JPH0113611Y2 - - Google Patents

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JPH0113611Y2
JPH0113611Y2 JP1473785U JP1473785U JPH0113611Y2 JP H0113611 Y2 JPH0113611 Y2 JP H0113611Y2 JP 1473785 U JP1473785 U JP 1473785U JP 1473785 U JP1473785 U JP 1473785U JP H0113611 Y2 JPH0113611 Y2 JP H0113611Y2
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JP
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damper
motor
voltage
switch
outside air
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JP1473785U
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JPS61131307U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌用空気調和装置におけるダンパ駆
動装置に関する。
(従来技術) 車輌用空気調和装置におけるダンパ駆動装置
は、従来たとえば特開昭59−140116号公報に示さ
れている如く、車室内騒音発生源が低騒音のとき
には駆動電圧を下げるため、騒音低減には効果が
ある。しかし、乗員による手動操作時に、駆動電
圧が低下させられているためダンパの移動時間が
長時間となつてしまう欠点があつた。しかるに乗
員による手動操作時は、ダンパ動作を緊急に行な
いたい場合であつて、たとえばトンネルの手前に
おいて内外気切換ダンパを外気側から内気側に切
換えようとしても、内外気切換ダンパの移動時間
が長いため外気吸入状態のままトンネル内に進入
してしまつて排ガスを車室内に吸込んでしまうよ
うな結果となる。
また、特開昭59−109418号公報に示されている
如く車輌の走行速度に応答してダンパ駆動モータ
に印加される電圧を切換えるようにしたものもあ
る。しかし、この場合においても、手動操作時に
おけるダンパ移動時間が短縮されるわけではな
く、前記従来例の場合と同じ欠点がある。
(考案の目的) 本考案は上記にかんがみなされたもので、手動
によるダンパ制御時にはダンパ動作を早くして、
上記の問題を解消したダンパ駆動装置を提供する
ことを目的とする。
(考案の構成) 本考案は車輌用空気調和装置の動作状態が自動
制御状態か手動制御状態かを検出し、手動制御状
態にはダンパ駆動モータに印加する電圧を高電圧
側に切換えることを特徴とするものである。
上記の如くしたことにより手動制御状態のとき
においてはダンパの移動速度は早くなり、自動制
御状態のときにおいてはダンパ駆動モータに印加
される電圧は低圧側となつて作動音は低くなる。
(考案の実施例) 以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。
本考案の一実施例は内外気切換ダンパの場合を
例に説明する。
空気調和装置本体1には内外気切換ダンパ2に
より車室内空気または外気をダクト3に導く。切
換ダンパ2はリンクを介してモータ4のロータに
結合されている。また、5はモータ4とともにサ
ーボ機構を形成する等価的な切換スイツチであつ
て、たとえば共通端子を形成する環状導体51
環状導体51と同心に設けられた一部切断環状導
体52および53、モータ4により駆動されて環状
導体51〜53上を摺動するスライダ54とからな
つている。環状導体52は外気吸入側に、環状導
体53は内気導入側に対応させてある。
一方、6は空気調和装置本体1を制御する空調
制御装置である。空調制御装置6には電源7の電
圧が自動動作指示スイツチ8を介して印加してあ
り、また電源7の電圧は手動切換スイツチ9を介
して印加してあり、手動切換スイツチ9は手動動
作指示時においてa側端子は外気導入指示側を、
b側端子は内気導入指示側を示している。空調制
御装置6には、自動動作指示時には自動制御によ
つて切換えられかつ手動動作指示時には手動切換
スイツチ9によつて切換えられるスイツチ手段1
0を備えており、スイツチ手段10のa側端子は
環状導体52に、スイツチ手段10のb側端子は
環状導体53にそれぞれ接続してある。
また、電源7は自動動作指示スイツチ8と連動
する切換スイツチ11の可動片に接続してあり、
切換スイツチ11のa側端子は直接に、切換スイ
ツチ11のb側端子は低電圧安定化回路12を介
して切換スイツチ10の可動片に接続してある。
上記の如く構成された本考案の一実施例の作用
について説明する。
自動動作指示スイツチ8を第1図に示した位置
に設定したとき、すなわち自動動作指示スイツチ
8の可動片をM側端子に接続させたときは手動動
作指示のときである。このときは手動切換スイツ
チ9の出力が有効となる。手動切換スイツチ9の
可動片をb側端子に接触させると内気導入指示で
あり、スイツチ手段10の可動片はb側端子に接
触させられて、環状導体53に電圧が印加され、
この電圧はスライダ54および環状導体51を介し
てモータ4に印加されてモータ4は回転駆動され
る。この回転駆動によりスライダ54が駆動され、
スライダ54が破線の位置にまで達するとモータ
4への電圧印加は停止されるが、モータ4のこの
回転駆動により内外気切換ダンパ2は内気導入状
態に切換えられる。また上記の状態から手動切換
スイツチ9の可動片をa側端子に接触させると外
気導入指示であり、スイツチ手段10の可動片は
a側端子に接触させられて、環状導体52に電圧
が印加され、この電圧はスライダ54を介してモ
ータ4に印加されてモータ4は回転駆動される。
この回転駆動はスライダ54が実線の位置に達す
るとモータ4への電圧印加が遮断されることによ
り停止されるが、モータ4のこの回転駆動により
内外気切換ダンパ2は外気導入状態に切換えられ
る。
またさらに、上記の状態においては切換スイツ
チ11の可動片はa側端子に接続された状態であ
り、電源7の全電圧Vが切換スイツチ11を介し
てスイツチ手段10の可動片に印加されるため、
モータ4は高速度で回転され、後記する自動動作
の場合より内外気切換ダンパの移動速度は高速で
ある。
つぎに、自動動作指示スイツチ8を自動動作指
示状態に設定するとすなわち自動動作指示スイツ
チ8の可動片をA側端子に接触させると電源7の
電圧Vは空調制御装置6に印加されて、手動切換
スイツチ9の出力は無効となり、スイツチ手段1
0は空調制御装置6により、たとえば温度条件等
によつて自動的に切換えられる。スイツチ手段1
0の切換による切換スイツチ5、モータ4および
内外気切換ダンパ2の作用は手動操作によりスイ
ツチ手段10が切換えられた場合と同様である。
しかるに自動動作指示状態においては切換スイ
ツチ11はその可動片がb側接点に接触された状
態にあり、スイツチ手段10の可動片に印加され
る電圧は電源7の電圧Vを低電圧安定化回路12
により安定化た電圧V2(V2<V)である。この結
果、モータ4は低速で回転され、内外気切換ダン
パ2の移動速度も遅くなる。したがつて自動動作
指示状態においては騒音が少ない。
また、低電圧安定化回路12に代つて、切換ス
イツチ11のb側端子とスイツチ手段10の可動
片との間に抵抗を設けて、該抵抗によつて電圧降
下を生ぜしめてもよい。
また、上記した本考案の一実施例においては内
外気切換ダンパの場合を例示したが、送風機を介
して吸入した空気中、ヒータコアを通過させる空
気量を制御するミツクスダンパの場合であつて
も、また空気調和された空気を車室へ吸込む吸入
口を選択するモートドアの場合であつても同様に
構成できる。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案によれば、ダンパが自
動動作により制御されて乗員の意志に関係なく作
動させられるときは作動音は低く、快適運転が可
能である。
また、自動動作のときにモータに大きな負荷が
掛つた場合においても、印加電圧は低電圧のため
に部品の損傷を防止できる。
また手動動作のときにおいてはダンパの移動速
度は早く、またこのときに作動に異常があれば乗
員が作動音の有無により異常が判断できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図。 1……空気調和装置本体、2……内外気切換ダ
ンパ、3……ダクト、4……モータ、5……切換
スイツチ、6……空調制御装置、7……電源、8
……自動動作指示スイツチ、9……手動切換スイ
ツチ、10……スイツチ手段、11……切換スイ
ツチ、12……低電圧安定化回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータ駆動によりダンパを所望位置に駆動制御
    して車室内を空調する車輌用空気調和装置におけ
    るダンパ駆動装置において、車輌用空気調和装置
    の作動状態が自動状態か手動状態かを検出し、自
    動状態においては電源電圧を低減させる手段を介
    して前記モータに、手動状態においては電源電圧
    を直接に前記モータに印加するようにしてなるこ
    とを特徴とするダンパ駆動装置。
JP1473785U 1985-02-06 1985-02-06 Expired JPH0113611Y2 (ja)

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JP1473785U JPH0113611Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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JP1473785U JPH0113611Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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JPS61131307U JPS61131307U (ja) 1986-08-16
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JP4668946B2 (ja) * 2007-04-25 2011-04-13 株式会社デンソー 車載エアコン用操作ユニット及びそれを用いた車載エアコン制御装置

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JPS61131307U (ja) 1986-08-16

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