電話
   番号であることを特徴とする請求項第１項記載の通信処
   理装置。