JPH0320163Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320163Y2 JPH0320163Y2 JP13221286U JP13221286U JPH0320163Y2 JP H0320163 Y2 JPH0320163 Y2 JP H0320163Y2 JP 13221286 U JP13221286 U JP 13221286U JP 13221286 U JP13221286 U JP 13221286U JP H0320163 Y2 JPH0320163 Y2 JP H0320163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- net
- tire
- main body
- slip device
- connecting rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は降雪の日などの際に車両のタイヤに滑
止めとして装着する滑止め具に関するものであ
る。
止めとして装着する滑止め具に関するものであ
る。
（従来技術）
従来のこの種ネツト型車両用滑止め具としては
第１５図示あるいは第１６図示のようなものが開
発されている。
第１５図示あるいは第１６図示のようなものが開
発されている。
（考案が解決しようとする問題点）
ところが、上記従来のネツト型車両用滑止め具
は、いずれもネツト本体１１の両端部１１ａ，１
１ｂを第１７図および第１８図示のように相互に
相手側の端部に重合状に挿通係合することによつ
て係止するようになつているため、どうしても前
記重合状の挿通係止部の一方が路面に対して突出
状１１ｃとなつて、この部分が路面との摩擦によ
り、他部より早く摩耗して破損を起し易いという
問題点があつたとともに上記型式のものはタイヤ
の大きさに合せて巻付け寸法を調整する範囲を大
きくとることができない等の問題点があつた。
は、いずれもネツト本体１１の両端部１１ａ，１
１ｂを第１７図および第１８図示のように相互に
相手側の端部に重合状に挿通係合することによつ
て係止するようになつているため、どうしても前
記重合状の挿通係止部の一方が路面に対して突出
状１１ｃとなつて、この部分が路面との摩擦によ
り、他部より早く摩耗して破損を起し易いという
問題点があつたとともに上記型式のものはタイヤ
の大きさに合せて巻付け寸法を調整する範囲を大
きくとることができない等の問題点があつた。
本考案は上記問題点を解決し、ネツト本体連結
両端部を重合状とせずに連結することにより、重
合状突出により摩擦をなくし、連結部の早期破損
を防止し得るとともに前記突出部により衝撃をな
くし、かつタイヤの大きさに合せて巻付け寸法を
調整し得る範囲を大きくとることができるネツト
型車両用滑止め具を提供することを目的とするも
のである。
両端部を重合状とせずに連結することにより、重
合状突出により摩擦をなくし、連結部の早期破損
を防止し得るとともに前記突出部により衝撃をな
くし、かつタイヤの大きさに合せて巻付け寸法を
調整し得る範囲を大きくとることができるネツト
型車両用滑止め具を提供することを目的とするも
のである。
（問題点を解決するための手段）
本考案は上記問題点を解決するため、ゴムある
いは合成樹脂等の弾性体によりタイヤの外周面お
よび両側面に適合し得るよう帯状に形成したネツ
ト型車両用滑止め具において、ネツト本体の連結
両端部に、所要長さからなる複数個の舌片を相互
に噛合可能に位置をずらせて突設して構成される
ものである。
いは合成樹脂等の弾性体によりタイヤの外周面お
よび両側面に適合し得るよう帯状に形成したネツ
ト型車両用滑止め具において、ネツト本体の連結
両端部に、所要長さからなる複数個の舌片を相互
に噛合可能に位置をずらせて突設して構成される
ものである。
（作用）
タイヤへの装着に際しては、先づ第５図示のよ
うにネツト本体をタイヤにかぶせ、次いで第６図
示のように前記ネツト本体の連結両端部が近接す
るように車を移動させ、さらに第７図示のように
前記連結両端部の内側連結ロープ端部が連結し易
いように前記ネツト本体を内側にずらし、その状
態で前記連結ロープの各端部を第８図示のように
連結具で連結（この場合前記連結具はタイヤの大
きさに合せて長さの異るものを数種用意し、サイ
ズの合うものを用いる。）し、次に内側にずらせ
たネツト本体を第９図示のように外側に引張り、
外側連結ロープを内側と同様第１０図示のように
連結具で連結し、然る後に前記ネツト本体を同心
円になるよう外側に均一に引張り、前記ネツト本
体全体をしめつけてタイヤになじませてから第１
図示のようにゴムバンドを前記ネツト本体のフツ
ク体に順次係止して装着を終了するものである。
うにネツト本体をタイヤにかぶせ、次いで第６図
示のように前記ネツト本体の連結両端部が近接す
るように車を移動させ、さらに第７図示のように
前記連結両端部の内側連結ロープ端部が連結し易
いように前記ネツト本体を内側にずらし、その状
態で前記連結ロープの各端部を第８図示のように
連結具で連結（この場合前記連結具はタイヤの大
きさに合せて長さの異るものを数種用意し、サイ
ズの合うものを用いる。）し、次に内側にずらせ
たネツト本体を第９図示のように外側に引張り、
外側連結ロープを内側と同様第１０図示のように
連結具で連結し、然る後に前記ネツト本体を同心
円になるよう外側に均一に引張り、前記ネツト本
体全体をしめつけてタイヤになじませてから第１
図示のようにゴムバンドを前記ネツト本体のフツ
ク体に順次係止して装着を終了するものである。
（実施例）
第１図乃至第１４図は本考案の一実施例を示
し、１はゴムあるいは合成樹脂等の弾性体により
タイヤＡの外周面Ｂおよび両側面Ｃに適合し得る
よう所要長さの帯状に形成されたものである。
２，２は前記ネツト本体１の各連結両端部１ａ，
１ａに同材質にて一体に突設された所要長さから
なる複数個の舌片であつて、相互に噛合可能にそ
の突設位置をずらせてある。３は内側連結ロープ
であつて、前記ネツト本体１の内側部分に取付け
られている。３ａ，３ａは前記内側連結ロープ３
の両端環部である。４は外側連結ロープであつ
て、前記ネツト本体１の外側部分に取付けられて
いる。４ａ，４ａは前記外側連結ロープ４の両端
環部である。５は前記外側連結ロープ４に所定間
隔毎に取付けられた複数のゴムバンド係止用のフ
ツク体である。６は連結具であつて、前記内、外
連結ロープ３，４の各両端環部３ａ，３ａ，４
ａ，４ａをそれぞれ連結するものであつて、タイ
ヤのサイズに合せて長さ寸法の異るものが数種結
用意されている。なお前記外側連結ロープ４は必
ず必要とするものでなく、例えば第４図示のよう
にネツト本体１の連結両端部１ａ，１ａに係止孔
１ｂ，１ｂを穿設し、これに前記連結具６を係止
するようにしてもよい。７はゴムバンドであつ
て、リング状に形成されている。８は内側連結ロ
ープ取付フツクである。
し、１はゴムあるいは合成樹脂等の弾性体により
タイヤＡの外周面Ｂおよび両側面Ｃに適合し得る
よう所要長さの帯状に形成されたものである。
２，２は前記ネツト本体１の各連結両端部１ａ，
１ａに同材質にて一体に突設された所要長さから
なる複数個の舌片であつて、相互に噛合可能にそ
の突設位置をずらせてある。３は内側連結ロープ
であつて、前記ネツト本体１の内側部分に取付け
られている。３ａ，３ａは前記内側連結ロープ３
の両端環部である。４は外側連結ロープであつ
て、前記ネツト本体１の外側部分に取付けられて
いる。４ａ，４ａは前記外側連結ロープ４の両端
環部である。５は前記外側連結ロープ４に所定間
隔毎に取付けられた複数のゴムバンド係止用のフ
ツク体である。６は連結具であつて、前記内、外
連結ロープ３，４の各両端環部３ａ，３ａ，４
ａ，４ａをそれぞれ連結するものであつて、タイ
ヤのサイズに合せて長さ寸法の異るものが数種結
用意されている。なお前記外側連結ロープ４は必
ず必要とするものでなく、例えば第４図示のよう
にネツト本体１の連結両端部１ａ，１ａに係止孔
１ｂ，１ｂを穿設し、これに前記連結具６を係止
するようにしてもよい。７はゴムバンドであつ
て、リング状に形成されている。８は内側連結ロ
ープ取付フツクである。
（効果）
以上説明したように本考案によれば、ゴムある
いは合成樹脂等の弾性体によりタイヤの外周面お
よび両側面に適合し得るよう帯状に形成したネツ
ト型車両用滑止め具において、ネツト本体の連結
両端部に、所要長さからなる複数個の舌片を相互
に噛合可能に位置をずらせて突設したものである
から、ネツト本体の連結両端部はタイヤに装着し
た際に全く重合状態とならず、従つて前記連結両
端部に従来のように重合状突出部が生ぜず、その
結果、前記重合突出部による衝撃を皆無となすこ
とができるとともにネツト本体の連結両端部の磨
耗を少なくし、該連結部の早期破損を防止し得、
しかも前記連結両端部の舌片を相互に噛合可能と
したので、前記連結部間の間隙による衝撃もなく
し得るばがりでなく、タイヤの大きさ（サイズ）
に合せて巻付け寸法を調整し得る範囲を大きくと
ることができ、数種類のタイヤに用いることがで
きる等、種々の効果がある。
いは合成樹脂等の弾性体によりタイヤの外周面お
よび両側面に適合し得るよう帯状に形成したネツ
ト型車両用滑止め具において、ネツト本体の連結
両端部に、所要長さからなる複数個の舌片を相互
に噛合可能に位置をずらせて突設したものである
から、ネツト本体の連結両端部はタイヤに装着し
た際に全く重合状態とならず、従つて前記連結両
端部に従来のように重合状突出部が生ぜず、その
結果、前記重合突出部による衝撃を皆無となすこ
とができるとともにネツト本体の連結両端部の磨
耗を少なくし、該連結部の早期破損を防止し得、
しかも前記連結両端部の舌片を相互に噛合可能と
したので、前記連結部間の間隙による衝撃もなく
し得るばがりでなく、タイヤの大きさ（サイズ）
に合せて巻付け寸法を調整し得る範囲を大きくと
ることができ、数種類のタイヤに用いることがで
きる等、種々の効果がある。
第１図乃至第１４図は本考案の一実施例を示す
もので、第１図はタイヤに装着した状態の外側を
示す斜視図、第２図は同内側を示す斜視図、第３
図はネツト本体の展開斜視図、第４図は他の実施
例の同展開平面図、第５〜１１図はタイヤへの装
着順序の一例を示す説明図、第１２〜１４図はネ
ツト本体の連結両端部の連結状態を示す図、第１
５〜１６図は従来のネツト型車両用滑止め具の各
例を示す図、第１７〜１８図は同ネツト型車両用
滑止め具の連結端部における連結状態を示す図で
ある。 １……ネツト本体、２……舌片、３……内側連
結ロープ、４……外側連結ロープ、５……フツク
体、６……連結具、７……ゴムバンド、８……内
側連結ロープ取付フツク、Ａ……タイヤ、Ｂ……
外周面、Ｃ……両側面。
もので、第１図はタイヤに装着した状態の外側を
示す斜視図、第２図は同内側を示す斜視図、第３
図はネツト本体の展開斜視図、第４図は他の実施
例の同展開平面図、第５〜１１図はタイヤへの装
着順序の一例を示す説明図、第１２〜１４図はネ
ツト本体の連結両端部の連結状態を示す図、第１
５〜１６図は従来のネツト型車両用滑止め具の各
例を示す図、第１７〜１８図は同ネツト型車両用
滑止め具の連結端部における連結状態を示す図で
ある。 １……ネツト本体、２……舌片、３……内側連
結ロープ、４……外側連結ロープ、５……フツク
体、６……連結具、７……ゴムバンド、８……内
側連結ロープ取付フツク、Ａ……タイヤ、Ｂ……
外周面、Ｃ……両側面。
Claims (1)
- ゴムあるいは合成樹脂等の弾性体によりタイヤ
の外周面および両側面に適合し得るよう帯状に形
成したネツト型車両用滑止め具において、ネツト
本体の連結両端部に、所要長さからなる複数個の
舌片を交互に噛合可能に位置をずらせて突設した
ことを特徴とするネツト型車両用滑止め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13221286U JPH0320163Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13221286U JPH0320163Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6337404U JPS6337404U (ja) | 1988-03-10 |
| JPH0320163Y2 true JPH0320163Y2 (ja) | 1991-04-30 |
Family
ID=31031382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13221286U Expired JPH0320163Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0320163Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP13221286U patent/JPH0320163Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6337404U (ja) | 1988-03-10 |
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