JP3257043B2 - シートバック - Google Patents

シートバック

Info

Publication number
JP3257043B2
JP3257043B2 JP18573392A JP18573392A JP3257043B2 JP 3257043 B2 JP3257043 B2 JP 3257043B2 JP 18573392 A JP18573392 A JP 18573392A JP 18573392 A JP18573392 A JP 18573392A JP 3257043 B2 JP3257043 B2 JP 3257043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat back
spring
lumbar support
plate portion
shaped portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18573392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06117A (ja
Inventor
秀利 中根
直明 星原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP18573392A priority Critical patent/JP3257043B2/ja
Publication of JPH06117A publication Critical patent/JPH06117A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3257043B2 publication Critical patent/JP3257043B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランバサポートを有す
るシートバックに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のシートは、シートバックと、シ
ートクッションとにより構成され、乗員の背もたれとな
るシートバックは、たとえば、実開昭61−70141
号公報に開示される如く、シートフレームに張設された
スプリングと、これを覆うトリムカバーアッセンブリー
とを少くとも有する。
【0003】スプリングとトリムカバーアッセンブリー
は、シートバックに必要な剛性と、人体接触部への弾力
性とを付与し、着座感を向上させるが、乗員の腰部の支
持強さを調整するために、ランバサポートを用いる。ラ
ンバサポートは、その両端がサイドフレームの側枠に支
持され且つ乗員の腰部に相当する部分に矩形のプレート
部を有し、たとえば、実開昭58−141966号公報
に開示される如き機構を用い、プレート部の前後進を可
能にさせる。乗員は、プレート部を前後進させながら、
好みの強さを得る。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】ランバサポートを備
えるシートバックは、ランバサポートのプレート部前面
にシートバック用スプリングが位置し、このスプリング
とランバサポートとをトリムカバーアッセンブリーで包
む構成となる。ランバサポートを操作し、そのプレート
部を前進させ腰部への支持力を高めようとしても、スプ
リングがこのプレート部の動きに抵抗し、支持力が上ら
ない。そこで、プレート部前面へスプリングを配するの
を省略する試みがあるが、プレート部のみスプリングが
ないのは、乗員の背に違和感を与え、又、プレート部が
乗員に異物感を与える。
【0005】それ故に、本発明は、従来技術の前述不具
合を解消させることを解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、ランバサポートのプレ
ート部の前面スプリングの縦方向部を位置させ且つこの
プレート部の前面でスプリングの結合部を設ける概念を
採用する。
【0007】本発明は、具体的には、シートバックフレ
ームに張設された複数のシートバック用スプリングと、
シートバックフレームに支持されたランバサポートとを
少くとも有し、前記複数のシートバック用スプリングの
前記シートバックフレームの縦方向に張設されたものの
うち、上側に張設された第1スプリングと下側に張設さ
れた第2スプリングとを、ランバサポートの面上で回動
自在に結合していることを特徴とするシートバックを提
供する。
【0008】好ましくは、シートバック用スプリングの
縦方向の部分がu字部と逆u字部を有し、u字部と逆u
字部がランバサポートの前でクリップを用い回動自在に
結合されている。又、シートバック用スプリングを覆う
トリムカバーアッセンブリーを構成するスプリング受け
部材の横方向の溝をシートバック用スプリングを介して
ランバサポートに対向させている。
【0009】本発明によれば、ランバサポートを操作し
てそのプレート部を前進させ乗員の腰部への押圧力を高
めようとすると、その前のスプリングの回動部が、プレ
ート部の前進を妨げないことから、必要な押圧力を、異
物感なく得ることができる。
【0010】
【実施例】図1を参照する。シートバックフレーム1の
対向側壁にその両端が支持されるようにランバサポート
2を取付ける。ランバサポート2は図示しない装置、た
とえば、実開昭58−141966号公報に開示される
装置により、そのプレート部3を前後進させ、乗員の腰
部への押圧力を調整自在とさせる。乗員の背もたれ時の
支持力を得るためにシートバック用スプリング4を、シ
ートバックフレーム1に張設する。
【0011】シートバック用スプリング4は、シートバ
ックフレーム1の内側に沿った方形部5を有し、この方
形部5は4個の取付部6によりシートバックフレーム1
に弾力的に支持される。方形部5の中央に横方向に延在
し且つその両端がシートバックフレーム1に支持された
中央部7を、方形部5にフックを用いて回動自在に支持
する。
【0012】方形部5の上辺と中央部7とを縦方向に延
在する上u字部8にてフックを用いて回動自在に連結す
る。中央部7と方形部5の下辺とを、対の中央u字部9
と対の下逆u字部10とによりフックを用いて回動自在
に連結する。u字部9と逆u字部10のフックを用いて
の連結部11をプレート部3の前面に位置させる。
【0013】図2を参照する。シートバックフレーム1
の対向側枠にランバサポート2を支持させ且つプレート
部3の前後進を可能にする。シートバック用スプリング
12は、波形をなし、その上端がシートバックフレーム
1の上枠にフックを用いて回動自在に支持され且つその
下端がプレート部3の前面の横棒13にフックを用いて
回動自在に支持された複数個の上部14と、波形をな
し、その下端がシートバックフレーム1の下枠にフック
を用いて回動自在に支持され且つその上端がプレート部
の前面でフックを用い横棒13と上部14とに回動自在
に支持された複数個の下部15とからなる。上部14と
下部15との連結部11は、プレート部3の前面に位置
する。
【0014】図3に示す如く、ランバサポートのプレー
ト部3を前方へ移動させると、連結部11が、上下の縦
方向に延在するスプリングをフックを用いて回動自在に
支持するので、この部分であたかも折れ部の如く上下ス
プリングの向きを大きく変え、プレート部3の前進を可
能にする。このため、小さな操作力で、乗員への押圧力
を確保できる。
【0015】図4に、トリムカバーアッセンブリー16
を示すが、その内側のスプリング受け部材17のプレー
ト部3に対向する面に横方向に延在する溝18を複数個
設ける。これら溝18は、プレート部3の前進時のトリ
ムカバーアッセンブリー16のプレート部3への抵抗を
減少させる。
【0016】
【効果】本発明によれば、縦方向のスプリングを省略す
ることなく、しかも、プレート部の前進による乗員への
押圧力を異物感なく確保できるので、着席感を向上でき
る。又、ランバサポートの操作力を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の正面図である。
【図2】本発明の他の例の正面図である。
【図3】乗員とプレート、並びスプリングの関係を示す
図である。
【図4】スプリング受け部材の改良を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 シートバックフレーム 2 ランバサポート 3 プレート部 4、12 シートバック用スプリング 11 連結部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−147008(JP,A) 特開 昭63−125212(JP,A) 実開 昭57−154357(JP,U) 実開 昭57−129464(JP,U) 実開 昭55−30007(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 7/46

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックフレームに張設された複数
    のシートバック用スプリングと、シートバックフレーム
    に支持されたランバサポートとを少くとも有し、前記複
    数のシートバック用スプリングの前記シートバックフレ
    ームの縦方向に張設されたもののうち、上側に張設され
    第1スプリングと下側に張設された第2スプリングと
    を、ランバサポートの面上で回動自在に結合しているこ
    とを特徴とするシートバック。
  2. 【請求項2】 シートバック用スプリングの縦方向の部
    分がu字部と逆u字部を有し、u字部と逆u字部がラン
    バサポートの前でクリップを用い回動自在に結合されて
    いる請求項1のシートバック。
  3. 【請求項3】 シートバック用スプリングを覆うトリム
    カバーアッセンブリーを構成するスプリング受け部材の
    横方向の溝をシートバック用スプリングを介してランバ
    サポートに対向させている請求項1のシートバック。
JP18573392A 1992-06-22 1992-06-22 シートバック Expired - Fee Related JP3257043B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18573392A JP3257043B2 (ja) 1992-06-22 1992-06-22 シートバック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18573392A JP3257043B2 (ja) 1992-06-22 1992-06-22 シートバック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06117A JPH06117A (ja) 1994-01-11
JP3257043B2 true JP3257043B2 (ja) 2002-02-18

Family

ID=16175912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18573392A Expired - Fee Related JP3257043B2 (ja) 1992-06-22 1992-06-22 シートバック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3257043B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5499863A (en) * 1993-05-17 1996-03-19 Toyota Shatai Kabushiki Kaisha Seat back frame

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06117A (ja) 1994-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08207633A (ja) 座席のクツシヨンの奥行きを無段階に変化する装置
JP4182592B2 (ja) シートバック構造
JP3257043B2 (ja) シートバック
JPH04200410A (ja) シート装置
US3372955A (en) Unison action seat
JP3397952B2 (ja) 自動車用シートバックの腰椎支持構造
JPH0345633Y2 (ja)
JP3142441B2 (ja) 車輛用シートにおけるクッションパッドの支持装置
JPH0682949U (ja) 車両用座席構造
JPH0716361Y2 (ja) 車両用シートのシートクッション構造
JP2764651B2 (ja) 一体発泡シートの製造方法
JPH0631963Y2 (ja) シ−ト構造
JPH01171507A (ja) 車両用シート等のバネ構造
JP2512788Y2 (ja) 車両用シ―トにおけるバネ構造体
JPH0535739Y2 (ja)
JP3142442B2 (ja) 車輛用シートにおけるクッションパッドの支持装置
JP2581062Y2 (ja) 車両用座席の背凭れ構造
JPH0531984Y2 (ja)
JPH0348886Y2 (ja)
JPH0537804Y2 (ja)
JPH0710589Y2 (ja) 中間部クッション材支承式シート装置
JPH0511712Y2 (ja)
JPS641865Y2 (ja)
JPH0513242Y2 (ja)
JPH044638Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081207

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees