JPS5942913Y2 - 傘 - Google Patents

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Publication number
JPS5942913Y2
JPS5942913Y2 JP15219782U JP15219782U JPS5942913Y2 JP S5942913 Y2 JPS5942913 Y2 JP S5942913Y2 JP 15219782 U JP15219782 U JP 15219782U JP 15219782 U JP15219782 U JP 15219782U JP S5942913 Y2 JPS5942913 Y2 JP S5942913Y2
Authority
JP
Japan
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stay
main rod
umbrella
attached
tip
Prior art date
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Expired
Application number
JP15219782U
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English (en)
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JPS5957120U (ja
Inventor
芳子 佐藤
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、必要に応じて腰掛けにも使用できるように
した、傘に関するものである。
従来の傘は、雨天のときに使用するほか、布の部分を巻
いて、ステッキ代りに使用する程度にしか用途のないも
のである。
この考案は、この傘に、腰掛けとしての機能をも与える
ようにして、屋外や、座席が塞がっているときの電車の
内部などで、便利に使用できるようにしたものである。
次に、この考案の一実施例を図について説明すると、第
1図において1はこの考案に係る傘であって、2は主杆
である。
この主杆2の先端(上端)には石突き3が螺合により取
り付けられており、基端(下端)には柄4が取り付けら
れている。
この柄4は後述するように開いたとき、腰掛けとなるも
のである。
主杆2の上端には骨部材5が軸6によって枢着されてお
り、主杆2に対して開閉するようになっている。
骨部材5は比較的少ない本数、たとえば5〜6本程度の
本数になっており、後述するように断面形状がコ字形で
、両端が内方に屈折したものとなっている。
そしてこの骨部材5には、防水処理のされた布7が縫着
により取り付けられている。
骨部材5はステー8の先端によって支持され、開いた状
態を維持することになる。
このステー8の基部は、主杆2の外周に移動自在に嵌装
された摺動環9に軸10によって枢着されている。
図中符号11で示すものは、駆動環9の位置決めをする
ストッパである。
次に、この傘1の各部を詳細に説明する。
第2図は主杆2の先端部分を示すものである。
主杆2の先端には2枚のフランジ12.13が間隔を置
いて設けられており、先端側の7ランジ12の先には雄
ねじ14が設けられて、石突き3を螺合により取り付け
るようになっている。
雄ねじ14を設けた部分の内側には雌ねじ15が設けら
れており、石突き3を取り外したとき、第1図に示す柄
4を主杆2の下端から外して雌ねじ15に螺合できるよ
うにしである。
フランジ13の内側には、骨部材5の先端を両側から挾
むように突片16が設けられており、軸6により骨部材
5を枢着している。
骨部材5は第3図に示すように断面コ字形で。
両端を内方に屈折した形状になっている。
そして両屈折部間に形成された溝17から骨部材5の内
部にステー8の先端が挿入されている。
ステー8の先端には、その長手方向に直向する方向にピ
ン18が取り付けられており、溝1Tの内部に係合させ
である。
これにより、ステー8の先端部は骨部材5から脱げ出る
ことがなく、第4図に矢印で示すように上下方向に移動
できることになる。
ステー8の長さは、このステー8が摺動環9(第1図参
照)に対して水平に伸びたとき、このステー8の先端に
より開かれる骨部材5の主杆2に対する角度が、所定の
挟角を維持するに足る長さに設デしである。
一方、骨部材5の長さは、この骨部材5が主杆2に対し
て所定の挟角を維持して開いたとき、真横から見て骨部
材5の下端が柄4を取り外した状態での主杆2の下端の
位置に等しいか、それより若干長い寸法に設定しである
第5図はステー8の基端を枢着する摺動環90部分の詳
細図である。
摺動環9は下部に突条で形成したストッパ19を有する
もので、その上部外周に後述するステー駆動環20を遊
嵌したものである。
摺動環9の上部外周にはステー支持環21が嵌装され、
このステー支持環21には、第6図に示すように2枚1
組の突片21aが設けられている。
2枚の突片21a、21aの間に挿通された軸10で、
ステー8の基部が枢着されている。
ステー8の基端にはピニオ/22が刻設されており、ス
テー駆動環20から上方に向げて取り付げられたラック
23と噛み合っている。
第1図は、主杆2に取り付げであるストッパ11の詳細
構造を示すものである。
このストッパ11は主杆2の上部に設けられるものと下
部に設けられるものとは向きが逆にしである。
すなわちストッパ11は図示するように起立部24と斜
面部25とを有する三角形のもので、主杆2の上方に取
り付けられるものと下方に取り付けられるものとは、姿
勢が逆にしである。
これらのストッパ11は、主杆2の内側に一部を接触さ
、せた板ばね26によって、主杆2に設げられた孔2a
から、常に突出する方向に付勢されている。
板ばね26は図示するように起立部24とは反対側で相
定されており、斜面部250頂点を押すと、ストッパ1
10大部分が主杆2の内部に入るようになっている。
第8図は柄4の詳細な構造を示すものである。
21は軸であって、先端に雄ねじ28を刻設したもので
ある。
この雄ねじ28のす法は、主杆2上端の雌ねじ15(第
2図参照)に適合するものである。
軸21の直径寸法は、雄ねじ28(’)LLIの部分の
す法と等しいか、若干大きくしである。
軸27の下端には、基台部29がピン30で固定されて
おり、この基台部29には、把持部31が、その中央位
置で軸32により、水平に回動自在に支持されている。
基台部29は第9図に示すように側面形状が上向きのコ
字形をしたものである。
そしてこの基台部29に軸32によって水平に回動自在
に支持される把持部31は、基台部29の両側部に対応
した位置で、ヒンジ33で第9図の矢印方向に開くこと
ができるようになっている。
第10図は、このように把持部31を開き、これを基台
部29に対して90°回動させ、基台部29で受けるよ
うにして、上下を逆にしたところを示している。
これにより把持部31の上面に、軸27を螺合する主杆
2の長手方向に直交する方向の一定の面を形成すること
ができることになる。
第8図における34は、手を入れるための孔である。
このように構成したこの傘は、次のように使用する。
まず傘として使用するには、第11図に示すように傘1
を閉じた状態で、主杆2の下部のストッパ11の下部に
位置する摺動環9をストッパ11を押して引込めながら
上方に押し、ストッパ11を通過させる。
傘1を閉じたときに摺動環9側が下方に向いた姿勢のス
テー8は、先端に取り付けたピン18(第3図、第4図
参照)が骨部材5の溝17に移動可能に係合しているの
で、摺動環9を上方に押しただけではそのまま上方に平
行に移動するだけであり、姿勢を変えることはない。
このため、摺動環9を移動させるとき、それまで第5図
に示すように摺動環9の下方に位置してストッパ19に
当接していたステー駆動環20をストッパ19から離れ
るように上方に押す(矢印参照)。
このときステー駆動環20とともに上方に移動するラッ
ク23により、ステー8の基部に形成したピニオン22
が回動し、ステー8を主杆2に直交する方向に姿勢変え
することになる(第12図参照)。
この状態で摺動環9を主杆2の上方に移動させると、骨
部材5、したがって布7が開いて、傘として使用できる
状態になる。
開いた位置でのロックは、第7図に示す上方のストッパ
11の起立部24により、従来のものと同様に行なわれ
ることになる。
閉じるときには上方のストッパ11を押し込み、開くと
きと逆の操作をすればよい。
次に、腰掛けとして使用するには、まず石突き3と柄4
とを主杆2より取り外し、柄4の軸2T先端の雄ねじ2
8を主杆2上端の雌ねじ15に螺合させて、柄4を主杆
2の今までとは反対の端部に取り付け、第10図に示す
ように把持部31を開く。
そして傘として使用するときと同様の操作により、ステ
ー8が主杆2に対して直交する姿勢にする。
ステー8がこの姿勢になったとき、真横から見て骨部材
5の長さが主杆2の長さと等しいか、若干長くなるよう
に設定しであるので、傘1は第13図に示すように骨部
材5の下端が接地して、腰掛は得る状態になる。
したがって開いた把持部31に腰をおろせばよい。
この考案は上述のように構成したものであるから、傘を
腰掛けとしても使用することができるので、屋外や、座
席が塞がっているときの電車の内部などで、便利に使用
することができる効果がある。
閉じた状態でステッキとしても使用できることは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る傘の開いた状態を示す概略の正
面図、第2図は第1図の傘の石突きの取付部を拡大して
示す正面図、第3図は第1図の傘の骨部材とステーとの
関係を示す拡大断面図、第4図は第3図のIV−IV線
に沿った断面図、第5図は主杆と摺動環およびステー駆
動環等の関係、およびステーの駆動機構を示す断面図、
第6図は第5図のVI−VI飾に沿った断面図、第7図
は主杆とストッパの関係を示す断面図、第8図は第1図
の傘の柄の詳細を拡大して示す正面図、第9図は第8図
の柄の異なった姿勢を示す側面図、第10図は第9図の
柄を更に姿勢を変えて示した正面図、第11図は第1図
の傘の閉じた状態を示す正面図、第12図はステー〇回
動状態を示す要部の断面図、第13図は第1図の傘を腰
掛けとして使用する状態を示す正面図である。 1・・・・・・傘、2・・・・・・主杆、3・・・・・
・石突き、4・・・・・・柄、5・・・・・・骨部材、
1・・・・・・布、8・・・・・・ステー、9・・・・
・・摺動環、14,2・8・・・・・・雄ねじ、15・
・・・・・雌ねじ、17・・・・・・溝、18・・・・
・・ピン、19・・・・・ストッパ、20・・・・・・
ステー駆動環、22・・・・・・ピニオン23・・・・
・・ラック、29・・・・・・基台部、31・・・・・
・把持部、33・・・・・・ヒンジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 l)先端に石突きを取り付け、基端に柄を取り付ける主
    杆と、該主杆に上端を枢着され、外側に布を貼り内側に
    はステーの先端を移動自在に案内する溝を設けた骨部材
    と、前記主杆の外周に移動自在に嵌装され、その外周に
    前記ステー〇回動を行なうステー駆動環を遊嵌し、一端
    に該ステー駆動環の移動規制を行なうストッパを設けた
    摺動環と、前記主杆の基端に着脱可能に取り付けられ、
    開くことによって主杆の長手方向に直交する方向に一定
    の面積を生ずる柄と、を備えたことを特徴とする傘。 2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の傘において、
    ステーの先端に、該ステーの長手方向に直交する方向の
    ピンを取り付け、骨部材の断面形状をコ字形で両端を内
    方に屈折したものとして、該両層折部の間に形成される
    溝の内部に前記ステー先端のピンを係合したことを特徴
    とする傘。 3)実用新案登録請求の範囲第1項記載の傘において、
    摺動環の上端にステーの基端を枢着し、該ステーの基端
    にピニオンを刻設し、前記摺動環の外周に遊嵌したステ
    ー駆動環には前記ステー基端のピニオンに噛合するラッ
    クを取り付けたことを特徴とする傘。 4)実用新案登録請求の範囲第1項記載の傘において、
    ステーの長さを、該ステーが摺動環に対して水平に伸び
    たとき、該ステーの先端により開かれる骨部材の主杆に
    対する角度が、所定の挟角を維持するに足る長さに設定
    したことを特徴とする傘。 5)実用新案登録請求の範囲第1項記載の傘において、
    骨部材の長さを、該骨部材が主杆に対して所定の挟角を
    維持して開いたとき、その下端が柄を取り外したときの
    主杆の下端の位置と等しいか、それより若干長い寸法に
    設定したことを特徴とする傘。 6)実用新案登録請求の範囲第1項記載の傘において、
    主杆の基部に着脱可能に取り付ける柄を、前記主杆に取
    り付ける部分に、前記主杆の長さ方向に直交する方向に
    固定された基台部と、該基台部に対してその中央部で回
    動自在に支持され、前記基台部の横幅相当位置で両側に
    開くようにした把持部とを設けて構成したことを特徴と
    する傘。
JP15219782U 1982-10-08 1982-10-08 Expired JPS5942913Y2 (ja)

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JP15219782U JPS5942913Y2 (ja) 1982-10-08 1982-10-08

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JP15219782U JPS5942913Y2 (ja) 1982-10-08 1982-10-08

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Publication Number Publication Date
JPS5957120U JPS5957120U (ja) 1984-04-14
JPS5942913Y2 true JPS5942913Y2 (ja) 1984-12-18

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