JPH04212638A - シートトラックのロック機構 - Google Patents

シートトラックのロック機構

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Publication number
JPH04212638A
JPH04212638A JP40738790A JP40738790A JPH04212638A JP H04212638 A JPH04212638 A JP H04212638A JP 40738790 A JP40738790 A JP 40738790A JP 40738790 A JP40738790 A JP 40738790A JP H04212638 A JPH04212638 A JP H04212638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
rail
upper rail
lock plate
lower rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP40738790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Suzuki
寿 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP40738790A priority Critical patent/JPH04212638A/ja
Publication of JPH04212638A publication Critical patent/JPH04212638A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用シートを車体
に前後位置の調節可能に取り付けるシートトラックに係
り、詳しくはシートを調節された位置に固定するための
ロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、乗用車に用いられてい
る従来の一般的なシートトラックを示している。シート
トラックは、スライド機構31とロック機構36とから
なり、スライド機構31は、車体側に取り付けられるロ
アレール32と、シート側に取り付けられて前記ロアレ
ール32に上方から被さるように嵌合され、ボール34
及びローラ35を介して前後移動可能とされたアッパレ
ール33とから構成されている。
【0003】また、ロック機構36は、前記ロアレール
32の外側に取り付けられてその長手方向に沿ってロッ
ク孔37を有するロックプレート38と、前記アッパレ
ール33にレバーブラケット39を介して回動可能に取
り付けられ、その先端が前記ロックプレート38のロッ
ク孔37に係脱可能とされたロックレバー40と、該ロ
ックレバー40を回動操作するための操作ハンドル41
と、さらにロックレバー40の先端を常にロック孔37
に係合させるように付勢するロックスプリング42とか
ら構成されている。
【0004】従って、シートの前後位置の調節は、次の
ようにして行われる。すなわち、操作ハンドル41を回
動操作してロックレバー40をロックプレート38のロ
ック孔37から抜脱することによりシートロックを解除
したもとで、シートと共にアッパレール33をロアレー
ル32に沿って前方又は後方に移動して調節し、そして
調節後は操作ハンドル41を放してロックレバー40を
ロック孔37に係合することでシートを調節位置にロッ
ク(固定)することができる。
【0005】また、上記のような従来例のほか、図8及
び図9に示すようなものも知られている。これは、ロッ
クプレートをロアレールにより兼用したもの、つまりロ
アレール32にロック孔37を形成したものであり、そ
の他については図6及び図7に示した従来例と同様に構
成されている。このような従来例としては、たとえば実
公昭63−23225号公報を挙げることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来例のうち、図6及び図7に示した前者の場合は、ロッ
クプレート38をロアレール32の外側に設置している
関係で、レールの外側周辺にそれなりのスペースを必要
とするものであって、それに伴い後席乗員の足元スペー
スが狭くなるとともに、ロックプレート38のエッジの
部分に後席乗員の爪先が接触するおそれがあり、またロ
ックプレート38が外側に露出している関係でシートを
前側へ移動させた状態では見栄えが悪いという不具合が
ある。他方、図8及び図9に示した後者の場合は、ロア
レール32に孔を明ける関係で、レール本体の剛性低下
につながるという不具合がある。
【0007】そこで本発明は、ロックプレートをシート
トラックのレール内に内蔵化することにより上述した従
来の不具合を解消しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成している。すなわち、本発
明に係るシートトラックのロック機構は、車体側に取り
付けられる溝形断面のロアレールと、シート側に取り付
けられて前記ロアレールに前後移動可能に嵌合される溝
形断面のアッパレールとを備え、前記ロアレールとアッ
パレールとで形成される箱形断面の中空部内にその長手
方向にロック溝を備えたロックプレートを収容してロア
レールに固着し、前記アッパレールのロックレバーをレ
バーブラケットを介して前後方向に回動操作可能に取り
付けるとともに、該ロックレバーの先端に設けた係合子
を前記アッパレールに形成された開口を通して前記ロッ
クプレートのロック溝に係脱可能となし、さらにロック
レバーを常には弾性部材により係合子がロックプレート
のロック溝に係合する向きに付勢する構成としたもので
ある。
【0009】
【作用】上述のように構成された本発明においては、ロ
ックレバーを回動操作して係合子をロックプレートのロ
ック溝から離脱したもとでシートをアッパレールと共に
前方または後方へ移動させることによりシートの前後位
置を調節することができ、また調節後はロックレバーの
係合子をロックプレートのロック溝に係合することによ
りシートを調節位置にロック(固定)することができる
【0010】そして、本発明では別部材からなるロック
プレートを、ロアレールとアッパレールとで形成される
箱形断面の中空部内に収容してロアレールに固着する構
成を採用したことにより、レール本体の剛性を低下させ
ることなく、レール外側周辺の占有スペースを不要化し
、かつ見栄えも向上することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5に基づい
て具体的に説明する。シートトラックは、スライド機構
1とロック機構6とから構成されている。スライド機構
1は、基本的には従来と同一構成となっている。すなわ
ち、車体側に取り付けられて前後に延びる上向きチャン
ネル状のロアレール2と、シート側に取り付けられて前
後に延びる下向きチャンネル状のアッパレール3とから
その主体部が構成され、そしてアッパレール3はロアレ
ール2に上方から被さるようにして嵌合されて前後移動
可能となっている。
【0012】図3に示すように、アッパレール3の両フ
ランジ部の上側に形成された内側張出縁3aと、ロアレ
ール2の両フランジ部の下側に形成された外側張出縁2
aとの間にはボール4が転動可能に介在され、またアッ
パレール2のウエブと、ロアレール2のウエブ(実質的
には後述するロックプレート7のウェブ)との間には図
示省略のローラガイドを介してローラ5が転動可能に収
容配置されており、このことによりアッパレール3の前
後移動が円滑化されている。
【0013】つぎに、シートトラックにおけるロック機
構6について説明する。前記ロアレール2とアッパレー
ル3とで形成される箱形断面の中空部内にはロックプレ
ート7が収容配置されている。すなわち、ロックプレー
ト7はロアレール2よりも小さい上向きチャンネル状に
形成され、該ロアレール2内に重合するように嵌合され
た状態で溶接等により固着されている。そして、ロック
プレート7の左右の両フランジ部にはその長手方向(前
後方向)に沿って鋸歯状のロック溝8が形成されている
【0014】一方、図4及び図5に示すように、前記ア
ッパレール3の上面の前後方向におけるほぼ中間部位に
はレバーブラケット9を介してロックレバー10が取り
付けられている。レバーブラケット9は、アッパレール
3の上面を覆い得るような下部を開放したほぼボックス
状に形成されるとともに、その前後及び左右の下端部が
アッパレール3に溶接等により固着されている。
【0015】前記ロックレバー10は、図5に示すよう
に、ほぼL字形に形成された左右2枚のプレート10a
,10bからなり、垂直片部分において重合固着されて
一体化されるとともに、その上端にはノブ11が取り付
けられている。また、ロックレバー10はその屈曲部が
支持ピン12を介して前記レバーブラケット9に前後方
向に回動可能に取り付けられている。さらに、アッパレ
ール3上面に平行なロックレバー10の水平片部の先端
は、前記アッパレール3に形成された開口3bを通して
レール内に挿入し得るように下向きに曲折されて突出さ
れており、その突出先端部には前記ロックプレート7の
ロック溝8に係脱可能な係合子としてのロックピン13
が設けられている。
【0016】ロックレバー10の屈曲部においては、左
右のプレート10a,10bが所定間隔をおいて対向し
ており、その対向スペースにはロック用のトーションス
プリング14が配置されている。そして、トーションス
プリング14は一端がアッパレール3の上面に、他端が
ロックレバー10に掛止されて、該ロックレバー10を
そのロックピン13がロック溝8に係合する向きに付勢
している。
【0017】なお、ロックレバー10の水平片部におい
ては、図5に示すように、左右のプレート10a,10
bは、前記屈曲部よりは狭い間隔に設定されてその先端
部がロックプレート7の溝底近くまで入り込むようにな
っており、その状態でロックピン13のプレート10a
,10bからの突出両端部がロックプレート7の左右の
ロック溝8に係合するようになっている。
【0018】本実施例は上述のように構成したものであ
り、従って常には図1及び図5に示すように、ロックレ
バー10のロックピン13がロックプレート7のロック
溝8に係合され、シートをロック(固定)している。
【0019】シートの前後位置を調節する場合は、ロッ
クレバー7のノブ11を後側へ倒して該ロックレバー7
をトーションスプリング14に抗して回動すれば、図4
に仮想線で示すように、ロックピン13がロックプレー
ト7のロック溝8から抜脱するので、この状態において
シートと共にアッパレール3をロアレール2に沿って前
方又は後方へ移動させてその位置を調節することができ
る。そして、位置調節後は、ノブ11から手を放せば、
トーションスプリング14によりロックレバー10が前
方へ回動されてロックピン13がロックプレート7のロ
ック溝8に係合されてシートが調節位置にロックされる
【0020】さて、本実施例に係るシートトラックのロ
ック機構にあっては、ロックプレート7をロアレール2
とは別部材で形成し、それをアッパレール3とロアレー
ル2とで形成される箱形断面の中空部内に収容する構成
としたので、ロアレール2に直接ロック孔を形成してい
る従来のシートトラックに見受けられるレール本体の剛
性低下の問題が解決され、しかも、ロックプレート7が
ロアレール2内にあることで、レール外側周辺の占有ス
ペースが不要となってその分だけ後席乗員又はシート下
部の足元スペースを広げることが可能となる。
【0021】また、本実施例ではロックレバー10を支
持するためのレバーブラケット9を箱形とし、その下端
周縁部をアッパアレール上面に固着したことにより、ア
ッパレール3に開口3bを形成したことによる強度の低
下を充分に補うことができるものである。さらには、ロ
ック溝8に係合する係合子を棒状のロックピン13によ
り構成してあるため、レバー幅方向に関してロックプレ
ートから外れることを防止して安定した係合状態を確保
できる。
【0022】なお、本実施例ではロアレール2にアッパ
レール3を上方から被せるようにして嵌合する構成とし
ているが、それら両レール2,3が横(水平)方向から
相互に嵌合し合う構成であっても実施可能である。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
別部材で形成されたロックプレートをレール本体内に内
蔵化したことにより、レール本体の剛性を低下させるこ
となく、ロアレールの外側にロックプレートを配置する
ためのスペースを確保する必要がなくなる。このことは
、シートトラックの設計段階において、シートトラック
を配置する場合の自由性が得られるとともに、運転席の
足元スペースを広く取る上で有効であり、かつまた見栄
えを良化向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシートトラックのロック
機構を一部透視状態で示した斜視図である。
【図2】シートトラックの全体斜視図である。
【図3】図2におけるAーA線断面図である。
【図4】図2におけるBーB線断面図である。
【図5】図4におけるCーC線断面図である。
【図6】シートトラックのロック機構の従来例を示す斜
視図である。
【図7】図6のDーD線断面図である。
【図8】シートトラックのロック機構の他の従来例を示
す斜視図である。
【図9】図8のEーE線断面図である。
【符号の説明】
1  スライド機構 2  ロアレール 3  アッパレール 6  ロック機構 7  ロックプレート 8  ロック溝 10  ロックレバー 13  ロックピン 14  トーションスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車体側に取り付けられる溝形断面のロ
    アレールと、シート側に取り付けられて前記ロアレール
    に前後移動可能に嵌合される溝形断面のアッパレールと
    を備え、前記ロアレールとアッパレールとで形成される
    箱形断面の中空部内にその長手方向にロック溝を備えた
    ロックプレートを収容してロアレールに固着し、前記ア
    ッパレールのロックレバーをレバーブラケットを介して
    前後方向に回動操作可能に取り付けるとともに、該ロッ
    クレバーの先端に設けた係合子を前記アッパレールに形
    成された開口を通して前記ロックプレートのロック溝に
    係脱可能となし、さらにロックレバーを常には弾性部材
    により係合子がロックプレートのロック溝に係合する向
    きに付勢したシートトラックのロック機構。
JP40738790A 1990-12-06 1990-12-06 シートトラックのロック機構 Pending JPH04212638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40738790A JPH04212638A (ja) 1990-12-06 1990-12-06 シートトラックのロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40738790A JPH04212638A (ja) 1990-12-06 1990-12-06 シートトラックのロック機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04212638A true JPH04212638A (ja) 1992-08-04

Family

ID=18516984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40738790A Pending JPH04212638A (ja) 1990-12-06 1990-12-06 シートトラックのロック機構

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JP (1) JPH04212638A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08175238A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Tachi S Co Ltd スライドアジャスタ付回転シート
JP2008080905A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シートスライド装置
JP2014001829A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Ono Denki Seisakusho:Kk ガイドストッパー装置

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