JPH10176093A - プロピレンポリマーにグラフトしたポリ(メチルメタクリレート)の解重合の遅延化 - Google Patents
プロピレンポリマーにグラフトしたポリ(メチルメタクリレート)の解重合の遅延化Info
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Abstract
たポリ(メチルメタクリレート)の溶融加工中の解重合
を遅延する。 【解決手段】 グラフトコポリマー100部あたり、
式:T1 T2 NOH(式中、T1 は炭素数1〜36のア
ルキル基、炭素数5〜12のシクロアルキル基、炭素数
7〜9のアラルキル基、又は炭素数1〜4のアルキル基
若しくは1種以上のハロゲン原子で置換されたアラルキ
ル基であり、T2 は水素又はT1 と同様である)で示さ
れる構造を有するヒドロキシルアミン化合物0.025
〜5.0部を添加すること。
Description
クリレート(MMA)又は(b)メチルメタクリレート
と1種以上のコモノマーとのコポリマーを、ポリ(メチ
ルメタクリレート)(PMMA)又はMMAコポリマー
の側鎖が形成するように、プロピレンポリマー材料の主
鎖にグラフト重合することにより製造したグラフトコポ
リマーを溶融加工している間のPMMAの解重合を遅延
化させる方法に関する。
ピレンポリマー材料の主鎖にグラフト重合するとき、生
成物は一定量の遊離モノマー(free monomer)を含んで
いる。得られたグラフトコポリマーを溶融加工、例えば
押し出し及び/又は成形に付するとき、解重合が起こ
り、更にモノマーが形成する。グラフトコポリマー中の
遊離モノマーは、" スプレーイング(splaying)" とし
て知られる表面不整を導き、完成品における臭気を作り
出すことができる。解重合を制限する従来の方法は、解
重合を完全に除去できないのにもかかわらず、メチルメ
タクリレートと、解重合反応の間、連鎖停止剤として作
用するモノマー、例えばメチルアクリレートとを共重合
することである。欧州特許出願第726,289号は、
=N−O・基、例えば2,2,6,6−テトラメチル−
1−ピペリジニルオキシ基を含む化合物をポリマーに添
加することにより、加熱中の望ましくない反応を阻害す
ること、例えば熱加工中のポリスチレン又はポリ(メチ
ルメタクリレート)の解重合を阻害すること、又は例え
ばメタクリル酸等の化合物との熱グラフト化中の不飽和
ポリマー、例えばポリブタジエン又はブタジエン−スチ
レンコポリマーの架橋を阻害することを開示している。
米国特許第4,668,721号明細書は、高温での押
出し、天然ガスの燃焼産物若しくはガンマ線照射への暴
露又は長期間の貯蔵後の分解又は変色に対してポリオレ
フィンを安定化させるためのヒドロキシルアミン誘導体
の使用を開示している。
リマー材料の主鎖へグラフト重合したポリ(メチルメタ
クリレート)の解重合を遅延させる方法は、ポリ(メチ
ルメタクリレート)又はメチルメタクリレートと少なく
とも1種のその他のモノマーとのコポリマーをグラフト
重合したプロピレンポリマー材料の主鎖からなるグラフ
トコポリマーであって、重合したモノマーの総量がプロ
ピレンポリマー材料100部あたり約20〜約120重
量部であり、コモノマーが存在するときは、コモノマー
が重合したモノマーの総量の20モル%までの量で存在
するグラフトコポリマー100部あたり、式:T1 T2
NOH(式中、T1 は炭素数1〜36のアルキル基、炭
素数5〜12のシクロアルキル基、炭素数7〜9のアラ
ルキル基、又は炭素数1〜4のアルキル基若しくは1種
以上のハロゲン原子で置換されたアラルキル基であり、
T2 は水素又はT1 と同様である)で示される構造を有
するヒドロキシルアミン化合物を約0.025〜約0.
5部を混合することからなる。
により、モノマー含量及び与えられた熱加工温度におけ
る臭気を減少させること、又は、最終製品のモノマー含
量又は完成品の臭気を増加させることなしに、高温で溶
融加工を行うこと、即ち、操作範囲(operating windo
w)を広げることが可能になる。本発明のグラフトコポ
リマーの主鎖として使用するプロピレンポリマー材料
は、 (a)プロピレンのホモポリマー、 (b)プロピレンと、エチレン及びC4 〜C10のα−オ
レフィンからなる群より選ばれるオレフィンとのランダ
ムコポリマーであって、オレフィンがエチレンである場
合、重合したエチレン含量の最大値は約10重量%、好
ましくは約4重量%であり、オレフィンがC4 〜C10の
α−オレフィンであるときには、重合したα−オレフィ
ン含量の最大値は約20重量%、好ましくは約16%で
あるコポリマー、 (c)プロピレンと、エチレン及びC4 〜C8 のα−オ
レフィンからなる群より選ばれるオレフィンとのランダ
ムターポリマーであって、重合したC4 〜C8 のα−オ
レフィン含量の最大値が約20重量%、好ましくは約1
6重量%であり、エチレンが前記オレフィンの1つであ
るときには、重合したエチレン含量の最大値が約5重量
%、好ましくは約4重量%であるコポリマー、
質的に以下に示す組成: (i)アイソタクチック指数が好ましくは約85〜約9
8%のプロピレンホモポリマー10〜50%、又は、コ
ポリマーであって、(a)プロピレン及びエチレンのコ
ポリマー、(b)プロピレン、エチレン及びCH2 =C
HRで示されるα−オレフィン(RはC2-8 の直鎖又は
分岐したアルキル基である)のコポリマー、並びに
(c)プロピレン及び前記(i)(b)で定義したα−
オレフィンのコポリマーからなる群より選ばれるコポリ
マー10〜50%、
る結晶化度が約20〜約60%である、半結晶質の、本
質的には直鎖状のコポリマーの画分であって、該コポリ
マーが、(a)エチレン及びプロピレンのコポリマーで
あって、55%をこえるエチレンを含むコポリマー、
(b)エチレン、プロピレン及び前記(1)(b)で定
義したα−オレフィンのコポリマーであって、1〜10
%のα−オレフィン並びに55%をこえ98%までのエ
チレン及びα−オレフィンの両者を含むコポリマー、並
びに(c)エチレン及び前記(i)(b)で定義したα
−オレフィンのコポリマーであって、55%をこえ98
%までのα−オレフィンを含むコポリマーからなる群よ
り選ばれ、室温又は周囲温度下、キシレンに不溶である
コポリマー画分5〜20%、並びに、 (iii)(a)エチレン及びプロピレンのコポリマー
であって、20%〜40%未満のエチレンを含むコポリ
マー、(b)エチレン、プロピレン及び前記(i)
(b)で定義したα−オレフィンのコポリマーであっ
て、1〜10%のα−オレフィンが存在し、存在するエ
チレン並びにα−オレフィンの量が20%〜40%未満
であるコポリマー、並びに(c)エチレン及び前記
(i)(b)で定義したα−オレフィンのコポリマーで
あって、20%〜40%未満のα−オレフィンを含み、
適宜0.5〜10%のジエンを含むコポリマーからなる
群より選ばれ、周囲温度下、キシレンに溶解し、極限粘
度数が1.7〜3.0dl/gであるコポリマー画分4
0〜80%、から構成されるオレフィンポリマー組成物
であって、全オレフィンポリマー組成物を基準とした画
分(ii)及び(iii)の画分の総量が約65%〜8
0%であり、画分(ii)/(iii)の重量比が約
0.1〜約0.3であり、画分(ii)+(iii)に
おけるエチレン若しくはC4-8 のα−オレフィン又はそ
れらの組み合わせの総含量が50%未満であるオレフィ
ンポリマー組成物、並びに、
的に、(i)アイソタクチック指数が90をこえるプロ
ピレンホモポリマー10〜60%、又はエチレン及び/
又はC4-8 のα−オレフィンとの結晶性プロピレンコポ
リマーであって、プロピレン含量が85%よりも大き
く、アイソタクチック指数が85%よりも大きいコポリ
マー10〜60%、(ii)無定形のエチレン/プロピ
レンコポリマー画分であって、適宜0.5〜10%のジ
エンを含み、室温下でキシレンに溶解し、40〜70%
のエチレンを含むコポリマー画分30〜60%、並び
に、(iii)半結晶性のエチレン/プロピレンコポリ
マーであって、室温下でキシレンに不溶であるコポリマ
ー8〜40%、から構成される熱可塑性オレフィン、で
あることができる。
ピレンポリマー材料(d)及び(e)の製造に有用なC
4-10のα−オレフィンには、例えばブテン−1、ペンテ
ン−1、ヘキセン−1、4−メチル−1−ペンテン及び
オクテンが含まれる。ジエンが存在する場合、典型的に
ジエンは1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン
又はエチリデンノルボルネンである。プロピレンポリマ
ー材料(d)及び(e)は、少なくとも2段階の重合方
法で製造することができ、該重合方法は、はじめにプロ
ピレン、プロピレン及びエチレン若しくはα−オレフィ
ン、又はプロピレン、エチレン及びα−オレフィンを重
合することにより(d)又は(e)の成分(i)を形成
する工程、続くエチレン及びプロピレン若しくはα−オ
レフィン、又はエチレン、プロピレン及びα−オレフィ
ン、並びに適宜ジエンを含む混合物を重合し、(d)又
は(e)の成分(ii)及び(iii)を形成する工程
からなる。
いた液相−気相において行うことができ、これらは全て
バッチ又は連続的に行うことができる。例えば、希釈剤
として液体プロピレンを使用した成分(i)の重合、並
びにプロピレンの部分的な脱気を除く中間段階なしの、
気相中における成分(ii)及び(iii)の重合を行
うことが可能である。これは好ましい方法である。プロ
ピレンポリマー材料(d)及び(e)の製造は、米国特
許出願5,409,992号により詳細に記載されてお
り、記載された製造方法は参照することにより本明細書
に組み込まれる。プロピレンホモポリマーは、好ましい
プロピレンポリマー主鎖の材料である。
ポリマー又はコポリマーを形成するモノマーは、メチル
メタクリレート又は、メチルメタクリレート及び解重合
反応中に連鎖停止剤として作用する1種以上のモノマー
の混合物である。適当なモノマーとしては、例えばメチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、シクロヘキシル
アクリレート、スチレン、ブチルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、アクリル酸、メタクリル酸
及びアクリロニトリルが含まれる。グラフト重合の間、
モノマーは重合して、一定量の、遊離した又はグラフト
していない、ポリマー又はコポリマーを形成してもよ
い。本明細書における" 重合したモノマー" は、グラフ
トした及びグラフトしていない、重合したモノマーの両
者を含むことを意味する。重合したモノマーは、プロピ
レンポリマー材料100部あたり約10部〜約120部
(pph)、好ましくは約30〜100pphで含まれ
る。グラフトコポリマーの形態は、プロピレンポリマー
材料が連続相又はマトリックス相であり、グラフトした
又はグラフトしていない、PMMA又はメチルメタクリ
レートコポリマーが分散相であるようなものである。コ
モノマーをグラフト重合に使用するとき、コモノマー
は、全モノマーの20モル%まで、好ましくは約2モル
%〜約10モル%含まれる。グラフトコポリマーは、種
々の方法のいずれかを使用して製造することができる。
これらの方法の1つは、グラフトするモノマーの存在
下、又は続くグラフトするモノマーを用いての処理のい
ずれかにおいて、プロピレンポリマー上に活性なグラフ
ト部位(grafting site )を形成することを含む。グラ
フト部位は、過酸化物又はフリーラジカルの重合開始剤
であるその他の化合物を用いて処理するか、又は高エネ
ルギーの電離線を照射することによって作成することが
できる。化学的又は照射処理の結果としてポリマー中に
生成したフリーラジカルは、ポリマー上に活性なグラフ
ト部位を形成し、この部位においてモノマーの重合を開
始する。過酸化物により開始する(peroxide-initiate
d)グラフト重合方法により製造されたグラフトコポリ
マーが好ましい。
ロピレンポリマー材料を、温度約60℃〜約125℃、
好ましくは約80℃〜約120℃で、用いる温度下にお
ける分解の半減期が約1〜約240分、好ましくは約5
〜約100分、より好ましくは約10〜約40分である
開始剤の約0.1〜約6pph、好ましくは約0.2〜
約3.0pph(プロピレンポリマー材料100重量部
あたりの部数)で処理する。有機過酸化物、特にアルコ
キシの遊離基を生成する有機過酸化物は、開始剤の好ま
しいクラスを構成する。これらには、例えばベンゾイル
ペルオキシド及びジベンゾイルペルオキシド等のアシル
ペルオキシド;ジ−tert―ブチルペルオキシド、ジ
クミルペルオキシド、クミルブチルペルオキシド、1,
1―tert―ブチルペルオキシ−3,5,5−トリメ
チルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ−
tert−ブチルペルオキシヘキサン及びビス(α−t
ert−ブチルペルオキシイソプロピルベンゼン)等の
ジアルキルペルオキシド及びアラルキルペルオキシド;
tert−ブチルペルオキシピバレート、tert−ブ
チルペルベンゾエート、2,5−ジメチルヘキシル−
2,5−ジ(ペルベンゾエート)、tert−ブチルジ
(ペルフタレート)及びtert−ブチルペルオキシ−
2−エチルヘキサノエート等のペルオキシエステル;並
びにジ(2−エチルヘキシル)ペルオキシジカーボネー
ト、ジ(n−プロピル)ペルオキシジカーボネート及び
ジ(4−tert−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシ
ジカーボネート等のペルオキシカーボネートが含まれ
る。
期間と同時又はその後に続く期間の間、プロピレンポリ
マー材料を、プロピレンポリマー材料及び使用するグラ
フトするモノマーの総重量を基本とした、グラフトする
モノマーの約10〜約50重量%を用い、あらゆるモノ
マーの添加レベルにおいて1分間あたり約4.5、好ま
しくは約3.0、より好ましくは2.0pphをこえな
い添加速度で処理する。開始剤添加期間後にモノマーを
添加する場合、わずか約2.5の開始剤半減期によって
開始剤及びモノマー添加時間を分離することが好まし
い。グラフト期間後、あらゆる未反応のモノマーをグラ
フトポリプロピレンポリマー材料からの除去、あらゆる
未反応の開始剤の分解、あらゆる残留性のフリーラジカ
ルの非活性化を、一般的には少なくとも100℃で少な
くとも5分間、好ましくは少なくとも120℃で少なく
とも20分間加熱することによって行う。実質的な非酸
化性環境を反応の間中維持する。
に非酸化性の" という表現は、オレフィンポリマー材料
を曝露する環境又は雰囲気が、活性酸素濃度、すなわち
照射された材料中のフリーラジカルと反応する形態にあ
る酸素の濃度が、容量で約15%未満、好ましくは約5
%未満、より好ましくは約1%未満である環境であるこ
とを意味する。最も好ましい活性酸素濃度は、容量で
0.004%以下である。これらの制限内では、非酸化
性雰囲気は、オレフィンポリマー材料中でフリーラジカ
ルに対して酸化的に不活性なあらゆる気体、例えば窒
素、アルゴン、ヘリウム及び二酸化炭素等、又はこれら
の気体の混合物であることができる。活性なグラフト部
位を照射により生成する方法においては、プロピレンポ
リマー材料を、約10℃〜約85℃で、高エネルギーの
電離線を用いて照射し、次いで照射したポリマーを、約
10℃〜約100℃、好ましくは約10℃〜約70℃、
より好ましくは約10℃〜約50℃で、半回分工程中、
少なくとも3分間、好ましくは少なくとも約10分間、
プロピレンポリマー材料及び使用するグラフトするモノ
マーの総重量に基づく、グラフトするモノマーの約10
〜約70重量%を用いて処理する。その後、同時又は任
意の順番において連続的に、得られたグラフトプロピレ
ンポリマー材料中の実質的に全ての残留性フリーラジカ
ルを非活性化し、あらゆる未反応のモノマーを材料から
除去する。プロピレンポリマー材料は、工程の間を通し
て、少なくとも残留性フリーラジカルの非活性化の完了
後までは、実質的に非酸化性環境中、例えば不活性ガス
中で維持する。フリーラジカルの非活性化は、好ましく
は少なくとも100℃、好ましくは少なくとも120℃
で、一般的には少なくとも20分間加熱することにより
達成する。
の解重合を遅延させる添加剤は、式:T1 T2 NOH
(式中、T1 は炭素数1〜36のアルキル基、炭素数5
〜12のシクロアルキル基、炭素数7〜9のアラルキル
基又は、炭素数1〜4のアルキル基若しくは1種以上の
ハロゲン原子で置換されたアラルキル基であり、T2 は
水素又はT1 と同様である)で示される構造を有するヒ
ドロキシルアミンアミン化合物である。長鎖ヒドロキシ
ルアミンの混合物は、ジ(水素化獣脂)アミン(di(hyd
rogenated tallow)amine)中に見出される。アルキル置
換基の特定の配置は変化してもよいが、ジ(水素化獣
脂)アミンは大量のN,N−ジヘキサデシルアミン、
N,N−ジオクタデシルアミン及びN−ヘキサデシル−
N−オクタデシルアミンを含む。長鎖N,N−ジアルキ
ルヒドロキシルアミンは多数の方法により製造すること
ができる。これらの方法は、(a)水性過酸化水素を用
いて、対応する二級アミンを酸化し、所望のN,N−ジ
アルキルヒドロキシルアミンを直接形成する方法;
(b)例えばアルキルアクリレート等のα,β−不飽和
化合物に、二級アミンを添加して、ミカエル付加生成物
を形成し、次に水性過酸化水素を用いて対応する三級ア
ミン酸化物に酸化し、コープ反応によりα,β−不飽和
化合物を除去し、N,N−ジアルキルヒドロキシルアミ
ンを得る方法;(c)ナトリウムアミド等のアルカリの
存在下におけるアルキルハライドとヒドロキシルアミン
とのメタセシス反応による方法、及び(d)アミンと、
例えばベンゾイルペルオキシド等のペルオキシ化合物と
の反応、続く中間体のけん化により所望のヒドロキシル
アミン誘導体を形成する方法が含まれる。
ポリマー100部あたり約0.025〜約5.0、好ま
しくは約0.1〜約2.5部存在する。適当なヒドロキ
シルアミン化合物は、例えば酸化ビス(水素化獣脂アル
キル)アミン、具体例としてはCiba−Geigyか
ら入手することができるFS−042 ヒドロキシルア
ミン、Ciba−Geigyから商業的に入手すること
ができる、50%のFS−042 ヒドロキシルアミン
と50%のChimassob 119 ヒンダードア
ミン(90%HALS A及び10%のTinuvin
622ヒンダードアミン)の配合物であるFiber
stab 210安定化剤、ジベンジルヒドロキシルア
ミン及びt−アミル−t−ブチルニトロキシドが含まれ
る。HALS Aは、1,3,5−トリアジン−2,
4,6−トリアミン、N,N''' −[1,2−エタン−
ジイルビス[N−[4,6−ビス[ブチル(1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)アミ
ノ]−1,3,5−トリアジン−2−イル]アミノ]プ
ロピル]−[N' ,N''−ジブチル−N' ,N''−ビス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニ
ル)]である。
ー材料、例えばポリオレフィンゴム、ポリオレフィンゴ
ムとコア−シェルゴム(core-shell rubber )の混合物
及び広い分子量分布を有するプロピレンポリマー材料
(BMWD PP)等と混合することもできる。ポリオ
レフィンゴムは、エチレンと1又は2種の炭素数3〜1
0のα−オレフィンのコポリマー又はターポリマー、例
えばエチレン/プロピレン、エチレン/ブテン及びエチ
レン/オクテンコポリマーゴムである。コア−シェルゴ
ムは、相溶化しているシェル(shell )、通常はガラス
状のポリマー又はコポリマーに囲まれた架橋したゴム層
の小さい粒子からなる。コアは典型的にはブタジエン若
しくはイソプレン等のジエンゴム又はアクリレートであ
る。シェルは、典型的にはスチレン、メチルメタクリレ
ート及びアクリロニトリルから選ばれる2種以上のモノ
マーからなるポリマーである。特に好ましいコア−シェ
ルゴムはアクリレートのコアを有している。ポリオレフ
ィンゴム、又はポリオレフィンゴムとコア−シェルゴム
との混合物をBMWD PPなしの組成物に添加すると
き、ゴム成分は約2〜約40重量%、グラフトコポリマ
ーは約60〜約98重量%存在する。
/Mn が8〜60、好ましくは12〜40であり、溶融
流量が0.5〜50、好ましくは3〜30g/10分間
であり、25℃で94%以上、好ましくは96%以上、
特に好ましくは98%以上がキシレンに不溶である。両
方のゴム成分及びBMWD PP材料が組成物中に存在
するとき、グラフトコポリマーは約20〜約90重量%
存在し、BMWD PP材料は約10〜約70重量%存
在し、ポリオレフィンゴム又はポリオレフィンゴムとコ
ア−シェルゴムとの混合物は約2〜約40重量%存在す
る。広い分子量分布を有するプロピレンポリマー材料
は、プロピレンのホモポリマー、プロピレンのエチレン
/プロピレンゴム耐衝撃性改良ホモポリマーであって、
プロピレンホモポリマーが広い分子量分布を有するホモ
ポリマーであることができる。BMWDプロピレンポリ
マー材料は、ハロゲン化マグネシウムに補助された活性
化形態にあるチーグラー・ナッタ触媒の存在下での、少
なくとも2段階の連続した重合により製造することがで
きる。画分(A)及び(B)は、別々の連続した段階に
おいて製造され、各段階は前段階に由来するポリマー及
び触媒の存在下で操作する。
連続式で行うことができ、不活性な希釈剤の存在下又は
非存在下、気相又は液相中で、好ましくは気相中で操作
する。BMWDプロピレンポリマー材料の製造について
は、米国特許第5,286,791号明細書により詳細
に記載されており、前記方法は参照することによって本
明細書に組み込まれる。ポリマー添加剤が組成物中に存
在するとき、ヒドロキシルアミン化合物の量は、組成物
中のポリマーの総量を基本とした、100部あたり約
0.025〜約5.0部、好ましくは約0.1〜約2.
5部である。例えば充填剤、強化剤、顔料、スリップ
剤、ワックス、油、粘着防止剤及び抗酸化剤等のその他
の添加剤が存在することもできる。
解重合温度よりも高い温度、一般的には文献において2
50〜275℃として報告されている温度下、すなわち
押出し、成形、フィルム製造、繊維製造及び熱成形等の
溶融加工の間におけるPMMAの解重合を遅延させるの
に有用である。完成品における臭気も減少する。以下に
示す実施例において、グラフトコポリマー中のMMA含
量は、サンプル5gを50ml血清バイアル中に秤量
し、そこにアセトン25mlを添加することによって測
定した。バイアルにきつくふたをし、秤量した。サンプ
ルバイアルを室温下、超音波槽中に置き、3時間抽出し
た。サンプルバイアルを槽から取り出し、暖かい場合は
冷却し、再び秤量し漏出量を測定した。アセトンを添加
し、蒸発による重量のあらゆる喪失を元に戻し(replac
e )た。サンプル1μlをシリンジで取り出し、H2 水
素炎イオン化検出器、温度プログラミング及び積分器を
備えたガスクロマトグラフを用いて解析した。溶融流量
を、ASTM 方法D−1238に従い、3.2kgの
負荷の下、230℃で測定した。本明細書において、全
ての部数及び百分率は、別に記載しない限り重量基準で
ある。
剤)を、メチルメタクリレート/メチルアクリレートコ
ポリマーがグラフトするプロピレンホモポリマー主鎖か
らなるグラフトコポリマーに添加したときの、溶融加工
中に生成したモノマー量に対する影響を示している。反
応器に導入したモノマー量は、ポリプロピレン100部
あたり、メチルメタクリレート(MMA)91.4部、
メチルアクリレート(MA)3.6部であった。モノマ
ーのポリマーへの転換の百分率は96.1%であった。
サンプルを、3:1圧縮、25L/Dのスクリューを備
えたブラベンダー一軸スクリュー押出機中で混合した。
各サンプルを、空気雰囲気下、60rpmで、220℃
フラット(flat)で押出した。サンプルをペレット化し
た後、直ちに密封したガラスジャー中に移し、続いてM
MA含量について分析した。結果を表1に示す。
ンであり、安定化剤1はCiba−Geigyより商業
的に入手することができる、50%のFS−042 酸
化ビス(水素化獣脂アルキル)アミンと50%のChi
massorb 119 ヒンダードアミン(90%の
HALS A及び10%のTinuvin 622ヒン
ダードアミン)の配合物であるFiberstab 2
10安定化剤である。安定化剤2は、2,2−ビス
[[3,5−ビス(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒ
ドロキシフェニル]−1−オキソプロポキシ]メチル]
−1,3−プロパンジイル−3,5−ビス(1,1−ジ
メチルエチル)−4−ヒドロキシベンゼンプロパノエー
トであり、Ciba−Geigyより商業的に入手する
ことができるIrganox 1010 抗酸化剤であ
った。
と、Fiberstab 210が最高の結果を与えた
ことを示している。 実施例2 表2のデータは、FS−042 ヒドロキシルアミンは
メチルメタクリレートモノマーの減少の原因であるFi
berstab 210安定化剤(安定化剤1)の成分
であったことを示している。表中、ヒンダードアミンは
Chimassorb 119 ヒンダードアミン(9
0%のHALS A及び10%のTinuvin622
ヒンダードアミン)であった。グラフトコポリマーは実
施例1と同一であった。
む組成物の溶融加工中に生成したMMAモノマーの量に
対する加工温度の影響及びIrganox B−215
をFiberstab 210安定化剤の代わりに使用
したときの、各温度下における形成したモノマー量の比
較を示している。二重反転スクリューを備えるホーク
(Haake)二軸スクリュー実験室用押出機中で混合
した。各サンプルを220℃、240℃、260℃、2
80℃、300℃及び320℃の6つの異なる温度で押
出しした。全てのサンプルを空気雰囲気下、50rpm
で加工した。サンプルを、ペレット化した後直ちに、密
封したガラスジャー中に移し、MMAモノマー含量につ
いて分析した。
ラフトコポリマーは実施例1と同一であった。広い分子
量分布を有するプロピレンホモポリマー(BMWD P
P)は、多分散指数7.4、溶融流量1g/10分間
(ASTM D−1238、230℃、2.16kg)
を有し、98.5%が25℃でキシレンに不溶であり、
Montell USA Incより商業的に入手する
ことができる。ゴムは、Dow Chemical C
ompanyより商業的に入手することができる、エチ
レン/オクテン−1 コポリマーであるEngage
8150であった。安定化剤1はFiberstab
210であり、安定化剤3は、Irganox 101
0 抗酸化剤1部及びIrgafos 168 トリス
(2,4−ジーtert−ブチルフェニル)ホスフィッ
ト安定化剤2部の混合物であり、Ciba Geigy
より商業的に入手することができるIrganox B
−215であった。表3における添加剤の量は、組成物
中のポリマーの総量を基準とした、100部あたりの部
数である。
下におけるモノマー量を示している。“nt" は“試験
せず(not tested)" を意味する。
rganox B−215 抗酸化剤を使用したときよ
りもヒドロキシルアミン化合物が組成物中に存在すると
きに、形成するMMAの量はより少なくなることを示し
ている。 実施例4 本実施例は、ポリ(メチルメタクリレート)又はメチル
アクリレートコモノマーの種々の量を含むメチルメタク
リレートとメチルアクリレート(MA)のコポリマーが
グラフトするプロピレンホモポリマー主鎖からなるグラ
フトコポリマーの溶融加工後の、MMAモノマー生成に
及ぼす、FS−042ヒドロキシルアミンの使用の影響
を示している。ポリマー1はMAコモノマーを含まず、
モノマーからポリマーへの転換の百分率は96.1%で
あった。ポリマー2については、プロピレンホモポリマ
ー100部あたりMMA90.8部及びMA4.2部を
反応器内に導入した。転換の百分率は94.2%であっ
た。ポリマー3については、プロピレンホモポリマー1
00部あたりMMA88.8部及びMA6.2部を反応
器内に導入した。転換の百分率は96.6%であった。
安定化剤2はCiba−Geigyより商業的に入手す
ることができる、Irganox 1010 抗酸化剤
であり、ヒドロキシルアミンはCiba−Geigyよ
り商業的に入手することができる、FS−042 酸化
ビス(水素化獣脂アルキル)アミンであった。配合物中
の添加剤の量は、ポリマー100部あたりの部数(pp
h)で与えられる。
量を、標準条件(60℃(140°F)で12時間)下
で乾燥した後に測定した。グラフトコポリマーを、表5
に示した添加剤(グラフトコポリマー100部あたりの
重量部数)と共に混合した。全てのサンプルを、3:1
圧縮、25L/Dのスクリューを備えたブラベンダー一
軸スクリュー押出機中で混合した。各サンプルを、空気
雰囲気下、60rpmで、220℃フラットで押出し
た。サンプルをペレット化した後、直ちに密封したガラ
スジャー中に移し、続いてMMA含量について分析し
た。MMA中の減少の百分率を、ヒドロキシルアミンを
用いた又は用いないときの、すなわちサンプル1及び
2、3及び4、5及び6の間の、溶融加工後のMMAの
重量%の比較により計算した。結果を表5に示す。
り、溶融加工中に生成したモノマー量を有為に減少させ
ることを示している。 実施例5 本実施例は、グラフトコポリマー単独又はポリマー添加
剤を混合したときの、グラフトコポリマーのMMA含量
に及ぼす、ヒドロキシルアミン添加剤(組成物中のポリ
マーの総量を基準とした、100部あたりの部数)の種
々の量の使用の効果を示している。グラフトコポリマー
は、メチルメタクリレート/メチルアクリレートコポリ
マーをグラフトしたプロピレンホモポリマー主鎖であっ
た。反応器へ導入したモノマー量は、ポリプロピレン1
00部あたりMMA90.8部、MA4.2部であっ
た。モノマーからポリマーへの転換の百分率は97.9
%であった。
D比のスクリューを備えたブラベンダー一軸スクリュー
押出機中で混合した。各サンプルを、空気雰囲気下、6
0rpmで、220℃フラットで押出した。ペレットを
ガラスジャー中に移し、続いて残留性のMMA含量につ
いて分析した。結果を表6及び7に示す。表6中、基準
となる配合物は、グラフトコポリマー100部あたりグ
ラフトコポリマー100部及びステアリン酸カルシウム
(CaSt)0.1部の混合物であった。表7中、基準
となる配合物は、(1)グラフトコポリマー45部、
(2)実施例3で使用した広い分子量分布を有するプロ
ピレンホモポリマー50部、(3)Dow Chemi
cal Companyより商業的に入手することがで
きるEngage 8150 エチレン/オクテン コ
ポリマーゴム5部、並びに(4)(1)+(2)+
(3)の100部あたり0.1部のステアリン酸カルシ
ウムの混合物であった。ヒドロキシルアミンはFS−0
42 ヒドロキシルアミンであった。
マーのMMA含量に及ぼす、種々のヒドロキシルアミン
化合物の使用の影響を示している。グラフトコポリマー
は、メチルメタクリレート/メチルアクリレートコポリ
マーがグラフトしたプロピレンホモポリマーの主鎖であ
った。反応器に導入されたモノマー量は、ポリプロピレ
ン100部あたり、MMA90.8部及びMA4.2部
であった。モノマーからポリマーへの転換の百分率は9
4.2%であった。広い分子量分布を有するプロピレン
ホモポリマー及びゴムは実施例3と同一であった。安定
化剤4は、Ciba−Geigyより商業的に入手する
ことができるFS−042 酸化ビス(水素化獣脂アル
キル)アミンであった。安定化剤5はジベンジルヒドロ
キシルアミンであり、安定化剤6はt−アミル−t−ブ
チルニトロキシドであった。全てのサンプルを、3/4
インチのスクリューを備えたブラベンダー一軸スクリュ
ー押出機中で混合した。サンプルを、空気雰囲気下、6
0rpmで、220℃フラットで押出した。結果を表8
に示す。
徴、利点及び態様は、前記の開示を読んだ当業者にとっ
て容易に明らかになるだろう。この点に関して、本発明
の特定の態様がかなり具体的に記載されている一方、こ
れらの態様の改変及び修飾は、本明細書に記載し請求さ
れた本発明の精神及び範囲から離れることなくすること
ができる。
Claims (13)
- 【請求項1】 以下の成分を含有することを特徴とする
組成物。 (1)ポリ(メチルメタクリレート)又はメチルメタク
リレートと少なくとも1種のコモノマーとのコポリマー
をグラフト重合したプロピレンポリマー材料の主鎖から
なるグラフトコポリマーを含むポリマー材料であって、
重合したモノマーの総量がプロピレンポリマー材料10
0部あたり約10〜約120重量部であり、コモノマー
が存在するときは、コモノマーが重合したモノマーの総
量の約20モル%までの量で存在するポリマー材料、及
び、 (2)グラフトコポリマー100部あたり、式:T1 T
2 NOH(式中、T1は炭素数1〜36のアルキル基、
炭素数5〜12のシクロアルキル基、炭素数7〜9のア
ラルキル基、又は炭素数1〜4のアルキル基若しくは1
種以上のハロゲン原子で置換されたアラルキル基であ
り、T2 は水素又はT1 と同様である)で示される構造
を有するヒドロキシルアミン化合物をポリマー材料10
0部あたり約0.025〜約0.5部。 - 【請求項2】 グラフトコポリマーのプロピレンポリマ
ー材料が、 (a)プロピレンのホモポリマー、 (b)プロピレンと、エチレン及びC4 〜C10のα−オ
レフィンからなる群より選ばれるオレフィンとのランダ
ムコポリマーであって、オレフィンがエチレンである場
合、重合したエチレン含量の最大値は約10重量%であ
り、オレフィンがC4 〜C10のα−オレフィンであると
きには、重合したα−オレフィン含量の最大値は約20
重量%であるコポリマー、 (c)プロピレンと、エチレン及びC4 〜C8 のα−オ
レフィンからなる群より選ばれるオレフィンとのランダ
ムターポリマーであって、重合したC4 〜C8 のα−オ
レフィン含量の最大値が約20重量%であり、エチレン
が前記オレフィンの1つであるときには、重合したエチ
レン含量の最大値が約5重量%であるコポリマー、 (d)オレフィンポリマー組成物であって、本質的に以
下に示す組成: (i)アイソタクチック指数が好ましくは約85〜約9
8%のプロピレンホモポリマー10〜50%、又は、コ
ポリマーであって、(a)プロピレン及びエチレンのコ
ポリマー、(b)プロピレン、エチレン及びCH2 =C
HRで示されるα−オレフィン(RはC2-8 の直鎖又は
分岐したアルキル基である)のコポリマー、並びに
(c)プロピレン及び前記(i)(b)で定義したα−
オレフィンのコポリマーからなる群より選ばれるコポリ
マー10〜50%、 (ii)示差走査熱量測定(DSC)による結晶化度が
約20〜約60%である、半結晶質の、本質的には直鎖
状のコポリマーの画分であって、該コポリマーが、
(a)エチレン及びプロピレンのコポリマーであって、
55%をこえるエチレンを含むコポリマー、(b)エチ
レン、プロピレン及び前記(1)(b)で定義したα−
オレフィンのコポリマーであって、1〜10%のα−オ
レフィン並びに55%をこえ98%までのエチレン及び
α−オレフィンの両者を含むコポリマー、並びに(c)
エチレン及び前記(i)(b)で定義したα−オレフィ
ンのコポリマーであって、55%をこえ98%までのα
−オレフィンを含むコポリマーからなる群より選ばれ、
室温又は周囲温度下、キシレンに不溶であるコポリマー
画分5〜20%、並びに、 (iii)(a)エチレン及びプロピレンのコポリマー
であって、20%〜40%未満のエチレンを含むコポリ
マー、(b)エチレン、プロピレン及び前記(i)
(b)で定義したα−オレフィンのコポリマーであっ
て、1〜10%のα−オレフィンが存在し、存在するエ
チレン並びにα−オレフィンの量が20%〜40%未満
であるコポリマー、並びに(c)エチレン及び前記
(i)(b)で定義したα−オレフィンのコポリマーで
あって、20%〜40%未満のα−オレフィンを含み、
適宜0.5〜10%のジエンを含むコポリマーからなる
群より選ばれ、周囲温度下、キシレンに溶解し、極限粘
度数が1.7〜3.0dl/gであるコポリマー画分4
0〜80%、から構成されるオレフィンポリマー組成物
であって、全オレフィンポリマー組成物を基準とした画
分(ii)及び(iii)の画分の総量が約65%〜8
0%であり、画分(ii)/(iii)の重量比が約
0.1〜約0.3であり、画分(ii)+(iii)に
おけるエチレン若しくはC4-8 のα−オレフィン又はそ
れらの組み合わせの総含量が50%未満であるオレフィ
ンポリマー組成物、並びに、(e)熱可塑性オレフィン
であって、本質的に、(i)アイソタクチック指数が9
0をこえるプロピレンホモポリマー10〜60%、又は
エチレン及び/又はC4-8 のα−オレフィンとの結晶性
プロピレンコポリマーであって、プロピレン含量が85
%よりも大きく、アイソタクチック指数が85%よりも
大きいコポリマー10〜60%、(ii)無定形のエチ
レン/プロピレンコポリマー画分であって、適宜0.5
〜10%のジエンを含み、室温下でキシレンに溶解し、
40〜70%のエチレンを含むコポリマー画分30〜6
0%、並びに、(iii)半結晶性のエチレン/プロピ
レンコポリマーであって、室温下でキシレンに不溶であ
るコポリマー8〜40%、から構成される熱可塑性オレ
フィン、からなる群より選ばれる、請求項1記載の組成
物。 - 【請求項3】 プロピレンポリマー材料がプロピレンホ
モポリマーである、請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 メチルメタクリレートのコポリマーが、
メチルメタクリレート及びメチルアクリレートのコポリ
マーである、請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 ヒドロキシルアミン化合物が酸化ビス
(水素化獣脂アルキル)アミンである、請求項1記載の
組成物。 - 【請求項6】 ポリマー材料が更にポリオレフィンゴム
及び広い分子量分布を有するポリプロピレン材料であっ
て、Mw /Mn が8〜60、溶融流量が0.5〜50g
/10分間であり、94%以上が25℃においてキシレ
ンに不溶であるポリプロピレン材料を含むことを特徴と
する、請求項1記載の組成物。 - 【請求項7】 広い分子量分布を有するプロピレンポリ
マー材料が、広い分子量分布を有するプロピレンホモポ
リマーである、請求項6記載の組成物。 - 【請求項8】 プロピレンポリマー材料の主鎖にグラフ
ト重合したポリ(メチルメタクリレート)の解重合を遅
延させる方法であって、式:T1 T2 NOH(式中、T
1 は炭素数1〜36のアルキル基、炭素数5〜12のシ
クロアルキル基、炭素数7〜9のアラルキル基、又は炭
素数1〜4のアルキル基若しくは1種以上のハロゲン原
子で置換されたアラルキル基であり、T2 は水素又はT
1 と同様である)で示される構造を有するヒドロキシル
アミン化合物を、ポリ(メチルメタクリレート)又はメ
チルメタクリレートと少なくとも1種のその他のモノマ
ーとのコポリマーをグラフト重合したプロピレンポリマ
ー材料の主鎖からなるグラフトコポリマーを含むポリマ
ー材料であって、重合したモノマーの総量がプロピレン
ポリマー材料100部あたり約10〜約120部であ
り、コモノマーが存在するときは、コモノマーが重合し
たモノマーの総量の20モル%までの量で存在するポリ
マー材料ポリマー材料100部に対して、約0.025
〜約0.5部混合させることからなる方法。 - 【請求項9】 グラフトコポリマーのプロピレンポリマ
ー材料が、 (a)プロピレンのホモポリマー、 (b)プロピレンと、エチレン及びC4 〜C10のα−オ
レフィンからなる群より選ばれるオレフィンとのランダ
ムコポリマーであって、オレフィンがエチレンである場
合、重合したエチレン含量の最大値は約10重量%であ
り、オレフィンがC4 〜C10のα−オレフィンであると
きには、重合したα−オレフィン含量の最大値は約20
重量%であるコポリマー、 (c)プロピレンと、エチレン及びC4 〜C8 のα−オ
レフィンからなる群より選ばれるオレフィンとのランダ
ムターポリマーであって、重合したC4 〜C8 のα−オ
レフィン含量の最大値が約20重量%であり、エチレン
が前記オレフィンの1つであるときには、重合したエチ
レン含量の最大値が約5重量%であるコポリマー、 (d)オレフィンポリマー組成物であって、本質的に以
下に示す組成: (i)アイソタクチック指数が好ましくは約85〜約9
8%のプロピレンホモポリマー10〜50%、又は、コ
ポリマーであって、(a)プロピレン及びエチレンのコ
ポリマー、(b)プロピレン、エチレン及びCH2 =C
HRで示されるα−オレフィン(RはC2-8 の直鎖又は
分岐したアルキル基である)のコポリマー、並びに
(c)プロピレン及び前記(i)(b)で定義したα−
オレフィンのコポリマーからなる群より選ばれるコポリ
マー10〜50%、 (ii)示差走査熱量測定(DSC)による結晶化度が
約20〜約60%である、半結晶質の、本質的には直鎖
状のコポリマーの画分であって、該コポリマーが、
(a)エチレン及びプロピレンのコポリマーであって、
55%をこえるエチレンを含むコポリマー、(b)エチ
レン、プロピレン及び前記(1)(b)で定義したα−
オレフィンのコポリマーであって、1〜10%のα−オ
レフィン並びに55%をこえ98%までのエチレン及び
α−オレフィンの両者を含むコポリマー、並びに(c)
エチレン及び前記(i)(b)で定義したα−オレフィ
ンのコポリマーであって、55%をこえ98%までのα
−オレフィンを含むコポリマーからなる群より選ばれ、
室温又は周囲温度下、キシレンに不溶であるコポリマー
画分5〜20%、並びに、 (iii)(a)エチレン及びプロピレンのコポリマー
であって、20%〜40%未満のエチレンを含むコポリ
マー、(b)エチレン、プロピレン及び前記(i)
(b)で定義したα−オレフィンのコポリマーであっ
て、1〜10%のα−オレフィンが存在し、存在するエ
チレン並びにα−オレフィンの量が20%〜40%未満
であるコポリマー、並びに(c)エチレン及び前記
(i)(b)で定義したα−オレフィンのコポリマーで
あって、20%〜40%未満のα−オレフィンを含み、
適宜0.5〜10%のジエンを含むコポリマーからなる
群より選ばれ、周囲温度下、キシレンに溶解し、極限粘
度数が1.7〜3.0dl/gであるコポリマー画分4
0〜80%、から構成されるオレフィンポリマー組成物
であって、全オレフィンポリマー組成物を基準とした画
分(ii)及び(iii)の画分の総量が約65%〜8
0%であり、画分(ii)/(iii)の重量比が約
0.1〜約0.3であり、画分(ii)+(iii)に
おけるエチレン若しくはC4-8 のα−オレフィン又はそ
れらの組み合わせの総含量が50%未満であるオレフィ
ンポリマー組成物、並びに、(e)熱可塑性オレフィン
であって、本質的に、(i)アイソタクチック指数が9
0をこえるプロピレンホモポリマー10〜60%、又は
エチレン及び/又はC4-8 のα−オレフィンとの結晶性
プロピレンコポリマーであって、プロピレン含量が85
%よりも大きく、アイソタクチック指数が85%よりも
大きいコポリマー10〜60%、(ii)無定形のエチ
レン/プロピレンコポリマー画分であって、適宜0.5
〜10%のジエンを含み、室温下でキシレンに溶解し、
40〜70%のエチレンを含むコポリマー画分30〜6
0%、並びに、(iii)半結晶性のエチレン/プロピ
レンコポリマーであって、室温下でキシレンに不溶であ
るコポリマー8〜40%、から構成される熱可塑性オレ
フィン、からなる群より選ばれる、請求項8記載の方
法。 - 【請求項10】 プロピレンポリマー材料がプロピレン
ホモポリマーである、請求項8記載の方法。 - 【請求項11】 メチルメタクリレートのコポリマー
が、メチルメタクリレート及びメチルアクリレートのコ
ポリマーである、請求項8記載の方法。 - 【請求項12】 ヒドロキシルアミン化合物が酸化ビス
(水素化獣脂アルキル)アミンである、請求項8記載の
方法。 - 【請求項13】 ポリマー材料が更にポリオレフィンゴ
ム及び広い分子量分布を有するポリプロピレン材料であ
って、Mw /Mn が8〜60、溶融流量が0.5〜50
g/10分間であり、94%以上が25℃においてキシ
レンに不溶であるポリプロピレン材料を含む、請求項8
記載の方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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US08/769569 | 1996-12-19 |
Publications (1)
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---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
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