JPH0123287Y2 - - Google Patents

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JPH0123287Y2
JPH0123287Y2 JP1985030403U JP3040385U JPH0123287Y2 JP H0123287 Y2 JPH0123287 Y2 JP H0123287Y2 JP 1985030403 U JP1985030403 U JP 1985030403U JP 3040385 U JP3040385 U JP 3040385U JP H0123287 Y2 JPH0123287 Y2 JP H0123287Y2
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umbrella
bone
wheel
potter
inner end
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、伸縮折畳式洋傘に関し、特に折畳み
時の長さを従来のものに比較して一段と短くする
ことが可能な傘骨の構造を有する洋傘に関する。
〔従来の技術〕
一般の洋傘の傘骨構造は、その開いた状態が第
4図に、またこれを閉じて折り畳んだ状態が第5
図に示されている如く、支骨10、副支骨20、
連結骨30及び親骨40を互いにヒンジ止めし、
相互に回動可能なよう連結して成るものである。
これを折り畳んだときには、第5図に示す如く
支骨10と親骨40とが折り重なり、このときの
傘の長さは、石突や握り柄の部分の長さを除外す
れば、上記支骨10と親骨40とが重ねられた長
さに相当するものである。従つて、折り畳んだと
きの傘の長さを短くしようとすれば、上記支骨1
0及び親骨40の長さを短くする必要があるが、
傘を開いたときの大きさを或る程度以上に維持す
るためには、この支骨10と親骨40の長さを無
制限に短縮することは不可能であり、そのため収
納や携帯に不便であるという欠点がある。
而して、特公昭44−30665号公報記載の「短縮
可能な傘」に於ては傘骨を短縮できるようになつ
ているが、その場合親骨の伸縮を対象としてい
る。特公昭51−02861号公報記載の「折りたたみ
式傘」もまた傘骨を短縮できるようになつている
が、その短縮手段には角度の変化があり、伸縮が
困難で不便である。特公昭48−19354号公報記載
の「折畳式洋傘」や、特公昭54−14534号公報記
載の「トツプレス型三段折畳洋傘」或いは特公昭
54−16783号公報記載の「トツプレス型折畳洋傘
における傘布引込み装置」に於ては、受骨や支骨
の長さが一定不変であるためそれ以上に傘を短縮
することは困難である。また、実公昭49−00195
号公報に記載の「折畳洋傘の柄」は三段伸縮のも
のであり、折畳み時に充分短くはならなかつた。
また、特開昭48−76648号公報には、支骨の長さ
を伸縮可能にした『三段折畳み洋傘』が開示され
ているが、その場合親骨も伸縮構造となつてお
り、ロクロも四個使用するなど、構造が繊細とな
つて製造コストがかさみ、故障原因も多くなる等
の問題がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は叙上の問題点を解決するためなされた
ものであり、その目的とするところは、開傘時の
傘の大きさを従来通りに保持しながら、折畳み時
の長さを従来のものに比べて格段に短かくでき、
これにより収納や携帯に便利な洋傘を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案者はその永年
の経験と知識に基づき鋭意研究の結果、本考案を
完成するに至つた。
而して、本考案に係る洋傘は、下記(a)から(i)ま
での構成要素から成る傘骨構造、即ち、 (a) 傘軸の石突側に固着された上ロクロと、 (b) 傘軸に沿つて移動自在に設けられた下ロクロ
と、 (c) 上記上ロクロと下ロクロの間に傘軸に沿つて
移動自在に設けられた中ロクロと、 (d) 外側先端(傘を開いたときに傘軸に近い方を
内側、遠い方を外側と称する。以下同様。)に
露先を有する親骨と、 (e) 内側端部が上記下ロクロに枢支さた第一支骨
と、 (f) 内側端部から上記第一支骨が入れ子状に出入
自在に挿通されると共に、外側端部は上記親骨
の内側端部近くの中間位置に枢着された第二支
骨と、 (g) 内側端部が上記中ロクロに枢支された動力骨
と、 (h) 内側端部が上記上ロクロに枢支され、外側端
部は上記第二支骨の内側端部に枢着されると共
に、その中間位置には上記動力骨の外側端部が
枢着された副支骨と、 (i) 内側端部は上記副支骨の上記動力骨の枢着位
置より外側端部近くの中間位置に枢着され、外
側端部は上記親骨4の内側端部に枢着されるこ
とにより、上記親骨の一部と、上記副支骨の一
部と、上記第二支骨と共にリンクを形成する連
結骨と、 から成る傘骨構造を有する伸縮折畳式洋傘であ
る。
〔作用〕
上記の如き構成であると、二つに分割した第一
及び第二の支骨が入れ子状に伸縮するため、閉傘
時には傘骨は従来に比べて一層短く収縮せしめら
れ、その折畳み時の長さは極めて短く構成される
ものである。
〔実施例〕
以下、図面により従来の折畳式洋傘と本考案に
係る洋傘を比較しつゝ本考案の詳細を具体的に説
明する。
第1図は本考案に係る洋傘の傘骨の構造の一実
施例をこれが開いた状態に於て示す説明図、第2
図は第1図に示した本考案に係る洋傘の傘骨を折
り畳む過程に於ける中間段階を示す説明図、第3
図は第1図に示した本考案に係る洋傘の傘骨の最
終的な折畳み状態を示す説明図、第4図は従来の
洋傘の傘骨の構造をこれが開いた状態に於て示す
説明図、第5図は第4図に示した従来の洋傘の傘
骨の折り畳まれた状態を示す説明図である。
第1図ないし第3図中、1は支骨、2は副支
骨、2′は動力骨、3は連結骨、4は親骨、5は
下ロクロ、6は上ロクロ、7は傘軸、8は中ロク
ロ、10は支骨、11は第一支骨、12は第二支
骨、13は継手である。
而して、本考案に係る洋傘の傘骨の構造は、第
1図に示す如く、支骨1を第一支骨11と第二支
骨12とに分割し、第一支骨11が第二支骨12
中に入れ子状に進退可能に構成したことを特徴と
している。第一支骨11の内側端部は、下ロクロ
5に枢支されている。この場合の動力骨2′の内
側端部は中ロクロ8に枢支され、また動力骨2′
の外側端部は副支骨2の中間位置に枢着される。
而して、上記第一支骨11の外側端部は、第二
支骨12の内側端部からその内部へ入れ子状に進
退可能なように構成されている。上記第一支骨1
1と第二支骨12の接続部分には継手13が設け
られ、上記継手13は副支骨2を介して上ロクロ
6に連結されている。一方、第二支骨12の外側
端部は親骨4に連結されると共に、親骨4の内側
端部は連結骨3を介して上記副支骨2の中間位置
に枢着され、これにより上記副支骨2の一部と、
第二支骨12と、親骨4の一部と、連結骨3とに
よつて一種のリンク機構が形成され、下ロクロ5
を傘軸7に沿つて移動させることにより上記リン
クが作動するようになつている。
而して、上記実施例に於て、傘を開く場合に
は、傘軸7に沿つて下ロクロ5を傘軸の先端側
(石突側)へ移動させると、中ロクロ8も下ロク
ロ5に押されて先端側へ押し上げられ、これによ
り動力骨2′を介して副支骨2が外側へ押し広げ
られると共に、これに伴つて第二支骨12は第一
支骨11に沿つて外側へ押し出される。然るとき
は、上記副支骨2の一部と、第二支骨12と、親
骨4の一部と、連結骨3とによつて形成される前
記リンク機構が作動して親骨4も開いた状態に展
開される。このとき支骨1は第一支骨11と第二
支骨12とを加えた長さとなつて、第3図に示し
た従来の洋傘と同等の大きな開傘半径を達成す
る。
而して、閉傘時には、下ロクロ5を傘軸7に沿
つて手元に引き寄せると、中ロクロ8も手元側へ
移動し、これにより傘骨は第2図に示される如く
折り畳まれた状態となる。次いで、第2図の如く
折り畳まれた傘骨全体を片方の手で把持したまゝ
下ロクロ5を傘軸に沿つて先端側へ押しやると、
第一支骨11が第二支骨12の内部へ侵入して、
第3図に示すような縮小された状態となる。
而して、従来の折畳洋傘に於ては、その折り畳
まれたときの長さは、第5図に示す如く、支骨1
0と親骨40が折り重ねられたときの長さである
が、本考案に係る洋傘に於ては、支骨1を第一支
骨11及び第二支骨12に分割し、その一方を他
方の内部に挿通させて縮小させることができるか
ら、従来のものに比べて折畳み時の長さを格段に
短くすることが可能となるものである。
〔考案の効果〕
本考案は叙上の如く構成されるので、本考案に
よるときは、開傘時の傘の半径を短縮することな
く、折畳み時の長さを従来のものに比べて格段に
短かくでき、これにより収納や携帯に便利な洋傘
が提供されるものである。
なお、本考案の構成は叙上の実施例に限定され
るものでなく、本考案はその目的の範囲内に於て
当業者が叙上の説明及び公知の技術から容易に想
到し得るすべての変更実施例を包摂するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る洋傘の傘骨の構造の一実
施例をこれが開いた状態に於て示す説明図、第2
図は第1図に示した本考案に係る洋傘の傘骨を折
り畳む過程に於ける中間段階を示す説明図、第3
図は第1図に示した本考案に係る洋傘の傘骨の最
終的な折畳み状態を示す説明図、第4図は従来の
洋傘の傘骨の構造をこれが開いた状態に於て示す
説明図、第5図は第4図に示した従来の洋傘の傘
骨の折り畳まれた状態を示す説明図である。 1……支骨、2……副支骨、2′……動力骨、
3……連結骨、4……親骨、5……下ロクロ、6
……上ロクロ、7……傘軸、8……中ロクロ、1
0……支骨、11……第一支骨、12……第二支
骨、13……継手、20……副支骨、30……連
結骨、40……親骨。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記(a)から(i)までの構成要素から成る傘骨構造
    を有する伸縮折畳式洋傘。 (a) 傘軸7の石突側に固着された上ロクロ6。 (b) 傘軸7に沿つて移動自在に設けられた下ロク
    ロ5。 (c) 上記上ロクロ6と下ロクロ7の間に傘軸に沿
    つて移動自在に設けられた中ロクロ8。 (d) 外側先端(傘を開いたときに傘軸に近い方を
    内側、遠い方を外側と称する。以下同様。)に
    露先を有する親骨4。 (e) 内側端部が上記下ロクロ5に枢支された第一
    支骨11。 (f) 内側端部から上記第一支骨11が入れ子状に
    出入自在に挿通されると共に、外側端部は上記
    親骨4の内側端部近くの中間位置に枢着された
    第二支骨12。 (g) 内側端部が上記中ロクロ8に枢支された動力
    骨2′。 (h) 内側端部が上記上ロクロ6に枢支され、外側
    端部は上記第二支骨12の内側端部に枢着され
    ると共に、その中間位置には上記動力骨2′の
    外側端部が枢着された副支骨2。 (i) 内側端部は上記副支骨2の上記動力骨の枢着
    位置より外側端部近くの中間位置に枢着され、
    外側端部は上記親骨4の内側端部に枢着される
    ことにより、上記親骨4の一部と、上記副支骨
    2の一部と、上記第二支骨12と共にリンクを
    形成する連結骨3。
JP1985030403U 1985-03-05 1985-03-05 Expired JPH0123287Y2 (ja)

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JP1985030403U JPH0123287Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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Publication Number Publication Date
JPS61147019U JPS61147019U (ja) 1986-09-10
JPH0123287Y2 true JPH0123287Y2 (ja) 1989-07-18

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ID=30530072

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JP1985030403U Expired JPH0123287Y2 (ja) 1985-03-05 1985-03-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4876648A (ja) * 1972-01-13 1973-10-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4876648A (ja) * 1972-01-13 1973-10-15

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JPS61147019U (ja) 1986-09-10

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