JPS60221438A - ワイパ−ブレ−ド - Google Patents

ワイパ−ブレ−ド

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Publication number
JPS60221438A
JPS60221438A JP59078014A JP7801484A JPS60221438A JP S60221438 A JPS60221438 A JP S60221438A JP 59078014 A JP59078014 A JP 59078014A JP 7801484 A JP7801484 A JP 7801484A JP S60221438 A JPS60221438 A JP S60221438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper blade
rubber
wiper
resistance
treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP59078014A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshida
宏 吉田
Izumi Nishimura
西村 泉
Masashi Midorikawa
緑川 雅志
Sumihiko Yagenji
純彦 八源寺
Hiroshi Kuramochi
浩 倉持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOKOKU GOMME KOGYO KK
Honda Motor Co Ltd
Kokoku Rubber Industry Co Ltd
Original Assignee
KOKOKU GOMME KOGYO KK
Honda Motor Co Ltd
Kokoku Rubber Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOKOKU GOMME KOGYO KK, Honda Motor Co Ltd, Kokoku Rubber Industry Co Ltd filed Critical KOKOKU GOMME KOGYO KK
Priority to JP59078014A priority Critical patent/JPS60221438A/ja
Publication of JPS60221438A publication Critical patent/JPS60221438A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車、電車等の車両或いは航空機等のウィン
ドガラスを払拭するためのワイパーブレードに関する。
車両等に用いられるワイパーブレードは、ウィンドガラ
ス表面に摺接することで、ウィンドガラス表面に付着し
た水滴、雪等を払拭するものであるため、ウィンドガラ
ス表面に均等に当たることで拭きムラを発生せず、また
摩擦抵抗が少ないことでスムーズな作動と不快音を生じ
ないことが要東される− このため、従来にあっては、ワイパーブレードを天然ゴ
ム、クロロプレンゴムなどの合成ゴム、あるいはスチレ
ン系などのエラストマーによって構成することで、ウィ
ンドガラス表面に均等に摺接し得る弾性を付与するとと
もに、ワイパーブレード表面に塩素化又は臭素化処理を
施すことで、主鎖をなす炭素原子に塩素原子又は臭素原
子を結合せしめ、摩擦抵抗を小さくするようにしている
しかしながら、塩素化処理或いは臭素化処理を施しても
充分に摩擦抵抗を低下せしめることはできず、特に、C
−C3L結合或いはC−Br結合は化学的に不安定であ
り、熱、水、紫外線、オゾン、酸素、薬品によって容易
に結合が切れ、0文、Brが離脱する。したがって耐環
境性の点において劣り、短期間のうちに、ワイパーブレ
ードとしての機能低下を来たす。
一方、摩擦抵抗を小さくするとともに耐久性を向上すべ
く、塩素化処理等を高度に行うと、逆にワイパーブレー
ドのゴム弾性が低下し、かつワイパーブレード表面に亀
裂が発生し易くなり、スジ状の拭き残しが発生するなど
払拭性能の悪化を招く。
本発明は上述した従来のワイパーブレードにおける問題
点に鑑みなしたものであり、その目的とする処は、表面
の摩擦抵抗が小さく、耐摩耗性、耐候性、耐オゾン性、
耐熱性、耐薬品性及び耐水性に優れ、老化しにくいワイ
パーブレードを提供するにある。
この目的を達成すべく本発明に係るワイパーブレードは
、高分子化合物を成形加工してワイパーブレードとする
とともに、フッ素化処理を施すことでワイパーブレード
表層部の炭素原子にフッ素原子を結合せしめるようにし
たことをその要旨とする。
以下に本発明の実施例を具体的な実験例と併せて説明す
る。
先ず、本発明に係るワイパーブレードの製造方法として
は、高分子化合物にワイパーブレードとしてめられる特
性に応じて、架橋剤、補強剤、可塑剤等を添加した後、
ワイパーブレードの形状に成形加工する。而る後、ワイ
パーブレードをフッ素化処理することで、ワイパーブレ
ード表層部における高分子化合物の主鎖をなす炭素原子
にフッ素原子を結合させる。
ここで、ワイパーブレードの材料としての高分子化合物
としては、例えば、天然ゴム、インブレンゴム、ブタジ
ェンゴム、スチレン−ブタジェン共重合ゴム(SBR)
 、アクリロニトリル−ブタジェン共重合、:f ム(
NBR) 、クロロプレンゴム、エチレン−プロピレン
共重合ゴム(EPR) 、エチレン−プロピレン−ジエ
ン化合物共重合ゴム(EPDM)、フッ素コム、シリコ
ーンゴム、ウレタンゴム、クロロスルホン化ポリエチレ
ンゴム等の合成ゴム、ポリオレフィン系、スチレン系又
はウレタン系の熱可塑性エラストマー、ポリエチレン、
塩化ビニル等の合成樹脂を用いる。
また、フッ素化処理法としては、気体処理法と液体処理
法が考えられる。気体処理法としては、フッ素ガスを単
独とした雰囲気、またはフッ素ガスに酸素ガスなどを少
量混合した雰囲気、若しくはフッ素ガスを単独とした雰
囲気及びフッ素ガスに酸素ガス等を少量混合した雰囲気
をヘリウム、アルゴン、窒素などの不活性ガスによって
希釈した雰囲気に、成形加工後のワイパーブレードを直
接晒し、また液体処理法としては、例えばパーフルオロ
ヘキサンにフッ素ガスを分散溶解せしめたフッ素系の溶
媒中に成形加工後のワイパーブレードを浸漬する方法が
挙げられる。そして、フッ化処理を促進するために、上
記各処理を紫外線又は放射線を照射しつつ行うか、プラ
ズマ処理を併用するようにしてもよい。
次に従来のワイパーブレードと本発明に係るワイパーブ
レードの特性とを比較した実験例を以下に挙げる。
〔実験例1〕 天然コム或いはエチレン−プロピレン−ジエン化合物共
電ゴム(EPDN)などの高分子化合物を材料として自
動車用ワイパーブレードを成形や加工した。そしてこの
ワイパーブレードを窒素80%(体積%、以下同様)フ
ッ素10%の大気圧の混合ガスにより40℃で20分乃
至40分間フッ素化処理して本発明に係るワイパーブレ
ードを得た。
そして、以上の如くして得た各ワイパーブレードと天然
ゴムを塩素化処理を施したワイパーブレニドとの摩擦係
数の比較を行った。その結果は〔表1〕に示す通りであ
る。
尚、比較試験に供したガラスは平板ガラスを用い、ワイ
パーブレードの長さを100mmとし、アーム圧155
gでストローク長さを150mmとし、毎分45往復の
速さで1分間散水、4分間止水を1サイクルとして行い
、摩擦係数はドライ時の値を測定した。
尚、〔表1〕において、 A・・・天然ゴムを塩素化処理した従来のワイパーブレ
ード B・・・天然ゴムをフッ化処理したワイパーブレードC
・・・EPDMをフッ素化処理したワイパーブレード D・・・EPRををフッ素化処理したワイパーブレード E・・・クロロプレンゴムをフッ素化処理したワイパー
ブレード F・・・天然ゴムとクロロプレンゴムをブレンドしたゴ
ムをフッ素化処理したワイパーブレードG・・・ブタジ
ェンゴムをフッ素化処理したワイパーブレード H・・・ウレタンゴムをフッ素化処理したワイパーブレ
ード ■・・・SBRをフッ素化処理したワイパーブレードJ
・・・NBRをフッ素化処理したワイパーブレード 〔表1〕から明らjlPなように、フッ素化処理したワ
イパーブレードは初期においても塩素化処理した従来の
ワイパーブレードよりも摩擦係数が小さく、また塩素化
処理したワイパーブレードは5万回耐久後、摩擦係数(
N)は2程度まで達し、その後も上昇を続けているのに
対し、フッ素化処理したワイパーブレードは50万回耐
久後でも摩擦係数(M)は0.8前後と変化が小さく、
少なくとも塩素化処理を施したワイパーブレードの10
倍以上の耐久性があることが分かる。
〔実験例2〕 実験例1と同様に各種高分子化合物を材料とし、これに
フッ素化処理を施して得たワイパーブレードと、天然ゴ
ムを塩素化処理した従来のワイパーブレードにカットポ
デーによる拭き耐久試験を行い単位長さくlc厘)当り
の摩耗量(■l)をめ、その結果を〔表2〕にまとめた
尚、カットポデー拭き耐久試験は、ワイパーブレードの
長さを450腸層とし、アーム圧700gで毎分45往
復の速さで、4分間散水、0.5分間止水、0.5分間
全停止を1サイクルとして行った。また〔表2〕中A乃
至Jについては前記と同様である。
〔表2〕から明らかなように、本発明に係るワイパーブ
レードの200時間耐久後の摩耗量と天然ゴムを塩素化
処理した従来のワイパーブレードの50時間耐久後の摩
耗量とが略等しく、本発明に係るフッ素化処理したワイ
パーブレードは従来の塩素化処理したワイパーブレード
に比し、極めて耐摩耗性に優れていることが分かる。
〔実験例3〕 実験例1と同様に各種高分子化合物を材料としてワイパ
ーブレードを成形し、このワイパーブレードにフッ素化
処理を施したものと、天然ゴムに塩素化処理を施した従
来のワイパーブレードとに対し、サンシャインウェザ−
メータによる耐候試験後、実験例1と同様の拭き耐久試
験を行った。その結果を〔表3〕に示す。
尚、サンシャイウェザーメータによる耐候試験は、JI
SB7753 (サンシャインカーボンアーク燈火耐候
試験機)に準じ、120分照射中、18分間噴霧のサイ
クルで、ブラックパネル温度63± 3℃で48時間行
った。また〔表3〕中、A乃至Jについては前記と同様
である。
0表3〕から明らかなように、フッ素化島理した本発明
に係るワイパーブレードは、塩素化処理した従来のワイ
パーブレードに比し、自然環境による摩擦係数の劣化は
小さく、特にエチレン−プロピレン−ジエン化合物共電
ゴム(表においてCで表す)等の飽和有機高分子にフッ
素化処理を施したワイパーブレードの摩擦係数は耐候試
験前と殆んど変化なく、耐候性が非常に優れていること
が分かる。
〔実験例4〕 実験例1と同様に、各種高分子化合物を材料としてワイ
パーブレードを成形し、これにフッ素化処理を施したワ
イパーブレード及び、天然ゴムに塩素化処理を施した従
来のワイパーブレードに対し、温度40℃、オゾン濃度
を50pph閣とした雰囲気下で、各ワイパーブレード
を20%伸長して保持し、クラック発生までの時間を調
べた。その結果を〔表4〕に示す。
尚、〔表4〕中、A乃至Jについては前記と同様である
〔表4〕から明らかな如く、本発明に係るワイパーブレ
ードは従来のワイパーブレードに比し、耐オゾン性に優
れ、特に高分子化合物として飽和有機高分子化合物を用
いた場合には、半水人的にクラックが発生しないことが
分かる。
以上の説明から明らかな如く、本発明によれば、従来の
塩素化処理又は臭素化処理に代え、フッ素化処理をワイ
パーブレード表面に施すようにしたため、ワイパーブレ
ードの摩擦抵抗を極めて小さくでき、更に耐摩耗性、耐
候性及び耐オゾン性等の耐環境性に極めて優れたワイパ
ーブレードを得ることができる。
したがって、窓ガラスの払拭性が優れ、スムーズな作動
により不快音などもなく、しかも使用寿命の長いワイパ
ーブレードを提供することができ、ひいては、自動車等
運転の安全性と快適性を向上させるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 天然ゴム、合成ゴム、エラストマー、合成樹脂等の高分
    子化合物からなるワイパーブレードにおいて、前記高分
    子化合物の表層部における炭素原子はフッ素原子と結合
    していることを特徴とするワイパーブレード。
JP59078014A 1984-04-18 1984-04-18 ワイパ−ブレ−ド Pending JPS60221438A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6393650A (ja) * 1986-10-09 1988-04-23 Nippon Waipabureede Kk ワイパブレ−ド用ゴム
JPH01134558U (ja) * 1988-03-10 1989-09-13
JPH04218450A (ja) * 1990-01-08 1992-08-10 Acushnet Co 風防ガラス用ワイパーブレード
JP2020042160A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 コニカミノルタ株式会社 クリーニング部材、その製造方法及び画像形成装置
CN115322462A (zh) * 2022-09-06 2022-11-11 中国第一汽车股份有限公司 一种用于汽车雨刮片的氯丁混炼胶及其制备方法和应用

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