JPS63303553A - 自動ダイヤル制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は自動交換機において、被呼者の名前を用いて被
呼者を選択接続可能とする自動ダイヤル制御方式の改良
に関し、 被呼者選択時間を短縮可能な自動ダイヤル制御方式を、
経済的に実現することを目的とし、交換機に収容される
複数の電話装置の各々に併設される各端末装置からの起
動信号に対し、併設される電話装置を識別する発呼者端
末識別手段と、端末装置から入力される被呼者の名前に
対応する被呼者番号を検索する被呼者番号検索手段と、
発呼者端末識別手段により識別された発呼者端末識別情
報と、被呼者番号検索手段により検索された被呼者番号
とを、交換機の処理系装置に伝達する処理装置間通信手
段とを具備する番号検索手段を、前記複数の端末装置に
共通に設ける様に構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は自動交換機において、被呼者の名前を用いて被
呼者を選択接続可能とする自動ダイヤル制御方式の改良
に関する。

多様化する自動交換機の具備機能の一環として、頻繁に
通信を行う被呼者を、各被呼者に対応するキーの一操作
、或いは二乃至二指の数字選択により、該当する被呼者
の電話番号を自動的に送出する自動ダイヤル機能が普及
しつつある。更に、被呼者の名前を入力することにより
、被呼者の電話番号を入力すること無く選択接続を行う
機能（以後ディレクトリダイヤル機能と称する）が実用
化されつつある。

かかる機能が、極力経済的且つ能率的に実現可能とする
ことが強く要望される。

〔従来の技術〕

第４図はこの種の従来ある構内交換機の一例を示す図で
あり、第５図は第４図における番号検索処理装置の一例
を示す図である。

第４図において、構内交換機１に収容される内線２には
、自動ダイヤル機能を具備する電話機３が接続されてお
り、また電話機３には、第５図に示す如き番号検索処理
装置（ＤＰ）４が併設されている。

第５図において、番号検索処理装置（ＤＰ）４内のメモ
リ４１には、予め定められた被呼者の名前Ｎａと、被呼
者に付与された電話番号ＤＮとをそれぞれ対応させて記
憶する被呼者番号検索表４１１が設けられている。

電話機３からの発呼者が、番号検索処理装置４内のキー
ボード４２上の検索開始用キーを操作すると、検索開始
用キーの動作を示す識別信号が、キー制御回路４３およ
びキー判定回路４４を介して番号制御回路４５に伝達さ
れる。

該識別信号を受信した番号制御回路４５は、メモリ４１
から被呼者番号検索表４１１を抽出して表示制御回路４
６に伝達し、表示器４７の画面上に、各被呼者の名前Ｎ
ａと、対応する電話番号ＤＮとを表示させる。

発呼者が、表示器４７上に表示された名前Ｎａの中から
、今回通話を希望する被呼者の名前Ｎａを、キーボード
４２上の数字キー、或いは表示器４７上のカーソル等で
指定すると、名前Ｎａの指定情報が、キー制御回路４３
およびキー判定回路４４、或いは表示制御回路４６を介
して番号制御回路４５に伝達される。

番号制御回路４５は、受信した指定情軸により指定され
た名前Ｎａに対応する電話番号ＤＮを、メモリ４１内の
被呼者番号検索表４１１から抽出し、送信制御回路４８
を介して電話機３に伝達する。

電話機３においては、受信制御回路３１が番号検索処理
装置４から伝達される被呼者の電話番号ＤＮを受信する
と、スピーカ制御回路３４を介してスピーカ３５を起動
すると共に、受信した電話番号ＤＮをダイヤル制御回路
３２に伝達する。

ダイヤル制御回路３２は、回線制御回路３３を制御して
内線２に対し発呼状態とした後、受信した電話番号ＤＮ
を、ダイヤルパルス或いは押しボタンダイヤル信号（Ｐ
Ｂ倍信号により内線２に送出する。

第４図において、内線２からの発呼を検出し、電話番号
ＤＮを受信した構内交換機１は、公知の方法により被呼
者を呼出し、内線２との間に通話路を設定する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

以上の説明から明らかな如（、従来ある自動ダイヤル制
御方式においては、ディレクトリダイヤル機能を実現す
る為には、自動ダイヤル機能を具備した電話機３と番号
検索処理装置４とを、内線２毎に１台宛併設する必要が
あり、経済性を損なう問題点があった。

また番号検索処理装置４により指定された被呼者の電話
番号ＤＮは、電話機３から発呼したと同様に、ダイヤル
パルス或いはＰＢ倍信号より構内交換機１に送出される
為、被呼者の選択時間が短縮されぬ問題点があった。

本発明は、被呼者選択時間を短縮可能な自動ダイヤル制
御方式を、経済的に実現することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理を示す図である。

第１図において、１００は交換機、２００は交換機１０
０に収容される電話機、或いは中継台等の電話装置、５
００は交換機１００の呼処理を司る処理系装置である。

１０は、装置２００に併設される被呼者を名前により指
定する端末装置である。

７００は、本発明により、複数の端末装置ｌＯに共通に
設けられた番号検索手段である。

３００は、本発明により番号検索手段７００内に設けら
れる発呼者端末識別手段である。

４００は、本発明により番号検索手段７００内に設けら
れた被呼者番号検索手段である。

６００は、本発明により番号検索手段７００内に設けら
れた処理装置間通信手段である。

〔作用〕

発呼者端末識別手段３００は、交換機１００に収容され
る複数の電話装置２００の各々に併設される各端末装置
２１０からの起動信号に対し、併設される装Ｗ２００を
識別する。

被呼者番号検索手段４００は、端末装置１０から入力さ
れる被呼者の名称に対応する被呼者番号を検索する。

処理装置間通信手段６００は、発呼者端末識別手段３０
０により識別された発呼者端末識別情報と、被呼者番号
検索手段４００により検索された被呼者番号とを、交換
機１００の処理系装置５００に伝達する。

検索手段７００は、複数の電話装置２００に共通に設け
られる為、各電話装置２００に一台宛番号検索手段７０
０に相当するものを併設した従来ある自動ダイヤル制御
方式に比し、経済的に実現可能となる。

また番号検索手段７００により選択された被呼者番号は
、交換機１００の処理系装置５００に直接伝達される為
、電話装置２００からダイヤルパルス、或いはＰＢ倍信
号より伝達する従来ある自動ダイヤル制御方式に比し、
被呼者の選択時間が短縮される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第２図は本発明の一実施例による構内交換機を示す図で
あり、第３図は第２図における集中番号検索処理装置を
例示する図である。なお、全図を通じて同一符号は同一
対象物を示す。

第２図においては、複数の端末装置ｌＯが、それぞれ構
内交換機ｌに収容される内線２に接続される一般の電話
機６、並びに中継台接続回線７により構内交換Ｍｌに接
続される中継台８に併設されており、また各端末装置１
０は、第１図における番号検索手段７００として、共通
に設けられた集中番号検索処理装置（ＤＰ）９に接続さ
れており、また集中番号検索処理装置９は、構内交換機
１内に第１図における処理系装置５００として設けられ
ている中央制御装置（ＣＣ）１２およびデータ通信制御
装置（ＤＣＣ）１４に、プロセッサ間リンク１５を介し
て接続されている。

なお電話機６は通常の電話機であり、特に自動ダイヤル
機能を具備する必要は無い。

また第３図において、集中番号検索処理装置（ＤＰ）９
内には、第１図における発呼者端末識別手段３００とし
て、発呼者番号検索表９０２１を内蔵するメモリ９０２
および発呼者番号抽出回路９０９が設けられ、また第１
図における被呼者番号検索手段４００として、被呼者番
号検索表９０１１を内蔵するメモリ９０１および番号制
御回路９０７が設けられ、また第１図における処理装置
間通信手段６００として、リンク制御回路９１０が設け
られている。

被呼者番号検索表９０１１は、第５図における被呼者番
号検索表４１１と同様に、予め定められた被呼者の名前
Ｎａと、被呼者に付与された電話番号ＤＮとをそれぞれ
対応させて記憶している。

また発呼者番号検索表９０２１は、集中番号検索処理装
置９に接続される各端末装置１０に対応する電話機６或
いは中継台８に付与された内線番号ＥＸを、各端末装置
１０を識別する端末情報ＣＲに対応して記憶している。

また集中番号検索処理装置９内には、複数の端末装置１
０に対応して、それぞれインタフェース回路９０３およ
び９０４が設けられている。

第２図および第３図において、電話機６からの発呼者が
、併設される端末装置１０のキーボード１０１上の検索
開始用キーを操作すると、検索開始用キーの動作を示す
識別信号が、対応するインタフェース回路９０３、各端
末装置１０に共通に設けられているキー制御回路９０５
およびキー判定回路９０６を介して番号制御回路９０７
に伝達される。

該識別信号を受信した番号制御回路９０７は、メモリ９
０１から被呼者番号検索表９０１１を抽出して表示制御
回路９０８に伝達し、端末装置１０に対応するインタフ
ェース回路９０４を介して端末装置１０内の表示器１０
２の画面上に、各被呼者の名前Ｎａと、対応する電話番
号ＤＮとを表示させる。

発呼者が、表示器１０２上に表示された名前ＮａＯ中か
ら、今回通話を希望する被呼者の名前Ｎａを、キーボー
ド１０１上の数字キー、或いは表示器１０２上のカーソ
ル等で指定すると、名前Ｎａの指定情報が、インタフェ
ース回路９０３、キー制御回路９０５およびキー判定回
路９０６、或いはインタフェース回路９０４および表示
制御回路９０８を介して番号制御回路９０７に伝達され
ると共に、キー制御回路９０５または表示制御回路９０
８が指定情報を伝達した端末装置１０を識別する端末情
報ＣＲを、キー判定回路９０６を介して、或いは直接番
号制御回路９０７に伝達する。

番号制御回路９０７は、受信した指定情報により指定さ
れた名前Ｎａに対応する電話番号ＤＮを、メモリ９０１
内の被呼者番号検索表９０１１から抽出し、端末情報Ｃ
Ｒと共に発呼者番号抽出回路９０９に伝達する。

発呼者番号抽出回路９０９は、受信した端末情報ＣＲに
対応する内線番号ＥＸを、メモリ９０２内の発呼者番号
検索表９０２１から抽出し、番号制御回路９０７から伝
達された電話番号ＤＮと共にリンク制御回路９１０に伝
達する。

リンク制御回路９１０は、受信した内線番号ＥＸおよび
電話番号ＤＮをディジタル符号形式で、プロセッサ間リ
ンク１５を介して構内交換機１に転送する。

構内交換機１においては、データ通信制御装置１４が集
中番号検索処理装置９から転送された内線番号ＥＸおよ
び電話番号ＤＮを、中央制御装置１２に適した符号形式
に変換して伝達する。

中央制御装置１２は、データ通信制御装置１４から伝達
された内線番号ＥＸに基づき、公知の方法で発呼者が使
用する電話機６を内線２を介して呼出し、発呼者が応答
すると、発呼者を一時保留状態とし、データ通信制御装
置１４から伝達された電話番号ＤＮに基づき、公知の方
法により被呼者を呼出し、保留状態にある内線２との間
に通話路を設定する。

以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、発呼
者が使用する電話機６は、自動ダイヤル機能を具備する
必要の無い、通常の電話機であり、また集中番号検索処
理装置９は、複数の電話機６にそれぞれ併設された複数
の端末装置１０に対して共通に設けられている為、第４
図に示す如く、各自動ダイヤル機能を具備する電話機３
に一台宛の番号検索処理装置４を併設する必要があった
従来ある自動ダイヤル制御方式に比し、経済的に実現可
能となる。

また集中番号検索処理装置９は、発呼者の内線番号ＥＸ
および被呼者の電話番号ＤＮを、プロセッサ間リンク１
５を経由してディジタル符号形式で構内交換機１に転送
する為、電話番号ＤＮをダイヤルパルス或いはＰＢ倍信
号より構内交換ａ１に伝達していた従来ある自動ダイヤ
ル制御方式に比し、被呼者の応答迄に要する時間が大幅
に削減される。

なお、第２図および第３図はあく迄本発明の一実施例に
過ぎず、例えば端末装置１０は内線２に接続される電話
機６に併設されるものに限定されることは無く、中継台
接続回線７によりネットワーク１１に接続される中継台
８に併設する等、他に幾多の変形が考慮されるが、何れ
の場合にも本発明の効果は変わらない。また被呼者番号
検索表９０１１に予め記憶する名前Ｎａは特定の被呼者
に限定されることは無く、端末装置１０を中継台８に併
設した場合に、構内交換機１に収容される全内線２の名
前Ｎａおよび所属と、内線番号ＥＸとを対応して記憶さ
せることにより、中継台８による内線番号ＥＸの検索お
よび自動接続サービス（所謂ディレクトリサービス）の
提供が可能となるが、かかる場合にも本発明の効果は変
わらない。

〔発明の効果〕

以上、本発明によれば、検索手段が複数の端末装置に共
通に設けられる為、当該自動ダイヤル制御方式が経済的
に実現され、またディレクトリの一元管理が可能となる
。

また被呼者番号は、ダイヤルパルス或いはＰＢ信号によ
ること無く、交換機の処理系装置に直接伝達される為、
被呼者の選択時間が短縮可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す図、第２図は本発明の一実
施例による構内交換機を示す図、第３図は第２図におけ
る集中番号検索処理装置を例示する図、第４図は従来あ
る構内交換機の一例を示す図、第５図は第４図における
番号検索処理装置の一例を示す図である。 図において、１は構内交換機、２は内線、３および６は
電話機、４は番号検索処理装置（ＤＰ）、５は局線、７
は中継台接続回線１，８は中継台、９は集中番号検索処
理装置（ＤＰ）、１０は端末装置、１１はネットワーク
（ＮＷ）　、１２は中央制御装置（ＣＣ）、１３はトラ
ンク（ＴＲＫ）　、１４はデータ通信制御装置（ＤＣＣ
）　、１５はプロセッサ間リンク、３１は受信制御回路
、３２はダイヤル制御回路、３３は回線制御回路、３４
はスピーカ制御回路、３５はスピーカ、４１．９０１お
よび９０２はメモリ、４２および１０１はキーボード、
４３および９０５はキー制御回路、４４および９０６は
キー判定回路、４５および９０７は番号制御回路、４６
および９０８は表示制御回路、４７および１０２は表示
器、４８は送信制御回路、１００は交換機、２００は電
話装置、３００は発呼者端末識別手段、４００は被呼者
番号検索手段、４１１および９０１１は被呼者番号検索
表、５００は処理系装置、６００は処理装置間通信手段
、７００は番号検索手段、９０３および９０４はインタ
フェース回路、９０９は発呼者番号抽出回路、９１０は
リンク制御回路、９０２１は本発明の原理図 第　　　１　　　図 本発明による構内交換機 第　　　２　　　図 従来ある構内交換機 第　　４　　図 、」

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 交換機（１００）に収容される複数の電話装置（２００
   ）の各々に併設される各端末装置（１０）からの起動信
   号に対し、前記併設される電話装置（２００）を識別す
   る発呼者端末識別手段（３００）と、 前記端末装置（１０）から入力される被呼者の名前に対
   応する被呼者番号を検索する被呼者番号検索手段（４０
   ０）と、 前記発呼者端末識別手段（３００）により識別された発
   呼者識別情報と、前記被呼者番号検索手段（４００）に
   より検索された前記被呼者番号とを、前記交換機（１０
   ０）の処理系装置（５００）に伝達する処理装置間通信
   手段（６００）とを具備する番号検索手段（７００）を
   、前記複数の端末装置（１０）に共通に設けることを特
   徴とする自動ダイヤル制御方式。