JPH024190Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024190Y2 JPH024190Y2 JP17713983U JP17713983U JPH024190Y2 JP H024190 Y2 JPH024190 Y2 JP H024190Y2 JP 17713983 U JP17713983 U JP 17713983U JP 17713983 U JP17713983 U JP 17713983U JP H024190 Y2 JPH024190 Y2 JP H024190Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joints
- tiles
- caulking material
- filled
- tile
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、タイルの目地の構造に関する。
従来から基材４に陶器製のタイル１を貼り、タ
イル１間の目地に白セメント５等の目地材を充填
していた。しかしながら目地材として用いる白セ
メント５は吸水性があるため汚れ分を吸収してし
まい黒ずんでくるものであつて、外観を見苦しく
するという問題があり、また基材４が木質材の場
合陶器製のタイル１と木質材製の基材４とでは吸
水、吸湿、あるいは温度による伸びが異り、応力
が白セメント５を充填した目地部分に集中してク
ラツクが発生する。従つてクラツク部における汚
れ及び水分の基材への浸透によるトラブルが発生
するという問題があつた。
イル１間の目地に白セメント５等の目地材を充填
していた。しかしながら目地材として用いる白セ
メント５は吸水性があるため汚れ分を吸収してし
まい黒ずんでくるものであつて、外観を見苦しく
するという問題があり、また基材４が木質材の場
合陶器製のタイル１と木質材製の基材４とでは吸
水、吸湿、あるいは温度による伸びが異り、応力
が白セメント５を充填した目地部分に集中してク
ラツクが発生する。従つてクラツク部における汚
れ及び水分の基材への浸透によるトラブルが発生
するという問題があつた。
本考案は上記の点に鑑みて考案したものであつ
て、その目的とするところは、目地部におけるク
ラツクの発生を防止し、しかも目地部の汚れを防
止し且つ傷つきにくいタイルの目地の構造を提供
するにある。
て、その目的とするところは、目地部におけるク
ラツクの発生を防止し、しかも目地部の汚れを防
止し且つ傷つきにくいタイルの目地の構造を提供
するにある。
〔考案の開示〕
本考案のタイルの目地の構造は、タイル１の目
地に柔軟性を有するコーキング材２を充填し、該
コーキング材２の表面に硬質のシート状又は板状
の化粧材３を積層したものであつて、このような
構成とすることで上記した本考案の目的を達成し
たものである。
地に柔軟性を有するコーキング材２を充填し、該
コーキング材２の表面に硬質のシート状又は板状
の化粧材３を積層したものであつて、このような
構成とすることで上記した本考案の目的を達成し
たものである。
以下本考案を実施例により詳述する。合板など
の基材４に陶器製や磁器製のタイル１を貼つてあ
る。図中６は接着層である。タイル１間の目地に
はシリコンやウレタン等の柔軟性を有するコーキ
ング材２が充填してあり、このコーキング材２の
表面に約0.1mm厚のステンレス、メラミン化粧板、
人造大理石等のシート状又は板状の表面が平滑で
硬質の化粧材３を積層して固着してある。上記タ
イル１による仕上げは、床、壁、カウンター等い
ずれにも採用できる。
の基材４に陶器製や磁器製のタイル１を貼つてあ
る。図中６は接着層である。タイル１間の目地に
はシリコンやウレタン等の柔軟性を有するコーキ
ング材２が充填してあり、このコーキング材２の
表面に約0.1mm厚のステンレス、メラミン化粧板、
人造大理石等のシート状又は板状の表面が平滑で
硬質の化粧材３を積層して固着してある。上記タ
イル１による仕上げは、床、壁、カウンター等い
ずれにも採用できる。
本考案は、タイルの目地に柔軟性を有するコー
キング材を充填しているので、基材とタイルとの
伸びが異つても目地部分の柔軟性を有するコーキ
ング材によつて伸びの差を吸収して目地部分にお
いてもクラツクが発生しないものであり、汚れや
水分が基材側に浸入するといつた恐れがなく、ま
た衝撃に対しても強く、更に目地部分にコーキン
グ材を充填しただけでは、汚れやすく、傷つきや
すいものであるが、コーキング材の表面に積層し
た硬質の化粧材によつて目地部分の表面は汚染や
傷に強くいつまでも美観を維持することができる
のである。
キング材を充填しているので、基材とタイルとの
伸びが異つても目地部分の柔軟性を有するコーキ
ング材によつて伸びの差を吸収して目地部分にお
いてもクラツクが発生しないものであり、汚れや
水分が基材側に浸入するといつた恐れがなく、ま
た衝撃に対しても強く、更に目地部分にコーキン
グ材を充填しただけでは、汚れやすく、傷つきや
すいものであるが、コーキング材の表面に積層し
た硬質の化粧材によつて目地部分の表面は汚染や
傷に強くいつまでも美観を維持することができる
のである。
第１図は従来例の断面図、第２図は本考案の断
面図であつて、１はタイル、２はコーキング材、
３は化粧材である。
面図であつて、１はタイル、２はコーキング材、
３は化粧材である。
Claims (1)
- タイルの目地に柔軟性を有するコーキング材を
充填し、該コーキング材の表面に硬質のシート状
又は板状の化粧材を積層して成るタイルの目地の
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17713983U JPS6083134U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | タイルの目地の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17713983U JPS6083134U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | タイルの目地の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6083134U JPS6083134U (ja) | 1985-06-08 |
| JPH024190Y2 true JPH024190Y2 (ja) | 1990-01-31 |
Family
ID=30384920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17713983U Granted JPS6083134U (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | タイルの目地の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6083134U (ja) |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP17713983U patent/JPS6083134U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6083134U (ja) | 1985-06-08 |
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