JP4332686B2 - タンク屋根の構築方法 - Google Patents

タンク屋根の構築方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4332686B2
JP4332686B2 JP15106699A JP15106699A JP4332686B2 JP 4332686 B2 JP4332686 B2 JP 4332686B2 JP 15106699 A JP15106699 A JP 15106699A JP 15106699 A JP15106699 A JP 15106699A JP 4332686 B2 JP4332686 B2 JP 4332686B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
lower structure
tank
reinforcing
bone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15106699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000337595A (ja
Inventor
英憲 鈴木
正治 宮崎
吉弘 能勢
良郎 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP15106699A priority Critical patent/JP4332686B2/ja
Publication of JP2000337595A publication Critical patent/JP2000337595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4332686B2 publication Critical patent/JP4332686B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒型タンク屋根の構築方法に係り、更に詳しくは、厚さが薄く軽量の屋根を持った円筒型タンクの屋根の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液化天然ガスや液化プロパンガス等を貯蔵するために、主に内槽と外槽を有する円筒型タンクが用いられる。円筒型タンクの形式には大きく分けて、外槽が金属製のタンクのものと外槽が鉄筋コンクリート製のものがある。外槽が鉄筋コンクリートの形式の円筒タンクは主に地下式タンクで採用される。以下に、地下式タンクの構造を説明する。
【0003】
図6は地下式タンクの正面断面図である。地下式タンクは外槽20と内槽30と保冷構造40とを備える。外槽20は、鉄筋コンクリート製で、円板形状の外槽底部21と円筒形状の外槽側部22と上に凸の円板形状の外槽屋根部23を有する。内槽30は、薄板ステンレス製で、円板形状の内槽底部31と円筒形状の内槽側部32と上に凸の円板形状の内槽屋根部33を有する。保冷構造は、断熱材製で、底部保冷41と側部保冷42と屋根部保冷43とを有する。底部保冷41が外槽底部21の上面に設けられ、内槽底部31がその底部保冷41の上面に設けられる。側部保冷42が外槽側部22の内面に設けら、内槽側部32がその側部保冷42の内面に設けられる。屋根部保冷43が外槽屋根部23の下面に設けられ、内槽屋根部33が屋根部保冷43の下面に設けられる。内槽底部31の外周と内槽側部32の下端とが接合され、内槽側部32の上端と内槽屋根部33の外周とが接合され、内槽全体が液密になっている。
【0004】
次に、この地下式タンクの構築手順を説明する。図7は、従来の地下式タンクの構築方法である。(第A工程)地面に穴を掘り、その内部に外槽底部21と外槽側部22が打設する。リング状の帯が外槽側部の上端に設けられる(これを、ナックルプレート50といい、外槽屋根部の一部となる)。(第B工程)外槽底部21の上面に外槽屋根部23の下部構造23aのブロックを搬入し、外槽屋根部23の下部構造23aを組み立てる。(第C工程)外槽屋根部23の下部構造23aの下面に、屋根部保冷43を取り付け、その下面に内槽屋根部33を取り付ける。従って、外槽屋根部23の下部構造23aと屋根部保冷43と内槽屋根部33とが一体となった構造を構成する。
【0005】
(第D工程)外槽屋根部23の下部構造23aの外周に仮屋根(図示せず)を設け、外槽側部22との間を気密にする。外槽屋根部23の下部構造23aの下部に圧縮空気を導入し、外槽屋根部23の下部構造23aを圧縮空気の圧力で支持しつつ外槽屋根部23の下部構造23aを屋根部保冷43と内槽屋根部33と一緒に持ち上げる(この工法を、エアーレイジング工法という)。外槽屋根部23の下部構造23aが外槽側部22の上端に位置したら、外槽屋根部23の下部構造23aと外槽側部22とを仮固定をして圧縮空気を抜く。外槽屋根部23の下部構造23aの外周と外槽側部22の上端にあるナックルプレート50とを接合する。
【0006】
(第E工程)屋根部下部構造の上面に、鉄筋を配置しコンクリートを打設する。鉄筋コンクリートが、所定の強度を得て、外槽屋根部23の上部構造23bになったことを確認する。(第F工程)外槽底部21の上面に、底部保冷41を取付、その上面に内槽底部31を設ける。外槽側部22の内面に、側部保冷42を取り付け、その内面に内槽側部32を取り付ける。内槽底部31の周囲と内槽側部32の下端とを接合する。さらに内槽側部32の上端と内槽屋根部33の周囲を接合する。さらに、ポンプダクト等の補器(図示せず)を設けて地下式タンク10の建造が完了する。
【0007】
外槽屋根部23は下部構造23aと上部構造23bとを備える。その下部構造23aは、第B工程において、外槽底部21の上部で製造される。外槽屋根部23の下部構造23aは、第C工程において単体でその下部に屋根部保冷43と内槽屋根部33を吊るので、十分な強度が要求される。外槽屋根部23の下部構造23aは図示しない屋根板と半径屋根骨と円周屋根骨を有する。屋根板は凸円形状の金属板である。半径屋根骨と円周屋根骨は、通常高さが200mmから300mmのH型鋼で作られる。半径屋根骨は、型材で製造され、屋根板の上面のその中心から等間隔の放射線上に、設けられている。円周屋根骨は、半径屋根骨の側面を繋ぐ様に、屋根板の上面に同心円状に設けられる。
【0008】
また、外槽屋根部23の上部構造23bは、第E工程において、外槽側部22の上端に固定された後、鉄筋コンクリートで製造される。上部構造23bの鉄筋コンクリートが固まると、外槽屋根部23はタンクの屋根として十分な強度をもつ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述の様に、従来の円筒型タンクの屋根の構築方法では、外槽屋根部23の下部構造23aは、上部構造23bができる前に、単体で下部に屋根部保冷43と内槽屋根部33を吊る。従って、下部構造23aは、そのための十分な強度をもつ必要があった。その強度を確保するため、下部構造23aが有する半径屋根骨と円周屋根骨は十分な高さ幅を有する形材を使用することが必要とされた。後の工程において、下部構造23aの上部に鉄筋コンクリートを打設して上部構造23bをつくるので、外槽屋根部23が必要以上に厚くなるという問題があった。さらに、半径屋根骨と円周屋根骨との材料は屋根板と同様に耐低温金属材料であることが必要なので、高価な耐低温金属材料を多く使用しなければならないという問題もあった。
【0010】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、従来の円筒型タンクの屋根の構築方法にかわって、高さと幅の大きな半径屋根骨と円周屋根骨を必要としない円筒型タンクの屋根の構築方法を提供しようとする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明に係る円筒形のタンクの屋根の構築方法は、凸円板形状の屋根板と屋根板の上面の半径方向に設けた複数の半径屋根骨とを有するタンク屋根下部構造を準備する準備工程と、その半径屋根骨の上面の円周方向に補強骨を接合する補強工程と、タンク屋根下部構造を屋根板の下方から空気圧で支持するエアーサポート工程と、エアーサポート工程中に、前記補強骨(27)を撤去する撤去工程と、エアーサポート工程中にタンク屋根下部構造の上面に鉄筋コンクリートを打設する打設工程とを備え
前記補強工程は、
前記円周方向に間隔を置いて配置されるように、複数の前記継ぎ板を、前記タンク屋根下部構造の上面に接合する継ぎ板接合工程と、
前記複数の継ぎ板を前記補強骨で連結するように、前記複数の継ぎ板に前記補強骨を接合する補強骨接合工程とを、備え、
さらに、前記継ぎ板接合工程では、前記タンク屋根下部構造の前記上面から上方に突出するように、前記各継ぎ板を該上面に接合し、前記補強骨接合工程では、前記複数の継ぎ板を介して前記補強骨を前記タンク屋根下部構造に接合するものとした。
前記補強骨は円弧状であってよい。
【0012】
上記本発明の構成により、準備工程で、凸円板形状の屋根板と半径屋根骨とを有するタンク屋根下部構造を準備する。その半径屋根骨は、屋根板の外上面の半径方向に設けられる。補強工程で、その半径屋根骨の上面の円周方向に補強骨を接合する。エアーサポート工程で、タンク屋根下部構造を屋根板の下方から空気圧で支持する。打設工程で、エアーサポート工程中にタンク屋根下部構造の上面に鉄筋コンクリートを打設する。
【0013】
また、上記本発明の構成により、撤去工程で、エアーサポート工程中に、補強骨を撤去する。
【0014】
さらに、上記本発明の構成により、補強工程が、板接合工程と補強骨接合工程とを備える。継ぎ板接合工程でその半径屋根骨の上面に継ぎ板を接合する。補強骨接合工程で、その継ぎ板に円弧状の補強骨を接合する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0016】
本発明のタンク屋根の構築方法の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施形態の手順図である。
【0017】
(第A工程)地面に穴を掘り、その内部に外槽底部21と外槽側部22とを打設する。外槽底部21と外槽側部22は鉄筋コンクリート製である。ナックルプレート50を外槽側部22の上端に設ける。(第B工程)外槽底部21の上面に外槽屋根部23の下部構造23aブロックを搬入し、外槽屋根部23の下部構造23aを組み立てる。
【0018】
(第C工程)外槽屋根部23の下部構造23aの上面に補強骨27を接合する。(第D工程)外槽屋根部23の下部構造23aの下面に、屋根部保冷43を取り付け、その下面に内槽屋根部33を取り付ける。従って、外槽屋根部23の下部構造23aと屋根部保冷43と内槽屋根部33とが一体とった構造を構成する。
【0019】
(第E工程)外槽屋根部23の下部構造23aの外周に仮屋根(図示せず)を設け、外槽側部22との間を気密にする。外槽屋根部23の下部構造23aの下部に圧縮空気を導入し、外槽屋根部23の下部構造23aを圧縮空気の圧力で支持しつつ、屋根部保冷43と内槽屋根部33と共に持ち上げる(この工法を、エアーレイジング工法という)。外槽屋根部23の下部構造23aが外槽側部22の上端に位置したら、外槽屋根部23の下部構造23aと外槽側部22とを仮固定をした後、外槽屋根部23の下部構造23aの外周と外槽側部22の上端にあるナックルプレート50とを接合する。
【0020】
(第F工程)外槽屋根部23の下部構造23aの下部に導入している圧縮空気の圧力を上げ、屋根部下部構造を支持する(この工法を、エアーサポート工法という)。屋根株構造がしっかりと支えられたら、補強骨27を外槽屋根部23の下部構造23aの上面から除去する。
【0021】
(第G工程)外槽屋根部23の下部構造23aの上面に、鉄筋を配置しコンクリートを打設する。鉄筋コンクリートが固まり十分な強度が出て、上部構造23Bができたことが確認できたら、圧縮空気を抜く。
【0022】
(第H工程)外槽底部21の上面に、側部保冷41を取付、その上面に内槽底部31を設ける。外槽側部22の内面に、側部保冷42を取り付け、その内面に内槽側部32を取り付ける。内槽底部31の周囲と内槽側部32の下端とを接合する。さらに内槽側部32の上端と内槽屋根部33の周囲を接合する。さらに、ポンプダクト等の補器(図示せず)を設けて地下式タンクの建造が完了する。
【0023】
以下に、第C工程における、外槽屋根部23の下部構造23aとその上面の補強構造とを、図をもとに詳述する。図2は、外槽屋根部の下部構造の平面図である。図3は、外槽屋根部の下部構造の正面断面図である。図4は、平面図の部分拡大図である。図5は、正面断面図の部分拡大図である。
【0024】
外槽屋根部23の下部構造23aは、ブロック状に分割して製作されたブロックを第B工程において組み立て接合して作られる。外槽屋根部23の下部構造23aは、屋根板24と半径屋根骨25(以下、ラフターという。)と円周屋根骨26(以下、リングという。)とを備える。
【0025】
屋根板24は、耐低温金属材料で作られ、上に凸の円板形状を有する。ラフター25は、耐低温金属材料のH型形材で作られ、屋根板24の中心から外周へ延びる放射線上に配置され、屋根板24の上面に接合される。所定の本数のラフラー25が、均等間隔に配置される。リング26は、耐低温金属材料のH型形材で作られ、円周状にラフター25の側面を繋いで配置され、屋根板24に接合される。所定の本数のリング26が、ほぼ均等間隔に配置される。
【0026】
補強構造は、継ぎ板28、29と補強骨27とを備える。継ぎ板は、第1の継ぎ板28と第2の継ぎ板29を有する。第1の継ぎ板28は、溝型形鋼で作られ、ラフター25の上面に所定の間隔でその軸心が垂直になる様に接合される。第2の継ぎ板29は、溝型形鋼で作られ、屋根板24の上面に所定の間隔でその軸心が垂直になる様に接合される。補強骨27は、複数の補強骨部材で構成され、補強骨部材は、溝型型鋼を円弧状に曲げて作られた所定の長さの梁である。補強骨27は、補強骨部材が繋げられて円環状になっており、屋根板の中心から同心円になる様に配置され、継ぎ板28、29に接合される。場合によっては、補強骨27は、閉じた円環状にならず、その一部が欠けるものもある。
【0027】
次に、第C工程における補強工程の手順を説明する。第B工程において組み立て接合され、完成した外槽屋根部23の下部構造23aのラフター25の上面に、第1の継ぎ板18を所定の間隔でその軸心が垂直になる様に配置し、ラフター25と接合する。さらに、第2の継ぎ板29を屋根板24の上面に所定の間隔でその軸心が垂直になる様に配置し、屋根板24と接合する。次に、複数の補強骨部材を繋いで、円環状の補強骨27を作る。その補強骨27を屋根板の中心から同心円になる様に配置し、第1の継ぎ板28と第2の継ぎ板29の側面に接合する。
【0028】
次に、第F工程における除去工程の手順を説明する。第E工程において外槽側部22の上端にあるナックルプレート50とを接合された外槽屋根部23の下部構造23aの下に導入している圧縮空気の圧力を所定圧力まで上げる。この所定圧力により外槽屋根部23の下部構造23aをささえる支持力は、外槽屋根部23の下部構造23aの重量とその下に吊っている屋根部保冷43の重量と内槽屋根部33の重量と下部構造23aの上部に打設する予定である鉄筋コンクリートの重量を支持するのに十分な強さになる。圧縮空気の圧力が所定圧力に達したことを確認したら、補強骨27と継ぎ板28、29を撤去する。
【0029】
本実施形態のタンク屋根の構築方法を用いれば、外槽屋根部23の下部構造23aの厚さが薄くてすむので、外槽屋根23が薄く製作できる。また外槽屋根部23の下部構造23aに使用するラフター25とリング26の総重量が少なくてすむので、高価な耐低温材料の使用量がすくなくてすむ。さらにコンクリートの使用量もすくなくてすむ。
【0030】
さらに、好適な例として継ぎ板28、29を介して補強骨27を外槽屋根部23の下部構造23aに接合する方式を採用したので、継ぎ板28、29と外槽屋根部2の下部構造23aとの接合を剥がすと、容易に補強骨27の撤去ができる。又、形鋼を1平面上で曲げて補強骨部材27を容易に作ることができる。
【0031】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、外槽屋根部23の下部構造23aは、屋根板24とラフター25とリング26を備えた例で説明したが、例えば屋根板24とラフター25とで構成されてもよい。
【0032】
また、補強骨27に形鋼を使用した例で説明したが、これに限定されずその他の形式でもよい。補強骨27が円環状形状をもつ例で説明したがこれに限定されず、多角形状でもよい。
さらに、好適な例として、補強骨27を、接ぎ板28、29を介して外槽屋根部23の下部構造23aに接合したが、これに限定されず、補強骨27を直接外槽屋根部23の下部構造23aに接合してもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のタンク屋根の構築方法は、その構成により、以下の効果を有する。
準備工程では凸円板形状の屋根板と半径屋根骨とを有するタンク屋根下部構造を準備し、その半径屋根骨は屋根板の外上面の半径方向に設けら、補強工程ではその半径屋根骨の上面の円周方向に補強骨を接合し、エアーサポート工程ではタンク屋根下部構造を屋根板の下方から空気圧で支持し、打設工程ではエアーサポート工程中にタンク屋根下部構造の上面に鉄筋コンクリートを打設するので、タンク屋根下部構造は、単体で鉄筋コンクリートを支持する必要がなく、軽量につくることができる。
【0034】
さらに、撤去工程ではエアーサポート工程中に補強骨を撤去するので、タンク屋根下部構造を薄くつくることができる。
また、さらに、補強工程が、板接合工程と補強骨接合工程とを備え、継ぎ板接合工程ではその半径屋根骨の上面に継ぎ板を接合し、補強骨接合工程ではその継ぎ板に円弧状の補強骨を接合するので、補強骨の製作が容易な形状を選択でき、補強骨の撤去が容易にできる。
【0035】
従って、従来の円筒型タンクの屋根の構築方法にかわって、高さと幅の大きな半径屋根骨と円周屋根骨を必要としない円筒型タンクの屋根の構築方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の手順図である。
【図2】外槽屋根部の下部構造の平面図である。
【図3】外槽屋根部の下部構造の正面断面図である。
【図4】平面図の部分拡大図である。
【図5】正面断面図の部分拡大図である。
【図6】地下式タンクの正面断面図である。
【図7】従来の手順図である。
【符号の説明】
10 地下式タンク
20 外槽
21 外槽底部
22 外槽側部
23 外槽屋根部
24 屋根板
25 ラフター
26 リング
27 補強骨
28 第1の継ぎ板
29 第2の継ぎ板
30 内槽
31 内槽底部
32 内槽側部
33 内槽屋根部
40 保冷構造
41 底部保冷
42 側部保冷
43 屋根部保冷
50 ナックルプレート

Claims (2)

  1. 円筒形のタンクの屋根の構築方法であって、凸円板形状の屋根板と屋根板の上面の半径方向に設けた複数の半径屋根骨とを有するタンク屋根下部構造を準備する準備工程と、その半径屋根骨の上面の円周方向に補強骨を接合する補強工程と、タンク屋根下部構造を屋根板の下方から空気圧で支持するエアーサポート工程と、エアーサポート工程中に、前記補強骨(27)を撤去する撤去工程と、エアーサポート工程中にタンク屋根下部構造の上面に鉄筋コンクリートを打設する打設工程とを備え
    前記補強工程は、
    前記円周方向に間隔を置いて配置されるように、複数の前記継ぎ板を、前記タンク屋根下部構造の上面に接合する継ぎ板接合工程と、
    前記複数の継ぎ板を前記補強骨で連結するように、前記複数の継ぎ板に前記補強骨を接合する補強骨接合工程とを、備え、
    さらに、前記継ぎ板接合工程では、前記タンク屋根下部構造の前記上面から上方に突出するように、前記各継ぎ板を該上面に接合し、前記補強骨接合工程では、前記複数の継ぎ板を介して前記補強骨を前記タンク屋根下部構造に接合する、ことを特徴とするタンク屋根の構築方法。
  2. 前記補強骨は円弧状である、ことを特徴とする請求項1に記載のタンク屋根の構築方法。
JP15106699A 1999-05-31 1999-05-31 タンク屋根の構築方法 Expired - Fee Related JP4332686B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15106699A JP4332686B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 タンク屋根の構築方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15106699A JP4332686B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 タンク屋根の構築方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000337595A JP2000337595A (ja) 2000-12-05
JP4332686B2 true JP4332686B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=15510568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15106699A Expired - Fee Related JP4332686B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 タンク屋根の構築方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4332686B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6497936B2 (ja) * 2014-12-26 2019-04-10 川崎重工業株式会社 低温貯槽のノズル補強構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000337595A (ja) 2000-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10364939B2 (en) Free-standing liner unit and method of building tank
JP5732262B2 (ja) 円筒型タンクの構築方法
US6626319B2 (en) Integrated tank erection and support carriage for a semi-membrane LNG tank
JP4332686B2 (ja) タンク屋根の構築方法
JPH07187056A (ja) 舶用球形タンクの建造方法
KR101978405B1 (ko) 육상용 액화가스 저장탱크의 시공방법
KR102025697B1 (ko) 영구 부착식 pc 패널을 가지는 육상용 액화가스 저장탱크
JP4126474B2 (ja) コンクリート製ドーム屋根
JP2001288920A (ja) タンク屋根の建築工法
JP2876803B2 (ja) 地下式低温タンクの屋根構築方法
EP4365314A1 (en) Insulation block for skid pipe, and construction method thereof
JP2631452B2 (ja) 地下式貯槽の屋根構築方法
JPH04119298A (ja) 地下式低温液体貯蔵タンクの屋根部構築工法
JP2001020437A (ja) 屋根の構築工法およびそれに用いる屋根ユニット
JPS5942783B2 (ja) 内外二重壁構造のド−ム構築方法
JPH09158525A (ja) 屋根の構築方法
JP2596305B2 (ja) 円形ドーム屋根構造
JPH04136596A (ja) ライナプレートの取付方法
JP5940359B2 (ja) 縦型タンクの施工方法
JPH11208774A (ja) 貯槽底板敷設工法
JPS5832153Y2 (ja) ア−ク炉用水冷炉蓋
JPH0510497A (ja) 低温地下式貯槽の屋根内面保冷構造
JP2000304195A (ja) 円筒型貯槽の上部構造
JP2000352500A (ja) 低温タンク
JPH08333892A (ja) 球体構造物の施工方法、及びこの方法の実施に使用される組立式型枠支持材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090527

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090609

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees