JPH0421157A - 日本語入力装置 - Google Patents

日本語入力装置

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JPH0421157A
JPH0421157A JP2127247A JP12724790A JPH0421157A JP H0421157 A JPH0421157 A JP H0421157A JP 2127247 A JP2127247 A JP 2127247A JP 12724790 A JP12724790 A JP 12724790A JP H0421157 A JPH0421157 A JP H0421157A
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JP
Japan
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phrase
kanji
notation
kana
dictionary
Prior art date
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JP2127247A
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English (en)
Inventor
Teruki Niki
仁木 輝記
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0421157A publication Critical patent/JPH0421157A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ワードプロセッサなどにおいて、かなによる
入力文を複数の文節に分割した上でそれぞれの文節を漢
字かな混じり表記に変換する日本語入力装置に関する。
従来の技術 ワードプロセンサやコンビュータンステムにおける日本
語処理において、かな文字もしくはローマ字による入力
を漢字に変換する際に、入力された文字列を文節に分割
してから各々の文節に対してかな漢字変換を行う連文節
変換の手法が広く用いられている。連文節変換では、複
合語を変換する際に、複合語全体に対応する漢字が辞書
に登録されていない場合、複合語を複数の文NSL二分
割してそれぞれの文節に対応する漢字に変換する。また
、単語に対応する漢字が辞書に登録されていない場合に
も、文節分割の機能を用いて一つの漢字にまで分割し漢
字変換することが行われる。
しかしながら日本語では、「かぶしき」+「がいしゃ」
=「かぶしきがいしや」のように、複合語になった際に
清音が濁音あるいは半濁音に変化する現象が頻繁に見ら
れる。また、一つの単語内でも「かん(完)」+「はい
(敗)」−(がんぽい(完敗)」のように漢字の読みが
変化する。
従来の連文節変換では、この濁った音の表記をそのまま
文節を漢字に変換していた。
発明が解決しようとする課題 従来のかな漢字変換では、入力された文字列を文節に分
割し、そのままの形で漢字に変換していたため、複合語
などで清音が濁音あるいは半濁音に変化した場合に、濁
音または半濁音の読みに対応する漢字が辞書に登録され
ていなければかな漢字変換が失敗するという問題点を有
していた。
本発明は上記課題に鑑み、清音での読みしか辞書に登録
されていない場合にも適切にかな漢字変換できるように
することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の日本語入力装置
は、かな文字またはローマ字により文字列を入力する読
み入力装置と、文字列と文字列に対応する漢字表記ある
いは漢字かな混じり表記を格納する辞書と、入力された
文字列をそのままあるいはかな表記に変換した後に辞書
を参照して一つもしくは複数の文節に分割する文節分割
装置と、文節分割装置によって分割された文節を辞書を
参照して漢字表記または漢字かな混じり表記に変換する
かな漢字変換装置と、かな漢字変換装置によって変換さ
れた文節に対する漢字かな表記を出力する出力装置と、
文節分割装置によって分割された文節の読みを濁音ある
いは半濁音から清音に変換する文節清音化装置を設ける
ように構成されている。
また、第2の発明によれば、辞書には、文字列と文字列
に対応する漢字表記あるいは漢字かな混じり表記と、文
字列の品詞とを格納するように構成されている。
作用 上記の構成において、直前の語の影響で清音が濁音また
は半濁音に変化した複合語あるいは単語を、文節分割装
置によって文節に分割するときに、文節清音化装置によ
って清音に戻すことにより、清音でのみ辞書に登録され
ている語に対しても適切にかな漢字変換を行うことがで
きる。
実施例 第1図は、本発明に係る日本語入力装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。第2図は、第1図に示した
辞書9の構成を説明するために、その内容の1部を示す
概念図である。第3図、第5図、および第7図は、本実
施例における文節読み格納装置7、文節表記格納装置1
1の内容の一例を示す図である。第4図、第6図、第8
図は本実施例での表示装置の表示の一例を示す概念図で
ある。
第1回に示す日本語入力装置は、かな文字表記もしくは
ローマ字表記により文字列の読みを入力するためのキー
ボードなどの入力装置1、入力袋N1からの入力をかな
で行うかローマ字で行うかを選択する入力モード切り替
えスイッチ2、入力装置1からのローマ字の入力をかな
表記に変換するローマ字かな変換装置3、人力装置1か
ら直接もしくはローマ字かな変換装置3により変換して
得られたかな表記の文字列を一つもしくは複数の文節に
分割する文節分割装置4、文節分割装置4により分割さ
れる文節のうち最初の文節の長さを一文字伸長して文字
列を再分割することを文節分割装置4に指示するための
文節伸長キー5、文節分割装置4により分割される文節
のうち最初の文節の長さを一文字短縮して再分割するこ
とを文節分割装置4に指示するための文節短縮キー6、
文節分割装置4により分割された各々の文節の読みを格
納する文節読み格納袋W7、文節読み格納装置7に格納
された文節の読みの先頭の音が濁音あるいは半濁音であ
ったときにその読みを清音に置き換え再度文節読み格納
装置7に格納する文節清音化装置8、かな表記の読みと
これに対応する漢字およびその品詞を格納する辞書9、
辞書9を参照して文節読み格納装置7に格納された文節
の読みを対応する漢字に変換するかな漢字変換装置lO
1かな漢字変換装置10により変換された各文節に対す
る一つあるいは複数の漢字かな混じり表記を格納する文
節表記格納装置11、文節表記格納装置llに格納され
た複数の漢字かな混じり表記から一つを選択する出力装
置112、出力装置12により選択した漢字かな混じり
表記をデイスプレィに表示する表示装置13、文節に対
する漢字かな混じり表記について表示装置13に表示さ
れた漢字かな混じり表記以外の候補を出力装置12によ
り選択させるための次候補選択キー14、表示装置13
に表示されている漢字かな混じり表記を日本語入力とし
て確定するための変換確定キー15、文節分割装置4に
より分割された複数の文節のうち一つを選ぶための文節
選択キー16、文節選択キー16により選択された文節
の読みを清音化することを指示する文節清音化キー17
から成っている。
次に、第1図のように構成した日本語入力’ANのロー
マ字およびかな入力による日本語入力の際の動作につい
て説明する。
本実施例では、先ず「株式会社」という語句を入力する
場合を考える。また、第2図に示す辞書9には、「かぶ
しきがいしや」の読みと「株式会社」の漢字との対応が
登録されておらず、かつ「かふしき」と「株式」の対応
と「かいしゃ」と「会社」の対応は登録されているもの
とする。
ユーザは、入力をローマ字およびかな文字のいずれで入
力するか、入力モード切り替えスイッチ2を用いて選択
できる。例えば、ローマ字表証で入力した場合、ユーザ
はrkabushikigaisha、1と入力する。
この入力は、ローマ字かな変換装置3により「かふしき
がいしゃ」というかな表記に変換される。また、ユーザ
がかなにより入力を行った場合には、「かふしきがいし
ゃ」と入力する。いずれの場合でも「かぶしきがいしゃ
」という表記は、次に文節分割装置4に送られる。
文節分割装置4では、辞書9を参照して入力された読み
を文節に分割するが、辞書9には「かぶしきがいしや」
という読みに対応する語句が登録されておらず、「かぶ
しきがいしゃ」を1文節と成し得るような語も登録され
ていないために、文節分割装置4は「かぶしきがいしゃ
Jという読みを複数の文節に分割する。
即ち、文節分割装置4は、「かふしきがいしや」を「か
ぶしきが」と「いしゃ」という2つの文節に分割し、文
節読み格納装置7に格納する。
文節読み格納装置7に格納された文節の読みは、かな漢
字変換装置10により変換され、文節に対応する一つま
たは複数の漢字かな混じり表記が文節表記格納装置11
に格納される。この結果、文節読み格納装置7および文
節表記格納装置11の内容は、第3図に示すようになる
出力装置112は、文節表記格納装置11に格納された
文節に対する漢字かな混じり表記から一つずつを選択し
、表示装置13がその漢字かな混じり表記を第4図に示
すように表示する。辞書9には「株式会社」の一部を構
成する「株式」 「会社」は登録されているので、ユー
ザはこれに合わせて文節伸長キー5または文節短縮キー
6を用いて適切な場所で文節の分割を行うように文節分
割装置4に指示する。
この結果、文節読み格納装置7には「がふしき」 「が
いしや」という2つの文節に分割された読みが格納され
る。これらの読みはがな漢字変換装置IOにより各々対
応する漢字表記または漢字かな混じり表記に変換され、
一つもしくは複数の表記が文節表記格納装置11に格納
される。このときの文節読み格納装置7および文節表記
格納装置11の内容を第5回に示す。出力装置12は、
文節表記格納装置11に格納された漢字かな混じり表記
の中から各文節に対して一つずつの表記を選択し、表示
装置13に第6図のように表示する。
「株式」はユーザの意図したように変換されているため
、ユーザは文節選択キー16を用いて「がいしゃ」の文
節を選択する。ユーザは、次候補選択キー14でこの「
がいしゃ」に対する別の漢字かな混じり表記を選択する
ことを出力装置12に指示する。これにより、「外車」
に代わって「富者」が表示装置13に表示される。「富
者」もユーザが意図したものではないため、ユーザは次
候補選択キー14により別の候補を出すことを試みるが
、「会社」が「がいしや」という読みに対応していない
ために「会社」という表記は得られない。
「会社」は辞書中では「かいしゃ」という読みに対応し
ている。
そこで、ユーザは文節清音化キー17で「がいしや」と
いう文節の清音化を指示し、文節清音化装置8は文節読
み格納装置7の「がいしゃ」を「かいじゃ」と清音化し
て再び文節読み格納装W7に格納する。かな漢字変換装
置10は「がいしや」という新しい読みを対応する一つ
または複数の漢字表記に変換し、文節表記格納装置11
に格納する。
このときの文節読み格納装置7および文節表記格納装置
11の内容を第7回に示す。出力装212は文節表記格
納装置11から各文節に対応する漢字表記もしくは漢字
かな混じり表記を一つずつ選択し、表示装置13に第8
図のように表示する。「株式」「会社」という意図した
表記が得られたので、ユーザは変換確定キー15を用い
て表記を確定し、入力が完了する。
次に、第1図の構成の実施例による別の入力の例を示す
「完敗」という語句を入力する場合を考える。
本実施例では第2図に示すように、辞書9に「がんぽい
」の読みと「完敗」の漢字との対応が登録されておらず
、かつ「かん」と「完J、「はい」と「敗」の対応は登
録されているものとする。
ユーザは、入力をローマ字およびかな文字のいずれで入
力するかを、入力モード切り替えスイッチ2を用いて選
択できる。例えば、ローマ字表記で入力した場合、ユー
ザはrkanpai」と入力する。この入力はローマ字
かな変換装置3により「がんぽい」というかな表記に変
換される。また、ユーザがかなにより入力を行った場合
には、「がんばい」と入力する。いずれの場合でも「が
んぽい」という表記は、次に文節分割装置4に送られる
。文節分割装置4では、辞書9に「乾杯」という語句が
登録されているために、複数の文節に分割しない。文節
分割装置4は、「がんぽい」をそのまま文節読み格納装
置7に格納する。文節読み格納装置7に格納された文節
の読みは、かな漢字変換装置10によって変換され、文
節に対応する漢字表記が文節表記格納装置11に格納さ
れる。
この結果、文節読み格納装置7および文節表記格納装置
11の内容は、第9図に示すようなものになる。出力装
5f12は文節表記格納装置11に格納された文節に対
する漢字表記から一つを選択し、表示装置13がその漢
字表記を第1o図に示すように表示する。「乾杯」はユ
ーザの意図した変換結果と異なるので、ユーザは次候補
選択キー14でこの「かんばい」に対する別の漢字かな
混じり表記を選択することを出力装置12に指示する。
これにより、「乾杯」に代わって「乾盃」が表示装置1
3に表示される。「乾盃」もユーザが意図したものでは
ないため、ユーザは次候補選択キー14によって別の候
補を出すことを試みるが、「完敗」が「がんばいjとい
う読みに対応していないために「完敗」という表記は得
られない。
辞書9には「完敗」の一部を構成する「完」「敗」は登
録されているので、ユーザはこれに合わせて文節伸長キ
ー5または文節短縮キー6を用いて適切な場所で文節の
分割を行うように文節分割装置4に指示する。この結果
、文節読み格納装置7には「かん」 「ぽい」という2
つの文節に分割された読みが格納される。これらの読み
は、がな漢字変換装置10によって各々対応する漢字表
記に変換され、一つもしくは複数の表記が文節表記格納
装置11に格納される。このときの文節読み格納装W7
および文節表記格納装置11の内容を第11図に示す。
出力装置12は、文節表記格納装W11に格納された漢
字表記の中から各文節に対し一つずつの表記を選択する
。「ぽい」に対しては対応する漢字表記が無いために、
「ぽい」という表記のまま表示装置13に表示される。
表示装置13には、第12図のように表示される。「完
」はユーザの意図したように変換されているため、ユー
ザは文節選択キー16を用いて「ばい」の文節を選択す
る。「ぽい」に対応する漢字表記は辞書9に登録されて
ぃない。
r敗Jは、辞書9の中では「はい」という読みに対応し
ている(第2図参照)。このためユーザは、文節清音化
キー17で「ばいJという文節の清音化を指示し、文節
清音化装置8は、文節読み格納装置7の「ばい」を「は
い」と清音化して再び文節読み格納装置7に格納する。
かな漢字変換装置は、「はい」という新しい読みを対応
する一つまたは複数の漢字表記に変換して文節表記格納
装置11に格納する。このときの文節読み格納装置7お
よび文節表記格納装置11の内容を第13図に示す。出
力装置12は、文節表記格納装置11から各文節に対応
する漢字表記を一つずつ選択し、表示装置13に第14
閏のように表示する。「完」 「敗」という意図した表
記が得られたので、ユーザは変換確定キー15を用いて
表記を確定し、入力が完了する。
第15図は、本発明に係る日本語入力装置の他の実施例
の構成を示すブロック図である。この日本語入力装置は
、かな文字表記により文字列の読みを入力するためのキ
ーボードなどの入力袋W1、かな表記の読みとこれに対
応する漢字およびその品詞とを格納する辞書9、入力装
置1から入力されたかな表記の文字列を辞書9を参照し
て一つもしくは複数の文節に分割する文節分割装置4、
文節分割装置4により分割される文節のうち最初の文節
の長さを一文字伸長して文字列を再分割することを文節
分割装置4に指示するための文節伸長キー5、文節分割
装置4により分割される文節のうち最初の文節の長さを
一文字短縮して再分割することを文節分割装置4に指示
するための文節短縮キー6、文節分割装置4により分割
された各々の文節の読みを格納する文節読み格納装置7
、文節読み格納装置7に格納された文節の読みの先頭の
音が濁音あるいは半濁音であったときにその読みを清音
に置き換え再度文節読み格納装置7に格納する文節清音
化装置8、辞書9を参照して文節読み格納装置7に格納
された文節の読みを対応する漢字に変換するかな漢字変
換装置10、かな漢字変換装置10により変換された各
文節に対する一つあるいは複数の漢字かな混じり表記を
格納する文節表記格納装置11、文節表記格納装置11
に格納された複数の漢字かな混じり表記から一つを選択
する出力装置12、出力装置12により選択した漢字か
な混じり表記をデイスプレィに表示する表示装置13、
文節に対する漢字かな混じり表記について表示装置13
に表示された漢字かな混じり表記以外の候補を出力装置
12により選択させるための次候補選択キー14、表示
装置13に表示されている漢字かな混じり表記を日本語
入力として確定するための変換確定キー15、文節分割
装置4により分割された複数の文節のうち一つを選ぶだ
めの文節選択キー16、文節選択キー16により選択さ
れた文節が清音が濁音化あるいは半濁音化したものであ
るかどうかを判定する濁音条件判定装置18から成って
いる。
本実施例における辞書9の内容も、第1図の実施例と同
様に、第2図に示す内容のものとする。
次に、第15図のように構成した日本語入力装置を用い
て、かな入力による日本語入力の際の動作について説明
する。
本実施例では、「株式会社」という語句を入力する場合
を考える。第2図に示すように、辞書9には「かふしき
がいしゃ」の読みと「株式会社」の漢字との対応および
「がいしゃ」の読みと「会社」の漢字との対応が登録さ
れておらず、かつ「かふしき」と「株式」の対応と、「
かいじゃ」と「会社」の対応は登録されているものとす
る。
ユーザは、かな表記により入力装置1から「かふしきが
いしゃ」と入力する。「かふしきがいしゃ」という表記
は、次に文節分割装置4に送られる。文節分割装置4で
は、辞書9を参照して入力された読みを文節に分割する
が、辞書9には「かぶしきがいしゃ」という読みに対応
する語句が登録されておらず、「かぶしきがいしや」を
1文節と成し得るような語も登録されていないために、
複数の文節に分割する。
即ち、文節分割装置4は、「かぶしきがいしゃ」を「か
ふしきが」 [いしゃjという2つの文節に分割して文
節読み格納装置7に格納する。文節読み格納装置7に格
納された文節の読みは、かな漢字変換装置10によって
変換され、各文節に対応する一つまたは複数の漢字かな
混じり表記が文節表記格納装置11に格納される。この
結果の文節読み格納装置7および文節表記格納装置11
の内容は、第3図に示すものと同様である。
出力装置12は、文節表記格納装置11に格納された文
節に対する漢字かな混じり表記から一つずつを選択し、
表示装W13がその漢字かな混じり表記を表示する。表
示の内容は、第4図に示すものと同様である。辞書9に
は「株式会社」の一部を構成する「株式」 「会社」は
登録されているので、ユーザはこれに合わせて文節伸長
キー5または文節短縮キー6を用いて適切な場所で文節
の分割を行うように文節分割装置4に指示する。
この結果、文節読み格納装置7には「かふしき」 「が
いしゃ」という2つの文節に分割された読みが格納され
る。これらの読みは、かな漢字変換装置10により各々
対応する漢字表記または漢字かな混じり表記に変換され
、一つもしくは複数の表記が文節表記格納装置11に格
納される。このときの文#読み格納装置7および文節表
記格納装置11の内容は、第5図に示したものと同様で
ある。
出力装置12は、文節表記格納装置11に格納された漢
字かな混じり表記の中から各文節に対し一つずつの表記
を選択し、表示装置13に第6図と同様に表示する。「
株式」は、ユーザの意図したように変換されているため
、ユーザは文節選択キー16を用いて「がいしや」の文
節を選択する。ユーザは次候補選択キー14でこの「が
いしゃ」に対する別の漢字かな混じり表記を選択するこ
とを出力装置12に指示し、「外車」に代わって「富者
」が表示装置13に表示される。[富者Jもユーザが意
図したものではないため、ユーザは次候補選択キー14
により別の候補を出すことを試みるが、「がいしや」に
対する更に別の候補は存在しない。
これは辞書9の中で「会社Jが「がいしや」という読み
に対応していないためである。「会社」は辞書9の中で
は「かいしゃ」という読みに対応しており、直前に「か
ふしき」がきたため濁音化したものである。
出力装置12は、「がいしや」とその直前の「かふしき
」という文節を濁音条件判定装置18に送る。濁音条件
判定装置18では「かふしき」という語が「かいしゃ」
と接続することにより「がいしや」を濁音化して「がい
しや」に変化させるための条件を備えているかどうか判
定する。もし、濁音化の条件を満たしている場合、文節
清音化装置8は文節読み格納装置7に格納されている「
がいしゃJの読みを清音化し「かいしゃ」に代えて文節
読み格納装置7に格納する。かな漢字変換装置10は「
かいじゃ」という新しい読みを対応する一つまたは複数
の漢字表記に変換し文節表記格納装置11に格納する。
このときの文節読み格納装置7および文節表記格納装置
11の内容は、第7図に示すものと同様である。
出力装置12は、新しい読みに対応する複数の漢字表記
の中から一つを選択して表示装置13に表示する。表示
装置13には、第8Vと同様の内容が表示される。「株
式J 「会社Jという意図した表記が得られたので、ユ
ーザは変換確定キー15を用いて表記を確定し、入力が
完了する。
第16図は、本発明に係る日本語入力装置の他の実施例
の構成を示すブロック図である。この日本語入力装置は
、かな文字表記により文字列の読みを入力するためのキ
ーボードなどの入力装置1、かな表記の読みとこれに対
応する漢字およびその品詞とを格納する辞書9、入力装
置1から入力されたかな表記の文字列を辞書9を参照し
て一つもしくは複数の文節に分割する文節分割装置4、
文節分割装置4により分割される文節のうち最初の文節
の長さを一文字伸長して文字列を再分割することを文節
分割装置4に指示するための文節伸長キー5、文節分割
装W4により分割される文節のうち最初の文節の長さを
一文字短縮して再分割することを文節分割装置4に指示
するための文節短縮キー6、文節分割装置4により分割
された各りの文節の読みを格納する文節読み格納装置7
、文節読み格納装置7に格納された文節の読みの先頭の
音が濁音あるいは半濁音であったときにその読みを清音
に置き換え再度文節読み格納装置7に格納する文節清音
化装置8、辞書9を参照して文節読み格納装置7に格納
された文節の読みを対応する漢字に変換するかな漢字変
換装置10、かな漢字変換装置10により変換された各
文節に対する一つあるいは複数の漢字かな混じり表記と
元の読みの平仮名および片仮名での表記を格納する文節
表記格納装置11、文節表記格納装置11に格納された
複数の表記から一つを選択する出力装置】2、出力装置
12により選択した表記をデイスプレィ等に表示する表
示装置13、文節に対する表記について表示装置13に
表示された表記以外の候補を出力装置12により選択さ
せるための次候補選択キー14、表示装置13に表示さ
れている表記を日本語入力として確定するための変換確
定キー15、文節分割装W4により分割された複数の文
節のうち一つを選ぶだめの文節選択キー16、文節選択
キー16により選択された文節が清音が濁音化あるいは
半濁音化したものであるかどうかを判定する濁音条件判
定装置1日から成っている。
本実施例では、「株式会社」という語句を人力する場合
を考える。また、第2図に示すように、辞書9に「かぶ
しきがいしや」の読みと、「株式会社」の漢字との対応
が登録されておらず、かつ「かふしき」と「株式」の対
応と、「かいしや」と「会社Jの対応は登録されている
ものとする。
ユーザは、かな表記により入力装置1から「かふしきが
いしゃ」と入力する。「かぶしきがいしや」という表記
は、次に文節分割装置4に送られる。文節分割装置4で
は、辞書9を参照して人力された読みを文節に分割する
が、辞書9には「かふしきがいしや」という読みに対応
する語句が登録されておらず、「かふしきがいしや」を
1文節と成し得るような語も登録されていないために、
複数の文節に分割する。
即ち、文節分割装置4は、「かふしきがいしゃ」を「か
ぷしきが」 「いしや」という2つの文節に分割し、文
節読み格納装置7に格納する。文節読み格納装置7に格
納された文節の読みは、かな漢字変換装置10によって
変換され、文節に対応する一つまたは複数の漢字かな混
じり表記が平仮名表記および片仮名表記と共に文節表記
格納装置11に格納される。この結果、文節読み格納装
置7および文節表記格納装置11の内容は、第17図に
示すようなものである。出力装置12は、文節表記格納
装置11に格納された文節に対する表記から一つずつを
選択し、表示装置!!!13がその表記を表示する。表
示の内容は、第4図に示すものと同様である。
ユーザが、次候補選択キー14により「かふしきが」に
対する別の表記を選択することを出力装置12に指示し
、「株式が」に対する別の表記、「かふしきが」が表示
装置13に表示される。同様に次候補選択キー14によ
り更に別の表記が得られるが、全ての表記を表示した後
に更に次候補選択キー14により次候補が要求されると
、出力装置12は文節分割装置4に文節の分割のやり直
しを要求する。文節分割装置4は「かふしきがいしや」
を「かふしき」 「がいしや」に分割し、文節読み格納
装置7に格納する。もしくは、ユーザは文節伸長キー5
または文節短縮キー6を用いて適切な場所で文節の分割
を行うように文節分割装置4に指示する。これによって
、文節読み格納装置7には「かぶしき」 「がいしゃ」
という2つの文節に分割された読みが格納される。
「かふしき」に対してかな漢字変換装置lOにより対応
する漢字表記「株式」が得られる。これは、「かふしき
」 「カブシキ」というかな表記と共に文節表記格納装
置11に格納される。更に「がいしや」に対し、かな漢
字変換装置IOにより対応する漢字表記「外車」 「富
者」の表記が得られる。ここで「がいしゃ」とその直前
の「かふしき」という読みが濁音条件判定装置18に送
られる。濁音条件判定装置18は「がいしや」が直前に
「かぶしき」がきたため濁音化したものである可能性が
あるかどうかを判定する。「がいしゃ」は「かいしゃ」
が濁音化したものである可能性がある。このため、かな
漢字変換装置10は「かいしゃ」に対応する漢字表記「
会社」「脂炙」を得る。その結果、「外車」 「富者」
 「会社」[胎炙」の漢字表記が「がいしゃ」 「カイ
シャ」のかな表記と共に文節表記格納装置11に格納さ
れる。
このときの文節読み格納装置7および文節表記格納装置
11の内容を第18図に示す。
出力装置12は「かぶしき」 「がいしや」に対応する
複数の表記の中から一つを選択し表示装N13に表示す
る。表示装置13には第6図と同様なものが表示される
。「株式」はユーザの意図したように変換されているた
め、ユーザは文節選択キー16を用いて「がいしゃ」の
文節を選択する。ユーザは次候補選択キー14でこの「
がいしや」に対する別の表記を選択することを出力装置
12に指示し、「外車」に代わって「富者」が表示装置
13に表示される。「富者Jもユーザが意図したもので
はないため、ユーザは次候補選択キー14によって別の
候補を出すことを試みる。ここで「がいしや」に対する
さらに別の候補「会社」が選択され、表示装置13に表
示される。「株式」 「会社」という意図した表記が得
られたので、ユーザは変換確定キー15を用いて表記を
確定し、入力が完了する。
発明の効果 以上のように、本発明は、かな文字またはローマ字によ
り文字列を入力する読み入力装置と、文字列と文字列に
対応する漢字表記あるいは漢字かな混じり表記を格納す
る辞書と、入力された文字列をそのままあるいはかな表
記に変換した後に辞書を参照して一つもしくは複数の文
節に分割する文節分割装置と、文節分割装置によって分
割された文節を辞書を参照して漢字表記または漢字かな
混じり表記に変換するかな漢字変換装置と、かな漢字変
換装置によって変換された文節に対する漢字かな表記を
出力する出力装置と、文節分割装置によって分割された
文節の読みを濁音あるいは半濁音から清音に変換する文
節清音化装置を設けるように構成されている。
この構成により、入力された読みを文節に分割し、分割
後の読みを濁音あるいは半濁音から清音に変換すること
により、清音での読みしか辞書に登録されていない場合
にも、濁音または半濁音に変化した文節を適切にかな漢
字変換することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第15図、および第16図は本発明による日本
語入力装置の一実施例を示すブロック図、第2図は本発
明による日本語入力装置の実施例における辞書の記述例
を示す概念図、第3図1第5図、第7図、第9図、第1
1図、第13図、第17図および第18図は本発明によ
る日本語入力装置の実施例における入力の過程での文節
読み格納装置および文節表記格納装置の内容を示す概念
図、第4図、第6図、第8図、第10図、第12図、お
よび第14図は本発明による日本語入力装置の実施例に
おける入力の過程で表示装置への表示を示す概念図であ
る。 ■・・・・・・入力装置、2・・・・・・入力モード切
り替えスイフチ、3・・・・・・ローマ字かな変換装置
、4・旧・・文節分割装置、訃・・・・・文節伸長キー
、6・・・・・・文節短縮キー、7・・・・・・文節読
み格納装置、8・旧・・文節清音化装置、9・・・・・
・辞書、10・・・・・・がな漢字変換装置、11・・
・・・・文節表記格納装置、12・・・・・・出力装置
、I3・・・・・・表示装置、14・・・・・・次候補
選択キー、I5・・・・・・変換確定キー、16・・・
・・・文節選択キー、17・・・・・・文節清音化キー
、18・・・・・・濁音条件判定装置。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 図 /

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)かな文字またはローマ字により文字列を入力する
    読み入力装置と、前記文字列と前記文字列に対応する漢
    字表記あるいは漢字かな混じり表記を格納する辞書と、
    入力された前記文字列をそのままあるいはかな表記に変
    換した後に前記辞書を参照して一つもしくは複数の文節
    に分割する文節分割装置と、前記文節分割装置によって
    分割された文節を前記辞書を参照して漢字表記または漢
    字かな混じり表記に変換するかな漢字変換装置と、前記
    かな漢字変換装置によって変換された文節に対する漢字
    かな表記を出力する出力装置と、前記文節分割装置によ
    って分割された文節の読みを濁音あるいは半濁音から清
    音に変換する文節清音化装置を具備することを特徴とす
    る日本語入力装置。
  2. (2)辞書には、文字列と前記文字列に対応する漢字表
    記あるいは漢字かな混じり表記と、前記文字列の品詞と
    が格納されていることを特徴とする請求項1記載の日本
    語入力装置。
JP2127247A 1990-05-16 1990-05-16 日本語入力装置 Pending JPH0421157A (ja)

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