JPH0661939B2 - インクジエツトプリンタ用ヘツド - Google Patents
インクジエツトプリンタ用ヘツドInfo
- Publication number
- JPH0661939B2 JPH0661939B2 JP60091514A JP9151485A JPH0661939B2 JP H0661939 B2 JPH0661939 B2 JP H0661939B2 JP 60091514 A JP60091514 A JP 60091514A JP 9151485 A JP9151485 A JP 9151485A JP H0661939 B2 JPH0661939 B2 JP H0661939B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- pressure chamber
- pressure
- head
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/19—Ink jet characterised by ink handling for removing air bubbles
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 オンデマンド型インクジエットヘッドにおいて、従来密
な金属材料で出来ていたインクに圧力を発生させる圧力
室を多孔質の材料で作成し、かつその外側に空気室を設
け、該空気室の圧力を通常印加状態では外気圧に等しい
か多少高めにし、気泡排出時は低くし気泡排出を容易に
した。
な金属材料で出来ていたインクに圧力を発生させる圧力
室を多孔質の材料で作成し、かつその外側に空気室を設
け、該空気室の圧力を通常印加状態では外気圧に等しい
か多少高めにし、気泡排出時は低くし気泡排出を容易に
した。
本発明は印字情報に応じてインク滴を噴射するオンデマ
ンド型インクジエットヘッドに係り、特に圧力室内部に
混入又は発生した気泡の排出を容易にしたインクジエッ
トプリンタ用ヘッドに関する。
ンド型インクジエットヘッドに係り、特に圧力室内部に
混入又は発生した気泡の排出を容易にしたインクジエッ
トプリンタ用ヘッドに関する。
インクジエットプリンタは極めて低騒音で、高速印字が
可能の他、安価な普通紙が使え、現像・定着を必要とせ
ず漢字、図形等の記録が行える。
可能の他、安価な普通紙が使え、現像・定着を必要とせ
ず漢字、図形等の記録が行える。
インクジエットプリンタは印刷原理からしてノズルから
インクを噴射して印字が行われるので、ノズルより噴射
するインク粒子は安定している必要がある。
インクを噴射して印字が行われるので、ノズルより噴射
するインク粒子は安定している必要がある。
しかし、ノズル径は小さく、外部からの圧力、振動でノ
ズルより空気が入ったりすると圧力室に気泡が出来、れ
が圧力室内で圧力に応じて体積変化する為所定の圧力が
発生せず、従ってノズルよりインクが出なくなる。
ズルより空気が入ったりすると圧力室に気泡が出来、れ
が圧力室内で圧力に応じて体積変化する為所定の圧力が
発生せず、従ってノズルよりインクが出なくなる。
また、一度混入した空気は容易には排出出来ない。従っ
てこうした場合には、通常ヘッドの交換が行われるが、
交換調整に多くの工数がかゝるので、気泡の排出が容易
にできるものが要望されている。
てこうした場合には、通常ヘッドの交換が行われるが、
交換調整に多くの工数がかゝるので、気泡の排出が容易
にできるものが要望されている。
従来のインクジエットプリンタは、例えば第２図に示す
ようにヘッド１より射するインクはインクタンク２に収
容され、インクタンク２とヘッド１はチューブ３で連結
され、途中にインクを供給するとともに、ノズル７より
流出しない程度に加圧するポンプ４がある。
ようにヘッド１より射するインクはインクタンク２に収
容され、インクタンク２とヘッド１はチューブ３で連結
され、途中にインクを供給するとともに、ノズル７より
流出しない程度に加圧するポンプ４がある。
ヘッド１は金属で作成された圧力室５と該圧力室５の一
部を成す弾性壁５′に接して圧電素子６が張り付けら
れ、圧力室５のインクは圧電素子６の駆動で加圧され、
ノズル７よりインク滴を噴射する。圧力室５のインクは
インクタンク２より供給される。
部を成す弾性壁５′に接して圧電素子６が張り付けら
れ、圧力室５のインクは圧電素子６の駆動で加圧され、
ノズル７よりインク滴を噴射する。圧力室５のインクは
インクタンク２より供給される。
インクタンク２はプラスチック製のケースと内部にイン
クの入ったビニール袋から構成される。
クの入ったビニール袋から構成される。
又、ノズル７でインクが乾燥し目詰まりを起こし易いの
で、インクの乾燥を防ぐ為に、第３図に示すようにヘッ
ド１のホームポジションで、ノズル７がキャッピング部
材８でキャップされる構成である。なお、ヘッド１はキ
ャリア９に載っており移動軸10上を移動し、紙11に印字
を行う。
で、インクの乾燥を防ぐ為に、第３図に示すようにヘッ
ド１のホームポジションで、ノズル７がキャッピング部
材８でキャップされる構成である。なお、ヘッド１はキ
ャリア９に載っており移動軸10上を移動し、紙11に印字
を行う。
従来、インクジエットヘッド１の運搬時に、外部から圧
力、振動が加わわると、インクタンク２（インクの入っ
たビニール袋が変形する）が変形されて圧力室５が加圧
され、ノズル７からインクを噴射する。復旧する時にノ
ズル７から空気を吸い込み、圧力室５内に気泡が生じ
る。
力、振動が加わわると、インクタンク２（インクの入っ
たビニール袋が変形する）が変形されて圧力室５が加圧
され、ノズル７からインクを噴射する。復旧する時にノ
ズル７から空気を吸い込み、圧力室５内に気泡が生じ
る。
一度気泡がインク内に生じると、それがダンパーとなっ
てノズル７からインクが噴射しない。気泡の除去は非常
に難しく、通常ヘッドを新品と交換するか、又は外して
きたヘッドを真空中に置いて気泡を排出するしかなかっ
た。その交換調整等に多くの工数を要するという問題点
があった。
てノズル７からインクが噴射しない。気泡の除去は非常
に難しく、通常ヘッドを新品と交換するか、又は外して
きたヘッドを真空中に置いて気泡を排出するしかなかっ
た。その交換調整等に多くの工数を要するという問題点
があった。
第１図は本発明の原理を説明する１実施例図である。
第１図に示すヘッド12は圧力室５を多孔質の材料で作成
し、該圧力室５の弾壁５′に圧電素子６が取り付けら
れ、さらに接続した導通14を介してノズル７が連結され
る。圧力室５へのインクの供給は図示しないインクタン
クにより行われる。
し、該圧力室５の弾壁５′に圧電素子６が取り付けら
れ、さらに接続した導通14を介してノズル７が連結され
る。圧力室５へのインクの供給は図示しないインクタン
クにより行われる。
さらに、圧力室５の外側を気密性のある物質で覆い、結
果として中間に空気室13が形成される。さらに、この空
気室13にはその内部の圧力を通常印字状態では、外気圧
に等しいか多少高めにし、気泡排出時は低くする為の図
示しないポンプと接続するための空気流通路を備えてい
る。
果として中間に空気室13が形成される。さらに、この空
気室13にはその内部の圧力を通常印字状態では、外気圧
に等しいか多少高めにし、気泡排出時は低くする為の図
示しないポンプと接続するための空気流通路を備えてい
る。
即ち、第１図において、圧力室５は多孔物質で作成され
ており、通常Ａ部にはインクが浸透しているが、空気室
13が大気圧に等しいか多少高いので、インクは空気室13
へしみ出ない。また、多孔質といっても圧力室での急激
な圧力変動の時間内で、しみ出すインク量は微小に停る
程度の流出抵抗を持つものである。従って圧電素子６の
駆動によりインクはノズル７から噴射し、印字が行われ
る。
ており、通常Ａ部にはインクが浸透しているが、空気室
13が大気圧に等しいか多少高いので、インクは空気室13
へしみ出ない。また、多孔質といっても圧力室での急激
な圧力変動の時間内で、しみ出すインク量は微小に停る
程度の流出抵抗を持つものである。従って圧電素子６の
駆動によりインクはノズル７から噴射し、印字が行われ
る。
また、圧力室５に気泡が混入した場合、キャップ８でノ
ズル７を閉じ、空気室13の空気圧を低めるとともに、圧
力室５へインクを送り込む状態を圧力室の動作時間と比
較すると、極めて長い数十秒〜数分の間続けることによ
って気泡を圧力室５の多孔を介し空気室13へ排出し、圧
力室５内の気泡を除去することが来る。
ズル７を閉じ、空気室13の空気圧を低めるとともに、圧
力室５へインクを送り込む状態を圧力室の動作時間と比
較すると、極めて長い数十秒〜数分の間続けることによ
って気泡を圧力室５の多孔を介し空気室13へ排出し、圧
力室５内の気泡を除去することが来る。
第１図は本発明のインクジエットヘッドの１実施例であ
る。なお、全図を通じ同一符号は同一対称物である。
る。なお、全図を通じ同一符号は同一対称物である。
第１図において、ヘッド12の圧力室５は多孔質の材料、
例えば気孔径約０．３μｍ程度のセラミックスを用いて
作成し、このヘッド12の圧力室５の構造のさらに外側を
気密性ある物質で外側を覆うことによって間に空気層を
有する空気室13を設け、この空気層の気圧を適当に決め
る為に図示しないポンプに連結する。
例えば気孔径約０．３μｍ程度のセラミックスを用いて
作成し、このヘッド12の圧力室５の構造のさらに外側を
気密性ある物質で外側を覆うことによって間に空気層を
有する空気室13を設け、この空気層の気圧を適当に決め
る為に図示しないポンプに連結する。
圧力室５には従来と同じように弾性壁５′の所に圧電素
子６を取り付け、さらに、接続した導通路14を介してノ
ズル７と連結される。圧力室５へのインクの供給は図示
しないインクタンクにより行われる。
子６を取り付け、さらに、接続した導通路14を介してノ
ズル７と連結される。圧力室５へのインクの供給は図示
しないインクタンクにより行われる。
上記のように圧力室５を多孔質のセラミックスで作り、
その外側に空気室13を設けて、空気室13の圧力を外気圧
に等しいか多少高めにして置くことにより、セラミック
スの多孔にあるインクは、実用的な意味で圧力室５の外
に出ない。
その外側に空気室13を設けて、空気室13の圧力を外気圧
に等しいか多少高めにして置くことにより、セラミック
スの多孔にあるインクは、実用的な意味で圧力室５の外
に出ない。
又、圧力室５内に気泡が混入した場合、気泡は圧力室５
の壁に付着するが、（第３図参照）ヘッド12をホームポ
シションに戻してノズル７をキャップ８で閉じ、空気室
13の空気圧を低めるとともに、圧力室５にインクを送り
込むと云う前記条件を満たす状態を一定時間保つことに
より、圧力室５の壁に付着した気泡が、じわじわとセラ
ミックスの多孔を通過して空気室13へ排出される。
の壁に付着するが、（第３図参照）ヘッド12をホームポ
シションに戻してノズル７をキャップ８で閉じ、空気室
13の空気圧を低めるとともに、圧力室５にインクを送り
込むと云う前記条件を満たす状態を一定時間保つことに
より、圧力室５の壁に付着した気泡が、じわじわとセラ
ミックスの多孔を通過して空気室13へ排出される。
圧力室５内のインク中に混入した気泡が、上記のように
保守する立場で見た時間スケールで云うなら、極めて短
い分のオーダで容易に除去されるので、従来のようにヘ
ッドを取外し、交換する必要がなく交換調整の時間が不
要となる。
保守する立場で見た時間スケールで云うなら、極めて短
い分のオーダで容易に除去されるので、従来のようにヘ
ッドを取外し、交換する必要がなく交換調整の時間が不
要となる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば圧力室を多孔物質
で作成することにより、圧力室内のインク中に混入した
気泡が容易に排出され、ヘッド交換調整が不要となる。
で作成することにより、圧力室内のインク中に混入した
気泡が容易に排出され、ヘッド交換調整が不要となる。
第１図は本発明の原理を説明する１実施例図、 第２図は従来のインクジエットヘッドを説明する図、 第３図は従来のインクジエットプリンタを説明する図で
ある。 図において、 ５は圧力室、 ５′は圧力室５の一部を成す弾性壁、 ６は圧電素子、 ７はノズル、 ８はキャップ、 12はヘッド、 13は空気室、 14は導通路を示す。
ある。 図において、 ５は圧力室、 ５′は圧力室５の一部を成す弾性壁、 ６は圧電素子、 ７はノズル、 ８はキャップ、 12はヘッド、 13は空気室、 14は導通路を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】インク滴を噴射する為のノズル（７）と、
該ノズル（７）に連通し圧力手段（６）によりインクに
圧力を発生させる圧力室（５）と、該圧力室（５）にイ
ンクを補給する供給口とからなるインクジエットプリン
タ用ヘッドにおいて、 前記圧力室（５）を形成する部材（Ａ）に多孔質材を用
いるとともに、該圧力室（５）外側を空気室(13)で覆
い、該空気室(13)の圧力を前記圧力室（５）内に発生し
た気泡の排出時は大気圧より小さく、又通常印字時は大
気圧に等しいか、より大きくするように構成したことを
特徴とするインクジエットプリンタ用ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60091514A JPH0661939B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | インクジエツトプリンタ用ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60091514A JPH0661939B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | インクジエツトプリンタ用ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61249760A JPS61249760A (ja) | 1986-11-06 |
| JPH0661939B2 true JPH0661939B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=14028512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60091514A Expired - Lifetime JPH0661939B2 (ja) | 1985-04-27 | 1985-04-27 | インクジエツトプリンタ用ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661939B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995012109A1 (en) * | 1993-10-26 | 1995-05-04 | Spectra, Inc. | Ink jet head with vacuum reservoir |
| US5742313A (en) * | 1994-10-31 | 1998-04-21 | Spectra, Inc. | Efficient ink jet head arrangement |
| JP5901282B2 (ja) | 2011-12-22 | 2016-04-06 | キヤノン株式会社 | 液体吐出ヘッド |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54139533A (en) * | 1978-04-20 | 1979-10-30 | Ricoh Co Ltd | Air bubble remover of ink jet recorder |
| JPS5853637U (ja) * | 1981-10-06 | 1983-04-12 | 三洋電機株式会社 | インク滴噴射装置 |
| JPS58219067A (ja) * | 1982-06-14 | 1983-12-20 | Ricoh Co Ltd | インクジエツトプリンタのインク供給装置 |
| JPS6124458A (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-03 | Nec Corp | インク・ジエツト・プリント・ヘツド用脱泡装置 |
-
1985
- 1985-04-27 JP JP60091514A patent/JPH0661939B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61249760A (ja) | 1986-11-06 |
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