JPH04217248A - 版面の製造方法および原版作成要素 - Google Patents

版面の製造方法および原版作成要素

Info

Publication number
JPH04217248A
JPH04217248A JP3036046A JP3604691A JPH04217248A JP H04217248 A JPH04217248 A JP H04217248A JP 3036046 A JP3036046 A JP 3036046A JP 3604691 A JP3604691 A JP 3604691A JP H04217248 A JPH04217248 A JP H04217248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
layer
receiving layer
original image
free radical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3036046A
Other languages
English (en)
Inventor
Charles G Barlow
チャールズ・ジョージ・バーロウ
Michael G Weeks
マイケル・ゴッドフリー・ウィークス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPH04217248A publication Critical patent/JPH04217248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/028Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
    • G03F7/0285Silver salts, e.g. a latent silver salt image
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/06Silver salts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/1053Imaging affecting physical property or radiation sensitive material, or producing nonplanar or printing surface - process, composition, or product: radiation sensitive composition or product or process of making binder containing
    • Y10S430/1055Radiation sensitive composition or product or process of making
    • Y10S430/114Initiator containing
    • Y10S430/117Free radical

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リゾグラフ原版の製造
方法およびリゾグラフ原版を作成する為の原版作成要素
に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀センサータイプ感光性重合
性物質を用いて作成した版面が提案され、米国特許第3
,687,667号、第3,697,275号、第3,
746,542号、第3,756,818号、第3,7
56,820号、第3,767,400号、第3,78
2,942号、第3,782,944号、第3,790
,378号および第3,874,947号に記載されて
いる。これらの特許には、エチレン性不飽和化合物が処
理溶液中、または感光性物質中にある場合にはハロゲン
化銀と同じ層中に存在している場合が開示されている。 それぞれの特許では、ビニル化合物の重合は、化合物の
存在下に照射されたハロゲン化銀を還元することにより
行なわれる。
【0003】ハロゲン化銀エマルジョンおよびエチレン
性不飽和化合物が版面前駆体の同じ層中にある場合、典
型的な不都合が現れる。たとえば、重合性層が重合性物
質と共にハロゲン化銀物質およびバインダーコロイドを
更に含む必要があるので、重合性層の厚さが典型的に厚
くなる。他の欠点は、ハロゲン化銀を現像するように現
像液が浸透すると、フィルムが典型的に膨潤するので、
得られた印刷画像の解像度が制限され得ることである。 更に、親水性ハロゲン化銀をエマルジョンに分散させる
為に親水性バインダーを典型的にはエマルジョンに含ま
せる必要があるので、形成されたポリマー画像をレリー
フ版面として使用する場合、得られた版面のインキング
特性および印刷耐久性が典型的に劣る。
【0004】米国特許第3,245,793号は、現像
されたハロゲン化銀画像を、光重合性非気体エチレン性
不飽和化合物を含む層の画像に沿った照射の為のマスク
として用いる、画像形成方法を開示している。米国特許
第4,268,609号および第4,299,912号
は、光重合により印刷画像を形成する為の同様のマスク
技術を開示している。
【0005】米国特許第4,335,197号は、分散
されたハロゲン化銀を規定されたポリマーカップラーの
連続フィルム形成相と協働するように含む感光性層によ
り被覆された基材を含む感光性要素を用いる、光重合性
ポリマー画像の製造方法を開示している。
【0006】米国特許第4,547,450号は、ハロ
ゲン化銀写真エマルジョンおよび重合性エチレン性不飽
和化合物が隣接層に含まれている多層画像形成要素を開
示している。この特許によれば、重合反応は、ハロゲン
化銀の潜像を還元する還元剤の酸化ラジカルにより開始
される。
【0007】米国特許第4,557,997号は、ハロ
ゲン化銀、高分子量バインダーおよびビニルモノマーを
含む光重合性組成物を開示している。ハロゲン化銀は、
光開始剤として使用されている。
【0008】
【発明の開示】本発明は、耐久性のある版面を作成する
為にハロゲン化銀エマルジョンの高い感光性を利用する
新規な方法を提供する。本発明は又、高い感光性を示し
、耐久性のある版面を形成するのに使用できる、新規な
ハロゲン化銀系原版作成要素を提供する。
【0009】要約すれば、本発明の版面の製造方法は、
a)親水性ベースシートおよび疎水性画像受容層を持ち
、該画像受容層は、遊離ラジカルにより重合できる非気
体エチレン性不飽和オリゴマーの少なくとも1種を含む
版面形成要素を提供し、 b)現像された、即ち還元された金属銀原始画像層を含
み、該原始画像は、銀開始遊離ラジカル発生溶液(遊離
ラジカル発生溶液という。)たとえば、ピラジン誘導体
遊離ラジカル発生溶液が適用された場合に遊離ラジカル
複合体を発生することができる原始画像層を提供し、c
)該原始画像層を該画像受容層に密接に接触させて画像
転写アッセンブリを作り、 d)該画像転写アッセンブリに、遊離ラジカル発生溶液
を適用し、それにより、該原始画像層から該画像受容層
に移動して該画像受容層の該オリゴマーの部分を画像に
沿って重合または架橋させる遊離ラジカルを該原始画像
中に発生させ、 e)該原始画像層を除去し、 f)該画像受容層を現像して、すなわち未架橋部分を除
去して、印刷画像、すなわち画像受容層のオリゴマーの
重合または硬化部分を該ベースシート上に有する版面を
得ることを含んで成る。
【0010】また、本発明の原版作成要素は、a)親水
性印刷面を含む、好ましくは可撓性のベースシート、 b)ベースシート上の、遊離ラジカルにより重合できる
非気体エチレン性不飽和オリゴマーの少なくとも1種を
含む疎水性画像受容層、 c)該画像受容層上に配置され、照射され現像されて金
属銀画像を形成するハロゲン化銀を含む水性透過性エマ
ルジョンを含む原始画像層であって、遊離ラジカル発生
溶液と接触した場合に、該画像受容層へ実質的に画像に
沿って移動し、実質的に画像に沿って該オリゴマーを重
合または硬化させる遊離ラジカル複合体を発生する画像
受容層を含んで成る。
【0011】このような原版作成要素は、本発明の方法
に従って使用でき、また、場合により、本発明の新規な
製造方法は、ベースシートおよび画像受容層から成る要
素から、現像された銀画像を有する別の部材、たとえば
現像されたリスフィルムを原始画像層として用いて、版
面を形成する為に用いてもよい。
【0012】本発明によれば、ハロゲン化銀物質が持つ
高い光速度および選択的感光性を達成し、しかも従来の
金属ベースプレートが持つ耐久性およびプレス寛容度を
達成できる。版面は、5ミリワットまたはそれ以下の低
い出力およびフィルム面において5エルグ/cm2以下
の照射エネルギーを与える照射源を用いて作成すること
ができる。
【0013】
【発明の好ましい態様】図1は、本発明の原版作成要素
の典型的な態様の模式断面図である。要素10は、ベー
スシート12、疎水性画像受容層14、原始画像層16
および場合により設けられるトップコート18を含む。
【0014】ベースシートは、本質的に疎水性であるか
、疎水性にすることができる材料でなければならない。 本発明の版面のベースシートとして使用できる物質の例
は、アルミニウム、アルミニウム合金、スチール、スチ
ール合金、亜鉛、鉄、および疎水性被覆を持つポリマー
フィルム(たとえば、ポリエステル)である。所望によ
り、そのような金属のラミネート、金属と紙またはポリ
マーフィルムとのラミネートも使用できる。得られる印
刷画像、すなわち画像受容層の硬化部分のベースシート
への良好な接着性を与えるので、アルミニウムが一般に
好ましい。
【0015】好ましくは、要素を製造中に取り扱いでき
、版面として使用できるように、ベースシートは十分な
機械的強度、たとえば引張強さ、耐衝撃性などを持つ。 また、取り扱い性を増し、回転プレスに装着できるよう
に、典型的にはベースシートは幾分可撓性であるのが好
ましい。ある態様では、磁性版面装着手段を用いるのに
適した印刷機を使い易いように、ベースシートは磁性的
に引き付けることができるのが好ましい。ベースシート
は、印刷画像の精度に影響を与えることがある印刷中の
望ましくない延伸に耐えることができるように、十分に
寸法的に安定であるのが好ましい。
【0016】態様にもよるが、ベースシートは表面を親
水性にする常套の手段により一般に製造される。たとえ
ば、アルミニウムベースシートは、砂目付けされ、陽極
酸化され、および/またはケイ酸塩化される。
【0017】画像受容層14は、疎水性であり、遊離ラ
ジカルにより選択的に重合されて実質的に不溶性にされ
る少なくとも1種のエチレン性不飽和オリゴマーを含む
。一般に、耐久性のある疎水性印刷画像を与えるなら、
いずれの遊離ラジカル重合性組成物を用いてもよい。画
像受容層は、後に述べるように遊離ラジカルを含む水溶
液の浸透が可能となるように、好ましくは実質的に水溶
液に対して透過性である。
【0018】本発明によれば、画像受容層14中のオリ
ゴマーの重合は、金属銀画像中に発生した遊離ラジカル
により行なわれるが、これは、オリゴマーの重合および
印刷画像の形成を光重合作用、すなわち光開始架橋によ
り行う多くの既知システムとは対照的である。実際、本
発明においては、画像受容層14は実質的に非光重合性
であるのが一般に好ましく、それにより取り扱い性およ
び貯蔵性が向上する。
【0019】画像受容層14で用いることができる非気
体エチレン性不飽和オリゴマーには、付加重合できるエ
チレン性不飽和基を少なくとも1つ持ち、室温で液体ま
たは固体であるオリゴマーが含まれる。そのようなオリ
ゴマーは、単独でまたは組み合わせて用いることができ
る。
【0020】有用なオリゴマーの例には、アクリルアミ
ド、アクリロニトリル、N−ヒドロキシメチルアクリル
アミド、メタクリルアミド、N−t−ブチルアクリルア
ミド、メタクリル酸、アクリル酸、アクリル酸カルシウ
ム、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸メチル、アク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、2−アクリルアミド
−2−メチルプロパンスルホン酸、ビニルピロリドン、
2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン、2−メチル
−N−ビニルイミダゾール、ビニルベンゼンスルホン酸
カリウムおよびビニルカルバゾールが含まれる。
【0021】2またはそれ以上のエチレン性不飽和基を
持つオリゴマーは、それから形成される印刷画像がより
大きい耐久性を一般に示すから、特に有利である。その
ようなオリゴマーは、1つのエチレン性不飽和基を持つ
上記オリゴマーに代えてまたは共に、使用される。複数
のエチレン性不飽和基を持つオリゴマーは、単独でもし
くは2種またはそれ以上を組み合わせて用いることがで
きる。
【0022】そのようなオリゴマーの例には、N,N’
−メチレンビスアクリルアミド、エチレングリコールジ
メタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエ
チレングリコールジメタクリレート、ジビニルエーテル
、ジビニルベンゼン、ビスフェノールAジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラアクリレート、ビスオキシエチレ
ン化ビスフェノールAジアクリレートおよびジペンタエ
リスリトールヘキサアクリレートが含まれる。
【0023】ウレタンオリゴマーが本発明においては好
ましいが、それはこのオリゴマーから作成した版面が典
型的に良好な耐久性およびインキング性能を示すからで
ある。
【0024】米国特許第4,228,232号は、多く
のオリゴマーおよびそれらの製法を、その第3欄57行
から第8欄58行に記載しており、それらを本発明にお
いて用いることができる。
【0025】画像受容層14は、オリゴマーを少なくと
も約10重量%、典型的には約10〜60重量%、好ま
しくは約15〜45重量%、より好ましくは約20〜3
5重量%含む。
【0026】画像受容層14は、バインダー(たとえば
、天然または合成ポリマー物質)を含み、バインダーは
、好ましくは実質的に水溶液には不溶であるが、画像に
沿った所望の重合が可能なように画像受容層を通って遊
離ラジカル発生溶液が十分浸透できるように膨潤するこ
とができる。
【0027】本発明においてバインダーとして使用でき
る天然ポリマー物質の例は、ゼラチン、ゼラチン誘導体
、ゼラチングラフトポリマー、多糖類(たとえば、澱粉
またはデキストラン)、セルロース誘導体およびシェラ
ックである。
【0028】本発明においてバインダーとして使用でき
る他のポリマー物質の例は、アクリル酸またはメタクリ
ル酸のホモポリマーまたはコポリマー;マレン酸、イタ
コン酸、ビニル安息香酸などのポリマーのような遊離カ
ルボン酸基含有ポリマー;スチレンスルホン酸ナトリム
コポリマーなどのようなスルホン酸基含有ポリマー;無
水イタコン酸コポリマーなどのような無水カルボン酸基
含有ポリマー;フェノール−ホルムアルデヒド樹脂また
はクレゾール−ホルムアルデヒド樹脂などのようなノボ
ラック樹脂;ポリヒドロキシスチレン、ポリビニルアル
コール、ビニルアルコールコポリマーなどのようなヒド
ロキシ基含有ポリマー;ポリアミド、ポリアクリルアミ
ドまたはアクリルアミドコポリマーなどのようなアミド
基含有ポリマー;スチレンスルホンアミドコポリマーな
どのようなスルホンアミド基含有ポリマー;ポリビニル
ピロリドンまたはビニルピロリドンコポリマー;共重合
ナイロンのようなナイロンまたはメトキシメチレートナ
イロンのようなアルコール溶解性ナイロン;ポロビニル
ホルマール、ポリビニルブチラールなどのようなポリビ
ニルアセタール;ヒドロキシプロピルセルロースなどの
ヒドロキシアルキルセルロース;ポリ(ビニルメチルエ
ーテル);ポリビニルアセテート、ポリビニルアセテー
ト−ポリビニルクロリドコポリマー;ポリアルキルメタ
クリレートなどのポリアクリレート;およびポリアルキ
レングリコールである。上記バインダー樹脂は、単独で
もしくは2種またはそれ以上の組み合わせとして用いる
ことができる。
【0029】画像受容層14は、バインダーを含まなく
てもよいが、典型的には、約10〜60重量%、好まし
くは約15〜35重量%、より好ましくは約20〜30
重量%のバインダーを含む。
【0030】画像受容層14は、1つまたはそれ以上の
エチレン性不飽和基、たとえばアルクレート、ビニルお
よびアリルなどの基を有する遊離ラジカル重合性モノマ
ー成分を含んでいてよい。米国特許第3,895,94
9号および第4,037,021号は、本発明において
有用な多数の遊離ラジカル重合性モノマーを開示してい
る。 上記米国特許第4,228,232号に開示されたオリ
ゴマーについて好ましいモノマーは、複数のアクリレー
トおよびメタクリレート基を持つ化合物、たとえばトリ
メチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレートおよびトリアクレートなどの
低分子量ポリオールのアクリルエステルである。このよ
うなモノマーの分子量は、好ましくは約2000以下、
より好ましくは約1000以下である。
【0031】画像受容層14は、そのようなモノマーを
含まなくてもよいが、ある態様では、約60重量%まで
、典型的には約25〜50重量%のモノマー成分を含む
【0032】所望により、硬さおよび可撓性を調節する
為に可塑剤を画像受容層14に加えてもよい。有用な可
塑剤の例は、フタル酸エステル(たとえば、ジメチルフ
タレート、ジエチルフタレート、ジブチルフタレート、
ジイソプロピルフタレート、ジオクチルフタレート、オ
クチルカプリルフタレート、ジシクロヘキシルフタレー
ト、ジトリデシルフタレート、ブチルベンジルフタレー
ト、ジイソデシルフタレート、ジアリルフタレートなど
);グリコールエステル(たとえば、ジメチルグリコー
ルフタレート、エチルフタリルエチルグリコール、メチ
ルフタリルエチルグリコール、ブチルフタリルブチルグ
リコール、トリエチレングリコールジカプリレートなど
);リン酸エステル(たとえば、リン酸トリクレシル、
リン酸トリフェニルなど);脂肪族二塩基酸エステル(
たとえば、ジイソブチルアジペート、ジオクチルアジペ
ート、ジメチルアジペート、ジメチルセバケート、ジブ
チルセバケート、ジイソオクチルアゼレートなど);ト
リエチルシトレート、グリセロールトリアセチルエステ
ル;およびブチルラウレートである。
【0033】層を形成するのに用いる組成物の被覆特性
を改良する為に、種々の既知表面活性剤、たとえば界面
活性剤、湿潤剤などを画像受容層14に加えてもよい。 所望により、1種またはそれ以上の可塑剤を画像受容層
14に加えてもよいが、典型的には画像受容層14は、
このような剤を含まなくても十分に可撓性である。これ
ら剤の最適量は、試行錯誤により容易に決定できるが、
本発明を実施する上でこれらの剤は機能的には必要でな
い。
【0034】画像受容層14中のオリゴマーが製造中ま
たは貯蔵中に熱的に重合するのを防ぐ為、1種またはそ
れ以上の熱重合禁止剤を画像受容層に加えるのが好まし
いことがある。そのような禁止剤の例は、ヒドロキノン
、p−メトキシフェノール、ジ−t−ブチル−p−クレ
ゾール、ピロガロール、t−ブチルカテコール、ベンゾ
キノン、塩化第一銅、フェノチアジン、クロラニル、ア
ルファ−ナフチルアミン、ベータ−ナフトール、ニトロ
ベンゼンおよびジニトロベンゼンである。熱重合禁止剤
の最適量は、試行錯誤により容易に決定できる。
【0035】所望により、着色剤、たとえば染料または
顔料を、画像受容層14または原始画像層16のいずれ
かに加えて、本発明に従って版面を製造する際に視覚的
に検査するのを容易にすることができる。着色剤の最適
量も試行錯誤により決定することができる。
【0036】典型的には、画像受容層14は、好ましく
は実質的に遊離ラジカル補足剤、たとえばアゾ型染料を
含まない。遊離ラジカル補足剤は、本発明が依存してい
る遊離ラジカルの発生、移動および重合の開始を妨害す
ることがあり、好ましくない。
【0037】一般に、本発明の画像受容層組成物は、各
成分を適当な溶媒中で混合することにより調製される。 たとえば、カルボキシル基またはエチレン性不飽和基と
反応しない、低沸点、すなわち常圧で約150℃より低
い沸点を持つ極性溶媒(たとえば、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、アセトン、メチルエチルケトン、
テトラヒドロフランまたはこれらの混合物)が、上記米
国特許第4,228,232号に記載のオリゴマーのよ
うなオリゴマーと共に用いるのに有用である。溶媒の量
は、組成物の所望の粘度および作成する画像受容層の厚
さに依存するが、試行錯誤により簡単に決定できる。
【0038】次いで、画像受容層14は、既知の被覆方
法によりベースシート12上に被覆される。被覆される
層の最適厚さは、得られる版面を使用する特定の用途に
部分的に依存する。典型的には、約0.3〜9g/m2
(無溶媒基準)の組成物被覆重量が有用である。しかし
ながら、上記のような範囲の外の厚さおよび組成物被覆
重量で形成された画像受容層も本発明において有用であ
る。 画像受容層14および得られる印刷画像24の最適厚さ
は、製造しようとする版面を使用するプレスおよび所期
のプレス寿命に部分的に依存する。
【0039】下記の画像に沿った硬化の後では、画像受
容層14の硬化部分、すなわち印刷画像24は、約50
〜90のショアD硬度を持つ。この範囲外の硬度を持つ
印刷画像も使用できる。しかし、典型的には、印刷画像
24が柔らかくなるにつれて得られる版のプレス寿命が
短くなり、印刷画像24が硬くなるにつれて得られる版
がより脆くなり、プレス上へ装着される際に曲げられた
時または使用中に割れることがある。これを達成する為
の適切な画像受容層組成物の特定用途に対する硬度およ
び組成、すなわちオリゴマーの選択および可塑剤の添加
は、試行錯誤により容易に決定できる。得られる印刷画
像24は、好ましくは水性溶液、印刷薬品、ブランケッ
ト洗浄液、ファウンテン溶液、インキ、洗浄溶液に実質
的に溶解せず、あるいは望ましくない画像品質および耐
久性の劣化を伴うことなく印刷中の照射に少なくとも十
分耐えることが望ましい。
【0040】原始画像層16も、水性溶液透過性でなけ
ればならない。特に、遊離ラジカル発生溶液は、原始画
像層を透過し、金属銀原始画像22と反応して所望の遊
離ラジカルを発生し、画像受容層14に流れ込んで遊離
ラジカルがその中へ浸透してオリゴマーおよび(存在す
るならば)モノマーを重合して印刷画像24を形成でき
る必要がある。原始画像層16は、親水性コロイド、た
とえばゼラチン中に分散されたハロゲン化銀のエマルジ
ョンを含み、化学線照射にさらされ現像されると金属銀
画像を形成する。金属銀画像は、遊離ラジカル発生溶液
中での遊離ラジカル複合体の形成を触媒する為に用いら
れる。発生した複合体は、原始画像層16から画像受容
層14への画像に沿った浸透を促進する為に、好ましく
は水溶性であり、これにより得られる印刷画像の高い解
像度が達成される。
【0041】有用なハロゲン化銀エマルジョンは、塩化
銀、臭化銀、塩化臭化銀または沃化臭化銀エマルジョン
を包含する。典型的には、好ましいエマルジョンは、コ
ントラストの高い塩化臭化銀エマルジョンであり、この
場合ハロゲン化銀は約75モル%の塩化物および約25
モル%の臭化物である。
【0042】ネガティブタイプまたは直接ポジティブタ
イプのハロゲン化銀エマルジョンのいずれも本発明にお
いて使用できる。ハロゲン化銀粒子の結晶形は、重要で
はなく、粒子は、単分散または多分散粒子であってよく
、更にコア−シェルタイプ粒子またはタブレット粒子で
あってもよい。
【0043】当該技術分野において知られているように
、ハロゲン化銀エマルジョンは、コントラストおよび相
反則の不成立を制御する為に、重金属、たとえばロジウ
ム塩、イリジウム塩、パラジウム塩、ルテニウム塩など
を含むことができる。
【0044】ハロゲン化銀エマルジョンの利点は、化学
線の所望の波長または波長領域に対する達成しうる高い
感光性である。当該技術分野において知られているよう
に、このようなエマルジョンは、所望の波長に対する感
光性を与える為に、種々の増感剤を加えて増感すること
ができ、ある場合には、このようなエマルジョンは、あ
る波長に対しては実質的に感光しないようにすることも
できる。従って、本発明の原版作成要素は、版面を製造
する為に、所望により種々の照射手段のいずれにも使用
できる。即ち、本発明の版では、ハロゲン化銀粒子は、
オルトクロマチックにまたはパンクロマチックに増感さ
れ、たとえばヘリウム−ネオンレーザー、アルゴンレー
ザー、発光ダイオード、半導体レーザー、可視光、赤外
線および紫外線による照射に対して増感され得る。更に
、所望により、ハロゲン化銀粒子をある波長に対しては
減感し、他の波長に対しては増感することができ、たと
えば通常の屋内光の下では未露光版を覆わずに取り扱え
るように可視光に対しては減感し、紫外線照射に対して
は増感することができる。ハロゲン化銀粒子は、ポジテ
ィブにもネガティブにも、シアニンまたはヘミシアニン
染料のような有機増感剤により増感できる。米国特許第
4,134,769号は、本発明の原版作成要素の画像
層に使用できる増感染料の例を開示している。
【0045】当業者には知られているように、ハロゲン
化銀粒子は、製造時または被覆時に種々の方法により増
感することができる。たとえば、ハロゲン化銀粒子は、
周知の方法により、たとえばチオ硫酸ナトリウムもしく
はアルキルチオウレア、および/または金化合物(塩化
金など)を用いて化学的に増感することができる。
【0046】原始画像層16に有用なある種のゼラチン
の例は、石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチンおよび脱イ
オンゼラチンを包含する。
【0047】原始画像層16は、1種またはそれ以上の
適当な改良剤、たとえば湿潤剤、好ましくはアニオン性
またはノニオン性湿潤剤(たとえば、アメリカン・サイ
アナミッド(Amerian  Cyanamid)製
アエロゾル(AEROZOL)OT、サポニン、ローム
・アンド・ハース(Rohm  and  Haas)
製トリトン(TRITON)X100、ユニオン・カー
バイド(Union  Carbide)製ターギトー
ル(TERGITOL)NPXなど;硬化剤(たとえば
、ホルムアルデヒド、ジメチロールウレア、トリアジン
、ビニルスルホンなど);ゲル増量剤;およびその他の
剤を含んでいてよい。ある用途に対するこのような剤の
最適量は、試行錯誤により容易に決定できる。たとえば
、原始画像層16は典型的にはゼラチン100重量部当
たり約1〜10重量部の硬化剤を含むが、この範囲外の
量もある場合には有用であろう。
【0048】所望により、原始画像層16は、画像受容
層14に付いて先に説明したようなバインダーを含んで
いてよい。所望により、原始画像層16は、1種または
それ以上の可塑剤を含んでいてもよい。
【0049】ある用途における原始画像層16の有用な
厚さは、試行錯誤により容易に決定できる。画像が一旦
原始画像層内に現像された場合、十分な量の金属銀が存
在して遊離ラジカル発生溶液が適用された際に多量の遊
離ラジカルを発生してオリゴマーおよび (存在するな
ら)モノマーを画像受容層14中で重合させるなら、一
般に、原始画像層16はどのような厚さでもよい。もし
原始画像層16が厚すぎるなら、遊離ラジカル発生溶液
がその中を透過するのが妨害され、得られる印刷画像2
4の解像度が損なわれ得る。典型的には、銀基準で約5
〜50mg/dm2のハロゲン化銀含む原始画像層16
が有用である。しかしながら、この範囲外の量のハロゲ
ン化銀を含む原始画像層も、ある態様では有用である。
【0050】所望により、本発明の原版作成要素は、更
に、下地の画像受容層14とは反対側で、原始画像層1
6を覆う光学的トップコートを有していてよい。このよ
うなトップコート(図1〜3において18により示す。 )は、ある場合にはゼラチンから作られるが、耐摩耗性
などを改善する為に用いられる。トップコートは、典型
的にはゼラチンまたは他のポリマー物質(たとえば、ポ
リビニルアルコール)を含む。原始画像層16の露光を
促進する為に、トップコート18は、好ましくは、少な
くとも要素を露光する照射波長に対して実質的に透明で
ある。典型的には、光学的トップコート18は、約1〜
5ミクロンの厚さであるが、この範囲外の厚さのトップ
コートも使用できる。
【0051】版面は、上記の新規原版作成要素から、本
発明の新規な製法により、以下のようにして製造するこ
とができる。まず、図2に示すように、要素10を画像
にそって、化学線により露光する、たとえば5mWのよ
うな低出力のレーザー(図示せず)のような光源からの
照射によりマスク20を通して露光する。あるいは、要
素10は、画像に沿った選択的スキャン(図示せず)に
より、たとえばレーザーを用いて露光することもできる
。 使用できる化学線源の例は、紫外線ランプ、赤外線ラン
プ、レーザーダイオード、可視光ランプなどであり、使
用する特定の原始画像層16の感度に応じて選択される
。先に記載したように、本発明の利点は、原始画像層1
6がハロゲン化銀のエマルジョンを含み、ハロゲン化銀
が所望の露光方法により選択的に感光されることであり
、これにより作業者の自由度が非常に大きくなることで
ある。たとえば、ある態様では、要素10は約10エル
グ/cm2以下、たとえば約2エルグ/cm2の要素表
面(すなわち、フィルム面レベル)でのエネルギーによ
り露光され得る。
【0052】原始画像層16は、露光の後、たとえば通
常のヒドロキノン写真原像液により原像され、図2に示
されるようにその中に金属銀が形成される。その後、金
属銀画像22は、ピラジンまたはキノキサリンを含む遊
離ラジカル発生溶液中に所望の遊離ラジカル複合体を発
生させる為に使用される。
【0053】原始画像層16中の金属銀画像22の原像
の後、原版作成要素10は、典型的には、原像液の作用
を停止し残留原像液を除く為に水により濯がれる。典型
的には、原像液はある程度アルカリ性であるので、その
場合には、原版作用要素10は、原像液を完全に中和す
る為にやや酸性の溶液により濯がれる。
【0054】原版作成要素10は、一体画像転写アッセ
ンブリとも言われるが、次いで遊離ラジカル発生溶液(
図示せず)に浸漬される。発生溶液中の触媒および金属
銀画像22が反応して移動可能な遊離ラジカル複合体を
形成する。以下に、考え得る反応を示す:
【0055】
【化1】
【0056】原始画像層16および画像受容層14は共
に透過性であるので、遊離ラジカル発生溶液中では少な
くとも一部の遊離ラジカル複合体が原始画像層16から
画像受容層14へと移動する。図3に示すように、原始
画像22から画像受容層14へ移動すると、遊離ラジカ
ル複合体は、画像受容層14中のその部分にあるオリゴ
マーおよび(存在するなら)モノマーを重合させ、相対
的に不溶性にする。不溶性にされた画像受容層14の部
分は、印刷画像24を形成する。
【0057】本発明の方法において使用される遊離ラジ
カル発生溶液は、通常の銀染料漂白浴と類似であってよ
い。この溶液は、通常酸性であり、ある場合触媒をプロ
トン化して遊離ラジカルを形成するのを促進することが
ある。しかし、そのような低いpHを必要としない遊離
ラジカル発生溶液も本発明において使用できる。従って
、好ましくは触媒は、そのような溶液が用いられると、
強酸性条件下で高い安定性を示す。含まれる触媒は、銀
と接触した場合、画像層から画像受容層へ移動して受容
層内で重合を起こすことができるように十分長い寿命を
持つラジカルを形成する必要がある。
【0058】触媒の選択は、画像受容層14に使用され
るオリゴマーに部分的に依存しており、オリゴマーとの
適合性を持つ、すなわちオリゴマーを効果的に重合する
ラジカルを形成する触媒が好ましい。触媒とオリゴマー
との有用な組み合わせは、試行錯誤により容易に決定す
ることができる。本発明の発生溶液に使用し得る触媒の
例は、ピラジン、キノキサリン、2,3−ジメチルキノ
キサリン、6,7−ジメチル−2,3−ジ(ピリジル)
キノキサリン、フェナジン、2−ヒドロキシ−3−アミ
ノフェナジンおよび3−ヒドロキシ−4−アミノ−ナフ
タジン−5−スルホン酸を包含する。上記米国特許第4
,228,232号に開示されたオリゴマーと共に用い
るのに好ましい触媒は、6,7−ジメチル−2,3−ジ
(ピリジル)キノキサリンであり、この化合物は、低p
H溶液への溶解性が高く、そのような条件でプロトン化
し、印刷画像24の形成に必要なように移動できる安定
な遊離ラジカルを形成する。
【0059】ピラジン誘導体、キノキサリン誘導体およ
びフェナジン誘導体触媒は、これらにより発生した遊離
ラジカルが長い寿命を持つ傾向にあり、それにより画像
受容層への効果的な移動および所望の重合が可能となる
ので、好ましい。
【0060】遊離ラジカル発生溶液中の触媒の最適濃度
は、触媒の種類または使用される触媒と画像受容層16
中のオリゴマーとの組み合わせに部分的に依存する。多
くの場合、遊離ラジカル発生溶液の約0.1〜0.5重
量%の量で存在する。もし溶液中の触媒が少なすぎると
、オリゴマーの重合が望ましくないほどゆっくり進み、
その為、解像度が損なわれる。多くの場合、触媒濃度の
上限は、触媒自体の溶解特性によって実質的に定まる。
【0061】次いで、原始画像層16は、典型的には原
版作成要素10を熱水により処理してハロゲン化銀エマ
ルジョンを溶解することにより除去される。
【0062】その後、画像受容層14の未重合の、すな
わち無画像の領域は、典型的には要素10を水性アルカ
リ浴、たとえばn−プロパノール4重量%、メタケイ酸
ナトリウム2重量%およびダウ(DOW)FAS2A−
1(ダウ・ケミカル(Dow  Chemical)製
)0.6重量%を含む水溶液により処理することにより
除去される。
【0063】図4は、完成した版面26の断面図であり
、版面は、ベースシート12および疎水性印刷画像24
を有している。
【0064】得られた版は、常套の方法により処理して
、たとえばアラビアゴムによりゴム引きして、印刷性能
または貯蔵性を改良することができる。
【0065】図5〜7に示すように、本発明の方法は、
銀画像を持つフィルム、たとえばリスフィルムポジティ
ブから版面を製造するのに使用することができる。図5
は、修正された要素110を示し、この要素110は、
ベースシート12および先に説明したような画像受容層
14を含む。銀画像122を持つ画像源116が別に供
給されている。画像源116および要素110が、合わ
せて画像転写アッセンブリを構成している。
【0066】図6に示すように、画像源116は、画像
源116および画像受容層14が共に遊離ラジカル発生
溶液により十分湿潤されるように、要素110の画像受
容層14に密接に接触される。典型的には、画像源11
6および画像受容層14が、両者間にギャップが実質的
に残ることなく密接に接触するように、穏やかな圧力が
加えられる。そのようなギャップは、遊離ラジカルの画
像源116から画像受容層14への移動を妨げ、それに
より得られる印刷画像24の精度および解像度が損なわ
れる。そのような圧力を加える典型的な手段は、画像源
116および要素110を所定の位置に配置し、両者を
一対のニップロール間に通ることである。遊離ラジカル
は、画像源116中で発生し、画像受容層14へ移動し
、画像に沿って重合を起こして印刷画像14を形成する
【0067】次いで、画像源116は、要素110から
除去され、画像受容層14の未重合部分も、たとえば先
に説明したようにアルカリ浴により処理して除去され、
図7に示すような親水性ベースシート12および疎水性
印刷画像24を含む版面が得られる。本発明の利点は、
必要な遊離ラジカルを発生するのに用いられる金属銀画
像122中の全銀量が少ないので、同じ印刷画像をもつ
複数の版面を製造するのに、画像源116を複数回再使
用できることである。
【0068】本発明の別の利点は、印刷画像の形成、す
なわち重合が自体光開始ではないので、新しい版面を、
特別な遮光取り扱いではなく通常の環境光条件下で製造
できることである。好ましくは、画像受容層は、実質的
に非光重合性でない。たとえば、予め作成し校正したリ
スフィルムを画像源として用い、重合性層が感光性であ
る原版作成要素においては必要な印刷画像の画像に沿わ
ない望ましくない重合を防ぐ為の特別な光条件に依存す
ることなく、必要なだけの複数の新しい版面を製造する
のに使用できる。
【0069】優れた解像度および耐久性を持つ印刷画像
を、本発明に従って製造することができる。たとえば、
5〜95%のハーフトーン画像を含む印刷画像を150
ライン/インチのスクリーンから容易に作成でき、数千
枚のコピーを作るのに使用できる。
【0070】実施例   本発明を、以下の実施例により更に説明するが、実
施例により本発明が限定されるものではない。特記しな
い限り、全ての量は重量部で示される。
【0071】特に示した以外、実施例1〜6では次のハ
ロゲン化銀エマルジョンを使用した。エマルジョンは、
約0.35ミクロンの平均粒子寸法を持つゼラチン中に
単分散された臭化塩化銀(Br:Cl重量比=25:7
5)を含んでいた。エマルジョンは、N−メチルチオス
クシンイミドおよびテトラクロロ金酸ナトリムにより最
適に増感され、指示された露光源に対しての感光性を与
えるように適当な感光色素が加えられた。また、エマル
ジョンは、エマルジョン80部当たりキトサン2部、安
定剤としてテトラアザインデン、界面活性剤(アエロゾ
ルOT、エマルジョン80g当たり1.3重量%溶液1
5ml)、クロム明ばん(エマルジョン80g当たり5
重量%溶液15ml)、および硬化剤(ホルムアルデヒ
ド、エマルジョン80g当たり15ml)を含んでいた
。特に示さない限り、エマルジョンは、約20mg/d
m2の主成分重量(銀基準)を持つ原始画像層を与える
ように塗布された。
【0072】各実施例で使用した写真原像液は、コダッ
ク(KODAK)D19写真原像液であった。また指示
していなければ、各実施例で画像受容層の未硬化部分を
除去するのに使用した版原像液は、次の組成の溶液であ
った: 量          成分 20.0  メタケイ酸ナトリウム 40.0  n−プロパノール 0.6  ダウFAX2A−1 939.0  水
【0073】実施例1   砂目付き陽極酸化アルミニムの厚さ6ミル(150
ミクロン)のシートをベースシートとして用いた。ベー
スシートに、約1800g/m2(170mg/フィー
ト2)の被覆量で、次の組成物を手で塗布して画像受容
層を形成した:   量          成分     4.36  SR295[ペンタエリスリトー
ルテトラアクリレートモノマー           
   (サートマー(Sartmer)製)]    
5.68  オリゴマー[カルボキシ置換ウレタンオリ
ゴマー(米国特許第4,              
228,232号のプレパレーションIIに記載)のメ
チルエチル              ケトン中60
重量%溶液]    0.30  トリエチルアミン[
オリゴマーの酸基を中和して水溶液中でオリ     
         ゴマーをより適合性とするため] 
 76.42  水性プロパノール共沸剤−溶剤  1
4.24  顔料/バインダー[銅フタロシアニン顔料
のフォームバー(FOR              
MVAR)12/85(モンサント製ホルムアルデヒド
/ポリビニ              ルアルコール
コポリマー)中1:2組成物]    0.40  ジ
フェニルインドニウム塩[遊離ラジカル移動剤]
【0074】オルソクロマチックエマルジョンを上記被
覆の上に塗布した。
【0075】次いで要素を、f22で10秒間グラフィ
ックアートカメラにより、タイプおよびハーフトーンの
像を露光し、D19中で2分間原像し、希酢酸浴中で1
5秒間原像停止し、次いで、3N硫酸250ml、1N
沃化カリウム250mlおよびキノキサリンジオール0
.2gから成る遊離ラジカル発生溶液に5分間浸漬した
【0076】エマルジョン、すなわち原始画像層は、熱
水で容易に洗い流せ、画像受容層の非画像、すなわち未
硬化領域は、版原像液により除去した。
【0077】親油性硬化ポリマー画像、すなわち印刷画
像は、タイプおよびハーフトーン共、親油性アルミニウ
ムベースシート上に残った。得られた版を、印刷プレス
で用いたところ、500刷り以上鮮明に印刷できた。
【0078】実施例2   遊離ラジカル発生溶液として2N硫酸500ml、
チオウレア15gおよびキノキサリンジオール0.3g
から成る溶液を用いる以外は実施例1を繰り返した。実
施例1と同様の結果が得られた。
【0079】実施例3   遊離ラジカル発生溶液中のキノキサリンジオールの
代わりに6,7−ジメチルジピリジルキノキサリン1.
0gを用いる以外は実施例2を繰り返した。得られた版
面は、より強く、より優れた耐摩耗性を有していた。
【0080】実施例4   原始画像層のエマルジョン中のキトサンをブチルア
クリロニトリルメタクリレート(ターポリマーラテック
ス)に置き換える以外は実施例3を繰り返した。原始画
像層の下地画像受容層への接着性が改良された。得られ
た版面により、実施例3と同様の結果が得られた。
【0081】実施例5   原始画像層のエマルジョンを633nmに対してス
ペクトル的に増感し、原版作成要素を約2エルグ/cm
2の露光エネルギーを与えるようにヘリウム/ネオンレ
ーザーにより露光して、原始画像層に原始画像を形成す
る以外は、実施例3を繰り返した。
【0082】レーザー書き込み画像状の硬化樹脂印刷画
像が形成された。得られた版面により、実施例3と同様
の結果が得られた。
【0083】実施例6   原始画像層のエマルジョンを約488nmの波長で
増感する以外は、実施例3を繰り返した。原版作成要素
を、その波長のビームを発するアルゴンレーザーにより
約10エルグ/cm2の露光エネルギーを与えるように
スキャンして、文字および約140ライン/インチの解
像度を持つハーフトーンドットを形成した。得られた版
面により、実施例3と同様の結果が得られた。
【0084】実施例7   原始画像層のエマルジョンを約820nmの波長で
増感し、原版作成要素を、その波長のビームを発するレ
ーザーイメージにより約50エルグ/cm2のエネルギ
ーを与えるように露光した。
【0085】実施例8   得られた版面により、実施例3と同様の結果が得ら
れた。
【0085】市販のハロゲン化銀リスフィルムを露光し
、原像して金属銀画像を形成し、原像停止浴で処理し、
定着し、濯ぎ、乾燥して、画像源を製造した。
【0086】以下の成分を1000mlの溶液を得るの
に十分な量の水に溶解して、遊離ラジカル発生溶液を調
製した(なお、量はグラムである):   量        成分   50.0  濃硫酸   48.0  チオウレア     3.2  6,7−ジメチル−2,3−ジ(ピ
ラジル)キノキサリン    2.0  4−メルカプ
ト酪酸    7.0  ニトロベンゼンスルホン酸 
   6.0  ベンゾトリアゾール    4.0 
 フェニドン 後の4成分は、画像解像度を改良する為に加えられた。
【0087】この溶液を、コピラピッド(COPYRA
PID)PC−38ディヒュージョン・トランスファー
・プロセッサー(Diffusion  Transf
er  Processor)[アグファ・ゲバルト(
Agfa  Gevaert)製]のタンクに入れた。
【0088】上に画像受容層を持つアルミニウムベース
シートおよび画像源を同時に、画像転写アッセンブリと
してプロセッサーに供給し、プロセッサー内で遊離ラジ
カル発生溶液に浸漬し、次いで、ロールの間を通して密
接に接触させた。約60秒後、2つのシートを剥がした
【0089】次いで、版面要素、すなわちベースシート
および画像受容層を上記版原像液によりして、画像受容
層の未重合部分を除去した。得られた印刷画像は、非常
に鮮明に見え、非常に優れたトーンの階調を有していた
【0090】原始画像を、少なくとも6枚の版面を作成
するのに同じように用いたところ、全て良好な外観を有
しており、劣化は見られなかった。原始画像は、必要な
ら、更に版面を作成するのに使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の典型的な原版作成要素の1つの態
様の断面図。
【図2】  本発明の方法の1工程での原版作成要素の
断面図。
【図3】  本発明の方法の別の工程での原版作成要素
の図2と同じ部分の断面図。
【図4】  本発明の方法の更に別の工程での原版作成
要素の図2と同じ部分の断面図。
【図5】  本発明の方法の1工程での他の態様の原版
作成要素と独立の原始画像層の断面図。
【図6】  本発明の方法の別の工程での原版作成要素
の図5と同じ部分の断面図。
【図7】  本発明の方法の更に別の工程での原版作成
要素の図5と同じ部分の断面図。
【符号の説明】
10:要素            12:ベースシー
ト14:画像受容層      16:原始画像層18
:トップコート    20:マスク22:原始画像 
       24:印刷画像110:修正要素   
   116:画像源122:銀画像

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  a)親水性ベースシートおよび疎水性
    画像受容層を持ち、該画像受容層は、遊離ラジカルによ
    り重合できるエチレン性不飽和オリゴマーの少なくとも
    1種を含む版面形成要素を提供し、 b)現像された金属銀原始画像層を含み、該原始画像は
    、遊離ラジカル発生溶液が適用された場合に遊離ラジカ
    ル複合体を発生することができる原始画像層を提供し、
    c)該原始画像層を該画像受容層に密接に接触させて画
    像転写アッセンブリを作り、 d)該画像転写アッセンブリに、ピラジン誘導体、キノ
    キサリン誘導体およびフェナジン誘導体から選択される
    少なくとも1種の触媒を含む遊離ラジカル発生溶液を適
    用し、それにより、該原始画像層から該画像受容層に移
    動して該画像受容層の該オリゴマーの部分を画像に沿っ
    て重合させる遊離ラジカルを該原始画像層中に発生させ
    、e)該原始画像層を除去し、 f)該画像受容層を現像して、印刷画像を該ベースシー
    ト上に有する版面を得ることを特徴とする版面の製造方
    法。
  2. 【請求項2】  a)該ベースシートが、アルミニウム
    、アルミニウム合金、スチール、スチール合金、亜鉛、
    鉄、金属ラミネート、金属と紙とのラミネート、金属と
    ポリマーフィルムとのラミネートおよびポリマーフィル
    ムから成る群から選択される少なくとも1種を含むこと
    、または b)該ベースシート、画像受容層および原始画像層が一
    体転写アッセンブリであることを更に特徴とする請求項
    1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】  a)該原始画像層が、ハロゲン化銀の
    1種またはそれ以上を含む水性透過性エマルジョンであ
    ること、 b)該原始画像層が、リスフィルムであること、または
    c)該原始画像層が、該金属銀画像を形成する為に現像
    される前に、可視光線、赤外線または紫外線のいずれか
    により照射されることを更に特徴とする請求項1記載の
    製造方法。
  4. 【請求項4】  a)該画像受容層が、ウレタンオリゴ
    マーを含むこと、 b)該画像受容層が、該遊離ラジカルによる重合の後、
    約50〜90のショアD硬度を持つ印刷画像を形成する
    こと、 c)該画像受容層が、約60重量%までの遊離ラジカル
    重合性モノマーを含むこと、または d)該オリゴマー、約10〜60重量%のバインダーお
    よび約10〜60重量%の遊離ラジカル重合性モノマー
    を含むこと、 e)該画像受容層または該原始画像層の少なくとも1つ
    が、遊離ラジカル移動剤を含むこと、もしくはf)該画
    像受容層が、実質的に非光重合性であることを更に特徴
    とする請求項1記載の製造方法。
  5. 【請求項5】  a)該遊離ラジカル発生溶液が、約2
    .0以下のpHを持つこと、 b)該銀開始遊離ラジカル発生溶液が、約0.1〜0.
    5重量%の該触媒を含むこと、または c)該遊離ラジカル発生溶液が、ピラジン、キノキサリ
    ン、2,3−ジメチルキノキサリン、6,7−ジメチル
    −2,3−ジ(ピリジル)キノキサリン、フェナジン、
    2−ヒドロキシ−3−アミノフェナジンおよび3−ヒド
    ロキシ−4−アミノナフタジン−5−スルホン酸から成
    る群から選択された少なくとも1種の触媒を含むことを
    更に特徴とする請求項1記載の製造方法。
  6. 【請求項6】  該原始画像層が、該版面要素の一体部
    分であり、該版面要素が、化学線により画像に沿って照
    射され、現像されて該金属銀画像を形成することを更に
    特徴とする請求項1記載の製造方法。
  7. 【請求項7】  a)親水性印刷面を含むベースシート
    、b)ベースシート上の、遊離ラジカルにより重合でき
    るエチレン性不飽和オリゴマーの少なくとも1種を含む
    疎水性画像受容層、 c)該画像受容層上に配置され、照射され現像されて金
    属銀画像を形成するハロゲン化銀を含む水性透過性エマ
    ルジョンを含む原始画像層であって、遊離ラジカル発生
    溶液と接触した場合に、該画像受容層へ実質的に画像に
    沿って移動し、実質的に画像に沿って該オリゴマーを重
    合または硬化させる遊離ラジカル複合体を発生する画像
    受容層を含んで成る原版作成要素。
  8. 【請求項8】  a)該ベースシートが、アルミニウム
    、アルミニウム合金、スチール、スチール合金、亜鉛、
    鉄、金属ラミネート、金属と紙とのラミネート、金属と
    ポリマーフィルムとのラミネートおよびポリマーフィル
    ムから成る群から選択される少なくとも1種を含むこと
    、または b)該ベースシートが可撓性であることを更に特徴とす
    る請求項7記載の原版作成要素。
  9. 【請求項9】  a)該原始画像層が、少なくとも1種
    のハロゲン化銀を含む水性透過性エマルジョンを含むこ
    と、b)該エマルジョンが、約75重量%の塩化銀と約
    25重量%の臭化銀とから成るハロゲン化銀を含むこと
    、または c)該原始画像層が、ゼラチン、重金属、バインダー、
    可塑剤、表面活性剤、硬化剤、ゲル増量剤、増感剤およ
    び着色剤の1種またはそれ以上を含むことを更に特徴と
    する請求項7記載の原版作成要素。
  10. 【請求項10】  a)該画像受容層が、ウレタンオリ
    ゴマーから成ること、 b)該画像受容層が、実質的に非光重合性であること、
    c)該画像受容層が、少なくとも約10重量%のオリゴ
    マー、約10〜60重量%のバインダーおよび約10〜
    60重量%の遊離ラジカル重合性モノマーを含むこと、
    または d)該画像受容層が、約60重量%までの遊離ラジカル
    重合性モノマーを含むことを更に特徴とする請求項7記
    載の原版作成要素。
  11. 【請求項11】  該画像受容層および該原始画像層の
    少なくとも1つが、遊離ラジカル移動剤を含む請求項7
    記載の原版作成要素。
  12. 【請求項12】  該要素が、該画像受容層とは反対の
    側で該原始画像層上に配置されているトップコートを含
    むことを更に特徴とする請求項12記載の原版作成要素
JP3036046A 1990-03-02 1991-03-01 版面の製造方法および原版作成要素 Pending JPH04217248A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/487,530 US5032486A (en) 1990-03-02 1990-03-02 Method for forming printing plates and plate-making element
US487,530 1990-03-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04217248A true JPH04217248A (ja) 1992-08-07

Family

ID=23936108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3036046A Pending JPH04217248A (ja) 1990-03-02 1991-03-01 版面の製造方法および原版作成要素

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5032486A (ja)
EP (1) EP0445912B1 (ja)
JP (1) JPH04217248A (ja)
DE (1) DE69126345T2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105308505B (zh) * 2013-06-14 2019-11-29 爱克发有限公司 平版印刷版前体
EP3008517A1 (en) * 2013-06-14 2016-04-20 Agfa Graphics N.V. A lithographic printing plate precursor

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL274158A (ja) * 1961-02-02
BE615660A (ja) * 1961-04-06
BE635636A (ja) * 1962-08-01
GB1054281A (ja) * 1963-01-15
GB1131200A (en) * 1966-06-06 1968-10-23 Fuji Photo Film Co Ltd Process for the production of polymer images by the polymerization of vinyl compounds
JPS5010488B1 (ja) * 1967-01-31 1975-04-22
BE713299A (ja) * 1967-04-06 1968-08-16
GB1243811A (en) * 1967-08-28 1971-08-25 Fuji Photo Film Co Ltd A process for the formation of polymer images from photographic images
GB1247251A (en) * 1968-01-10 1971-09-22 Fuji Photo Film Co Ltd Process for the formation of polymer images from photographic images
BE736090A (ja) * 1968-07-16 1969-12-16
US3874947A (en) * 1968-08-20 1975-04-01 Fuji Photo Film Co Ltd Process for the production of polymer images
JPS491570B1 (ja) * 1968-10-31 1974-01-14
JPS4948769B1 (ja) * 1968-11-02 1974-12-23
JPS4910697B1 (ja) * 1968-12-10 1974-03-12
JPS5034966B2 (ja) * 1972-07-24 1975-11-12
US4037021A (en) * 1973-06-11 1977-07-19 Sun Chemical Corporation Photopolymerizable compositions containing a keto dioxolane as the photosensitizer
JPS5321601A (en) * 1976-08-10 1978-02-28 Mitsubishi Paper Mills Ltd Improved offset printing plate
US4228232A (en) * 1979-02-27 1980-10-14 Minnesota Mining And Manufacturing Company Photopolymerizable composition containing ethylenically unsaturated oligomers
JPS55149939A (en) * 1979-04-05 1980-11-21 Asahi Chem Ind Co Ltd Image forming method and photosensitive material used for it
US4268609A (en) * 1979-07-16 1981-05-19 Fuji Photo Film Co., Ltd. Process for preparing photosensitive lithographic printing plate precursor
JPS5625739A (en) * 1979-08-07 1981-03-12 Fuji Photo Film Co Ltd Preparation of printing plate
US4335197A (en) * 1980-11-25 1982-06-15 E. I. Du Pont De Nemours And Company Photoimaging process
JPS57211146A (en) * 1981-06-23 1982-12-24 Fuji Photo Film Co Ltd Photopolymerizable composition
JPS58121031A (ja) * 1982-01-13 1983-07-19 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69126345T2 (de) 1997-12-11
EP0445912B1 (en) 1997-06-04
EP0445912A1 (en) 1991-09-11
US5032486A (en) 1991-07-16
DE69126345D1 (de) 1997-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5393651A (en) Silver halide light-sensitive material comprising polymerizable layer provided on aluminum support
JPH0721633B2 (ja) 感光材料
JPH0373849B2 (ja)
JP3475377B2 (ja) 平版印刷版用感光材料
EP0426192B1 (en) Light-sensitive material comprising polymerizable layer and light-sensitive layer provided on support
DE4125699A1 (de) Lichtempfindliches material umfassend eine auf einem traeger aufgebrachte lichtempfindliche schicht, polymerisierbare schicht und eine beschleunigungsschicht fuer die bilderzeugung
JPH04217248A (ja) 版面の製造方法および原版作成要素
JP3522923B2 (ja) ハロゲン化銀感光材料
US5395730A (en) Image formation by thermal transfer
US4221858A (en) Process for preparing a planographic printing plate
JPH0958143A (ja) 平版印刷用原版及び平版印刷版の作製方法
JPH0373852B2 (ja)
JPH086255A (ja) 平版印刷材料
JPH0695372A (ja) 感光材料の製造方法
JPH0373850B2 (ja)
US6869743B1 (en) Method of processing light-sensitive material
EP0587213B1 (en) Image formation by thermal transfer
JP3131069B2 (ja) 画像形成方法
JP2590024B2 (ja) 感光材料および画像形成方法
JPH08254829A (ja) 平版印刷材料
JPH06236040A (ja) 画像形成方法
JPH05142783A (ja) 画像形成方法
JPH05181285A (ja) 画像形成方法
JPH05289228A (ja) 印刷プレートにおけるまたはそれに関する改良
JPH10142792A (ja) 感光材料