JPH04214710A - 変性非晶質共重合体ラテックス組成物およびその製造法 - Google Patents

変性非晶質共重合体ラテックス組成物およびその製造法

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JPH04214710A
JPH04214710A JP40195890A JP40195890A JPH04214710A JP H04214710 A JPH04214710 A JP H04214710A JP 40195890 A JP40195890 A JP 40195890A JP 40195890 A JP40195890 A JP 40195890A JP H04214710 A JPH04214710 A JP H04214710A
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ethylene
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Shoji Hiraoka
平 岡  章 二
Hajime Inagaki
稲 垣   始
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、例えばエチレン・α− 
オレフィン変性非晶質共重合体あるいはエチレン・α−
 オレフィン・ポリエン変性非晶質共重合体のような変
性非晶質共重合体を主成分とするラテックス組成物およ
びこのラテックス組成物を製造する方法に関する。さら
に詳しくは本発明は、架橋構造を有すると共に、水酸基
を含有するα,β−不飽和ビニル単量体がグラフト共重
合している前記変性非晶質共重合体を主成分とするラテ
ックス組成物およびこのラテックス組成物を製造する方
法に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】樹脂成分を水性媒体中に分散させ
たラテックス組成物は、樹脂の改質剤あるいは接着剤等
として広汎に使用されている。このようなラテックス組
成物を形成する樹脂成分には用途に対応させて種々の改
良がなされており、例えば樹脂成分にゴム弾性を付与す
るために架橋構造を形成した樹脂成分が使用される。す
なわち、このようなゴム弾性を有する樹脂成分を含むラ
テックス組成物に関して、例えば特開昭57−153,
034号公報等には放射線で架橋されたゴムラテックス
組成物が開示されており、特開昭61−238,842
号公報等には過酸化物で架橋されたゴムラテックス組成
物が開示されている。
【0003】ところで、このような各種の樹脂成分を含
有するラテックスの中で、エチレン・α− オレフィン
非晶質共重合体等を主成分とする変性ゴムラテックスは
、優れた耐候性を有することから、樹脂改質剤として注
目されている。このようなエチレン・α− オレフィン
非晶質共重合体に、上記のような架橋形成技術を利用し
て架橋構造を形成すると、この非晶質共重合体は特にゴ
ム弾性に優れた樹脂改質剤として使用することが可能で
ある。
【0004】しかしながら、エチレン・α− オレフィ
ン非晶質共重合体は、分子中に極性基を有していないた
め、極性ポリマーの改質に使用しようとすると、良好に
分散することが難しいことが多く、界面における接着強
度が充分に上がらないなどの問題が発生し易く、樹脂改
質効果が充分に発揮できないことが多い。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであって、水性媒体および被改質
樹脂に対して良好な分散性を有し、しかも界面接着強度
の高いラテックス組成物およびこのラテックス組成物を
製造する方法を提供することを目的としている。
【0006】
【発明の概要】本発明の変性非晶質共重合体ラテックス
組成物は、エチレンおよびα− オレフィンから誘導さ
れる少なくとも二種類の繰り返し単位を有する変性非晶
質共重合体成分(A) と、低分子量α− オレフィン
重合体成分(B) および/または変性低分子量α− 
オレフィン重合体成分(C) とからなる重合体成分が
、水性媒体中に分散されているラテックス組成物であり
、該変性非晶質共重合体成分(A) には、架橋構造が
形成されていると共に、水酸基を有するα,β−不飽和
ビニル単量体がグラフト重合していることを特徴として
いる。
【0007】本発明の変性非晶質重合体ラテックス組成
物は、エチレンおよびα− オレフィンから誘導される
少なくとも二種類の繰り返し単位を有し、かつ135℃
のデカヒドロナフタレン中で測定した極限粘度が0.5
〜2.0dl/gの範囲内にある非晶質共重合体(A−
1) と、低分子量α− オレフィン重合体成分(B)
 および/または変性低分子量α− オレフィン重合体
成分(C) とを、界面活性剤の存在下に水性媒体中に
均一に分散させた後、架橋構造を形成させ、次いで、水
酸基を有するα,β− 不飽和ビニル単量体をグラフト
重合させることにより製造することができる。
【0008】本発明の変性非晶質共重合体ラテックス組
成物は、架橋構造を有し、かつ水酸基含有α,β−不飽
和ビニル単量体がグラフト重合した変性非晶質共重合体
成分(A) と、低分子量α− オレフィン重合体成分
(B) および/または変性低分子量α− オレフィン
重合体成分(C) を含有しているので、樹脂の改質剤
として有用性が高い。すなわち、本発明のラテックス組
成物は、改質される樹脂に対して優れた分散性を有する
ため、本発明のラテックス組成物を配合することにより
、改質される樹脂の耐衝撃強度および耐候性などの特性
が著しく改善されると共に、このラテックス組成物を用
いることにより高い界面接着強度が発現する。
【0009】さらに、本発明のラテックス組成物は、水
性媒体中への分散性が非常に良好であり、優れた安定性
を有している。
【0010】
【発明の具体的説明】次に本発明の変性非晶質ラテック
ス組成物をその製造方法に沿って具体的に説明する。
【0011】本発明の変性非晶質ラテックス組成物を調
製するのに使用される非晶質共重合体(A−1) は、
エチレンから誘導される繰り返し単位およびα− オレ
フィンから誘導される繰り返し単位の少なくとも2種類
の繰り返し単位を有している。このような非晶質共重合
体(A−1) としては、具体的にはエチレン・α− 
オレフィン非晶質共重合体およびエチレン・α− オレ
フィン・ポリエン非晶質共重合体を使用することができ
る。
【0012】ここで非晶質共重合体(A−1) を形成
するために使用されるα− オレフィンとしては、通常
は炭素原子数3〜10のα− オレフィンである。この
α− オレフィンの具体的な例としては、プロピレン、
1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル
−1− ペンテン、1−オクテンおよび1−デセンを挙
げることができる。これらのα− オレフィンは、単独
で、あるいは組み合わせて使用することもできる。
【0013】また、非晶質共重合体(A−1) を形成
するために使用されるポリエンは、鎖状あるいは環状で
あってもよく、このポリエンの具体的な例としては、1
,4−ヘキサジエン、5−エチリデン−2− ノルボル
ネン、ジシクロペンタジエンおよび5−ビニルノルボル
ネン等を挙げることができる。これらのポリエンは、単
独で、あるいは組み合わせて使用することもできる。
【0014】本発明で使用される非晶質共重合体(A−
1) として使用されるエチレン・α− オレフィン非
晶質共重合体は、上記エチレンとα−オレフィンとを共
重合させることにより調製することができる。このよう
にして調製されたエチレン・α− オレフィン非晶質共
重合体中におけるエチレンから誘導される繰り返し単位
の含有率は、通常は50〜87モル%、好ましくは63
〜80モル%の範囲内にある。従って、この共重合体中
におけるα− オレフィンから誘導される繰り返し単位
の含有率は、通常は50〜13モル%、好ましくは37
〜20モル%の範囲内にある。なお、このエチレン・α
− オレフィン非晶質共重合体は、上記のエチレンおよ
びα− オレフィンから誘導される繰り返し単位の他に
、この共重合体の特性を損なわない範囲内で、他の単量
体成分が共重合していてもよい。
【0015】また、エチレン・α− オレフィン・ポリ
エン非晶質共重合体は、上記エチレンとα− オレフィ
ンとポリエンとを共重合させることにより調製すること
ができる。
【0016】本発明で使用される非晶質共重合体(A−
1) として使用されるエチレン・α− オレフィン・
ポリエン非晶質共重合体は、上記エチレンとα− オレ
フィンとを共重合させることにより調製することができ
る。このようにして調製されたエチレン・α− オレフ
ィン・ポリエン非晶質共重合体中におけるエチレンから
誘導される繰り返し単位の含有率は、通常は50〜87
モル%、好ましくは63〜80モル%の範囲内にある。 さらに、この非晶質共重合体中におけるα− オレフィ
ンから誘導される繰り返し単位の含有率は、通常は50
〜13モル%、好ましくは37〜20モル%の範囲内に
ある。また、この非晶質共重合体中におけるポリエンか
ら誘導される繰り返し単位の含有率は、通常は0.1〜
10モル%、好ましくは0.5〜5モル%の範囲内にあ
る。なお、このエチレン・α− オレフィン・ポリエン
非晶質共重合体は、上記のエチレン、α− オレフィン
およびポリエンから誘導される繰り返し単位の他に、こ
の非晶質共重合体の特性を損なわない範囲内で、他の単
量体成分が共重合していてもよい。
【0017】こうして調製されたエチレン・α− オレ
フィン非晶質共重合体およびエチレン・α− オレフィ
ン・ポリエン非晶質共重合体は、単独で、あるいは両者
を組み合わせて使用することもできる。
【0018】こうして調製されたエチレン・α− オレ
フィン非晶質共重合体およびエチレン・α− オレフィ
ン・ポリエン非晶質共重合体のうち、本発明においては
、原料として、通常は、135℃のデカヒドロナフタレ
ン溶液中で測定した極限粘度が0.5〜2.0dl/g
の範囲内にある共重合体を使用する。さらに、この極限
粘度が0.7〜1.5dl/gの範囲内にある共重合体
を使用することが好ましい。すなわち、極限粘度が0.
5dl/gより高い非晶質共重合体を使用することによ
り、本発明の組成物から形成される膜が実用的に充分な
強度を有するようになる。また、極限粘度が2.0dl
/gより低い非晶質重合体を使用することにより、本発
明のラテックス組成物中における固形分の平均粒子径を
3.0μm以下に制御することができ、その結果として
ラテックス組成物の貯蔵安定性が向上すると共に、得ら
れる膜が実用的に充分な強度を有するようになる。すな
わち、ラテックス中における固形分の平均粒子径が0.
2〜3.0μmの範囲内にあるラテックスが貯蔵安定性
に優れていると共に、上記範囲内にある平均粒子径をゆ
する貯蔵安定性の良いラテックスを使用することにより
、界面接着強度の高い膜を形成することができるのであ
る。
【0019】さらに、ここで使用される共重合体(A−
1) は非晶質であり、一般にはゴムとして認識されて
いる。 そして、この非晶質共重合体(A−1) について、X
線回折法により測定した結晶化度は、通常は5%以下で
あり、一般には結晶化度が実質的に0%である共重合体
が使用される。ただし、この非晶質共重合体(A−1)
 には、結晶化度が15%以下の低結晶性樹脂の配合す
ることができる。この場合において、低結晶性樹脂は、
非晶質共重合体(A−1) 100重量部に対して、通
常は10重量部以下、好ましくは5重量部以下の量で使
用される。
【0020】本発明の変性非晶質ラテックス組成物を調
製するのに使用される低分子量α− オレフィン共重合
体(B) としては、常温でワックス状の重合体と、常
温で液体状の重合体のいずれをも使用することができる
【0021】ここで使用されるワックス状の重合体とし
ては、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレン共
重合体およびエチレン・1−ブテン重合体のような炭素
原子数2〜10のα− オレフィンが重合または共重合
した重合体を使用することができる。このようなワック
ス状の低分子量α− オレフィン重合体成分(B) の
数平均分子量は、通常は1000〜8000、好ましく
は2000〜6000の範囲内にある。特に本発明にお
いて特に有用な重合体(B) は、密度が0.90g/
cm3 以上であり、軟化点(ビカット)が90℃以上
、好ましくは95℃以上の重合体である。
【0022】また、液体状の低分子量α− オレフィン
重合体成分(B) としては、前記ワックス状の低分子
量α− オレフィン重合体と同等の組成を有する(共)
重合体であって、例えば結晶化度の相違等によって室温
で液体状を呈する重合体、または、前記ワックス状の低
分子量α− オレフィン共重合体と同等の組成を有する
共重合体であって、前記ワックス状の低分子量α− オ
レフィン共重合体よりもさらに低分子量の共重合体であ
る。この(共)重合体成分(B) について、135℃
のデカヒドロナフタレン溶液中で測定した極限粘度は、
通常は0.01〜0.3dl/g、好ましくは0.05
〜0.2dl/gの範囲内にある。
【0023】低分子量α− オレフィン重合体成分(B
) としては、上記のワックス状の低分子量α− オレ
フィン重合体および液体状の低分子量α− オレフィン
重合体のいずれか一方を使用することもできるし、両者
を混合して使用することもできる。
【0024】さらに、本発明においては、上記の低分子
量α− オレフィン重合体成分(B) と共に、あるい
はこの重合体成分(B) の代わりに、変性低分子量α
− オレフィン重合体成分(C) を使用することがで
きる。
【0025】この変性低分子量α− オレフィン重合体
成分(C) としては、上述の低分子量α− オレフィ
ン重合体成分(B) を不飽和カルボン酸系化合物を用
いてグラフト変性した重合体を使用することができる。 具体的には、変性ポリエチレンワックス、および変性エ
チレン・α− オレフィン共重合体が好ましく使用され
る。
【0026】ここで変性剤として使用される不飽和カル
ボン酸系化合物としては、例えば、炭素原子を3〜10
個有する不飽和カルボン酸ならびにその無水物、そのア
ミド化合物、そのイミド化合物およびそのエステル化合
物を挙げることができる。このような化合物の具体的な
例としては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、ノルボルネンジカルボン酸、テト
ラヒドロフタル酸およびビシクロ[2,2,1] ヘプ
ト−2− エン−5,6− ジカルボン酸のような不飽
和カルボン酸;無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水
シトラコン酸、テトラヒドロ無水フタル酸およびビシク
ロ[2,2,1] ヘプト−2− エン−5,6− ジ
カルボン酸無水物のような不飽和カルボン酸無水物;マ
レイン酸モノアミド、マレイン酸ジアミドおよびマレイ
ミドのようなアミド化合物あるいはイミド化合物;アク
リル酸メチル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸モノメ
チル、マレイン酸ジエチル、フマル酸ジエチル、イタコ
ン酸ジメチル、シトラコン酸ジエチル、テトラヒドロフ
タル酸ジメチルおよびビシクロ[2,2,1] ヘプト
−2− エン−5,6− ジカルボン酸ジメチルのよう
な不飽和カルボン酸エステル等を挙げることができる。 これらの中でも好ましい変性剤は、無水マレイン酸、マ
レイン酸モノアミド、マレイン酸ジアミド、マレイン酸
モノメチルおよびマレイン酸ジエチルである。
【0027】このようなグラフト変性剤で変性された重
合体成分は、変性低分子量α− オレフィン重合体(C
) 中に、単量体換算で、通常は0.2〜50重量%、
好ましくは0.2〜20重量%含有されている。殊に変
性された重合体成分が20重量%以下の含有率の変性共
重合体は、変性によっても軟化点が殆ど変動しない。な
お、ここで使用される変性物は、所定の変性率になるよ
うに、低分子量α− オレフィン重合体成分全体を変性
剤で変性したもの(全体変性)であってもよいし、低分
子量α− オレフィン重合体成分の一部を高濃度に変性
したのち、所定の濃度になるように未変性の重合体成分
で希釈したもの(部分変性)であってもよい。
【0028】また、変性低分子量α− オレフィン重合
体(C) として変性エチレン・α− オレフィンラン
ダム共重合体を用いる場合には、135℃のデカヒドロ
ナフタレン溶液中で測定した極限粘度が0.01〜0.
3dl/gの範囲内にある共重合体が好適である。
【0029】このような低分子量α− オレフィン重合
体成分(B) および変性低分子量α− オレフィン共
重合体成分(C) は、それぞれ単独で使用することも
できるし、また組み合わせて使用することもできる。そ
して、上記いずれの場合においても、低分子量α− オ
レフィン重合体成分(B) および/または変性低分子
量α− オレフィン共重合体成分(C) は、非晶質共
重合体成分100重量部に対して、通常は2〜50重量
部、好ましくは5〜40重量部の範囲内の量で使用され
る。このような量で低分子量α− オレフィン重合体成
分(B) および変性低分子量α− オレフィン共重合
体成分(C) を使用することにより、ラテックスを調
製するに際して、重合体成分を水性媒体中に微細粒子を
形成させて良好に分散することが容易になり、結果とし
てラテックスの貯蔵安定性が向上すると共に、本発明の
組成物を用いて製膜した場合の膜強度も実用的な範囲内
になる。
【0030】本発明の変性非晶質共重合体ラテックス組
成物は、上記のような非晶質共重合体(A−1) と、
低分子量α− オレフィン重合体成分(B) および/
または変性低分子量α− オレフィン重合体成分(C)
 とを、界面活性剤を用いて水性媒体中に均一に分散さ
せて分散液を調製し、この分散液中で架橋構造を形成さ
せた後、特定のグラフト変性剤を用いて変性することに
より調製することができる。
【0031】ここで使用される界面活性剤としては、ア
ニオン系活性剤、カチオン系活性剤およびノニオン系活
性剤など任意の活性剤を、分散させる成分を考慮して、
単独であるいは組み合わせて使用することができるが、
特に脂肪酸ナトリウムおよび脂肪酸カリウムのような脂
肪酸のアルカリ金属塩等のアニオン系活性剤が好ましく
使用される。この界面活性剤は、用いる重合体成分の種
類によっても異なるが、非晶質共重合体(A−1) 1
00重量部に対して、一般には0.2〜20重量部の範
囲内の量で使用される。
【0032】ここで使用される水性媒体としては、通常
は水が用いられる。この水性媒体の量は、得られるラテ
ックス組成物中に含有される固形分の量が5〜6重量%
になるように設定される。固形分の含有率が上記のよう
になるように水性媒体の量を調製することにより、得ら
れるラテックス組成物のハンドリング性が特に良好にな
る。
【0033】上記のような界面活性剤を使用したラテッ
クスの調製に際しては、種々の方法を採用することがで
きるが、例えば、非晶質共重合体(A−1) と、低分
子量α− オレフィン重合体(B) および/または変
性低分子量α− オレフィン重合体(C) とをn−ヘ
キサンのような炭化水素溶媒に均一に溶解させて有機溶
媒溶液を調製し、別に調製した所定量の界面活性剤が溶
解している水性媒体中に、攪拌しながら上記有機溶媒溶
液を混合して重合体成分を分散させ、次いで、この分散
液を適当な温度(例えば、炭化水素溶媒が穏和な条件で
蒸発するような温度)に加熱して分散液中の炭化水素溶
媒を蒸留除去する方法を挙げることができる。
【0034】本発明では、上記のようにして調製された
分散液中で架橋構造を形成する。この架橋構造は、例え
ば、上記分散液中に多官能性モノマーを配合し、電離性
放射線を照射する架橋法あるいは有機過酸化物を用いた
架橋法等、公知の架橋操作を利用して、形成することが
できる。ここで使用される多官能性モノマーとしては、
通常は、共重合可能な二重結合を2個以上有する反応性
合物が使用される。この多官能性モノマーの具体的な例
としては、ジビニルベンゼン、テトラメチレンジアクリ
レート、グリセリントリアクリレート、エチレングリコ
ールジメタクリレート、1,2,4−トリビニルシクロ
ヘキサンおよびテトラアリロキシメタン等を挙げること
ができる。
【0035】この多官能モノマーは、分散液中に配合さ
れている非晶質共重合体(A−1) 100重量部に対
して、通常は0.1〜20重量部、好ましくは0.3〜
5重量部の範囲内の量で使用される。
【0036】電離性放射線架橋の際に照射されるエネル
ギー線の例としては、α線、β線、γ線、電子線および
X線等の高エネルギー線を挙げることができる。これら
の高エネルギー線は、多官能性モノマーの反応が有効に
進行する照射量であれば特に限定はないが、1〜50M
radの範囲内の照射量で照射することが望ましい。
【0037】また、有機過酸化物架橋の場合には、上記
のようにして調製した分散液中に有機過酸化物を均一に
分散させた後、この有機過酸化物の分解温度以上の温度
にこの分散液を加熱して架橋構造を形成させる。この際
使用される有機過酸化物としては、10時間半減期温度
が0〜100℃の範囲内にあるものが好ましく使用され
る。このような有機過酸化物を使用することにより、得
られるラテックス組成物中にある粒子の安定性が良好に
なると共に、架橋反応操作をより安全に行うことができ
、さらにこの有機過酸化物の使用は経済性にも優れてい
る。このような有機過酸化物の具体的な例としては、1
,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、
t−ブチルパーオキシピパレート、t−ブチルパーオキ
シ−2− エチルヘキサノエート、t−ブチルパーオキ
シイソプロピルカーボネート、2,5−ジメチル−2,
5− ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、3,5,
5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイド、ベンゾイ
ルパーオキサイド、p−クロロベンゾイルパーオキサイ
ド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、イソ
ブチルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシジカ
ーボネートおよびジ(2−エチルヘキシル)パーオキシ
カーボネートを挙げることができる。架橋構造を形成す
るための有機過酸化物の添加量は、分散液中にある非晶
質共重合体(A−1) 100重量部に対して、通常は
0.1〜20重量部、好ましくは1〜10重量部の範囲
内に設定される。
【0038】架橋構造を形成するための条件は、採用す
る方法、原料物質の種類などを考慮して適宜設定するこ
とができ、常圧あるいは加圧のいずれの圧力条件であっ
てもよい。特に本発明においては、非晶質共重合体(A
−1) の熱トルエン不溶分含有率が、通常は30重量
%以上、好ましくは50重量%以上、特に好ましくは6
0重量%〜95重量%になるように架橋条件を設定する
。具体的には、有機過酸化物を使用した架橋反応におい
ては、加熱時間を、使用する過酸化物の反応温度におけ
る半減期の5〜7倍の時間に設定するにより、非晶質共
重合体(A−1) の熱トルエン不溶分含有率が上記の
範囲内になるように架橋構造を形成することができる。
【0039】上記の熱トルエン不溶分含有率(ゲル分率
)は、ラテックス組成物中における全固形成分中に含ま
れる120℃トルエンに対して不溶な成分の含有率であ
り、架橋度の尺度を示すものである。なお、詳細な測定
方法については、実施例中で説明する。このゲル分率が
上記の値に満たないものは、非晶質共重合体中に架橋構
造が有効に形成されていないことを意味することが多く
、この場合には、本発明のラテックス組成物から形成さ
れる膜の強度が予定している程度にまで向上しないこと
があり、また本発明の組成物の耐衝撃改良効果および耐
候性改良効果などが充分に発現しないことがある。
【0040】こうして架橋構造を形成した後、本発明で
は水酸基を有するα,β− 不飽和ビニル単量体をグラ
フト重合させる。このグラフト重合反応は、架橋構造が
形成された上記分散液に水酸基を有するα,β− 不飽
和ビニル単量体を配合し、さらに重合開始剤を配合して
均一に分散させた後、この重合開始剤の分解温度以上の
温度に分散液を加熱することにより進行する。
【0041】ここで使用される水酸基を有するα,β−
不飽和ビニル単量体としては、1価のアルコールの(メ
タ)アクリル酸エステルまたは多価アルコールのモノ(
メタ)アクリル酸エステルが好ましく使用される。従っ
て、上記ビニル単量体の具体的な例としては、ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3− フェノキシ
プロピル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2− ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセリンモ
ノ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールモノ(
メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンモノ(メ
タ)アクリレート、テトラメチロールプロパンモノ(メ
タ)アクリレート、ブタンジオールモノ(メタ)アクリ
レートおよびポリエチレングリコールモノ(メタ)アク
リレートを挙げることができる。また、10− ウンデ
セン−1− オール、1−オクテン−3− オール、2
−メタノイルノルボルネン、ヒドロキシスチレン、ヒド
ロキシエチルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニル
エーテル、N−メチロールアクリルアミド、2−(メタ
)アクロイルオキシエチルアシッドフォスフェート、グ
リセリンモノアリルエーテル、アリルアルコール、アリ
ロキシエタノールおよび4−(ヒドリロキシポリペンチ
ルカルボキシオキシ)エチル(メタ)アクリレートなど
をも使用することができる。上記水酸基を有するα,β
−不飽和ビニル単量体は単独であるいは組み合わせて使
用することができる。
【0042】上記水酸基を有するα,β−不飽和ビニル
単量体の配合量は、分散液中にある非晶質共重合体(A
−1) 100重量部に対して、通常は1〜50重量部
、好ましくは5〜40重量部の範囲内に設定される。
【0043】上記のビニル単量体をグラフト重合させる
際に使用される重合開始剤としては、過硫酸塩または有
機過酸化物が好ましく用いられる。過硫酸塩の具体的な
例としては、過硫酸アンモニウムおよび過硫酸カリウム
等を挙げることができる。また、有機過酸化物としては
、10時間半減期温度が0〜100℃の範囲内にあるも
のが好ましく使用される。このような有機過酸化物の例
としては、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シク
ロヘキサン、t−ブチルパーオキシピパレート、t−ブ
チルパーオキシ−2− エチルヘキサノエート、t−ブ
チルパーオキシイソプロピルカーボネート、2,5−ジ
メチル−2,5− ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサ
ン、3,5,5−トリメチルヘキサノイルパーオキサイ
ド、ベンゾイルパーオキサイド、p−クロロベンゾイル
パーオキサイド、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキ
サイド、イソブチルパーオキサイド、ジイソプロピルパ
ーオキシジカーボネートおよびジ(2−エチルヘキシル
)パーオキシカーボネートを挙げることができる。これ
らの過硫酸塩及び有機過酸化物は、単独で、あるいは組
み合わせて使用することができる。グラフト重合を開始
させるための有機過酸化物の添加量は、分散液中にある
非晶質共重合体(A−1) 100重量部に対して、通
常は0.1〜20重量部、好ましくは1〜10重量部の
範囲内に設定される。
【0044】グラフト重合の際の反応条件は適宜設定す
ることができ、例えば反応圧力は常圧乃至加圧のいずれ
であってもよい。そして、分散液中に存在する非晶質重
合体(A−1) への水酸基を有するα,β−不飽和ビ
ニル単量体のグラフト量が0.05〜20%の範囲内に
なるように反応条件を設定することが好ましい。
【0045】このように架橋反応およびグラフト重合反
応を行うことにより、ビニル単量体が導入されるグラフ
ト重合成分および架橋構造は、主に非晶質重合体(A−
1) に形成される。
【0046】例えば上記のようにして調製された本発明
の変性非晶質共重合体ラテックス組成物は、原料として
使用した非晶質重合体(A−1) に架橋構造が形成さ
れると共に水酸基を有するα,β−不飽和ビニル単量体
がグラフト重合した変性非晶質共重合体成分(A) と
、低分子量α− オレフィン重合体成分(B) および
/または変性低分子量α− オレフィン重合体成分(C
) とからなる重合体成分が水性媒体中に分散されてい
る。
【0047】水性媒体中におけるこの重合体成分の平均
粒子径は、通常は0.2〜3.0μmの範囲内にあり、
従って、このラテックス組成物は貯蔵安定性に優れてい
る。さらに、このラテックス組成物は、変性非晶質共重
合体が架橋構造を有しており、固形分中における熱トル
エン不溶分含有率が通常は30重量%以上であり、水酸
基を有するα,β−不飽和ビニル単量体グラフト重合し
た成分単位を、非晶質共重合体(A−1) を基準にし
て、単量体換算重量%で、通常は0.05〜20重量%
含有している。このため、本発明のラテックス組成物は
、製膜後の膜強度および耐衝撃性改良効果、耐候性改良
効果等に優れている。
【0048】なお、本発明のラテックス組成物は、上述
のように変性非晶質共重合体成分(A) と、低分子量
α− オレフィン重合体成分(B) および/または変
性低分子量α− オレフィン重合体成分(C) とを含
有しているが、さらにその用途に応じて、顔料、増粘剤
、防腐剤、消泡剤、pH調整剤などの公知の配合剤をそ
れぞれ公知の量で配合することができる。これらの配合
剤は、本発明のラテックス組成物を調製する際に配合す
ることもできるし、調製した後に配合することもできる
【0049】このような特性を有する本発明のラテック
ス組成物は、特にゴム製品の分野あるいは樹脂改質剤の
分野において有用性が高い。
【0050】
【発明の効果】本発明の変性非晶質共重合体ラテックス
組成物は、架橋構造を有すると共に、水酸基含有α,β
−不飽和ビニル単量体がグラフト重合した変性非晶質共
重合体成分(A) と、低分子量α− オレフィン重合
体成分(B) および/または変性低分子量α− オレ
フィン重合体成分(C) を含有しているので、樹脂の
改質剤として有用性か高い。すなわち、本発明のラテッ
クス組成物は、改質される樹脂に対して優れた分散性を
有するため、本発明のラテックス組成物を配合すること
により、改質される樹脂の耐衝撃強度および耐候性など
の特性が著しく改善される。
【0051】さらに、変性非晶質共重合体成分(A)が
、架橋構造および水酸基を有するため、本発明のラテッ
クス組成物は、水性媒体中への分散性が非常に良好で、
樹脂成分が微細な粒子を形成して均一かつ安定に水性媒
体中に分散している。このため、本発明のラテックス組
成物は、優れた安定性を有している。
【0052】また、本発明のラテックス組成物が上記の
ような構成を有しているので、高い界面接着強度を有す
る。次に本発明を実施例を示して説明するが、本発明は
、これら実施例によって限定的に解釈されるべきではな
い。
【0053】なお、実施例中の物性値の測定方法は次の
通りである。 ・平均粒子径: コールターカウンターにて測定した。
【0054】・熱トルエン不溶解量(ゲル分率):ラテ
ックス組成物中の全固形分を凝析させ、乾燥し、100
メッシュのステンレス製網袋に1.5g採取する。 この網袋を120℃に加熱したトルエン100cc中に
6時間浸漬する。次いで、網袋を取り出し、乾燥させた
後、網袋中に残存している残渣の重量を測定して熱トル
エン不溶解量(ゲル分率)を算出する。
【0055】・グラフト量: ラテックス組成物中の全固形分を凝析させ、乾燥し、赤
外線吸光分析法により測定した。グラフト量は、変性非
晶製重合体に対する重量%で表記した。
【0056】
【実施例1】エチレン・プロピレン・エチリデンノルボ
ルネン共重合体ゴム100重量部(エチレン単位含量:
28モル%、ポリエンとして5−エチリデンノルボルネ
ン単位をヨウ素価で10含有、190℃のメルトフロー
レート:4.1g/10分)、変性ポリエチレンワック
ス10g(無水マレイン酸単位含量:3重量%、密度:
0.93、軟化点:111℃)をn−ヘキサン900g
に投入して、溶解して均一になるまで攪拌してn−ヘキ
サン溶液を調製した。
【0057】別に、界面活性剤としてオレイン酸カリウ
ム5gを水900gに溶解させた水溶液を調製した。攪
拌羽根の回転数が1200rpm のホモミキサーで攪
拌しながら前記n−ヘキサン溶液と水溶液とを30分間
混合した。得られた乳化液をゆっくりと攪拌しながら6
0〜80℃に加熱して、n−ヘキサンを蒸留除去して分
散液を得た。
【0058】この分散液に、エチレン・プロピレン・エ
チリデンノルボルネン共重合体ゴム100重量部に対し
て2重量部の割合でp−ジビニルベンゼンを添加して分
散させた。
【0059】次いで、この分散液1000gを容量2リ
ットルのオートクレーブに移し、有機過酸化物として1
,1−ジ−tert−ブチルパーオキシ−3,3,5−
 トリメチルシクロヘキサン(商品名:パーヘキサ3M
、日本油脂(株)製)3.0gを添加した後、攪拌しな
がら120℃の温度で2時間架橋反応を行った。
【0060】次いで、架橋されたエチレン・プロピレン
・エチリデンノルボルネン共重合体ゴム100重量部に
対して20重量部の2−ヒドロキシプロピルアクリレー
トおよび1重量部の過硫酸カリウムを添加した後、攪拌
しながら80℃の温度で4時間グラフト共重合反応を行
い変性非晶質共重合体ラテックス組成物を得た。
【0061】この変性非晶質共重合体ラテックス組成物
中の固形分の平均粒子径、ゲル分率およびグラフト量を
表1に記載する。
【0062】
【実施例2】実施例1において、架橋構造を形成させた
後、架橋されたエチレン・プロピレン・エチリデンノル
ボルネン共重合体ゴムを容量1リットルのガラス製フラ
スコに移し、ゴム分100重量部に対して、30重量部
の3−フェノキシ−2− ヒドロキシプロピルアクリレ
ートおよび2重量部のt−ブチルパーオキシ−2− エ
チルヘキサノエート(商品名:パーブチルO、日本油脂
(株)製)を添加した後、攪拌しながら80℃の温度で
4時間グラフト共重合を行い変性非晶質共重合体ラテッ
クス組成物を得た。
【0063】この変性非晶質共重合体ラテックス組成物
中の固形分の平均粒子径、ゲル分率およびグラフト量を
表1に記載する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エチレンおよびα− オレフィンから
    誘導される少なくとも二種類の繰り返し単位を有する変
    性非晶質共重合体成分(A) と、低分子量α− オレ
    フィン重合体成分(B) および/または変性低分子量
    α− オレフィン重合体成分(C) とからなる重合体
    成分が、水性媒体中に分散されているラテックス組成物
    であり、該変性非晶質共重合体成分(A) には、架橋
    構造が形成されていると共に、水酸基を有するα,β−
    不飽和ビニル単量体がグラフト重合していることを特徴
    とする変性非晶質共重合体ラテックス組成物。
  2. 【請求項2】  該変性非晶質重合体成分(A) が、
    エチレン・α− オレフィン非晶質共重合体の変性物お
    よび/またはエチレン・α− オレフィン・ポリエン非
    晶質共重合体の変性物であることを特徴とする請求項第
    1項記載の変性非晶質共重合体ラテックス組成物。
  3. 【請求項3】  エチレンおよびα− オレフィンから
    誘導される少なくとも二種類の繰り返し単位を有し、か
    つ135℃のデカヒドロナフタレン中で測定した極限粘
    度が0.5〜2.0dl/gの範囲内にある非晶質共重
    合体(A−1) と、低分子量α− オレフィン重合体
    成分(B) および/または変性低分子量α− オレフ
    ィン重合体成分(C) とを、界面活性剤の存在下に水
    性媒体中に均一に分散させた後、架橋構造を形成させ、
    次いで、水酸基を有するα,β−不飽和ビニル単量体を
    グラフト重合させることを特徴とする変性非晶質共重合
    体ラテックス組成物の製造法。
  4. 【請求項4】  該非晶質重合体(A−1) が、エチ
    レン・α− オレフィン非晶質共重合体および/または
    エチレン・α− オレフィン・ポリエン非晶質共重合体
    であることを特徴とする請求項第3項記載の変性非晶質
    共重合体ラテックス組成物の製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995013320A1 (fr) * 1993-11-12 1995-05-18 Kanegafuchi Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Composition de resine polyolefinique
WO2000026317A1 (fr) * 1998-11-02 2000-05-11 Mitsui Chemicals, Inc. Composition adhesive et structure multicouche
KR100680622B1 (ko) * 2005-12-08 2007-02-08 삼성전자주식회사 환기기능을 갖는 공기청정기

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WO2000026317A1 (fr) * 1998-11-02 2000-05-11 Mitsui Chemicals, Inc. Composition adhesive et structure multicouche
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