JP3315425B2 - 耐衝撃性グラフトコポリマー - Google Patents

耐衝撃性グラフトコポリマー

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JP3315425B2
JP3315425B2 JP04887492A JP4887492A JP3315425B2 JP 3315425 B2 JP3315425 B2 JP 3315425B2 JP 04887492 A JP04887492 A JP 04887492A JP 4887492 A JP4887492 A JP 4887492A JP 3315425 B2 JP3315425 B2 JP 3315425B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F255/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00
    • C08F255/02Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of hydrocarbons as defined in group C08F10/00 on to polymers of olefins having two or three carbon atoms

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は改良された耐衝撃性をもつプロピ
レンポリマー物質幹を含むグラフトコポリマーに関す
る。良好な耐衝撃性及び透明性の組合せをもつプロピレ
ンポリマー物質が種々の用途に望ましい。ポリプロピレ
ンホモポリマーは低い耐衝撃性及び不十分な透明性をも
つ。ポリプロピレンホモポリマーの耐衝撃性を改良する
試みにおいて、種々の方法例えば種々の型のゴムによる
ポリプロピレンの耐衝撃性改良が用いられた。この方法
はポリプロピレンの耐衝撃性を高めるけれども、ゴムの
添加が材料の曇りを生ずる事実のために透明性が一層悪
い。プロピレンランダムコポリマーは低い耐衝撃性、し
かし良好な透明性をもつ。耐衝撃性はゴムによる耐衝撃
性改良により、しかし透過性を犠牲にして改良された。
【0002】プロピレンポリマーが物質幹をもつグラフ
トコポリマーを、20℃以下のTg及び該幹の屈折率に
実質的に適合する屈折率をもつランダム構造又はコポリ
マー鎖を形成する少くとも2種の異なる共重合性モノマ
ーで前記幹をグラフトすることにより清澄性を低下する
ことなく改良された耐衝撃性をもたせて製造できること
が見いだされた。該グラフトコポリマーは射出成形物品
並びに押出形材及び物品のための独立形構造プラスチッ
クとして有用である。
【0003】本発明によれば、20℃以下のTg 及びプ
ロピレンポリマー物質幹の屈折率に実質的に適合する屈
折率をもつランダムコポリマー鎖を分散相として形成す
る少くとも2種の異なる共重合性モノマー(前記共重合
性モノマーは、プロピレンポリマー物質幹の屈折率より
高い屈折率をもつポリマーを生ずる少くとも1種のモノ
マーと、プロピレンポリマー物質幹の屈折率より低い屈
折率をもつポリマーを生ずる少くとも1種のモノマーか
らなる)でグラフトされたプロピレンポリマー物質幹を
マトリックス相として含むグラフトコポリマーが提供さ
れる。本発明の他の態様において、20℃以下のTg 及
びプロピレンポリマー物質の屈折率に実質的に適合する
屈折率をもつランダムコポリマー鎖を分散相として形成
する少くとも2種の異なる共重合性モノマー(前記共重
合性モノマーは、プロピレンポリマー物質幹の屈折率よ
り高い屈折率をもつポリマーを生ずる少くとも1種のモ
ノマーと、プロピレンポリマー物質幹の屈折率より低い
屈折率をもつポリマーを生ずる少くとも1種のモノマー
からなる)でグラフトされたプロピレンポリマー物質幹
をマトリックス相として含み、さらに成核剤を含むグラ
フトしたコポリマーが提供される。
【0004】用いた「プロピレンポリマー物質幹の屈折
率に実質的に適合する」という語はプロピレンポリマー
物質幹、マトリックス相、の屈折率と共重合性モノマー
から生ずるコポリマー鎖、分散相、の屈折率との間の差
が0〜0.05、好ましくと0〜0.02であることを意味
する。
【0005】別様に示さなければ本明細書中の百分率及
び部は重量による。プロピレンポリマー物質幹は、
(1)プロピレンのホモポリマー、(2)プロピレン
と、エチレン及び(C4 〜C10)α−オレフィンから選
ばれるオレフィンとの、オレフィンがエチレンである場
合に最大重合エチレン含量が約10%、好ましくは約4
%であり、オレフィンが(C4 〜C10)α−オレフィン
であるときにその最大重合含量が約20%、好ましくは
約16%であるランダムコポリマー、又は(3)プロピ
レンと、エチレン及び(C4 〜C8 )α−オレフィンか
らなる群から選ばれる2種のオレフィンとの、最大重合
(C4 〜C8 )α−オレフィン含量が約20%、好まし
くは約16%であり、エチレンが前記オレフィンの1つ
であるときに最大重合エチレン含量が約5%、好ましく
は約4%であるランダムターポリマーであることができ
る。
【0006】(C4 〜C10)α−オレフィンには線状又
は枝分れ(C4 〜C10)α−オレフィン例えば1−ブテ
ン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メ
チル−1−ブテン、1−ヘキセン、3,4−ジメチル−
1−ブテン、1−ヘプテン及び3−メチル−5−ヘキセ
ンが含まれる。好ましいプロピレン幹はポリプロピレン
及びエチレン/プロピレンランダムコポリマーである。
プロピレンポリマー物質の適当な粒子形態には粉末、フ
レーク、粒質、球状及び立方体が含まれる。易粒動粉末
及び球状形態の粒子が好ましい。そのようなプロピレン
ポリマー物質はハイモント(HIMONT、U. S. A., Inc.)
から市販されている。
【0007】本発明においてプロピレンポリマー物質幹
上のグラフト化に有用な共重合性モノマーは、組合せた
ときにプロピレンポリマー物質幹の屈折率に実質的に適
合する屈折率をもち、20℃以下のTg をもつランダム
構造又はコポリマー鎖を形成するモノマーである。共重
合性モノマーが2種のモノマーからなるとき、選ばれる
モノマーの1つの該幹より高い屈折率をもつポリマーを
生じなければならず、選ばれる他のモノマーは該幹より
低い屈折率をもつポリマーを生じなければならない。共
重合性モノマーが3種又はそれ以上のモノマーからなる
とき、選ばれるモノマーの少くとも1つがプロピレンポ
リマー実質幹より高い屈折率をもつポリマーを生じなけ
ればならず、選ばれるモノマーの少くとも1つがプロピ
レンポリマー物質幹より低い屈折率をもつポリマーを生
じなければならない。他のモノマー(類)は高いか又は
低い屈折率をもつポリマーを生ずるモノマー(類)から
選ぶことができる。
【0008】本発明によれば、プロピレンポリマー幹物
質より高い屈折率をもつポリマーを生ずるモノマーは、
単独で重合すると1.503より大きい、好ましくは約1.
510〜1.600、最も好ましくは1.568〜1.597
の屈折率をもつホモポリマーを生ずるモノマーである。
前記モノマーの例にはスチレン、α−メチルスチレン、
(C1 〜C4 )線状又は枝分れアルキル又はアルコキシ
環置換スチレン例えばp−メトキシスチレン及びp−メ
チルスチレン、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ベ
ンジル、メタクリル酸o−メトキシフェニル、メタクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル並びにアクリロニトリルが含
まれる。プロピレンポリマー幹物質より低い屈折率をも
つポリマーを生ずるモノマーは単独で重合すると1.50
3未満、好ましくは約1.400〜1.490、最も好まし
くは1.450〜1.475の屈折率をもつホモポリマーを
生ずるモノマーである。前記モノマーの例にはアクリル
酸ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2−メトキシ
エチル、アクリル酸2−エトキシエチル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピ
ル、アクリル酸メチル、アクリル酸n−プロピル、アク
リル酸n−ブチル、アクリル酸3−メトキシプロピル、
アクリル酸3−エトシキプロピル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、エテニルメチルエーテル、エテニルエチル
エーテル、エテニルブチルエーテル、エテニルヘキシル
エーテル、エテニルオクチルエーテル及びエテニル2−
エチルヘキシルエーテルが含まれる。
【0009】好ましい共重合性モノマー又はスチレン/
アクリル酸ブチル、スチレン/アクリル酸2−エトキシ
エチル、p−メトキシスチレン/アクリル酸ブチル、p
−メトキシスチレン/アクリル酸2−エトキシエチル及
びスチレン/アクリル酸ブチル/アクリロニトリルであ
る。本発明のクラフトしたプロピレンポリマー物質は前
記の少くとも2種のモノマーの、プロピレンポリマー物
質幹上の遊離基部位における遊離基開始グラフト重合に
より製造される。遊離基部位は照射により、又は遊離基
発生化学物質により例えば適当な有機過酸化物との反応
により生成させることができる。遊離基部位を照射によ
り発生させる方法によれば、プロピレンポリマー物質
は、好ましくは微粒形態で、約10〜85℃の範囲内の
温度で高エネルギーイオン化放射線で照射して、プロピ
レンポリマー物質中に遊離基部位を生成される。照射さ
れたプロピレンポリマー物質は、実質的に非酸化性の雰
囲気中に、例えば不活性ガス下に維持されながら、次い
で約100℃までの温度で少くとも約3分の間、プロピ
レンポリマー物質とグラフトモノマーの総重量を基にし
て約5〜60pph の使用される特定グラフトモノマーで
処理される。プロピレンポリマー物質を選ばれた時間の
間モノマーに、同時に又は随意順序で順序さらした後、
生じたグラフトされたプロピレンポリマー物質を、なお
実質的に非酸化性の環境中に維持しながら処理してその
中の残留遊離基を実質的にすべて失活させ、未反応グラ
フトモノマーを前記物質から除去する。
【0010】生じたグラフトコポリマーの遊離基失活
は、好ましくは加熱により行なわれるが、しかしそれは
遊離基トラップとして機能する添加剤例えばメチルメル
カプタンの使用により行なうことができる。典型的には
失活温度は少くとも100℃、好ましくは少くとも11
0℃であろう。少くとも20分間の失活温度における加
熱が一般に十分である。未反応グラフトモノマーはグラ
フトコポリマーから、遊離基失活の前又は後、あるいは
失活と同時に除去される。除去が失活の前又はその間に
行なわれるならば、実質的に非酸化性の環境が維持され
る。「実質的に非酸化性」という語はオレフィンポリマ
ー物質がさらされる環境又は雰囲気の説明に使用される
とき、活性酸素濃度、すなわちポリマー物質中の遊離基
と反応する形態の酸素の濃度が容量で約15%未満、好
ましくは約5%未満、最も好ましくは約1%未満である
環境を意味する。活性酸素の最も好ましい濃度は0.00
4容量%又はそれ以下である。これらの限界内で非酸化
性雰囲気はオレフィンポリマー物質中の遊離基に対して
酸化的に不活性であるガス又はガスの混合物、例えば窒
素、アルゴン、ヘリウム及び二酸化炭素であることがで
きる。
【0011】遊離基部位を有機化合物により生成させる
方法において、有機化合物好ましくは有機過酸化物は、
処理の間に使用される温度で約1〜240分の分解半減
期をもつ遊離重合開始剤である。適当な有機過酸化物に
はアシルペルオキシド例えばベンゾイル及びジベンゾイ
ルペルオキシド;ジアルキル及びアラルキルペルオキシ
ド例えばジ−t−ブチルペルオキシド、ジクミルペルオ
キシド、クミルブチルペルオキシド、1,1−ジ−t−
ブチルペルオキシ−3,5,5−トリメチル−シクロヘ
キサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ−t−ブチルペ
ルオキシヘキサン及びビス(α−t−ブチルペルオキシ
イソプロピルベンゼン);ペルオキシエステル例えばペ
ルオキシピバル酸t−ブチル、過安息香酸t−ブチル、
2,5−ジメチルヘキシル−2,5−ジ(ペルベンゾエ
ート)、t−ブチル−ジ(ペルフタレート)、t−ブチ
ルペルオキシ−2−エチルヘキサノアート;及び1,1
−ジメチル−3−ヒドロキシブチルペルオキシ−2−エ
チルヘキサノアート;並びにペルオキシカーボネート例
えばジ(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカーボネー
ト、ジ(n−プロピル)ペルオキシジカーボネート、及
びジ(4−t−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカ
ーボネートが含まれる。過酸化物はニート又は希釈媒質
中で使用でき、0.1〜6.0pph 、好ましくは0.2〜3.0
pph の活性濃度をもつ。
【0012】この方法によれば、プロピレンポリマー物
質は、好ましくは微粒形態で、約60〜125℃の温度
において0.1〜6.0pph の前記遊離基重合開始剤で処理
される。ポリマー物質はモノマーの5〜60pph の全添
加レベルで4.5pph 毎分を越えない添加速度で、開始剤
による処理の期間に一致するか又はその後の時間の間に
わたり約5〜60pph のグラフトコモノマーで処理され
る。換言すれば、コモノマー及び開始剤を、加熱したプ
ロピレンポリマー物質に同時に添加することができ、あ
るいはコモノマーを(1)開始剤の添加が終った後、
(2)開始剤の添加を開始した後しかしまだ終らないと
き、又は(3)開始剤の添加の完了に続く遅延時間又は
保持時間の後、添加することができる。プロピレンポリ
マー物質がグラフトされた後、生じたグラフトされたプ
ロピレンポリマー物質を、なお実質的に非酸化性の環境
中に維持しながら少くとも100℃の温度で少くとも2
0分間加熱することにより処理し、未反応開始剤を分解
し、その中の残留遊離基を失活させる。未反応グラフト
化合物は前記物質から、遊離基失活の前又は後、あるい
は失活と同時に除去される。プロピレンポリマー物質の
グラフトしたコポリマーはそれにグラフトし又はグラフ
ト共重合した化合物5〜60pph 、好ましくは10〜4
0pph をもつ。
【0013】他の態様において、本発明のグラフトした
コポリマーはまた、さらに清澄性を高めるために成核剤
を含むことができる。本発明において使用できる成核剤
の例にはビスベンジリデンソルビトール、ビス(p−エ
チルベンジリデン)ソルビトール、ビス(トルリデン)
ソルビトール、ビス(p−t−ブチルフェニル)リン酸
ナトリウム、及び安息香酸ナトリウムが含まれる。好ま
しい成核剤はビスベンジリデンソルビトールである。本
発明によれば、成核剤はグラフトしたコポリマー100
部当り約0.02〜0.50部、好ましくは約0.05〜0.3
0部の量で存在する。成核剤はグラフトしたコポリマー
中へ、普通の混合装置すなわち一軸又は二軸スクリュー
エクストルーダ、バンバリーミキサーあるいは他の普通
の溶融配合装置中で物質を物理的にブレンドすることに
より混合することができる。
【0014】本発明は以下に示す本発明の実施例に関し
てより詳細に示される。物理試験の試験片はすべて22.
8℃(73°F)及び50%相対湿度で48時間状態調
整した。下記の表中に示される物理的性質は次の方法に
より測定した:
【0015】ヘイズパーセント: 全光線透過率と2°
の観察角における拡散光線透過率との比から計算した。
ヘイズ透過率は3″×3″×0.040″プラックを用い
るハンターラブ・カラークエスト(Hunterlab Colorque
st) 分光比色計で測定した。 ノッチ付アイゾット: ASTM D−256−87 曲げ弾性率: ASTM D−790−86、操作A
(0.5in/分クロスヘッド速度及び成形T−試験片の中
心部) 曲げ強さ:ASTM D−638、操作A(成形T−試
験片の中心部) メルトフローレート(MFR):ASTM D−123
8−82、条件L
【0016】参考例1 約4.0%のエチレン含量をもつPro−Fax SA−84
9エチレン/プロピレンランダムコポリマー2996.4
gを、加熱ジャケット及びら旋羽根を備えた10リット
ル鋼反応器中に置いた。ポリマーは11dg/分の呼称メ
ルトフローレートをもつ一般に球状粒子の形態であっ
た。反応器は室温で130rpm で攪拌しながら反応器の
酸素含量が20rpm 未満になるまで窒素ガスでパージし
た。次いで反応器を、反応器ジャケットを通して熱油を
循環することにより100℃に加熱し、窒素パージ及び
攪拌を続けながらその温度で平衡させた。
【0017】アクリル酸ブチル408.6g、スチレン4
5.4g及びt−ブチルペルオキシ2−エチルヘキサノア
ートのミネラルスピリット溶液(ミネラルスピリット5
0重量%)36.3gをガラス保持容器に加え、窒素でパ
ージした。モノマー/過酸化物溶液を反応器内容物に0.
54pph (部毎100部ポリプロピレン、重量)毎分の
速度で、反応器内容物の温度を100℃に維持しながら
供給した。全添加時間は27.75分であった。反応容器
をモノマーの添加が終った後さらに30分間攪拌下に1
00℃に維持した。グラフト反応期間の終りに、反応器
内容物上を真空に引き、温度を120℃に上げた。真空
下の全昇温時間は16分であった。温度が120℃に達
すると、真空を窒素で破壊し、内容物を窒素で30分間
パージした。窒素シール下に冷却した後、反応器中に残
留する易流動性固体生成物をそれから排出させ、秤量し
た。生成物の最終重量は3332.4gであり、74%の
転化率に相当した。生成物のメルトフローレートは15
dg/分であった。上に得られたグラフトしたコポリマー
とDHT−4A、ハイドロタルク石様化合物0.03重量
%及びイルガノックス(Irganox)B−225安定剤0.1
2重量%からなる安定化パッケージとをヘンシェル(He
nschel) ミル中で均質ブレンドが得られるまでブレンド
した。ブレンドを25:1L/D−軸スクリューエクス
トルーダ中で80rpm で235℃で押出した。配合した
混合物を、1.5オンス、25トンバッテンフェルド(Ba
ttenfeld) 射出成形機中で、フラット232℃バレル温
度分布を用いて射出成形した。引張試験片のための成形
サイクルは射出時間10秒、冷却時間20秒及び型開時
間2秒からなり最大射出速度1秒及びスクリュー速度設
定60rpm であった。物理的性質は表1中に示される。
【0018】参考例2 約4.0%のエチレン含量をもつPro−Fax SA−84
9エチレン/プロピレンランダムコポリマー2996.4
gとDHT−4Aハイドロタルク石様化合物0.03重量
%及びイルガノックスB−225安定剤0.12重量%か
らなる安定化パッケージとを参考例1における方法によ
り配合した。物理的性質は表1中に示される。
【0019】参考例3 参考例1の操作及び成分を用いたが、しかしアクリル酸
ブチル354.12g、スチレン99.9g及びt−ブチル
ペルオキシ−2−エチルヘキサノアートのミネラルスピ
リット溶液(ミネラルスピリット50重量%)36.3g
を保持ガラス容器に加えた。全添加時間は0.56pph /
分の添加速度に対して26.67分であった。最終生成物
重量は3332.4gであり、74%の転化率に相当し
た。生成物のメルトフローレートは13.1dg/分であっ
た。物理的性質は表1中に示される。
【0020】参考例4 参考例1の操作及び成分を用い、しかしアクリル酸ブチ
ル454g及びt−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキ
サノアートのミネラルスピリット溶液(ミネラルスピリ
ット50重量%)36.3gをスチレンなく保持ガラス容
器に加えた。全添加時間は0.83pph /分の添加速度に
対して18.3分であった。生成物の最終重量は3414
gであり、92%の転化に相当した。生成物のメルトフ
ローレートは25dg/分であった。物理的性質は表1中
に示される。
【0021】参考例5 57%のエチレン含量をもつジュトラル(Dutral) CO
−059エチレン/プロピレンコポリマーゴム15pph
(部毎100部Pro−Fax SA−849コポリマー、
重量)と対照1の成分とを、ヘンシェルミル中で均質ブ
レンドが得られるまでブレンドした。ブレンドを30.3
4mm共回転二軸スクリューエクストルーダ、28:1
L/D、中で強力せん断スクリュー設計を用いて350
rpm で、230℃で押出した。生成物は11.9dg/分の
MFRを有した。物理的性質は表1中に示される。
【0022】参考例6 参考例1の操作及び成分を用いるが、しかしアクリル酸
ブチル326.9g、スチレン127.1g及びt−ブチル
ペルオキシ−2−エチルヘキサノアートのミネラルスピ
リット溶液(50重量%ミネラルスピリット)363g
をガラス保持容器に加える。全添加時間は0.51pph /
分の添加速度に対して29.25分であった。最終生成物
重量は3314.2gであり、70%の転化率に相当し
た。生成物のメルトフローレートは15dg/分であっ
た。物理的性質は表1中に示される。
【0023】参考例7 参考例1の操作及び成分を用いるが、しかしアクリル酸
ブチル299.6g、スチレン154.4g及びt−ブチル
ペルオキシ−2−エチルヘキサノアートのミネラルスピ
リット溶液(50重量%ミネラルスピリット)36.3g
をガラス保持容器に加える。全添加時間は0.43pph /
分の添加速度に対して34.8分であった。最終生成物重
量は3332.4gであり、74%の転化率に相当した。
生成物のメルトフローレートは11.5dg/分であった。
【0024】参考例8 参考例1の操作及び成分を用いるが、しかしアクリル酸
2−エトキシエチル363.2g、スチレン90.8g及び
t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノアートのミ
ネラルスピリット溶液(50重量%ミネラルスピリッ
ト)36.5gをガラス保持容器に加える。全添加時間は
0.57pph /分の添加速度に対して26.3分であった。
最終生成物重量は3377.8gであり、84%の転化率
に相当した。生成物のメルトフローレートは11.6dg/
分であった。物理的性質は表1中に示される。
【0025】参考例9 参考例1の操作及び成分を用いるが、しかしアクリル酸
ブチル317.8g、p−メトキシスチレン136.2g及
びt−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノアートの
ミネラルスピリット溶液(50重量%ミネラルスピリッ
ト)36.3gをガラス保持容器に加える。全添加時間は
0.50pph /分の添加速度に対して30分であった。最
終生成物重量は3550.3gであり、100%の転化率
に相当した。生成物のメルトフローレートは14.0dg/
分であった。物理的性質は表1中に示される。
【0026】
【表1】 表 1 参 考 例 1 2 3 4 5 ヘイズ、% 42.2 63.7 84.8 36.5 33.0 ノッチ付アイゾット 23℃、ft-1b/in 0.5 1.8 0.9 2.4 2.2 曲げ弾性率、psi 134,000 119,700 110,400 130,200 125,500 曲げ強さ、psi 5,165 4,455 3,840 4,745 4,610 表 1(続き) 6 7 8 9 ヘイズ、% 35.4 36.8 25.9 39.2 ノッチ付アイゾット 23℃、ft-1b/in 1.4 1.5 2.0 1.4 曲げ弾性率、psi 131,900 131,900 127,600 122,600 曲げ強さ、psi 4,810 4,760 4,665 4,550
【0027】実施例1 参考例1の操作及び成分を用いたが、しかし成核剤ビス
−ベンジリデンソルビトール0.25%を安定化パッケー
ジとともに加えた。物理的性質は表2中に示される。 実施例2 参考例8の操作及び成分を用いたが、しかし成核剤ビス
ベンジリデンソルビトール0.25%を安定化パッケージ
とともに加えた。物理的性質は表2中に示される。 実施例3 参考例9の操作及び成分を用いたが、しかし成核剤ビス
ベンジリデンソルビトール0.25%を安定化パッケージ
とともに加えた。物理的性質は表2中に示される。
【0028】
【表2】 表 2 実 施 例 1 2 3 ヘイズ、% 32.0 27.3 38.9 ノッチ付アイゾット 23℃、ft-1b/in 2.7 1.9 1.3 曲げ弾性率、psi 126,200 129,800 127,600 曲げ強さ、psi 4,600 4,645 4,610
【0029】参考例10 Pro−Fax 6501プロピレンホモポリマー27.3kg
を、加熱ジャケット及びすき形ブレード混合要素を備え
た130リットル水平鋼反応器中に置いた。ポリマーは
4.0dg/分の呼称メルトフローレートをもつ易流動性粉
末であった。酸素を、反復した窒素による35psi への
加圧及び大気圧へのガス抜きにより反応器及びその内容
物からパージした。この操作を4回繰返した。攪拌を1
30rpm で開始し、反応器内容物の温度を反応器ジャケ
ットに対する水蒸気の適用により100℃に上げた。t
−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノアートの酸素
を含まないミネラルスピリット溶液(溶液341g、ミ
ネラルスピリット50重量%)を鋼圧力シリンダーに加
え、窒素でパージした。スチレン717.3g及びアクリ
ル酸ブチル4054.2gの両方を第2の鋼圧力シリンダ
ーに装入し、窒素でパージする。t−ブチルペルオキシ
−2−エチルヘキサノアートのミネラルスピリット溶液
を、攪拌した反応器内容物に5分間にわたって装入し
た。ポリマー/ペルオキシド混合物を10分間攪拌した
後0.88pph (部毎100部ポリプロピレン、重量)毎
分に維持した。全添加時間は20分であった。反応器を
100℃に維持し、攪拌はモノマーかすべて添加された
後3時間続けた。
【0030】グラフト反応期間の終りに、反応器内容物
上を真空に引き、1時間保持した。次いで真空を窒素で
破壊し、内容物を100℃で4時間窒素でパージした。
窒素シール下に冷却した後、反応器中に残留する易流動
性固体生成物をそれから排出し、秤量した。生成物の最
終重量は30.91kgであり、76%の転化率に相当し
た。生成物のメルトフローレートは7.2dg/分であっ
た。上に得られたグラフトしたコポリマーとDHT−4
Aハイドロタルク石様化合物0.03重量%及びイルガノ
ックスB−225安定剤0.12重量%からなる安定化パ
ッケージとをヘンシェルミル中で均質なブレンドが得ら
れるまでブレンドした。ブレンドを235℃バレル温度
分布で押出した。引張試験片に対する成形サイクルは射
出時間10秒、冷却時間20秒、及び型開時間2秒から
なり、最大射出速度1秒及びスクリュー速度設定60rp
m であった。物理的性質は表3中に示される。
【0031】参考例11 Pro−Fax 6501プロピレンホモポリマー27kgと
DHF−4Aハイドロタルク石様化合物0.03重量%及
びイルガノックスB−225安定剤0.12重量%からな
る安定化パッケージとを参考例10における方法により
配合した。物理的性質は表3中に示される。 参考例12 57%のエチレン含量をもつジュトラルCO−059エ
チレン/プロピレンコポリマーゴム15pph (部毎10
0部Pro−Fax 6301プロピレンホモポリマー、重
量)を、Pro−Fax 6301プロピレンホモポリマー
をPro−Fax6501プロピレンホモポリマーの代りに
用いたことを除いて参考例11の成分とヘンシェルミル
中で均質なブレンドが得られるまでブレンドした。ブレ
ンドを30.34mm共回転2軸スクリューエクストルー
ダ、28:1L/D、中で、強力せん断スクリュー設計
を用いて350rpm で、230℃で押出した。生成物は
12.7dg/分のMFRを有した。物理的性質は表3中に
示される。 実施例4 実施例10の操作及び成分を用いたが、しかし成核剤ビ
スベンジリデンソルビトール0.25%を安定化パッケー
ジとともに加えた。物理的性質は表3中に示される。
【0032】
【表3】 表 3 参 考 例 実施例 10 11 12 4 ヘイズ、% 52.4 45.8 85.0 48.2 ノッチ付アイゾット 23℃、ft-1b/in 2.7 0.6 0.9 4.2 曲げ弾性率、psi 173,600 222,100 162,600 182,700 曲げ強さ、psi 5,940 7,705 5,330 5,985
【0033】開示した本発明の他の特徴、利点及び態様
は前記開示を読んだ後当業者に容易に明らかであろう。
この点で、本発明の特定の態様がかなり詳細に記載され
たけれども、これらの態様の変形及び改変を、記載さ
れ、特許請求された本発明の精神及び範囲から逸脱する
ことなく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スチレン/アクリル酸ブチルコポリマーをグラ
フトしたエチレン/プロピレンの無成核ランダムコポリ
マーのモル%スチレン及びアクリル酸ブチルモノマーレ
ベルに対してパーセントヘイズをプロットしたグラフで
ある。
【図2】スチレン/アクリル酸ブチルコポリマーをグラ
フトしたエチレン/プロピレンの成核ランダムコポリマ
ーのモル%スチレン及びアクリル酸ブチルモノマーレベ
ルに対してパーセントヘイズをプロットしたグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−312305(JP,A) 特開 昭63−312306(JP,A) 特開 昭62−235331(JP,A) 特開 昭57−211157(JP,A) 特開 平4−246453(JP,A) 特開 平4−213313(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 255/02 C08L 51/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 20℃以下のTg及びプロピレンポリマ
    ー物質幹の屈折率に実質的に適合する屈折率をもつラン
    ダムコポリマー鎖を分散相として形成する少なくとも2
    種の異なる共重合性モノマーであって、プロピレンポリ
    マー物質幹の屈折率より高い屈折率をもつホモポリマー
    を生じる少なくとも1種のモノマーと、プロピレンポリ
    マー物質幹の屈折率より低い屈折率をもつホモポリマー
    を生じる少なくとも1種のモノマーとからなる共重合性
    モノマーでグラフトされたプロピレンポリマー物質幹を
    マトリックス相として含むグラフトコポリマーであっ
    て、プロピレンポリマー物質幹の屈折率とランダムコポ
    リマー鎖の屈折率との相違が0〜0.05であり、ビス
    ベンジリデンソルビトール、ビス(p−エチルベンジリ
    デン)ソルビトール、ビス(トルリデン)ソルビト―
    ル、ビス(p−t−ブチルフェニル)リン酸ナトリウム
    及び安息香酸ナトリウムから成る群から選ばれる成核剤
    を含む事を特徴とするグラフトコポリマー。
  2. 【請求項2】 成核剤が、ビスベンジリデンソルビトー
    ルである、請求項1に記載のグラフトコポリマー。
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