JPH04207075A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその製造方法

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JPH04207075A
JPH04207075A JP2340340A JP34034090A JPH04207075A JP H04207075 A JPH04207075 A JP H04207075A JP 2340340 A JP2340340 A JP 2340340A JP 34034090 A JP34034090 A JP 34034090A JP H04207075 A JPH04207075 A JP H04207075A
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JP
Japan
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transfer electrode
transfer
solid
light receiving
polycrystalline silicon
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Pending
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JP2340340A
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English (en)
Inventor
Michio Sasaki
道夫 佐々木
Masayuki Matsunaga
誠之 松長
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電荷転送素子(CCD)を用いた固体撮像装
置及びその製造方法に関する。
(従来の技術) 近年、ビデオカメラや電子スチルカメラ等の撮像デバイ
スとして、CCDを用いた固体撮像装置が使用されてい
る。この固体撮像装置は、複数の画素を2次元平面上に
配列しており、各画素で発生した信号電荷をCODで転
送して出力するものである。
第5図は従来の固体撮像装置の概略構成を示す平面図で
あり、第6図は同装置の1画素構成を示す断面図である
。n型の半導体基板1上にpウェル2が形成され、この
pウェル2の表面に、複数の受光部3が2次元的に配列
されると共に、複数本の信号電荷転送部(垂直CCD)
4が配列されている。ウェル2上には、絶縁膜5を介し
て第1及び第2の転送電極6 (6,。
6゜)が形成されている。ここで、第2の転送電極62
の一部が信号読出しゲートを兼ねるものとなっている。
また、最上層の絶縁膜5の上には光シールド層7が形成
されている。
この装置においては、受光部3により光電変換されて蓄
積された信号電荷は、第2の転送電極62に信号読出し
パルスを印加することにより、信号電荷転送部4に読出
される。そして、転送電極6に転送パルスを印加するこ
とにより、信号電荷は垂直方向に転送され、さらに図示
しない水平CCDを介して出力されることになる。
なお、転送電極6は周辺部の配線としても使われている
ところで、この種の固体撮像装置においては、小型化の
要求に伴い転送電極6を加工する際にも、微細化やより
高い均一性が求められている。
従って、転送電極6の加工には、反応性イオンエツチン
グ(RI E)等の異方性のドライエツチングを用いる
ことが望ましい。
しかしながら、第1の転送電極6、の加工に異方性のド
ライエツチングを用いた場合、第7図(a)に示すよう
に、転送電極61の表面に酸化膜52を形成する際に転
送電極6□の端部に凹部が生じる。そして、この凹部に
第2の転送電極62が潜り込むことになる。凹部に潜り
込んだ第2の転送電極62は第7図(b)に示すように
、異方性のエツチングでは除去することができず、この
残存膜9が電極間の電気的短絡の原因となっていた。な
お、第7図中8はエツチングマスクとしてのレジストを
示している。
また、画素の縮小化に伴い、第1の転送電極61と第2
の転送電極6□の相対的な位置合わせにも高い精度か必
要とされ、相対的な合わせ誤差も問題となっていた。即
ち、前記第5図からも分かるように、第1及び第2の転
送電極6□、62の合わせ誤差により、受光部3の面積
が減少するという問題があった。
(発明が解決しようとする課M) このように従来、転送電極を異方性エツチングでバター
ニングすると、第1の転送電極の端部に第2の転送電極
が潜り混み、電極間の短絡の要因となる。また、第1及
び第2の転送電極の合わせずれにより、受光部面積が減
少して感度が低下するという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目
的とするところは、第1の転送電極の端部への第2の転
送電極の潜り込みを防止することができ、電極間短絡の
要因をなくした信頼性の高い固体撮像装置を提供するこ
とにある。
また、本発明の他の目的は、第1及び第2の転送電極の
合わせずれに起因する受光部面積の減少を防止すること
ができ、微細化と共に感度の向上をはかり得る固体撮像
装置の製造方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明(請求項1)では、半
導体基板に2次元的に配列された複数の受光部と、これ
らの受光部に隣接して設けられた複数本の信号電荷転送
部と、基板上の一部に絶縁膜を介して形成された第1の
転送電極と、基板上の一部及び第1の転送電極上の一部
に絶縁膜を介して形成された第2の転送電極とを具備し
た固体撮像装置において、第1の転送電極の端部を上部
の幅が下部の幅よりも狭まったテーパ状に形成してなる
ことを特徴としている。
また本発明(請求項2)は、半導体基板に複数の受光部
を2次元的に配列すると共に複数本の信号電荷転送部を
配列し、且つ半導体基板上の受光部を除く領域に第1及
び第2の転送電極を積層形成してなる固体撮像装置の製
造方法において、基板上に第1の転送電極をストライプ
状に形成したのち、基板上に第2の転送電極をその一部
が第1の転送電極と重なるようにストライブ状に形成し
、次いで受光部形成のための開口を有するマスクを用い
、第2及び第1の転送電極をバターニングすることを特
徴としている。
(作用) 本発明(請求項1)によれば、第1の転送電極をテーパ
状に形成しているので、第1の転送電極の端部に凹部が
形成されることはなく、第1の転送電極の端部に第2の
転送電極が潜り込む等の不都合はない。さらに、第1の
転送電極の端部がテーパ状であることから、第2の転送
電極を異方性エツチングでパターニングしても、第1の
転送電極の端部における第2の転送電極をも確実に除去
することができる。
また、本発明(請求項2)によれば、受光部の形成に際
して、第1及び第2の転送電極を同一のマスクを用いて
パターニングしているので、第1及び第2の転送電極の
合わせずれか生じることはなく、合わせずれに起因する
受光部面積の低下を防止することが可能となる。
(実施例) 第1図は本発明の第1の実施例に係わる固体撮像装置の
製造工程を示す平面図、第2図は第1図の各部の矢視断
面図である。
まず、第1図(a)に示すように、半導体基板11の表
面層に垂直CCDチャネル(信号電荷転送部)14が形
成されているものとする。この状態で、半導体基板11
上に第1の絶縁膜151を介して多結晶シリコンからな
る第1の転送電極16.を形成し、さらにその上に第2
の絶縁膜152を介して多結晶シリコンからなる第2の
転送電極162を形成する。このとき、第1の転送電極
161は受光部領域に関係なくストライプ状に形成する
。また、第2の転送電極16□は受光部領域に関係なく
、さらに第1の転送電極161と一部重なるようにスト
ライブ状に形成する。このときの矢視A−A断面を第2
図(a)に示す。なお、転送領域における矢視A′−A
“断面もこれと同様になる。
次いで、第1図(b)に示すように、全面にレジスト1
8を塗布し、フォトリソグラフィ技術により受光部とな
る領域に開口18aを開ける。
このときの矢視B−B断面は第2図(b)に示すように
なり、開口18aは第1及び第2の転送電極161,1
62の重なり領域を含むことになる。
次いで、第1図(C)に示すように、レジスト18をマ
スクに第2及び第1の転送電極162゜161をRIE
等の異方性ドライエツチングで選択エツチングする。こ
のときの矢視C−C断面は第2図(e)に示すようにな
り、例えば受光部13は転送電極161.16□をマス
クとしたイオン注入等により形成される。
このように本実施例方法によれば、レジスト18をマス
クとして第2及び第1の転送電極162.161を同時
にバターニングしているので、これらの電極の合わせず
れにより受光部面積が減少する等の不都合は生じない。
このため、受光部面積を最大に大きくすることができ、
感度の向上をはかることができる。この利点は、特に微
細化する際に有効である。
第3図は本発明の第2の実施例を説明するための工程断
面図である。なお、第2図と同一部分には同一符号を付
して、その詳しい説明は省略する。
この実施例が先に説明した実施例と異なる点は、ゲート
絶縁膜15□ (第1の絶縁膜)の構成にある。即ち、
本実施例では第3図(a)に示すように、半導体基板1
1上に酸化シリコン膜21、窒化シリコン膜22及び酸
化シリコン膜23を順次形成した3層構造から第1の絶
縁膜151が構成されている。各層の膜厚は、例えば2
1が100〜500人、22が100〜1000人。
23が30〜100人とする。
これ以降の工程は、第3図(b) (e)に示すように
先の実施例と同様であり、転送電極161゜162の形
成、開口18aを有するレジスト18の形成、さらにレ
ジスト18をマスクとした転送電極161.16□の選
択エツチングを行うことにより、先の実施例と同様に固
体撮像装置が実現される。
本実施例では、窒化シリコン膜22と転送電極16□、
16□としての多結晶シリコン膜との選択比を大きく取
れる(10〜20)ので、転送部i!161,162の
パターニングに際してエツチングを窒化シリコン膜22
て確実に止めることができる。従って、酸化シリコン膜
21にダメージを与えることなく転送電極16+ 、 
162のパターニングを行うことができ、これにより素
子特性の向上をはかることができる。
第4図は本発明の第3の実施例に係わる固体撮像装置の
概略構成を示す断面図である。
図中11はn型半導体基板、12はpウェル、13は受
光部、14は信号電荷転送部、15は絶縁膜、16は転
送電極、17は光シールド層を示している。基本的な構
成は第6図及び第7図に示す従来装置と同様であるが、
本実施例がこれと異なる点は第1の転送電極16ユをテ
ーパ状に形成したことにある。
具体的には、まずn型の半導体基板11上にp型のウェ
ル12を形成し、このウェル12にn型の蓄積ダイオー
ド(受光部)13及び垂直CCDチャネル(信号電荷転
送部)14を形成した後、第1の絶縁膜15.を介して
CVD法により第1の多結晶シリコン膜を成長する。こ
の多結晶シリコン膜に燐拡散等を行って必要な程度まで
比抵抗を下げた後、例えばAsをイオン注入して多結晶
シリコン上部を非晶質化する。
非晶質化したシリコンは多結晶シリコンよりもエツチン
グ速度が速いため、フォトエツチング法により所定のパ
ターンにフォトレジストを残した後に、等方性エツチン
グと異方性エツチングを適宜組み合わせることにより、
所望のテーパ形状の第1の転送電極16.が得られる。
次いで、転送電極16□の上に第2の絶縁膜15□を形
成した後、第2の多結晶シリコン膜を成長する。そして
、転送電極161の場合と同様にして比抵抗を下げた後
に、フォトエツチングプロセスにより所定のパターンを
残して今度は異方性エツチングにより第2の転送電極1
6□を形成する。その後、転送電極16□の上部に第2
の絶縁膜15.を形成し、さらに光シールド層17を形
成することにより、第4図に示すような固体撮像装置が
得られる。
このように本実施例では、第1の転送電極16□をテー
パ状に形成しているので、第1の転送電極16、の端部
に凹部が形成されることはなく、第1の転送電極161
の端部に第2の転送電極16□が潜り込む等の不都合は
ない。
さらに、第1の転送電極16+の端部がテーパ状である
ことから、第2の転送電極162を異方性エツチングで
パターニングしても、第1の転送電極16、の端部にお
ける第2の転送電極162をも確実に除去することがで
きる。従って、第1の転送電極161の端部に第2の転
送電極162のエツチング残しが生じることはなく、こ
れによる電極間短絡の発生等を未然に防止することがで
きる。
なお、本発明は上述した各実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施
することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明(請求項1)によれば、第1
の転送電極の端部を上部の幅が下部の幅よりも狭まった
テーパ状に形成しているので、第1の転送電極の端部へ
の第2の転送電極の潜り込みを防止することができ、電
極間短絡の要因をなくした信頼性の高い固体撮像装置を
実現することが可能となる。
また、本発明(請求項2)によれば、第1及び第2の転
送電極を同一のマスクを用いてパターニングしているの
で、第1及び第2の転送電極の合わせずれに起因する受
光部面積の減少を防止することができ、微細化と共に感
度の向上をはかることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係わる固体撮像装置の
製造工程を示す平面図、第2図は第1図の各部の矢視断
面を示す図、第3図は本発明の第2の実施例方法を説明
するための工程断面図、第4図は本発明の第3の実施例
に係わる固体撮像装置の概略構成を示す断面図、第5図
乃至第7図はそれぞれ従来装置の問題点を説明するため
の図である。 11・・・半導体基板、 12・・・ウェル、 13・・・受光部、 14・・・信号電荷転送部、 15・・・絶縁膜、 16□・・・N1の転送電極、 162・・・第2の転送電極、 17・・・光シールド層、 18・・・レジスト。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第5図 Φ   Φ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板に2次元的に配列された複数の受光部
    と、これらの受光部に隣接して設けられた複数本の信号
    電荷転送部と、前記基板上の一部に絶縁膜を介して形成
    された第1の転送電極と、前記基板上の一部及び第1の
    転送電極上の一部に絶縁膜を介して形成された第2の転
    送電極とを具備した固体撮像装置において、 第1の転送電極の端部を上部の幅が下部の幅よりも狭ま
    ったテーパ状に形成してなることを特徴とする固体撮像
    装置。
  2. (2)半導体基板に複数の受光部を2次元的に配列する
    と共に複数本の信号電荷転送部を配列し、且つ半導体基
    板上の受光部を除く領域に第1及び第2の転送電極を積
    層形成してなる固体撮像装置の製造方法において、 前記基板上に第1の転送電極を形成する工程と、前記基
    板上に第2の転送電極をその一部が第1の転送電極と重
    なるように形成する工程と、前記受光部形成のための開
    口を有するマスクを用い、第1及び第2の転送電極をパ
    ターニングする工程とを含むことを特徴とする固体撮像
    装置の製造方法。
JP2340340A 1990-11-30 1990-11-30 固体撮像装置及びその製造方法 Pending JPH04207075A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106543A (ja) * 1993-10-07 1995-04-21 Nec Corp 固体撮像装置の製造方法
JP2016143732A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 三菱電機株式会社 電荷結合素子、電荷結合素子の製造方法、および固体撮像装置

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