JPH0421323Y2 - - Google Patents

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JPH0421323Y2
JPH0421323Y2 JP1986146134U JP14613486U JPH0421323Y2 JP H0421323 Y2 JPH0421323 Y2 JP H0421323Y2 JP 1986146134 U JP1986146134 U JP 1986146134U JP 14613486 U JP14613486 U JP 14613486U JP H0421323 Y2 JPH0421323 Y2 JP H0421323Y2
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arm
sides
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frame
attached
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JP1986146134U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両用シート等に組込まれた着座
者の腰椎を押圧するためのランバーサポート装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のランバーサポート装置としては、実開昭
58−14995号公報に記載のものが知られている。
これは、第5図に示すように、バツクシートのフ
レーム両側100,101間に回動軸102を回
動可能に取付け、この回動軸102の両端にく字
状の連結部材103,104の折曲部分を固着
し、各連結部材103,104の両端部間に押圧
部材105,106を回動可能に取付け、回動軸
102を左右いずれかの方向へ回動させて所望の
位置でロツクを図ることにより、上下いずれかの
押圧部材105,106が前進して着座者の腰椎
を押圧するものである。上下2つの押圧部材10
5,106を設けたのは、着座者の体型の違いい
により腰椎の位置が異なり、そのために背の高い
人にも低い人にも適正位置を押圧できるようにす
るためである。
〔解決しようとする問題点〕
従来のランバーサポート装置では、上の押圧部
材105が腰椎よりも上になる小柄な女性等で
は、この押圧部材105が邪魔になり、座り心地
を損ねることにもなつていた。通常、フレーム間
には座り心地を高めるためにSバネ等のバネ部材
が複数本張設してあり、本来は押圧部材105の
位置にもバネ部材を張設した方が座り心地は良く
なる。また、従来装置では、上下2つの押圧部材
105,106ともに連結部材104の回動中心
からの距離分だけ前方へ突出するため、腰椎をし
つかりと押圧するためにはかなりの突出量が必要
であり、そのためにシートバツクを被覆するシー
ト表皮材にも無理な力が加わり、設計の段階で表
皮材にたるみをもたせておくことが必要であつ
た。
そこで、この考案は、座り心地を損ねることな
く、シール表皮材にも従来ほどのたるみを設けな
くとも少ない突出量で腰椎をしつかりと押圧する
ことができ、しかも操作力も軽いランバーサポー
ト装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、この考案は、バツ
クシートのフレームの両側間に複数のバネ部材を
張設するとともに下方に略U字状のアームを設
け、このアームの両側部先端寄りをフレームの両
側に回動可能に取付け、アームの両側部先端にフ
レームの両側間に張設されたと同様のバネ部材を
張設し、前記アームの回動位置を基準としてバネ
部材の取付位置とは反対位置に設けた両側部を連
結する連結部に、アームを回動させてこのアーム
に取付けたバネ部材を後退させたときに前進する
サポート部材を取付けたものである。
〔作用〕
この考案において、アームを回動させサポート
部材を前進させれば、バネ部材は後退しアームの
回動中心からサポート部材が前進した距離とバネ
部材が後退した距離を加算した分だけ腰椎を押圧
することとなる。
〔実施例〕
以下にこの考案の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
バツクシートのフレーム1の両側1A,1Bの
間に複数のバネ部2……を張設するとともに下方
に略U字状のアーム3を設け、このアーム3の両
側部8A,3Bの各先端寄りをフレーム1の両側
1A,1Bに回動可能に取付けてある。このアー
ム3の両側部3A,3Bの先端にはフレーム1の
両側1A,1Bの間に張設されたと同様のバネ部
材4を張設し、アーム3の両側部を連結する連結
部3Cにはサポート部材5を取付けてある。
このアーム3の詳細な構成は第2図に示す通り
である。この第2図では片方の部分のみを示す。
フレーム1の一側1Aにブラケツト11を固着
し、このブラケツト11にアーム3を取付ける。
アーム3の一側3Aの先端には頭部3A′を設け、
この頭部3A′に取付け孔31を形成し、この取
付け孔31に取付けピン6が挿通され、この取付
けピン6を回動中心にしてアーム3が回動するよ
うになつている。また頭部3A′にはバネ部材4
の一端を取付けるための取付け部32が形成して
ある。アーム3の連結部3Cに取付けられるサポ
ート部材5は、連結部3Cに回転可能に取付けら
れた取付け片5Aに固着してあり、サポート部材
5の表面が着座者の腰椎に対して常に平行に当た
るように取付け片5Aが連結部3Cの個所で回動
する。また、ブラケツト11にはピン7により回
動可能にリンク8が取付けてあり、このリンク8
の支持部8Aがアーム3の一側部3Aを下方で支
持するようになつている。このリンク8内にはカ
ム9に取付け、操作軸10の回動によいカム9が
設けてあり、操作軸10をこのカム9を回動させ
てリンク8をピン7の個所を回動中心にして回動
させるようになつている。カム9によりリンク8
が第2図中前方に回動させられたときには支持部
8Aがアーム3の一側部3Aを持ち上げサポート
部材5を前進させる。このようなアーム3を取付
けピン6を回動中心にして回動させる手段は、一
例であり、その他の回動手段を採用できることは
言うまでもない。この回動手段の他例としては、
実開昭58−149954号公報に記載の如き回動並びに
ロツクを図る機構を採用することもできる。
このように構成されたこの考案の実施例では、
腰椎を押圧したいときには操作軸10を回動させ
カム9及びリンク8を介してアーム3を回動さ
せ、サポート部材5を第3図に示す如く前進させ
る。このとき、アーム3の回動中心よりも先端側
に取付けられたバネ部材4は他のバネ部材2の位
置より後退することとなる。したがつて、サポー
ト部材5を従来の如くかなり前方へ突出させなく
ても、バネ部材4が後退した分だけ着座者はサポ
ート部材5による押圧を感ずることとなる。この
ことは、第4図に示す如く、バネ部材4の後退し
た距離F1とサポート部材5が前進した距離F2
加算した距離即ちFの分だけサポート部材5が突
出したこととなり、軽い操作力で着座者の腰椎を
しつかりと押圧することが可能となる。
〔効果〕
上記説明したように、この考案によれば、バツ
クシートのフレーム両側間に複数のバネ部材を張
設するとともに下方に略U字状のアームを設け、
このアームの両側部先端寄りをフレームの両側に
回動可能に取付け、アームの両側部先端にフレー
ムの両側間に張設されたと同様のバネ部材を張設
し、前記アームの回動位置を基準としてバネ部材
の取付位置とは反対位置に設けた両側部を連結す
る連結部に、アームを回動させてこのアームに取
付けたバネ部材を後退させたときに前進するサポ
ート部材を取付けたので、バツクシートのフレー
ム両側間に設けられたバネ部材の位置からサポー
ト部材をさほどの距離前進させなくても、サポー
ト部材は着座者の腰椎をしつかりと押圧すること
ができる。これは、サポート部材の前進に伴つて
最下段のバネ部材が後退するためである。サポー
ト部材の突出量が少なくて済むということは、操
作力も軽くて済むこととなる。また、サポート部
材を前進させない状態では、アームに取付けられ
たバネ部材の存在により座り心地も良好なものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の好適な実施例を示す正面
図、第2図は要部の部分的な分解斜視図、第3図
は腰椎を押圧した状態の側面概略断面図、第4図
はバネ部材の後退とサポート部材の前進との関係
を説明するための図、第5図は従来例を示す分解
斜視図である。 1……フレーム、1A,1B……フレームの両
側、2……バネ部材、3……アーム、3A,3B
……アームの両側部、3C……アームの連結部、
4……バネ部材、5……サポート部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バツクシートのフレームの両側間に複数のバネ
    部材を張設するとともに下方に略U字状のアーム
    を設け、 このアームの両端部先端寄りをフレームの両側
    に回動可能に取付け、 前記アームの両側部先端にフレームの両側間に
    張設されたのと同様のバネ部材を張設し、 前記アームの回動位置を基準としてバネ部材の
    取付け位置とは反対位置に設けた両側部を連結す
    る連結部に、アームを回動させてこのアームに取
    付けたバネ部材を後退させたときに前進するサポ
    ート部材を取付けたことを特徴とするランバーサ
    ポート装置。
JP1986146134U 1986-09-24 1986-09-24 Expired JPH0421323Y2 (ja)

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JP1986146134U JPH0421323Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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JP1986146134U JPH0421323Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS6352458U JPS6352458U (ja) 1988-04-08
JPH0421323Y2 true JPH0421323Y2 (ja) 1992-05-15

Family

ID=31058322

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JP1986146134U Expired JPH0421323Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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