JPH04202072A - セメント成形体の製造方法 - Google Patents

セメント成形体の製造方法

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JPH04202072A
JPH04202072A JP33500990A JP33500990A JPH04202072A JP H04202072 A JPH04202072 A JP H04202072A JP 33500990 A JP33500990 A JP 33500990A JP 33500990 A JP33500990 A JP 33500990A JP H04202072 A JPH04202072 A JP H04202072A
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JP
Japan
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cement
compsn
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polyacrylamide
pressure
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Yoichiro Okimura
沖村 要一郎
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、セメント成形体の製造方法に関する。
【従来の技術】
セメント瓦などのセメント製品の製造方法としては、セ
メント、骨材等の副配合物および水を所定の割合で混合
混練して得た流動性を有するセメント組成物を成形型内
に入れて強制搾水しながらプレス成形する方法がある。 この方法によれば、外観が美しく強度が高いセメント製
品を得ることができる。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記方法では、出来るだけ短時間で強制搾水
しなければ、賦形完了前に、型内でセメントと水分の部
分的な分離が生じ、部分的に流動不良となり、完全な賦
形が行われなかったり、硬−化体の強度不均一となった
りする。 したがって、従来は、50 kg / cnr以上の高
圧をかけてできるだけ速く賦形できるようにしているが
、高圧になればなる程、加圧装置等が大きくかつ高価な
ものになり製造コストが高くなると言う欠点がある。 
   ゛ 本発明は、このような事情に鑑みて、低圧でも短時間で
、かつ、均質な賦形体を得ることができるセメント成形
体の製造方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、セメント
を主成分とするセメント材料と水とが混合混練されてな
るセメント組成物を所望の型1旧こ入れ、強制搾水しな
がら加圧し、所望形状に賦形するセメント成形体の製造
方法において、前記強制搾水を実施するに先立ち、型内
に入れた組成物の表面を、前記組成物のセメント100
重量部に対して0.075重量部以上の量のポリアクリ
ルアミドで膜状にして覆うことを特徴とするセメント成
形体の製造方法を要旨としている。
【作  用】
通常のプレス成形セメント製品の製造方法と同様ににし
て、まず、セメントと骨材、水溶性高分子等のその他の
配合物とを混合混練して所定のセメント組成物を形成す
る。 そして、この組成物を、所定の型内に入れたのち、組成
物の表面に塗布や吹きつけ等によって、組成物中の水と
固形分とを分離する働きを有するポリアクリルアミドの
膜を形成する。なお、膜を形成するポリアクリルアミド
の量は、組成物のセメント100重量部に対して0.0
75重量部以上とする。 上記膜形成後、通常の製造方法と同様に強制搾水しなが
ら加圧して所望の形状に賦形するようになっているが、
加圧によりポリアクリルアミドが組成物表面に浸透し、
搾水を助長する。 したがって、低圧力でも短時間で賦形できることとなる
【実 施 例】
以下に、本発明を、その実施例を参照しつつ詳しく説明
する。 セメント組成物は、各成分が均質に混合できれば、特に
限定されないが、たとえば、つぎのような方法で得るこ
とができる。 ■ 揺動混合装置に先ず水と水溶性高分子とを入れて混
合し、水溶性高分子を溶解することにより水に粘性を与
える。 なお、揺動混合装置とは、撹拌羽根を用いず円板状の揺
動盤上に可撓自在のゴム製容器を取付けた装置で、揺動
盤がその傾斜方向と角度を連続的に変化させることによ
り混合される材料が入れられたゴム製容器が変形しなが
ら揺動し、内容物を加速し、その速度、方向に変化を与
えてランダム方向に飛散させて混合するようになってい
て、揺動盤の動きの1サイクルが1〜3回/秒で行われ
るようになっている。 ■ 次に無機質充填材を加えさらに混合する。 上記■の工程において、水に粘性を付与しであるので、
無機質充填材の沈澱が抑えられ分散が非常によい。なお
、水溶性高分子として水に溶解しやすいメチルセルロー
スを用いる場合には、■、■の工程を一度に行うことも
できる。 ■ 次に補強繊維をさらに加えて混合する。 このように無機質充填材が分散された粘性のある水の中
に補強繊維を加えて揺動混合することにより補強繊維は
傷ついたり切断されることなく均一に分散される。 ■ 上記工程で得られた混合物にセメントを加えて再び
揺動混合を行うことにより流動性のあるセメント組成物
を得る。 なお、セメントの微粒子は容易に無機質充填材と補強繊
維間に分散される。 本発明でいうセメントとしては、ポルトランドセメント
、アルミナセメント、高炉セメント等の水硬性のものが
挙げられる。 また、組成物中にセメント以外に配合される配合物とし
ては、水溶性高分子、補強繊維、無機質充填材(骨材)
等が挙げられる。 上記水溶性高分子としては、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ヒドロ
キシエチルセルロース、ポリアクリル酸等が挙げられる
。 補強繊維としては、ビニロン繊維、ポリアミド繊維、ポ
リエステル繊維、ポリプロピレン繊維などの合成繊維、
ウオラストナイトなどの無機鉱物繊維、耐アルカリ性ガ
ラス繊維、カーボン繊維等が挙げられ、その太さが2〜
40デニール、長さが3〜15mm程度のものが好まし
い。また、補強繊維として合成繊維を用いる場合、その
添加量が0.3重量部以下であると、成形体の所望の強
度が得られず、逆に7重量部を超えると繊維の分散が悪
くなり、且つ賦形時の流動性が悪くなる傾向がある。 無機質充填材としては、高炉スラグ、珪砂、川砂、フラ
イアシュ、シリカフラワー、ベントナイト、セーピオラ
イト、ウオラストナイト、炭酸カルシウム、マイカ等が
挙げられる。 なお、無機質充填材の平均粒径カ月00μm以上であれ
ば補強繊維の繊維間に無機質充填材の粒子が入り難く繊
維は分散せずに凝集する傾向にあるので、平均粒径は1
00μm以下にすることが好ましい。 (実施例1) 千代田技研工業■製オムニミキサー(容量5β)に水6
5重量部、メチルセルロース0.1重量部を入れて揺動
混合し、つぎに、高炉スラグ200重量部を入れ混合し
たのち、さらにポリプロピレン繊維(繊維長2.0 m
m、14デニール)1重量部を入れて揺動混合を続け、
この混合物に100重量部の普通ポルトランドセメント
を加えて混合してセメント組成物を得た。 このセメント組成物を型内に入れたのち、0.075重
量部のポリアクリルアミドを表面に塗布してポリアクリ
ルアミドの層を形成し、加圧圧力お     ′よび圧
力保持時間を代えて賦形できる最小加圧圧力および圧ノ
J保持時間を測定した。 (実施例2) 0.1重量部のポリアクリルアミドを表面に塗布した以
外は、実施例1と同様にして加圧圧力および圧力保持時
間を代えて賦形できる最小加圧圧力および圧力保持時間
を測定した。 (実施例3) 0、125重量部のポリアクリルアミドを表面に塗布し
た以外は、実施例1と同様にして加圧圧力および圧力保
持時間を代えて賦形できる最小加圧圧力および圧力保持
時間を測定した。 (実施例4) 0.15重量部のポリアクリルアミドを表面に塗布した
以外は、実施例1と同様にして加圧圧力および圧力保持
時間を代えて賦形できる最小加圧圧力および圧力保持時
間を測定した。 (比較例1) 0.05重量部のポリアクリルアミドを表面に塗布した
以外は、実施例1と同様にして加圧圧力および圧力保持
時間を代えて賦形できる最小加圧圧力および圧力保持時
間を測定した。 (比較例2) 0、025重量部のポリアクリルアミドを表面に塗布し
た以外は、実施例1と同様にして加圧圧力および圧力保
持時間を代えて賦形できる最小加圧圧力および圧力保持
時間を測定した。 (比較例3) ポリアクリルアミドを表面に塗布しなかった以外は、実
施例1と同様にして加圧圧力および圧力保持時間を代え
て賦形できる最小加圧圧力および圧力保持時間を測定し
た。 上記実施例1〜4および比較例1〜3で測定した最小加
圧圧力および圧力保持時間の結果を第1表に示す。 第1表 第1表にみるように、本発明の製造方法によれば、低圧
力および短時間で賦形体を得ることができる。 (比較例4) セメント組成物を得る段階でポリアクリルアミドを予め
混合しておいたが、成形前に組成物中の水と固形分が分
離してしまい成形不可能であった。
【発明の効果】
本発明にかかるセメント成形体の製造方法は、以上のよ
うに構成されているので、加圧によりポリアクリルアミ
ドが組成物表面に浸透して搾水が助長され、低圧力でも
短時間で均質で良好なセメント成形体を得ることができ
る。 したがって、小規模な加圧成形装置等でも成形すること
ができるようになり、設備コストを低減させることがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメントを主成分とするセメント材料と水とが混
    合混練されてなるセメント組成物を所望の型内に入れ、
    強制搾水しながら加圧し、所望形状に賦形するセメント
    成形体の製造方法において、前記強制搾水を実施するに
    先立ち、型内に入れた組成物の表面を、前記組成物のセ
    メント100重量部に対して0.075重量部以上の量
    のポリアクリルアミドで膜状にして覆うことを特徴とす
    るセメント成形体の製造方法。
JP33500990A 1990-11-29 1990-11-29 セメント成形体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0725605B2 (ja)

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