JPH08238766A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH08238766A
JPH08238766A JP4562895A JP4562895A JPH08238766A JP H08238766 A JPH08238766 A JP H08238766A JP 4562895 A JP4562895 A JP 4562895A JP 4562895 A JP4562895 A JP 4562895A JP H08238766 A JPH08238766 A JP H08238766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
air
air vent
chamber
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP4562895A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kawabe
靖史 川邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は空気流と静電力を利用したインクジ
ェット記録装置に関するもので、インク室内のインク充
填率を制御することによりインク吐出量の安定を図るこ
とを目的とする。 【構成】 インク室7に設けられたインク吐出口1と空
気室6に設けられた空気吐出口2を有し、前記インク吐
出口1より印加された信号に応じて吐出するインクが前
記空気吐出口1より流出する空気流内を飛翔するインク
ジェット記録装置において、前記インク室7に連通して
複数個の空気抜き経路12,15とそれらの経路の開閉
を行う空気抜き弁13,16とを設け、前記空気抜き弁
13,16を選択することにより、インク吐出量により
インク室7内のインク充填率を調整可能とし、インク吐
出量の安定化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気流と静電力を利用
して微小開口よりインクを吐出させ、被記録物に文字、
画像、図形等を記録するインクジェット記録装置に関す
るもので、インク吐出量の安定を図ることを目的とす
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、特開昭57−12452号公報
に記載されたインクジェット記録装置を示しており空気
流と静電力を利用したものである。記録時に、一定流速
の空気流が常時流出する空気室6に設けられた空気吐出
口2に対向してインク室7に設けられたインク吐出口1
が配置されており、インク室内のインク電極8により帯
電されたインクを、空気吐出口2の前面に設けられたエ
ア電極3により生じる静電力により吸引し、前記空気流
による加速を加えながら、空気吐出口2より被記録物に
向けて吐出させるものである。
【0003】インク吐出口1にインクを供給するインク
タンク4には、前記空気吐出口2へ空気流を空気供給路
10を通して供給する空気供給源5が、供給路11を介
して連結され一定の空気圧力が印加されており、インク
吐出口1と空気吐出口2の間隙を流れる空気の圧力と、
インク吐出口1内に保持されているインクの圧力をほぼ
同一に設定しエア電極3に信号電圧が印加されないとき
にはインク吐出がなく、インク吐出口1にインクが安定
保持されるように設定されている。なお、9はインクタ
ンク4とインク室7とを結ぶインクチューブである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図2に示す
構成では、インク室7内のインク充填率は常に一定とな
り、このインク充填率を高く設定すると、インクの吐出
量が少ない画像の記録時に主走査の振動等に起因する吐
出量変動が発生する。また、インク充填率を低く設定す
るとインクの吐出量が多い画像の記録時にインクの供給
量が足りなくなりドットかすれが発生するという問題点
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべく、前記インクジェットヘッド内インク室7に連
通する複数個の空気抜き経路を有し、空気抜き弁を用い
て空気抜き経路を選択しインク室7内に充填されるイン
ク量を調整することにより、吐出されるインクの吐出量
の安定をはかるものである。
【0006】
【作用】吐出されるインクの吐出量に応じてインク室7
内のインク充填率を選択することにより、インク吐出量
が多い場合においても少ない場合においても安定して出
力することが可能となる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の一実施例を示すイン
クジェットヘッドである。図1において空気ポンプ14
より加圧された空気が空気供給源5に供給され、空気供
給源5は圧力供給路11を通してインクタンク4を加圧
する一方、インクジェットヘッド内空気室6に空気供給
路10を通して空気を供給する。また、インクタンク4
内で加圧されたインクは、インクチューブ9を通してヘ
ッドのインク室7内に充填される。
【0008】この時、これから行う印字がインク量の必
要な画像の場合は、制御部17を操作することにより、
その制御部17からの制御信号によりインク室7の下部
に設けられた空気抜き経路15に設けられた空気抜き弁
16を閉じ、インク室7の上部に設けられた空気抜き経
路12に設けられた空気抜き弁13を開くとインク室に
充填されるインクは空気抜き経路12のレベルまで充填
される。インクが空気抜き経路12に達した時点で空気
抜き弁13を閉じる。この場合、インク室7内に充填さ
れるインクは十分多くなりインク吐出量が多くなった場
合でもインクの補給は十分間に合う様になる。また、ヘ
ッドの振動等によるインク吐出量のばらつきはインク吐
出量が十分多いため考慮する必要がない。
【0009】また、印字がインク吐出量が少なく精度の
必要なアナログ階調の画像場合は、制御部17からの制
御信号により空気抜き経路15に設けられた弁16を開
き、空気抜き経路12に設けられた弁13を閉じるとイ
ンク室に充填されるインクは空気経路15のレベルまで
しか充填されない。この場合、インク室7に充填される
インクの量は少なくなり、空気の量が増える。よって、
ヘッドに振動が加わった場合も空気によって振動が吸収
されインク吐出量がばらつくことが無くなる。この場合
のインクの補給は、インク吐出量が少ないために十分間
に合う。
【0010】
【発明の効果】以上の詳細な説明のように本発明による
空気抜きを行うことにより、吐出するインク量によって
インク室7内に充填するインクの量を調節することが可
能となるため、目的に応じたインク吐出量で安定した吐
出を行うことができるインクジェット記録装置を供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェット記録装置の一実施
例の要部を示す断面図
【図2】従来のインクジェット記録装置の要部を示す断
面図
【符号の説明】
1 インク吐出口 2 空気吐出口 3 エア電極 4 インクタンク 6 空気室 7 インク室 8 インク電極 9 インク供給路 10 空気供給路 11 圧力供給路 12 第1空気抜き経路 13 第1空気抜き弁 14 空気ポンプ 15 第2空気抜き経路 16 第2空気抜き弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク室に設けられたインク吐出口と空気
    室に設けられた空気吐出口を有し、前記インク吐出口よ
    り印加された信号に応じて吐出するインクが前記空気吐
    出口より流出する空気流内を飛翔するインクジェット記
    録装置において、前記インクジェットヘッド内インク室
    に連通して複数個の空気抜き経路とその経路の開閉を行
    う空気抜き弁とを設け、前記空気抜き弁を開閉すること
    により、インク室内のインク充填率を調整可能としたイ
    ンクジェット記録装置。
JP4562895A 1995-03-06 1995-03-06 インクジェット記録装置 Pending JPH08238766A (ja)

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JP4562895A JPH08238766A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 インクジェット記録装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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