JPH0211060A - ファクシミリ接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 ホスト計算機と複数のファクシミリ装置との間にあって
その間の情報を制御するファクシミリ接続装置に関し、 ファクシミリ装置側からの発呼によるデータの転送に際
しホスト計算機が受慣したデータの送信元であるファク
シミリ装置を識別し得る手段を提供することを目的とし
、 ファクシミリ通信手順上の端末識別情報を認識する手段
と、 ファクシミリ装置から送出される情報から入力原稿の特
定の位置の文字を認識する手段と、前記手段により認識
した端末識別情報と、入力原稿の特定の位置の文字をホ
スト計算機に通知する手段とを具備することにより構成
する。

〔産業上の利用分野〕

本発明はホスト計算機と複数のファクシミリ接続装置と
の間に位置して、その間のデータの転送を制御するファ
クシミリ接続装置に関し、特にファクシミリ装置側から
の発呼によるデータ転送に際して、ホスト計算機が発呼
元を識別することが可能で、該当データについての処理
内容を容易に認識することが可能なファクシミリ接続装
置に係る。

〔従来の技術〕

ファクシミリ接続装置はホスト計算機とファクシミリ装
置とを接続し、ファクシミリ装置をホスト計算機の入出
力端末として利用することを可能とする装置である。

従来、ホスト計算機において、デイスプレィとキーボー
ド、及びイメージスキャナを持つ端末によりイメージデ
ータを入力し、ホスト計算機内のファイルに格納するよ
うな場合、オペレータは先ずデイスプレィとキーボード
を用いホスト計算機内のアプリケーションプログラムを
呼び出す。次にオペレータはデイスプレィとキーボード
を用いプログラムに格納先のファイルを指定する。最後
にイメージスキャナから原稿を読み込み、アプリケーシ
ョンプログラムは読み込んだデータを先に指定されたフ
ァイルに格納する。

このように、端末からのデータ入力においてはオペレー
タと計算機との対話が必要であるが、ファクシミリ装置
を計算機の入力端末とする場合には、ファクシミリ装置
の特性上オペレータとの対話は難しい。そこで、このよ
うなファクシミリ接続装置を介してファクシミリ装置か
らデータを入力する場合、以下のような方法が採られて
いた。

その１つは、ホスト計算機のアプリケーションプログラ
ムを予め起動しておき、アプリケーションプログラムが
ファクシミリ装置からのデータが必要になった時、相手
ファクシミ＋Ｊ装置に発呼してデータを吸い上げる方式
である。

また、他の方式として、ファクシミリ装置から、ファク
シミリ接続装置に発呼して原稿を送信する方法が採られ
ていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したようなファクシミリ接続装置を介してファクシ
ミリ装置からホスト計算機にデータを入力する方式の内
、前者のホスト計算機のアプリケーションプログラムを
予め起動しておき、該アプリケーションプログラムがフ
ァクシミリ装置からのデータが必要になった時に、該当
するファクシミリ装置に対して発呼してデータを吸い上
げる方式は、ホスト計算機として汎用計算機を使用する
場合に多く用いられていたが、通常の７アクシミＩＪ装
置においては、非呼局側がデータを送信する機能を有し
ておらず、特定のもののみがオプションとして、この機
能を持つことができるものであり、また送信原稿をセッ
トするために、非呼局側に予め通知をしておかなければ
ならないと言う問題点があった。

また、後者の、ファクシミリ装置からファクシミリ接続
装置に発呼して原稿を送信する方式は、パーソナルコン
ピュータなどでホスト計算機側にオペレータがいる場合
や、メール装置などの専用装置などに、多く用いられて
いたが以下に述べる点において不都合があった。

すなわち、それは、ホスト計算機のアプリケーションプ
ログラムが複数のファクシミリ装置からのデータを待つ
ような場合に、受信したデータの発行元が分らず、また
、ホスト計算機がどのような処理をすべきかを判断出来
ない場合があることである。

本発明は、このような従来の問題点に鑑み、上述の方式
の内、後者のファクシミリ装置からファクシミリ接続装
置に発呼して原稿を送信する方式における問題点を解決
して、これを汎用の計算機についても適用出来るファク
シミリ接続装置を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段］ 本発明によれば上述の目的は前記特許請求の範囲に記載
した手段により達成される。すなわち、本発明は、ホス
ト計算機とファクシミリ装置との間に位置して、ファク
シミリ装置とホスト計算機との間のデータ転送を制御す
る装置であって、ファクシミＩＪ通信手順上の端末識別
情報を認識する手段と、ファクシミリ装置から送出され
る情報から入力原稿の特定の位置の文字を認識する手段
と、前記手段により、認識した端末識別情報と、入力原
稿の特定の位置の文字をホスト計算機に通知する手段と
を具備するファクシミリ接続装置である。

〔作　用〕

複数のファクシミリ装置を擁するホスト計算機において
は、各ファクシミリ装置からの種々の業務で使用される
原稿を待っている。

本発明によるファクシミリ接続装置は、ファクシミリ通
信手順上の端末識別情報を認識すると共に、ファクシミ
リ装置から送出される情報の中から入力原稿の特定の位
置の文字を認識して、これらをホスト計算機に転送する
。

従って、ホスト計算機のアプリケーションプログラムは
、これらの情報により、ファクシミリ装置の別と処理内
容を認識して通常のデイスプレィ、キーボードを持つ端
末からの入力と同様な処理を行なうことができる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
って、１はファクシミリ接続装置、２はホスト計算機通
信部、３はファクシミリ通信部、４はイメージデータ処
理部、５は文字認識部、６は端末識別子認識部を表わし
ている。

同図において、ファクシミリ装置からのデータはファク
シミリ通信部３で受信され、イメージデータ処理部４を
経て、ホスト計算機通信部２からホスト計算機に転送さ
れる。

このとき、該ファクシミリ装置が例えば通常の電話網に
接続されている場合には、その電話番号を端末識別子認
識部がファクシミリ接続手順上の情報（端末識別子）に
より認識して、ホスト計算機通信部２からホスト計算機
に対して送出する。これにより、ホスト計算機のアプリ
ケーションプログラムはデータ（原稿）の発行元を知る
ことができる。

また、文字認ｗｉ部５は、イメージデータ処理部４に到
来したデータの中の所定の位置に書かれた文字を認識し
て、ホスト計算機通信部２からホスト計算機に対して送
出する。

以下、イメージデータをホスト計算機のファイルに格納
する場合の具体的な例について説明する。

ファクシミリ装置側では、実際のイメージ原稿の他に第
２図に示すような処理依頼のための原稿を一枚目に付加
する。

同図において、７は処理依頼票、８は原稿種別（図では
イメージ原稿であることを示している）、９は原稿処理
内容（図ではイメージの全面入力であることを示してい
る）、１０は入力光ファイル名（図ではファイル名が“
ＩＭＡＧＥ３”であることを示している）、１１はファ
イル処理の内容（図ではファイル処理は“置き換え”で
あることを示している）、１２は件名（図では件名が“
回路図Ａ”であることを示している）を表している。

ホスト計算機のアプリケーションプログラムは予めファ
クシミリ接続装置に受信原稿がないかを問い合わせてお
く。ファクシミリ接続装置は原稿を受信すると、文字認
識部を用い１枚目の原稿の所定の位置を読み原稿種別を
識別し、アプリケーションプログラムに通知する。同時
に、ファクシミリから原稿を受信の際に相手ファクシミ
リの網アドレスを記憶しておき、これも付加して通知す
る。アプリケーションプログラムは原稿種別が分かると
１枚目以降の原稿の様式が分かるために、以降の処理が
続行可能である。この場合、原稿処理内容、人刃先ファ
イル名、ファイル処理、件名を読み込み、処理内容を決
定し、２枚目以降の原稿を入力する。

以上の処理を流れ図として第３図に示す。同図において
、１３はホスト計算機、１４はファクシミリ接続装置、
１５は入力原稿、１６は外部記憶装置を表わしている。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のファクシミリ接続装置に
よれば、通常のファクシミリ装置からホスト計算機への
入力が可能であり、デイスプレィや、キーボードから成
る通常の端末装置と同等の入力処理が可能となる利点が
ある。

部記憶装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ホスト計算機とファクシミリ装置との間に位置して、フ
   ァクシミリ装置とホスト計算機との間のデータ転送を制
   御する装置であって、 ファクシミリ通信手順上の端末識別情報を認識する手段
   と、 ファクシミリ装置から送出される情報から入力原稿の特
   定の位置の文字を認識する手段と、前記手段により、認
   識した端末識別情報と、入力原稿の特定の位置の文字を
   ホスト計算機に通知する手段とを具備することを特長と
   するファクシミリ接続装置。