JP3940526B2 - 電話交換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、着信転送機能、オートアテンダント機能等を備えた電話交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
(1)従来、ボタン電話システムにおける転送機能は、ユーザが転送先を自由に設定できる個別転送機能と、管理者が転送先を予め設定するシステム転送機能の2つの転送機能がある。
【0003】
上記個別転送機能は、ユーザの都合により任意に選択・変更される転送機能である。例えば離席の際、自端末上に行き先の端末へ転送するように設定しておき、行き先へ呼びを転送させたり、ユーザが通話中であったときに、オペレータまたはボイスメール装置に転送させるなどの条件付きの転送機能がある。
【0004】
また、システム転送機能は、システム管理者が端末毎の転送先を内線着信、局線着信、専用線からの着信など、回線種別毎に設定できる転送機能である。例えば「ある端末Aが内線端末から呼ばれた際には自分で応答するが、局線からの着信は端末B(ボイスメール装置)へ転送する、あるいは専用線からの着信は端末C(オペレータ)へ転送する。」などといったことに利用できる。これらの転送情報は、システムの管理者によって、運用に適した形に設定される。
【0005】
上記個別転送機能とシステム転送機能の何れを優先し、転送先を決めるかは、(a)個人の設定(個別転送設定)を優先させ、その設定に従い着信を転送する。
【0006】
(b)管理者の設定を優先させ、その設定に従い着信を転送する。
【0007】
の何れかが考えられる。しかし、離席などでユーザが転送設定したのに、管理者の転送が優先されたのでは困るため、一般に(a)のユーザの個別設定が優先して扱われる。しかし、ユーザによっては管理者の転送設定を優先させたい場合もある。例えば、管理者の転送設定により内線着信は自分で応答し、局線着信はボイスメール装置に転送するように設定しておいて、内線着信を離席時に行き先に転送させたい場合もある。
【0008】
しかし、上記従来の電話交換装置では、固定的にユーザの転送設定が優先されてしまうため、自由度の高い転送処理ができないという問題があった。
【0009】
(2)また、回線ボタンを有する多機能電話機が接続されるボタン電話システムでは、着信拒否等の処理サービスの機能を備え、上記処理サービスの登録状態を回線単位で登録している。上記のように処理サービスの登録状態を回線単位で登録している従来のボタン電話システムでは、サービス起動要求時に、サービス起動、すなわちサービス登録状態の変更を行う回線を捕捉したり、サービス起動を行う回線の回線番号等の識別情報を入力して、サービス起動を行う回線を指定している。
【0010】
このため従来は、複数回線に対するサービス登録を行う場合に、複数回サービス起動操作を繰り返さなければならない。複数の回線ボタンを有する多機能電話機では、1台の端末が持っている複数の回線に同じサービス登録を行う場合がよくあるため、複数回サービス起動操作を繰り返さなければならず、非常に不便であった。
【0011】
また、着信拒否等の呼び処理サービスの登録状態を端末単位で登録している従来のシステムでは、端末に対してサービス登録を行うと、その端末が持っている全回線に対してサービスが行われたのと同様の状態となる。例えば、ある端末に着信拒否登録を行うと、その端末が持っている全ての回線への着信呼びが一様に着信拒否されてしまう。そのため、従来のシステムでは、端末が持っている回線のうちの一部回線への着信呼びのみを着信拒否するという登録ができないという問題があった。
このため、より有効にサービス提供を行うことが望まれている。
【0012】
(3)また、オートアテンダント機能を有する電話交換装置、例えばボタン電話装置は、一般に図25に示すように構成されている。同図において、61は交換回路で、この交換回路61には、内線制御回路62a〜62n接続される。上記内線制御回路62a〜62nには、内線電話機(内線端末)63a、63b、…、アナウンスマシン64a〜64jが接続される。また、上記交換回路61には、外線回路65a〜65mを介して外線66a〜66mが接続される。
そして、上記内線制御回路62a〜62n及び外線回路65a〜65mには、制御部67が接続され、この制御部67に、各種制御プログラムを記憶するROM681及びデータ記憶用のRAM682からなる記憶部68が接続されると共にパソコン等を用いた保守用ターミナル(TTY)69が接続される。この保守用ターミナル69からは、当該システムの運用データ、例えば外線に着信が発生した際にオートアテンダント機能を行うか否か、内線ポートと内線番号対応テーブル、オートアテンダント機能用のダイヤルと内線番号対応テーブルなどが入力できるようになっており、入力に応じて記憶部68への登録がなされる。
【0013】
また、上記交換回路61及び制御部67には、PB検出回路70及びトーン音源回路71が接続される。上記PB検出回路70は、オートアテンダント機能において、外線66a〜66mから交換回路61を通して入ってくる発呼者の操作するダイヤル(PB信号)を内部処理するためのデータに変換する。
上記内線制御回路62a〜62nの相互間、内線制御回路62a〜62nと外線回路65a〜65mとの間は、制御部67の制御のもと、交換回路61を介して通話路が形成される。制御部67は、内線制御回路62a〜62n、外線回路65a〜65mとの間で必要なデータ送受を行って各部を統括制御する。
【0014】
上記のように構成されたボタン電話装置では、アナウンスマシン64a〜64jに例えば「こちらは○○株式会社です。第1営業部へご用の方はダイヤル0を、第2営業部へご用の方はダイヤル1を押してください。」などの音声メッセージを予め登録しておく。
そして、外線66a〜66mに着信がかかってくると、外線回路65a〜65mが着信を検出し、“起動検出”信号を制御部67に送信する。記憶部68には、外線回路65a〜65mからの起動検出に対して、運用データに登録してある内線端末を鳴らすべきなのか、またはオートアテンダント機能を動作させるのかを運用データから読出して決定するプログラムが記憶されており、制御部67が上記プログラムに従って“起動検出”信号を処理する。ここでは、オートアテンダントの場合について説明する。
【0015】
制御部67は、システム内のアナウンスマシン64a〜64jのうち誰も使用していないアナウンスマシン例えばアナウンスマシン64aの内線制御回路62iに“着信要求”信号を送る。それを受けた内線制御回路62iは、アナウンスマシン64aにリンガーを発生する(着信をかける)。アナウンスマシン64aは、リンガーを検出すると自動的に着信に応答し、録音されている音声ガイダンスを送信する。内線制御回路62iは、アナウンスマシン64aの応答を検出し、制御部67に“応答検出”を送信する。応答検出を受けた制御部67は、外線回路65a〜65mから入ってくる通話路を交換回路61によってPB検出回路70に引き込み、外線66a〜66mから入ってくる発呼者のダイヤル(PB信号)を受信する準備を整える。アナウンスマシン64aの音声は、内線制御回路62iの通話路を交換回路61によって外線回路65a〜65mに接続することで外線66a〜66mへと送出され、発呼者の電話機へ届く。
【0016】
発呼者は、音声ガイダンスを聞くことにより自分の希望する部署へダイヤル(PB信号)を入力する。そのPB信号は、外線回路65a〜65mから交換回路61へ送られ、PB検出回路70でダイヤル数値に変換され、制御部67へ伝えられる。制御部67は、上記発呼者の選択したダイヤル数値を受信すると、図31、図32に示す変換テーブルを参照し、図33に示すフローチャートに従ってオートアテンダントダイヤルを分析する。
まず、制御部67は、発呼者の選択したダイヤル数値を図31に示す“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”によって、呼出すべき内線端末番号に変換する(ステップS1)。図31の例では、発呼者がダイヤル0を押すと内線端末200番が呼出すべき端末として、また、ダイヤル1を押すと内線端末210番が呼出すべき端末として求まる。また、図31では、発呼者のダイヤル2〜9の入力は、誤ダイヤル扱いとなっている。
【0017】
上記のようにして呼出すべき端末番号が決まると、図32に示す“内線ポート番号−内線端末番号対応テーブル”を用いて内線ポート番号に変換する(ステップS2)。図32の例では、内線端末番号200番は内線ポート番号の0番、内線端末番号210番は内線ポート番号の10番に対応している。次に上記ステップS2の変換結果がNGか否か、すなわち、着信端末番号がテーブルに登録されているか否かを調べ(ステップS3)、変換結果がNGであれば発呼者(発側の外線)にビジートーンを聞かせる(ステップS4)。
【0018】
また、上記ステップS3で、変換結果がNGでなければ、上記変換したポート番号の内線制御回路に“着信要求”信号を送出し、内線端末(内線電話機63a、63b、…)に着信をかけると同時に、先に使用したアナウンスマシン64aにつながる内線制御回路62iに“切断要求”信号を送信し、アナウンスマシン64aを空き状態に戻す。また、アナウンスマシン64aと外線回路の通話パスをトーン音源チャンネルの呼出し音源と外線回路に繋ぎ変えることによって発呼者(発側の外線)に呼出し音(RBT)を聞かせる(ステップS5)。
【0019】
以上でオートアテンダントダイヤルの分析処理を終了するが、上記“着信要求”信号を受けた内線制御回路はリンガーを発生し、内線端末を着信状態にする。内線端末をオフフックすると、内線制御回路がオフフックを検出し、制御部67に“応答検出”を通知する。この“応答検出”を通知された制御部67は、トーン音源チャンネルの呼出し音源と外線回路間のパスを応答者の内線制御回路−交換回路−外線回路の通話パス繋ぎ変える。これにより内線端末Xと外線発呼者の通話となる。図34は、以上の外線回路と制御回路、アナウンスマシンの内線制御回路、転送先内線制御回路の制御の流れをまとめて示したものである。
【0020】
上記のように従来のシステムでは、システム内の転送先を求める処理は、発呼者が入力したダイヤルで図31に示した“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”を検索して転送先の内線番号を求め、更に、この内線番号から図32に示した“内線ポート番号−内線端末番号対応テーブル”を検索し、目的の内線ポート番号を求めるという、2段階の検索処理が必要であった。
また、内線番号を変更する際は、図32に示した“内線ポート番号−内線端末番号対応テーブル”と、図31に示した“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”の両方を変更しなければならず、保守の上でも非常に不便であった。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
上記(1)に示した従来の電話交換装置では、固定的にユーザの転送設定が優先されてしまうため、自由度の高い転送処理ができないという問題があった。 また、上記(2)に示した従来の電話交換装置では、一度のサービス起動操作による複数回線に対するサービス登録ができず、また、端末が持っている回線のうちの一部回線に対するサービス登録もできないという問題があった。
【0022】
また、上記(3)に示したオートアテンダント機能を備えた従来の電話交換装置では、システム内の転送先を求める場合、発呼者が入力したダイヤルで“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”を検索して転送先の内線番号を求め、更に、この内線番号から“内線ポート番号−内線端末番号対応テーブル”を検索し、目的の内線ポート番号を求めるという、2段階の検索処理が必要であった。また、内線番号を変更する際は、“内線ポート番号−内線端末番号対応テーブル”と、“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”の両方を変更しなければならず、保守の上でも非常に不便であった。
【0023】
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、ユーザ個人が設定する個別転送機能を優先するか、システム管理者の設定するシステム転送機能を優先するかを任意に設定し得る電話交換装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明に係わる電話交換装置は、着信の転送先をユーザが自由に設定できる第1の着信転送機能と転送先がシステム管理者により設定される第2の着信転送機能を持つ電話交換装置において、前記第1の着信転送機能と第2の着信転送機能のどちらを優先させるかという転送優先情報設定用テーブルを格納する書換え可能なメモリを備え、着信時に前記メモリ内の転送優先情報設定用テーブルの内容に従って前記第1または第2の着信転送機能を選択して転送処理を実行することを特徴とする。
従って、本発明によれば、ユーザ個人が設定する個別転送機能を優先するか、システム管理者の設定するシステム転送機能を優先するかを任意に設定することができる。
【0027】
また、転送優先情報テーブルを時間帯、曜日毎に設けることにより、着信時の優先を決める処理で、その時点の曜日、時刻に対応するテーブルを参照して曜日毎、時間帯毎に転送の優先を変えることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
【0036】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電話交換装置のシステム構成図である。図1において、1は主装置で、この主装置1には、局線ユニット11、内線端末ユニット12、DID回線ユニット13、制御ユニット14が設けられ、それぞれ制御データハイウェイ15及びPCMハイウェイ16に接続される。
【0037】
上記局線ユニット11は、1チップマイコン、インタフェース、タイムスロットアサイナ(GA)、コーディックからなり、アナログ加入者回線2に接続される。上記局線ユニット11は、1チップマイコンにより制御され、局線の音声がコーディックを通してPCMハイウェイ16に流される。
【0038】
上記内線端末ユニット12は、1チップマイコン、ピンポン伝送LSI、タイムスロットアサイナ(GA)からなり、内線端末として使用されるディジタルボタン電話機(DKT)3が接続される。
上記DID回線ユニット13は、1チップマイコン、SLIC(スタンダード・ライン・インタフェース用IC)、タイムスロットアサイナ(GA)、コーディックからなり、DID回線4に接続される。
また、上記制御データハイウェイ15及びPCMハイウェイ16には、インタフェース17を介してボイスメール装置18及び電話端末19が接続される。
【0039】
上記制御ユニット14は、主装置1の全体を制御するもので、マイコンバス141を備え、このマイコンバス141にシステム内の全体を制御する主制御CPU142、制御データハイウェイ15とのデータのやり取りをするサブCPU143、現在時刻を計時するリアルタイムクロック144、主制御CPU142の処理プログラムが記述されたROM145、主制御CPU142が処理を行う際にデータを記憶しておくRAM146、PCMハイウェイ16上の音声データを分配するタイムスイッチ回路147、内線会議や局線会議にて使用する会議回路148が接続される。また、タイムスイッチ回路147には、システム内で使用するサービストーンの音源となるトーン回路149が接続される。また、上記RAM146には、着信転送機能の処理内容が設定されると共に、ユーザ個人が設定する個別転送機能を優先するか、システム管理者の設定するシステム転送機能を優先するかの優先情報が記憶される。
【0040】
上記ディジタルボタン電話機(DKT)3は、図2に示すように構成される。図2は、ディジタルボタン電話機3の外観構成を示す平面図である。
図2において、電話機筐体31のクレードル部にはハンドセット32が載置される。電話機筐体31の操作パネルには、ダイヤルボタン33と、複数のファンクションキー34、これらファンクションキー34に個々に対応付けられた複数のLED表示器35と、複数の制御ボタン36と、これらの制御ボタン36のうちの所定のボタン対応付けられたLED表示器37と、日付や通話時間、発信ダイヤル等を表示するLCD表示器38とがそれぞれ配設されている。
【0041】
上記ファンクションキー34は、内線キー、局線キー、その他の各種機能キーをユーザが自由に設定が可能である。ファンクションキー34に設定できる機能としては、例えば局線発信、オートダイヤル、不在転送、着信拒否、一斉呼び、代理応答、会議/転送、専用線発信、ポーズ、自動リダイヤル等がある。
【0042】
次に着信転送機能について説明する。
まず、ユーザの個別転送設定方法並びに転送動作について説明する。
個別転送設定機能には、機能には、次の3つがある。
【0043】
(1)着信を無条件に転送するCF−A11(以降CF−Aと呼ぶ)。
【0044】
(2)通話中の時に呼びを転送するCF−Busy(以降CF−Bと呼ぶ)。
【0045】
(3)呼出しに応答しなかったとき一定時間後に転送するCF−NoAnswer(以降CF−NAと呼ぶ)。
【0046】
上記(1)〜(3)の機能は、例えば図3に示すように特定番号にて転送先の設定を行う。
【0047】
(1)のCF−Aは、図3(1)に示すように
[内線キー] + #601 + 「転送先端末番号」
のキー操作によって設定する。このCF−Aの設定があると、局線あるいは専用線から指定の端末に着信するはずの呼びは全て転送先の端末に転送される。
【0048】
(2)のCF−Bは、図3(2)に示すように
[内線キー] + #602 + 「転送先端末番号」
のキー操作によって設定する。このCF−Bの設定があると、指定の端末が通話中の場合に限り、新たな呼びが転送先の端末に転送される。
【0049】
(3)のCF−NAは、図3(3)に示すように
[内線キー] + #603 + 「転送先端末番号」*「NA時間」
のキー操作によって設定する。このCF−NAの設定があると、呼びは指定の端末に一旦着信し、NA時間経過後に転送先の端末に転送される。
【0050】
上記設定シーケンスによって設定された転送端末番号は、図4に示すように図1の制御ユニット14内のRAM146に記憶される。図4は、個別転送の転送先のデータ設定エリアを示すRAM146上のメモリマップを示したものである。すなわち、RAM146には、各転送元端末番号に対し、「CF−Aの転送先端末番号」、「CF−Bの転送先端末番号」、「CF−NAの転送先端末番号」、「CF−NAのタイマー値」が設定される。
【0051】
次にシステム管理者が転送先の設定を行うシステム転送機能について、転送先の設定方法と転送動作を説明する。
システム転送は、図5に示すように端末毎に転送先を設定する。転送先端末の設定は、機能設定により行うもので、例えば次のステップ1〜6により実行する。
【0052】
[ステップ1]
機能設定を行うには、システム内の端末(例えば005ポート)から特定操作をすることによりエントリーできる。
【0053】
操作:例えば端末205より * # * # 1 * 2 * 3[SPKR]
[ステップ2]
転送先を設定するモードに入る。
【0054】
操作: * 35 [HOLD]
[ステップ3]
転送元端末番号を入力する。
【0055】
操作:[SPKR] □□□ #
[ステップ4]
呼びの種別を入力する。
【0056】
操作: □ *
但し、1:内線着信の転送先を設定
2:局線着信の転送先を設定
3:専用線着信の転送先を設定
[ステップ5]
転送先の端末番号を入力する。
【0057】
操作: □□□ [HOLD]
[ステップ6]
ステップ3へ戻って転送元端末番号の入力を継続するか、機能設定モードを抜ける。
【0058】
機能設定モードの抜けかた
操作:[SPKR] ## [HOLD][SPKR] ## [HOLD]
上記の設定操作で、図6に示すように図1の制御ユニット14内のRAM146に転送先端末番号が記憶される。図6は、システム転送の転送先のデータ設定エリアを示すRAM146上のメモリマップを示したものである。すなわち、RAM146には、各転送元端末番号に対し、「内線着信の転送先端末番号」、「局線着信の転送先端末番号」、「専用線着信の転送先端末番号」が設定される。
【0059】
そして、上記システム転送動作は、図7に示すようにして行われる。ここでは例として端末200に以下の転送先端末の設定がなされていることを前提とした。
【0060】
(1)端末200にかかってきた内線着信を端末210に転送する。
【0061】
(2)端末200にかかってきた局線着信を端末220に転送する。
【0062】
(3)端末200にかかってきた専用線着信を端末230に転送する。
【0063】
図7(1)は、内線着信のシステム転送動作を示したものである。端末(200)が内線着信に対するシステム転送を設定しているとき、端末203が端末200を内線呼出しすると、端末210に転送される。
【0064】
図7(2)は、局線着信時のシステム転送動作を示したものである。端末(200)が局線着信に対するシステム転送を設定しているとき、局線−1から端末200への着信があると、この着信は端末200から端末220に転送される。
【0065】
図7(3)は、専用線着信時のシステム転送動作を示したものである。端末(200)が専用線からの着信に対するシステム転送を設定しているとき、専用線−5から端末200への着信があると、この着信は端末200から端末230に転送される。
【0066】
上記図7(1)〜(3)に示されるように、着信がどの回線からきたかによって端末200に入ってくる呼びを異なる端末に着信させることができる。
【0067】
上記のようにして個別転送機能とシステム転送機能が設定されるが、この2つの転送機能の優先順位を決定する手段と、着信時の2つの転送機能の優先を決定する手段について以下に説明する。
【0068】
転送機能の優先を決めるための方法は、図8に示すようにユーザが端末上から特定番号を操作して行う。
【0069】
操作:[内線キー] + #605 + 「0」または「1」
但し、「0」個別転送動作を優先する。
【0070】
「1」システム転送動作を優先する。
【0071】
上記の操作により、図9(1)に示すように図1のRAM146に転送先優先情報として記憶される。図9(1)は、転送優先情報テーブルのRAMマップを示したもので、各転送元端末に対してシステム転送が優先か、個別転送が優先かの転送優先情報が記憶される。
【0072】
この場合、図9(2)に示すように転送優先情報テーブルを時間帯、曜日毎に設け、着信時の優先を決める処理で、その時点の曜日、時刻に対応するテーブルを参照して曜日毎、時間帯毎に転送の優先を変えるようにしても良い。
実際の使用例としては、例えば午後(PM)5:00まではユーザの個別転送設定を優先とし、5:00以降はシステム転送設定を優先とする。または、平日は個別転送を優先とするが、土日はシステム転送を優先とするなどが考えられる。
更に、図9(3)に示すように、転送優先情報テーブルに上記図9(1)に示した転送優先情報の他に端末グループ毎の転送優先情報を付加し、端末グループへの着信時、転送の優先を求める処理で端末グループに対応するテーブルを参照し転送の優先を変えることも可能である。
【0073】
図10は、個別転送とシステム転送が競合する場合の動作の一例を示したものである。まず、図10の転送先設定に示すように端末200には個別転送とシステム転送が設定してあるものとする。この場合、端末200の個別転送先を端末205とし、システム転送先については、内線着信→転送なし、局線着信→端末202、専用線着信→端末203とする。
【0074】
図10(1)は、端末200が個別転送を優先して動作するように設定してあるところに局線から着信がかかってきたときの動作を示している。ここでは端末200の個別転送が優先されるので、局線−1から端末200に着信があると、この着信は端末205へ転送される。
【0075】
図10(2)は、端末200がシステム転送を優先して動作するように設定してあるところに専用線から着信がかかってきた時の転送動作を示している。ここではシステム転送の専用線の転送設定に従うため、専用線−5から端末200にかかってきた着信は端末203へ転送される。
【0076】
図10(3)は、端末200がシステム転送を優先して動作するように設定してあるところに内線端末から着信がかかってきた時の転送動作を示している。ここではシステム転送の内線の転送先が転送なしとなっているので、システム転送を優先したものの転送先の設定がないので、端末200への着信は個別転送設定に従って端末205へ転送される。
【0077】
次に上記第1実施形態において、転送先の端末を決定し着信に至るまでの流れを図11、図12に示すフローチャートに従って説明する。この図11、図12は、内線着信時の転送先を求めるフローチャートである。
図11に示すように、内線着信があると、被呼端末は個別転送が優先か、あるいはシステム転送が優先かを図9の転送先優先情報を参照して決定し(ステップA1)、システム転送が優先であると判断されると、図6のシステム転送先テーブルから内線着信時の転送先設定があるかどうかを調べる(ステップA2)。ここで“転送先設定あり”と判断されると、システム転送の内線着信対応の転送先端末に着信をかける(ステップA3)。
【0078】
上記ステップA2でシステム転送先の設定がないと判断された場合は、次に個別転送のCF−A転送先端末が設定されているかを図4の個別転送テーブルを参照して判断する(ステップA4)。ここで“転送先設定あり”と判断されると、その転送先、すなわち個別転送のCF−Aの転送先に着信をかける(ステップA5)。
【0079】
上記ステップA4でCF−A転送先端末が設定されていないと判断された場合は、次に個別転送のCF−Bの設定があるかを調べ(ステップA6)、CF−Bの設定があれば被呼端末が通話中かどうかを調べる(ステップA7)。被呼端末が通話中であれば、つまり、CF−Bの条件が揃うと、その転送先に着信をかける(ステップA8)。
【0080】
上記ステップA6、A7で、CF−Bの条件が外れたときは、次に個別のCF−NAの転送先設定があるかどうかを調べ(ステップA9)、転送先設定があると被呼端末を一旦呼出し(ステップA10)、入力されたタイマーの時間を経過するまで待ち(ステップA11)、その後、転送先に呼びを移す。すなわち、着信中の被呼端末の着信を停止し(ステップA12)、個別転送のCF−NAの転送先に着信をかける(ステップA13)。
以上の条件に当てはまらなかったときは転送の設定がないものと見なし、ステップA9からステップA14に進んで被呼端末に着信をかける。
【0081】
また、ステップA1で、個別転送が優先と判断された場合は、図12のステップA15に進み、個別転送のCA−Fの転送先設定があるかどうかを調べる。ここで、“転送先設定あり”と判断されると、その転送先に着信をかける(ステップA16)。
【0082】
上記ステップA15でCA−Fの設定がないと判断された場合は、次に個別転送のCF−Bの転送先設定があるかを調べ(ステップA17)、転送先設定があれば被呼端末が通話中かどうかを調べる(ステップA18)。被呼端末が通話中であれば、つまり、CF−Bの条件が揃うと、その転送先に着信をかける(ステップA19)。
【0083】
上記ステップA17、A18でCF−Bの条件に外れたときは、次に個別転送のCF−NAの転送先設定があるかを調べ(ステップA20)、転送先設定があると被呼端末を一旦呼出し(ステップA21)、入力されたタイマー時間を経過するまで待ち(ステップA22)、その後、転送先に呼びを移す。すなわち、着信中の被呼端末の着信を停止し(ステップA23)、個別転送のCF−NAの転送先に着信をかける(ステップA24)。
そして、上記ステップA15〜A20の個別転送の何れの条件にも当てはまらなかった場合は、システム転送の内線着信に対応する転送先が設定されているかを調べる(ステップA25)。ここで、“転送先設定あり”と判断された場合は、システム転送の内線着信に対応する転送先に着信をかける(ステップA26)。以上の条件に当てはまらなかったときは、転送の設定がないものと見なし、ステップA25からステップA27に進んで被呼端末に着信をかける。
以上の処理によって内線着信動作が完了する。
また、局線着信、専用線からの着信時も上記内線着信時の流れと同じである。
【0084】
以上説明したように上記第1実施形態によれば、呼びの転送先をユーザが変更できる個別転送機能と、呼びの種別により転送先を選択可能なシステム転送機能の優先順位をユーザが選択でき、自由度の高い着信転送機能を実現することができる。
【0085】
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。
図13は本発明の第2実施形態に係る電話交換装置のシステム構成図である。同図において、51は主装置で、多機能電話機52a〜52i及び外線トランク53a〜53jに接続されて各種通信サービスを提供する。上記主装置51は、多機能電話機52a〜52iに対する内線インタフェース部511、外線トランク53a〜53jに対する外線インタフェース部512を備えると共に、端末識別部513、代表記憶部514、サービス状態記憶部515、端末指定部516を備えている。
【0086】
上記端末識別部513には、図14に示すような、多機能電話機の収容(接続)ポート番号対応の端末番号テーブルが設定される。図14では、各収容ポート番号900、901、902、…に対応して、端末番号300、301、302、…がそれぞれ設定されている例を示している。
また、上記代表記憶部514には、図15に示すような、回線番号対応の代表端末番号を記憶するテーブルが設定される。図15では、回線番号100に対して1つの代表端末番号が設定され、回線番号101に対しては2つの代表端末番号300、301が設定されている場合の例を示している。
【0087】
更に、サービス状態記憶部515には、図16に示すような、回線番号対応のサービス状態記憶テーブルが設定される。図16では、各回線番号100、101、…に対して「着信拒否登録状態」、及び「不在転送登録状態」が設定されている場合の例を示している。
また、端末指定部516には、図17に示すような、入力ダイヤル番号対応の端末番号テーブルが設定される。図17では、入力ダイヤル番号1、2、3、…に対して端末番号300、301、302、…が設定されている場合の例を示している。
【0088】
次に本発明の第2実施形態として、呼び処理サービスの登録状態を回線単位で登録しているシステムにおいて、多機能電話機52a〜52iから着信拒否の登録操作を行った際の処理について説明する。
今、例えば多機能電話機52aにて着信拒否の登録操作を行うと、この多機能電話機52aから主装置51に対して着信拒否登録の要求信号が送信される。主装置51は、多機能電話機52aから着信拒否登録の要求信号が送られてくると、図18のフローチャートに示す処理を実行する。
すなわち、主装置51は、多機能電話機52aから送られてくる着信拒否登録の要求信号を受信すると(ステップB1)、端末識別部513が図14のテーブルを参照し、受信信号のポート番号例えば900から端末番号300を識別する(ステップB2)。次いで代表記憶部514に記憶されているテーブル(図15)を参照し、上記識別した端末番号300を代表端末番号としている回線があるか否かを調べ(ステップB3)、回線がない場合にはそのまま処理を終了する。図15のテーブルでは、回線番号100と101の回線が端末番号300を代表端末番号としているので、主装置51は図16に示すサービス状態記憶部515のテーブルに対し、回線番号100と101の回線に着信拒否を登録する(ステップB4)。主装置51は、上記の登録処理を終了した後、回線番号100や101の回線に着信があった際に着信拒否を実行する。
【0089】
また、上記第2実施形態において、例えば端末番号300の端末から不在転送登録操作を行うと、図16に示すサービス状態記憶部515のテーブルに対し、回線番号100と101の回線に不在転送登録が行われる。その後は、このテーブルに従って不在転送処理が行われる。
【0090】
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態として、呼び処理サービスの登録状態を回線単位で登録しているシステムにおいて、多機能電話機52a〜52iから入力情報として端末を指定して着信拒否の登録操作を行った際の処理について説明する。この第3実施形態におけるシステム構成は、図13に示した第2実施形態と同様の構成であるが、端末識別部513は図17に示した端末指定部516のテーブルを参照して指定端末を識別する。また、代表記憶部514及びサービス状態記憶部515のテーブルは第2実施形態で示した図15、図16と同じものが使用される。
【0091】
この第3実施形態では、多機能電話機52aから入力情報として端末を指定して着信拒否の登録操作を行う。今、端末を指定する入力情報がダイヤル番号2であったとすると、多機能電話機52aは入力されたダイヤル番号2を着信拒否の着信拒否の要求信号として主装置51に送信する。主装置51は、多機能電話機52aから端末を指定する着信拒否登録の要求信号が送られてくると、図19のフローチャートに示す処理を実行する。
すなわち、主装置51は、多機能電話機52aから送られてくる入力情報として端末を指定する着信拒否登録の要求信号を受信すると(ステップC1)、端末識別部513が図17の端末指定部516のテーブルを参照し、入力ダイヤル番号2から端末番号301を識別する(ステップC2)。次いで代表記憶部514に記憶されているテーブル(図15)を参照し、上記識別した端末番号301を代表端末番号としている回線があるか否かを調べ(ステップC3)、回線がない場合にはそのまま処理を終了する。図15のテーブルでは、回線番号101の回線が端末番号301を代表端末番号としているので、主装置51は図16に示すサービス状態記憶部515のテーブルに対し、回線番号101の回線に着信拒否を登録する(ステップC4)。主装置51は、上記の登録処理を終了した後、回線番号101の回線に着信があった際に着信拒否を実行する。
【0092】
また、上記第3実施形態において、例えば端末番号302の端末から端末番号300を指定した不在転送登録操作を行うと、図16に示すサービス状態記憶部515のテーブルに対し、回線番号100と101の回線に不在転送登録が行われる。その後は、このテーブルに従って不在転送処理が行われる。
【0093】
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態として、呼び処理サービスの登録状態を端末単位で登録しているシステムにおいて、多機能電話機52a〜52iから着信拒否の登録操作を行った際の処理について説明する。この第4実施形態におけるシステム構成は、図13に示した第2実施形態と同様の構成であり、端末識別部513のテーブルには図14に示したテーブルが使用されるが、代表記憶部514には第20図に示す回線番号対応の代表端末テーブルが設定される。すなわち、各回線番号に対してそれぞれ代表端末番号が1つづつ設定される。例えば回線番号100、101に対してはそれぞれ代表端末番号300が設定され、回線番号102に対しては表端末番号301が設定される。
【0094】
また、サービス状態記憶部515には、図21に示すような、端末毎のサービス登録状態を記憶する端末番号対応のサービス状態記憶テーブルが設定される。図21では、各端末番号300、301、…に対して「着信拒否登録状態」、及び「不在転送登録状態」が設定される。
【0095】
そして、多機能電話機52aから着信拒否の登録操作を行うと、主装置51において図22のフローチャートに示す処理が実行される。
すなわち、主装置51は、多機能電話機52aから送られてくる着信拒否登録の要求信号を受信すると(ステップD1)、端末識別部513は図14に示したテーブルを参照し、受信したポート番号900から端末番号300を識別する(ステップD2)。次に主装置51は図21に示すサービス状態記憶部515のテーブルに対し、端末番号300の端末に着信拒否を登録する(ステップD3)。
【0096】
主装置51は、上記の登録処理を終了した後、回線番号100の回線に着信があると、図23のフローチャートに示す着信拒否を実行する。
主装置51は、回線番号100の回線への着信要求信号を受信すると(ステップE1)、図20に示す代表記憶部514のテーブルを参照し、回線番号100の代表端末番号300を読出す(ステップE2)。回線番号100の回線は、端末番号300を代表端末番号としているので、図21に示すサービス状態記憶部515のテーブルから端末番号300の端末のサービス状態を読み出し(ステップE3)、着信拒否が登録されているかを調べ(ステップE4)、登録されていなければそのまま処理を終了する。図21に示すサービス状態記憶部515のテーブルには、上記端末番号300の端末に着信拒否が登録されているので、主装置51は着信拒否サービスを実行する(ステップE5)。
【0097】
また、上記第4実施形態において、例えば端末番号300の端末から不在転送登録操作を行うと、図21に示すサービス状態記憶部515のテーブルに対し、端末番号300の端末に不在転送登録が行われる。その後、回線番号100や101の回線に着信したとき、代表端末300に不在転送が登録されているので、不在転送処理が行われる。
【0098】
(第5実施形態)
この第5実施形態は、図24に示すようにサービス状態記憶部515のテーブルについて、サービス毎に代表端末番号を設定するようにしたものである。例えば各回線番号100、101、…に対し、不在転送の代表端末番号300、301、…、着信拒否の代表端末番号300、302、…等を設定する。
【0099】
サービス状態記憶部515のテーブルを上記図24に示すように構成した場合、例えば端末番号300の端末から着信拒否の登録操作を行うと、回線番号100と102の回線に着信拒否登録が行われる。また、端末番号300の端末から不在転送登録を行うと、回線番号100と101の回線に不在転送登録が行われる。
【0100】
上記第2ないし第5実施形態によれば、一度のサービス起動操作によって複数回線に対するサービス登録が可能となり、また、端末が持っている回線のうちの一部回線に対してのみサービス登録が行われる状態にでき、システムのサービス性を向上することができる。
【0101】
(第6実施形態)
次に本発明の第6実施形態について説明する。
この第6実施形態は、図25に示したオートアテンダント機能を有するボタン電話装置において、記憶部68のRAM682に記憶する“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”を図26に示すように構成している。すなわち、この“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”には、例えば発呼者のダイヤル0に対して内線ポート番号0、ダイヤル10に対して内線ポート番号10を設定する。また、ダイヤル2に対して“*”を設定し、発呼者のダイヤル2に続いてダイヤルした番号を呼出すべき内線端末としている。この場合、発呼者のダイヤル3から9の入力は、誤ダイヤル扱いとする。
次に、保守用ターミナル69から上記図26に示した“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”を設定する場合の動作について、図27に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、保守用ターミナル69のディスプレイ上に設定項目番号の入力を促すメッセージを出力し、設定項目番号が入力されるまで待機する(ステップF1)。この状態で設定項目番号が入力されると、“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”の設定に入るための設定項目番号か否かを判断し(ステップF2)、他の設定項目番号であった場合は、入力された設定項目番号の運用データ設定処理を行う(ステップF3)。
【0102】
保守用ターミナル69から“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”の設定に入るための設定項目番号が入力されると、ステップF2からステップF4に進み、“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”のキーとなるダイヤル値の入力を促すメッセージをディスプレイ上に表示する。この状態で保守用ターミナル69からダイヤル値が入力されると、その入力が0〜9であるか否かを調べ(ステップF5)、0〜9でなければステップF4に戻って待機する。
【0103】
保守用ターミナル69からダイヤル値が入力されると、“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”に設定する内線ポート番号の入力を促すメッセージをディスプレイ上に表示して待機する(ステップF6)。上記内線ポート番号としては、“*”も有効である。そして、保守用ターミナル69からデータが入力されると、その入力は“*”または内線ポート番号かどうかを調べ(ステップF7)、該当しない場合はステップF6に戻る。
【0104】
上記ステップF7で“*”または内線ポート番号が入力されると、“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”の上記ステップF4の入力値で示すアドレスにステップF6で入力した値、すなわち、“*”または内線ポート番号を書き込む(ステップF8)。以上のシーケンスにより、図26に示す“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”が作成され、記憶部68のRAM682に記憶される。
【0105】
上記“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”を作成することにより、発呼者の操作するダイヤルを一度のテーブル検索で転送先の内線ポート番号を求めることが可能となる。
【0106】
以下、上記“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”を用いたオートアテンダント動作について説明する。
ここで、図25に示したボタン電話装置において、外線66a〜66mに着信が発生し、システム内のアナウンスマシン64a〜64jを呼び、音声ガイダンスを送出し、その音声ガイダンスを聞いた発呼者がガイダンスに従ってダイヤル入力し、システム内のPB検出回路70でダイヤルが検出されて制御部67へ送られるところまでは従来技術と同じであるので説明は省略する。なお、アナウンスマシン64a〜64jには、例えば「こちらは○○株式会社です。第1営業部へご用の方はダイヤル0を、第2営業部へご用の方はダイヤル1を、担当者の内線番号をご存じの方は2の後に内線番号をダイヤルください。」などの音声メッセージを予め登録しておく。
【0107】
制御部67は、上記発呼者の選択したダイヤル数値を受信すると、図26に示す変換テーブルを参照し、図28に示すフローチャートに従ってオートアテンダントダイヤルを分析する。
まず、制御部67は、PB検出回路70から発呼者の選択したダイヤル数値が送られてくると、“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”を参照し、受信したダイヤルに相当するエリアの内容は“*”か否かを調べ(ステップG1)、“*”でなければ上記“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”の受信したダイヤルに相当するエリア内の値から内線ポート番号が求まる(ステップG2)。例えば図26の例では、発呼者ダイヤル0に対して内線ポート0が、また、発呼者ダイヤル1に対しては内線ポート10が呼出すべき端末の内線ポート番号として求まる。
上記内線ポート番号が求まったら、その内線制御回路へ“着信要求”信号を送り、内線端末に着信をかける(ステップG3)。
【0108】
また、ステップG1で、受信したダイヤルに相当するエリアの内容が“*”であると判断された場合にはステップG4に進み、1桁目の入力は無視し、2桁目以降のダイヤルを内線端末番号とし、図32の内線ポート番号−内線端末番号対応テーブルを用いて内線ポート番号に変換する。この場合、内線ポート番号への変換が正常に行われたか否か、すなわち、上記2桁目以降のダイヤルがテーブルに登録されているか否かを調べ(ステップG5)、登録されていなければ発側の外線(発呼者)にビジートーンを聞かせる(ステップG6)。また、上記ステップG5で内線ポート番号への変換が正常に行われたと判断された場合には、ステップG3に進み、その内線ポート番号の内線制御回路へ“着信要求”信号を送り、内線端末に着信をかける
上記オートアテンダントダイヤルの分析処理を行って内線端末に着信をかけた後、使用したアナウンスマシンの内線制御回路に“切断要求”信号を送出し、アナウンスマシンを空き状態とする。以降は従来の技術と同様の処理が行われる。
【0109】
上記のように本実施形態では、回線から送られてくるダイヤル番号を対応する内線ポート番号として記憶することにより、発呼者の操作するダイヤル番号から一度のテーブル検索で転送先の内線ポート番号を求めることができ、交換処理の効率を向上することができる。また、ボタン電話装置の内線端末番号を変更した場合でも、テーブルの記憶内容を変更する必要がなく、保守性を向上することができる。また、発呼者が予め内線番号を知っている場合には、特定ダイヤル例えばダイヤル2を押し、続いて内線端末番号を押すことにより、内線端末を呼出すことかできる。この場合には、ダイヤル2が押されることにより図26の“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”で“*”を検出し、続いて入力されるダイヤル番号を内線端末番号として図32の内線ポート番号−内線端末番号対応テーブルを参照して内線ポート番号を求めており、2つのテーブルが使用される。
【0110】
なお、上記第6実施形態では、“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”に内線ポート番号を設定する場合について示したが、システム内の内線端末や回線に対して付加されるユニークな番号、すなわち、システム内の端末や回線を正規化した論理端末番号(1,2,3,…,n)を設定するものであっても良い。その際、システム内には、図29に示すような端末論理番号(1,2,3,…,n)とポート番号、端末内線番号の対応を取る論理端末番号テーブルを設定し、オートアテンダントのダイヤル変換の際に、図30に示すようなダイヤル番号に対応して論理端末番号が設定された“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”から論理端末番号を求め、上記図29のテーブルから内線ポート番号を求めれば良い。
【0111】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、着信の転送先をユーザが自由に設定できる第1の着信転送機能と転送先がシステム管理者により設定される第2の着信転送機能を持つ電話交換装置において、ユーザ個人が設定する個別転送機能を優先するか、システム管理者の設定するシステム転送機能を優先するかを任意に設定することができる。
【0112】
また、本発明は、少なくとも1つ以上の回線ボタンを有する多機能電話機が接続された電話交換装置において、一度のサービス起動操作による複数回線に対するサービス登録を可能にし、また、端末が持っている回線のうちの一部回線に対してのみサービス登録を行うことができ、システムのサービス性を向上することができる。
【0113】
更に、本発明は、オートアテンダント機能を有する電話交換装置において、発呼者の操作するダイヤルを一度のテーブル検索で転送先の内線ポート番号を求めることができ、交換処理の効率を向上し得ると共に、ボタン電話装置の内線端末番号を変更した場合でも、テーブル内容を変更する必要がなく、保守性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電話交換装置のシステム構成図。
【図2】同実施形態におけるディジタルボタン電話機(DKT)の外観構成図。
【図3】同実施形態における個別転送機能の転送先設定と転送動作を示す図。
【図4】同実施形態における個別転送の転送先のデータ設定エリアを示すメモリマップを示す図。
【図5】同実施形態における転送先端末設定方法の一例を示す図。
【図6】同実施形態におけるシステム転送の転送先のデータ設定エリアを示すメモリマップを示す図。
【図7】同実施形態における着信時のシステム転送動作を示す図。
【図8】同実施形態における転送機能の優先決定方法を示す図。
【図9】同実施形態における転送優先情報テーブルのメモリマップを示す図。
【図10】同実施形態における個別転送とシステム転送が競合する場合の動作の一例を示す図。
【図11】同実施形態における内線着信時の転送先を求めるための処理の一部を示すフローチャート。
【図12】同実施形態における内線着信時の転送先を求めるための他の処理部分を示すフローチャート。
【図13】本発明の第2実施形態に係る電話交換装置のシステム構成図。
【図14】同実施形態における多機能電話機の収容ポート番号対応の端末番号テーブルの設定例を示す図。
【図15】同実施形態における回線番号対応の代表端末番号を記憶するテーブルの設定例を示す図。
【図16】同実施形態における回線番号対応のサービス状態記憶テーブルの設定例を示す図。
【図17】同実施形態における入力ダイヤル番号対応の端末番号テーブルの設定例を示す図。
【図18】同実施形態における着信拒否登録の要求信号受信時の主装置の処理動作を示すフローチャート。
【図19】本発明の第3実施形態における端末を指定する着信拒否登録の要求信号受信時の主装置の処理動作を示すフローチャート。
【図20】本発明の第4実施形態における回線番号対応の代表端末テーブルの設定例を示す図。
【図21】同実施形態における端末番号対応のサービス状態記憶部のテーブルの設定例を示す図。
【図22】同実施形態における着信拒否登録の要求信号受信時の主装置の処理動作を示すフローチャート。
【図23】同実施形態における着信要求信号受信時の主装置の処理動作を示すフローチャート。
【図24】本発明の第5実施形態におけるサービス状態記憶部のテーブルの設定例を示す図。
【図25】本発明の第6実施形態に係るオートアテンダント機能を有するボタン電話装置のシステム構成図。
【図26】同実施形態における“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”の設定例を示す図。
【図27】同実施形態における“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”の設定動作を示すフローチャート。
【図28】同実施形態におけるオートアテンダントダイヤル分析の処理動作を示すフローチャート。
【図29】同実施形態における他のテーブル設定例を示す図。
【図30】図29のテーブルを用いた際の“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”との関連を示す図。
【図31】図25のオートアテンダント機能を有するボタン電話装置に対する従来の“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”の設定例を示す図。
【図32】図31の“オートアテンダントダイヤル変換テーブル”で求めた内線端末番号から内線ポート番号を求めるための“内線ポート番号−内線端末番号対応テーブル”の設定例を示す図。
【図33】従来のオートアテンダントダイヤル分析の処理動作を示すフローチャート。
【図34】オートアテンダント機能の通話確立までのシステム内の信号の流れを示す図。
【符号の説明】
1…主装置
2…アナログ加入者回線
3…ディジタルボタン電話機(DKT)
4…DID回線
11…局線ユニット
12…内線端末ユニット
13…DID回線ユニット
14…制御ユニット
15…制御データハイウェイ
16…PCMハイウェイ
17…インタフェース
18…ボイスメール装置
19…電話端末
31…電話機筐体
32…ハンドセット
33…ダイヤルボタン
34…ファンクションキー
35…LED表示器
36…制御ボタン
37…LED表示器
38…LCD表示器
51…主装置
52a〜52i…多機能電話機
53a〜53j…外線トランク
61…交換回路
62a〜62n…内線制御回路
62i…内線制御回路
63a.63b…内線電話機(内線端末)
64a〜64j…アナウンスマシン
64a…アナウンスマシン
65a〜65m…外線回路
66a〜66m…外線
67…制御部
68…記憶部
69…保守用ターミナル(TTY)
70…PB検出回路
71…トーン音源回路
511…内線インタフェース部
512…外線インタフェース部
513…端末識別部
514…代表記憶部
515…サービス状態記憶部
516…端末指定部
681…ROM
682…RAM

Claims (4)

  1. 着信の転送先をユーザが自由に設定できる第1の着信転送機能と転送先がシステム管理者により設定される第2の着信転送機能を持つ電話交換装置において、前記第1の着信転送機能と第2の着信転送機能のどちらを優先させるかという転送優先情報設定用テーブルを格納する書換え可能なメモリを備え、着信時に前記メモリ内の転送優先情報設定用テーブルの内容に従って前記第1または第2の着信転送機能を選択して転送処理を実行することを特徴とする電話交換装置。
  2. 着信の転送先をユーザが自由に設定できる第1の着信転送機能と転送先がシステム管理者により設定される第2の着信転送機能を有すると共に曜日時刻情報を有する電話交換装置において、曜日毎の時間帯により前記第1の着信転送機能と第2の着信転送機能のどちらを優先させるかという転送優先情報設定用テーブルを格納する書換え可能なメモリを備え、着信時における前記曜日時刻情報に基づいて前記メモリ内の転送優先情報設定用テーブルの内容を参照し、その優先情報に従って前記第1または第2の着信転送機能による転送処理を実行することを特徴とする電話交換装置。
  3. 第1及び第2の着信転送機能のどちらを優先させるかという転送優先情報設定用テーブルは、端末毎に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電話交換装置。
  4. 第1及び第2の着信転送機能のどちらを優先させるかという転送優先情報設定用テーブルは、主装置内のメモリに設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電話交換装置。
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