JPH0343554Y2 - - Google Patents

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JPH0343554Y2
JPH0343554Y2 JP1520788U JP1520788U JPH0343554Y2 JP H0343554 Y2 JPH0343554 Y2 JP H0343554Y2 JP 1520788 U JP1520788 U JP 1520788U JP 1520788 U JP1520788 U JP 1520788U JP H0343554 Y2 JPH0343554 Y2 JP H0343554Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は工場や倉庫等の建物の屋上に据付けら
れ建物内部の換気を行なうための屋上換気扇にお
いて、換気用の開口から排気をする排気フアンや
上記開口を開閉するプレートを駆動制御するよう
にした屋上換気扇の駆動制御装置に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来、このような屋上換気扇としては、例え
ば、換気用の開口を開閉するプレートをこれに垂
直なネジ部材に螺合し、このネジ部材を回転させ
てプレートを昇降動させるものがある(例えば、
実開昭59−185527号公報に掲載)。
また、屋上換気扇として、上記従来の屋上換気
扇ではネジ部材を回転させるモータ等の耐久性が
悪いので、これを解決するために本件出願人が先
に提案した屋上換気扇がある(特願昭61−261931
号(特開昭63−118548号))。
今、この先行技術に係る屋上換気扇について説
明すると、第5図に示すように、換気用の開口2
が形成された換気扇台部1と、換気扇台部1に固
定され上記開口2から離間して該開口2を覆うカ
バー3と、開口2とカバー3との間にあつて開口
2を開閉するプレート4と、このプレート4を開
閉動させる開閉駆動装置5と、換気扇台部1内に
固定保持され上記開口2から排気を行なうための
排気フアン6を取付けた駆動モータ7とを備えて
いる。
上記開閉駆動装置5は、その軸線がプレート4
の面方向に沿つて配されるスクリユーロツド8
と、カバー3にホルダプレート19を介して取付
けられスクリユーロツド8の両端部を夫々回転可
能に支持する一対のホルダ部材9a,9bと、一
方のホルダ部材9aに設けられスクリユーロツド
8を回転駆動する開閉モータ10と、スクリユー
ロツド8に螺合しスクリユーロツド8の回転によ
つて互いに接近あるいは離間する一対の移動部材
としてのランナ11a,11bと、一端が上記各
ランナ11a,11bに夫々回動自在に取付けら
れ他端が保持部材12を介してプレート4に回動
自在に取付けられた一対のアーム13a,13b
とを備えて構成してある。
また、この換気扇の駆動モータ7及び開閉モー
タ10の駆動制御装置は屋内の制御盤(図示せ
ず)とカバー3に固定される制御ユニツト14を
備えている。この駆動制御装置は、開閉信号発信
回路からの開信号に基づいて上記開閉モータ10
を回転させランナ11a,11bを開位置に移動
させる開移動回路と、閉信号に基づいて上記開閉
モータ10を回転させランナ11a,11bを閉
位置に移動させる閉移動回路と、排気フアン6の
駆動モータ7を駆動する駆動回路と、開位置に移
動したランナ11bの当接により駆動回路を接続
しかつ開移動回路を無効にする一方、ランナ11
bの離間により駆動回路を開放しかつ上記の開移
動回路を有効にする切換スイツチ16とを備えて
いる。この切換スイツチ16はホルダ部材9bに
固定されている。
そして、この換気扇においては、制御装置によ
つて開信号が発信されると、開移動回路により開
閉モータ10が作動してスクリユーロツド8が回
転し、ランナ11a,11bが互いに離間する方
向に移動する。これにより、アーム13a,13
bが縮小し、保持部材12を介してプレート4が
上昇し、カバー3の方へ引き寄せられる。そし
て、ランナ11bが切換スイツチ16に当接する
と、開移動回路が無効になり開閉モータ10が停
止されてプレート4は全開位置に保持される(図
中2点鎖線)とともに、駆動回路が接続されてこ
れに通電され駆動モータ7を介して排気フアン6
が回転させられ、開口2から排気が行なわれる。
一方、制御装置によつて閉信号が発信される
と、閉移動回路により開閉モータ10が作動して
スクリユーロツド8が回転し、ランナ11a,1
1bが互いに接近する方向に移動する。これによ
り、ランナ11bが切換スイツチ16から離間
し、駆動回路が開放されて駆動回路への通電が解
除され駆動モータ7が停止して排気が終了すると
ともに、アーム13a,13bが伸展しプレート
4が下降して開口2の方へ押し寄せられる。そし
て、ランナ11bがカバー3に設けた図示外の全
閉位置検知スイツチに当接すると、これから発信
された検知信号によつて開閉モータ10が停止さ
れ、プレート4は全閉位置に保持される。
これにより、プレート4からの荷重を一対のア
ーム13a,13b及び一対のランナ11a,1
1bによつて分散できるとともに、ランナ11
a,11bも比較的小さく形成できるので、従来
に比較して、スクリユーロツド8に作用するプレ
ート4からのモーメント荷重を著しく小さくで
き、そのため、スクリユーロツド8の開閉モータ
10の耐久性を向上させることができるものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この先行技術に係る屋上換気扇にあ
つては、スクリユーロツド8を回転駆動する開閉
モータ10への負荷を更に軽減して耐久性を向上
させたいという要求がある。そこで、スクリユー
ロツド8がその軸方向に移動可能になるように、
ホルダ部材9a,9bにクリアランスを設け、こ
のクリアランスの範囲でのスクリユーロツド8の
移動によつて軸方向の負荷を吸収し、スクリユー
ロツド8の回転を円滑にして開閉モータ10への
負荷を軽減することが考えられる。
ところが、スクリユーロツド8をその軸方向に
移動可能になるようにすると、プレート8開時に
おいて、排気フアン6からの排気風等の影響によ
りプレート4があおられるとランナ11a,11
bを介してスクリユーロツド8がクリアランスの
分ガタつくことになる。そのため、切換スイツチ
16にランナ11bが当接したり離間したりして
切換スイツチ16がオン、オフしてしまい、駆動
回路が接続、開放を繰返してしまう。このため、
駆動回路が通電したりしなかつたりして、排気フ
アン用6の駆動モータ7が入り切りを繰返すこと
になり、その結果、駆動モータ7に過大電流が繰
返し流れて、駆動モータ7の耐久性を損ねてしま
うという問題がある。
そこで、本考案の課題は、プレートのガタつき
により切換スイツチがオン、オフを繰返しても、
これに従つて排気フアン用の駆動モータが入り切
りしないようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するための本考案の技術
的手段は、切換スイツチが駆動回路を有効にした
とき閉結して該駆動回路の有効状態を保持する保
持回路と、開閉信号発信回路から閉信号が発信さ
れたとき該保持回路を開放する開放手段とを設け
たものである。
〔作用〕
この手段によれば、開閉信号発信回路から開信
号が発信されると、この信号に基づいて移動回路
により移動部材が開方向へ移動させられる。この
移動部材の移動により、該移動部材が切換スイツ
チに当接すると、駆動回路が有効になるととも
に、保持回路が閉結して駆動回路の有効状態が保
持される。
そして、駆動モータが駆動され排気フアンが回
転して排気が行なわれる。この場合、移動部材が
切換スイツチに対して離間して駆動回路が開放さ
れても、保持回路によつてこの有効状態が保持さ
れているので、駆動モータが停止することがな
い。また、移動部材がガタついて切換スイツチに
対して当接、離間を繰返したとしても、保持回路
によつて駆動回路の有効状態が保持される。
つぎに、開閉信号発信回路から閉信号が発信さ
れると、開放手段によつて保持回路が開放する。
この状態においては、移動部材が切換スイツチか
ら離間すると、駆動回路が開放され、駆動モータ
を介して排気フアンが停止する。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例に係
る駆動制御装置を詳細に説明する。
この駆動制御装置が用いられる屋上換気扇は、
第1図及び第3図に示すように、上述したと同
様、開口20が形成された換気扇台部21を備
え、排気フアン24を取付けた駆動モータ23が
支持架25を介して換気扇台部21に固定保持さ
れている。また、開口20を覆うカバー26が開
口縁に立設された支柱27によつて換気扇台部2
1に固定支持されている。このカバー26の裏面
にはホルダプレート29が固定されている。ま
た、開口20とカバー26との間には、後述の開
閉駆動装置30によつて昇降動されて開口20を
開閉するダンパプレート28が設けられている。
このダンパプレート28の周縁には開口20の開
口縁に形成された外向フランジ20bに弾接する
パツキン22が装着されている。
開閉駆動装置30は、その軸線がダンパプレー
ト28の面方向に沿うようにカバー26とダンパ
プレート28との間に配されるスクリユーロツド
31を備えている。このスクリユーロツド31
は、中央部から一端へ向つては順ネジ部が形成さ
れ、他端へ向つては逆ネジが形成されている。ま
たスクリユーロツド31は、ホルダプレート29
に取付けられた第一及び第二のホルダ部材40,
41によつて回転可能かつ上記軸線方向に所要の
クリアランスの範囲で移動可能に支持されている
とともに、開閉モータ32によつて回転せしめら
れる。
更に、スクリユーロツド31の順ネジ部及び逆
ネジ部には、夫々、ランナ50,51がネジ孔に
おいて螺合しており、開閉モータ32の正転によ
るスクリユーロツド31の回転によつて互いに離
間、または開閉モータ32の逆転によるスクリユ
ーロツド31の回転によつて互いに接近するよう
になつている。またランナ50,51は、そのネ
ジ孔の両側に開設された孔部において、第一及び
第二のホルダ部材40,41に固定されたガイド
ロツド56に摺動可能に挿通してある。
また、各ランナ50,51とダンパプレート2
8とは一対のアーム60,61の組を2組用いて
連結されているアーム60,61は、その一端が
該ランナ50,51に回動自在に軸支されるとと
もに、他端がダンパプレート28に固定された保
持部材58に回動自在に軸支されている。このア
ームによつて、ランナ50,51離間時に保持部
材58を引き上げ、ランナ50,51の接近時に
保持部材58を押し下げるリンク機構が構成され
る。
駆動制御装置は、屋内の制御盤(図示せず)と
カバー26に固定される制御ユニツト70とを備
えている。また、駆動制御装置は、リミツトスイ
ツチ型の閉位置検知スイツチ62と切換スイツチ
としての開位置検知スイツチ63を備えている。
閉位置検知スイツチ62は、一方のランナ51の
移動径路上であつて他方のランナ50側にスイツ
チ支持装置65を介してホルダプレート29に支
持されている。一方、開位置検知スイツチ63は
一方のランナ51の移動径路上の外側であつて上
記第二のホルダ部材41に固定されている。この
閉位置検知スイツチ62は、ランナ50,51の
接近時にランナ51に当接してオフし、離間によ
りオンする。一方、開位置検知スイツチ63は、
第2図にも示すように、ランナ50,51の離間
時にランナ51に当接して第一接続位置63aに
設定され、ランナ51の離間により第二接続位置
63bに設定される。
閉位置検知スイツチ62のスイツチ支持装置6
5は、第3図に示すように、閉位置検知スイツチ
62がネジ68止めされる止め部材66と、閉位
置検知スイツチ62と止め部材との間に挿通され
ランナ50,51の移動方向に延在してホルダプ
レート29に固定されたレール部材67とからな
り、止め部材66をレール部材67上に摺動させ
て閉位置検知スイツチ62の位置を可変にしてあ
るとともに、ネジ68を締めることによつて閉位
置検知スイツチ62をレール部材67の適宜の位
置に固定するものである。
また、第2図に示すように、駆動制御装置にお
いては、三相交流電源71の出力端子71a,7
1b,71cのうち2端子71a,71bに接続
され交流電源を一定の電圧(実施例では24ボル
ト)の直流電流に交換して供給する直流電源72
を備えている。
また、開閉信号発信回路73は、直流電源72
のプラス端子72a、開閉信号発信リレー74及
び制御盤に配設される開閉スイツチ75を介して
直流電源72のマイナス端子72bに接続される
回路で構成され、開閉スイツチ75の閉時におけ
る開閉信号発信リレー74の励磁及び開時におけ
る開閉信号発信リレー74の非励磁によつて夫々
ダンパプレート28の開信号及び閉信号を発信す
るものである。
また、移動回路は、ランナ50,51を開位置
(ランナ50,51離間位置)に移動させる開移
動回路76とランナ50,51を閉位置(ランナ
50,51接近位置)に移動させる閉移動回路7
7とからなる。開移動回路76は直流電源72の
プラス端子72a、開位置検知スイツチ63の第
二接続位置63b、開閉信号発信リレー74の常
開接点74a、開閉モータ32、開閉信号発信リ
レー74の常開接点74bを介して直流電源72
のマイナス端子72bに接続され、開閉モータ3
2を正転させる回路で構成される。一方、閉移動
回路77は、直流電源72のプラス端子72a、
検知スイツチ62、開閉信号発信リレー74の常
閉接点74c、開閉モータ32及び開閉信号発信
リレー74の常閉接点74dを介して直流電源7
2のマイナス端子72bに接続され、開閉モータ
32を逆転する回路で構成される。
また、駆動モータ23の駆動回路80は、交流
電源71の出力接点71a、後述する駆動モータ
信号用リレー81の常開接点81a、駆動モータ
リレー82を介して交流電源71の出力接点71
bに接続される回路を備えるとともに、交流電源
71の出力接点71a,71b,71cと駆動モ
ータ23の入力接点23a,23b,23cとを
夫々駆動モータリレー82の常開接点82a,8
2b,82cを介して接続した回路を備えてい
る。また、駆動回路80は、駆動指令信号を発信
する駆動指令信号発信回路83を備えている。こ
れは、直流電源72のプラス端子72a、開位置
検知スイツチ63の第一接続位置63a、開閉信
号発信リレー74の常開接点74e、駆動モータ
信号用リレー81を介して直流電源マイナス72
bに接続される。
この実施例において、保持回路85は、直流電
源72のプラス端子72a、駆動モータ信号用リ
レー81の常開接点81bを介して上記駆動指令
信号発信回路83の開位置検知スイツチ63と開
閉信号発信リレー74の常開接点74eとの間に
接続される回路で構成される。
更にまた、保持回路85の開放手段は上述の駆
動指令信号発信回路83に介装した開閉信号発信
リレー74の常開接点74eで構成されている。
尚、第1図中符号87は上記の開閉スイツチ7
5からの信号用及び電源用の電線管である。
次に、屋上換気扇のダンパプレート28の開閉
動作について説明する。
通常は、第3図に示すように、ダンパプレート
28は開口20を閉じた閉位置にある。この状態
においては、第2図に示すように、開閉スイツチ
75は開放し、開位置検知スイツチ63が第二接
続位置63bに設定され、閉位置検知スイツチ6
2が開放している。
この状態から開閉スイツチ75が閉結されると
開閉信号発信リレー74が励磁され、この励磁に
よる信号により常開接点74a,74bがメイク
し、開移動回路76が有効になる。すると、開閉
モータ32が正転して、スクリユーロツド31が
回転し、ランナ50,51が互いに離間する方向
に移動する。これにより、アーム60,61が縮
小し、保持部材58を介してダンパプレート28
が上昇し、カバー26の方へ引き寄せられる。
この場合、このスクリユーロツド31の回転の
際に、その軸方向に余分な負荷が作用しても、ス
クリユーロツド31がホルダ部材40,41のク
リアランスの範囲で移動し、これによりその負荷
が吸収され、スクリユーロツド31の回転が円滑
に行なわれる。
そして、ランナ51が開位置検知スイツチ63
に当接すると、開位置検知スイツチ63は第一接
続位置63aに設定される。これにより、開移動
回路76が断になり、開閉モータ32が停止さ
れ、第4図に示すように、ダンパプレート28は
全開位置に保持される。また、この状態におい
て、開閉信号発信リレー74の常開接点74eは
メイクしているので、切換スイツチ63の第一接
続位置63aの切換えによつて駆動信号発信回路
83が有効になるとともに、この駆動信号発信回
路83により駆動モータ信号用リレー81が励磁
されるので駆動モータ信号用リレー81の常開接
点81bがメイクし保持回路85が閉結される。
更に、駆動信号発信回路83により駆動モータ信
号用リレー81の常開接点81aがメイクし、こ
れにより駆動モータリレー82が励磁されて駆動
回路80が有効になり駆動モータ23が回転す
る。そして、この駆動モータ23を介して排気フ
アン24が回転し、開口20から排気が行なわれ
る。
この場合、排気風によつてダンパプレート28
があおられてアーム60,61及びランナ50,
51を介してスクリユーロツド31が軸方向にク
リアランスの分動き、ランナ51が開位置検知ス
イツチ63から離間して第二接続位置63bに設
定され、駆動信号発信回路83が断になつても、
保持回路85によつて駆動指令信号発信回路83
の有効状態が保持されるので、駆動モータ信号用
リレー81が非励磁になることはなく、そのため
駆動回路80は駆動モータ23を回転し続ける。
そのため、ランナ51がスクリユーロツド31を
介して頻繁に往復動してガタついて、開位置検知
スイツチ63がオン、オフを繰返してしまつて
も、駆動モータ23が入り切りして駆動モータ2
3に過大電流が繰返し流れてしまう事態が防止さ
れる。
一方、第4図に示すように、ダンパプレート2
8が開位置にある状態においては、開閉スイツチ
75は閉結し、閉位置検知スイツチ62も閉結し
ている。この状態から開閉スイツチ75が開放さ
れると、閉信号として開閉信号発信リレー74が
非励磁になる。これにより、駆動指令信号発信回
路83において、開閉信号発信リレー74の常開
接点74eがブレイクするので、駆動モータ信号
用リレー81が非励磁になり、これにより保持回
路85が開放されるとともに、駆動モータリレー
82が開放して駆動回路80が断になり、これに
よつて駆動モータ23が停止し、排気が終了す
る。また、これと同時に、開閉信号発信リレー7
4の常閉接点74c,74dがメイクし閉移動回
路77が有効になる。そのため開閉モータ32が
逆転して、スクリユーロツド31が回転し、ラン
ナ50,51が互いに接近する方向に移動する。
これにより、アーム60,61が伸展し、保持部
材58を介してダンパプレート28が下降して開
口20の方へ押し寄せられる。
そして、第3図に示すように、ランナ51が閉
位置検知スイツチ62に当接すると、閉位置検知
スイツチ62は開放するので、閉移動回路77が
断になり開閉モータ32が停止され、ダンパプレ
ート28は全閉位置に保持される。
尚、上記実施例においては、移動部材をランナ
で構成したが必ずしもこれに限られるものではな
く、例えば、ダンパプレートで構成し、このダン
パプレートに切換スイツチを当接させるようにし
ても良く、適宜変更して差支えない。また、ダン
パプレートの開閉駆動装置は上述したものに限ら
れるものではなく、例えば、従来の屋上換気扇に
おけるように、ダンパプレートをこれに垂直なネ
ジ部材に螺合し、このネジ部材を回転させてダン
パプレートを昇降動させる装置でもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の屋上換気扇の駆
動制御装置によれば、移動部材が切換スイツチか
ら離間して切換スイツチが駆動回路を開放して
も、保持回路によつて駆動回路の有効状態が保持
されているので、駆動モータが停止することがな
い。そのため、移動部材がガタついて切換スイツ
チに対して当接、離間を繰返し、切換スイツチが
頻繁に切換わつたとしても、駆動モータが入り切
りして過大電流が繰返し流れてしまう事態を防止
することができ、駆動モータへの負荷を軽減して
耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る開閉駆動装置が
適用される屋上換気扇を示す一部切欠斜視図、第
2図は開閉駆動装置を示す回路図、第3図及び第
4図はこの屋上換気扇の作用を示す断面図、第5
図は先行技術に係る屋上換気扇を示す断面図であ
る。 20……開口、21……換気扇台部、26……
カバー、28……ダンパプレート(プレート)、
30……開閉駆動装置、31……スクリユーロツ
ド、32……開閉モータ、50,51……ラン
ナ、60,61……アーム、63……開位置検知
スイツチ(切換スイツチ)、73……開閉信号発
信回路、74……開閉信号発信リレー、74e…
…常開接点(開放手段)、76……開移動回路、
77……閉移動回路、80……駆動回路、83…
…駆動指令信号発信回路、85……保持回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 換気用の開口を開閉するための移動部材を開閉
    信号発信回路からの開閉信号に基づいて開位置あ
    るいは閉位置に移動させる移動回路と、上記開口
    から排気を行なうための排気フアンの駆動モータ
    を駆動する駆動回路と、開位置に移動した移動部
    材の当接により駆動回路を有効にする一方移動部
    材の離間により駆動回路を開放する切換スイツチ
    とを備えた屋上換気扇の駆動制御装置において、 切換スイツチが駆動回路を有効にしたとき閉結
    して該駆動回路の有効状態を保持する保持回路
    と、開閉信号発信回路から閉信号が発信されたと
    き該保持回路を開放する開放手段とを設けたこと
    を特徴とする屋上換気扇の駆動制御装置。
JP1520788U 1988-02-09 1988-02-09 Expired JPH0343554Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1520788U JPH0343554Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09

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JP1520788U JPH0343554Y2 (ja) 1988-02-09 1988-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006322637A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Sanyo Industries Ltd 屋上換気扇

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JPH01120032U (ja) 1989-08-15

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