JPH04197642A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH04197642A
JPH04197642A JP33240490A JP33240490A JPH04197642A JP H04197642 A JPH04197642 A JP H04197642A JP 33240490 A JP33240490 A JP 33240490A JP 33240490 A JP33240490 A JP 33240490A JP H04197642 A JPH04197642 A JP H04197642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
air
chamber
ink chamber
discharge port
Prior art date
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Pending
Application number
JP33240490A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Oda
小田 元
Masayoshi Miura
眞芳 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、微小開口よりインクを吐出して被記録物上に
文字、図形等を記録するインクジェット記録装置に関す
るものである。
従来の技術 従来、空気流と静電力を利用して、微小開口よりインク
を吐出して記録するインクジェット記録装置としては、
例えば、特開昭57−120452号、特開昭59−1
46860号の公報に記載の構成が知られている。
即ち、第2図は従来のインクジェット記録ヘッドの断面
図であり、記録ヘッド100におけるボディ部材101
の外壁の先端に絶縁性の空気ノズル板102が取付けら
れ、内壁の先端に絶縁性のインクノズル板103が取付
けられる。また、ボディ部材101の外壁と内壁の間に
空気室104が形成され、空気ノズル板102とインク
ノズル板103の間に空気室104に連通ずる空気流路
1.05が形成され、インクノズル板103の内側にイ
ンク室106が形成されている。
インクノズル板103にはインク吐出口107が形成さ
れ、空気ノズル板102に対してはインク吐出口107
に対向して空気吐出口108が形成されている。空気ノ
ズル板102の外面において仝気吐出口108の周囲に
は、電極109が設けられている。
また、インク室106内のインク吐出口107の周囲に
も電極用4が設けられる。空気室104は空気供給管1
10により空気供給源112に連通され、インク室10
6はインク供給管111によりインク供給源113に連
通されている。そして、電極109と114は、信号源
115に接続して構成される。
したがって、このような従来の構成によると、空気供給
源112がら空気が空気室104に送られる場合、この
空気が空気流路105に全気層として一定流速で流れ、
空気吐出口108及びインク吐出口107の近傍で急激
な曲がりを生じながら空気吐出口108よυ流出する。
−力、インク室1.06はインク供給源113からイン
クが供給されており、空気供給源112から送られる空
気の圧力によりインク供給源113とインク室106の
インクには一定の圧力が加えられている。
この結果、インクジェット非記録時は、空気流によるイ
ンク吐出口107近傍の空気圧力と、インク吐出口10
7内部のインク圧力が略等しくなり、インク吐出口10
7に生じるインクのメニスカスが静止保持されている。
そして、信号弾115により信号電圧を印加して、電極
1.09と114に電位差を生じると、この電位差によ
る静電気によってインク吐出口107のインクのメニス
カスが、空気吐出口108の方向に引伸ばされる。この
場合、インク吐出口107から空気吐出口108に至る
空気流路105には、空気流により急激な圧力勾配の変
化を生じているため、インク吐出口107のインクのメ
ニスカスが一定長さ以上引伸ばされると、急激に加速さ
れる。そして、このインクのメニスカスが空気吐出口1
08から吐出して、記録紙に記録が行われる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前述した従来のインクジェット記録装置
にあっては、最初にインク室106にインクを充填する
際の作業では、完全にそのインク室106にインクを充
填することは困難であり、現実にはインク室106の上
部に多少逃げ残った空気が存在する。このインク室10
6内の空気は、ピエゾ素子を用いた他の方式のインクジ
ェット記録装置では、ピエゾ素子で発生した圧力波が空
気に吸収されるため、吐出不能の事態を招いて大問題と
なる0 一力、第2図に示した空気流と静電気を用いたインクジ
ェット記録装置では、インクを吸引吐出して記録するた
め、前述のインク室106の空気は殆ど問題にならない
。逆に、この空気によシ、インク供給管111を介して
伝播される圧力変動が吸収されるため、吐出不安定状態
が緩和されるけれども、長時間インクジェット記録装置
を使用しない場合に、インク供給管111の接続部から
徐々に内部に空気が侵入することがある。また、インク
に溶は込んでいる空気が外部に出てきたり、記録ヘッド
100に衝撃が加わってインク吐出口107に形成され
ているインクのメニスカスが破れること等により、イン
ク室106内に更に空気が蓄積されることがある。この
インク室106の空気の増力口:□″i、成る量までは
比較的容易に達成される。
しかし、インク室106のインク供給管11】はインク
吐出口107と節回−レベルの中間に接続されているた
め、インクの量が低下すると、前述のようにインク室1
06に多く蓄積されている空気は容易にインク供給管1
11に入ムインク供給’t 111にインク室106の
空気圧力が作用する。−力、インク吐出口107はイン
クのメニスカスが形成され、インク室106内と空気室
内の圧力バランスが略保たれている。このため、空気供
給源にょシインク供給源を加圧してインクを供給する際
に、インク供給管111の出口でインク室106の空気
圧力が空気供給のの空気圧力と対向して作用することに
なる。したがって、この両者の圧力関係にょシインク供
給管111によるインクの供給が極度に悪化して、第3
図に示すようにインク室106にインクが充分供給され
なくなる事態が発生する。そして、このインク供給不良
により、記録が途中で力・すれたり、途絶える等の記録
不良を招くという課題カーある。
本発明の目的は、このような従来の課題に鑑み、インク
室の空気量の増力口に対してもインクを円滑に供給して
、常に安定した記録状態を確保することができるインク
ジェット記録装置を得るにある。
課題を解決するだめの手段 この目的を達成するため、本発明は、記録ヘッドで空気
吐出口に空気流路を介し対向して開口設置されるインク
吐出口と、空気流路に空気を供給する空気供給源と、イ
ンク吐出口を有しかつ空気供給源に連通して加圧される
インク供給源からのインクがインク供給管を介して供給
されるインク室と、このインク室内部に収容されてイン
クを高いレベルに保つと共に走査時のインクの揺れを防
ぐ多数の小径部材と、空気吐出口及びインク吐出口の近
傍に配置されかつ静電力によりインク吐出口のインクの
メニスカスを引伸ばして空気吐出口から流出する空気流
で吐出させる電極とを備えるインクジェット記録装置を
提案するものである。
作    用 前述した本発明の構成によると、インク室に多数の小径
部材が収容されているので、初期のインク充填時やその
後のインク供給時に毛細管現象により、空気が内部に溜
まる量を減じてインクが常に高いレベルに保持されるこ
とになり、これによりインク供給管への空気の侵入が防
止され、インク供給源からインク室に円滑にインクを供
給することが可能になる。また、インク室のインクは、
小径部材で細分化連通して収納されるため、記録ヘッド
を高速で走査する際に、インクの揺れとそれに伴う圧力
変動が抑制される効果も生じて、安定した記録特性を得
ることが可能になる。
実施例 以下、第1図を用いて本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明によるインクジェット記録装置の断面図
であり、記録〜ット100は第3図と同様にボディ部材
101に、空気吐出口108を有する空気ノズル板10
2と、インク吐出口】07を有するインクノズル板10
3が取付けられる。空気ノズル板102の内側には空気
流路105を介して空気室104が、インクノズル板1
03の内側にはインク室106がそれぞれ形成されてい
る。そして、空気吐出口108とインク吐出口107の
近傍には電極1.09.114がそれぞれ設置され、こ
れらの電極109 、114が信号源115に接続して
、インクのメニスカスを吸引吐出するようになっている
。また、空気供給源112からの空気供給管110が空
気室104と、インク供給源113に連通され、インク
供給源113がインク供給管111を介してインク室1
06に連通されている。
一力、インク室106においてインク吐出口107とイ
ンク供給管111は、中間の節回−レベル連通されてい
る。そしてこのインク室106の内部には、多数の小球
体116が略−杯に収容されて、インクに対し毛細管現
象を生じかつインクを細分化連通して収納するようにな
っている。この小球体116はインク吐出口107から
吐出したりそれを閉じるおそれが無いように、インク吐
出口107の数倍程度の径を有し、更にインクと反応す
ることの無いセラミック等の材質で作られている。
図示実施例は、以上のような構成であるから、非記録時
には、記録ヘッド100のインク吐出口107近傍の空
気圧力とインク圧力が略等しくなって、そのインク吐出
口107に生じるインク■のメニスカスIOが静止した
状態に保持されている。
そして、記録時に信号源115により電極109.11
4に信号電圧を印カ目すると、この信号電圧の電位差に
基づく静電力でインク吐出口107からメニスカスIo
が吸引され、空気吐出口108から流出する空気流中を
飛翔して吐出し、前方の被記録物に付着して記録が行わ
れる。
一力、このようなインクジェット記録作用時においては
、初期のインク充填時には、インク室106内に多数の
小球体116が収容されているので、インク■がインク
室106に入ってくると、小球体116相互の毛細管現
象により比較的短時間でインり■が上部に達する。これ
は、インク吐出口107にまでインク■が達し、そこで
メニスカス■0を形成して圧力バランスが保持されるま
で行われる。
したがって、この初期においてインク室106内の上部
に閉じ込められて溜まる空気Aの量は、第2図の従来の
ものに比べて少なくなる。また、インク室106内の空
気量が多少減少しても、インク供給管111を介してそ
の上流から伝播される圧力変動は、適確に吸収して緩和
される。
一方、記録へノド100の衝撃によりインク吐出口10
7やインク供給管111の接続部からインク室106に
空気Aが入り、更にはインク■中に含まれている空気A
がインク室106で分離して、インク室106の空気量
が増加する。この場合に、一定量の空気Aが増加しても
、前述のように初期にインク室106に閉じ込められる
空気量が少ないため、全体の空気量が減じた状態になる
。捷た、インク室106内では小球体116の毛細管現
象でインク■が上昇傾向に指向されるため、インク■の
液面が常に高く保持され、空気Aが下刃の奥まで入るこ
とが阻止される。このため、インク室106の略中間の
インク吐出口107の位置には常時充分にインク■があ
って、正常にインク供給される。
また、インク吐出口107と節回−レベルのインク供給
管111は常にインク■中に没して空気Aの侵入が防止
されることになり、この結果インク供給管111は正常
なインク供給状態に保持される。
そこで、インク供給源113の空気圧力は全てがインク
■の吐出に作用し、インクIの消費に応じて順次円滑に
インク■が供給される。
−力、記録ヘッド100が高速で左右に走査されると、
インク室106 、106内のインクエが左右に揺れて
インク圧力が変動する。そして、この圧力変動によりイ
ンク■のメニスカス■0の吐出状態が不安定になって、
ドツトの揺らぎ、かすれ等の不具合を招くことがある。
しかし、インク室106内のインク■は、多数の小球体
116により細分化連通して収納されているので、この
高速走査時にはインク■のこの収納状態でインク■自体
の揺れ、それに伴う圧力変動が吸収して抑制される。し
たかって、インク室106内のインク■は一定のインク
圧力に保持され、インク■のメニスカス■Oの吐出が安
定した状態に確保される。
この結果、インク室106内の空気量が増加しても円滑
にインク供給され、記録−ノド100が高速走査しても
インク室106内のインク圧力が一定化することで、安
定した記録状態が継続して行われることになる。
尚、前記実施例の小球体116は、セラミック以外に、
ガラス、樹脂等の材質でも良い。また、小径部材として
、小球体116の延長的なものとしてスポンジ部材が考
えられ、この部材でもインクを高レベルに保持する効果
はあるが、スポンジ部材内部にはごみ等が多く発生する
ため、好ましく無 7い。従って、小径部材は完全な球
の必要は無いが小球体116、またはそれに類似の球状
部材であることが望ましい。
発明の効果 以上に説明したように、本発明によるインクジェット記
録装置は、記録ヘッドのインク室の空気の増加に対して
も円滑にインク供給することが可能になり、同時に高速
走査時にインク室のインクの揺れに伴う圧力変動を抑制
することができるので、安定した記録特性を長期間両る
ことができ、その効果は太きい。本発明によるインクジ
ェット記録装置は、インク室に多数の小径部材を収容す
る構成であるから、初期及びその後のインク供給時に、
毛細管現象により空気の混入を減じてインクを高いレベ
ルに保持する効果が太きい。また、本発明によるインク
ジェット記録装置では、高速走査時のインクの圧力変動
抑制の効果も大きく、インク室の空気を厳密に管理をす
ることが不要になるので、組立作業性等が向上する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるインクジェット記録
装置の断面図、第2図は従来のインクジェット記録装置
の断面図、第3図は同インクジェット記録装置のインク
室の空気増加状態を示す断面図である。 100゛記録ヘツト、105・・・空気流路、106・
インり室106.107  インク吐出口、108  
空気吐出口、111  インク供給管、112・・・空
気供給源、113・・・インク供給源、109 、11
4−・・電極、116・・・小球体。 代理人の氏名 弁理士 小鍜治   明 ほか2名第1
図 第2図 ゝ//2ヱ館博、 第3図 にO R?細り・

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録ヘッドで空気吐出口に空気流路を介し対向し
    て開口設置されるインク吐出口と、空気流路に空気を供
    給する空気供給源と、インク吐出口を有しかつ空気供給
    源に連通して加圧されるインク供給源からのインクがイ
    ンク供給管を介して供給されるインク室と、このインク
    室内部に収容されてインクを高いレベルに保つと共に走
    査時のインクの揺れを防ぐ多数の小径部材と、空気吐出
    口及びインク吐出口の近傍に配置されかつ静電力により
    インク吐出口のインクのメニスカスを引伸ばして空気吐
    出口から流出する空気流で吐出させる電極とを備えるこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. (2)前記小径部材は、インク吐出口と同等またはこれ
    より大きい径を有する小球体、またはこれに類似する球
    状部材であることを特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェット記録装置。
JP33240490A 1990-11-28 1990-11-28 インクジェット記録装置 Pending JPH04197642A (ja)

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