JPH0421606Y2 - - Google Patents
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- JPH0421606Y2 JPH0421606Y2 JP1985135046U JP13504685U JPH0421606Y2 JP H0421606 Y2 JPH0421606 Y2 JP H0421606Y2 JP 1985135046 U JP1985135046 U JP 1985135046U JP 13504685 U JP13504685 U JP 13504685U JP H0421606 Y2 JPH0421606 Y2 JP H0421606Y2
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- roll
- unit
- fork
- trolley
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- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 235000019198 oils Nutrition 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
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- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、圧延設備におけるテンシヨンレベラ
のロール交換装置に関する。
のロール交換装置に関する。
〈従来の技術〉
従来、帯板状の圧延製品の形状を矯正し平坦度
を向上させるためにテンシヨンレベラが使用され
ている。このテンシヨンレベラは、通常、上下に
対向する複数個の異径ロールを備えたレベリング
ユニツトを板材進行方向に沿つて複数基配列し、
板材に進行方向に張力を与えながら前記ロール間
を通過させ、ロールによつて板材に繰り返し曲げ
を与えることにより板材を平坦化するものであ
る。このようなテンシヨンレベラにおいては、運
転時間の経過とともに各ロールが偏摩耗を起こす
ことが多く、特に小径ワークロールの摩耗が大き
く、しばしば交換を行わねばならず、このロール
交換のために多大の手間を要し、生産性が阻害さ
れていた。
を向上させるためにテンシヨンレベラが使用され
ている。このテンシヨンレベラは、通常、上下に
対向する複数個の異径ロールを備えたレベリング
ユニツトを板材進行方向に沿つて複数基配列し、
板材に進行方向に張力を与えながら前記ロール間
を通過させ、ロールによつて板材に繰り返し曲げ
を与えることにより板材を平坦化するものであ
る。このようなテンシヨンレベラにおいては、運
転時間の経過とともに各ロールが偏摩耗を起こす
ことが多く、特に小径ワークロールの摩耗が大き
く、しばしば交換を行わねばならず、このロール
交換のために多大の手間を要し、生産性が阻害さ
れていた。
第11図、第12図は上記のようなテンシヨン
レベラのレベリングユニツトの一例を示したもの
で、第11図は側面図(板材進行方向と直角の方
向から見た図)、第12図は正面図(板材進行方
向から見た図)である。図に見られるように、ハ
ウジング01内に設けられた複数個のロール間を
張力を与えられた板材02が図示X方向に通過
し、形状を矯正される。
レベラのレベリングユニツトの一例を示したもの
で、第11図は側面図(板材進行方向と直角の方
向から見た図)、第12図は正面図(板材進行方
向から見た図)である。図に見られるように、ハ
ウジング01内に設けられた複数個のロール間を
張力を与えられた板材02が図示X方向に通過
し、形状を矯正される。
ハウジング01内部は、板材02の通路を挾ん
で上下二つのブロツクに分かれており、上部ブロ
ツクは複数のロールユニツト03a,03b,0
3cよりなつている。また、下部ブロツクは下部
フレーム04上に支持された複数のロールユニツ
ト04a,04b,04cよりなつている。各ロ
ールユニツト03a,03b,03c;04a,
04b,04cは千鳥状に配置されており、板材
02に当接されるロール05,06.07,0
8,015,016,017及びそれを支持する
ロール09,010,011,012,013,
014を備えている。
で上下二つのブロツクに分かれており、上部ブロ
ツクは複数のロールユニツト03a,03b,0
3cよりなつている。また、下部ブロツクは下部
フレーム04上に支持された複数のロールユニツ
ト04a,04b,04cよりなつている。各ロ
ールユニツト03a,03b,03c;04a,
04b,04cは千鳥状に配置されており、板材
02に当接されるロール05,06.07,0
8,015,016,017及びそれを支持する
ロール09,010,011,012,013,
014を備えている。
上部ロールユニツト03a,03b,03cと
下部フレーム04はそれぞれ車輪018a,01
8b,018c及び019を有しており、これら
の車輪がハウジング01内に敷設されたレール0
20a,020b,020c及び021上を転動
し、ハウジング01から板材02進行方向と直角
の方向に引き出される。さらに、上部ロールユニ
ツト03a,03b,03cは、下部フレーム0
4に固設された架台022に前記車輪018a,
018b,018cの各片方を片持ちさせ、各々
下部フレーム04と共にワークサイドWのオフラ
インに引き出される。この引き出しは、ドライブ
サイドDのオフライン上の架台023に設けられ
た油圧シリンダ024により、前記車輪019が
レール021上に乗つた状態の下部フレーム04
を水平にワークサイドW方向に押送することによ
つて行われる。第12図の鎖線は、このようにし
て上部ロールユニツト03a,03b,03cと
下部フレーム04とがワークサイドWに引き出さ
れた状態を示している。
下部フレーム04はそれぞれ車輪018a,01
8b,018c及び019を有しており、これら
の車輪がハウジング01内に敷設されたレール0
20a,020b,020c及び021上を転動
し、ハウジング01から板材02進行方向と直角
の方向に引き出される。さらに、上部ロールユニ
ツト03a,03b,03cは、下部フレーム0
4に固設された架台022に前記車輪018a,
018b,018cの各片方を片持ちさせ、各々
下部フレーム04と共にワークサイドWのオフラ
インに引き出される。この引き出しは、ドライブ
サイドDのオフライン上の架台023に設けられ
た油圧シリンダ024により、前記車輪019が
レール021上に乗つた状態の下部フレーム04
を水平にワークサイドW方向に押送することによ
つて行われる。第12図の鎖線は、このようにし
て上部ロールユニツト03a,03b,03cと
下部フレーム04とがワークサイドWに引き出さ
れた状態を示している。
かくして引き出された上部ロールユニツト03
a,03b,03cは、第12図に見られる如く
上方に架設されたホイスト025又はクレーン及
び吊具026を用いて吊り上げ、修理場に搬送し
てロールの交換、修理を行う。しかしながら、こ
のような従来の方法では、上部ロールユニツト0
3a,03b,03cを修理場で反転させてロー
ル交換又は修理を行わねばならず、作業が煩雑な
上危険を伴い、またあらかじめ新ロールユニツト
を準備しておいたとしてもホイスト等による吊上
げ、搬送に多大の時間を要し、生産性が大きくそ
こなわれていた。
a,03b,03cは、第12図に見られる如く
上方に架設されたホイスト025又はクレーン及
び吊具026を用いて吊り上げ、修理場に搬送し
てロールの交換、修理を行う。しかしながら、こ
のような従来の方法では、上部ロールユニツト0
3a,03b,03cを修理場で反転させてロー
ル交換又は修理を行わねばならず、作業が煩雑な
上危険を伴い、またあらかじめ新ロールユニツト
を準備しておいたとしてもホイスト等による吊上
げ、搬送に多大の時間を要し、生産性が大きくそ
こなわれていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案は、上に述べたようなテンシヨンレベラ
における従来のロール交換技術の欠点を解消し、
ロールを短時間で容易かつ安全に交換することの
できるロール交換装置を提供せんとするものであ
る。
における従来のロール交換技術の欠点を解消し、
ロールを短時間で容易かつ安全に交換することの
できるロール交換装置を提供せんとするものであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉
上述の問題点を解決するため、本考案において
は、下フレームと共にオフラインに引き出された
ロールユニツトのロールを交換するテンシヨンレ
ベラのロール交換装置であつて、テンシヨンレベ
ラのオフラインでラインと平行な方向に移動可能
な台車と、該台車上に搭載され、前記ロールユニ
ツトに対し着脱される新旧ロールのロール受けを
備えたロール支持アームと、該ロール支持アーム
を前記ロールユニツトの下側を通して前後移動せ
しめる水平移動機構と、オフラインに引き出され
た前記下フレーム側を反力受けとして前記ロール
支持アームを昇降させる上下移動機構とを備える
ことを特徴とするテンシヨンレベラのロール交換
装置を構成した。
は、下フレームと共にオフラインに引き出された
ロールユニツトのロールを交換するテンシヨンレ
ベラのロール交換装置であつて、テンシヨンレベ
ラのオフラインでラインと平行な方向に移動可能
な台車と、該台車上に搭載され、前記ロールユニ
ツトに対し着脱される新旧ロールのロール受けを
備えたロール支持アームと、該ロール支持アーム
を前記ロールユニツトの下側を通して前後移動せ
しめる水平移動機構と、オフラインに引き出され
た前記下フレーム側を反力受けとして前記ロール
支持アームを昇降させる上下移動機構とを備える
ことを特徴とするテンシヨンレベラのロール交換
装置を構成した。
〈作用〉
以上の如く構成された本考案のロール交換装置
は、あらかじめ新ロールを前記ロール受けに載置
し、ロール装置からそのオフライン上に引き出さ
れたロールユニツトの下方に台車を移動させ、前
記移動機構の作動によりロール支持アームを昇
降、前後移動させて旧ロールを他方のロール受け
に支持させた上、前記新ロールを旧ロールのあと
にセツトするものである。このように、本考案の
ロール交換装置を使用すれば新旧ロールの交換を
本装置だけで簡単に行うことができ、ホイスト等
による吊上げ、搬送を必要としない。
は、あらかじめ新ロールを前記ロール受けに載置
し、ロール装置からそのオフライン上に引き出さ
れたロールユニツトの下方に台車を移動させ、前
記移動機構の作動によりロール支持アームを昇
降、前後移動させて旧ロールを他方のロール受け
に支持させた上、前記新ロールを旧ロールのあと
にセツトするものである。このように、本考案の
ロール交換装置を使用すれば新旧ロールの交換を
本装置だけで簡単に行うことができ、ホイスト等
による吊上げ、搬送を必要としない。
〈実施例〉
以下、図面に示した実施例に基づき、本考案の
構成ならびに作用をさらに詳細に説明する。
構成ならびに作用をさらに詳細に説明する。
第1図は本考案をテンシヨンレベラに適用した
ロール交換装置の一実施例の側面図、第2図は同
平面図、第3図は第1図のA矢視正面図、第4図
は第2図のC−C部部分断面図、第5図は第2図
のD部詳細図である。
ロール交換装置の一実施例の側面図、第2図は同
平面図、第3図は第1図のA矢視正面図、第4図
は第2図のC−C部部分断面図、第5図は第2図
のD部詳細図である。
方形箱状の台車1は、底部に4個の車輪2を有
し、上部手前側に取り付けられた手摺3により手
動でレベラのオフライン床面上をラインと平行な
方向に自由に水平移動せしめ得る。台車1の前端
両側には支柱1aが立設され、該支柱1aはそれ
ぞれ補強板4で補強されている。両支柱1aの側
面には、上部に上ストツパ1bが、その下方に断
面凸字状のガイド1dが、さらにその下方に所定
の間隔をおいて同じく断面凸字状のガイド1e
が、またその下方に下ストツパ1cが、それぞれ
固着されている。前記ガイド1dと1eの間隔
は、後記スライドフオーク6にかかる荷重モーメ
ントを考慮した適当な間隔に設定されたものであ
る。
し、上部手前側に取り付けられた手摺3により手
動でレベラのオフライン床面上をラインと平行な
方向に自由に水平移動せしめ得る。台車1の前端
両側には支柱1aが立設され、該支柱1aはそれ
ぞれ補強板4で補強されている。両支柱1aの側
面には、上部に上ストツパ1bが、その下方に断
面凸字状のガイド1dが、さらにその下方に所定
の間隔をおいて同じく断面凸字状のガイド1e
が、またその下方に下ストツパ1cが、それぞれ
固着されている。前記ガイド1dと1eの間隔
は、後記スライドフオーク6にかかる荷重モーメ
ントを考慮した適当な間隔に設定されたものであ
る。
スライドフオーク5とフオーク6とにより、ロ
ール支持アームが構成される。スライドフオーク
5は、角孔が2個明けられた横板5cの両サイド
にそれぞれオイレスライナ5dをねじ止めしたロ
ール受け5aが取り付けられ、後部に縦板5bが
固着されて形成されている。両ロール受け5aの
上面には、それぞれ2個のロール受け用の半円形
凹部が設けられている。フオーク6は、角孔が4
個明けられた台板6bの両サイドに、先端側部に
それぞれガイドレール6fを固着した側板6aが
取り付けられて形成されており、台板6bは裏面
に補強板6c,6d,6eが固着されて補強され
ている。
ール支持アームが構成される。スライドフオーク
5は、角孔が2個明けられた横板5cの両サイド
にそれぞれオイレスライナ5dをねじ止めしたロ
ール受け5aが取り付けられ、後部に縦板5bが
固着されて形成されている。両ロール受け5aの
上面には、それぞれ2個のロール受け用の半円形
凹部が設けられている。フオーク6は、角孔が4
個明けられた台板6bの両サイドに、先端側部に
それぞれガイドレール6fを固着した側板6aが
取り付けられて形成されており、台板6bは裏面
に補強板6c,6d,6eが固着されて補強され
ている。
前記スライドフオーク5はオイレスライナ5d
を介してフオーク6のガイドレール6f上に、前
後(図示X−Y方向)に摺動可能に上架されてい
る。スライドフオーク5の縦板5bの中央部に
は、ハンドル7を後端に有するスクリユーシヤフ
ト8に螺合するナツト9が取付けられており、ス
クリユーシヤフト8はフオーク6の台板6bの上
面中央部に2個設置されたピローブロツク10に
支承され、前記ハンドル7を手動回転せしめるこ
とによつて、スライドフオーク5がフオーク6に
対して前後に移動せしめられるのである。このよ
うに本実施例では、ハンドル7、スクリユーシヤ
フト8、縦板5b等が水平移動機構を構成してい
る。
を介してフオーク6のガイドレール6f上に、前
後(図示X−Y方向)に摺動可能に上架されてい
る。スライドフオーク5の縦板5bの中央部に
は、ハンドル7を後端に有するスクリユーシヤフ
ト8に螺合するナツト9が取付けられており、ス
クリユーシヤフト8はフオーク6の台板6bの上
面中央部に2個設置されたピローブロツク10に
支承され、前記ハンドル7を手動回転せしめるこ
とによつて、スライドフオーク5がフオーク6に
対して前後に移動せしめられるのである。このよ
うに本実施例では、ハンドル7、スクリユーシヤ
フト8、縦板5b等が水平移動機構を構成してい
る。
また、前記フオーク6の両側板6aの後部内側
には、それぞれ上下2個ずつのカムフオロア11
が取り付けられている。これらカムフオロア11
は、上下2個ずつがそれぞれ前記台車1の支柱1
aに設けられた上下のガイド1d,1eを挾んで
おり、これによつてフオーク6は台車1の支柱1
aに昇降可能に支持されている。一方、台車1の
上面には手押しポンプ12が設けられ、ホース1
3により前記フオーク6の補強板6cに金具15
で取り付けられた油圧ジヤツキ14に連結されて
いる。手押しポンプ12を押して油圧ジヤツキ1
4に油圧をかけることにより、後述するように下
部フレーム19の当て板20を反力受けとして、
フオーク6がスライドフオーク5とともに図示Z
方向に上下動せしめられる。このようにして本実
施例では、油圧ジヤツキ14、手押しポンプ12
等が上下移動機構を構成している。
には、それぞれ上下2個ずつのカムフオロア11
が取り付けられている。これらカムフオロア11
は、上下2個ずつがそれぞれ前記台車1の支柱1
aに設けられた上下のガイド1d,1eを挾んで
おり、これによつてフオーク6は台車1の支柱1
aに昇降可能に支持されている。一方、台車1の
上面には手押しポンプ12が設けられ、ホース1
3により前記フオーク6の補強板6cに金具15
で取り付けられた油圧ジヤツキ14に連結されて
いる。手押しポンプ12を押して油圧ジヤツキ1
4に油圧をかけることにより、後述するように下
部フレーム19の当て板20を反力受けとして、
フオーク6がスライドフオーク5とともに図示Z
方向に上下動せしめられる。このようにして本実
施例では、油圧ジヤツキ14、手押しポンプ12
等が上下移動機構を構成している。
次に、以上の如く構成された本考案のロール交
換装置を用いてロール交換を行う場合の手順につ
いて説明する。
換装置を用いてロール交換を行う場合の手順につ
いて説明する。
第6図は本考案のロール交換装置の1実施例の
使用状態を示す正面図、第7図は第6図のB矢視
側面図、第8図乃至第10図はロール交換作業の
説明図で、第8図はロール組替え開始時を、第9
図は旧ワークロール取外し時を、第10図は新ワ
ークロール取付け時を示す。
使用状態を示す正面図、第7図は第6図のB矢視
側面図、第8図乃至第10図はロール交換作業の
説明図で、第8図はロール組替え開始時を、第9
図は旧ワークロール取外し時を、第10図は新ワ
ークロール取付け時を示す。
ロール交換を行うべきテンシヨンレベラユニツ
トのワークロールユニツト16は、第6図に鎖線
で示されたように下部フレームと共にオフライン
上に引き出される。これは先に従来技術について
述べたのと同様である。次いで、第8図のように
あらかじめ新ワークロール18をスライドフオー
ク5のロール受け5aの2個のロール受け用凹部
の一方に載せた本考案装置の台車1を、第6図の
如くオフライン上に引き出された前記ワークロー
ルユニツト16の下方に移動させ、第7図に見ら
れるようにテンシヨンレベラユニツトの下部フレ
ーム19の当て板20に油圧ジヤツキ14を当て
る。
トのワークロールユニツト16は、第6図に鎖線
で示されたように下部フレームと共にオフライン
上に引き出される。これは先に従来技術について
述べたのと同様である。次いで、第8図のように
あらかじめ新ワークロール18をスライドフオー
ク5のロール受け5aの2個のロール受け用凹部
の一方に載せた本考案装置の台車1を、第6図の
如くオフライン上に引き出された前記ワークロー
ルユニツト16の下方に移動させ、第7図に見ら
れるようにテンシヨンレベラユニツトの下部フレ
ーム19の当て板20に油圧ジヤツキ14を当て
る。
次にハンドル7を廻してスライドフオーク5を
フオーク6から前進(X方向)させ、新ワークロ
ール18がワークロールユニツト16の旧ワーク
ロール17の下を通過し(第8の状態)、ロール
受け5aの空いている方のロール受け用凹部21
が旧ワークロール17直下の位置に来るようにす
る。その位置で手押しポンプ12を押して油圧ジ
ヤツキ14を作動させてフオーク6と共にスライ
ドフオーク5を上昇させ、前記ロール受け用凹部
21を旧ワークロール17に軽く接触させる(第
9図の状態)。この状態でワークロールユニツト
16の旧ワークロール17の軸受(図示せず)を
外し、旧ワークロール17をスライドフオーク5
のロール受け5aに支承させ、手押しポンプ12
を操作して油圧ジヤツキ14の油圧を抜いてフオ
ーク6をスライドフオーク5と共に下部ストツパ
1cまで下降させ、ハンドル7を廻してスライド
フオーク5を後退(Y方向)させ、新ワークロー
ル18を旧ワークロール17のあつた位置の下方
まで移動させる。この位置で再度手押しポンプ1
2で油圧ジヤツキ14を作動させてフオーク6と
共にスライドフオーク5を上昇させ(第10図の
状態)、新ワークロール18の両端に軸受(図示
せず)を装着する。その後、油圧ジヤツキ14の
油圧を抜いてフオーク6をスライドフオーク5と
共に下部ストツパ1cまで下降させ、旧ワークロ
ール17をスライドフオーク5のロール受け5a
に支承した状態で台車1をワークロールユニツト
16下方から離脱させる。
フオーク6から前進(X方向)させ、新ワークロ
ール18がワークロールユニツト16の旧ワーク
ロール17の下を通過し(第8の状態)、ロール
受け5aの空いている方のロール受け用凹部21
が旧ワークロール17直下の位置に来るようにす
る。その位置で手押しポンプ12を押して油圧ジ
ヤツキ14を作動させてフオーク6と共にスライ
ドフオーク5を上昇させ、前記ロール受け用凹部
21を旧ワークロール17に軽く接触させる(第
9図の状態)。この状態でワークロールユニツト
16の旧ワークロール17の軸受(図示せず)を
外し、旧ワークロール17をスライドフオーク5
のロール受け5aに支承させ、手押しポンプ12
を操作して油圧ジヤツキ14の油圧を抜いてフオ
ーク6をスライドフオーク5と共に下部ストツパ
1cまで下降させ、ハンドル7を廻してスライド
フオーク5を後退(Y方向)させ、新ワークロー
ル18を旧ワークロール17のあつた位置の下方
まで移動させる。この位置で再度手押しポンプ1
2で油圧ジヤツキ14を作動させてフオーク6と
共にスライドフオーク5を上昇させ(第10図の
状態)、新ワークロール18の両端に軸受(図示
せず)を装着する。その後、油圧ジヤツキ14の
油圧を抜いてフオーク6をスライドフオーク5と
共に下部ストツパ1cまで下降させ、旧ワークロ
ール17をスライドフオーク5のロール受け5a
に支承した状態で台車1をワークロールユニツト
16下方から離脱させる。
このようにして新ワークロール18を装着させ
たワークロールユニツト16は、下フレーム19
と共に元通りテンシヨンレベラユニツトのハウジ
ング内に引き込まれ、テンシヨンレベラは操業状
態に戻る。一方、離脱した台車1上に載置された
旧ワークロール17の修正、補修は、可能な場合
はそのまま台車1上で行い、不可能な場合は所要
の場所まで台車ごと移動せしめて修正、補修を行
う。
たワークロールユニツト16は、下フレーム19
と共に元通りテンシヨンレベラユニツトのハウジ
ング内に引き込まれ、テンシヨンレベラは操業状
態に戻る。一方、離脱した台車1上に載置された
旧ワークロール17の修正、補修は、可能な場合
はそのまま台車1上で行い、不可能な場合は所要
の場所まで台車ごと移動せしめて修正、補修を行
う。
〈考案の効果〉
以上の説明より明らかなとおり、本考案のロー
ル交換装置を使用すれば従来のようなホイスト等
による吊上、搬送、反転等の作業を必要とせず、
引き出されたロールユニツトの下方に台車を移動
させて所要の操作を行うだけで、短時間で簡単に
新旧ロールの交換を実施し得る。従つて、ロール
交換のためのライン停止時間が短縮されるので生
産性の向上が実現できる。また、ロールユニツト
の反転作業がなくなるから、作業の安全性を確保
し得る。取り外された使用済み旧ロールは、ライ
ン運転中に任意の場所に運搬して修理を行うこと
ができる。
ル交換装置を使用すれば従来のようなホイスト等
による吊上、搬送、反転等の作業を必要とせず、
引き出されたロールユニツトの下方に台車を移動
させて所要の操作を行うだけで、短時間で簡単に
新旧ロールの交換を実施し得る。従つて、ロール
交換のためのライン停止時間が短縮されるので生
産性の向上が実現できる。また、ロールユニツト
の反転作業がなくなるから、作業の安全性を確保
し得る。取り外された使用済み旧ロールは、ライ
ン運転中に任意の場所に運搬して修理を行うこと
ができる。
第1図は本考案のロール交換装置の1実施例の
側面図、第2図は同平面図、第3図は第1図のA
矢視正面図、第4図は第2図のC−C部部分断面
図、第5図は第2図のD部詳細図、第6図は上記
ロール交換装置の使用状態を示す正面図、第7図
は第6図のB矢視側面図、第8図乃至第10図は
ロール交換作業の説明図、第11図はテンシヨン
レベラユニツトの側面図、第12図は従来のロー
ル交換作業を示すその正面図である。 図面中、1は台車、2は車輪、3は手摺、5は
スライドフオーク、5aはロール受け、6はフオ
ーク、7はハンドル、8はスクリユーシヤフト、
9はナツト、10はピローブロツク、11はカム
フオロア、12は手押しポンプ、14は油圧ジヤ
ツキ、16はワークロールユニツト、17は旧ワ
ークロール、18は新ワークロール、19は下部
フレーム、20は当て板、21はロール受け用凹
部である。
側面図、第2図は同平面図、第3図は第1図のA
矢視正面図、第4図は第2図のC−C部部分断面
図、第5図は第2図のD部詳細図、第6図は上記
ロール交換装置の使用状態を示す正面図、第7図
は第6図のB矢視側面図、第8図乃至第10図は
ロール交換作業の説明図、第11図はテンシヨン
レベラユニツトの側面図、第12図は従来のロー
ル交換作業を示すその正面図である。 図面中、1は台車、2は車輪、3は手摺、5は
スライドフオーク、5aはロール受け、6はフオ
ーク、7はハンドル、8はスクリユーシヤフト、
9はナツト、10はピローブロツク、11はカム
フオロア、12は手押しポンプ、14は油圧ジヤ
ツキ、16はワークロールユニツト、17は旧ワ
ークロール、18は新ワークロール、19は下部
フレーム、20は当て板、21はロール受け用凹
部である。
Claims (1)
- 下フレームと共にオフラインに引き出されたロ
ールユニツトのロールを交換するテンシヨンレベ
ラのロール交換装置であつて、テンシヨンレベラ
のオフラインでラインと平行な方向に移動可能な
台車と、該台車上に搭載され、前述ロールユニツ
トに対し着脱される新旧ロールのロール受けを備
えたロール支持アームと、該ロール支持アームを
前記ロールユニツトの下側を通して前後移動せし
める水平移動機構と、オフラインに引き出された
前記下フレーム側を反力受けとして前記ロール支
持アームを昇降させる上下移動機構とを備えてな
ることを特徴とするテンシヨンレベラのロール交
換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985135046U JPH0421606Y2 (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985135046U JPH0421606Y2 (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6246115U JPS6246115U (ja) | 1987-03-20 |
JPH0421606Y2 true JPH0421606Y2 (ja) | 1992-05-18 |
Family
ID=31036857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985135046U Expired JPH0421606Y2 (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0421606Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH031044A (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-07 | Mitsubishi Electric Corp | 温風暖房機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599241A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-18 | 宇野 純 | ビロ−ド織機パイル糸切断装置 |
JPS60104674A (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-10 | 日本鋼管株式会社 | 圧延機の部品交換装置 |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP1985135046U patent/JPH0421606Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599241A (ja) * | 1982-07-01 | 1984-01-18 | 宇野 純 | ビロ−ド織機パイル糸切断装置 |
JPS60104674A (ja) * | 1983-11-14 | 1985-06-10 | 日本鋼管株式会社 | 圧延機の部品交換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6246115U (ja) | 1987-03-20 |
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