JPH04211903A - 木製複合床材等の製造方法 - Google Patents

木製複合床材等の製造方法

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JPH04211903A
JPH04211903A JP8898490A JP8898490A JPH04211903A JP H04211903 A JPH04211903 A JP H04211903A JP 8898490 A JP8898490 A JP 8898490A JP 8898490 A JP8898490 A JP 8898490A JP H04211903 A JPH04211903 A JP H04211903A
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JP
Japan
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packing material
flooring
wood
wooden
stuck
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JP8898490A
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English (en)
Inventor
Yoshie Okabe
岡部 成江
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 わが国の気候は亜熱帯から寒帯まで広範囲に及び、また
、季節によって温度や湿度の変化が激しく、木材は大き
く収縮・膨張を繰り返してすき間やそり、持ち上り現象
が生ずる欠点がある。そこで、一般的には木質の床板や
壁板を施工するときは、木材の平衡含水率を15%以下
になるまで人工乾燥させてから施工するようにしており
、くるいを少なくするように工夫している。また、木材
は心材部と辺材部とでは生長応力や収縮・膨張率が異な
るため、施工後の僅かな湿度の変化により、幅ぞりや割
れ、持ち上り現象が生じやすい欠点がある。
そこで、木材をあらかじめ加熱処理し、人工乾燥を施し
たり、樹脂加工等を施して収縮・膨張等を少なくするよ
うに努めている。しかし、コンクリート等に直貼りする
と吸湿は避けられないため、床面の持ち上り現象を完全
になくすることは困難であった。しかし、僅かな吸湿に
よる木材の膨張ならば、木材を小幅板や小木片に分かつ
して、適度な間隔に弾力性のあるパッキン材を挿入する
ことにより、木材の収縮・膨張をパッキン材が吸収する
ため、コンクリートに直貼りしても、持ち上がりによる
離脱を防ぐことが可能になった。
更に、従来の木製床板や壁板は長尺板のままでは、コン
クリート面には僅かな凹凸があっても直貼りは困難であ
ったが、本発明によるパッキン材を入れることにより、
長尺板が長さ方向にも容易に曲がるため、不整形なコン
クリート面にも容易になじむようになり直貼りが可能に
なった。
また、小幅板や小木片にパッキン材をはさみながら、所
望の床板や木製タイル等を作ることができるため、木材
資源の有効活用面からも、価値の少い間伐小径材や短尺
材、端切材等が利用できるので国策に大きく寄与するこ
とを目的としている。
この発明を図面にもとづいて説明すると、第1図は従来
の床板または壁板であり、長さが3〜4mの挽き板に、
さね加工を施した床板1や節のある挽き板2−2に、無
節の化粧板2−1を貼り合わせた集成床板2のほか、合
板3−2に、無節の化粧板3−1を貼り合わせた複合床
板3を床板や壁板として施工する場合は下地材に根太や
胴縁を使用し、持ち上りを防いでいるが、コンクリート
等に直貼りすることは困難であり、例え直貼りをしても
吸湿が多く、幅ぞりや持ち上りが生じやすい。
第2図は本発明による床板、または壁板である、まず、
小幅板4−2を木口面を上・下にして所望の長さになる
まで弾力性のあるパッキン材4−3をはさみながら接着
した後、所定の厚さに挽き材し、挽き面を平滑に仕上げ
て、表面には化粧板4−1を、裏面にはクッション材4
−4を貼り合わせる。その後、長さと幅を決めて、さね
加工4−5を行う。また、小幅板5−2を板目面を上・
下にして所望の長さになるまで弾力性のあるパッキン材
5−3をはさみながら接着した後、所定の厚さに挽き材
し、挽き面を平滑に仕上げて、表面には化粧板5−1を
、裏面にはクッション材5−4を貼り合わせる。
その後、長さと幅を決めてさね加工5−5を行う。この
ようにして製造した床板はコンクリートに直貼りが容易
であり、施工後の吸湿も少く、そりや持ち上がり等の欠
点が解消され、施工経費も大幅に軽減できる利点がある
第3図は本発明による木製タイルの製造方法である。ま
ず、別途の技術開発による熱処理等を施して収縮・膨張
を少くした木材を所定寸法の小木片6−1に切断し、木
口面を表面に表しながら弾力性のあるパッキン材6−2
を縦・横方向にはさみながら接着し、所望の大きさのブ
ロックに仕上げるものである。表面には化粧板を貼らず
にそのまま平滑に仕上げるか、または浮造り加工を施し
てから表面塗装を行う。裏面にはクッション材を貼り合
せて、コンクリート等に直貼りが容易にすると同時に、
吸湿を防ぐようにしたものである。用途は従来不可能と
されていた浴室の床面や壁面のような水分の多い場所の
ほかに、トイレ、玄関、屋外用遊歩道等にも使用でき陶
器タイルと同じ用途に使用される。この木製タイルは保
温性、弾力性、滑り、外観の美しさ、汚れ落とし等に優
れており、急速に普及しつつある。
この発明による応用事例を前述したが、今後は、国策と
して取りあげられている間伐小径材等の有効利用にも役
立ち、また、木材の欠点である水分による収縮・膨張を
パッキン材を挿入することにより吸収することができ身
近な生活の中へ木の持つ優れた特性を導入することがで
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の床板や壁板の製造方法 第2図は本発明を応用した床板や壁板の製造方法 第3図は本発明を応用した木製タイルの製造方法 1…………従来の床板、壁板 2…………従来の集成床板、壁板 3…………従来の複合床板、壁板 2−1、3−1、4−1、5−1…………化粧板 2−2…………下地板 3−2…………下地合板 4−2、5−2、6−1…………収縮・膨張率を少くし
た小幅板、小木片 4−3、5−3、6−2…………弾力性のあるパッキン
材 4−4、5−4、6−3…………クッション材4−5、
5−5…………さね 特許出願人 岡部成江

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木製の床材や壁材をコンクリート等に直貼
    りする場合の大きな問題点は、床材や壁材が下地面の凹
    凸に応じて容易には曲りにくいため、施工が難しいこと
    と、木材は施工後に吸湿して膨張しやすいため、床材や
    壁材が持ち上って離脱しやすいことである。これらの欠
    点を除去するために、あらかじめ小幅板(4−2)(5
    −2)や小木片(6−1)を別途の技術開発による熱処
    理及び樹脂加工を施して収縮・膨張を抑制する。これら
    の処理木材を用いて弾力性のあるパッキン材(4−3)
    (5−3)(6−2)を挿入、または接着しながら所望
    の大きさの床材及び壁材を作る。 更に表面には必要に応じて化粧板(4−1)(5−1)
    を貼り、裏面にはクッション材(4−4)(5−4)(
    6−3)を貼る木製複合床材等の製造方法である。第2
    図のようにコンクリート等に直貼りする床板及び壁板を
    製造する場合は小幅板(4−2)(5−2)に弾力性の
    あるパッキン材(4−3)(5−3)をはさみながら長
    さ方向に連続して貼り合せ、表面には化粧板(4−1)
    (5−1)を裏面にはクッション材(4−4)(5−4
    )を貼り合せ、厚さ面には従来通りのさね加工(4−5
    )(5−5)を行うものである。 第3図のようにコンクリート等に直貼りする木製タイル
    を製造する場合は表面に化粧板を貼らずに、木口面の木
    目の美しさをそのまま生かして所定寸法の小木片(6−
    1)に弾力性のあるパッキン材(6−2)をはさみなが
    ら接着し所望の大きさのブロックを作り、表面は平滑か
    、浮造り加工等を施してから樹脂仕上げを行う。裏面に
    はクッション材(6−3)を貼る。この木製タイルを製
    造する場合の小木片の形状やパッキン材の入れる位置、
    組合せは任意であり、図3は一例を示したものである。 また、該木製タイルの表面には板目面が現れる方法で製
    造することもある。
JP8898490A 1990-04-03 1990-04-03 木製複合床材等の製造方法 Pending JPH04211903A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013059531A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Free Kogyo Kk タイルカーペット
JP2013188932A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Sumitomo Forestry Co Ltd 難燃木質パネルの製造方法
JP2013188979A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Sumitomo Forestry Co Ltd 木質パネル及びそれを用いた壁構造

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