JPH0235210Y2 - - Google Patents

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JPH0235210Y2
JPH0235210Y2 JP7743087U JP7743087U JPH0235210Y2 JP H0235210 Y2 JPH0235210 Y2 JP H0235210Y2 JP 7743087 U JP7743087 U JP 7743087U JP 7743087 U JP7743087 U JP 7743087U JP H0235210 Y2 JPH0235210 Y2 JP H0235210Y2
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JP
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bone
umbrella
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wheel
tip
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JP7743087U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、折畳傘骨、特にその閉傘状態を仮折
り畳みの状態と折り畳みの状態の二段階とし円滑
に開閉し得るよう構成された三段折畳傘骨の改良
に関する。
〔従来の技術〕
三段に伸縮自在な傘軸に上轆轤及び下轆轤が設
けられ、上記上轆轤に開閉自在に取り付けられた
親骨を元骨、中骨及び先骨の三本に分割し、これ
らを屈伸自在に連結すると共に、それらの要所を
適宜の連結骨により下轆轤に折り畳み自在、開閉
自在に連結して成る三段折畳洋傘は公知である。
三段折畳洋傘は、鞄、バツク等に収納して持ち
歩く際には親骨を三段に折り畳むと共に、傘軸を
最小の長さに縮め、また、雨の日に電車やバスに
乗つたり、屋根のある個所及び地下道等を歩く際
には、親骨を三段に折り畳むと共に、傘軸を使用
時のまゝの長さ、又は一段短くした所謂仮折り畳
みの状態として使用するものである。
而して、上記三段折畳洋傘は、鞄、バツク等に
収納して持ち歩く際には、親骨を三段に折り畳む
と共に、傘軸を最小の長さに短縮した状態とし、
一方、雨の日に傘を閉じて電車やバスに乗り込む
際には、傘を仮折り畳みの状態とし、コーナ等に
立て掛けたり、又は持ち歩くことができるので、
極めて使い勝手の良いものである。
然しながら、上記三段折畳洋傘は、構成が複雑
であるため、傘の開閉及び折り畳みをスムーズに
行い得るようにするには製造時に複雑な調整を必
要とすると云う問題点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は叙上の問題点を解決するためになされ
たものであつて、その目的とするところは、簡単
に製造でき、且つ、傘の開閉及び折り畳みがスム
ーズに行える使い勝手の良い三段折畳傘骨を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
而して、上記の目的は、 傘軸に上轆轤及び下轆轤を設け、上記上轆轤に
開閉自在に取り付けられる親骨を元骨、中骨及び
先骨の三本に分割しこれらを屈伸自在に連結する
と共にそれらの要所を適宜の連結骨により下轆轤
に折り畳み自在、開閉自在に連結して成る三段折
畳傘骨に於て、 上記連結骨を、一端が下轆轤に枢支された第一
連結骨と、一端が元骨と中骨の枢支点に枢支され
他の一端が上記第一連結骨の他の一端に枢支され
た第二連結骨と、上記第二連結骨と略平行に設け
られ、一端が上記中骨の傘軸側の延長部に枢支さ
れ他の一端が上記第一連結骨と第二連結骨の枢支
点に近接した位置で上記第一連結骨に枢支された
第三連結骨とにより構成すると共に、上記元骨と
中骨の連結点の近傍の元骨の一点と、上記中骨と
先骨の連結点より先骨の露先とは反対側の先骨延
長部の先端とをワイヤにより連結し、そのワイヤ
と中骨とをそれらの中間部で結束して成る三段折
畳傘骨によつて達成される。
〔作用〕
而して、三段折畳傘骨を叙上の如く構成するこ
とにより、簡単に製造でき、且つ、傘の開閉及び
折り畳みがスムーズに行える使い勝手の極めて良
い三段折畳傘骨を提供し得るものである。
〔実施例〕
以下、図面により従来の三段折畳傘骨と本考案
にかかる三段折畳傘骨とを比較しつゝ本考案の詳
細を具体的に説明する。
第1図は、本考案にかかる三段折畳傘骨の一実
施例を示す説明図、第2図乃至第4図は、本考案
にかかる三段折畳傘骨の折り畳んだ際の各骨の動
作状態を示す説明図、第5図は、開傘時の各骨の
動作状態を示す説明図、第6図は、従来公知の三
段折畳傘骨の構成を示す説明図である。
先ず、第6図に基づき従来公知の三段折畳傘骨
の構成について説明する。
第6図中、1は傘軸、2は上轆轤、3は下轆
轤、4は親骨、4aは元骨、4bは中骨、4cは
先骨、4c′は露先、5は第一の連結骨、6は第二
の連結骨、7はワイヤ、8は第一の枢支点、9は
第二の枢支点、10は第三の枢支点である。
而して、傘軸1には上轆轤2及び下轆轤3が設
けられ、上記上轆轤2には親骨4が開閉自在に取
り付けられる。上記親骨4は、元骨4a、中骨4
b及び先骨4cから成り、元骨4aの一端は上轆
轤2に枢着され、上記元骨4aの他の一端は中骨
4bに取り付けられた第二の枢支点9に枢着され
る。また、上記中骨4bの他の一端は第三の枢支
点10に枢着される。そして先骨4cの一端は上
記第三の枢支点10に枢着され、更に、下轆轤3
と元骨4aの略中央部に設けられた第一の枢支点
8とが第一の連結骨5によつて枢支され、上記第
一の枢支点8と第二の枢支点9とが元骨4aに平
行な第二の連結骨6によつて枢支される。そして
更に、上記第二の枢支点9と第三の枢支点10と
がワイヤ7によつて枢支される。
而して、上述の如く、親骨4を構成する元骨4
a、中骨4b及び先骨4cがそれぞれ第二枢支点
9及び第三の枢支点10に枢着され、また、第一
の連結骨5の一端が第一の枢支点8に枢着され、
更に第二の連結骨6の一端が上記第一の枢支点8
に枢着され、他の一端が第二の枢支点9に枢着さ
れると共に、上記第二の枢支点9と第三の枢支点
10とがワイヤ7で枢着されているので、下轆轤
3を傘軸1に沿つて上下に摺動させることによ
り、傘の開閉及び折り畳みを行うことができる。
然しながら、従来公知の三段折畳傘骨は、第一
の連結骨5の一端が下轆轤3に取り付けられ、他
の一端が元骨4a中央部の第一の枢支点8に枢着
されていたため、開傘時に下轆轤3を傘軸1に沿
つて上方に引き上げると、第一の連結棒5の先端
部が上記元骨4aの第一の枢支点8を上方に持ち
上げ、これにより三段に折り畳まれた傘が開かれ
るものであつた。
而して、元骨4aが上轆轤2、第一及び第二の
枢支点8及び9の三個所で枢支されていたため、
上記元骨4aの自由度が少なく、また、第一の連
結骨5が第一の枢支点8の一点を上方に押圧する
ことにより傘が開かれるよう構成されていたた
め、折り畳みでない傘又は二段式の折畳傘に比べ
開傘時には強い力を必要とすると共に、傘の折り
畳みをスムーズに行うことが困難であり、更には
傘の構造が複雑であるため、簡単に製造すること
ができないとと云う問題点があつた。
次に、第1図乃至第5図に基づき本考案にかか
る三段折畳傘骨について説明する。
第1図乃至第5図中、11は傘軸、12は上轆
轤、13は下轆轤、14は親骨、14aは元骨、
14bは中骨、14cは先骨、14c′は露先、1
5は第一の連結骨、16は二連連結骨、17はワ
イヤ、18は第一の枢支点、19は第二の枢支
点、20は第三の枢支点、21はワイヤを摺動自
在に固定する固定部材である。
而して、傘軸11には上轆轤12及び下轆轤1
3が設けられ、上記上轆轤12には親骨14が開
閉自在に取り付けられる。上記親骨14は、元骨
14a、中骨14b及び先骨14cから成り、元
骨14aの一端は上轆轤12に枢着され、上記元
骨14aの他の一端は中骨14bに取り付けられ
た第二の枢支点19に枢着される。また、上記中
骨14bの他の一端は第三の枢支点20に枢着さ
れる。そして先骨14cの一端は上記第三の枢支
点20に接続され、更に、第一の連結骨15の一
端は下轆轤13に枢着され、他の一端が二連連結
骨16を構成する一方の連結骨16aの一端に枢
着される。また、上記連結骨16aの他の一端は
第二の枢支点19に枢着され、二連連結骨16の
他の一方の連結骨16bは第一の連結骨15の先
端部近傍に枢着され、他の一端が上記第二の枢支
点19に枢着される。そして更に、上記第二の枢
支点19と第三の枢支点20とがワイヤ17によ
つて枢支され、上記ワイヤ17の略中間部分が固
定部材21により摺動自在に固定される。
而して、本考案にかかる三段折畳傘骨は、下轆
轤13を傘軸11に沿つて上方に摺動移動させる
と、元骨14aの裏側に連結骨16a全体が当接
し、上記連結骨16aによつて元骨14aが上方
に持ち上げられ、これにより三段に折り畳まれた
傘が開かれる。この際、二本の連結骨16a及び
16bと第一の枢支点18及び第二の枢支点19
とによつて形成される平行四辺形の形状が下轆轤
13の上方への移動に伴い変化する。
傘を閉じる場合には、第2図に示す如く、下轆
轤13を傘軸11に沿つて下方に一杯摺動移動さ
せると、親骨14が第二の枢支点19及び第三の
枢支点20部分からそれぞれ折り曲り、仮折り畳
みの状態に保たれる。
仮折り畳みの状態から下轆轤13を傘軸11に
沿つて上方に摺動移動させると、第3図及び第4
図に示す如く、第一の枢支点18部分から折れ曲
り、二連連結骨16が重なり合い、更に上記重な
り合つて二連連結骨16が元骨14aの裏側に重
なり、傘が最小の大きさに畳まれる。
而して、本考案にかかる三段折畳傘骨は、第二
の連結骨となる二連連結骨16が二本の略平行な
連結骨16a及び16bで構成されると共に、上
記連結骨16aの一端が第二の枢支点19に枢着
され、他の一端が第一連結骨15の一端に枢着さ
れ、更に、連結骨16bの一端が第二の枢支点1
9に枢着され、他の一端が第一の連結骨15と連
結骨16aの枢着点に近接した位置に枢着されて
いるので、開傘時には元骨14aの裏側に連結骨
16aの全体が当接して元骨14aを上方に持ち
上げ、反対に閉傘時には上記連結骨16aが元骨
14aの裏側から逸早く離れ、元骨14aの枢支
点を上轆轤12と第二の枢支点19の2点のみと
するものである。
而して、本考案によるときには、元骨14a、
中骨14b、先骨14c及び第一の連結骨15の
自由度が大きく、また、開傘時には元骨14aの
裏側に連結骨16aの全体が当接し、元骨16a
を上方に押圧して傘が開かれるよう構成されてい
るので、特に厳格な調節を行わなくとも傘の開閉
動作及び折り畳みをスムーズに行うことができる
ものである。
〔考案の効果〕
本考案は叙上の如く構成されるので、本考案に
よるときは、従来の三段折畳傘骨に比較し、簡単
に製造でき、且つ、傘の開閉及び折り畳みがスム
ーズに行える極めて使い勝手の良いものである。
なお、本考案の構成は叙上の実施例に限定され
るものでなく、本考案の目的の範囲内に自由に設
計変更できるものであつて、本考案は当業者が叙
上の説明及び公知の技術から容易に想到し得る総
ての変更実施例を包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかる三段折畳傘骨の一実
施例を示す説明図、第2図乃至第4図は、本考案
にかかる三段折畳傘骨の折り畳んだ際の各骨の動
作状態を示す説明図、第5図は、開傘時の各骨の
動作状態を示す説明図、第6図は、従来公知の三
段折畳傘骨の構成を示す説明図である。 1,11……傘軸、2,12……上轆轤、3,
13……下轆轤、4,14……親骨、4a,14
a……元骨、4b,14b……中骨、4c,14
c……先骨、4c′,14c′……露先、5,15…
…第一の連結骨、6……第二の連結骨、7,17
……ワイヤ、8,18……第一の枢支点、9,1
9……第二の枢支点、10,20……第三の枢支
点、16……二連連結骨、16a,16b……連
結骨、21……固定部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 傘軸に上轆轤及び下轆轤を設け、上記上轆轤に
    開閉自在に取り付けられる親骨を元骨、中骨及び
    先骨の三本に分割しこれらを屈伸自在に連結する
    と共にそれらの要所を適宜の連結骨により下轆轤
    に折り畳み自在、開閉自在に連結して成る三段折
    畳傘骨に於て、 上記連結骨を、一端が下轆轤に枢支された第一
    連結骨と、一端が元骨と中骨の枢支点に枢支され
    他の一端が上記第一連結骨の他の一端に枢支され
    た第二連結骨と、上記第二連結骨と略平行に設け
    られ、一端が上記中骨の傘軸側の延長部に枢支さ
    れ他の一端が上記第一連結骨と第二連結骨の枢支
    点に近接した位置で上記第一連結骨に枢支された
    第三連結骨とにより構成すると共に、上記元骨と
    中骨の連結点の近傍の元骨の一点と、上記中骨と
    先骨の連結点より先骨の露先とは反対側の先骨延
    長部の先端とをワイヤにより連結し、そのワイヤ
    と中骨とをそれらの中間部で結束して成る上記の
    三段折畳傘骨。
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JPS63185621U JPS63185621U (ja) 1988-11-29
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