JP3009301U - 変形自在傘 - Google Patents

変形自在傘

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JP3009301U
JP3009301U JP1994002937U JP293794U JP3009301U JP 3009301 U JP3009301 U JP 3009301U JP 1994002937 U JP1994002937 U JP 1994002937U JP 293794 U JP293794 U JP 293794U JP 3009301 U JP3009301 U JP 3009301U
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JP
Japan
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canopy
bones
layers
umbrella
layer
Prior art date
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Application number
JP1994002937U
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English (en)
Inventor
エリアス・ベン‐アヴィ
ニーラム・チャーティア
Original Assignee
セールス・エース・リミテッド
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45BWALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
    • A45B25/00Details of umbrellas
    • A45B25/18Covers; Means for fastening same

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状(特に、キャノピ部分)を変化させるこ
とが可能な傘を提供する。 【構成】 中棒1と、この中棒1の上端部に取り付けら
れ、複数の骨4,5によって開放可能なキャノピ2,3
とを備えていて、このキャノピ2,3が開放された時
に、骨4,5がキャノピ2,3の複数のポイント6,7
を形成するようになっている。キャノピ2,3が、夫々
同じ本数の骨を有する複数の層を有していると共に、こ
れらキャノピ2,3の複数の層は、これら層および骨
4,5が互いの位置をほぼ一致した状態になる第1位置
Aから、片方の層の骨4が、他方の層の骨5の間に位置
する状態になる第2位置Bへと移動可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は変形自在傘に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、雨や日光から保護する傘として様々な形状のものが知られているが、そ の形状を容易に変化させることが出来るものは無かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、形状(特に、キャノピ部分)を変化させることが可能な変形自在傘 を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の特徴構成は、中棒と、この中棒の上端部に 取り付けられ、複数の骨によって開放可能なキャノピとを備えていて、このキャ ノピが開放された時に、前記骨が前記キャノピの複数のポイントを形成するよう になっている傘であって、前記キャノピが、夫々同じ本数の骨を有する複数の層 を有していると共に、これらキャノピの複数の層は、これら層および前記骨が互 いの位置をほぼ一致した状態になる第1位置から、片方の層の骨が、他方の層の 骨の間に位置する状態になる第2位置へと移動可能になっている点にある。
【0005】
【作用】
本考案の変形自在傘は、これに沿って傘を開くことが可能な通常式の中棒と、 この中棒の下端部(傘を開いて掲げた場合の手元側)に取り付けられて傘を保持 するのに使用する通常式のハンドルとを有するように構成できる。しかもこの変 形自在傘は、普通の傘に使用されているものに類似のキャノピを有すると共に、 このキャノピが複層構造になっており、各層の構成部材を互いの位置にほぼ合わ た状態に出来るようになっている。更に、傘の開放用として従来式の開放機構が 使用されている。 前記キャノピの複数の層は夫々互いにほぼ同じ形状であることが好ましい。キ ャノピが二層の場合、n個の露先となるポイントからなる対称形状をn×2個の ポイントからなる一つの形状に変形できるように構成されている。 ここで、nは3以上の自然数であり、通常は5以下で、好ましくは4である。 nが4であると通常の傘と同じであるが、nが3または5であると特異性、意外 性を楽しむことかできる。
【0006】 キャノピの下層を構成するすべての骨が、確実な機構によって作動可能に構成 されていて、かつ、この機構によって、傘を完全に開いた時にこれらの骨からの 圧力によって、キャノピの複数の層が互いに密に接触し、これらの層を回動した 時に、これらの層の間に大きな空隙が形成されないように構成されることが好ま しい。 更に、前記下層キャノピはそれより上層のキャノピに対して相対回動可能であ ることが好ましく、これによって、上層キャノピを中棒の上端部に通常の方法で 取り付けて防水シーリングを形成することができる。 尚、防水効果については、複数のキャノピを重ねることにより一層高めること ができる。
【0007】 傘のすべての骨を一つの開放機構によって作動可能に構成すれば、傘を開放し た時に各層がピンと張られるようになるので特に好都合である。 尚、この開放機構は通常のワンタッチ傘のような自動開放機構からなることが 好ましい。
【0008】 更に、回動可能な層(通常は下層キャノピ)の骨を前記開放機構にヒンジ取り 付けすることが一層好ましい。というのは、このようにヒンジ取り付け構造を採 用すると、例えば、基本構成要素としての前記中棒にヒンジ取り付けされたジョ イント部材を使用して、中棒の周りで回動する構造よりも製造が容易であるから である。
【0009】
【考案の効果】
本考案の以上の構成により、形状(特に、キャノピ部分)を変化させることが 可能な変形自在傘(雨傘、日傘など)を提供することができた。 このように本考案にかかる変形自在傘は、形状を変化させることができ、特異 性、意外性、ファッション性を楽しむことができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。 図1に示すように、この実施例にかかる傘10は、中棒1を備え、これにハン ドル8と、下層キャノピ2と上層キャノピ3とからなる二層キャノピ2,3とが 取り付けられて構成されている。下層キャノピ2は、骨4(4a〜4d)によっ て開かれ、上層キャノピ3は骨5(5a〜5d)によって開かれる。これらすべ ての骨4a〜4d,5a〜5dは、前記下層キャノピ2の下方に延出している。 骨5a〜5dは、中棒から上層キャノピ3の各隅部へと延出している。この傘の 開放には上はじき、ろくろなどを備えた通常式の開放機構9を使用すると共に、 骨4,5を動かす受骨のようなスプレッダ(図示せず)を用いる。
【0011】 前記骨5は、中棒1にヒンジ取り付けされ、かつ、通常の方法で前記開放機構 9と接続されている。一方、骨4は、矢印の方向に回動する更に別のヒンジを有 していて、これによって、下層キャノピ2を、各層の前記構成部材がほぼ互いに 位置合わせされている図1及び2に示す位置Aから、図3に示す位置Bにまで回 動させることが出来る。これらのヒンジは、下層キャノピ2の最大回動角度が9 0度以下になるように規制されることによって、前記位置Aから前記位置Bへ4 5度以下の回動によって到達できるように構成されている。 具体的には、キャノピを閉じた状態から開放する際、図示はしていないが、通 常の傘に設けられているようなランナー(ろくろ)をハンドル側から先端側に押 していくに伴い各キャノピがほぼ開放された段階になると、上層キャノピ3が下 層キャノピ2に対して相対移動するように構成されている。 尚、これら各層の相対移動後の固定は、一般のストッパ機構を適宜採用するこ とで容易に達成できる。
【0012】 前記骨4,5によってキャノピの二つの層2,3が開かれ、キャノピのこれら 骨の端部に露先あるいはチップとしてのポイント6,7が形成されると、上述し た骨構成によって、前記位置Aから回動した骨5によって、下層キャノピ2の縁 部11a〜11dが、上層キャノピ3に対してピンと張られる。その結果、この 傘は前記位置Bにある時には普通構造の8本骨の傘に非常に類似した外観となる という効果が生じる。更に、この骨構成により、僅かな変更を施すことによって 、通常の開放機構、例えば、ワンタッチ開放機構などの自動開放機構を使用する ことができる。
【0013】 前記上下層キャノピ2,3は、好ましくは、互いに異なった色彩または模様、 またはこれらの結合を備えていて、キャノピのこれらの層を相対回動することに よって様々なバリエーションを作り出すように構成することができる。
【0014】 〔別実施例〕 以上、本考案の一好適実施例について説明したが、請求の範囲に記載の本考案 の範囲から外れることなくその他にも様々な変更が可能である。 例えば、キャノピを構成する層の数を2つ以上にしたり、これらの層のいずれ か1つあるいは2つ以上の層を回動可能に構成することも可能である。
【0015】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】下方から見た図
【図2】図1の傘を上方から見た図
【図3】回動位置にある図1の傘を上方から見た図
【符号の説明】
1 中棒 2、3 キャノピ 4、5 骨 6、7 ポイント 9 開放機構 A 第1位置 B 第2位置

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中棒(1)と、この中棒(1)の上端部
    に取り付けられ、複数の骨(4,5)によって開放可能
    なキャノピ(2,3)とを備えていて、このキャノピ
    (2,3)が開放された時に、前記骨(4,5)が前記
    キャノピ(2,3)の複数のポイント(6,7)を形成
    するようになっている傘であって、前記キャノピ(2,
    3)が、夫々同じ本数の骨を有する複数の層を有してい
    ると共に、これらキャノピ(2,3)の複数の層は、こ
    れら層および前記骨(4,5)が互いの位置をほぼ一致
    した状態になる第1位置(A)から、片方の層の骨
    (4)が、他方の層の骨(5)の間に位置する状態にな
    る第2位置(B)へと移動可能であることを特徴とする
    変形自在傘。
  2. 【請求項2】 前記骨(4,5)のすべてを動かす開放
    機構(9)が設けられている請求項1に記載の変形自在
    傘。
  3. 【請求項3】 前記骨(4,5)のすべてが、前記キャ
    ノピの下層(2)の下方側に位置している請求項1又は
    2に記載の変形自在傘。
  4. 【請求項4】 前記キャノピの前記下層(2)は、前記
    上層のキャノピ(3)に対して相対回動可能である請求
    項1〜3のいずれか1に記載の変形自在傘。
  5. 【請求項5】 前記キャノピの複数の層(2,3)のい
    ずれか、又はすべてが回動可能であり、この回動可能層
    の骨が前記開放機構(9)にヒンジ取り付けされている
    請求項1〜4のいずれか1に記載の変形自在傘。
JP1994002937U 1993-07-09 1994-03-30 変形自在傘 Expired - Lifetime JP3009301U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE9310241U DE9310241U1 (de) 1993-04-20 1993-07-09 Variabler Schirm
DE9310241:0 1993-07-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3009301U true JP3009301U (ja) 1995-04-04

Family

ID=6895387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994002937U Expired - Lifetime JP3009301U (ja) 1993-07-09 1994-03-30 変形自在傘

Country Status (3)

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EP (1) EP0632976A1 (ja)
JP (1) JP3009301U (ja)
CN (1) CN2198792Y (ja)

Families Citing this family (2)

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Also Published As

Publication number Publication date
CN2198792Y (zh) 1995-05-31
EP0632976A1 (en) 1995-01-11

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