JPH0421689Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0421689Y2
JPH0421689Y2 JP8508187U JP8508187U JPH0421689Y2 JP H0421689 Y2 JPH0421689 Y2 JP H0421689Y2 JP 8508187 U JP8508187 U JP 8508187U JP 8508187 U JP8508187 U JP 8508187U JP H0421689 Y2 JPH0421689 Y2 JP H0421689Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
elastic piece
piece member
metal bar
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8508187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63193906U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8508187U priority Critical patent/JPH0421689Y2/ja
Publication of JPS63193906U publication Critical patent/JPS63193906U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0421689Y2 publication Critical patent/JPH0421689Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等のタイヤに装着して使用する
車両用滑止め具における小型の連結具に関するも
ので、その目的とするところは、着脱操作の容易
なしかも金属棒材に対する弾性片部材の固着が強
固で安定した係止状態が得られる連結具を提供す
るにある。
従来一般に使用されているタイヤチエーンの連
結具において、金属棒材の両端を相互に内方へ対
向する如く折曲して鈎状部となすとともに、前記
各鈎状部との間に連結すべき緊縛部材より狭い巾
の間隙部を設けて平板状の弾性片部材を一体成形
してなる車両用滑止め具における連結具は例えば
実開昭60−132908号公報の如く公知であるが、こ
のものは金属棒材に対する弾性片部材の固着部位
が前記金属棒材の直線部分で一体に焼付け成形さ
れたものであるため、弾性片部材と金属棒材との
間に引掛りがなく、前記弾性片部材の固着部位が
往々にして剥離し、弾性片部材がずれ動いて緊縛
部材の連結が不安定となる欠点があつた。
また上記連結具を小形化したもので第8〜9図
示のようなものもあるが、このものは弾性片部材
10全体が厚く形成され、しかもその先端部が切
り欠かれた状態で、金属棒材11の鈎状部12,
12の下部までしか延びていないため、緊縛部材
13,13が前記切り欠き部分から往々にして抜
け出てしまう惧れがあつた。
本考案は金属棒材と弾性片部材との固着を強固
となすことができるとともに緊縛部材の着脱操作
の容易な、しかも安定した係止状態が得られる連
結具を提供するものであつて、以下添附図面に示
した一実施例について詳細に説明する。
第1図において、は緊縛部材1,1′の係止
部材であつて、第1〜4図示の如く所要の硬度を
もつた金属棒材6aの両端を折曲して鈎状部6
b,6bを形成するとともに前記鈎状部6b,6
bとの間に所要の間隙部6c(緊縛部材1,1′の
径または厚さ、巾よりも小さい間隙部)を設けて
所要硬度をもつた合成ゴム、プラスチツク製等の
平板状の弾性片部材6dを焼付あるいはインジク
シヨンモールド等により一体成形してなるもので
ある。なお前記弾性片部材6dの基部6e側は厚
く、先端部6f側は薄く形成され、しかも前記先
端部6fは前記鈎状部6b,6bの略中心部上位
まで延長されている。6gは前記弾性片部材6d
に形成された凹状部であつて、前記弾性片部材6
dの折曲を容易にするとともに前記緊縛部材1,
1′における係止環部2,2′,3,3′の係止状
態を安定ささせるためのものである。なお上記金
属棒材6aは丸棒、角棒、平板状その他適宜の形
状のものでもよい。6hは前記金属棒材6aの弾
性片部材6d一体成形部位に形成された屈曲部で
あつて、前記金属棒材6aの鈎状部6b,6b先
端部側に向つて突出するように屈曲されているも
のである。
また前記緊縛部材1,1′は第5図示のように
ロープ、バンド、チエーン、その他適宜の材料か
らなる索条体で、タイヤの円周より短く形成され
ている。2,2′は前記緊縛部材1の両端部に設
けられた係合環部であつて、前記緊縛部材1と同
一部材あるいは他の部材で形成したものでもよ
い。1′は装着時に車両の外側に位置する緊縛部
材で、前記緊縛部材1と同様の材料からなる索条
体をもつて形成されているとともにその両端部に
は前記緊縛部材1と同様の係合環部3,3′が設
けられ、さらに所要位置において切断分離されて
おり、その切断分離端には、一方が鈎環4、他方
が鈎4′に形成されている。なお上記鈎環4およ
び鈎4′は緊縛部材1′の切断分離端を一体に係止
し得るものであれば如何なる構造のものでもよ
く、またその長さを緊縮することができるように
なつているものである。5…は前記緊縛部材1,
1′に梯子状を呈する如く、所要間隔毎に両端部
を結着した滑止め部材で、チエーン、ゴム、プラ
スチツクその他適宜の材料で形成されてなるもの
でよい。なお前記緊縛部材1′の切断分離端はそ
れ自体が弾性体による緊縮、あるいは第7図示の
如く切断分離端の一端を係合した後、適宜引張り
緊縮する構造としてもよく、要するに緊縛部材
1,1′を緊締し得るものであれば如何なる手段、
構造のものでもよいものである。さらにまた緊縛
部材そのものを伸縮可能なものとしてもよい。A
は車輪、Bはタイヤ、Cはタイヤの踏面、Dはタ
イヤの側面である。
本考案は上記のように金属棒材の両端を相互に
内方へ対向する如く折曲して鈎状部となすととも
に、前記各鈎状部との間に連結すべき緊縛部材よ
り狭い巾の間隙を設けて平板状の弾性片部材を一
体成形してなる車両用滑止め具における連結具に
おいて、前記金属棒材の弾性片部材一体成形部位
に鈎状部先端側へ向う屈曲部を形成し、該屈曲部
を含めて前記弾性片部材の基部側を厚く、かつ先
端部側を薄くした状態で前記鈎状部の略中心部上
位まで延長せしめて一体成形したものであるか
ら、金属棒材の軸周りにおける弾性片部材の一体
成形部位の抵抗面を増大することができ、その結
果、前記金属棒材に対する弾性片部材の固着を強
固なものとなし得たものであるとともに、鈎状部
間に位置する弾性片部材先端部の屈曲を容易とし
て緊縛部材の着脱操作を容易に、しかも一旦前記
鈎状部に係止された緊縛部材は、前記弾性片部材
の先端部が鈎状部の略中心部上位まで延長されて
いることにより、緊縛部材に不要の脱出力が作用
した時は前記緊縛部材が係止された反対側の弾性
片部材先端部が前記鈎状部のに先端部に当接し、
前記緊縛部材の脱出力による弾性片部材の変形を
阻止するので、前記鈎状部からの緊縛部材の脱出
は防止され、安定した係止状態が得られるもので
あり、また前記屈曲部により係合部材全体の強度
を増加することもできる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本考案の一実施例を示すものであ
つて、第1図は正面図、第2図は第1図における
A−A断面図、第3図は緊縛部材係止時における
弾性片部材の折曲状態の一例を示す断面図、第4
図は緊縛部材脱出時における弾性片部材の変形状
態の一例を示す正面図、第5図は車両用滑止め具
の平面図、第6図は同装着後の斜視図、第7図は
同正面図、第8図は従来の連結具の一例を示す正
面図、第9図は同側断面図である。 1,1′……緊縛部材、2,2′,3,3′……
係合部材、4……鈎環、4′……鈎、5……滑止
め部材、……係合部材、6a……金属棒材、6
b……鈎状部、6c……間隙部、6d……弾性片
部材、6e……基部、6f……先端部、6g……
凹状部、6h……屈曲部、A……車輪、B……タ
イヤ、C……タイヤの踏面、D……タイヤの側
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用滑止め具における連結具であつて、金属
    棒材の両端を相互に内方へ対向する如く折曲して
    鈎状部となすとともに、前記各鈎状部との間に連
    結すべき緊縛部材より狭い巾の間隙部を設けて平
    板状の弾性片部材を一体成形してなる車両用滑止
    め具における連結具において、前記金属棒材の弾
    性片部材一体成形部位に鈎状部先端側へ向う屈曲
    部を形成し、該屈曲部を含めて前記弾性片部材の
    基部側を厚く、かつ先端部側を薄くした状態で前
    記鈎状部の略中心部上位まで延長せしめて一体成
    形してなる車両用滑止め具における連結具。
JP8508187U 1987-05-30 1987-05-30 Expired JPH0421689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8508187U JPH0421689Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8508187U JPH0421689Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63193906U JPS63193906U (ja) 1988-12-14
JPH0421689Y2 true JPH0421689Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=30940163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8508187U Expired JPH0421689Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0421689Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63193906U (ja) 1988-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0421689Y2 (ja)
JPH022644Y2 (ja)
JPH084324Y2 (ja) 車両用滑止め具における連結具
JPH033046Y2 (ja)
JPH0320166Y2 (ja)
JPS6347523Y2 (ja)
JPH0320165Y2 (ja)
JPH0356403Y2 (ja)
JPH0423684Y2 (ja)
JPH0320167Y2 (ja)
JPH0320171Y2 (ja)
JPH0320164Y2 (ja)
JPH0356404Y2 (ja)
JPH07322Y2 (ja) タイヤ用滑り止めネット
JPH0356401Y2 (ja)
JPH0320168Y2 (ja)
JP2524960B2 (ja) 車両用滑止め具
JPH067925Y2 (ja) タイヤ滑止具の連結具
JPH0320163Y2 (ja)
JPH0320169Y2 (ja)
JPH033047Y2 (ja)
JPH04968Y2 (ja)
JPH0356402Y2 (ja)
JPS6344803U (ja)
JPS6345304U (ja)