JP3544227B2 - 自動ドアの開閉制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は,いわゆるスイング扉と呼ばれる自動ドアの開閉制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に,この種の自動ドアでは,扉がその一側端部の上下位置で建物などの開口において延直軸心回りに揺動可能に支持されており,モータを駆動制御することにより,該扉は通常90度の開度まで開かれる。そして,上記扉の閉時には,上記モータの電源がオフされて,復帰用戻しバネの弾性復帰力にて閉じられる。このような自動ドアにおいて,例えば換気のため,あるいは大型荷物の運搬のために,上記モータには連続通電されて上記復帰用戻しバネの弾性力に抗しつつ,その全開位置に設けられたストッパに上記扉を押し付けるようにして該扉の全開状態が保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが,上記のような従来の自動ドアにおいて,上記モータとして例えば交流型のものを用いた場合には,モータへの連続通電はモータ発熱を伴うために長時間の扉の全開保持は不可能である。他方,上記モータとして直流型のものを用いた場合には,モータへの連続通電は可能であるものの,一般的にはこのモータを制御するためのコントローラの構成が複雑でかつコスト高となり,装置全体の低価格化を達しえない。
さらには,上記のように連続通電する制御では,近年特に叫ばれている省エネルギの主旨に反することにも繋がりかねない。
そこで,本発明は,上記事情に鑑みて創案されたものであり,モータへの連続通電による不都合を回避しつつ,扉の全開状態を簡便に保持することのできる自動ドアの開閉制御装置の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とするところが,揺動可能に設けられた自動ドアを,ドア開駆動用モータの開方向のトルクとドア復帰用戻しバネの閉方向の復帰力とをバランスさせて所定の第1のドア開位置で保持する開位置保持動作を行う自動ドアの開閉制御装置において,上記自動ドアが上記第1のドア開位置から更に開方向へ揺動されることにより,上記第1のドア開位置より更に開かれた第2の開位置に達したことを検出するリミットスイッチと,上記自動ドアを上記第2の開位置或いはそれ以上に開かれた位置で保持する保持機構と,を備え,上記リミットスイッチによる上記自動ドアが上記第2のドア開位置に達したことの検出に応じて,上記モータの電源をオフするとともに,上記保持機構により保持されている上記自動ドアが,上記保持機構による保持位置から閉方向へ揺動され,上記自動ドアが上記第2の開位置に達したことを検出する上記リミットスイッチによる検出に応じて,上記モータの電源をオンして,上記自動ドアの上記開位置保持動作に復帰するようにしたことを特徴とする自動ドアの開閉制御装置である。
【0005】
【作用】
上記構成においては,自動ドアがドア開駆動用モータの開方向のトルクとドア復帰用戻しバネの閉方向の復帰力とをバランスさせることにより保持される第1のドア開位置から,更に開方向へ揺動させられたとき,ドア開駆動用モータの電源がオフされるとともに,その電源がオフされた状態にある上記自動ドアが保持機構により保持される。
これにより,長時間ドア開位置を保持する場合においては,モータへの電力供給が不要となるので,モータへの連続通電による不都合は回避され,かつ扉の全開状態が保持される。
更に,上記保持機構により保持されている自動ドアが,その保持位置から閉方向へ揺動されたとき,ドア開駆動用モータの電源がオンされるとともに,上記保持機構による自動ドアの保持を解除する。
従って,長時間ドア開位置を保持する必要がなくなった場合には,簡便な操作で通常の自動ドア開閉制御に移行することができる。
【0006】
【実施例】
以下添付図面を参照して,本発明を具体化した実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の一実施例に係る自動ドアの開閉制御装置の要部構成を示すものであって,(a)は平面図,(b)は正面図,図2は上記自動ドアの開閉制御装置による動作手順を示すタイムチャートである。
この実施例に係る開閉制御装置では,図1(a),(b)に示すごとく,例えば側壁1の開口1aにおいて,扉2(自動ドア)がその一側端部の上下位置で延直軸心2a回りに矢印3方向へ揺動可能に支持されている。そして,上記扉2は,上記開口1aの上方に固定された駆動機構4を構成するモータ5と,減速機6及びリンクレバー7を介して連結されている。上記リンクレバー7に接続された上記減速機6の出力軸6aは,この減速機6本体の上方へ突出されており,この出力軸6aにはドア復帰用の戻しバネ8が取り付けられている。
従って,上記扉2は,上記減速機6,上記リンクレバー7を介して伝達されるモータ5の回転トルクにより例えば,第1のドア開位置の一例である90度の開度の位置(同図(a)中において2点鎖線で示す位置)まで開かれ,その位置での開状態が上記モータ5の回転トルクと,上記戻しバネ8の弾性復帰力とをバランスさせることにより保持される。そして,上記扉2を閉じるときは,上記モータ5への電源がオフされ,上記出力軸6a,リンクレバー7を介して伝達される戻しバネ8の弾性復帰力の作用により上記扉2は閉方向へ揺動させられる。
【0007】
さらに,この実施例に係る開閉制御装置では,上記出力軸6aの上端部にカムプレート9が取り付けられており,このカムプレート9の上面にドグ9aが固設されている。上記ドグ9aは,上記扉2が通常の制御により所定の第1のドア開位置(2点鎖線で示す位置)まで開かれ,さらに人為的に該ドア2が開方向へ揺動されて,1点鎖線で示す第2のドア開位置にきたときリミットスイッチ10により検知され,上記モータ5への電源がオフされる。さらに,上記扉2が開方向へ人為的に揺動されると,上記カムプレート9がキャッチ装置11(保持機構)により強制的に保持される。
上記キャッチ装置11としては,例えば電磁的に上記カムプレート9を吸着保持するもの,上記カムプレート9に設けられたノッチにスプリングにより弾性付勢されたドグを係合させて保持するもの,あるいは上記カムプレート9に設けられた突起を板バネで弾性挟持するものなどが考えられる。このようなキャッチ装置11を設けることにより,上記モータ5への電源をオフされた状態にある上記扉2がその開状態を強制的に保持される。この状態を同図中の破線で示す。
本実施例に係る開閉制御装置は上記したように構成されている。
【0008】
引き続き,図1及び図2に基づいて,上記扉2の動作について説明する。
まず,扉2の前で人の存在がセンサにより検知されると,このセンサからはドア開信号が出力されてモータ5の電源がオンされる。これにより,上記モータ5が駆動され,上記扉2が開かれる。上記扉2が通常の自動制御による全開位置(第1のドア開位置の一例)まで開放されると(図1(a)において2点鎖線で示す位置),その位置で上記モータ5のトルクと上記戻しバネ8の弾性復帰力とをバランスさせた状態で所定時間開状態が保持され,人が通過して上記センサからのオン信号がオフ状態になると,上記モータ5の電源がオフされて上記扉2は上記戻しバネ8の復帰力のみにより閉じられる。
通常はこのような手順にて扉2の開閉が行われるが,上記扉2が自動制御における全開位置にあるとき,人が上記扉2をさらに開方向へ人為的に揺動させて該扉2が1点鎖線で示す位置(第2のドア開位置の一例)にきたとき,その状態が上記リミットスイッチ10により検知されて上記モータ5の電源スイッチがオフされる。さらに,上記扉2が開方向へ人為的に揺動されて破線で示す位置に達したとき,該扉2はキャッチ装置11により強制的に保持される。
【0009】
このようにして,上記扉2はその全開状態を保持されるため,モータ5への連続通電による加熱や無駄なエネルギの損失を防止することができ,上記開口1aを通して室内の換気あるいは大型荷物の運搬作業などに供することができる。
上記扉2の全開状態での用をなした後は,人が人為的に上記扉2を閉方向へ揺動させると,上記キャッチ装置11による扉2の強制的保持が解除され,カムプレート9のドグ9aが上記第2のドア開位置で上記リミットスイッチ10から離間することにより上記モータ5の電源が回復される。これにより,通常の自動制御の場合と同様,上記扉2はモータ5の開方向のトルクと戻しバネ8の閉方向の復帰力とのバランスによりその開状態が保持される。そして,上記人が開口1aから離れてセンサからのドア開信号がオフ状態になると,上記モータ5の電源がオフされて,上記扉2は戻しバネ8の復帰力のみにより閉じられる。
上記したように本実施例に係る開閉制御装置においては,モータ5への連続通電による不都合を回避し得ると共に,扉2の全開状態を簡便に保持して種々の用に供することができる。
尚,上記実施例においては,リミットスイッチ10による扉2の検出位置とキャッチ装置11による扉2の保持位置とをその開方向に違えて設定されているが,上記のようなリミットスイッチ10とキャッチ装置11とを扉2の所定の開位置に対応させて並設することにより,モータ5の電源スイッチをオフする位置と扉2を強制的に保持する位置とを共通位置とするようにして構成することも可能である。
【0010】
【発明の効果】
本発明は,上記したように,揺動可能に設けられた自動ドアを,ドア開駆動用モータの開方向のトルクとドア復帰用戻しバネの閉方向の復帰力とをバランスさせて所定の第1のドア開位置で保持する開位置保持動作を行う自動ドアの開閉制御装置において,上記自動ドアが上記第1のドア開位置から更に開方向へ揺動されることにより,上記第1のドア開位置より更に開かれた第2の開位置に達したことを検出するリミットスイッチと,上記自動ドアを上記第2の開位置或いはそれ以上に開かれた位置で保持する保持機構と,を備え,上記リミットスイッチによる上記自動ドアが上記第2のドア開位置に達したことの検出に応じて,上記モータの電源をオフするとともに,上記保持機構により保持されている上記自動ドアが,上記保持機構による保持位置から閉方向へ揺動され,上記自動ドアが上記第2の開位置に達したことを検出する上記リミットスイッチによる検出に応じて,上記モータの電源をオンして,上記自動ドアの上記開位置保持動作に復帰するようにしたことを特徴とする自動ドアの開閉制御装置であるから,長時間ドア開位置を保持する場合においては,モータへの連続通電による不都合を回避しつつ,自動ドアの全開状態を簡便に長時間保持することが可能となる。更にまた,長時間ドア開位置を保持する必要がなくなった場合には,簡便な操作で通常の自動ドア開閉制御に移行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動ドアの開閉制御装置の要部構成を示すものであって,(a)は平面図,(b)は正面図。
【図2】上記自動ドアの開閉制御装置による動作手順を示すタイムチャート。
【符号の説明】
2…扉(自動ドア)
4…駆動機構
5…モータ
6…減速機
6a…出力軸
7…リンクレバー
8…戻しバネ
9…カムプレート
9a…ドグ
10…リミットスイッチ
11…キャッチ装置(保持機構

Claims (1)

  1. 揺動可能に設けられた自動ドアを,ドア開駆動用モータの開方向のトルクとドア復帰用戻しバネの閉方向の復帰力とをバランスさせて所定の第1のドア開位置で保持する開位置保持動作を行う自動ドアの開閉制御装置において,
    上記自動ドアが上記第1のドア開位置から更に開方向へ揺動されることにより,上記第1のドア開位置より更に開かれた第2の開位置に達したことを検出するリミットスイッチと,
    上記自動ドアを上記第2の開位置或いはそれ以上に開かれた位置で保持する保持機構と,を備え,
    上記リミットスイッチによる上記自動ドアが上記第2のドア開位置に達したことの検出に応じて,上記モータの電源をオフするとともに,上記保持機構により保持されている上記自動ドアが,上記保持機構による保持位置から閉方向へ揺動され,上記自動ドアが上記第2の開位置に達したことを検出する上記リミットスイッチによる検出に応じて,上記モータの電源をオンして,上記自動ドアの上記開位置保持動作に復帰するようにしたことを特徴とする自動ドアの開閉制御装置。
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