JPH04218450A - 風防ガラス用ワイパーブレード - Google Patents

風防ガラス用ワイパーブレード

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JPH04218450A
JPH04218450A JP3000672A JP67291A JPH04218450A JP H04218450 A JPH04218450 A JP H04218450A JP 3000672 A JP3000672 A JP 3000672A JP 67291 A JP67291 A JP 67291A JP H04218450 A JPH04218450 A JP H04218450A
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JP
Japan
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phr
wiper blade
vinylidene fluoride
blade
composite
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JP3000672A
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English (en)
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James F Walder
ジェームズ エフ ウォルダー
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Acushnet Co
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Acushnet Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、風防ガラス用ワイパー
ブレードに関し、さらに詳細には、過フッ化炭化水素重
合体を含むエラストマー状合成物から作られる風防ガラ
ス用ワイパーブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、風防ガラス用ワイパーのブレード
は、天然もしくは人口のゴム(ポリイソプレン)と、カ
ーボンブラックのような充填剤とを含むエラストマー状
またはゴム製の合成物から作られる。ネオプレン、エチ
レン・プロピレン・ジエン・ゴム、およびポリブタジエ
ンのような、他のタイプのエラストマーが、前記エラス
トマー状合成物に加えられている。しかし、大抵の従来
のブレードは、主として天然ゴムで作られている。
【0003】基本的なブレードが形成された後は、風防
ガラス上でのワイパーブレードの摩擦を減らすためと、
摩耗を減少させるために、そのゴムの表面を硬化させる
目的で、その基本的なブレードは、一般に塩素で処理さ
れる。この塩素での処理に続き、前記ブレードは、時折
、さらに摩擦を減らすために、黒鉛で処理される。つぎ
に、前記基本的なブレードは、ワイパーブレードのリッ
プを形成するように切断され、そして完全なワイパーブ
レード要素となる。
【0004】1977年 9月 6日に発行された米国
特許第4,045,838 号は、払拭の完全性を向上
させるために、特定のヤング率を有する材料で前記ブレ
ードリップ領域をコーティングすることを教示している
【0005】従来の風防ガラス用ワイパーブレードは、
多数の問題を有している。例えば、天然ゴム製のワイパ
ーの期待寿命は、特に払拭の質および完全性に関して、
制限されている。通常、風防ガラス用ワイパーブレード
のリップの鋭いエッジは、風防ガラス上での500,0
00 回の払拭の後、かなりの摩耗を呈することになる
。したがって、払拭の質は劣化し、この結果、運転者の
視界が悪化することになる。
【0006】他の問題は、天然ゴム製ブレードにより必
要とされる塩素処理であって、ときどきハロゲン化と呼
ばれる処理が、製法プロセスの制御を変化させ、このこ
とが、最終製品を変化させる場合があることである。ま
た、天然ゴムから作られたブレードは、その化学的構造
(不飽和炭化水素)のため、オゾンによる攻撃に晒され
、オゾンはブレードの表面にひび割れを発生させ、拭払
のパターンを不完全にする。
【0007】さらに、オゾンの攻撃を防御するために、
標準的な天然ゴムの調合剤に混合される抗オゾン化物質
は、時々、風防ガラスの表面に曇りを発生させ、拭払の
質に影響することがある。さらに、天然ゴムの調合剤は
、特に耐熱性のものではなく、結局変形して、風防ガラ
スの表面上での追従性が低下することになる。これは、
特に、夏期の状況の間、温度が、風防ガラス用ワイパー
ブレードの待機位置において、65℃以上に達し得ると
きに、顕著である。この「永久的硬化」は、風防ガラス
用ワイパーブレードの適切な運転を歪め、風防ガラス上
での風防ガラス用ワイパーブレードのリップのガタつき
音、もしくは逆戻りの不能を発生させることがある。
【0008】また、天然ゴム製ブレードは、寿命を越え
て使用されると、そのブレードのリップ領域に転倒が生
じることがある。これは、ゴムの構成物が軟化すること
なる化学的現象であって、これ自体、風防ガラスの汚れ
として現れ、あるいは風防ガラスの表面を粘着質にする
。これが発生するのは、通常、天然ゴム製ブレードの寿
命が延長された後、前記塩素処理された表面が、塩素処
理されなかった下層のゴム表面まで、摩耗したときであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の欠点を解消することを課題としている。本発明によ
ると、ワイパーブレードにおける上記した欠点は、現在
、ある程度まで既に解決されている。本発明に従い、過
フッ化炭化水素重合体を含むエラストマー状合成物から
、風防ガラス用ワイパーブレードを形成することは、天
然ゴムから作られたブレードに比較して、さらに耐摩耗
性のあるブレードを産することが現在既に見出されてい
る。
【0010】実際、本発明により作られたブレードは、
寿命が約3倍から約4倍伸びることが見出されている。 特に、過フッ化炭化水素重合体をブレード内に使用する
ことにより、そのブレードは塩素処理される必要がない
ことが分かった。このことは、従来のワイパーブレード
の製造の際に採用される多数の工程を減少させるととも
に、製造者に時間の節約をさせる。
【0011】さらに、本発明により作られたブレードは
、天然ゴムで作られたブレードよりも良好な、熱硬化特
性を有することも分かった。また、本発明により作られ
たブレードは、天然ゴムのみで作られたブレードよりも
性能を良くするために、パラフィン蝋およびP−フェニ
レン・ジアミンのような、抗オゾン化物質を加えられる
必要がなかった。さらに、本発明に従って作られたブレ
ードは、リップが転倒する傾向を殆ど、ないし全然示さ
なかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1〜4は、本発明のエ
ラストマー状合成物から、完全なブレードを作る選択例
を示している。
【0013】本発明により作られる風防ガラス用ワイパ
ーブレードは、ゴム状合成物および充填剤を具備するエ
ラストマー状合成物から作られ、ここで、前記ゴム状合
成物内の本質的な成分は、過フッ化炭化水素重合体であ
る。好ましいのは、前記ゴム状合成物が、このゴム状合
成物の100 重量部(phr) を基にして、少なく
とも約50重量部の量の過フッ化炭化水素重合体を含む
ことである。 さらに好ましいのは、前記ゴム状合成物が、約70ph
r から約100phrの過フッ化炭化水素重合体を含
むことである。約100phrの過フッ化炭化水素重合
体を含むワイパーブレードで、良好な結果が得られた。
【0014】本発明において使用するのに適する過フッ
化炭化水素重合体は、共重合体と三量体とを含み、これ
らは例えば、3Mにより商用名Fluorel、デュポ
ン(DuPont)により商用名Viton A 、モ
ンテディソン(Montedison)により商用名T
ecnoflon 、ダイキン(Daikin)により
商用名Dai Elで販売されている共重合体であって
、ビニリデン弗化物(vinylidene fluo
ride)およびヘクサフルオロプロピレン(hexa
fluoropropylene) の共重合体と、デ
ュポンにより商用名Viton B 、およびダイキン
により商用名Dai−El G−501で販売されてい
る三量体であって、ビニリデン弗化物、ヘクサフルオロ
プロピレン、およびテトラフルオロエチレン(tetr
afluoroetylene)の三量体と、デュポン
により商用名Viton GFで販売されている、ビニ
リデン弗化物、ヘクサフルオロプロピレン、およびテト
ラフルオロエチレンの三量体と、デュポンにより商用名
Viton GLT で販売されている、ビニリデン弗
化物、テトラフルオロエチレン、およびパーフルオロア
ルキル(perfluoroalkyl)の三量体と、
デュポンにより商用名Kalrezで販売されている、
テトラフルオロエチレン、およびパーフルオロメチル・
ビニル・エーテル(perfluoromethyl 
vinyl ether) の共重合体と、3Mにより
商用名Aflas 100,150 で販売されている
、テトラフルオロエチレン、およびプロピレンの共重合
体と、3Mにより商用名Kel−F 3700で販売さ
れている、ビニリデン弗化物、およびクロロトリフルオ
ロエチレン(chlorotrifluoroetyl
ene)の共重合体と、モンテディソンにより商用名T
ecnoflon SLで販売されている、ビニリデン
弗化物、および1−ハイドロペンタフルオロプロピレン
(1−hydropentafluoropropyl
ene) の共重合体と、そして、モンテディソンによ
り商用名Tecnoflon T で販売されている、
ビニリデン弗化物、1−ハイドロペンタフルオロプロピ
レン、およびテトラフルオロエチレンの三量体である。
【0015】当業者には知られているように、過フッ化
炭化水素重合体は、従来、高圧下での自由で急激な水溶
液の乳濁による重合化技術により形成されている。一般
に、有機または無機の過酸化物のような開始剤が、その
工程において使用される。結果として得られる重合体の
分子量は、従来、単量体に対する開始剤の量、および/
またはカーボン・テトラクロライド(carbon t
etrachloride)、メタノール、およびアセ
トンのような連鎖移動反応物の選択により、制御されて
いる。
【0016】ある種の過フッ化炭化水素重合体は、混合
硬化系と一緒に販売されている。混合硬化系は、一般に
、デュポンにより販売されているCurative 2
0 のような、四要素からなるホスホニウム塩硬化促進
剤と、デュポンにより販売されているCurative
 30 のような、、ジフェノール架橋剤とを含んでい
る。もし、前記過フッ化炭化水素重合体が混合硬化系を
有するならば、前記エラストマー状合成物には、追加の
硬化系を加える必要はない。
【0017】もし、前記過フッ化炭化水素重合体が混合
硬化系を持たなければ、デュポンにより商用名Diak
で販売されているジアミンのような硬化系が、前記エラ
ストマー状合成物に付加されねばならない。過酸化硬化
剤を加えることも可能である。本発明において使用され
るエラストマー状合成物に加えられる硬化系の量は、約
1から約8phr の間により、より好ましいのは約2
から約6phr である。当業者には知られているよう
に、前記硬化系は、前記エラストマー状合成物の製法を
容易にするため、前記ゴム状合成物を形成する目的で使
用される他のゴム状混合物と両立できる必要がある。
【0018】過酸化硬化剤に影響され易い他のエラスト
マー状/ゴム状複合物(過フッ化炭化水素重合体でない
もの)である、例えばシリコンがベースのゴムと、エチ
レン・プロピレン・ジエン(EPDM)、ポリイソプレ
ン、ブタジエン、ネオプレンの組合わせからなる複数の
三量体と、これらの混合体とを、前記ゴム状合成物に対
して、約50から約0phr の量、さらに好ましくは
、約30から約0phr の量で加えることが可能であ
る。当業者には知られているように、前記ゴム状合成物
に対して、これらの他のゴム状複合物を加える際には、
前記エラストマー状(ゴム状)合成物に対する他の調整
が必要である。
【0019】無機ベースが、本発明のエラストマー状合
成物に対して、約0から約25phr の量で、さらに
好ましくは、約2から約20phr の量で加えられる
。これ以上に好ましいのは、約6から約12phr の
無機ベースもしくは無機ベースの混合体を、本発明のエ
ラストマー状合成物が含有することである。本発明のエ
ラストマー状合成物において使用される無機ベースには
、マグネシウム酸化物、亜鉛酸化物、カルシウム酸化物
、および鉛酸化物のような金属酸化物と、水酸化カルシ
ウムのような金属水酸化物が含まれる。
【0020】充填剤が、本発明のエラストマー状合成物
内に、約0〜60phr の量で、さらに好ましくは、
約5〜約40phr の量で含まれる。さらに好ましい
のは、本発明のエラストマー状合成物が、約10〜約3
5phr の充填剤を含むことである。適切な充填剤と
しては、カーボンブラックと、カルシウム・メタ珪酸塩
、チタニウム二酸化物、およびバリウム硫酸塩のような
、無機充填剤とがある。
【0021】従来の加工処理補助剤も、本発明のワイパ
ーブレードを形成するために使用されるエラストマー状
合成物内に含まれるのが好ましい。加工処理補助剤は、
本発明のエラストマー状合成物に対して、約0から約5
phr の量で加えられる。さらに好ましいのは、本発
明のエラストマー状合成物に加えられる加工処理補助剤
の量が、約0.01〜約2phr となることである。 本発明において使用することができる加工処理剤は、ポ
リエチレン、カルナウパ蝋、ならびに他の人口蝋および
木蝋である。
【0022】本発明のブレードは、前記エラストマー状
合成物から従来の方法で作られる。初めに、硬化系を含
む前記エラストマーが、普通バンベリーミキサ(Ban
burymixer)と呼ばれる内部ミキサのようなミ
キサ内で、約1分間混合される。つぎに、前記無機ベー
スおよび充填剤が加えられ、混合が続けられ、そして最
終的に、前記加工処理補助剤が加えられる。そのような
混合は、従来の要領で行なわれる。つぎに、風防ガラス
用ワイパーブレードが、圧縮成形のような従来の方法で
、前記エラストマー状合成物から成形される。従来、圧
縮成形は、175 ℃で約10分費やす。
【0023】本発明のこれらの特徴と、他の特徴は、以
下の例を参照することにより、さらに充分に理解するこ
とができる。
【0024】
【例1】この例は、本発明によるワイパーブレードの製
造を示している。下記の表1は、このワイパーブレード
を作るために使用されるエラストマー状合成物を示して
いる。
【0025】
【表1】   Tecnoflon 65 BIAは、モンテディ
ソンにより販売されている過フッ化炭化水素である。
【0026】表1の成分は、バンベリーミキサ内で、約
10分間に亘って混合された。そして、その混合体から
ストリップ(帯状紐)が取り出された。つぎに、これら
のストリップは、これらのストリップを圧縮成形型内に
置き、この型を175 ℃の温度で10分間閉じること
により、ワイパーブレードにされた。
【0027】
【例2】この例は、100phrよりも少ない過フッ化
炭化水素を用いるワイパーブレードの製造を示している
。表2は、使用される処方書を示している。
【0028】
【表2】                          
                         
(phr)             Fluorel
 2260                    
        70              N
ordel 1070               
              30         
     カーボンブラック            
            36           
   ステアリン酸                
             0.5         
   酸化亜鉛                  
               1.0       
     二酸化カルシウム            
             2.3         
   過酸化物(Varox)           
               1.3       
     硬化系(DIAK #7)        
                  1.2   Fluorel 2260は、3Mにより販売され
ている過フッ化炭化水素であり、Nordel1070
 は、デュポンにより販売されているEPDMである。
【0029】この処方書は、上記の例1により教示され
たプロセスに従ってブレードを作るために使用された。
【0030】
【例3】この例は、本発明に従って作られたブレードの
耐摩耗性が、天然ゴムから作られたブレードに比較して
、改善されていることを示している。
【0031】これらの両方のブレードが、雨中の乗り物
の窓を模造した装置に取り付けられた。一方のワイパー
腕が、風防ガラスの基部に取り付けられたのち、例1に
従って作られたブレードを装着され、同様に、他方のワ
イパー腕が、天然ゴムから作られ、かつ従来の方法で塩
素処理されたブレードを装着された。これらのブレード
が、風防ガラス上を1.5 万回通過する間に、水がそ
の風防ガラスにかけられた。この後、両方のブレードが
、摩耗の評価をされた。
【0032】10を最高点とする1〜10の尺度におい
て、本発明のブレードは7と評価されたが、天然ゴムか
ら作られたブレードは、2〜3と評価された。この評価
は、縞、油性の汚れ、および線についての風防ガラスの
視覚的外観に基づいたものである。
【0033】ブレードのリップ領域のみに、本発明のワ
イパーブレード用合成物を使用することも可能であり、
あるいは、ブレードの下半分を本発明のエラストマー状
合成物から作ることも可能である。
【0034】
【実施例】図1に示されているように、ブレード10は
、ワイパーブレードのために使用される従来のゴム状合
成物から作られた上半分12と、一緒に成形された下半
分14とを有し、下半分14は、過フッ化炭化水素を含
む本発明のエラストマー状合成物から作られたものであ
る。
【0035】図2が示すブレード10は、ワイパーブレ
ードのために使用される従来のゴム状合成物から作られ
た上半分12を有するとともに、上半分12は、一緒に
成形されたU字形のリップ・エッジ16の上に位置し、
リップ・エッジ16は、本発明のエラストマー状合成物
から作られたものである。
【0036】図3に示すブレード10は、天然ゴムのよ
うな、従来のゴム状合成物から作られた上半分12を有
するとともに、一緒に成形され、かつワイパーブレード
10の正の尖端のみに限定された下部区域18を有して
いる。
【0037】本発明のエラストマー状合成物を、従来の
ワイパーブレードと一緒に成形する工程は、従来の要領
で達成される。
【0038】さらに、前記ワイパーブレード10のリッ
プ領域が、本発明のエラストマー状合成物でコーティン
グされることが可能である。図4は、ワイパーブレード
10のリップ領域に沿うコーティング20を有するブレ
ード10を示している。この場合、コーティング20は
、ブレード10の各側に施される。このワイパーブレー
ドの製造中に、コーティング20は、切断前のブレード
に施される。 コーティング20の厚さは、可変であり、容易に最適に
されることが可能である。
【0039】図4に示されているものに従って作られる
ブレードは、米国特許第4,045,838号で教示さ
れている方法と同様の方法でコーティングされる。この
第′838 号特許は、特定のヤング率を有する材料で
ワイパーブレードのリップ領域をコーティングすること
を教示しており、これの内容は参考としてこの明細書に
包含される。
【0040】好ましいのは、本発明のエラストマー状合
成物が、図1〜4に示されているリップ領域14,16
,18および20に使用されれるとき、100phrの
過フッ化炭化水素のエラストマーで作られることである
【0041】本発明は、上記の実施例に限定されないこ
とは、言うまでもない。
【0042】
【実施態様】1.エラストマー状合成物から作られる風
防ガラス用ワイパーブレードであって、  前記エラス
トマー状合成物は、◆ (a) ゴム状合成物を具備し、このゴム状合成物は、
◆(a1 )このゴム状合成物の100 重量部(ph
r) を基礎にして、約50から約100重量部の過フ
ッ化炭化水素重合体と、◆ (a2 )約50から約0phr の非・過フッ化炭化
水素重合体とを含み、◆また、前記エラストマー状合成
物は、◆(b) 約0から約60phr の充填剤と、
◆(c) 約0から約25phr の無機ベースと、◆
(d) 約0から約5phr の処理加工補助剤とを具
備することを特徴とする風防ガラス用ワイパーブレード
【0043】2.さらに、約1が約8phr の硬化系
を具備することを特徴とする実施態様1の風防ガラス用
ワイパーブレード。
【0044】3.前記過フッ化炭化水素重合体が、ビニ
リデン弗化物およびヘクサフルオロプロピレンの共重合
体と;ビニリデン弗化物、ヘクサフルオロプロピレン、
およびテトラフルオロエチレンの三量体と;ビニリデン
弗化物、テトラフルオロエチレン、およびパーフルオロ
アルキル・ビニル・エーテルの三量体と;テトラフルオ
ロエチレンおよびパーフルオロメチル・ビニル・エーテ
ルの共重合体と;テトラフルオロエチレンおよびプロピ
レンの共重合体と;ビニリデン弗化物およびクロロトリ
フルオロエチレンの共重合体と;ビニリデン弗化物およ
び1−ハイドロペンタフルオロプロピレンの共重合体と
;ならびに、ビニリデン弗化物、1−ハイドロペンタフ
ルオロプロピレン、およびテトラフルオロエチレンの三
量体とからなるグループより選択される共重合体、また
は三量体であることを特徴とする実施態様1または2の
風防ガラス用ワイパーブレード。
【0045】4.前記非・過フッ化炭化水素重合体が、
シリコン・ベースのゴムと;エチレン・プロピレン・ジ
エン(EPDM)、ポリイソプレン、プタジエン、ネオ
プレンの組合わせからなる複数の三量体と;これらの混
合体とからなるグループより選択されることを特徴とす
る実施態様1または2の風防ガラス用ワイパーブレード
【0046】5.前記無機ベースが、酸化マグネシウム
、酸化亜鉛、酸化カルシウム、および水酸化カルシウム
からなるグループより選択されることを特徴とする実施
態様1または2の風防ガラス用ワイパーブレード。
【0047】6.前記充填剤が、カーボンブラック、カ
ルシウム・メタ珪酸塩、チタニウム二酸化物、およびバ
リウム硫酸塩からなるグループより選択されることを特
徴とする実施態様1または2の風防ガラス用ワイパーブ
レード。
【0048】7.前記加工処理補助剤が、ポリエチレン
およびカルナウバ蝋からなるグループより選択されるこ
とを特徴とする実施態様1または2の風防ガラス用ワイ
パーブレード。
【0049】8.前記風防ガラス用ワイパーブレードの
リップ領域が、実施態様1または2のエラストマー状合
成物でコーティングされることを特徴とする実施態様1
または2の風防ガラス用ワイパーブレード。
【0050】9.前記風防ガラス用ワイパーブレードの
リップ部分が、実施態様1または2のエラストマー状合
成物から作られることを特徴とする風防ガラス用ワイパ
ーブレード。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る風防ガラス用ワイパーブレードの
一実施例の断面図
【図2】他の実施例の断面図
【図3】他の実施例の断面図
【図4】他の実施例の断面図
【符号の説明】
10    ワイパーブレード 12    上半分 14    下半分 16    リップ・エッジ 18    下部区域 20    コーティング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エラストマー状合成物から作られる風
    防ガラス用ワイパーブレードであって、前記エラストマ
    ー状合成物は、 (a) ゴム状合成物を具備し、このゴム状合成物は、
    (a1 )このゴム状合成物の100 重量部(phr
    ) を基礎にして、約50から約100重量部の過フッ
    化炭化水素重合体と、 (a2 )約50から約0phr の非・過フッ化炭化
    水素重合体とを含み、また、前記エラストマー状合成物
    は、(b) 約0から約60phr の充填剤と、(c
    ) 約0から約25phr の無機ベースと、(d) 
    約0から約5phr の処理加工補助剤とを具備するこ
    とを特徴とする風防ガラス用ワイパーブレード。
  2. 【請求項2】  前記過フッ化炭化水素重合体が、ビニ
    リデン弗化物およびヘクサフルオロプロピレンの共重合
    体と;ビニリデン弗化物、ヘクサフルオロプロピレン、
    およびテトラフルオロエチレンの三量体と;ビニリデン
    弗化物、テトラフルオロエチレン、およびパーフルオロ
    アルキル・ビニル・エーテルの三量体と;テトラフルオ
    ロエチレンおよびパーフルオロメチル・ビニル・エーテ
    ルの共重合体と;テトラフルオロエチレンおよびプロピ
    レンの共重合体と;ビニリデン弗化物およびクロロトリ
    フルオロエチレンの共重合体と;ビニリデン弗化物およ
    び1−ハイドロペンタフルオロプロピレンの共重合体と
    ;ならびに、ビニリデン弗化物、1−ハイドロペンタフ
    ルオロプロピレン、およびテトラフルオロエチレンの三
    量体とからなるグループより選択される共重合体、また
    は三量体であることを特徴とする請求項1の風防ガラス
    用ワイパーブレード。
  3. 【請求項3】  前記非・過フッ化炭化水素重合体が、
    シリコン・ベースのゴムと;エチレン・プロピレン・ジ
    エン(EPDM)、ポリイソプレン、プタジエン、ネオ
    プレンの組合わせからなる複数の三量体と;これらの混
    合体とからなるグループより選択されることを特徴とす
    る請求項1の風防ガラス用ワイパーブレード。
JP3000672A 1990-01-08 1991-01-08 風防ガラス用ワイパーブレード Pending JPH04218450A (ja)

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