JPS609048Y2 - 空調用空気制御ドアの駆動回路 - Google Patents

空調用空気制御ドアの駆動回路

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JPS609048Y2
JPS609048Y2 JP1980088167U JP8816780U JPS609048Y2 JP S609048 Y2 JPS609048 Y2 JP S609048Y2 JP 1980088167 U JP1980088167 U JP 1980088167U JP 8816780 U JP8816780 U JP 8816780U JP S609048 Y2 JPS609048 Y2 JP S609048Y2
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JP
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control door
air control
motor
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switch
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JP1980088167U
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JPS5712308U (ja
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信治 須藤
敏三 原
忠広 高橋
伸一 大井
Original Assignee
株式会社ボッシュオートモーティブ システム
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空調用空気制御ドアの駆動回路、特にモータで
駆動される空気制御ドアの停止位置オーバーを防止する
ようにした駆動回路に関するものである。
一般に、車輌用空気調和装置は、ダクト内に導入される
内気外気の切換えを行う内外気切換ドア、冷却器の冷風
と加熱器の暖風との混合割合を調整スるエヤミックスド
ア、窓ガラス内面に吹き出される空気の量を調整するデ
フロストドア、乗員の脚部側、頭部側方向に吹き出され
る空気の量を調整するモード切換ドア等の空気制御ドア
を具備する。
上記空気制御ドアは、近時直流モータにより制御するも
のが普及しつつあるが、これによればモ−タの制御回路
等の故障によりモータが停止不能となった場合、空気制
御ドアが必要以上に回動されてしまうので、この空気制
御ドアでダクトを構威するユニットを破損したり、この
ドアとモータとの間のギヤ機構が損傷してしまう欠点を
有する。
本考案はギヤボックスに内蔵されてモータにより駆動さ
れるとともに、空気制御ドアを回動する板状の出力ギヤ
と、この出力ギヤの表面に、空気制御ドアの回動範囲に
対応して延長する接片8及び上記ギヤボックスに取付け
られ、上記接片8に当接する固定接点11かな成る第1
スイッチ部16と、上記出力ギヤの表面に、空気制御ド
アの回動範囲に対応して延長する接片9及び上記ギヤボ
ックスに取付けられ、上記接片9に当接するとともに固
定接点11と同一位置関係を保つ固定接点10から成る
第2スイッチ部17と、上記第1スイッチ部16を介し
てモータに正転方向の電流を流すように接続された第1
ダイオード13と、上記第2スイッチ部17を介してモ
ータに逆転方向の電流を流すように接続された第2ダイ
オード12とを具備し、上記接片8,9の長さをほぼ同
一としかつ互いに反対方向に位置ずれさせ、空気制御ド
アが正転方向に回動し、回動範囲をオーバーして第1ス
イッチ部16がオフしたときに、第2スイッチ部17が
オン状態を保持するようにし、空気制御ドアが逆転方向
に回動し回動範囲をオーバーして第2スイッチ部17が
オフしたときに、第1スイッチ部16がオン状態を保持
するように構成するとともに、上記第11第2ダイオー
ド12.13をギヤボックスに実装し上記欠点を除去す
るものであり、以下実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案による空調用空気制御ドアの駆動回路の
一実施例を示す簡略構成図、第2図はその回路図であり
、同図において1はモータ2の出力軸に装着されたウオ
ームギヤに連動する出力ギヤであり、図示しない空気制
御ドアを回動する。
このギヤ1の表面側には絶縁基板を介するか、又は直接
、位置検出抵抗板3と、この位置検出抵抗板3と平行な
コモン端子板4が固定される。
この抵抗板3は所定の抵抗値を有する導電材から戒り、
中心軸5を支点とする円軌跡上に位置され、これ等には
、例えばギヤ1及びこれに連動する減速ギヤを収納する
図示しないギヤボックスのフレームに設けられた固定接
点6が当接している。
これにより、ギヤ1の回動に応じて端子7□と73及び
端子71と7゜との間より得られる抵抗値が変化するの
で、この抵抗変化分を検出することにより出力ギヤ1の
位置、すなわち空気制御ドアの位置を検出できる。
また、ギヤ1の表面には、中心軸5を支点とする円軌跡
上に接片8,9が平行配置されている。
この接片8,9は、銅等の導電材から戒り、接続片40
を介して互に接続されるもので、この場合、接片9は一
端側9□が接片8の端部より長く、他端側92が接片8
の端部より短く設定される。
すなわち、両接片8,9は同一長さに設定され、互に反
対方向に位置ずれしている。
各接片8と9には中心軸5方向に沿って配置された2個
の固定接点10,11が当接しており、各接点10.1
1は例えばギヤボックスのフレームに固定されるもので
、接点10はダイオード12のアノードに接続され、接
点11はダイオード13のカソードに接続され、ダイオ
ード12のカソードとダイオード13のアノードは共通
接続され、ついで、端子14に接続され、また接続片4
0はモータ2を介して端子15に接続される。
上記接片8と接点11は第1スイッチ部16を構威し、
接片9と接点10は第2スイッチ部17を構成する。
ここで、第1、第2ダイオード12,13、第11第2
スイッチ部16,17、モータ2、端子14.15は電
気配線され、ユニット化された上でギヤ1を収納するギ
ヤボックス又はモータ2の取付基板等に実装されている
上記端子14,15は第2図の如く切換スイッチ18の
可動接点181に接続され、その固定接点18゜はアー
スされ、固定接点183は切換スイッチ19の可動接点
191に接続され、その固定接点19□は制御回路30
に接続され、固定接点193は電源に接続される。
また、端子15は切換スイッチ20の可動接点20□に
接続され、その固定接点20□はアースされ、固定接点
203は切換スイッチ21の可動接点211に接続され
、固定接点21゜は制御回路30に接続され、固定接点
213は電源に接続される。
なお、切換スイッチ18と21及び19と20は互に連
動関係にある。
上記制御回路30には端子71,7□、73から入力が
供給され、この入力(出力ギヤ1の位置信号)と、内気
センサ、外気センサ等から得た設定信号Sとを比較演算
処理し、正転信号、逆転信号を供給してモータ2を正転
、逆転、停止する。
すなわち、上記正転信号1□はスイッチ19.1B、端
子14、ダイオード13、接片8と固定接点11より成
る第1スイッチ部16、モータ2、スイッチ20.21
を介して供給され、モータ2を正転(矢印F)L、また
、逆転信号1゜はスイッチ21,20、端子15、モー
タ2、第2スイッチ部17、ダイオード12、端子14
、スイッチ18.19を介して供給され、モータ2を逆
転する。
また、制御回路30が故障した場合、切換スイッチ19
.20を図示位置より切換えることにより、モータ2に
正転入力を供給でき、これによりモータ2を正転でき、
切換スイッチ18.21を図示位置から切換えることに
よりモータ2を逆転できる。
本考案においては、制御回路30の故障又は切換スイッ
チ18,19,20.21の切換動作の遅れにより、モ
ータ2が正転(矢印F)後、最大停止位置をオーバーす
ると、接片8の端部8□が固定接点11より離れて、第
1スイツチ16がオフとなるのでモータ2の入力をしゃ
断できる。
また、逆転中に最大停止位置をオーバーすると、接片9
の端部9□が接点10より離れて、第2スイツチ17が
オフとなるので、モータ2を停止できる。
これにより、空気制御ドアの過回動を防止でき、空気制
御ドアがダクトに当接することによりドア、ダクト、ギ
ヤ機構等が破損するのを防止できる。
また、本考案によれば第2図で示す回路を配線するに際
し、あらかじめダイオード12,13、第1、第2スイ
ッチ16,17、モータ2、端子14.15をユニット
化してギヤボックス等のフレームに実装しておけば、切
換スイッチ18,20の可動接点18□、20□を端子
14,15に接続し、切換スイッチ19.21の配線を
行うだけでよいので、配線作業が容易となり、また、こ
の配線作業に際して、ダイオード13のカソードを第2
スイツチ17に接続してしまったり、ダイオード12の
アノードを第1スイツチ16に接続してしまう等の誤配
線を防止できる。
また、端子数が端子14と15の2個となり少なくなる
以上説明したように本考案によれば、モータにより減速
ギヤを介して空調ダクトの空気流を制御する空気制御ド
アを回動するようにした駆動回路において、空気制御ド
アが正転方向に回動し、回動範囲をオーバーした際にオ
フする第1スイッチ部と、空気制御ドアが逆転方向に回
動し、回動範囲をオーバーした際にオフする第2スイッ
チ部と、上記第1スイッチ部を介してモータに正転方向
の電流を流すように接続された第1ダイオードと、上記
第2スイッチ部を介してモータに逆転方向の電流を流す
ように接続された第2ダイオードとを設けたので、空気
制御ドアが空調ダクトに当接し、損傷する等の事故を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案による空調用空気制御ドアの駆
動回路の一実施例を示す回路図である。 1・・・・・・ギヤ、2・・・・・・モータ、3・・・
・・・位置検出抵抗板、4・・・・・・コモン端子板、
8,9・・・・・・接片、10.11・・・・・・固定
接点、12,13・・・・・・ダイオード、14.15
・・・・・・端子、16,17・・・・・・スイッチ部
、18. 19.20.21・・・・・・切換スイッチ
、30・・・・・・制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ギヤボックスに内蔵されてモータにより駆動されるとと
    もに、空気制御ドアを回動する板状の出力ギヤと、この
    出力ギヤの表面に、空気制御ドアの回動範囲に対応して
    延長する接片8及び上記ギヤボックスに取付けられ、上
    記接片8に当接する固定接点11から成る第1スイッチ
    部16と、上記出力ギヤの表面に、空気制御ドアの回動
    範囲に対応して延長する接片9及び上記ギヤボックスに
    取付けられ、上記接片9に当接するとともに固定接点1
    1と同一位置関係を保つ固定接点10から成る第2スイ
    ッチ部17と、上記第1スイッチ部16を介してモータ
    に正転方向の電流を流すように接続された第1ダイオー
    ド13と、上記第2スイッチ部17を介してモータに逆
    転方向の電流を流すように接続された第2ダイオード1
    2とを具備し、上記接片8,9の長さをほぼ同一としか
    つ互いに反対方向に位置ずれさせ、空気制御ドアが正転
    方向に回動し、回動範囲をオーバーして第1スイッチ部
    16がオフしたときに、第2スイッチ部17がオン状態
    を保持するようにし、空気制御ドアが逆転方向に回動し
    回動範囲をオーバーして第2スイッチ部17がオフした
    ときに、第1スイッチ部16がオン状態を保持するよう
    に構成するとともに、上記第1、第2ダイオード12.
    13をギヤボックスに実装したことを特徴とする空調用
    空気制御ドアの駆動回路。
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