JPH04208792A - 電話交換システム - Google Patents
電話交換システムInfo
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- JPH04208792A JPH04208792A JP40397890A JP40397890A JPH04208792A JP H04208792 A JPH04208792 A JP H04208792A JP 40397890 A JP40397890 A JP 40397890A JP 40397890 A JP40397890 A JP 40397890A JP H04208792 A JPH04208792 A JP H04208792A
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- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換システムに係
り、特に、専用線回綿によって構築される電話交換ネッ
トワークの専用線回綿の着信方式に関するものである。
り、特に、専用線回綿によって構築される電話交換ネッ
トワークの専用線回綿の着信方式に関するものである。
【従来の技術】従来、構内自動電話交換機(以下、「P
BXJ と称す)を核とした専用線ネットワークにおい
て、各PBX間を結ぶ専用線による運用方式は、市内専
用線として多く用いられるループダイヤル2線式専用線
回綿、あるいは市外専用線として多く用いられるアウト
バウンドダイヤル4線式専用線回綿を使用し、着信側P
BXでは、着信を検出した後ダイヤル信号を受信し、そ
の受信したダイヤル信号の内容によって、着信先の電話
端末に直接着信させ、扱者は、それに応答するといった
形態であった。これに対し、公衆回線(局線)からの着
信は、一般的に分散応答方式がとられており、中継台の
オペレータや不特定の扱者が一旦応答して発信者と通話
し、着信先の電話端末に転送するという形態であった。 このような運用の場合、公衆回線、あるいは専用線回綿
のどちらの場合でも、着信した電話端末は呼出信号が鳴
動し、送受話器を上げれば応答となる、いわゆるオフフ
ック応答が基本となるので、特に問題は生じなかった。 ところが、最近の電話交換システムでは、PBXの電話
端末として多機能電話機が多く採用されるにつれ、従来
のボタン電話装置の利便性が取り入れられるようになっ
てきた。すなわち、多数の回線を多機能電話機の盤面上
の機能ボタンに回線毎に収容し、回線に着信があると、
その回線に対応する機能ボタンに内蔵されたランプが着
信表示し、扱者は、オフフックした後に着信表示してい
る機能ポタシを押すことで通話の状態になるという方式
である。これを図10を用いて詳述すると、公衆回線か
らの着信の場合、まず、公衆網4からの着信を電話交換
機A(以下、PBX−A)が収容する局線トランク(C
OT)5にて検出する。すると、PBX−Aの中央制御
装置(CP)7はこれを検知し、どのトランクに着信が
なされたか解析する。そして、その解析結果に基づき、
PBX−Aに収容されている電話端末(例えば、電話端
末2)の局線応答ボタン(機能ボタン)2dに設定され
ている局線トランクを検索する。その結果、着信してい
る回線が局線応答ボタン2dに登録されているときは、
該当する局線応答ボタン2dに対して着信表示を行なう
。扱者が、このように局線応答ボタン2dに着信してい
るとき、送受話器2aをオフフックした後、着信表示を
している局線応答ボタン2dを押下することで着信呼に
応答することができ、通話の状態となる。これに対し、
専用線回綿からの着信の場合、まず、電話交換機B(以
下、PBX、−B)から専用線回綿17を介して着信が
あると、それを専用線トランク(PVT)6にて検出す
る。すると、PBX−Aの中央制御装置7はこれを検知
し、次いで、PBX−Bから送られてくるダイヤル信号
を受信する。そして、その受信したダイヤル信号に基づ
いて着信先の電話端末を検索し、着信先の電話端末(例
えば、電話端末2)を接続しているライン回路3を制御
して電話端末2を鳴動させる。扱者が、このように着信
しているとき、送受話器2aをオフフックすることで着
信呼に応答することができ、通話の状態となる。
BXJ と称す)を核とした専用線ネットワークにおい
て、各PBX間を結ぶ専用線による運用方式は、市内専
用線として多く用いられるループダイヤル2線式専用線
回綿、あるいは市外専用線として多く用いられるアウト
バウンドダイヤル4線式専用線回綿を使用し、着信側P
BXでは、着信を検出した後ダイヤル信号を受信し、そ
の受信したダイヤル信号の内容によって、着信先の電話
端末に直接着信させ、扱者は、それに応答するといった
形態であった。これに対し、公衆回線(局線)からの着
信は、一般的に分散応答方式がとられており、中継台の
オペレータや不特定の扱者が一旦応答して発信者と通話
し、着信先の電話端末に転送するという形態であった。 このような運用の場合、公衆回線、あるいは専用線回綿
のどちらの場合でも、着信した電話端末は呼出信号が鳴
動し、送受話器を上げれば応答となる、いわゆるオフフ
ック応答が基本となるので、特に問題は生じなかった。 ところが、最近の電話交換システムでは、PBXの電話
端末として多機能電話機が多く採用されるにつれ、従来
のボタン電話装置の利便性が取り入れられるようになっ
てきた。すなわち、多数の回線を多機能電話機の盤面上
の機能ボタンに回線毎に収容し、回線に着信があると、
その回線に対応する機能ボタンに内蔵されたランプが着
信表示し、扱者は、オフフックした後に着信表示してい
る機能ポタシを押すことで通話の状態になるという方式
である。これを図10を用いて詳述すると、公衆回線か
らの着信の場合、まず、公衆網4からの着信を電話交換
機A(以下、PBX−A)が収容する局線トランク(C
OT)5にて検出する。すると、PBX−Aの中央制御
装置(CP)7はこれを検知し、どのトランクに着信が
なされたか解析する。そして、その解析結果に基づき、
PBX−Aに収容されている電話端末(例えば、電話端
末2)の局線応答ボタン(機能ボタン)2dに設定され
ている局線トランクを検索する。その結果、着信してい
る回線が局線応答ボタン2dに登録されているときは、
該当する局線応答ボタン2dに対して着信表示を行なう
。扱者が、このように局線応答ボタン2dに着信してい
るとき、送受話器2aをオフフックした後、着信表示を
している局線応答ボタン2dを押下することで着信呼に
応答することができ、通話の状態となる。これに対し、
専用線回綿からの着信の場合、まず、電話交換機B(以
下、PBX、−B)から専用線回綿17を介して着信が
あると、それを専用線トランク(PVT)6にて検出す
る。すると、PBX−Aの中央制御装置7はこれを検知
し、次いで、PBX−Bから送られてくるダイヤル信号
を受信する。そして、その受信したダイヤル信号に基づ
いて着信先の電話端末を検索し、着信先の電話端末(例
えば、電話端末2)を接続しているライン回路3を制御
して電話端末2を鳴動させる。扱者が、このように着信
しているとき、送受話器2aをオフフックすることで着
信呼に応答することができ、通話の状態となる。
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
公衆回線からの着信の場合は、リングダウン着信である
ため、ボタン電話における従来技術をPBXに取り入れ
ることで容易に実現することができた。しかしながら、
専用線回綿からの着信の場合は、着信先の電話端末を直
接呼び出して通話を成立させる方式をとっており、公衆
回線のようにボタン電話の技術を採り入れることは困難
であった。その結果、公衆回線からの着信はオフフック
後、機能ボタン押下で応答となるが、専用線回綿からの
着信の場合には、従来どおりオフフックのみで応答の状
態となり、応答操作の相違が生じてしまう。そのうえ、
公衆回線からの着信と専用線回綿からの着信とが同時に
生じている場合、例えば、専用線回綿からの着信である
のにオフフックして、着信中の機能ボタンを押したとき
には、公衆回線は接続されるが、専用線は切断してしま
うというように非常に不都合な具合になる。本発明は、
前記した問題に鑑み、公衆回線からの着信に対する応答
と専用線回綿からの着信に対する応答との、操作の不統
一性を解消することを特徴とする特に、専用線回綿で接
続されている電話交換機は、単一メーカとは限らず、複
数のメーカの電話交換機がネットワーク内に混在する場
合が多いため、従来から培われてきた電話交換機間の信
号形式を変えるには、多大の労力を要することは想像す
るに難しくない。しかるに、本発明は、現在用いられて
いる専用線回綿の着信形態はそのまま温存し、電話交換
機内部の処理を工夫することで目的を達成し、ネットワ
ーク内の他部署に影響を与えないことを最大の前提とす
る。
公衆回線からの着信の場合は、リングダウン着信である
ため、ボタン電話における従来技術をPBXに取り入れ
ることで容易に実現することができた。しかしながら、
専用線回綿からの着信の場合は、着信先の電話端末を直
接呼び出して通話を成立させる方式をとっており、公衆
回線のようにボタン電話の技術を採り入れることは困難
であった。その結果、公衆回線からの着信はオフフック
後、機能ボタン押下で応答となるが、専用線回綿からの
着信の場合には、従来どおりオフフックのみで応答の状
態となり、応答操作の相違が生じてしまう。そのうえ、
公衆回線からの着信と専用線回綿からの着信とが同時に
生じている場合、例えば、専用線回綿からの着信である
のにオフフックして、着信中の機能ボタンを押したとき
には、公衆回線は接続されるが、専用線は切断してしま
うというように非常に不都合な具合になる。本発明は、
前記した問題に鑑み、公衆回線からの着信に対する応答
と専用線回綿からの着信に対する応答との、操作の不統
一性を解消することを特徴とする特に、専用線回綿で接
続されている電話交換機は、単一メーカとは限らず、複
数のメーカの電話交換機がネットワーク内に混在する場
合が多いため、従来から培われてきた電話交換機間の信
号形式を変えるには、多大の労力を要することは想像す
るに難しくない。しかるに、本発明は、現在用いられて
いる専用線回綿の着信形態はそのまま温存し、電話交換
機内部の処理を工夫することで目的を達成し、ネットワ
ーク内の他部署に影響を与えないことを最大の前提とす
る。
【課題を解決するための手段】本発明は、専用線回綿の
着信を応答する応答ボタンと、該応答ボタンに対して設
けられ着信の状態を表示する表示器とを有する電話端末
と、該電話端末と専用線回綿とを収容し、専用線回綿か
らの着信を認識したとき、上記表示器に着信表示する交
換装置とを備えたことを特徴とする。
着信を応答する応答ボタンと、該応答ボタンに対して設
けられ着信の状態を表示する表示器とを有する電話端末
と、該電話端末と専用線回綿とを収容し、専用線回綿か
らの着信を認識したとき、上記表示器に着信表示する交
換装置とを備えたことを特徴とする。
【作用】専用線回綿の着信を応答する応答ボタンと、該
応答ボタンに対して設けられ着信の状態を表示する表示
器とを電話端末に備えておき、交換装置は、専用線トラ
ンクに着信があったとき、着信がなされている専用線ト
ランク(着信ルート)によって発信先の電話端末を認識
して、着信させる電話端末を決定し、かつ、その電話端
末の発信先の電話端末に対する応答ボタンに対応する表
示器に着信表示する。これによって、公衆回線からの着
信に対する応答と専用線回綿からの着信に対する応答と
の、操作を統一させることができる。
応答ボタンに対して設けられ着信の状態を表示する表示
器とを電話端末に備えておき、交換装置は、専用線トラ
ンクに着信があったとき、着信がなされている専用線ト
ランク(着信ルート)によって発信先の電話端末を認識
して、着信させる電話端末を決定し、かつ、その電話端
末の発信先の電話端末に対する応答ボタンに対応する表
示器に着信表示する。これによって、公衆回線からの着
信に対する応答と専用線回綿からの着信に対する応答と
の、操作を統一させることができる。
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 1、発明の概要 図1、図2、及び図3により、本発明の詳細な説明する
。 1.1 システム構成 図1は、本発明の詳細な説明する電話交換システムの構
成を示す図である。図1において、電話交換機A(以下
、P B X −A)は、電話交換機B(以下、PBX
−B)と専用線回綿17によって接続されている。PB
X−Aは、通話路スイッチ(SW)1を含み、この通話
路スイッチ1には制御系バス9を介して中央制御装置(
CP) 7が接続される。なお、中央制御装置7はPB
X−A全体を制御するものである。制御系バス9には他
に、記憶装置(MM)8が接続されており、この記憶装
置8には、中央制御装置7がPBX−A全体を制御する
ために必要なプログラム、局データ、及び各種テーブル
等が格納されている。更に、PBX−Aは、ライン回路
(LIN)3、局線トランク(COT) 5、及び専用
線トランク(PVT)6を含んでいる。ライン回路3は
、電話端末2の制御と、電話端末2と通話路スイッチ1
とのインタフェースを行なっている。局線トランク5は
、公衆網4と通話路スイッチ1とのインタフェースを行
なうものであり、公衆網4に対して発着信制御を行なっ
ている。専用線トランク6は、専用線回綿17を介して
PBX−Bとの通話をならしめるためのインタフェース
装置で、PBX−Bに対して発着信制御を行なうもので
あり、通話路スイッチ1に接続されている。電話端末2
は、送受話器2aと、ダイヤルボタン2bと、専用線回
綿からの着信を表示するとともに、その着信に応答する
ための専用線応答ボタン2cと、公衆網4(局線回線)
からの着信を表示するとともに、その着信に応答するた
めの局線応答ボタン2dとを含んでいる。また、ライン
回路3、局線トランク5、及び専用線トランク6は、そ
れぞれ複数収容されているものであるが、図示を省略す
る。なお、ライン回路3、局線トランク5、及び専用線
トランク6の各々の装置にマイクロプロセッサを備え、
中央制御装置7からのオーダを受信して、各々の装置が
独立して動作するようにし、中央制御装置7の負荷を軽
減せしめる構成とすることが望ましい。一方、PBX−
Bは、通話路スイッチ10と、電話端末11と、電話端
末11と通話路スイッチ10とを接続し電話端末11を
制御するライン回路12と、専用線回綿17を介してP
BX−Aとの通話をならしめる専用線トランク13と、
PBX−B全体を制御する中央制御装置14と、中央制
御装置14がPBX−B全体を制御するために必要なプ
ログラム、局データ、及び各種テーブル等を格納する記
憶装置15と、中央制御装置14、記憶装置15、及び
通話路スイッチ10間でデータを送受信させる制御系バ
ス16とを含んでいる。なお、PBX−Bは、PBX−
Aと略同じ構成であるので詳細な説明は省略する。図2
は、電話端末2 (電話端末11も同様)の外観を示し
ている。電話端末2は、送受話器2aと、ダイヤルボタ
ン2bと、専用線応答ボタン2cと、局線応答ボタン2
dと、時間、発信元の情報、及び着信先の情報等を表示
する表示器2eとを含んでいる。なお、他に呼の転送、
保留等の操作を行なう機能ボタンも含まれているが説明
を省略する。また、専用線応答ボタン2C及び局線応答
ボタン2dには、LED (図示省略)が内蔵されてお
り、点火、滅火、もしくは点滅によって、専用線回綿及
び局線回線の状態を表示する構成になっている。図3は
、電話端末2の専用線応答ボタン2cと局線応答ボタン
2dとを詳細に示す回線応答ボタンの配置図であり、各
々10回線分に対応するボタンが備えられている構成を
示している。 1.2 着信動作 図1、図2、及び図3を用いて着信動作を説明する。 1、 2. 1 局線着信 公衆網4からPBX−Aに対して着信があると、PBX
−Aの局線トランク5がそれを検出し、中央制御装置7
に着信したことを通知する。すると、中央制御装置7は
、着信を検出した局線トランクの収容位置により、着信
表示を行なう電話端末もしくは電話端末群を決定し、そ
の決定した電話端末もしくは電話端末群(例えば、電話
端末2)の局線トランク5に対応する局線応答ボタン2
dに着信表示をする。例えば、図3において、局線応答
ボタン301に着信表示をする。このとき、局線応答ボ
タン301を点滅せしめるとともに、電話端末を鳴動さ
せる。なお、着信先が電話端末群である場合、局線応答
ボタン301への着信表示は電話端末群の全部の電話端
末に行なうが、鳴動による着信表示は一部の電話端末に
指定することができる。電話端末2に着信表示がなされ
ているときに、扱者がその着信表示がなされている局線
応答ボタン301を押下して送受話器2aを上げるか、
もしくは送受話器2aを上げてから着信表示がなされて
いる局線応答ボタン301を押下すると、ライン回路3
がそれを検出して、中央制御装置7に通知する。中央制
御装置7は、電話端末2が応答したことを認識すると、
通話路スイッチ1を制御して局線トランク5とライン回
路3との間にパスを設定するとともに、局線トランク5
を制御して公衆網4の電話回線を閉回路にし、かつ、ラ
イン回路3を制御して着信表示を停止せしめる。 そして、着信表示を行なった電話端末、もしくは電話端
末群の局線トランク5に対応する局線応答ボタン301
を点火せしめ応答表示を行なう。これによって、公衆網
4からの着信呼に対応しての通話が可能となる。 1、 2. 2 専用線着信 PBX−Bの電話端末、例えば電話端末11がPBX−
Aに対して発呼するダイヤル信号(特番十局番号十内線
番号)を送出すると、ライン回路12を介して中央処理
装置14がそのダイヤル信号を読み取る。すると、中央
処理装置14は読み取ったダイヤル信号を解析し、通話
路スイッチ10を制御してライン回路12と専用線トラ
ンク13との間にパスを設定する。そして、専用線回路
17を閉回路にし、PBX−Aに対して発呼情報を送出
し、かつ、着信先電話端末を示す内線番号を送出する。 一方、PBX−Aは、専用線トランク6がPBX−Bか
らの着信を検出すると、内線番号を受信する。そして、
着信を示す着信情報と受信した内線番号を中央制御装置
7に通知する。中央制御装置7は専用線トランク6から
着信情報と内線番号を受信すると、着信を検出した専用
線トランクの収容位置と受信した内線番号とにより、着
信表示を行なう電話端末もしくは電話端末群を決定し、
その決定した電話端末もしくは電話端末群(例えば、電
話端末2)の所定の専用線応答ボタンに着信表示を行な
う。専用線応答ボタンの決定は、着信を検出した専用線
トランク6と受信した内線番号とに基づいてなされる。 これによって、例えば、図3において、専用線応答ボタ
ン311に着信表示を行なう。このとき専用線応答ボタ
ン311を点滅せしめるとともに、電話端末を鳴動させ
る。なお、着信先が電話端末群である場合、専用線応答
ボタン311への点滅による着信表示は電話端末群の全
部の電話端末に行なうが、鳴動による着信表示は一部の
電話端末に指定することができる。電話端末2の専用線
応答ボタン311に着信表示がなされているときに、扱
者がその着信表示がなされている専用線応答ボタン31
1を押下して送受話器2aを上げるか、もしくは送受話
器2aを上げてから着信表示がなされている専用線応答
ボタン311を押下すると、ライン回路3がそれを検出
して、中央制御装置7に通知する。中央制御装置7は電
話端末2が応答したことを認識すると、通話路スイッチ
1を制御して専用線トランク6とライン回路3との間に
パスを設定するとともに、専用線トランク6を制御して
専用線回綿17を閉回路にし、かつ、ライン回路3を制
御して着信表示を停止せしめる。そして、着信表示を行
なった電話端末もしくは電話端末群の専用線応答ボタン
311を点火せしめ、応答表示を行なう。これによって
、PBX−Bの電話端末IIとPBX−Aの電話端末2
との間にパスが設定され通話が可能となる。 2、発明の具体的な構成と動作 図29図4ないし図9を用いて、本発明の具体的な構成
と動作について説明する。 2.1 システム構成の説明 図4は、本発明の具体的な実施例を説明する専用線ネッ
トワークを示す図である。図4には、電話交換機1 (
以下、PBX−1)と、電話交換機2 (以下、PBX
−2)と、電話交換機3 (以下、PBX−3)と、電
話交換機4(以下、PBX−4)とが専用線回綿で接続
されている例を示している。PBX−1は、通話路スイ
ッチ52を含んでおり、電話端末群48と電話端末群4
9とが通話路スイッチ52に接続されている。さらに、
通話路スイッチ52は専用線トランク41〜47を収容
している。中央制御装置(CP)50は、PBX−1全
体を制御するものであり、記憶装置(MM)51及び通
話路スイッチに接続されている。記憶装置51には、中
央制御装置50がPBX−1全体を制御するために必要
なプログラム、局データ及び各種テーブルを格納してい
る。 電話端末群48の全電話端末もしくは一部の電話端末、
及び電話端末49は図2に示す構成のものであるため詳
細な説明は省略する。また、PBX−2は、専用線トラ
ンク53.54と通話路スイッチ55とを含み、PBX
−3は専用線トランク56.57と通話路スイッチ58
とを含み、PBX−4は専用線トランク59. 60.
及び61と通話路スイッチ62とを含んでいる。なお、
PBX−2,PBX−3,及びPBX−4にも、PBX
−1と同様に電話端末、中央制御装置及び記憶装置等が
備えられているが、図示するのを省略する。図5は、電
話端末49もしくは電話端末群48の電話端末の専用線
応答ボタンを示す図であり、専用線応答ボタン501,
502.507,508,513.及び514は、例え
ば総務課への着信、専用線応答ボタン503,504,
509.510,515.及び516は、例えば庶務課
への着信、専用線応答ボタン505,506,511,
512,517.及び518は、例えば経理課への着信
を表示するものである。また、専用線応答ボタン501
〜506はPBX−2からの着信、専用線応答ボタン5
07〜512はPBX−3からの着信、専用線応答ボタ
ン513〜518はPBX−4からの着信を表示する。 このように専用線応答ボタンを配置することによって、
専用線応答ボタン501〜518に着信があったとき、
どこからの着信か、どこへの着信かが一目で判別するこ
とができる。例えば、PBX−3に収容されている電話
端末(図示せず)からPBX−11\専用線回綿を介し
て着信し、そのときのダイヤル信号(内線番号)が12
100」であれば、例えばPBX−1の電話端末49の
専用線応答ボタン507に着信表示がなされるので、P
BX3から総務課への着信であることが一目で判別する
ことができる。 2、2 テーブルの説明 図6は、ボタン着信分配管理テーブルであり、各種電話
端末ごとに1面、あるいは電話端末群(例えば、各グル
ープ、課への群)毎に1面、あるいは全電話端末共通に
1面、あるいはそれらの組合せによって備えられている
。このボタン着信分配管理テーブルは電話端末に装備さ
れている専用線応答ボタンを含む回線ボタン数分の領域
を持ち、各ボタン対応の領域601には、表示対象とな
る専用線回綿着信時に受信した受信番号(ダイヤル信号
)602と専用線ルート603とが記憶されている。 例えば、ボタン501にはPBX−2からr2100J
を受信したときに着信表示するボタンであることを示し
ている。このように規定されたボタン着信分配管理テー
ブルは記憶装置51 (図4)に格納それており、専用
線回綿からの着信時に、このテーブルを参照して着信表
示処理を実行する。図7は、図5に示す各ボタンの状態
を示すボタン状態管理テーブルであり、−時記憶データ
として記憶装置51に格納される。ボタンの状態として
は、空、通信中、着信中、及び保留中などがあり、各ボ
タンが使用されている場合には、ボタンが使用している
専用線トランク番号が対で記憶される。 2.3 専用線回綿の着信動作 図8及び図9は、中央制御装置50が図6及び図7のテ
ーブルを参照もしくは記憶しつつ、専用線回綿からの着
信処理を行なう場合のフローチャートである。以下、図
8及び図9に基づいて、専用線回綿からの着信処理動作
を説明する。なお、ここでは、PBX−3の電話端末(
図示せず)からPBX−1の電話端末49に接続する動
作を例にして説明する。まず、中央処理装置50が専用
線回綿からの着信を検出すると、続いて発信局(PBX
−3)の専用線トランク56から送出されてくるダイヤ
ル信号(r2100J)を専用線トランク43にて受信
する(ステップ801)。ネットワークの番号計画が4
桁であるとすると、4桁全て受信するのを待って(ステ
ップ802)、4桁受信後、図6に示すボタン着信分配
管理テーブルをサーチするためにアドレスを先頭に初期
設定する(ステップ803)。次に、受信したダイヤル
信号(r2100J)と着信ルート(PBX−3)とで
ボタン着信分配管理テーブルをサーチする(ステップ8
04)。サーチした結果、一致する場合(ステップ80
5)には、対応するボタン番号(ボタン507もしくは
ボタン508)を抽出し、図7のボタン状態管理テーブ
ルをチエツクして(ステップ807)、空かどうか判別
する(ステップ808)。空の場合には、ボタン状態管
理テーブルを着信中に指定しくステップ810)、かつ
、専用線トランク番号を設定する(ステップ811)。 次いで、サーチしたボタン着信分配管理テーブルに対応
する電話端末もしくは電話端末群(電話端末49)に対
して、該当する専用線応答ボタン(ボタン507もしく
はボタン508)に内蔵しているランプを着信表示する
オーダを送出する(ステップ812)。以上の処理の連
続により電話端末の扱者は、着信を認識することができ
る。なお、扱者が、オフフックして着信表示中の専用線
応答ボタン(ボタン507もしくはボタン508)を押
下すると、中央制御装置50はこれを検出して、対応す
る専用線トランク43と電話端末49との間にパスを設
定して応答処理を終了する。一方、ステップ808の判
定で抽出したボタンが空でない場合には、テーブルをサ
ーチするアドレスを更新(ステップ809)して、サー
チを続行する。その結果、受信したダイヤル信号と着信
ルートとが一致する空のボタンが見つからなかった場合
、発信電話端末に対して話中音を送出する(ステップ8
06)。以上のようにして、各専用線回綿(着信ルート
)毎に、かつ、受信したダイヤル信号毎に、各々所定の
着信表示をすることができる。なお、図6に示すように
ボタン519.520、及び521の表示対象ルートを
PBX−2、PBX−3、及びPBX−4の全てを表示
するようにしておけば、図5に示す3つの共通ボタンと
しても使用することができる。さらに、受信したダイヤ
ル信号のうち特定の番号(例えば、 「3000」、r
3001J、及びr300:IIJ)を個人番号として
使用することにより、様々な使用形態を実現することが
できる。またさらに、l5DN回線を専用線回綿に用い
ると、発アドレス、発サブアドレス、着アドレス、及び
着サブアドレスなどの付加情報に基づいて、着信表示す
る電話端末もしくは電話端末群、並びに専用線応答ボタ
ンを決定することで、さらに複雑なネットワークであっ
ても専用線回綿からの着信を所定の専用線応答ボタンに
させることができる。 3、むすび 以上説明したように、各PBX間の信号形式は従来通り
で、単に番号計画を新しい構想にすること、すなわち。 単なる電話端末に対応した呼びではない、グループ(課
)呼び、共通呼び、及び個人呼びなどの目的別に合せた
番号計画を構想することで、専用線回綿の着信を任意に
機能ボタンにさせることができる。
に説明する。 1、発明の概要 図1、図2、及び図3により、本発明の詳細な説明する
。 1.1 システム構成 図1は、本発明の詳細な説明する電話交換システムの構
成を示す図である。図1において、電話交換機A(以下
、P B X −A)は、電話交換機B(以下、PBX
−B)と専用線回綿17によって接続されている。PB
X−Aは、通話路スイッチ(SW)1を含み、この通話
路スイッチ1には制御系バス9を介して中央制御装置(
CP) 7が接続される。なお、中央制御装置7はPB
X−A全体を制御するものである。制御系バス9には他
に、記憶装置(MM)8が接続されており、この記憶装
置8には、中央制御装置7がPBX−A全体を制御する
ために必要なプログラム、局データ、及び各種テーブル
等が格納されている。更に、PBX−Aは、ライン回路
(LIN)3、局線トランク(COT) 5、及び専用
線トランク(PVT)6を含んでいる。ライン回路3は
、電話端末2の制御と、電話端末2と通話路スイッチ1
とのインタフェースを行なっている。局線トランク5は
、公衆網4と通話路スイッチ1とのインタフェースを行
なうものであり、公衆網4に対して発着信制御を行なっ
ている。専用線トランク6は、専用線回綿17を介して
PBX−Bとの通話をならしめるためのインタフェース
装置で、PBX−Bに対して発着信制御を行なうもので
あり、通話路スイッチ1に接続されている。電話端末2
は、送受話器2aと、ダイヤルボタン2bと、専用線回
綿からの着信を表示するとともに、その着信に応答する
ための専用線応答ボタン2cと、公衆網4(局線回線)
からの着信を表示するとともに、その着信に応答するた
めの局線応答ボタン2dとを含んでいる。また、ライン
回路3、局線トランク5、及び専用線トランク6は、そ
れぞれ複数収容されているものであるが、図示を省略す
る。なお、ライン回路3、局線トランク5、及び専用線
トランク6の各々の装置にマイクロプロセッサを備え、
中央制御装置7からのオーダを受信して、各々の装置が
独立して動作するようにし、中央制御装置7の負荷を軽
減せしめる構成とすることが望ましい。一方、PBX−
Bは、通話路スイッチ10と、電話端末11と、電話端
末11と通話路スイッチ10とを接続し電話端末11を
制御するライン回路12と、専用線回綿17を介してP
BX−Aとの通話をならしめる専用線トランク13と、
PBX−B全体を制御する中央制御装置14と、中央制
御装置14がPBX−B全体を制御するために必要なプ
ログラム、局データ、及び各種テーブル等を格納する記
憶装置15と、中央制御装置14、記憶装置15、及び
通話路スイッチ10間でデータを送受信させる制御系バ
ス16とを含んでいる。なお、PBX−Bは、PBX−
Aと略同じ構成であるので詳細な説明は省略する。図2
は、電話端末2 (電話端末11も同様)の外観を示し
ている。電話端末2は、送受話器2aと、ダイヤルボタ
ン2bと、専用線応答ボタン2cと、局線応答ボタン2
dと、時間、発信元の情報、及び着信先の情報等を表示
する表示器2eとを含んでいる。なお、他に呼の転送、
保留等の操作を行なう機能ボタンも含まれているが説明
を省略する。また、専用線応答ボタン2C及び局線応答
ボタン2dには、LED (図示省略)が内蔵されてお
り、点火、滅火、もしくは点滅によって、専用線回綿及
び局線回線の状態を表示する構成になっている。図3は
、電話端末2の専用線応答ボタン2cと局線応答ボタン
2dとを詳細に示す回線応答ボタンの配置図であり、各
々10回線分に対応するボタンが備えられている構成を
示している。 1.2 着信動作 図1、図2、及び図3を用いて着信動作を説明する。 1、 2. 1 局線着信 公衆網4からPBX−Aに対して着信があると、PBX
−Aの局線トランク5がそれを検出し、中央制御装置7
に着信したことを通知する。すると、中央制御装置7は
、着信を検出した局線トランクの収容位置により、着信
表示を行なう電話端末もしくは電話端末群を決定し、そ
の決定した電話端末もしくは電話端末群(例えば、電話
端末2)の局線トランク5に対応する局線応答ボタン2
dに着信表示をする。例えば、図3において、局線応答
ボタン301に着信表示をする。このとき、局線応答ボ
タン301を点滅せしめるとともに、電話端末を鳴動さ
せる。なお、着信先が電話端末群である場合、局線応答
ボタン301への着信表示は電話端末群の全部の電話端
末に行なうが、鳴動による着信表示は一部の電話端末に
指定することができる。電話端末2に着信表示がなされ
ているときに、扱者がその着信表示がなされている局線
応答ボタン301を押下して送受話器2aを上げるか、
もしくは送受話器2aを上げてから着信表示がなされて
いる局線応答ボタン301を押下すると、ライン回路3
がそれを検出して、中央制御装置7に通知する。中央制
御装置7は、電話端末2が応答したことを認識すると、
通話路スイッチ1を制御して局線トランク5とライン回
路3との間にパスを設定するとともに、局線トランク5
を制御して公衆網4の電話回線を閉回路にし、かつ、ラ
イン回路3を制御して着信表示を停止せしめる。 そして、着信表示を行なった電話端末、もしくは電話端
末群の局線トランク5に対応する局線応答ボタン301
を点火せしめ応答表示を行なう。これによって、公衆網
4からの着信呼に対応しての通話が可能となる。 1、 2. 2 専用線着信 PBX−Bの電話端末、例えば電話端末11がPBX−
Aに対して発呼するダイヤル信号(特番十局番号十内線
番号)を送出すると、ライン回路12を介して中央処理
装置14がそのダイヤル信号を読み取る。すると、中央
処理装置14は読み取ったダイヤル信号を解析し、通話
路スイッチ10を制御してライン回路12と専用線トラ
ンク13との間にパスを設定する。そして、専用線回路
17を閉回路にし、PBX−Aに対して発呼情報を送出
し、かつ、着信先電話端末を示す内線番号を送出する。 一方、PBX−Aは、専用線トランク6がPBX−Bか
らの着信を検出すると、内線番号を受信する。そして、
着信を示す着信情報と受信した内線番号を中央制御装置
7に通知する。中央制御装置7は専用線トランク6から
着信情報と内線番号を受信すると、着信を検出した専用
線トランクの収容位置と受信した内線番号とにより、着
信表示を行なう電話端末もしくは電話端末群を決定し、
その決定した電話端末もしくは電話端末群(例えば、電
話端末2)の所定の専用線応答ボタンに着信表示を行な
う。専用線応答ボタンの決定は、着信を検出した専用線
トランク6と受信した内線番号とに基づいてなされる。 これによって、例えば、図3において、専用線応答ボタ
ン311に着信表示を行なう。このとき専用線応答ボタ
ン311を点滅せしめるとともに、電話端末を鳴動させ
る。なお、着信先が電話端末群である場合、専用線応答
ボタン311への点滅による着信表示は電話端末群の全
部の電話端末に行なうが、鳴動による着信表示は一部の
電話端末に指定することができる。電話端末2の専用線
応答ボタン311に着信表示がなされているときに、扱
者がその着信表示がなされている専用線応答ボタン31
1を押下して送受話器2aを上げるか、もしくは送受話
器2aを上げてから着信表示がなされている専用線応答
ボタン311を押下すると、ライン回路3がそれを検出
して、中央制御装置7に通知する。中央制御装置7は電
話端末2が応答したことを認識すると、通話路スイッチ
1を制御して専用線トランク6とライン回路3との間に
パスを設定するとともに、専用線トランク6を制御して
専用線回綿17を閉回路にし、かつ、ライン回路3を制
御して着信表示を停止せしめる。そして、着信表示を行
なった電話端末もしくは電話端末群の専用線応答ボタン
311を点火せしめ、応答表示を行なう。これによって
、PBX−Bの電話端末IIとPBX−Aの電話端末2
との間にパスが設定され通話が可能となる。 2、発明の具体的な構成と動作 図29図4ないし図9を用いて、本発明の具体的な構成
と動作について説明する。 2.1 システム構成の説明 図4は、本発明の具体的な実施例を説明する専用線ネッ
トワークを示す図である。図4には、電話交換機1 (
以下、PBX−1)と、電話交換機2 (以下、PBX
−2)と、電話交換機3 (以下、PBX−3)と、電
話交換機4(以下、PBX−4)とが専用線回綿で接続
されている例を示している。PBX−1は、通話路スイ
ッチ52を含んでおり、電話端末群48と電話端末群4
9とが通話路スイッチ52に接続されている。さらに、
通話路スイッチ52は専用線トランク41〜47を収容
している。中央制御装置(CP)50は、PBX−1全
体を制御するものであり、記憶装置(MM)51及び通
話路スイッチに接続されている。記憶装置51には、中
央制御装置50がPBX−1全体を制御するために必要
なプログラム、局データ及び各種テーブルを格納してい
る。 電話端末群48の全電話端末もしくは一部の電話端末、
及び電話端末49は図2に示す構成のものであるため詳
細な説明は省略する。また、PBX−2は、専用線トラ
ンク53.54と通話路スイッチ55とを含み、PBX
−3は専用線トランク56.57と通話路スイッチ58
とを含み、PBX−4は専用線トランク59. 60.
及び61と通話路スイッチ62とを含んでいる。なお、
PBX−2,PBX−3,及びPBX−4にも、PBX
−1と同様に電話端末、中央制御装置及び記憶装置等が
備えられているが、図示するのを省略する。図5は、電
話端末49もしくは電話端末群48の電話端末の専用線
応答ボタンを示す図であり、専用線応答ボタン501,
502.507,508,513.及び514は、例え
ば総務課への着信、専用線応答ボタン503,504,
509.510,515.及び516は、例えば庶務課
への着信、専用線応答ボタン505,506,511,
512,517.及び518は、例えば経理課への着信
を表示するものである。また、専用線応答ボタン501
〜506はPBX−2からの着信、専用線応答ボタン5
07〜512はPBX−3からの着信、専用線応答ボタ
ン513〜518はPBX−4からの着信を表示する。 このように専用線応答ボタンを配置することによって、
専用線応答ボタン501〜518に着信があったとき、
どこからの着信か、どこへの着信かが一目で判別するこ
とができる。例えば、PBX−3に収容されている電話
端末(図示せず)からPBX−11\専用線回綿を介し
て着信し、そのときのダイヤル信号(内線番号)が12
100」であれば、例えばPBX−1の電話端末49の
専用線応答ボタン507に着信表示がなされるので、P
BX3から総務課への着信であることが一目で判別する
ことができる。 2、2 テーブルの説明 図6は、ボタン着信分配管理テーブルであり、各種電話
端末ごとに1面、あるいは電話端末群(例えば、各グル
ープ、課への群)毎に1面、あるいは全電話端末共通に
1面、あるいはそれらの組合せによって備えられている
。このボタン着信分配管理テーブルは電話端末に装備さ
れている専用線応答ボタンを含む回線ボタン数分の領域
を持ち、各ボタン対応の領域601には、表示対象とな
る専用線回綿着信時に受信した受信番号(ダイヤル信号
)602と専用線ルート603とが記憶されている。 例えば、ボタン501にはPBX−2からr2100J
を受信したときに着信表示するボタンであることを示し
ている。このように規定されたボタン着信分配管理テー
ブルは記憶装置51 (図4)に格納それており、専用
線回綿からの着信時に、このテーブルを参照して着信表
示処理を実行する。図7は、図5に示す各ボタンの状態
を示すボタン状態管理テーブルであり、−時記憶データ
として記憶装置51に格納される。ボタンの状態として
は、空、通信中、着信中、及び保留中などがあり、各ボ
タンが使用されている場合には、ボタンが使用している
専用線トランク番号が対で記憶される。 2.3 専用線回綿の着信動作 図8及び図9は、中央制御装置50が図6及び図7のテ
ーブルを参照もしくは記憶しつつ、専用線回綿からの着
信処理を行なう場合のフローチャートである。以下、図
8及び図9に基づいて、専用線回綿からの着信処理動作
を説明する。なお、ここでは、PBX−3の電話端末(
図示せず)からPBX−1の電話端末49に接続する動
作を例にして説明する。まず、中央処理装置50が専用
線回綿からの着信を検出すると、続いて発信局(PBX
−3)の専用線トランク56から送出されてくるダイヤ
ル信号(r2100J)を専用線トランク43にて受信
する(ステップ801)。ネットワークの番号計画が4
桁であるとすると、4桁全て受信するのを待って(ステ
ップ802)、4桁受信後、図6に示すボタン着信分配
管理テーブルをサーチするためにアドレスを先頭に初期
設定する(ステップ803)。次に、受信したダイヤル
信号(r2100J)と着信ルート(PBX−3)とで
ボタン着信分配管理テーブルをサーチする(ステップ8
04)。サーチした結果、一致する場合(ステップ80
5)には、対応するボタン番号(ボタン507もしくは
ボタン508)を抽出し、図7のボタン状態管理テーブ
ルをチエツクして(ステップ807)、空かどうか判別
する(ステップ808)。空の場合には、ボタン状態管
理テーブルを着信中に指定しくステップ810)、かつ
、専用線トランク番号を設定する(ステップ811)。 次いで、サーチしたボタン着信分配管理テーブルに対応
する電話端末もしくは電話端末群(電話端末49)に対
して、該当する専用線応答ボタン(ボタン507もしく
はボタン508)に内蔵しているランプを着信表示する
オーダを送出する(ステップ812)。以上の処理の連
続により電話端末の扱者は、着信を認識することができ
る。なお、扱者が、オフフックして着信表示中の専用線
応答ボタン(ボタン507もしくはボタン508)を押
下すると、中央制御装置50はこれを検出して、対応す
る専用線トランク43と電話端末49との間にパスを設
定して応答処理を終了する。一方、ステップ808の判
定で抽出したボタンが空でない場合には、テーブルをサ
ーチするアドレスを更新(ステップ809)して、サー
チを続行する。その結果、受信したダイヤル信号と着信
ルートとが一致する空のボタンが見つからなかった場合
、発信電話端末に対して話中音を送出する(ステップ8
06)。以上のようにして、各専用線回綿(着信ルート
)毎に、かつ、受信したダイヤル信号毎に、各々所定の
着信表示をすることができる。なお、図6に示すように
ボタン519.520、及び521の表示対象ルートを
PBX−2、PBX−3、及びPBX−4の全てを表示
するようにしておけば、図5に示す3つの共通ボタンと
しても使用することができる。さらに、受信したダイヤ
ル信号のうち特定の番号(例えば、 「3000」、r
3001J、及びr300:IIJ)を個人番号として
使用することにより、様々な使用形態を実現することが
できる。またさらに、l5DN回線を専用線回綿に用い
ると、発アドレス、発サブアドレス、着アドレス、及び
着サブアドレスなどの付加情報に基づいて、着信表示す
る電話端末もしくは電話端末群、並びに専用線応答ボタ
ンを決定することで、さらに複雑なネットワークであっ
ても専用線回綿からの着信を所定の専用線応答ボタンに
させることができる。 3、むすび 以上説明したように、各PBX間の信号形式は従来通り
で、単に番号計画を新しい構想にすること、すなわち。 単なる電話端末に対応した呼びではない、グループ(課
)呼び、共通呼び、及び個人呼びなどの目的別に合せた
番号計画を構想することで、専用線回綿の着信を任意に
機能ボタンにさせることができる。
【発明の効果】本発明によれば、既存のPBX間の信号
方式を変えることなく、専用線回綿からの着信に関する
着信表示を、様々な運用形態に、柔軟に構築できる。そ
の結果、リングダウン着信の局線回線のボタン応答操作
と、操作を全く同じくすることができ、システムとして
の統一性を実現できる。また、本発明を実現するために
、ハードウェアの変更、追加を全く要する必要がないた
め、経済的に実現することができる。
方式を変えることなく、専用線回綿からの着信に関する
着信表示を、様々な運用形態に、柔軟に構築できる。そ
の結果、リングダウン着信の局線回線のボタン応答操作
と、操作を全く同じくすることができ、システムとして
の統一性を実現できる。また、本発明を実現するために
、ハードウェアの変更、追加を全く要する必要がないた
め、経済的に実現することができる。
【図1】本発明の詳細な説明するシステム構成図である
。
。
【図3】電話端末の回線応答ボタンの配置図である。
【図4】本発明の専用線ネットワーク構成図である。
【図5】電話端末の専用線応答ボタンの配置図である。
【図6】ボタン着信分配管理テーブルを示す図である。
【図7】ボタン状態管理テーブルを示す図である。
【図8】着信処理を示すフローチャートである。
【図9】着信処理を示すフローチャートである。
【図10】従来の動作を説明するシステム構成図である
。
。
1及び10・・・通話路スイッチ、2及び11・・・電
話端末、3及び12・・・ライン回路、5・・・局線ト
ランク、6及び13・・・専用線トランク、7及び14
・・・中央制御装置、8及び15・・・記憶装置、9及
び16・・・制御系バス。
話端末、3及び12・・・ライン回路、5・・・局線ト
ランク、6及び13・・・専用線トランク、7及び14
・・・中央制御装置、8及び15・・・記憶装置、9及
び16・・・制御系バス。
【図3】
【図7】
Claims (5)
- 【請求項1】専用線回線の着信を応答する応答ボタンと
、該応答ボタンに対して設けられ着信の状態を表示する
表示器とを有する電話端末と、該電話端末と専用線回線
とを収容し、専用線回線からの着信を認識したとき、上
記表示器に着信表示する交換装置とを備えたことを特徴
とする電話交換システム。 - 【請求項2】上記表示器に着信表示している場合におい
て、着信表示している表示器に対応した応答ボタンを押
下したとき、呼の接続処理をすることを特徴とする請求
項1記載の電話交換システム。 - 【請求項3】複数の交換装置を専用線回線で接続した電
話網を構成し、上記交換装置が収容する電話端末には、
他の交換装置が収容する電話端末に対応した応答ボタン
と、該応答ボタンに対応して設けられ専用線回綿の状態
を表示する表示器とを備え、上記交換装置は、専用線回
線からの着信を認識したとき、発信先の電話端末を識別
し、該発信先の電話端末に対応する上記表示器に着信表
示することを特徴とする電話交換システム。 - 【請求項4】上記交換装置は、着信したトランクの収容
位置により発信先の電話端末を識別することを特徴とす
る請求項3記載の交換システム。 - 【請求項5】専用線回線の着信を応答する応答ボタンと
、該応答ボタンに対応して設けられ専用線回線の状態を
表示する表示器とを有する電話端末と、該電話端末と専
用線回線とを収容し、専用線回線からの着信を認識した
とき、選択情報を分析し、分析した結果に基づいて上記
電話端末に着信表示を分配することを特徴とする電話交
換システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2403978A JP3029295B2 (ja) | 1990-12-01 | 1990-12-01 | 電話交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2403978A JP3029295B2 (ja) | 1990-12-01 | 1990-12-01 | 電話交換システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04208792A true JPH04208792A (ja) | 1992-07-30 |
JP3029295B2 JP3029295B2 (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=18513682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2403978A Expired - Fee Related JP3029295B2 (ja) | 1990-12-01 | 1990-12-01 | 電話交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3029295B2 (ja) |
-
1990
- 1990-12-01 JP JP2403978A patent/JP3029295B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3029295B2 (ja) | 2000-04-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |