JPH04203591A - 高圧水封ガスホルダの施工法 - Google Patents

高圧水封ガスホルダの施工法

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JPH04203591A
JPH04203591A JP33334590A JP33334590A JPH04203591A JP H04203591 A JPH04203591 A JP H04203591A JP 33334590 A JP33334590 A JP 33334590A JP 33334590 A JP33334590 A JP 33334590A JP H04203591 A JPH04203591 A JP H04203591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas tank
gas
tank
ballast
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP33334590A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Igarashi
薫 五十嵐
Katsuji Kawana
川名 勝治
Yoshikazu Kano
加納 良和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYONICHI ENG CO Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
RYONICHI ENG CO Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高圧水封ガスホルダの施工法に関し、特にコ
ンクリート製水槽の内部に設けられる鋼製のガス槽に、
コンクリート製のバラストを装着するための施工法に関
する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の高圧水封ガスホルダの一例を示すもので
、水槽1.ガス槽2.上部バラスト3.下部バラスト4
.水5および支柱6で構成されている。
このようなガスホルダでは、リング状の各バラスト3.
4としてのコンクリートをいれる箱が必要になるほか、
各バラスト3,4がガス槽2の周壁に偏心荷重としてか
かるので、その防止のために支柱6が必要になる。
そこで第5図に示すような高圧水封ガスホルダが従来か
ら開発されており、バラスト8はガス槽2の頂壁上に均
一に分布している。このバラスト8を形成するコンクリ
ートの打設時にはガス槽2の頂壁を支柱7で支えること
が行なわれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に、高圧水封ガスホルダのガス槽は、気密性の良好
な鋼製とされるが、その自重で内圧に耐えられるのは水
柱200〜30hm程度である。したがって水柱100
0+am以上の高圧になると、第5図に示すようなバラ
スト8の配置が重要になる。
ところで、第5図に示す高圧水封ガスホルダの施工時1
::は、バラスト8のコンクリート打設時にその自重が
ガス槽2の頂壁にかかるため、多数の支柱7でガス槽2
の頂壁を支持するか、あるいはガス槽2の頂壁を非常に
丈夫なものにする必要がある。
本発明は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、ガス槽頂壁へのコンクリート製バラストの打設を
簡素な手段で行なえるようにした、高圧水封ガスホルダ
の施工法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的を達成するため、本発明ではバラストを形成
するコンクリートをガス槽の頂壁上に均一に打設する際
に、その重量に見合う内圧をガス槽内にかけるようにし
ている。そして、この内圧によりガス槽が浮上するのを
防止するために、ガス槽と水槽とを例えば鋼板を介して
結合するようにしている。
すなわち、本発明の高圧水封ガスホルダの施工法は、コ
ンクリート製の水槽内に、円筒状周壁とドーム状頂壁と
を有する鋼製のガス槽を設け、上記ガス槽の周壁と上記
水槽の内壁とを気密に仮結合してから、」二組ガス槽の
内圧を高めた後、上記ガス槽におけるドーム状頂壁の上
面に沿いコンクリート製バラストを打設し、同バラスト
のコンクリート硬化後に上記ガス槽の周壁と一1=記水
槽の内壁との仮結合を解除することを特徴としている。
〔作  用〕
上述の本発明の高圧水封ガスホルダの施工法では、ガス
槽に内圧がかかった状態でガス槽頂壁土にコンクリート
製バラストを打設するので、ガス槽頂壁の応力について
は、初期のガス圧による引張応力のみを考えればよい。
すなわち、コンクリート製バラストの打設が進むにつれ
ガス槽の内圧による頂壁の応力はバラストの自重により
しだいに減少し、バラストの打設完了により、上記応力
は零になる。
バラストの打設完了後、そのコンクリートが硬化して、
その強度が期待できる状態になってからガス槽の高い内
圧を解除する。この状態ではコンクリート製バラストが
円形ドーム状になっているため、圧縮応力を生じる。す
なわち、ガス槽内のガス圧による引張応力は同ガス槽を
構成する鋼材が受は持ち、自重による圧縮応力はバラス
トを形成するコンクリートが受は持つので、それぞれの
材料特性を生かした効果が得られる。
〔実 施 例〕
以下図面により本発明の一実施例としての高圧水封ガス
ホルダの施工法について説明すると、第1図はその施行
の経過状態を示す縦断面図、第2図はその施工完了後の
状態を示す縦断面図、第3図は第1図の1部の拡大断面
図である。
本発明の高圧水封ガスホルダの施工法では、まず、第1
図に示すように、円筒形のコンクリート製水槽1が、底
部をそなえ上部は開放されるようにして構築される。
そして、この水槽1の下部内周壁において、第3図に示
すように、予め埋め込まれたアンカ金物13に、銅板製
リング状部材12が気密に溶接される。
また、リング状部材12の内側に、内方へ昇傾斜する鋼
板製連結部材11が気密に溶接されるとともに、同連結
部材11上に鋼製ガス槽2の周壁下縁が気密に溶接され
る。
このようにして、水槽1内に組み立てられたガス槽2の
周壁下縁と水槽1の下部内壁とは、鋼板製連結部材11
、鋼板製リング状部材12およびアンカ金物13を介し
て気密に仮結合される。
鋼製ガス槽2は、第1図に示すように、円筒状周壁とド
ーム状の頂壁とを有し下方は開放されているが、前述の
ように連結部材11等を介して水槽1の下部内壁に気密
に連結されることにより、ガス槽2の内部空間は外部か
ら遮断される。
ついで、ガス槽2内に、ガス出入口管9を介し送風機1
0にて圧縮空気を導入し、ガス槽内圧を高めた後、第2
図に示すコンクリート製バラスト8が、ガス槽2のドー
ム状頂壁の上面に沿って打設される。
そして、バラスト8のコンクリート硬化後に、連結部材
11を取り外すことにより、ガス槽2の周壁下縁と水槽
1の下部内壁との仮結合を解除し、第2図に示すように
水5を導入した状態で、このガスホルダが完成する。
上述の本実施例の高圧水封ガスホルダの施工法では、ガ
ス槽2に内圧がかかった状態でガス槽2の頂壁上にコン
クリート製バラスト8を打設するので、ガス槽2の頂壁
の応力については、初期のガス圧による引張応力のみを
考えればよい。
すなわち、コンクリート製バラスト8の打設が進むにつ
れガス槽2の内圧による頂壁の応力はバラスト8の自重
によりしだいに減少し、バラスト8の打設完了により、
上記応力は零になる。
バラスト8の打設終了後、そのコンクリートが硬化して
、その強度が期待できる状態になってから、ガス槽2の
高い内圧が解除されるが、この状態では、コンクリート
製バラスト8が円形ドーム状になっているため、圧縮応
力を生じる。すなわち、ガス槽2内のガス圧による引張
応力は鋼製ガス槽2の頂壁が受は持ち、自重による圧縮
応力はコンクリート製バラスト8が受は持つので、それ
ぞれの材料特性を生かした効果が得られるようになる。
また、第5図に示したような長大な支柱7が、本実施例
の施工法では不要になるので、工事が簡素化され、工費
の節減がもたらされるようになる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の高圧水封ガスホルダの施
工法によれば、次のような効果ないし利点が得られる。
(1)ガス槽内のガス圧による引張応力は同ガス槽を構
成する鋼材が受は持ち、自重による圧縮応力はバラスト
を形成するコンクリートが受は持つので、それぞれの材
料特性を生かした効果が得られる。
(2)ガス槽頂壁を支持する長大の支柱が不要になるの
で工事が簡素化され、工費の節減がもたらされる。
(3)ガス槽の頂壁が内圧のみを考慮して設計できるの
で、その軽量化が可能になり、コストの低減をもたらす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の一実施例としての高圧水封ガスホ
ルダの施工法を示すもので、第1図はその施工の経過状
態を示す縦断面図、第2図はその施工完了後の状態を示
す縦断面図、第3図は第1図の■部の拡大断面図であり
、第4図および第5図はいずれも従来の施工法によるガ
スホルダの縦断面図である。 1・・・水槽、2・・・ガス槽、3,4・・・バラスト
、5・・・水、6,7・・・支柱、8・・・バラスト、
9・・・ガス出入口管、10・・・送風機、11・・・
連結部材、12・・・リング状部材、13・・・アンカ
金物。 代理人 弁理士 飯 沼 義 彦 第 1 図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コンクリート製の水槽内に、円筒状周壁とドーム状頂壁
    とを有する鋼製のガス槽を設け、上記ガス槽の周壁と上
    記水槽の内壁とを気密に仮結合してから、上記ガス槽の
    内圧を高めた後、上記ガス槽におけるドーム状頂壁の上
    面に沿いコンクリート製バラストを打設し、同バラスト
    のコンクリート硬化後に上記ガス槽の周壁と上記水槽の
    内壁との仮結合を解除することを特徴とする、高圧水封
    ガスホルダの施工法。
JP33334590A 1990-11-29 1990-11-29 高圧水封ガスホルダの施工法 Pending JPH04203591A (ja)

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