JP3115628U - 十四本骨傘 - Google Patents

Abstract

【課題】円に近い状態で開く事のできる傘を提供する。
【解決手段】傘1の骨2の本数を十四に数値限定する。
【選択図】 図１

Description

本発明は、雨傘や日傘などの、柄付きの傘に関する。

従来の傘に於ける骨の本数は八本が大多数で、折り畳み傘では六本骨もあった。

従来技術でも、普通に使用するには問題無いが、放射状に開く骨どうしの間隔が広い事から角張った円である多角形にしかならず、美的に落ちる物であった。本発明では、円に近い状態で傘を開く事ができ、見た目を豪華にする、という課題の解決を目的とする。

傘を円に近い状態で開くには骨の本数を増やす事であり、本数を多くすれば円に近付けるが、畳んだ状態では骨が嵩張って重くなり、大して重くならず、美的に丸く感じるのは、骨の数を十四本にする事である。

傘の骨を十四本にする事で、骨の嵩張りや重さも適度に納まり、開いた状態が円に近い事から美的に向上し、豪華に見える。

最良の形態を、図１から図３を参照しながら、以下の実施例で説明する。

図１は、開き状態下面斜視図であり、傘1の骨2は、柄3の芯を基点とする放射状に開き、骨2どうし間を室4とし、全部の室4を膜5で覆い、傘1自体の基本構造は従来技術を用い、骨2の本数を全部で十四と数値限定し、骨2の本数を十四にした事で室4の個々の幅が狭くなり、よって、傘1を円に近い状態で開く事ができ、見た目が豪華になる。

図２は、開き状態要部透視上面斜視図であり、骨2の本数を十四に数値限定している事で各々の室4は細くなり、室4に張られた膜5は細長い二等辺三角形の類似形状を成し、膜5の底辺に相当する縁は直線ではあるが短く、よって傘1の開き状態周囲縁は細分化された事と同じになり、真上から見れば十四角形であり、多角形の角数を多くするに伴って各々の角度は大きくなり、一辺を短くして角の角度が広がれば全体的に丸く見え、その結果、豪華さを演出する事になる。

図３は、開き状態要部透視側面斜視図であり、骨2の本数が十四である事によって、各々の室4の外周縁が短くなり、傘1の開き状態は円に近づいて豪華に見え、柄3を持って傘1を差すのであり、本発明物は洋傘に分類されるが、骨2を十四本にした事によって、開き形状が円に近くなったので、番傘のような和傘にも近付き、洋傘でありながらも和装にも合わせる事ができる。

開き状態下面斜視図（実施例１） 開き状態要部透視上面斜視図（実施例２） 開き状態要部透視側面斜視図（実施例３）

符号の説明

１ 傘
２ 骨
３ 柄
４ 室
５ 膜

Claims (1)

1. 傘1の骨2の本数を、十四に数値限定して成る十四本骨傘。
   

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