JPH04217495A - 平坦材料の切断機 - Google Patents

平坦材料の切断機

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JPH04217495A
JPH04217495A JP3022747A JP2274791A JPH04217495A JP H04217495 A JPH04217495 A JP H04217495A JP 3022747 A JP3022747 A JP 3022747A JP 2274791 A JP2274791 A JP 2274791A JP H04217495 A JPH04217495 A JP H04217495A
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Rolf Jung
ロルフ ユング
Walter Schweitzer
ウォルタ― スチュウェイツァ―
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Krauss und Reichert GmbH and Co KG
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KARL REICHART GmbH
Krauss und Reichert GmbH and Co KG
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    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/38Cutting-out; Stamping-out
    • B26F1/3806Cutting-out; Stamping-out wherein relative movements of tool head and work during cutting have a component tangential to the work surface
    • B26F1/3813Cutting-out; Stamping-out wherein relative movements of tool head and work during cutting have a component tangential to the work surface wherein the tool head is moved in a plane parallel to the work in a coordinate system fixed with respect to the work
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S83/00Cutting
    • Y10S83/929Particular nature of work or product
    • Y10S83/936Cloth or leather
    • Y10S83/939Cloth or leather with work support
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シ―ト材料等の平坦材
料の切断機に関する。より詳しくは、本発明は、切断す
るべき平坦材料を支持するテ―ブル、駆動装置によりテ
―ブルに沿って往復するキャリッジ、テ―ブル上方を延
び且つ垂直軸線の回りを回動するようキャリッジに取付
けられた内側ア―ムと、垂直ピボット軸線の回りでピボ
ットを介して内側ア―ムに連結された外側ア―ムとから
なる枢着カンチレバ―を備え、手動カッタ―が垂直軸線
の回りで回動するよう外側ア―ムに取付けられ、キャリ
ッジ駆動装置をオンまたはオフし且つキャリッジの運動
方向を制御するスイッチ手段を備えている平坦材料の切
断機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の切断装置では、キャリッジはテ
―ブルの長手方向の一側に配置されており、カンチレバ
―とキャリッジ間のピボット軸線は一方のテ―ブル縁の
近くにあることが好ましい。他の態様として、キャリッ
ジを橋の形態として、橋がテ―ブルを跨いでおり、その
上にカンチレバ―が関節連結されていてもよい。本発明
は、好ましくは、西独国特許第2703066号明細書
(実公昭60−29438号公報参照)に記載の切断機
の改良に関する。
【0003】言うまでもなく、テ―ブルは切断されるべ
き平坦材料を受取る表面を持つどのような他の装置、例
えば、箱形状、に置き換えてもよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】比較的長いテ―ブルを
持った切断機の場合、テ―ブルを正しく水平に調整する
ことは極めて手間である。もし、水平調整がされないと
、オペレ―タが手動カッタのハンドルを解放したときに
刃物をスイッチオンしたまま手動カッタが動き出し、カ
ンチレバ―を回転させることがある。
【0005】また、上に述べたこの種の公知の切断機で
は、カンチレバ―の位置とは無関係に制御されて、キャ
リッジを右または左に動かすスイッチが案内用ハンドル
を具備した手動カッタの部分に配置されている。しかし
、この装置を実際に使用してみると、オペレ―タはキャ
リッジを停止したまま限界条件まで切断を行い、限界条
件でキャリッジを始動させるために、限界状態のキャリ
ッジが突然に始動することによって、手動カッタが所定
の切断方向および位置から頻繁にずれてしまうという問
題が多発した。
【0006】この問題を図10および図11を参照して
以下に説明する。
【0007】図10では、内外側カンチレバ―ア―ム4
4、48は真直ぐになっており、手動カッタ18の切断
方向はテ―ブルの長手方向および真直ぐに延びたカンチ
レバ―16の方向に対して大略45°の角度を成してい
る。
【0008】この位置においては、カンチレバ―16が
延び切っているので、キャリッジ14を矢印B方向に移
動することなく切断作業を行うことは不可能である。一
方、通常、キャリッジ14は生産性を高めるために比較
的高速で移動させるので、キャリッジ14の移動速度と
切断速度は一致していない。もし、キャリッジ14を矢
印A方向に移動させるために、この状態でオペレ―タが
手操作によりキャリッジの駆動装置のスイッチをオンす
ると、手動カッタ18の切断速度は決してキャリッジ1
4の移動方向Bに平行する速度成分と調和せず、しかも
、内外側カンチレバ―ア―ム44、48が真直ぐになっ
ているために、カンチレバ―16が屈曲することができ
ず、この速度差を補償し得ず、キャリッジ14は手動カ
ッタ18をその移動方向に引っ張ることになり、その結
果、手動カッタ18の実際の切断経路は所望の切断経路
もしくは予め設定された切断経路からずれ、裁断製品は
不正確なものとなる。
【0009】また、内外側カンチレバ―ア―ム44、4
8が上記図10の状態と同位置にあり、一方、手動カッ
タ18は外側カンチレバ―ア―ム48の自由端の垂直ピ
ボット軸線の回りに上記図10の状態と180°反転し
ており、刃物58の切断方向が上記図10と反対の場合
にも、同様な事態が生じる。すなわち、この際に、キャ
リッジ14を矢印Aの方向に移動させるために、この状
態で手操作によりキャリッジの駆動装置をスイッチオン
すると、切断速度はテ―ブルの長手方向、従ってキャリ
ッジ14の移動方向に平行する速度成分とマッチしない
。従って、手動カッタ18がキャリッジ14に引っ張ら
れ、手動カッタ18に所望の切断方向とずれた方向に力
が作用し、手動カッタ18による切断経路がずれ、正確
な切断ができなくなるという問題が生じる。
【0010】図11に示すような折畳まれたカンチレバ
―16にあっても、互いに平行もしくは実質的に平行し
た内外側カンチレバ―ア―ム44、48はキャリッジ1
4の移動速度とキャリッジ14の移動方向に平行する切
断速度との間の速度差を補償し得ないために、図10の
場合と同様な問題が生じる。
【0011】また、切断作業中に手動カッタがカンチレ
バ―の届く限界領域(瞬時キャリッジ位置と称す)内に
来ると、常に自動的に始動するようにキャリッジ駆動装
置を制御すると、この場合にはオペレ―タが切断作業に
夢中になった状態で手動カッタが上記瞬時キャリッジ位
置に達すると、キャリッジが突然に始動するので、オペ
レ―タは予期していなかったキャリッジの始動、更には
始動したキャリッジに手動カッタが強く引っ張られて正
常な切断作業が阻害されるという事態の発生に驚かされ
ることになり、不正切断の恐れはより一層増すことにな
る。
【0012】
【発明の目的】本発明の目的は、上述の種類の切断機の
改良を行い、テ―ブルの傾斜によってオペレ―タの意図
しないときに手動カッタが偶発的に移動することが防止
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
の目的を、布や板材料等の切断するべき平坦材料を支持
するテ―ブルを有し、キャリッジが駆動装置により前記
テ―ブルに沿って往復可能に設けられ、該キャリッジに
前記テ―ブル上方に延在するカンチレバ―が枢着され、
該カンチレバ―は垂直軸線の回りで回動するようにピボ
ットを介して前記キャリッジに取付けられた内側カンチ
レバ―ア―ムと、垂直ピボット軸線を持ったピボットを
介し該内側カンチレバ―ア―ムに連結された外側カンチ
レバ―ア―ムとからなっており、前記外側カンチレバ―
ア―ムに切断装置が垂直軸線の回りを回動するようピボ
ットを介して取付けられ、前記キャリッジと切断装置の
間に設置された前記ピボットの少なくとも1箇所に該ピ
ボットにより枢着された2つのカンチレバ―ア―ムの何
れかの回動または切断装置の回動をロックする手段が設
けられ、該ロック手段はロック手段操作スイッチに接続
されていることを特徴とする平坦材料の切断機により達
成する。
【0014】
【作用】比較的長いテ―ブルを持った切断機の場合、テ
―ブルを正しく水平に調整することは極めて手間である
。もし、水平調整がされないと、オペレ―タが手動カッ
タのハンドルを解放したときに刃物をスイッチオンした
まま手動カッタが動き出し、カンチレバ―を回転させる
ことがある。
【0015】しかし、本発明によれば、これを避けるた
めに、キャリッジと手動カッタとの間の少なくとも1つ
のピボットにロック手段を設け、手動カッタにロック手
段の操作スイッチが設けられている。なお、操作スイッ
チは手動カッタのハンドルの部位に設けられていること
が好ましい。機械的に作動されるスイッチの代りに近接
スイッチとすることができ、これは手動カッタの部位に
設けられ、オペレ―タがハンドルを掴むと力を掛けなく
とも、作動される。その結果、そのときのみロック手段
が解放されてカンチレバ―および/またはカッタを回動
させることができる。公知の手動カッタは、強い方向性
を有し、しっかりと取り付けられたロ―ラを具備した基
板によりテ―ブル上に載っているから、カンチレバ―と
キャリッジとの間のピボットのところに単一のブレ―キ
のみを設けることで足りる。すなわち、上記ブレ―キに
よってカンチレバ―の回動が防止されるので、テ―ブル
の傾斜によってオペレ―タの意図しないときに手動カッ
タが偶発的に移動することが防止できる。
【0016】なお、本発明は、実施例に示すように、ス
イッチ手段が設けられており、このスイッチ手段は、2
つのカンチレバ―ア―ムを連結するピボットの回りに該
2つのカンチレバ―ア―ムにより形成される角度が90
°から所定角度範囲を越えたとき、または、内側カンチ
レバ―ア―ムをキャリッジに取付けているピボットの回
りに内側カンチレバ―ア―ムとキャリッジの運動方向と
により形成される角度が90°から所定角度範囲を越え
たときに作動するようにしてもよい。
【0017】このように構成した本発明の実施例ではス
イッチ手段が設けられているので、切断操作時に手動カ
ッタまたはそのハンドルに作用する反力が最小となる、
キャリッジに対する最適位置、またはそのような最適位
置の回りの所定領域から、カンチレバ―が外れるときは
何時でもキャリッジを自動的に始動させて、キャリッジ
およびカンチレバ―を最適位置または最適位置の回りの
所定領域内に位置させることができる。(なお、必要で
あれば、上述のような条件が満たされたときのみ何時で
もキャリッジ駆動装置を自動的に始動させるようスイッ
チを手動でオンすることができるようにしてもよい。)
換言すれば、キャリッジの始動の結果、手動カッタに反
力が生じるような関係に、キャリッジに対してカンチレ
バ―が位置しており、そのためオペレ―タにより保持さ
れている手動カッタが所定の切断方向および位置から遠
ざかるよう動かされるであろうときには、本発明の実施
例の切断機のキャリッジは始動しないようになっている
(また、必要であれば、手動で始動できるようになって
いる)。
【0018】上記最適な状態を図12に基づいて説明す
る。図12は、カンチレバ―16の理想的な状態を示し
ており、内側カンチレバ―ア―ム44はキャリッジ14
の移動方向に直交して延在し、更に、内外側カンチレバ
―ア―ム44、48は直交している。内外側カンチレバ
―ア―ム44、48がこのような形態であると、内外側
カンチレバ―ア―ム44、48がピボット42、46の
回りに回動することができ、この回動によって、手動カ
ッタ18とキャリッジ14との間の速度差を補償するこ
とができ、従って、キャリッジ14の起動によって手動
カッタ18や案内ハンドル52に切断作業を妨げ、切断
が不正確となるような力が作用しない。従って、平坦材
料を正確に切断できる。
【0019】2つのカンチレバ―ア―ム間角度の90°
からの偏位量として約±20°程度を許すことが特に好
適であることが分っている。
【0020】また、内側カンチレバ―ア―ムとキャリッ
ジ運動の方向間角度の90°からの偏位量として約±4
0°程度を許すことが有利であることが分っている。
【0021】本発明の実施例においては、上述の2つの
スイッチ手段を同時に具備してもよく、この場合に本発
明は、布や板材料等の切断するべき平坦材料を支持する
テ―ブルを有し、キャリッジが駆動装置により前記テ―
ブルに沿って往復可能に設けられ、該キャリッジに前記
テ―ブル上方に延在するカンチレバ―が枢着され、該カ
ンチレバ―は垂直軸線の回りで回動するようにピボット
を介して前記キャリッジに取付けられた内側カンチレバ
―ア―ムと、垂直ピボット軸線を持ったピボットを介し
該内側カンチレバ―ア―ムに連結された外側カンチレバ
―ア―ムとからなっており、前記外側カンチレバ―ア―
ムに切断装置が垂直軸線の回りを回動するようピボット
を介して取付けられ、前記2つのカンチレバ―ア―ムを
連結する前記ピボットの回りに該2つのカンチレバ―ア
―ムにより形成される角度が90°から第1の所定角度
範囲を越えたときに作動する第1のスイッチ手段が設け
られ、前記内側カンチレバ―ア―ムをキャリッジに取付
けているピボットの回りに内側カンチレバ―ア―ムとキ
ャリッジの運動方向とにより形成される角度が90°か
ら第2の所定角度範囲を越えたときに作動する第2のス
イッチ手段が設けられており、該第1のスイッチ手段と
第2のスイッチ手段とは前記キャリッジ駆動装置に接続
されている平坦材料の切断機という構成になる。
【0022】この第2のスイッチ手段は、内側カンチレ
バ―ア―ムとキャリッジ運動の方向とにより形成される
角度に応じて制御可能であり、両カンチレバ―ア―ムの
長さ、テ―ブルの幅および2つのスイッチ手段の切替閾
値は次のように設定することが好ましい。すなわち、手
動カッタがテ―ブルの長手方向縁の1つを越えて動くこ
とになるであろうように延びたカンチレバ―の長さがテ
―ブルの幅より大きくなっていて、且つ曲ったカンチレ
バ―の延在しているテ―ブルの長さ方向に、キャリッジ
と反対側のテ―ブル縁部に沿って手動カッタを移動する
ときに、第1のスイッチ手段が作動されるのに先立って
、この第2のスイッチ手段の切替閾値となるようになっ
ている。
【0023】外側カンチレバ―ア―ムの旋回中にキャリ
ッジが好ましくない運動を継続することなしに、両カン
チレバ―が鋭角または鈍角を成している第1の形態から
、両カンチレバ―ア―ムにより形成される角度が反対方
向を指す第2の形態まで、カンチレバ―を変化させるこ
とを可能とするために、カンチレバ―が少なくとも実質
的に延びた状態にあり従ってキャリッジ駆動装置がスイ
ッチオフされているときに、2つのスイッチ手段双方が
作動されるように構成されていることが好ましい。ここ
にカンチレバ―が“実質的に延びた状態”とは、2つの
カンチレバ―ア―ムが180°±20°または30°の
角度をなしていることをいう。
【0024】スイッチ手段に使用される回路は、誤動作
が最小で確実な操作を実現できるものであれば、如何な
る公知のものでもよく、例えば光電池が使用できる。し
かし、スイッチ手段はカムおよびカム駆動されるスイッ
チからなり、これらは相対的に回動可能であることが好
適である。また、カムの少なくとも1つは対応するスイ
ッチに対して相対位置が調整可能に設置され、スイッチ
の感応するときのピボット角度がこの手段によって制御
できるようになっていることが好ましい。
【0025】本発明の好ましい実施例では、キャリッジ
駆動装置は円滑始動のための制御装置を備えている。自
動的に速度を上昇させる公知のフェ―ズシ―ケンス制御
を使用することが特に有利である。
【0026】同様な理由で、この好適な実施例では、制
御手段は、キャリッジ駆動装置のスイッチオフ時に、キ
ャリッジ速度が緩り減少するよう構成されており、この
機能は同一のフェ―ズシ―ケンス制御回路によって行わ
れる。
【0027】好ましくは、本発明の切断機では、キャリ
ッジ駆動装置のスイッチは、手動カッタのハンドルの部
位に設けられており、オペレ―タがそのハンドルを握り
スイッチを作動するまで、キャリッジ駆動装置は自動制
御ユニットによって始動されない。
【0028】
【実施例】本発明の他の特徴、利点は以下の添付図面を
参照した実施例の記載から一層明きらかとなろう。
【0029】切断機の全体構造を図1、図2および図4
に基づいて先ず説明する。切断機は、切断する平坦材料
を受取るテ―ブルトップ12を具備したテ―ブル10と
、符号14で全体を示すキャリッジからなっている。 キャリッジ14はカンチレバ―16の一端に手動カッタ
18を支持し、テ―ブル10の片方の長手方向縁部に平
行に図1および図4の矢印AおよびBの方向に往復動す
るようになっている。
【0030】キャリッジ14は運動方向に見て前後に配
置された2つの車軸を有しており、そのうちの一方の車
軸20が図2に破線で示されている。これらの車軸の各
々は外側走行輪22および軌道輪24を担持している。 走行輪22はテ―ブルトップ12の上面を転動する。レ
―ル装置26がテ―ブルトップ12の側方に固定され且
つテ―ブル10の長手方向に延在しており、軌道輪24
はレ―ル装置26上を転動する。一方の車軸は傘歯車2
8を介して電動モ―タ30によって駆動される。レ―ル
装置28には歯または凹凸を形成してもよく、このよう
にして電動モ―タ30によって駆動される歯車が歯また
は凹凸に噛合し、駆動装置とレ―ル装置26との間のス
リップをなくすようにしてもよい。キャリッジ14は更
に下方に延びた支柱32を有している。支柱32には2
つの支持ロ―ラ34が回転可能に取付けられ、支持ロ―
ラ34の間に支持レ―ル36を挾持している。支持レ―
ル36はテ―ブル10のフレ―ムに固定され、テ―ブル
10の長手方向に延在している。
【0031】キャリッジ14は更に上方に延びた柱40
を有し、柱40は垂直ピボット軸線を持つ内側ピボット
42を介してカンチレバ―16を担持している。すなわ
ち、カンチレバ―16の内側ア―ム44の後端部はピボ
ット42によりキャリッジ14に枢着され、垂直ピボッ
ト軸線を持つ中心ピボット46を介してカンチレバ―1
6の外側ア―ム48を担持している。詳細には図示しな
いが、公知のピボット装置50が外側ア―ム48の外端
部に設けられ、手動カッタ18の垂直方向の調整および
手動カッタ18の垂直ピボット軸線の回りでの回転を許
容する。
【0032】カッタハウジング19に固定された案内ハ
ンドル52の構造を除いて、手動カッタ18は、基本的
には、従来の縦刃裁断機の構成となっており、電気駆動
モ―タ54、垂直揺動刃58の垂直なガイドを形成する
支持体56、および基板60からなっている。基板60
は支持体56の底に固着されており、手動カッタ18の
殆どの重量はピボット装置50で受けられているが、手
動カッタ18をテ―ブルトップ12に当接させられるよ
うにしている。
【0033】手動カッタ18は、ハンドル52の領域に
、スイッチ206、スイッチHおよびハンドル内部に形
成されたスイッチを有している。すなわち、スイッチ2
06は、図9にのみ示されており、刃物58の駆動モ―
タ54をオン・オフする。スイッチHは、図4に示され
ているように、手動操作によりキャリッジ14を右また
は左に移動させるようにキャリッジ14の駆動装置を制
御する。更に本発明では、図8に示されているように、
ハンドル52中にスイッチが設けられ、後述の自動モ―
ド時に、オペレ―タが手動カッタ18のハンドル52を
握っているときにのみ、キャリッジ14およびカンチレ
バ―16は移動可能である。これについては、後で詳細
に説明する。
【0034】カンチレバ―16の内側ピボット42は内
側カンチレバ―ア―ム44に固定された軸64を有して
おり、その軸64は柱40に固定された軸受ブラケット
66に回転可能であるが軸方向に摺動不能に保持されて
いる(図2、図3参照)。カムIII ′が軸64に取
着され、柱40に固定されたスイッチIII およびI
Vと協働する。図5および図6から一層明らかなように
、これらのスイッチIII 、IVは機械的なカム従動
子スイッチであり、プランジャ70を含んでいる。プラ
ンジャ70は、スイッチハウジングに関節結合された揺
動可能なスイッチア―ム72によって作動される。カム
ロ―ラ74は、このスイッチア―ム72に回転可能に取
付けられ、軸64と共に回転するカムIII に従動す
る。
【0035】カンチレバ―16の中間のピボット46も
また軸76を有し、この軸76は外側カンチレバ―ア―
ム48に固定され、回転可能であるが軸方向に摺動しな
いように内側カンチレバ―ア―ム44の軸受78に保持
されている。図7で、カムI′およびII′が軸76に
上下二段に固着され、詳細に示さないが公知のカム・ス
イッチの組合せと同様に内側カンチレバ―ア―ム44上
に固着されたスイッチIおよびIIと協働するようにな
っている。これらスイッチI、IIは、スイッチIII
 、IVと同様にカムスイッチである。
【0036】リミットスイッチVおよびVIがテ―ブル
トップ12上に固定され(図4参照)、キャリッジ14
と協働してキャリッジ14がテ―ブル10の端部の一方
に到来したときにその駆動装置をオフする。
【0037】本発明によれば、カムI′およびII′並
びにスイッチIおよびIIは、キャリッジ14の駆動装
置のスイッチをオンすることなく、外側カンチレバ―ア
―ム48が図4に示された2つの中間位置100から両
方向に20°程度の角度回動可能であるように構成され
ている。スイッチIおよびII並びにカムI′およびI
I′により形成される切替閾値を図4では符号102お
よび104で示している。外側カンチレバ―ア―ム48
の中央位置100は、これらの位置では2つのカンチレ
バ―ア―ム44および48が直角となることを特色とし
ている。 もし外側カンチレバ―ア―ム48が内側カンチレバ―ア
―ム44に対し時計方向に回動されれば、閾値104に
達したときに、カムII′およびスイッチIIはキャリ
ッジ14が右側へ移動(矢印B)するようにキャリッジ
14の駆動装置をスイッチをオンして、内外側カンチレ
バ―ア―ム44、48により形成される角度を増大また
は減少させる。一方、外側カンチレバ―ア―ム48が内
側カンチレバ―ア―ム44に対し時計方向に回動される
と、閾値102に到達したときに、カムI′およびスイ
ッチIはキャリッジ14の駆動装置を作動してキャリッ
ジ14を左側に(矢印A)移動させて、内外側カンチレ
バ―ア―ム44、48によって形成される角度はそれに
応じ再び減少または拡大される。
【0038】キャリッジ14の駆動装置の制御回路は、
カムIII ′と関連してスイッチIII およびIV
によって同様の方法で制御される。手動カッタ18に及
ぼすキャリッジ14の効果について言えば、内側カンチ
レバ―ア―ム44が中央位置110を取り、すなわち、
内側カンチレバ―ア―ム44がキャリッジ14の運動方
向(矢印AまたはB)に対し90°の角度をなすときに
、理想的な条件が得られる。中央位置110から始めて
、キャリッジ14の駆動装置を自動的にスイッチオンす
ることなく、内側カンチレバ―ア―ム44は、40°の
角度だけ両方向に回動することができる。しかしながら
、内側カンチレバ―ア―ム44が時計方向へ回動される
際にキャリッジ14に対し112の位置(この位置は左
側への閾値である)をとると、スイッチIII および
カムIII ′は、キャリッジ14を左側(矢印A)へ
移動させるようにキャリッジの駆動装置のスイッチをオ
ンし、一方、内側カンチレバ―ア―ム44が中央位置か
ら反時計方向に回動されるときには、内側カンチレバ―
ア―ム44が閾値114(右側への運動閾値)に達する
と、キャリッジ14を右側へ移動(矢印B)させるよう
にキャリッジの駆動装置はスイッチオンされる。図5お
よび図6に、左側運動(図5の矢印A)および右側運動
(図6の矢印B)の始まる位置が別々に示されており、
双方の場合において、作動するカムおよびスイッチは太
い線で示されている。
【0039】図3はカンチレバ―16の内側ピボット4
2をロックする電磁ブレ―キ120を示す。電磁ブレ―
キ120は柱40に固定されたハウジング122内に電
磁石124を備えている。この電磁石124は、励磁時
には軸64の軸線方向に移動可能なア―マチュア板12
6に作用して、ア―マチュア板126をハウジング12
2上の圧縮ばね128の作用に抗して図3に示す位置か
ら引き下げる。接触ワッシャ130は一組のねじ132
によってハウジング122に固定されており、軸64を
回転可能に支承する軸受を有している。軸64の下端部
は一体に回転するように駆動ワッシャ136に連結され
ており、駆動ワッシャ136は軸64に沿って軸方向に
動くことができる。しかし、ア―マチュア板126はね
じ132がこれを貫挿しているため供廻りすることは防
止されている。
【0040】電磁石124が励磁されていないときは、
駆動ワッシャ136は圧縮ばね128によって接触ワッ
シャ130とア―マチュア板126との間にクランプさ
れ、軸64は回転することができず、それ故、この軸6
4に固定された内側カンチレバ―ア―ム44は回転する
ことができない。しかし、電磁石124が励磁されると
、電磁石124はア―マチュア板126を引き下げて、
軸64、そして内側カンチレバ―ア―ム44のロックが
解除される。
【0041】図8において、上述の電磁ブレ―キ120
によって構成されているロック機構は、安全スイッチに
よって制御される。安全スイッチは、手動カッタ18の
案内ハンドル52内に収納され、物理的接点のない制御
可能なスイッチとして構成され、基本的にはプラスチッ
ク外殻52aと、絶縁ブッシュ52cによって電気的に
絶縁されるようにカッタハウジング19に固定された金
属コア52bとからなり、物理的接点がなく制御可能な
容量スイッチとして通常のように、コンデンサの一側を
形成しており、オペレ―タが自分の手をハンドル52の
外殻52aに触れることによって、コンデンサの電気容
量を変えることができる。金属コア52bは金属ワッシ
ャ52dおよびリ―ド線52eを介して本発明に係る切
断機の制御回路に接続されている。
【0042】以下、制御回路について図9を参照して説
明する。
【0043】手動カッタ18の駆動モ―タ54、キャリ
ッジ14の電動モ―タ30および内側カンチレバ―ピボ
ット42用電磁ブレ―キ120のため、本発明の制御回
路は、3相R、SおよびTへの連結を可能とするスイッ
チ200と、中性線Mpと、多相ケ―ブルの保護導線S
Lとよりなる。
【0044】リ―ド線はこの種スイッチから直流24V
の電源パック204を有するシャ―シ202に繋がって
いる。電源パックの正負の端子に接続されているシャ―
シ上の位置を+、−で示す。手動カッタ18の刃58の
駆動モ―タ54は保護導線SLに永久的に接続され、手
動カッタ18のハンドル部分52の部分に設けられた手
動スイッチ206を介してR、S、T相に接続可能であ
る。1組のスリップリング接点208は、カンチレバ―
16の端部においてピボット装置50内に配置され、こ
の手動スイッチ206の前側に位置している。
【0045】モ―ドスイッチ210(図2参照)は手動
カッタ18の上方に設けられ、手動モ―ドと自動モ―ド
とを選択する。第1のモ―ド(手動モ―ド)では、キャ
リッジ14の電動モ―タ30は、モ―ドスイッチ210
の近くに配置された手動制御走行スイッチHによって、
オン・オフ可能である。すなわち、以下の説明から明ら
かなように、接点H1 によって左方運動(図4の矢印
A方向)が行われ、また、H2 によって右方運動(図
4の矢印B方向)が行われる。もし、モ―ドスイッチ2
10が図9の如く解放されていれば、制御は手動となり
、手動制御走行スイッチHが作動状態となる。一方モ―
ドスイッチ210が閉じられると、+24Vの直流がシ
ャ―シ202の線212に接続される。
【0046】案内ハンドル52に組込まれ、図8を参照
して説明したロッキングスイッチは、図9では符号21
4で示している。既に述べたように、このスイッチ21
4は好適には公知の電気容量形近接スイッチであり、一
端部は+24Vに接続され、他端部は組を成したスリッ
プリング接点208の1つを介してシャ―シ202の線
216に接続されている。従って、オペレ―タがハンド
ル52を保持している限り、線216は+24Vとなる
。この線216は増幅器218を介して電磁ブレ―キ1
20に結線され、その結果、オペレ―タがハンドル52
を保持している限りは、磁石は常に励磁されてブレ―キ
を不作動とする。
【0047】線212は増幅器220に達し、増幅器2
20の出力は公知のフェ―ズシ―ケンス(相順)制御回
路222に結線されている。線224を介して制御回路
222はサイリスタ226を制御し、電動モ―タ30が
起動されたときに、以下に述べるように電動モ―タ30
を最初は緩りと回し、それから速度を増すように公知の
ように構成されている。逆に、電動モ―タ30はスイッ
チオフ時には緩りと回転を落す。増幅器220は、スイ
ッチ210が、閉のとき、すなわち、自動モ―ド位置の
とき、作動するように構成されている。
【0048】線228は線212から分岐し、線216
と同様にインバ―タ230、232に至り、インバ―タ
230、232の出力はNORゲ―ト234で組合され
る。この論理回路は、モ―ドスイッチ210が自動モ―
ドにセットされ且つオペレ―タがハンドル52を保持す
ることによりロッキングスイッチ214を作動させたと
きにのみ、スイッチI、II、III およびIVが作
動可能になることを保証している。
【0049】インバ―タ230の出力は線236を介し
て増幅器238の入力に接続され、増幅器238の出力
はフェ―ズシ―ケンス制御回路222に接続されている
。増幅器238はインバ―タ230とともに、モ―ドス
イッチ210が手動モ―ド位置にあるときにのみ、キャ
リッジ14の電動モ―タ30が増幅器238を介して作
動されることを保証するように構成されている。好まし
くは、増幅器220と238とは、増幅器238を介し
た手動操作時のキャリッジ14の速度が、増幅器220
を介した自動操作時の速度より大きくなるように、相互
の容量が決められている。
【0050】スイッチI、II、III は全て2路ス
イッチとして構成されている。スイッチIII は、線
252(線250を線254を介してキャリッジ14の
左方運動のための増幅器256へ接続している)に常開
接点を、そして線253(線250を線258を介して
キャリッジ14の右方運動のための増幅器260の入力
端子に接続している)に常閉接点を有している。スイッ
チIIは、線253のスイッチIII の常閉接点の下
流に常開接点を有している。線253は、更に、スイッ
チIIの常開接点の後にスイッチIの常閉接点を有して
いる。線250を線258に結ぶ線255は、スイッチ
IVの常開接点のみを有している。一方、線250を線
254に結ぶ線257は、スイッチIVの常閉接点を有
し、この常閉接点に引続いてスイッチIIの常閉接点お
よびスイッチIの常開接点がある。
【0051】手動制御走行スイッチHの接点H1 、H
2 の何れかを閉じることにより、線254および25
8の何れかに随意に+24Vを印加することができる。
【0052】常閉のリミットスイッチV、VIを含む線
262、264は、増幅器256、260の出力から2
つのリレ―の巻線R1 およびR2 に至る。巻線R1
 を含む第1のリレ―は、常開接点K1 ′、K1 ″
を有する。一方、巻線R2 を含む第2のリレ―は、常
開接点K2 ′、K2 ″を有する。電動モ―タ30は
、これら2つのリレ―の常開接点によって図9に示され
るように右側または左側への運動を制御される。
【0053】もし、モ―ドスイッチ210が開き、すな
わち、本発明の制御が手動モ―ドであり、且つ、もしハ
ンドル52の保持によってロッキングスイッチ214が
閉じていると、線250は死ぬ(+24Vが印加されな
い)。しかしながら、もし、手動制御走行スイッチHの
接点H1 が閉じられれば、巻線R1 は通電され、そ
の結果、常開接点K1 ′およびK1 ″は閉じられる
。図9で、電動モ―タ30の右側は電磁パック204の
負極に、左側は同正極に接続され、キャリッジ14は左
側方向(図4の矢印A)に動く。
【0054】もし、手動制御走行スイッチHの接点H2
 が閉じられれば、線258は+24Vに接続され、第
2のリレ―の巻線R2 は通電され、その常開接点K2
 ′およびK2 ″は閉じられる。このとき、電動モ―
タ30の右側は電磁パック204の正極に、左側は負極
に接続されて、キャリッジ14は右側方向(図4の矢印
B)に動く。
【0055】自動モ―ド(モ―ドスイッチ210オン)
で且つハンドル52がオペレ―タによって保持されてい
ると(ロッキングスイッチ214オン)、線250は+
24Vに接続され、スイッチI、II、III および
IVは作動状態となり得る。
【0056】もし、内側カンチレバ―ア―ム44が、左
側運動の閾値112(図4参照)に到達するまで時計方
向に回動されると、スイッチIII は作動され、図9
に示した左側の接点が閉じられ、右側の接点が開かれる
。そのとき、線254は+24Vに導通し、これは接点
H1 を閉じたのと同じ効果を奏し、キャリッジ14は
左方へ動く。本発明によれば、外側カンチレバ―ア―ム
48の回動によっては、他の如何なる作動も起こらない
。というのは、線253はスイッチIII の常開接点
が開くことによって、ずっと切られた状態に留まり、一
方、スイッチIVの常開接点は+24Vが線258に達
するのを防ぎ、更にはスイッチIの作動はスイッチII
I の作動、すなわち線254への+24Vの印加と同
じ効果を奏するに過ぎないからである。
【0057】もし内側カンチレバ―ア―ム44が、右側
運動の閾値114に到達するまで図4で反時計方向に回
動されると、スイッチIVが作動されて、線255内の
常開接点が閉じることにより線258は+24Vに接続
される。今は開いているスイッチIVの常閉接点は、何
れの場合にも線257の開いた状態を維持し、スイッチ
III は作動しないので、スイッチIII の常開接
点は線252を開放し、外側カンチレバ―ア―ム48を
どのような方向に回動させたとしても、図4の右側(矢
印B)へのキャリッジ14の運動が起こる以外他の如何
なる作動も起こらない。
【0058】もし、外側カンチレバ―ア―ム48が左側
への運動閾値102(図4)に達するまで反時計方向に
回動されると、スイッチIが作動されて線257を閉じ
、接点H1 が閉じた場合と同様にキャリッジ14は左
側(図4の矢印A)に動く。
【0059】しかし、もし外側カンチレバ―ア―ム48
が右側運動閾値104に至るまで時計方向に回動される
と、スイッチIIが作動され、一方、スイッチIおよび
III の常開接点が閉じられていることから、線25
3を閉じ、線258に+24Vを印加する。その結果、
スイッチH2 を閉じた場合と同様に、キャリッジ14
は右側(図4の矢印B)に動く。
【0060】フェ―ズシ―ケンス制御装置222を設け
た結果、キャリッジ14に先の運動状態を生じさせた走
行スイッチHまたはスイッチIからIVの何れかの接点
が再度開かれた際に、キャリッジ14は緩りと止まる。 キャリッジ14の位置変化の結果、内外側カンチレバ―
ア―ム44、48が許容可能な角度領域に戻るときに、
キャリッジ14の駆動モ―タ30は緩りと停止する。
【0061】本発明に係る切断機の好適な実施例では、
内外側カンチレバ―ア―ム44および48の長さの合計
は、テ―ブルトップ12の幅Cより大きい(図4参照)
。また、切替閾値102、104、112、114は次
のように選定される。すなわち、図4の実線で示すカン
チレバ―位置で、手動カッタ18がキャリッジ14から
離れたテ―ブルトップ12の長手方向縁に沿って右側に
動いた時に、スイッチIVがスイッチIの前に作動され
るようになっている。このように設定しなければ、キャ
リッジ14は局限状態において不正方向に動くであろう
から、有利なことである。内側カンチレバ―ア―ム44
と外側カンチレバ―ア―ム48間の角度は、当然である
が、できる限り90°に近くすべきである。手動カッタ
18が右側に動くときにこの角度は増大され、この局限
状態でスイッチIが作動されキャリッジ14は左側(矢
印A方向)に動いて内外側カンチレバ―ア―ム44、4
8間の角度は更に増大する。
【0062】本発明の他の特徴によれば、カンチレバ―
16が伸びるか、殆ど伸びた(両カンチレバ―ア―ムに
より形成される角度が約±20°)ときには、スイッチ
IおよびIIの両方が作動されるように、カムI′およ
びII′は構成されている。この状態では、線253は
スイッチIにより切られ、線257はスイッチIIによ
り切られ、キャリッジ14は静止したままである。その
ため、外側カンチレバ―ア―ム48を急速に回動するこ
とによって図4の破線位置とすることができ、一般的な
言い方をすれば、両内側カンチレバ―ア―ムの形状は、
キャリッジの動きに悪影響を与えることなく反転できる
【0063】本発明によれば、スイッチ装置I、II、
I′、II′、III 、IV、III ′の切替閾値
は、キャリッジ14がリミットスイッチV、VIの1つ
を打つように動いたときにも作動しなくなるようにする
ことができる。
【0064】
【発明の効果】比較的長いテ―ブルを持った切断機の場
合、テ―ブルを正しく水平に調整することは極めて手間
である。もし、水平調整がされないと、オペレ―タが手
動カッタのハンドルを解放したときに刃物をスイッチオ
ンしたまま手動カッタが動き出し、カンチレバ―を回転
させることがある。
【0065】しかし、本発明によれば、これを避けるた
めに、キャリッジと手動カッタとの間の少なくとも1つ
のピボットにロック手段を設け、手動カッタにロック手
段の操作スイッチが設けられている。なお、喪操作スイ
ッチは手動カッタのハンドルの部位に設けられているこ
とが好ましい。機械的に作動されるスイッチの代りに近
接スイッチとすることができ、これは手動カッタの部位
に設けられ、オペレ―タがハンドルを掴むと力を掛けな
くとも、作動される。その結果、そのときのみロック手
段が解放されてカンチレバ―および/またはカッタを回
動させることができる。公知の手動カッタは、強い方向
性を有し、しっかりと取り付けられたロ―ラを具備した
基板によりテ―ブル上に載っているから、カンチレバ―
とキャリッジとの間のピボットのところに単一のブレ―
キのみを設けることで足りる。すなわち、上記ブレ―キ
によってカンチレバ―の回動が防止されるので、テ―ブ
ルの傾斜によってオペレ―タの意図しないときに手動カ
ッタが偶発的に移動することが防止できる。
【0066】また、実施例に示すように、スイッチ手段
が設けられており、このスイッチ手段は、2つのカンチ
レバ―ア―ムを連結するピボットの回りに該2つのカン
チレバ―ア―ムにより形成される角度が90°から所定
角度範囲を越えたとき、または、内側カンチレバ―ア―
ムをキャリッジに取付けているピボットの回りに内側カ
ンチレバ―ア―ムとキャリッジの運動方向とにより形成
される角度が90°から所定角度範囲を越えたときに作
動し、このスイッチ手段はキャリッジの駆動装置に接続
されていることが好ましい。
【0067】すなわち、この実施例によれば、上記スイ
ッチ手段とキャリッジ駆動手段とにより、内側カンチレ
バ―ア―ムがキャリッジの移動方向に直交して延在し、
および/または、内外側カンチレバ―ア―ムが直交した
最適位置に位置しまたはその近傍の領域に位置される。 この状態では、内外側カンチレバ―ア―ムの一方または
双方がピボットの回りに回動することができ、この回動
によって、手動カッタとキャリッジとの間の速度差を補
償することができ、従って、キャリッジの起動によって
手動カッタや案内ハンドルに切断作業を妨げ、切断が不
正確となるような力が作用しない。従って、平坦材料を
正確に切断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャリッジを搭載した側の切断機の側面図
【図
2】キャリッジの運動方向から見たキャリッジ、カンチ
レバ―、手動カッタ付きの切断機の側面図
【図3】キャ
リッジに設けられた柱の頭部およびカンチレバ―の内部
を図2より拡大し且つブレ―キを破断して示した側面図
【図4】切断機の平面図
【図5】カンチレバ―の第1の限界位置にある2つのス
イッチ手段の概略平面図
【図6】カンチレバ―の第2の限界位置にある図5と同
様な概略平面図
【図7】カンチレバ―の中間ピボットに沿う第2のスイ
ッチ手段の断面図
【図8】手動カッタの案内ハンドルの断面図
【図9】本
発明に係る切断機の電子制御回路の概略ブロック図
【図10】従来装置の問題点を説明する平面図
【図11
】従来装置の問題点を説明する平面図
【図12】本発明
による最適位置を説明する平面図である。
【符号の説明】
10  テ―ブル 12  テ―ブルトップ 14  キャリッジ 16  カンチレバ― 18  手動カッタ 30  電動モ―タ 44  内側カンチレバ―ア―ム 48  外側カンチレバ―ア―ム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  布や板材料等の切断するべき平坦材料
    を支持するテ―ブルを有し、キャリッジ(14)が駆動
    装置(30)により前記テ―ブルに沿って往復可能に設
    けられ、該キャリッジ(14)に前記テ―ブル上方に延
    在するカンチレバ―(16)が枢着され、該カンチレバ
    ―(16)は垂直軸線の回りで回動するようにピボット
    (42)を介して前記キャリッジに取付けられた内側カ
    ンチレバ―ア―ム(44)と、垂直ピボット軸線を持っ
    たピボット(46)を介し該内側カンチレバ―ア―ム(
    44)に連結された外側カンチレバ―ア―ム(48)と
    からなっており、前記外側カンチレバ―ア―ム(48)
    に切断装置(18)が垂直軸線の回りを回動するようピ
    ボット(50)を介して取付けられ、前記キャリッジ(
    14)と切断装置(18)の間に設置された前記ピボッ
    ト(42、46、50)の少なくとも1箇所に該ピボッ
    トにより枢着された2つのカンチレバ―ア―ムの何れか
    の回動または切断装置の回動をロックする手段(120
    )が設けられ、該ロック手段(120)はロック手段操
    作スイッチ(214)に接続されていることを特徴とす
    る平坦材料の切断機。
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