JPH06511508A - エチレン共重合体の粘度の調節方法 - Google Patents
エチレン共重合体の粘度の調節方法Info
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- JPH06511508A JPH06511508A JP5506973A JP50697393A JPH06511508A JP H06511508 A JPH06511508 A JP H06511508A JP 5506973 A JP5506973 A JP 5506973A JP 50697393 A JP50697393 A JP 50697393A JP H06511508 A JPH06511508 A JP H06511508A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F2800/00—Copolymer characterised by the proportions of the comonomers expressed
- C08F2800/20—Copolymer characterised by the proportions of the comonomers expressed as weight or mass percentages
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
エチレン共重合体の粘度の調節方法
技術分野
本発明は、エチレン/アルキルエステル共重合体の粘度を増加させる方法に関す
る。
なお、本明細書の記述は、本件出願の優先権の基礎たる米国特許出願筒07/7
69.603号(1991年10月1日出願)ものであって、当該米国特許出願
の番号を参照することによって当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細書
の一部分を構成するものとする。
背景技術
エチレン/アルキルエステル共重合体は、当該技術分野においては周知であり、
そのような非常に多数の共重合体は、例えばエチレン/メチルアクリレート共重
合体およびエチレン/エチルアクリレート共重合体のように商業的に有益である
。過去においては、撹拌タンク反応器内での、そのような組成物の生成のための
連続処理と関連した問題の一つは、上記反応器の内壁に非常に大量の重合性堆積
物が形成される傾向にあることである。この堆積物は、高度に架橋された不溶性
重合体、すなわちゲルからなるものであり、上記反応器の操作に不都合な影響を
及ぼすものである。加えて、ゲルの粒子は、生成された共重合体の質を低下させ
るような傾向の生成物に常に導くものである。この問題が、米国特許第5,02
8,674号明細書および同時係属中の米国特許出願連続番号071535.6
71号明細書に開示されているように、メタノールまたはアセトンの少量の存在
下での共重合化を実施することによって緩和され得るということが近年、見出さ
れた。メタノールおよびアセトンの連鎖移動活性(chain transfe
ractivity)のために、しかしながら、このようにして得られた重合性
生成物が極めて低い粘度を示す場合に、実際にそのように粘度が低いと、その生
成物は多くの応用には不適当である。
エチレン/アクリル酸エステル共重合体の粘度を増加させる方法、例えば、米国
特許第4.987.199号明細書に開示されたような部分的な架橋による方法
は知られている。しかし、これら先行技術の方法では、上記生成物中に相当な量
のゲルの形成という結果をもたらす。メルトインデックスを減少させる直列的な
処理も知られており、米国特許第3.988.509号明細書に開示されている
。しかしながら、そのような処理の使用は、重合体マトリックス中の高度に架橋
されたゲルの不均質な分配という結果をもたらす。加えて、処理の流れの中でパ
ーオキサイド類などの高度に活性的な化字種の直列的な添加の使用と関連した安
全上の懸念がある。その意味するところは、局在的な加熱および重合体の分解と
いう結果となる不調な処理のために、反応処理領域を介する重合体移動が停止さ
れ得る可能性があるということである。
このように当該技術分野における必要な方法を提供するものであり、この方法の
実施により、その実施に付随して重合体中のゲル含量を上げることなしに、また
は重合体マトリックス内に高度に架橋したゲルの領域を含む生成物を生成するこ
となしに、エチレン/アルキルエステル共重合体の粘度を増加させることができ
る。
発明の開示
特に、本発明は、a)エチレンと、アクリル酸のc、−cmアルキルエステル類
とメタクリル酸のC+−Caアルキルエステル類とからなる群より選択されたコ
モノマとの共重合体、およびb)エチレンと、Ca−C4カルボン酸のビニルエ
ステルと、−酸化炭素、アクリル酸、メタクリル酸、またはアクリル酸グリシジ
ルエステルまたはメタクリル酸グリシジルエステルである他のコモノマとの共重
合体からなる群より選択されたーの共重合体であり、該−の共重合体が20−1
50g/10分のメルトインデックスを有するものであり、沸騰キシレン中の不
溶物の%測定により決定されたとした場合のゲル含量が3%未満である共重合体
生成物を生成しつつ、前記−の共重合体のメルトインデックスを0.1−15g
/10分に減少させるに十分な量のフリーラジカル生成エージェントで前記−の
共重合体を処理する工程を含む増粘方法に関する。
さらに、本発明は、エチレンと、C+−Cmアルキルのアクリル酸エステル類ま
たはC+−Cmアルキルのメタクリル酸エステル類との共重合体、およびエチレ
ンと、C,−C4カルボン酸のビニルエステル類と、−酸化炭素、アクリル酸、
メタクリル酸、またはアクリル酸またはメタクリル酸のグリシジルエステルから
なる群より選択された他のコモノマとの共重合体に関する。ここで、アクリレー
ト、メタクリレートまたはビニルエステルのコモノマの残存量が相当、減少する
ものである。
発明の詳細な説明
a)エチレンと、アクリル酸またはメタクリル酸のC,−C,アルキルエステル
類との共重合体、またはb)エチレンと、Cx−C4カルボン酸のビニルエステ
ルと、−酸化炭素、アクリル酸、メタクリル酸またはアクリル酸またはメタクリ
ル酸のグリシジルエステルからなる群より選択された第3のコモノマとの共重合
体のいずれかである。上記共重合体のエチレン含量は約95−45モル%、好ま
しくは85−55モル%の範囲である。これらの共重合体のメルトインデックス
は、ASTM方法0123g、 190℃/2.16kg重(条件E)によって
決定されたとした場合に、20−150g/10分、好ましくは20−80g/
10分、最も好ましくは20−50g/10分である。そのような共重合体は、
少なくとも1種のフリーラジカル開始剤の存在下で、約120℃から300℃ま
での温度で、かつ、約130から310MPaの圧力下での撹拌反応器内で、エ
チレンと、アルキルまたはビニルエステルコノモマとの連続的な共重合化によっ
て通常製造される。最も有効な開始剤は、上記反応器温度で0.1−1.0秒の
半減期を有するものであり、例えばラウリルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパ
ーオキサイド、t−ブチル過酢酸、ジ(2sec−ブチル)過酸化ジカーボネー
ト、t−ブチル過酸化ネオデカノエート、および1−アミル過酸化ビバレートが
ある。最も好ましい共重合体は、また反応器の付着物が減少するか、または除去
されるように約2−25重量%のメタノールまたはアセトンの存在下でも製造さ
れる。
本発明に実際に使用されるのに適当な共重合体の代表例は、エチレン/メチルア
クリレート、エチレン/メチルメタクリレート、エチレン/エチルアクリレート
、エチレン/エチルメタクリレート、エチレン/ブチルアクリレート、エチレン
/2−エチルへキシルメタクリレート、エチレン/メチルアクリレ−トン−酸化
炭素、エチレン/メチルアクリレート/マレイン酸水素エチル、エチレン/ブチ
ルアクリレート/−酸化炭素、エチレン/ブチルアクリレート/グリシジルメタ
クリレート、エチレン/ブチルアクリレート/アクリル酸、エチレン/酢酸ビニ
ル/−酸化炭素、エチレン/酢酸ビニル/グリシジルメタクリレート、エチレン
/酢酸ビニル/メタクリル酸、エチレン/酪酸ビニル/−酸化炭素、エチレン/
プロピオン酸ビニル/グリシジルメタクリレート、およびエチレン/酢酸ビニル
/アクリル酸を含む。上記共重合体としては、C+−Csアルキルアクリレート
またはC+−Cmアルキルメタクリレートの共重合された単位を含むものが好ま
しい。
本発明の方法によれば、上述したエチレン/エステル共重合体の粘度はフリーラ
ジカル生成エージェントの作用により調節される。フリーラジカル生成は、多く
の公知の方法、例えば、有機過酸化物などの化学試薬の作用を通じて、または電
子ビーム照射の作用を通じて実施され得る。有機過酸化物の代表例は、ジクミル
パーオキサイド、t−ブチルパーベンゾネート、ベンゾイルパーオキサイド、t
−ブチル過酢酸、l、1−ジ(t−ブチルパーオキシ) 3,3.5− トリメ
チルシクロヘキサン、2.5−ジメチル−2,5,ジー(t−ブチルパーオキシ
)ヘキサン、2.5−ジメチル−Z、5.ジー(t−ブチルパーオキシ)ヘキシ
ン、およびn−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオキシバレレート)を含
む。概ね1種のパーオキサイドは単独で用いられるが、1種以上のパーオキサイ
ドの組み合わせた場合の使用は、一定の環境では有利である。
本発明の方法に用いられるパーオキサイドの使用量は、重合体のゲル含量を3%
(沸騰キシレン中の不溶物の%測定により決定されたものとして)以上に増加さ
せることなしに、出発共重合体のメルトインデックスを0.1−15g/lo分
の値に減少させることであろうとされる量である。このメルトインデックスの範
囲は、その生成物が一般的なエラストマ用途として、またはコーティングおよび
接着用途において使用されなければならない。正確な必要量は、未処理の共重合
体の粘度および所望の粘度増加分の程度に依存するであろう。概ね、1−10g
/10分のメルトインデックス、または約12−25のムーニー粘度(Moon
ey Viscosity)は、一般的なエラストマ用途として用いられる共重
合体において望ましいものである0選択された特別な有機パーオキサイドの反応
性に依存するが、重合体100重量部当たりパーオキサイド0.5−1(1重量
部の量、好ましくは重合体100重量部当たりパーオキサイド1−7重量部の量
、最も好ましくは1−4重量部の量は、概ね粘度を、この範囲に減少させるのに
適当なものである。目標メルトインデックスを達成するために、特別の重合体と
使用されるためのパーオキサイドの正確な量の選択は、当業者によるルーチンな
実験のみを要求する。
また、上記共重合体の粘度は、電子ビーム照射による露光によって調節され得る
。照射量は、概ね1−8メガラツド、好ましくは3−8メガラツドの範囲である
。
高エネルギ電子の相互作用は、重合性のフリーラジカルの形成に導(励起状態を
生じる。これらのラジカルは、9鎖となり、重合体の粘度が増加する結果となる
ように反応する。電子ビームは、従来より、市販の電子加速器、例えばラディエ
ーションダイナミックスコーポレーション(Radiaion Dynamic
s Corporation)製のダイナミドロン(登録商標: DynBmi
tron)アクセレータによって発生させられる。
コエージェントは、上記フリーラジカル生成エージェントの有効性を高めるため
に上記共重合体組成物に選択的に添加されてもよい。そのような化合物は、トリ
アリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、ジアリルマレート、高ビニ
ル含量の低分子量ブタジェン、N、N’−m−フェニレンジマレイミド、ペンタ
エリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、
トリメチロールプロパントリアクリレートおよびトリメチロールプロパントリメ
タクリレートを含む。フリーラジカル生成過程における、そのようなコエージェ
ントの用途は、当該技術分野では十分に確立されている。
加えて、共重合体の配合に共通して用いられる他の種々の成分は、粘度調節処理
の前に共重合体パーオキサイド混合物に添加されてもよい。そのような添加剤は
フィラー、少量の可塑剤および処理助剤(processing aids)を
含む。
本発明の粘度調節方法は、フリーラジカル生成化学エージェントを上述のエチレ
ン共重合体に混合し、この混合物をフリーラジカル生成が生じる温度で加熱する
か、あるいは上記共重合体を電子ビーム照射により露光するかのいずれかによっ
て実施される。共重合体合成中に、それとは切り離した処理として上記方法を、
例えば単離の直前に実施することが可能であるが、本処理の出発材料として既に
単離されたエチレン共重合体を用いることが好ましい。
このような状況において、上記フリーラジカル生成エージェントが化学試薬、特
にパーオキサイドである場合に、動的あるいは静的な条件のいずれかの条件下で
、粘度調節処理を実施することが可能である。動的な条件下では、上記共重合体
は高温で機械的な剪断力を受けるが、これに対し静的な条件では剪断力は付与さ
れない、上記動的な処理は、内部撹拌型ミキサー、例えばブラベンダブラストグ
ラフ(登録商標:Brabender Plastograph)、ハークレオ
フード(登録商標: Haake Rheocord)ミキサーまたはバンバリ
ーミキサ−の内部で行ってもよい。上記静的な処理は、最も多くの場合はオーブ
ン内で実施されるであろう。
動的な条件下での粘度調節についての一段階処理と二段階処理とは共に用いられ
る。一段階処理は小スケールで、例えばブラベンダプラストグラフ(登録商標:
Brabender Plastograph)、ハークレオコード(登録商
標: Haake Rheocord)ミキサー内で、その混合の空洞をパーオ
キサイドの分解が起きるであろう温度に加熱することによって実施され得る。共
重合体、パーオキサイドおよび処理助剤は、その後、上記ミキサーに導入され、
上記成分は、上記重合体の温度をパーオキサイドの分解点に上昇させるに十分な
時間、混合され、上記パーオキサイドを分解する。より大きなスケールでは、い
くつかの場合には外部の熱を必要としてもよいが、通常は、上記バッチの温度を
所望のレベルに上昇させるに必要な熱は、重合体に対する機械的な剪断力のみか
ら得られる0例えば、パンバリミキサーが用いられるときには、上記共重合体、
パーオキサイドおよび処理助剤は、上記ミキサーに充填され、所望の温度に達す
るまで高速で混合される。混合は、その後、実質的にすべてのパーオキサイドを
分解するに十分な時間、続けられる。二段階処理では、パーオキサイドは、この
パーオキサイドの分解に導かない条件下で、20−ルミル上の、または内部攪拌
型ミキサー内の共重合体に混合される。粘度調節は、その後、高温でエクストル
ーダ(押し出し成形機)、内部攪拌型ミキサーまたはそれらと類似の装置を用い
て上記重合体/パーオキサイド混合物に剪断力を与えることによって成し遂げら
れる。上記一段階処理は、概ね好ましい処理方法である。
上記静的な、方法は、本来、二段階処理である。上記共重合体、パーオキサイド
および処理助剤は、パーオキサイドの分解点以下の温度とされた、20−ルミル
上またはミキサー内で混合される。上記混合物は、その後、高温に調整された熱
風中またはマイクロ波オーブン内に置かれる。上記静的な処理は、連続式または
バッチ式のいずれかの方法により実施され得る。
粘度調節が電子ビーム照射の作用を通じて実施されているときには、静的な条件
下で二段階処理が用いられる。
本発明の重要な態様は、上記処理が相当量のゲル形成という結果につながらない
ということである。特に、本発明の条件下で、ゲル含量が3%未満、通常は1%
未満のエチレン共重合体生成物が得られる。高いレベルでのゲルの存在は、押し
出し成形物の粗さ、低い電気特性、およびより低い接着性という結果をもたらす
。上記生成物におけるゲルのレベル量は、次のような処理手順に従うところの、
沸騰キシレン中の不溶物の%の測定により決められる。
サンプルIgをほぼ1mm”の小片に切断し、小数点以下4桁まで計量する。そ
のサンプルを、還流凝縮器および窒素ブリードを取り付けた300m1フラスコ
内の150m1のキシレン中に入れる。この混合物は3時間の還流下で加熱され
、その後、室温まで冷却され、プラットフォームシェーカーにおいてほぼ185
回/分の速度で30分間振り動かす。フラスコの中味は小数点以下4桁まで計量
された120メツシユのスティンレススチールスクリーンを介して濾過される。
フラスコは、キシレンのアリコート25m1で3回洗浄され、その洗浄液は上記
スクリーンで濾過される。上記スクリーンを、約1/3気圧(0,034MPa
)の真空オーブン中で90−100℃で3時間、乾燥し、再計量する。沸騰キシ
レン不溶物の量は、次の式を用いて計算される。
ここで、It(g+。は乾燥後のスクリーン重量であり、w t mは本来のス
クリーン重量であり、wtoは本来の重合サンプルの重量である。
上記の場合において、エチレン共重合体の結晶化度が高い、即ち、上記共重合体
のエチレン含量が例えば約90モル%を越えるときには、上記共重合体は冷キシ
レン中に完全には溶解しない。上記処理手順の冷却段階では、そのような共重合
体は沈澱する傾向があり、従ってゲル%測定における誤差を招く。そのような場
合には、濾過工程を、キシレン溶液の温度が100℃を越えている間中に行わな
ければならない。
本発明の方法により生成された重合体は、接着剤、ガスケット、シール、ホース
、チューブ、振動吸収体および、ワイヤコーティングを含むコーティング組成物
の製造に有益である。低ゲル含量のために、上記共重合体は、半導体ワイヤ被覆
、接着剤およびコーティング組成物の製造にも、特に適している。
本発明の方法の他の有利な点は、エチレン共重合体中におけるコモノマ、特にア
ルキルアクリレートおよびアルキルメタアクリレートの残存量の減少を促進する
ことである。概ね、本発明の方法による処理の前における上記エチレン共重合体
中のコモノマの残存レベルは2.000−5. OOOppmの範囲である0本
発明の方法により生成された生成物中のコモノマの残存量は、好ましくは800
ppm+未満、より好ましくは5001)I)01未満、理想的には50ppm
である。
本発明は、さらに次の実施例を参照することによって示され、実施例では特に示
さない限り、全ての割合(parts)は重量によるものである。
実施例
次の試験方法は、実施例において用いられる重合体の特性を決定するのに用いら
れた。
メルトインデックス ASTM123g、190℃/2.16kg 重 (条件
E)ムーニー粘度 ASTM1646.100℃、1分子備加熱、4分での粘度
測定
実施例1
エチレンと、メチルアクリレートと、マレイン酸水素エチルの共重合体(150
℃で20時間真空オーブン中で乾燥したサンプルについて測定した結果いよると
、重量比37.6154.4/4.0 、 メルトインデックス70.8g/1
0分;ゲル含量0.01%であった。)のサンプル100を、ルバーコ(Lup
erco)231XLパーオキサイド[不活性支持体上の1.1−ジ(t−ブチ
ルパーオキシ) 3,3.5−トリメチルシクロヘキサン40%13.8gおよ
びパンフレ(Vanfre)VAM (複合有機アルキル酸リン酸塩処理助剤)
1gと、20−ルラバーミル上で室温で混合した。このミルで混合されたサンプ
ルは、次の条件下で、動的に混合された。上記混合物55gを、電気的に加熱さ
れた小型のブラベンダプラストグラフ(登録商標:Brabender Pla
gtograph)に充填した。ミキサ一温度を、ロータ速度を4ORPMとし
、160℃に設定した。上記混合物が充填された後に、ラムを下げ、上記混合物
の温度を徐々に上げた。重合体温度が約160 ’Cに達した後、4分間、混合
を続けた。全混合時間は8.5分間であった。その後、内部温度162℃の重合
体を除去した。動的に混合された混合物は、メルトインデックス9.1g/10
分、およびゲル含量0.02%であった。
上述したミルで混合した混合物の他のサンプルを次の静的な条件で加熱した。ミ
ルで混合した混合物の25gで、寸法8.25cmX 3.81cmX 0.6
4cm (3と174インチ×1と1/2インチ×174インチ)のサンプルを
J型態電対の上に折り畳み、170℃のオーブン内に置いた。上記サンプルを、
上記熱電対が160℃の温度を記録した後、4分間、上記オーブン内に保持した
。また、オーブン内の全時間は20分間であった。上記処理サンプルのメルトイ
ンデックスは8.9g/10分であり、ゲル含量は0.22%であった。
本実施例は、上記共重合体を、本発明の方法を用いて処理したときは、動的な条
件および静的な条件下で、ゲル含量の最低限の増加をみたが、エチレン共重合体
のメルトインデックスを劇的に減少させることができることを示すものである。
実施例2
エチレンとメチルアクリレートとの共重合体(150℃で20時間真空オーブン
中で乾燥したサンプルについて測定した結果によると、メチルアクリレート含量
:58.6重量%、メルトインデックス87.3g/lo分;ゲル含量0.03
%であった。)を、次のようなSTロータを取り付けたバンバリーミキサ−F2
O内でパーオキサイドをもって処理した。上記重合体の50重量部を上記ミキサ
ー内に充填し、続いて1重量部のパンフレ(Vanfre)VAMと3.3重量
部のルバーコ(Luperco) 231XLパーオキサイドを添加し、その後
に他の50重量部の重合体を添加した。バッチサイズは140ボンド(63,6
kg)であった。ラムを下げ、上記−バッチ分の重合体を95RPMで混合した
。重合体の機械的な剪断力が徐々にバッチ内の温度を上げた。そのバッチ温度が
ほぼ107℃から132℃に増加した時点において、主に湿気である揮発成分を
排出した。上記温度が154℃に到達したとき、ロータ速度を5ORPMにまで
減速して混合を3分間継続した。全混合時間は9.3分間であった。この時間の
最後において、上記−バッチ分の混合物を20−ルドロツプミル上に排出し、シ
ート状にした。その生成物は、メルトインデックス1.1g/10分(ムーニー
粘度25)を有し、0.01%のゲル含量を有していた。メチルアクリレートモ
ノマ残存量(初期は3400ppm)が生成物中においては4 ppmのレベル
まで減少した。
実施例3
共重合体がメチルアクリレート含量69.6%、メルトインデックス75g/1
0分、およびゲル含量0.02%を有し、実施例2における3、3重量部に代え
て3.24重量部のルバーコ231XLパーオキサイドを含む以外は、実施例2
と同様の処理手順を繰り返した。全混合時間は13.3分であった。生成物のメ
ルトインデックスは2.6g/10分(ムーニー粘度22.6)を有し、0.0
2%のゲル含量を有していた。メチルアクリレートモノマ残存置(初期は13.
000pp+a)が生成物中において4 ppmのレベルまで減少した。
実施例4
実施例2に記述した同様の器具および実質的に同様の処理手順および実質的に同
量の成分を用いて、種々の組成およびメルトインデックスを有するエチレンと、
メチルアクリレートと、マレイン酸水素エチルとの共重合体群のシリーズを、パ
ンフレVAMの存在下、ルバーコ231XLパーオキサイドで処理した。第1表
は組成、方法およびこれらサンプルの生成物データを示す。
第1表において、サンプル1はエチレン/メチルアクリレート/マレイン酸水素
エチルの共重合体であり、重量比30/ 64.8/ 5.2である。サンプル
2および3はエチレン/メチルアクリレート/マレイン酸水素エチルの共重合体
であり、共に重量比41/ 54.3/ 4.1である。サンプル4はエチレン
/メチルアクリレート/マレイン酸水素エチルの共重合体であり、重量比3B、
5157、3/ 4.2である。*印はメルトインデックスであって10分間
で押し出された材料のg数であり、−回の測定に要した時間である。
本発明の方法による処理の前の実施例IJ5よび2におけるメチルアクリレート
モノマの残存量は、それぞれ9300ppmおよび3800ppmであった。続
く処理により、その残存量は、それぞれ14ppmおよび9ppmにまで減少し
た。
実施例5
サンプル5Aとしての重合体はエチレンとメチルアクリレートとの共重合体(重
量比41/45g、6 、ムーニー粘度3.l、ゲル含量0.03%)であり、
サンプル5Bとしての重合体はエチレンとメチルアクリレートとの共重合体(重
量比30.4/ 69.6.ムーニー粘度4.0.ゲル含量0.02%)であっ
た。これらサンプルを20−ルミル上でシート加工し、8インチ×16インチX
0.25インチ(20,3c+* X 40.6cmx 0.64cm)のスラ
ブを得た。どのサンプルもポリエチレンフィルムに包み、その状態で電子ビーム
照射を施した。ムーニー粘度および共重合体ゲル含量についての照射処理の効果
を第2表に示す。
第2表中のデータは、大きな粘度の増加が非常に小さいゲル含量の増加を伴って
得られるものであることを示す。
実施例6
サンプル6Aとしての重合体はエチレンと、メチルアクリレートと、マレイン酸
水素エチルとの共重合体(重量比30/ 64.8/ 5.2 、ムーニー粘度
2.5.ゲル含量0.08%)であり、サンプル6Bはエチレンと、メチルアク
リレートと、マレイン酸水素エチルとの共重合体(重量比41.5/ 54.3
/ 4.2 、ムーニー粘度3.9.ゲル含量0.01%、残査のメチルアクリ
レートモノマ含量39toppm)である、これらのサンプルを20−ルミル上
でシート加工し、8インチ×16インチX0.25インチ(20,3cm X
40.6cmX O,64cm)のスラブを得た。どのサンプルもポリエチレン
フィルムに包み、その状態で電子ビーム照射を施した。ムーニー粘度および共重
合体ゲル含量についての照射処理の効果を第3表に示す。
サンプル6Bにおけるメチルアクリレートモノマ残存量は、3910pp+*か
ら、上記照射処理によりほぼ600−725ppa+にまで減少した。
実施例7
エチレンとメチルアクリレートとマレイン酸水素エチルとの共重合体(150℃
で20時間真空オーブン中で乾燥したサンプルについて測定した結果によると、
重量比: 29.5/65.115.4 、メルトインデックス101g710
分;ゲル含量0.03%であった。)を、3.3gのルパソール(Lupers
ol)70 (ミネラルスピリット中に70%過酸化酢酸t−ブチル含有)と1
gのパンフレ(Vanfre)VAMと、20−ルラバーミル上で室温で混合し
、混合物Aを得た。混合物BおよびCは、パーオキサイドの量を2.2gとし、
かつ、パーオキサイドの活性型コエージェントを混合物中に添加した以外は上記
混合物Aの製法と同様の方法により製造した。混合物Bは、1.1gのトリメチ
ロールプロパントリメチルアクリレートを含有し、混合物Cは、0.55gのト
リアリルシアヌレートを含有していた。上記混合物55gを、電気的に加熱した
小型のブラベンダプラストグラフ(登録商標:Brabender Plast
ograph)に充填した。上記ミキサ一温度を、ロータ速度を4ORPMとし
、175に設定した。上記混合物を充填した後に、ラムを下げ、上記混合物の温
度を徐々に上げた0重合体温度が約175℃に達した後、4分間、混合を続けた
。メルトインデックスおよびキシレン不溶法によるゲル量(%)を第4表に示す
。
第4表
第4表中における*印は10分間で押し出された材料のg数である。
実施例8
共重合体の混合物を、2.7gのルバーコ(Luperco) 231XLを用
い、かつ、0.5gの高ビニル含量のポリブタジェン・コエージェント(リコン
、W緑部fR: Ricon 154ポリブタジエン)を上記組成物に添加した
以外は、実施例1に記述したように製造した。この混合物55gを混合し、実施
例1に記述したような小型のブラペンダプラストグラフ(登録商標: Brab
ender Plastograph)内で加熱した。重合体温度が約160℃
に達した後、4分間、混合を続けた。動的に混合された混合物はメルトインデッ
クス6、4g/10分およびゲル含量0.2%であった。
国際調査報告
国際調査報告
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(51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号C08L 23108
LCQ no7−4J73100 LQQ 9167−4J
(72)発明者 ホーンスバーグ、ウォルガングアメリカ合衆国 19810
プラウエア州つイルミントン ロリ レーン サウスI
(72)発明者 ポール、ジョン、ウエズレイアメリカ合衆国 77706 テ
キサス州 ピューセント アシュダウン ストリート
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.a)エチレンと、アクリル酸のC1−C8アルキルエステル頬およびメタク リル酸のC1−C8アルキルエステル類からなる群より選択されたコモノマとの 共重合体、および b)エチレンと、C2−C4カルボン酸のビニルエステルと、一酸化炭素、アク リル酸、メタクリル酸、またはアクリル酸またはメタクリル酸のグリシジルエス テルである他のコモノマとの共重合体からなる群より選択された一の共重合体で あり、該一の共重合体が20−150g/10分のメルトインデックスを有する ものであり、沸騰シレン中の不溶物の%測定により決定されたとした場合のゲル 含量が3%未満である共重合体生成物を生成しつつ、前記一の共重合体のメルト インデックスを0.1−15g/10分に減少させるに十分な量のフリーラジカ ル生成エージェントで前記一の共重合体を処理する工程を含む、共重合体の粘度 を増加させる方法。 2.請求の範囲第1項の方法において、前記一の共重合体は化学的フリーラジカ ル生成エージェントで処理されたものである増粘方法。 3.請求の範囲第2項の方法において、前記フリーラジカル生成エージェントは 有機過酸化物である増粘方4.請求の範囲第1項の方法において、前記共重合生 成物は沸騰キシレン中の不溶物の%測定により決定されたとした場合のゲル含量 が3%未満である増粘方法。 5.請求の範囲第1項の方法において、前記フリーラジカル生成エージェントは 電子ビーム照射である増粘方法。 6.請求の範囲第1項の方法において、前記工程はコエージェントの存在で実施 される増結方法。 7.請求の範囲第1項の方法において、前記一の共重合体は、エチレンと、C1 −C8アルキルアクリレートまたはC1−C8アルキルメタクリレートとの共重 合体である増結方法。 8.請求の範囲第1項の方法において、前記一の共重合体は、エチレンと、酢酸 ビニルと、一酸化炭素、アクリル酸、メタクリル酸、またはアクリル酸またはメ タクリル酸のグリシジルエステルである他のコモノマとの共重合体である増粘方 法。 9.請求の範囲第5項の方法において、前記一の共重合体は、エチレンとメチル アクリレートとの共重合体である増粘方法。 10.請求の範囲第5項の方法において、前記一の共重合体は、エチレンと、メ チルアクリレートと、マレイン酸水素エチルとの共重合体である増粘方法。 11.a)エチレンと、アクリル酸のC1−C8アルキルエステル類およびメタ クリル酸のC1−C8アルキルエステル類からなる群より選択されたコモノマと の共重合体、およびb)エチレンと、C2−C4カルボン酸のビニルエステルと 、−酸化炭素、アクリル酸、メタクリル酸、またはアクリル酸またはメタクリル 酸のグリシジルエステルである他のコモノマとの共重合体からなる群より選択さ れた一の共重合体を含み、該一の共重合体が、0.1−15g/10分のメルト インデックスを有するものであり、沸騰キシレン中の不溶物の%測定により決定 されたとした場合のゲル含量が3%未満であり、かつ、C1−C8アルキルアク リレート、C1−C8アルキルメタクリレートまたはビニルエステルの残存量が 800ppm未満である組成物。 12.請求の範囲第11項の組成物において、前記C1−C8アルキルアクリレ ート、C1−C8アルキルメタクリレートまたはビニルエステルの残存量が50 0ppm未満である組成物。 13.請求の範囲第11項の組成物において、前記C1−C8アルキルアクリレ ート、C1−C8アルキルメタクリレートまたはビニルエステルの残存量が50 ppm未満である組成物。
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