JP3104576U - 外壁面材 - Google Patents

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忠義 高田
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美建工業株式会社
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Abstract

【課題】 気泡コンクリートの下地材外表面に対し、取付け金具などを使用したりすることなく、効率良く天然石板を貼着するものとなした外壁面材の提供。
【解決手段】 縦寸法20cm〜200cm、横寸法1m〜5m、奥行寸法2cm〜20cmとなした気泡コンクリートの表面に対し、肉厚寸法を3mm〜5mmとなした薄肉天然石板を防水剤入り接着剤を使用して貼着させたことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本考案は建築構造物などの外壁面として使用される外壁面材に関する。
一般的な建築物の外壁構造には、ラス張りした表面にモルタル塗りを施し、合成樹脂材の吹き付け塗装をするとか、タイルを貼り付けるとか、或いは化粧パネルを取付けたりする。また、気泡コンクリートのパネル材を取付けることも行われている。
特開平6−17504号
気泡コンクリートのパネル材は防音、断熱効果作用を呈するために、近年各所で多用されるものとなっているが、防水や意匠的装飾性を付与したりするための各種工夫が行われるものとなっている。
本考案は、上記に於ける問題解決の一翼を担うもので効率的な作業が遂行され、且つ恒久的な保存性にも優れたものとなるのである。
本考案は縦寸法20cm〜200cm、横寸法1m〜5m、奥行寸法2cm〜20cmとなした気泡コンクリートの表面に対し、肉厚寸法を3mm〜5mmとなした薄肉天然石板を防水剤入り接着剤を使用して貼着させるものとなす。このさい、薄肉天然石板の大きさは最小寸法を縦・横20cm程度、最大寸法の縦・横を60cm〜120cm程度となすのである。
本考案品では、天然石板を肉厚寸法が凡そ3mm〜5mmの薄肉板に切断し、気泡コンクリートの表面に対し防水接着剤を使用して貼着させるのであり、気泡コンクリートの表面には防水接着剤が塗布されることから、その塗布で必然的な防水機能処理の施されるものとなり、一方天然石板はそれ自身が意匠的装飾効果の優れたものである。とりわけ、本考案では上記天然石板をその肉厚寸法が3mm〜5mm程度に切断したものを使用するのであり、この理由は上記の薄肉寸法となすことにより、なんら取付け金具などを使用することなく、強固で安定的な貼着を可能になすのである。また作業性の向上に寄与するものである。
図1は本考案を構成する下地材をなす気泡コンクリート1の斜視図であって、該気泡コンクリート1の大きさは縦寸法hを20cm〜200cm、横寸法Lを1m〜5m、奥行き寸法Zを2cm〜20cm程度となされる。
図2は上記気泡コンクリート1の外表面aに対して貼着させる天然石板2の斜視図であって、図示しない天然石板を表面研磨しながら肉厚寸法tを3mm〜5mm程度の範囲で切断したものであり、その縦横寸法は上記基本材をなす気泡コンクリート1の大きさ寸法を標準にして決定するものであるが、上記の如く肉厚寸法を3mm〜5mm程度の薄葉寸法に切断すること、及びその取り扱いや作業性向上の点からその大きさの最小寸法では縦(x)、横(y)を20cm程度のもの、最大寸法では縦(x)、横(y)を60cm〜120cm程度にするのである。
図2は上記した下地材の気泡コンクリート1に対し、薄葉石板材となした天然石板2を貼着させる状態説明図であって、貼着にさいしては気泡コンクリート1の貼着面となる外表面に対し防水剤入り接着剤3を塗布し、該接着剤3を介して天然石板2を貼着させるのである。図示例では3枚の天然石板2を貼着させる状態を示すものであり、接ぎ合わせする箇所の隙間には、隣接間に同一平面が形成されるようにコーキング剤4などを填入させるものとする。
図4A,Bは適宜異なる大きさの天然石板2’,2”,・・・を幾何学的模様の形成されるように配置した実施態様斜視図である。このさい天然石板は、現今種々輸入品として即ち、中国、韓国、ベトナム、イタリア、ブラジル等から多種に及んでおり、且つ長石や雲母などの石目模様及びカラーバリエーションのホワイト、ピンク、レッド、ブラックなど多様であって、これら石板の適宜な組合せ配置で以ってそのままの状態で直接意匠的装飾効果に優れたものとなる。
本考案に於いて天然石板2を肉厚tが3mm〜5mm程度となる薄葉板材に切断することは、該石板材の重量で下地材となした気泡コンクリート1表面から不測な剥奪現象が生じたりすることのないようにするためであり、即ち気泡コンクリートは、軽量で持ち運びに便利であるものの、疎密度のために脆弱で重量物の貼着には適さないのであるが、本考案者による数多実験結果から、上記肉厚寸法に切断させたものが、何ら支障なく即ち補助的な取止金具などを使用したりすることなく、単に接着剤の使用のみで恒久的な固着保存の図れるものとすることができた。
このさい、使用する接着剤には防水剤を混ぜ合わせたものとなしてあることから、充分な使用下で下地材1に対して必要な防水対策を行うことなく、直接的に施行することができるのであり、加えて従来に於ける取付け金具を使用したりすることが無いことと相俟って、作業性の向上に寄与すること大ならしめるものである。
なお、外表面は天然石板のため風雨や日光などに関係なく半永久的にその磨かれた美しさを保持することができるのであり、各種建築構造物の外壁面材として、著効を奏せしめるものである。
本考案に係る下地材の斜視図である。 同天然石板の斜視図である。 下地材に対し天然石板を貼着した一部破断斜視図である。 各A,Bは天然石板の配置例を示した実施態様の一部破断斜視図である。
符号の説明
1 下地材
2 天然石板
3 接着剤
4 コーキング剤

Claims (2)

  1. 縦寸法20cm〜200cm、横寸法1m〜5m、奥行寸法2cm〜20cmとなした気泡コンクリートの表面に対し、肉厚寸法を3mm〜5mmとなした薄肉天然石板を防水剤入り接着剤を使用して貼着させたことを特徴とする外壁面材。
  2. 薄肉天然石板の大きさは最小寸法を縦・横20cm程度、最大寸法の縦・横を60cm〜120cm程度となしたことを特徴とする請求項1記載の外壁面材。
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