JPH04203248A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JPH04203248A
JPH04203248A JP2332599A JP33259990A JPH04203248A JP H04203248 A JPH04203248 A JP H04203248A JP 2332599 A JP2332599 A JP 2332599A JP 33259990 A JP33259990 A JP 33259990A JP H04203248 A JPH04203248 A JP H04203248A
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cam
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ignition timing
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浩之 糸山
Hiroshi Komatsu
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
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    • F02P5/1502Digital data processing using one central computing unit
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    • F01L1/267Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder with means for varying the timing or the lift of the valves
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    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はエンジンのスロットル制御装置、特に人為的
なアクセルペダルの操作量と実際のスロットルバルブと
のあいだの特性を任意に変化させうるちのに関する。
(従来の技術) アクセルペダル操作量と実際のスロットル開度とのあい
だの特性を任意に変化させうるスロットル開閉装置が数
多く提案されている(特開平1−1、08156号公報
参照)。
こうした装置では、たとえば低速走行時や後退時にアク
セルペダル操作量に対するスロットル開度の比を小さく
すると、エンジンの出力変化がなめらかとなるので、ゆ
っくりとした運転をするニー5= とができ、またスリップ検出時のトラクンョンコントロ
ール等を容易に実現することができる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような装置では、スリップや渋滞時等の
走行条件のみによってスロットル開度を変化させていた
ので、この装置をそのまま可変動弁装置を備える車両に
適合させたのでは運転性が悪くなる。
たとえば、第4図で示したように、燃費重視の第1カム
と動力重視の第2.第3カムを備え、これらのカムを切
換可能に構成した可変動弁装置では、カムの切換時にト
ルクが増加したり減少したりするので、同一のスロット
ル開度に保っていたのでは、切換の前後でトルク段差を
生ずるのである。
そこで、この発明は、カム切換に際してスロットルバル
ブ(スロットルバルブ操作量やスロットル操作タイミン
グ)と点火時期(点火時期遅角量や点火時期遅角タイミ
ング)を必要に応じて制御することにより、カム切換前
のトルクをそのまま維−6= 持させて、運転性の悪化防止をはかる装置を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) lの発明は、第1図(A)で示すように、アクセルペダ
ルの操作量と関係なくスロットル開度を変えうるスロッ
トル開閉装置61と、少なくともバルブリフト特性の異
なる2つのカムと、これらのカムを切換えうる機構とか
らなる可変動弁装置62と、前記アクセルペダル操作量
αを検出するセンサ63と、このセンサ検出値に基づい
て定まる運転条件に応じて、次に使用するカムポジショ
ンを選択する手段64と、現在使用中のカムポジション
を検出するセンサ65と、この現在使用中のカムポジシ
ョンと前記衣に使用するカムポジションとの比較により
高トルク側へのカム切換であるかどうかを判定する手段
66と、高トルク側へのカム切換であるとき次に使用r
るカムに切換えられるように前記可変動弁装置62に対
して切換信号を出力する手段67と、このカム切換信号
の出力を受けて実際にカムが切換わるタイミングを設定
する手段68と、エンジンの負荷(たとえばスロットル
開度)を検出するセンサ69と、このセンサ検出値に基
づいて、定常時のトルクが同一となるように、エンジン
負荷が大きくなるほど大きくなるスロットル開度減少量
ΔTVO,を演算する手段70と、同じくこのセンサ検
出値に基づいて、カム切換直後にオーバーシュートする
トルク段差が吸収されるように、エンジン負荷が大きく
なるほど大すくなる点火時期遅角量ΔAt)V lを演
算する手段71と、それでも残るトルク増加分が吸収さ
れるように、前記実際のカム切換タイミングに先だって
スロットルバルブを閉じるタイミングを前記カム切換信
号の出力を受けて設定する手段72と、このスロットル
バルブ閉タイミングになったかどうかを判定する手段7
3と、このスロットルバルブ閉タイミングになると、前
記スロットル開度減少量△TVOlだけスロットルバル
ブが閉じられるように、前記スロットル開閉装置61に
対して駆動信号を出力する手段74と、前記実際のカム
切換タイミングになったかどうかを判定する手段=7− 75と、この実際のカム切換タイミングになると、前記
点火時期遅角量へDV lだけ基本点火時期ΔD V 
、、を遅角させて点火時期ADVを決定する手段76と
、この決定された点火時期へ〇Vの信号を受けて点火を
行う装[677とを設けた。
fIS2の発明は、第1図(B)で示すように、アクセ
ルペダルの繰作量と関係なくスロットル開度を変えうる
スロットル開閉装置61と、少なくともバルブリフト特
性の異なる2つのカムと、これらのカムを切換えうる機
構とからなる可変動弁装置62と、前記アクセルペダル
操作量αを検出するセンサ63と、このセンサ検出値に
基づいて定まる運転条件に応じて、次に使用するカムポ
ジションを選択する手段64と、現在使用中のカムポジ
ションを検出するセンサ65と、この現在使用中のカム
ポジションと前記衣に使用するカムポジションとの比較
により低トルク側へのカム切換であるかどうかを判定す
る手段81と、低トルク側へのカム切換であるとき次に
使用するカムに切換えられるように前記可変動弁装置6
2に対して切換例号を出力する手段82と、このカム切
換信号の出力を受けて実際にカムが切換わるタイミング
を設定する手段68と、エンジンの負荷(たとえばスロ
ットル開度)を検出するセンサ6つと、このセンサ検出
値に基づいて、定常時のトルクが同一となるように、エ
ンジン負荷が大きくなるほど大きくなるスロ;・トル開
度増加量ΔTVO2を演算する手段83と、吸入空気の
応答遅れが生じないように、実際のカム切換タイミング
に先だってスロットルバルブを開くタイミングを前記カ
ム切換信号の出力を受けて設定する手段84と、このス
ロットル間タイミングになったかどうかを判定する手段
85と、このスロットル開タイミングになると、前記ス
ロットル開度増加量△Tv02だけスロットルバルブが
開かれるように、前記スロットル開閉装置61に対して
駆動信号を出力する手段86と、前記実際のカム切換タ
イミングに先だって点火時期を遅角させるタイミングを
設定する手段87と、この場合の、貞火時期遅角量△^
DV2を、前記エンジン負荷センサ検出値に基づいて、
エンジン負荷が=10− 大とくなるほど大きく演算する手段88と、前記点火時
期遅角タイミングになったがどうかを判定する手段8つ
と、この点火時期遅角タイミングになると、前記点火時
期遅角量^D V 、2だけ基本点火時期〆1DVNを
遅角させて、点火時期^DVを決定する手段90と、こ
の決定された点火時期A D V 2の信号を受けて点
火を行う装置77と、前記実際のカム切換タイミングに
なったがどうかを判定する手段75と、この実際のカム
切換タイミングになると、前記点火時期遅角量の演算を
停止させる手段91とを設けた。
(作用) たとえば可変動弁装置62では燃費重視カム(低トルク
カム)と動力重視カム(高トルクカム)との2つのカム
が備えられ、加速により燃費重視から動力重視のカムへ
と切換えられる場合でみると、ff1fflのカム切換
タイミングと同時にスロットルバルブが閉じられること
で、実際のカム切換タイミングより少したった後にはト
ルクがカム切換前と同じになる。
しかしながら、このスロットル操作を行った直後にはオ
ーバーシュートによるトルク段差が生じる。
これに対しで、点火時期が基本点火時期ΔD V 、J
よりも遅らされると、燃焼が遅くなってトルクとして取
り出される分が減るため、スロットル揉作を行った直後
にオーバーシュートするトルク段差が吸収されてなくな
る。
しかしながら、この点火時期の遅角によっても、まだト
ルク増加分が残る。これに対して、実際のカム切換タイ
ミングに先だって、スロットルバルブが閉じられると、
2α火時期の遅角よつでも残るトルク増加分がなくされ
る。
次に、低トルク側へのカム切換の場合には、実際のカム
切換タイミングに先だってスロットルバルブを開き、か
つ実際のカム切換タイミングで点火時期を基本点火時期
へDVNから進角させても、カム切換直後にアンダーシ
ュートするYルク段差が残る。基本点火時期ΔDvNは
、いわゆるMBTをめざして設定されているので、それ
以上7α火時期を進角させても、トルクの増加を望めず
、カム切換fff 後にアンダーシュートするトルクを
補わせることがでとないからである。
これに対して、実際のカム切換タイミングに先だって点
火時期が遅角され、実際のカム切換タイミングでこの遅
角が停止されると、遅角停止によす燃焼が速くなってト
ルクが増加する。この増加したトルクによI)、カム切
換直後にアンダーシュー1するトルクが補われ、低トル
ク側へのカム切換時にも、トルク段差が吸収される。
(′に施例) 第2図と第3図で示した可変動弁装置はり・わゆるエン
ドビボ/ト式のもので、その構成自体はすでに提案され
ている。
21は燃費重視の第1カム、22と23は動力重視の第
2.第3カム、24は吸気バルブ(または排ン又バルブ
)、25はカム7才口7部をロー226とし、このロー
ラ26が第1カム21と接する、いわゆるローラロッカ
ーアーム(後述するサブ口・ツカ−アームに対しCはメ
インロッカーアームとなる)、27はロッカーシャフト
である。
メインロッカーアーム25には、シャフト30を介して
2つのサブロッカーアーム28.29が揺動自在に支持
され、一方のサブロッカーアーム28には第2カム22
が、他方のサブロッカーアーム29には第3カム23が
それぞれ摺接される。
ただし、サブロッカーアーム29(28についても)は
バルブ24と接する部位を持たず、第3図のように、ロ
ストモーションスプリング31の弾性力によりカムから
離れないようにされている。
一方のサブロンカーアーム28の揺動部位には円柱状の
ビン32が、またメインロンカーアーム25にもビン3
2と軸心を同じくしかつ同径のビン34がそれぞれロッ
カーシャフト方向に摺動自在に設けられ、リターンスプ
リング36により常時は第2図1こおいて下方1こ付勢
され、図示状態にある。この状態では、一体に形成され
たカム21〜23が回転すると、f!41カム21にし
たがってメインロンカーアーム25が揺動し、吸気バル
ブ24が開閉される。
この状態からビン34の収まる油圧室38に油通路40
を介して作動油が導かれると、カムのベースサークル域
でリターンスプリング36に抗し2つのビン34.32
がともにPIS2図において押し上げられ、サブロッカ
ーアーム28がメインロッカーアーム25に対してくし
刺し状態となる。このくし刺し状態では、メインとサブ
の両ロンカーアーム28.25が一体的に動作するので
、バルブリフト特性は第2カム22にしたがう。つまり
、バルブリフト特性が動力重視に切換えられ、発生する
トルクが増やされる。第5図に各カム21〜23の全開
性能を示す。
他力のサブロッカーアーム29についてもその構成は一
方のサブロッカーアーム28と同様である。
なお、カム21〜23はそれぞれ部分負荷時、低速高負
荷時、高速高負荷時においてそれぞれ要求されるバルブ
リフト・特性を満足するように異なるプロフィールを持
ち(第4図参照)、共通のカムシャ71・に一体に形成
されている。
上記油圧室38.39への油圧の切換は、@6図に示し
た2つのツレ/イドバルブ45.46により行なわれる
。各ソレノイドバルブ45.46はいずれも常閉のタイ
プで、コントロールユニット51からのON信号により
図示のように一方のソレノイドバルブ45が開かれると
、第2カム22を働かせるための油圧室38へとオイル
ポンプからの作動油が導かれ、また一方のバルブ45を
閉じ他方のバルブ46を開くことにより、今度は第3カ
ム23を働かせるための油圧室39に作動油が導かれる
第6図において、マイクロコンピユータからなるコン)
ロールユニント51には、エンジン回転数Neを検出す
るセンサ(たとえばクランク角センザ)52、アクセル
ペダル操作量αを検出するセンサ53、スロットル開度
TVOを検出するセンサ54、カムポジションセンサ5
8からの信号が入力され、コントロールユニット51で
は、2つのソレノイドバルブ45.46にON、OFF
信号を出力することによりカムの切換を行うとともに、
カム切換に応じた目標スロットル開度を求め、これをサ
ーボ駆動回路55に目標タイミングで出力してスロット
ル操作を行う。
前記サーボ駆動回路55は、スロットル開度センサ54
により検出された実際のスロットル開度がCP Uから
出力される目標スロ・/トル開度と一致するように両開
度の偏差に応じてスロットル弁57に連結されたサーボ
モータ56を正逆転駆動する。
また、スロットルバルブ57よりも上流位置に設けたエ
ア70−メータ60がらの空気量信号も−y ン) o
 −ルユニッ)54に入力され、コントロールユニット
51では、このエア70−メータ60にて検出される吸
入空気量Qaとエンジン回転数Neから定まる基本点火
時期ΔDvNを、上記のスロットル操作に合わせて遅角
させ、この遅角された点火時期信号を点火装置5つに出
力する。
さて、いよ低トルク側から高トルク側にカムを切換えた
場合(第1カムから第2カムへ、また第2カムから第3
カムへの切換時)の出力トルクの=17− 挙動を簡単なモデルで示すと、この場合のトルクは、第
15図上段の実線で示した波形で表される。
このモデルを用いて、実際のカム切換タイミング(以下
「カム切換点」という)の直後に生じるトルク段差をな
くすことを考える。
まず、カム切換点でスロットルバルブを所定量ΔTVO
lだけ閉じてやると(破線で示す)、同図上段の破線で
示すように、カム切換点より少したった後にはトルクが
カム切換前と同じになる。
しかしながら、このスロットル繰作を行った直後にオー
バーシュートによるトルク段差が生じでおり、この分に
ついては、点火時期を基本点火時期^DVNよりも所定
量△ΔDVIだけ遅角させることで対処する。点火時期
を遅らせると、燃焼が遅くなって、トルクとして取り出
される分が減るからである。なお、基本点火時期ΔDv
NはいわゆるM B Tとなるように、エンジンの負荷
と回転数に応して定められている。
実際にはこの点火時期の遅角によっても、−点鎖線で示
したように、わずかなトルク増加分が残る。この増加分
については、スロットルバルブを閉じるタイミングを、
カム切換点よりも所定の時11i 11V OIだけi
t+7に持ってくることでなくすことができる。
なお、カムの切換信号が出力されてより、カム切換点ま
でには機構的に所定の時開tcAMを要する。
したがって、カム切換信号を出力するタイミングを基準
として、(tcA、、1LTvo+)の時間経過したタ
イミングでスロットルバルブをまず△TVOlだ(す閉
じ、さらにカム切換点で点火時期をΔADV lだけ遅
ら12−ると、カム切換の前後てI・ルク段差をM消す
ることができる。第15図上段にそのトルクの減る様子
を矢印で示している。
こうした制御を行わせるため、第7図と第8図(いずれ
も所定の時間(たとえば4+n5ec)ごとに実行され
る。)の70−チャートが作られている。
これらの70−チャートを用いて、この例の作用を説明
すると、そのと外の運転条件により、3つあるカムのう
ちいずれのカムを使うのかはマツプにしてあらかじめ定
めてあり、このマツプを第9図に示す。
このマツプを参照するため、アクセルペダル操作量αと
エンジン回転数Neを読みこみ(ステップ1)、これら
から定まる運転条件に対する最適なカムポジション(次
に使用するカムポジション)PCNEX’lを、第9図
のマツプより求める(ステップ2)ステップ3では、現
在使用中のカムポジション(カムポジションセンサにて
検出される)PcNowと次に使用するカムポジション
P CNEX丁との比較により、同じでなければカムを
切換える場合であると判断し、カム切換信号を出力する
(ステップ4)。
ここでは、低トルク側から高トルク側へのカム切換(第
1カムから第2カムへ、また第2カムから第3カムへの
切換時)であったとする。
このカム切換信号が出た後は、@15図で示した4つの
パラメータ(tcAM+tTv01+△TVOlおよび
ΔADVI)を制御しなければならない。前述したよう
に、ΔTVO、はトルクを定常値で同一とするためのス
コツ1ル開度減少量、ΔへDVIはカム切換点直後のオ
ーバーシュート分のトルク段差を吸収するための点火時
期遅角量、tT’VO1はこの点火時期の遅角と前記の
スロットル開度の両方を行っても残る1ルク増加分を吸
収するため、実際のカム切換に先だってスロットルバル
ブを閉しるが、その閉じるタイミングからカム切換ノー
にまでの時間、L CAIJはカム切換43号が出力さ
れてよりカム切換点までに要する時間である。
これら4つの値1:cAIJ+ jTVo I+ΔTV
OlおよびΔΔDVlは、第10図ないし第13図で示
したように、あらかじめマツチングを行って求めてあり
、第8図のステップ12においてカム切換信号が出力さ
れたことが4−〇断されると、2つの時間t cAuと
IiT’V01についてはそのときのエンジン回転数N
eから、またスロットル開度減少量△TVOlと点火時
期遅角量Δ八DV、についてはそのときのエンジン回転
INeとスロットル開度(エンジン負荷相当i )TV
Oとから、第10図〜第13図のマツプを参照して求め
る(ステップ13〜16)。
この場合、第10図と第11図においてエンンン回転数
Neが大きくなるほど、EC□と1rvo+の値を小さ
くしているのは、高回転になるほど応答が速くなるから
である。また、第12図と第13図においてΔTVOj
と△ADV lの値を高負荷で大きくしているのは、高
負荷になるほどカム切換時のトルク段差が人外くなるの
で、これに合わせたものである。
なお、ステップ16では点火時期を遅角させた後、基本
点火時期ΔDvNまで戻す場合の進角速度(単位時間当
たりの進角量)をも、エンジン回転数Neとスロットル
開度゛「vOとから求めている。この進角速度の特性は
(第13図で重ねて示した)、点火時期遅角量△八DV
Iと同様であり、tIS14図のように、大きく遅角さ
せた場合は、進角速度も速くするのである。
一方、カム切換信号の出たタイミングでタイマを起動し
ておき、このタイマ値が(tcAMtTvo+)の時間
と一致したタイミングでスロッ)・ルバルブをΔTVO
lだけ閉じ(ステップ17)、同じくタイマ値がt r
al、lの時間と一致したタイミングで点火時期を遅角
させる。この場合、エンジン負荷(TVO)が大きいほ
ど、またエンジン回転数Neが高いほど、スロットルバ
ルブが犬ぎく閉じられ、これに合わせて、[、ス火時期
も犬トく遅角される。
次に、第16図ないし第21図は第2実施例で、これは
、先の実施例と相違して、低トルク側へのカム切換の場
合(第2カムから第1カムへ、また第3カムから第2カ
ムへの切換時)である。
この場合も、基本的には先の実施例と制御の仕方はほぼ
同様である(第21図下段の破線で示したように、定常
時のトルクが同一どなるように、スロットルバルブを所
定量へTv02だけ開き、かつ吸入空気の応答遅れが生
じないように、スロットルバルブをカム切換点よりも所
定の時間tTVO2だけ曲のタイミングで開く。)。
ただし、次の点で相違釘る。低トルク側へのカム切換時
にも、カム切換直後にアンダーシュートするl・ルク(
121図」−段に破線で示す)を補う必要があるが、点
火時期を単に進角させることでトルクを増加させること
はできない。基本点火時期ΔDvNは、いわゆるMBT
に設定されているので、それ以上7弘火時期を進角させ
ても、燃焼が良くなるわけでなく、トルクの増加を望め
ないからである。
そこで、この場合には、第21図中段の破線で示したよ
うに、カム切換、αより所定の時間IAt+v2だけ前
で点火時期をあらかじめ所定量ΔΔDV2だけ遅角させ
ており1力ム切換点になると、この遅角をやめる。これ
にJ:す、実質的に点火時期を進まぜたと同じ効果が得
られることになって、カム切換直後にアングーシュー1
・するトルクを補うことができる。なお、’ A D 
V 2の値は、LTVO2と同様にエンジン回転数Ne
に依存させている(第17図、第18図参照)。
実際には同図中段と下段において実線で示したように、
点火時期とスロットル開度をステップ的に変化させるの
ではなく、カム切換信号の出力タイミングからDcAu
  ’ADV2>だけ経過したタイミングより点火時期
を徐々に遅角し、またスロットルバルブについても、(
tcAMtAov2)だけ経過したタイミングJ:り徐
々に開くことで、制御性を良くする。
この斜線部分の直火時期の変化速度(遅角速度)とスロ
ットルバルブの変化速度(スロットル開速度)の特性を
、第19図と第20図に示す。なお、t516図のステ
ップ24での点火時期の変化速度には、基本点火時期A
 D V Nへと戻すための進角速度も含A7でいる。
第22図ないし第24図は第3寅施例である。
多気筒エンジンにおいても、低トルク側へのカム切換時
には、カム切換点に先立って点火時期を遅角しなければ
ならないのであるが、この例では第24図で示したよう
に1.T′J、火時期を任意の気筒ずつ(4気筒エンジ
ンでは1気筒ずつ)ずらせて、しかも−度に点火時期遅
角量ΔΔDV2のすべてを遅角させるのではなく、何回
かにわけて(図示のものは3回に分けている)遅角させ
るようにしたものである。これにより、全気筒−律にか
つ一度に遅角させたときにくらべ、トルクの段差を小さ
くすることがでとる。
一25= なお、同時に変化させる気筒数Aは、第23図のように
、所定の時開LADV2と点火時期遅角量ΔΔD V 
、2に応じて変化させることもでおる。同図において1
.α火時期遅角量ΔΔDV2が大きくなる高負荷域で同
時変化気筒数Aを多くしているのは、この域で同時変化
気筒数Aを多くしてもトルク段差による運転性への影響
が少ないからである。
第24図で示した任意の気筒別の点火時期遅角制御は、
高トルク側へ、のカム切換の場合も同様に適用すること
ができる。また、第24図には点火時期を遅角させる場
合で示したが、遅角後に点火時期を基本点火時期へD 
V 、、よで戻すときにも、必要に応じた気筒ずつ進角
さぜることで、トルクの急変による運転性の悪化を防止
することができる。
第25図ないし第28図は第4実施例である。
点火時期を必要に応じて変化(遅角あるいは進角)させ
るにしても、先の3つの実施例で述べたカム切換時には
、それ以外の場合よりも一回に変化させる必要量が大き
いので、この例は、カム切換時に限って、点火時期制御
のリミングの幅を大26一 きくしたものである。
具体的に第21図の例で述べると、点火時期遅角量Δ八
DV2は、たとえば20’程度と比較的大きくなること
もあり、カッ、切換時にも7・7キング回避の場合に設
定されるリミッタ幅(3ないし5°)と同じにしてしま
うと、これに制限されて、点火時期遅角量△ADV2の
何分の1がしか遅角させることができない。また、カム
切換時の点火時期制御リミッタの幅で固定すると、カム
切換時以外のとき(たとえばノッキング制御のとき)に
点火時期を必要以上に大きく遅角してしまい、トルク段
差が生じて、運転性を悪くする。
そこで、第21図で示した点火時期遅角量△^Dv2(
その後の進角量についても)に対しては、これに応じて
、カム切換点付近での点火時期制御+7 ミッタの幅を
犬ト<シ、それ以外では通常の値に戻すのである(第2
8図参照)。これにより、カム切換時に大幅に点火時期
を変化させることができる。
なお、第28図において、[A1.は点火時期制御リミ
・ンタ幅を変化させるタイミングからカム切換点までの
時間、へ糺は通常値からのりEツタ変化幅、第25図の
ステップ43のVALはリミッタ変化速度(単位時間当
たりの変化幅)である(各特性は第26図と第27図に
示す)。
第29図ないし第32図は第5実施例である。
低トルク側へのカム切換の場合に点火時期を遅角させた
が、この例では、この点火時期の遅角に加えて、空燃比
をも制御するようにしたものである。カムの切換中、空
燃比を常に理論空燃比(14,7)付近に保つよりも、
応答も考え、第32図に示したように、カム切換点の前
がら空燃比A/Fをリーン側へずらすことによって、ト
ルク段差を一段と小さくすることができる。
この場合の空燃比リーン化制御は、トルク段差を抑制す
ることを目的とするものであり、この空燃比リーン化制
御と前記点火時期の遅角制御の2つで、同時にカム切換
点前のトルクが抑制されることになると、一方の制御に
かかる負担が軽くなるし、経時変化などによりスロット
ル操作や点火時期の遅角制御にずれを生じた場合でも、
この空=27− 燃比リーン化制御によりある程度カバーすることもでき
る。
空燃比リーン化制御については、L−ジェトロニック方
式で採用される基本噴射パルス幅Tp(=に−Qa/N
e、ただしQaはエア70−メータ出力、Kは定数)が
ほぼ理論空燃比を与える基本噴射量に相当するため、こ
の値を減少させることによってインジェクタからの噴射
量を減量させる。
なお、第32図において、tAFRは空燃比をリーン側
にずらすタイミングからカム切換点までの時間、Δ^F
Itは空燃比のリーン化幅、■(第29図のステップ5
3)は空燃比の変化速度(単位時間当たりの空燃比変化
幅)である(各特性は第30図と第31図に示す)。簡
単には、破線特性としてもかまわない。
この例はまた、第15図で示した高トルク側へのカム切
換の場合にも適用することができる。
」二記の5つの実施例では、エンジン負荷としてスロッ
トル操作TVOで代表させたが、これ以外にも、アクセ
ルペダル繰作呈α、エア70−メータ出力、1基本噴射
パルス幅T11などを採用することもできる。
なお、第1図(A)、11図(13)との関係では、第
7図のステップ2が次カムポジション選択手段64、ス
テップ3が高トルク側カム切換判定手段66、ステ・ン
ブ4が切換信号出力手段67、第8図のステップ12〜
14がスロットル閉タイミング設定手段72、ステップ
12.43がカム切換タイミング設定手段68、ステッ
プ15がスロットル開度減少量演算手段70、ステップ
16が点火時期遅角量演算手段71、ステップ17がス
ロットル閉タイミング判定手段73と駆動信号出力手段
74、ステップ18がカム切換タイミング判定手段75
と5α火時期決定手段76、また第16図のステ/プ1
2,13.21がスロットル閉タイミング設定手段84
、ステップ12,13.22が点火時期遅角タイミング
設定手段87、ステップ23がスロットル開度増加量演
算子段83、ステップ24が点火時期遅角量演算手段8
8、ステップ25がスロットル閉タイミング判定手段8
5と駆動信号出力手段86、ステンブ26が点火時期遅
角タイミング判定手段8つ4点火時期決定手段90、カ
ム切換タイミング?l]定手段75および遅角停止手段
91の機能を果たしている。
(発明の効果) 第1の発明では、低トルク側から高トルク側へのカム切
換時に、実際のカム切換タイミングに先だってスロット
ルバルブを閉じておき、実際のカム切換タイミングに今
わぜて点火時期を遅らせるように、また第2の発明では
、高トルク側がら低トルク側へのカム切換時に、実際の
カム切換タイミングに先だって、スロットルバルブを開
け、かつ点火時期を遅らせておき、実際のカム切換タイ
ミングになるとその点火時期の遅角を停止するように構
成したため、いずれの発明においても、カム切換前後で
のトルクを一定に保って運転性を良好に維持することが
で外る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A>と!@1図CB)は各発明のクレーム対応
図、第2図は一実施例の可変動弁装置の乎面図、第3図
は第2図のX−X線断面図、!@4図と第5図はこの装
置のバルブリフトと全開トルクの各特性図、第6図は前
記実施例の制御システム図、第7図と第8図はこの実施
例の制御動作を説明するための流れ図、第9図ないし第
13図はそれぞれカムポジション、カム切換時間+1C
AM、所定時111t7voI、スロットル開度増加量
、ΔTVOl、点火時期遅角量△ΔDVIのマツプ特性
図、第14図はエンジン負荷を相違させた場合の点火時
期遅角量の特性を示す波形図、第15図は同じく高トル
ク側へのカム切換の際の作用を説明するための波形図で
ある。 第16図は第2実施例の制御動作を説明するための流れ
図、第17図ないし第20図はそれぞれ所定時間tiv
o2、所定時間LADV2、スロットル開度増加量ΔT
VO2、点火時期遅角量△^DV2のマツプ特性図、第
21図は同じく低トルク側へのカム切換の際の作用を説
明するための波形図である。 第22図は第3実施例の制御動作を説明するための流れ
図、第23図は同時変化気筒数Aのマ/=31− ブ特性図、第24図は同じく低トルク側へのカム切換の
際の点火時期遅角量の変化を説明するための波形図であ
る。 第25図は第4実施例の制御動作を説明するための流れ
図、第26図と第27図はそれぞれ所定時間LALとり
ミンク変化幅Δ糺のマツプ特性図、第28図は同じく低
トルク側へのカム切換の際の7α火時期制御1ノミット
幅の変化を示す波形図である。 第29図は第5実施例の制御動作を説明するための流れ
図、第30図と第31図はそれぞれ所定時間1:AFR
1空燃比リーン化幅ΔAFRのマツプ特性図、j132
図は同じく低トルク側へのカム切換の際の空燃比リーン
化幅の変化を示す波形図である。 21・・・第1カム、22・・・第2カム、23・・・
第3カム、25・・・メインロッカーアーム、28.2
9・・・サブロッカーアーム、32〜35・・・ビン、
38゜39・・・油圧室、45.4G・・・ソレフイド
バルブ、51・・・コントロールユニット、52・・・
クランク角センサ(、r−ンノン回転数センサ)、53
・・・アクセル=33= ベグル操作量セン→t、54・・・スロ・ントル朋度セ
ンサ(エンジン負荷センサ)、55・・・サーボ駆動回
路、56・・・サーボモータ(アクチュエータ)、57
・・・スロットル弁、58・・・カムポジションセンサ
、59・・・点火装置、60・・・エア70−メータ、
61・・・スロットル開閉装置、62・・・可変動弁装
置、63・・・アクセルペダル操作量センサ、64・・
・次カムポジション選択手段、65・・・カムポジショ
ンセンサ、66・・・高トルク側カム切換判定手段、6
7・・・切換信号出力手段、68・・・カム切換タイミ
ング設定子J、Q、69・・・エンジン負荷センサ、7
0・・・スロットル開度減少量演算手段、71・・・点
火時期遅角量演算手段、72・・・スロットル閉タイミ
ング設定手段、73・・・スロットル閉タイミング判定
手段、74・・・駆動信号出力手段、75・・・カム切
換タイミング判定手段、76・・・点火時期決定手段、
77・・・点火装置、81・・・低トルク側カム切換判
定手段、82・・・切換信号出力手段、83・・・スロ
ットル開度増加量演算手段、84・・・スロットル閉タ
イミング設定手段、85・・・スロットル閉タイミング
設定手段、86・・・駆動信号出力手段、87・・・点
火時期遅角タイミング設定手段、88・・・点火時期遅
角量演算手段、83〕・・・点火時期遅角タイミング判
定手段、90・・・点火時期決定手段、91・・・遅角
停止手段。 第3図 第4図 第5図 エンシン回■ス委丈rpm 箪9 図 カムポジションマノブ 製   扉 袈   暮 蝋   扉 ]V↓ 一一十一一」 七〇 菅 偽 ミ 脛  璽

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクセルペダルの操作量と関係なくスロットル開度
    を変えうるスロットル開閉装置と、少なくともバルブリ
    フト特性の異なる2つのカムと、これらのカムを切換え
    うる機構とからなる可変動弁装置と、前記アクセルペダ
    ル操作量を検出するセンサと、このセンサ検出値に基づ
    いて定まる運転条件に応じて、次に使用するカムポジシ
    ョンを選択する手段と、現在使用中のカムポジションを
    検出するセンサと、この現在使用中のカムポジションと
    前記次に使用するカムポジションとの比較により高トル
    ク側へのカム切換であるかどうかを判定する手段と、高
    トルク側へのカム切換であるとき次に使用するカムに切
    換えられるように前記可変動弁装置に対して切換信号を
    出力する手段と、このカム切換信号の出力を受けて実際
    にカムが切換わるタイミングを設定する手段と、エンジ
    ンの負荷を検出するセンサと、このセンサ検出値に基づ
    いて、定常時のトルクが同一となるように、エンジン負
    荷が大きくなるほど大きくなるスロットル開度減少量を
    演算する手段と、同じくこのセンサ検出値に基づいて、
    カム切換直後にオーバーシュートするトルク段差が吸収
    されるように、エンジン負荷が大きくなるほど大きくな
    る点火時期遅角量を演算する手段と、それでも残るトル
    ク増加分が吸収されるように、前記実際のカム切換タイ
    ミングに先だってスロットルバルブを閉じるタイミング
    を前記カム切換信号の出力を受けて設定する手段と、こ
    のスロットルバルブ閉タイミングになったかどうかを判
    定する手段と、このスロットルバルブ閉タイミングにな
    ると、前記スロットル開度減少量だけスロットルバルブ
    が閉じられるように、前記スロットル開閉装置に対して
    駆動信号を出力する手段と、前記実際のカム切換タイミ
    ングになったかどうかを判定する手段と、この実際のカ
    ム切換タイミングになると、前記点火時期遅角量だけ基
    本点火時期を遅角させて点火時期を決定する手段と、こ
    の決定された点火時期の信号を受けて点火を行う装置と
    を設けたことを特徴とするエンジンのスロットル制御装
    置。 2、アクセルペダルの操作量と関係なくスロットル開度
    を変えうるスロットル開閉装置と、少なくともバルブリ
    フト特性の異なる2つのカムと、これらのカムを切換え
    うる機構とからなる可変動弁装置と、前記アクセルペダ
    ル操作量を検出するセンサと、このセンサ検出値に基づ
    いて定まる運転条件に応じて、次に使用するカムポジシ
    ョンを選択する手段と、現在使用中のカムポジションを
    検出するセンサと、この現在使用中のカムポジションと
    前記次に使用するカムポジションとの比較により低トル
    ク側へのカム切換であるかどうかを判定する手段と、低
    トルク側へのカム切換であるとき次に使用するカムに切
    換えられるように前記可変動弁装置に対して切換信号を
    出力する手段と、このカム切換信号の出力を受けて実際
    にカムが切換わるタイミングを設定する手段と、エンジ
    ンの負荷を検出するセンサと、このセンサ検出値に基づ
    いて、定常時のトルクが同一となるように、エンジン負
    荷が大きくなるほど大きくなるスロットル開度増加量を
    演算する手段と、吸入空気の応答遅れが生じないように
    、実際のカム切換タイミングに先だってスロットルバル
    ブを開くタイミングを前記カム切換信号の出力を受けて
    設定する手段と、このスロットル開タイミングになった
    かどうかを判定する手段と、このスロットル開タイミン
    グになると、前記スロットル開度増加量だけスロットル
    バルブが開かれるように、前記スロットル開閉装置に対
    して駆動信号を出力する手段と、前記実際のカム切換タ
    イミングに先だって点火時期を遅角させるタイミングを
    設定する手段と、この場合の点火時期遅角量を、前記エ
    ンジン負荷センサ検出値に基づいて、エンジン負荷が大
    きくなるほど大きく演算する手段と、前記点火時期遅角
    タイミングになったかどうかを判定する手段と、この点
    火時期遅角タイミングになると、前記点火時期遅角量だ
    け基本点火時期を遅角させて点火時期を決定する手段と
    、この決定された点火時期の信号を受けて点火を行う装
    置と、前記実際のカム切換タイミングになったかどうか
    を判定する手段と、この実際のカム切換タイミングにな
    ると、前記点火時期遅角量の演算を停止させる手段とを
    設けたことを特徴とするエンジンのスロットル制御装置
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