JPH0421471Y2 - - Google Patents

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JPH0421471Y2
JPH0421471Y2 JP2939387U JP2939387U JPH0421471Y2 JP H0421471 Y2 JPH0421471 Y2 JP H0421471Y2 JP 2939387 U JP2939387 U JP 2939387U JP 2939387 U JP2939387 U JP 2939387U JP H0421471 Y2 JPH0421471 Y2 JP H0421471Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
handle
rotating shaft
sliding grooves
sliding
thermos flask
Prior art date
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Expired
Application number
JP2939387U
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English (en)
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JPS63135820U (ja
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Priority to JP2939387U priority Critical patent/JPH0421471Y2/ja
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Landscapes

  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は例えば、屋外で使用される携帯用の
金属製魔法瓶のハンドル折畳機構に関する。
(ロ) 従来の技術 大容量の金属製魔法瓶はその構造上外容器が大
径となり重量も増加するので、手の小さい幼児等
が使用して注水する場合は、両手で金属製魔法瓶
を持つて注水しなければならず、片手で操作する
ことが不可能であつた。
したがつて、この種の大容量の金属製魔法瓶に
はハンドルの具備を必要としたが、従来から具備
されているハンドルは、外容器の上部に幼児でも
容易に握ることのできる折畳不可能なハンドルを
取付け固定し、このハンドルで確実に注水するよ
うに構成している。
しかし、斯る構成の固定式ハンドルでは、その
突出部が持運び時に不用意に他人や建物等に接触
して、それらに損傷をおわせたり、またハンドル
それ自体が損傷する問題点があつた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、外容器より2本1組のハンドルを
出没可能として持運び時には折畳むことができる
金属製魔法瓶のハンドル折畳機構の提供を目的と
する。
(ニ) 考案の構成 この考案は、金属製魔法瓶の外容器における外
周面の上下部にそれぞれ固定され、その対向面側
に、左右一対の摺動溝を形成した上下の胴リング
を設け、上記上下の胴リング間に、回転軸で回動
可能に枢支した2本1組のハンドルを配設し、こ
のハンドルの基端側に突設した摺動軸を上記摺動
溝に摺動可能に係合し、左右の摺動溝を結ぶ直線
上を死点として、上記回転軸が外容器に対して内
外方に移動するように構成すると共に、上記摺動
軸間に引張りスプリングを張設した金属製魔法瓶
のハンドル折畳機構であることを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、ハンドルを折畳可能に構成
したので、使用する際には、固定式ハンドルと同
様に幼児でもハンドルを把持して金属製魔法瓶を
容易に持上げて注水でき、また持運びする際には
突出部が僅少となるので、他人や建造物に接触し
てそれらに損傷を与えたり、ハンドルそれ自体が
損傷することを未然に防止することができる。
(ヘ) 実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は金属製魔法瓶のハンドル折畳機構を示
し、第1図乃至第6図においてこの金属製魔法瓶
1は、その内部に内容器2を収納した外容器3の
外周面の上下両端部に上下一対の胴リング4,5
を装着固定している。
上述の上方の胴リング4の下面および下方の胴
リング5の上面の相対向する位置には、それぞれ
左右一対の長孔状の摺動溝6,6′が形成される
と共に、これら胴リング4,5間に2本1組のハ
ンドル7が、外容器3より離合可能に移動するよ
うに配設されている。
上述のハンドル7は、上下方向に延びる把持部
8の上下両端に左右対称の脚片9を一体形成した
コ字状に形成され、脚片9の略中央部を、半分の
厚さに切欠し円状の枢着部10,10′を凹設し
ている。そして2本1組のハンドル7の組込みに
際しては第5図に示すように、ハンドル7の一方
を点線のように反転させて互の枢着部10,1
0′,10,10′を係合させると同時に、枢着部
10,10′の中心点に穿孔された軸孔11に回
転軸12を係合し、クロス状かつ回動可能に組合
わされている。
上述の脚片9は、上述の軸孔11を基準にして
左右方向つまり横方向に延設してガイド部13を
形成し、その先端部に摺動軸14,14′をそれ
ぞれ上下方向に向けて突設している。
また、これら把手部8およびガイド部13には
軸孔11を中心として適宜の角度を有したストツ
パ面15……がそれぞれ切欠形成され、ハンドル
7が外方に引出された際、このストツパ面15…
…が互に当接しハンドル7の回動を規制すると共
に、左右のハンドル7,7を堅固に一体化する。
上述の摺動軸14,14′は上述の摺動溝6,
6′に摺動可能に遊嵌係合されると共に、これら
の摺動軸14,14′間に引張りスプリング16
が張設され、それぞれの摺動軸14,14′を中
心方向に摺動するようにバネ付勢している。
そして、これら摺動軸14,14′および上述
の回転軸12とは、すべり対隅と回り対隅を備え
た3節リンク機構に構成されている。
したがつて、上述の摺動溝6,6′を結んだ直
線上に回転軸12が位置した場合、それぞれの摺
動軸14,14′は第3図に示すように、摺動溝
6,6′の外方向に摺動され、引張りスプリング
16は最大限まで伸張され、回転軸12および摺
動軸14,14′はその直線上の位置に係止保持
される。すなわち回転軸12は摺動溝6,6′を
結んだ死線D、L上に係止保持されることにな
る。
そして第2図に示すように回転軸12が死線
D・Lから若干内方(第2図上の下方)に移動さ
れると引張りスプリング16の付勢力により摺動
軸14,14′が中心方向に摺動されると同時に
回転軸12も内方に回動されハンドル7は折畳方
向に折畳まれて、その状態を保持される。
また回転軸12が死線D・Lから若干外方に移
動されると引張りスプリング16の付勢力により
摺動軸14,14′が中心方向に摺動されると同
時に回転軸12も外方に回動されハンドル7は第
4図に示すように引出し方向に引出され、その状
態を保持される。
このように構成されたハンドル7の折畳状態は
第2図に示すように一端側の把持部8が他端側の
ガイド部13の上面に回動下降し、この回動下降
で回転軸12は死線D、Lより内方(第2図上の
下方)に位置して引張りスプリング16の付勢力
によりその折畳状態が保持される。
そして折畳状態よりハンドル7を引出すには、
把持部8を外方(第2図の上方)に引上げると、
回転軸12も外方に回動し、回転軸12が死線
D・Lより若干外方に回動すると引張りスプリン
グ16の付勢力により把持部8は急激に外方に回
動し、第4図に示すように摺動軸14,14′は
摺動溝6,6′の内側端に当接すると同時に、把
持部8およびガイド部13のストツパ面15……
がそれぞれ当接しハンドル7と胴リング4,5と
が堅固に一体化される。
またハンドル7を折畳むには、第4図の状態か
ら把持部8を内方(第4図の下方)に押下げると
回転軸12が折畳方向に回動下降し、この回転軸
12が死線D、Lの内方(第4図の下方)に至つ
て第2図に示すような元の状態に復帰する。
このようにこの考案では、回転軸12が死線
D・L上を内外方向に僅少通過すれば引張りスプ
リング16の付勢力により2本1組のハンドル7
が自動的に可動するので、ハンドル操作に際して
節度ある操作感触を得ることができ、ハンドル操
作の操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は金
属製魔法瓶の一部切欠き正面図、第2図はハンド
ル折畳状態を示す第1図のA−A線矢視断面図、
第3図はハンドル引出し動作状態を示す説明図、
第4図はハンドル引出し状態を示す説明図、第5
図はハンドルの正面図、第6図はハンドルの斜視
図である。 1……金属製魔法瓶、3……外容器、4,5…
…胴リング、6,6′……摺動溝、7……ハンド
ル、12……回転軸、14,14′……摺動軸、
16……引張りスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 金属製魔法瓶1の外容器3における外周面の上
    下部にそれぞれ固定され、その対向面側に、左右
    一対の摺動溝6,6′を形成した上下の胴リング
    4,5を設け、 上記上下の胴リング4,5間に、回転軸12で
    回動可能に枢支した2本1組のハンドル7を配設
    し、 このハンドル7の基端側に突設した摺動軸1
    4,14′を上記摺動溝6,6′に摺動可能に係合
    し、 左右の摺動溝6,6′を結ぶ直線上を死点とし
    て、上記回転軸12が外容器3に対して内外方に
    移動するように構成すると共に、上記摺動軸1
    4,14′間に引張りスプリング16を張設した
    金属製魔法瓶のハンドル折畳機構。
JP2939387U 1987-02-27 1987-02-27 Expired JPH0421471Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2939387U JPH0421471Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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JP2939387U JPH0421471Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63135820U JPS63135820U (ja) 1988-09-06
JPH0421471Y2 true JPH0421471Y2 (ja) 1992-05-15

Family

ID=30833236

Family Applications (1)

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JP2939387U Expired JPH0421471Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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JPS63135820U (ja) 1988-09-06

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