JPH04215471A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH04215471A
JPH04215471A JP41077890A JP41077890A JPH04215471A JP H04215471 A JPH04215471 A JP H04215471A JP 41077890 A JP41077890 A JP 41077890A JP 41077890 A JP41077890 A JP 41077890A JP H04215471 A JPH04215471 A JP H04215471A
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JP
Japan
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film
gate electrode
transistor
region
memory cell
Prior art date
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Pending
Application number
JP41077890A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kuroda
英明 黒田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH04215471A publication Critical patent/JPH04215471A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DRAMと称されてお
り、トランジスタと容量素子とでメモリセルが構成され
ている半導体メモリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】DRAMには、一般に、図6に示す様に
メモリセル領域11と周辺回路領域12とがある。そし
て、周辺回路領域12のトランジスタ13はLDD構造
にするが、メモリセル領域11のトランジスタ13はL
DD構造にしないという、所謂ローカルLDD構造が考
えられている。
【0003】これは、LDD構造にするためにはトラン
ジスタ13のゲート電極14にSiO2 膜15等から
なる側壁スペーサを形成する必要があるが、そのための
RIEによってSi基板16が損傷を受けてメモリセル
のデータ保持特性が劣化するのを防止するためである。
【0004】そこで、従来は、SiO2 膜15を全面
に堆積させた後、メモリセル領域11のSiO2 膜1
5のみをレジストマスクで覆った状態でRIEを行って
、図6に示す様に、SiO2 膜15から成る側壁スペ
ーサを周辺回路領域12にのみ形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の様にロ
ーカルLDD構造にするために専用のレジストマスクを
使用すると、製造工程が長くなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体メモ
リでは、トランジスタ13のゲート電極14を覆ってい
る層間絶縁膜15に形成されているコンタクト孔21を
介して容量素子22の記憶ノード23が前記トランジス
タ13の一方のソース・ドレイン領域32に接続してお
り、前記トランジスタ13の他方のソース・ドレイン領
域32側において前記層間絶縁膜15から成る側壁スペ
ーサが前記ゲート電極14に形成されている。
【0007】
【作用】本発明による半導体メモリでは、容量素子22
のプレート電極26をパターニングした後、そのマスク
25を残したまま層間絶縁膜15をエッチバックすれば
、記憶ノード23が接続している一方のソース・ドレイ
ン領域32にエッチングによる損傷を与えることなく、
ゲート電極14のうちで他方のソース・ドレイン領域3
2側に側壁スペーサを形成すると同時に、周辺回路領域
12のトランジスタ13のゲート電極14にも側壁スペ
ーサを形成することができる。
【0008】従って、所謂ローカルLDD構造を実現す
るに際して、記憶ノード23が接続しているメモリセル
領域11のソース・ドレイン領域32を覆うための専用
のマスクが不要である。
【0009】また、ゲート電極14の側壁スペーサは容
量素子22の形成後に形成することができるので、容量
素子22の形成前に側壁スペーサを形成する場合に比べ
て、ゲート電極14及び側壁スペーサをマスクにして半
導体基板16中へ導入された不純物が受ける熱処理の時
間が短い。
【0010】従って、半導体基板16中における不純物
の横方向拡散も少なく、特にPチャネルトランジスタの
実効チャネル長が短い。
【0011】
【実施例】以下、積み上げ容量素子型DRAMに適用し
た本発明の第1及び第2実施例を、図1〜5を参照しな
がら説明する。
【0012】図1、2が、第1実施例の製造工程を示し
ている。この製造工程では、図1に示す様に、Si基板
16の素子分離領域にLOCOS膜17を形成した後、
ポリサイド膜の堆積及びパターニングによって、トラン
ジスタ13のゲート電極14を形成する。
【0013】その後、ゲート電極14及びLOCOS膜
17をマスクにして、Si基板16中へPhos+ 等
のN型の不純物18を低濃度にイオン注入する。そして
、SiO2 膜15を全面に堆積させ、容量素子の記憶
ノード用のコンタクト孔21をメモリセル領域11のS
iO2 膜15に開孔する。なお、SiO2 膜15の
代りに、PSG膜とSiN膜との二層膜等を用いてもよ
い。
【0014】次いで、不純物を添加した多結晶Si膜の
堆積及びパターニングンによって、容量素子22の記憶
ノード23を形成する。そして、誘電体膜24を堆積さ
せ、更に不純物を添加した多結晶Si膜の堆積とレジス
トマスク25を用いたこの多結晶Si膜のパターニング
とによって、容量素子22のプレート電極26を形成す
る。
【0015】次に、レジストマスク25を残したまま、
誘電体膜24とSiO2 膜25とに対するRIEを行
う。ところでレジストマスク25は、メモリセル領域1
1の容量素子22の部分のみを覆っている。従って、上
述のRIEの結果、図2に示す様に、メモリセル領域1
1のゲート電極14のうちでコンタクト孔21とは反対
側と、周辺回路領域12のゲート電極14とに、SiO
2 膜15から成る側壁スペーサが形成される。
【0016】その後、レジストマスク25を除去し、チ
ャネリング防止用のSiO2 膜27をCVDかまたは
酸化によって全面に形成する。そして、メモリセル領域
11と周辺回路領域12のうちのPチャネル領域とを覆
う様にレジストマスク28をパターニングし、このレジ
ストマスク28とゲート電極14とSiO2 膜15と
をマスクにして、Si基板16中へAs+等のN型の不
純物31を高濃度にイオン注入する。
【0017】そして今度は、メモリセル領域11と周辺
回路領域12のうちのN型チャネル領域とを覆う様にレ
ジストマスク(図示せず)をパターニングし、このレジ
ストマスクとゲート電極14とSiO2 膜15とをマ
スクにして、Si基板16中へB+ 等のP型の不純物
(図示せず)を高濃度にイオン注入する。
【0018】この様な不純物18、31等のイオン注入
とその後の熱処理とによって、N− 領域32とN+ 
領域33等とが夫々形成され、ローカルLDD構造が実
現される。その後、ビット線用のコンタクト孔の開孔や
ビット線のパターニング等を行って、この第1実施例を
完成させる。
【0019】以上の様にして製造した第1実施例では、
メモリセル領域11のうちの記憶ノード23が接続して
いるN− 領域32には、、SiO2 膜15から成る
側壁スペーサが形成されていない。従って、側壁スペー
サ形成用のRIEによってこのN− 領域32は損傷を
受けず、データ保持特性の劣化もない。
【0020】またこの第1実施例では、SiO2 膜1
5から成る側壁スペーサが容量素子22の形成後に形成
されているので、B+ のイオン注入も容量素子22の
形成後に行われている。このため、側壁スペーサの形成
とB+ のイオン注入との後に容量素子22が形成され
ている従来の一般的な構造に比べて、Si基板16中へ
注入されたB+ が受ける熱処理の時間が短い。
【0021】この結果、Si基板16中へ注入されたB
+ の横方向への拡散が少なく、Pチャネルトランジス
タの実効チャネル長が短くて、このPチャネルトランジ
スタの短チャネル効果が抑制されている。
【0022】なお、Si基板16中へ注入されたAs+
 が受ける熱処理の時間も、従来の一般的な構造に比べ
て短い。しかし、Nチャネルトランジスタの実効チャネ
ル長は、Phos+ のイオン注入によって形成される
N− 領域32間の間隔によって決定される。従って、
Nチャネルトランジスタの実効チャネル長については、
従来の一般的な構造のDRAMとの差異は少ない。
【0023】ところで、図6からも明らかな様に、Si
O2 膜15から成る側壁スペーサが周辺回路領域12
にのみ形成され、更にSiO2 膜34等から成る層間
絶縁膜が全面に堆積されているという従来例では、メモ
リセル領域11における層間絶縁膜であるSiO2 膜
15、34の全体的な膜厚が不必要に厚く、メモリセル
領域11と周辺回路領域12との段差が大きい。
【0024】この様な段差を改善する構造として、Si
O2 膜15の代りにSiO2 膜とSiN膜とSiO
2 膜との3層膜を用い、SiN膜をストッパにして、
メモリセル領域11における第3層目のSiO2 膜を
ウェットエッチングによって予め除去しておく構造も考
えられる。
【0025】しかし、SiN膜のCVDのためには70
0〜800℃の高温が必要であるので、このCVDによ
って、ポリサイド膜から成るゲート電極14のうちの上
層側のシリサイド膜が多結晶化する。そして、側壁スペ
ーサを形成するためのRIEによってこのシリサイド膜
の上面が露出するので、次のチャネリング防止用の熱酸
化時に、シリサイド膜が剥離する様に熱変形する。
【0026】図3〜5は、この様な課題を解決した第2
実施例の製造工程を示している。この製造工程でも、図
3に示す様に、メモリセル領域11をレジストマスク3
5で覆った状態でSiO2 膜15を異方性エッチング
して、SiO2 膜15から成る側壁スペーサを周辺回
路領域12にのみ形成するまでは、図6に示した一従来
例の場合と実質的に同様の工程によって行う。なお、C
VDによるSiO2 膜15の堆積は、500℃以下の
温度で行う。
【0027】次に、図4に示す様に、レジストマスク3
5を除去し、全体を熱酸化してチャネリング防止用のS
iO2 膜27を形成する。そして第1実施例の場合と
同様に、As+ 等のN型の不純物31とB+等のP型
の不純物(図示せず)とをSi基板16中へ別個にイオ
ン注入して、N+ 領域33とP+ 領域(図示せず)
とを周辺回路領域12に形成する。
【0028】次に、図5に示す様に、SiN膜36を2
00〜300Å程度の厚さに全面に堆積させ、更にSi
O2 膜34等の層間絶縁膜をSiO2 膜15と同じ
程度の厚さに全面に堆積させる。その後、周辺回路領域
12のみをレジストマスク37で覆い、SiN膜36を
ストッパにして、SiO2 膜34をウェットエッチン
グする。
【0029】なお、SiO2 膜34に対するエッチン
グは、ウェットエッチングではなくRIEでもよい。但
しその場合は、時間によってエッチング量を制御するの
で、エッチングのストッパであるSiN膜36は不要で
ある。
【0030】その後は、図6に示した一従来例の場合と
同様の工程で、容量素子やビット線等を形成して、この
第2実施例を完成させる。
【0031】以上の様にして製造した第2実施例では、
図5からも明らかな様に、SiO2 膜15、34から
成る層間絶縁膜の全体的な膜厚がメモリセル領域11と
周辺回路領域12とで略等しい。従って、メモリセル領
域11と周辺回路領域12とで段差がなく、上層配線の
加工が容易である。
【0032】また、この第2実施例の製造に際してもゲ
ート電極14のシリサイド膜の上面が露出している状態
でSiO2 膜27を形成するための高温熱処理を行う
が、SiN膜36はSiO2 膜27の形成よりも後の
工程で形成している。従って、上述の高温熱処理はゲー
ト電極14のシリサイド膜にとっての最初の高温熱処理
であり、この高温熱処理を行ってもシリサイド膜が熱変
形することはない。
【0033】
【発明の効果】本発明による半導体メモリでは、所謂ロ
ーカルLDD構造を実現するに際して、記憶ノードが接
続しているメモリセル領域のソース・ドレイン領域を覆
うための専用のマスクが不要であるので、製造工程が短
い。
【0034】また、Pチャネルトランジスタの実効チャ
ネル長が短いので、このPチャネルトランジスタの短チ
ャネル効果が抑制されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の製造工程の一部を示す側
断面図である。
【図2】図1に続く製造工程を示す側断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の製造工程の一部を示す側
断面図である。
【図4】図3に続く製造工程を示す側断面図である。
【図5】図4に続く製造工程を示す側断面図である。
【図6】製造過程にある本発明の一従来例の側断面図で
ある。
【符号の説明】
11  メモリセル領域 12  周辺回路領域 13  トランジスタ 14  ゲート電極 15  SiO2 膜 21  コンタクト孔 22  容量素子 23  記憶ノード 25  レジストマスク 32  N− 領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランジスタと容量素子とでメモリセルが
    構成されている半導体メモリにおいて、前記トランジス
    タのゲート電極を覆っている層間絶縁膜に形成されてい
    るコンタクト孔を介して前記容量素子の記憶ノードが前
    記トランジスタの一方のソース・ドレイン領域に接続し
    ており、前記トランジスタの他方のソース・ドレイン領
    域側において前記層間絶縁膜から成る側壁スペーサが前
    記ゲート電極に形成されている半導体メモリ。
JP41077890A 1990-12-14 1990-12-14 半導体メモリ Pending JPH04215471A (ja)

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JP41077890A JPH04215471A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 半導体メモリ

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JP41077890A JPH04215471A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 半導体メモリ

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JP41077890A Pending JPH04215471A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 半導体メモリ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6559494B1 (en) 1997-02-27 2003-05-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and a method for fabricating the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6559494B1 (en) 1997-02-27 2003-05-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and a method for fabricating the same

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