JPH04197443A - 燃焼触媒システム - Google Patents
燃焼触媒システムInfo
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- JPH04197443A JPH04197443A JP2332834A JP33283490A JPH04197443A JP H04197443 A JPH04197443 A JP H04197443A JP 2332834 A JP2332834 A JP 2332834A JP 33283490 A JP33283490 A JP 33283490A JP H04197443 A JPH04197443 A JP H04197443A
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Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ハニカム状やタブレット状等に形成された燃
焼触媒で構成される燃焼触媒システム、特に触媒燃焼の
反応等に際して好適に使用される燃焼触媒システムに関
するものである。
焼触媒で構成される燃焼触媒システム、特に触媒燃焼の
反応等に際して好適に使用される燃焼触媒システムに関
するものである。
燃焼触媒、特に触媒燃焼を行うための触媒は、自動車排
ガス中の一酸化炭素や炭化水素類の燃焼除去、工場排ガ
スの除外、無縁燃焼等、様々な用途に用いられている。
ガス中の一酸化炭素や炭化水素類の燃焼除去、工場排ガ
スの除外、無縁燃焼等、様々な用途に用いられている。
ところで、従来用いられている燃焼触媒は、コージェラ
イト系担体やアルミナ担体にPd等の貴金属元素を担持
させた低温用触媒がほとんどであるが、このような触媒
は耐熱性および強度が不十分であり、高温下で使用する
と焼結して比表面積(単位重量当たりの表面積)が著し
く低下し、またPdやPt等の主要成分が揮散すること
により、本来の機能を果すことができなくなる。
イト系担体やアルミナ担体にPd等の貴金属元素を担持
させた低温用触媒がほとんどであるが、このような触媒
は耐熱性および強度が不十分であり、高温下で使用する
と焼結して比表面積(単位重量当たりの表面積)が著し
く低下し、またPdやPt等の主要成分が揮散すること
により、本来の機能を果すことができなくなる。
従って従来は、触媒の使用温度を約800°C〜+00
0’ Cの範囲内に制御することで触媒の劣化を防ぐ操
作が行われており、これが使用温度の拡大の大きな妨げ
となっている。換言すれば、燃焼触媒を用いた燃焼の温
度領域を拡大するためには、耐熱性に優れた触媒の開発
が急務とされている。
0’ Cの範囲内に制御することで触媒の劣化を防ぐ操
作が行われており、これが使用温度の拡大の大きな妨げ
となっている。換言すれば、燃焼触媒を用いた燃焼の温
度領域を拡大するためには、耐熱性に優れた触媒の開発
が急務とされている。
さらに近年は、ガスタービンやボイラーにおいても、N
Ox低減方法として触媒燃焼を行うことが要望されてお
り、この要望に答え得る触媒として、例えば1200°
Cを超える高温でも高い燃焼活性を維持することができ
る高耐熱性触媒の開発が強く望まれている。
Ox低減方法として触媒燃焼を行うことが要望されてお
り、この要望に答え得る触媒として、例えば1200°
Cを超える高温でも高い燃焼活性を維持することができ
る高耐熱性触媒の開発が強く望まれている。
そこで、特開平1−210031号公報には、耐熱性を
改良し、高温でも使用可能とした耐熱性触媒が開示され
ている。この触媒は、高温時における担持成分の焼結を
防ぐために触媒活性成分と触媒活性成分とが特別な規制
で混合された層状アルミネート構造を有しており、その
組成式は次のようになっている。
改良し、高温でも使用可能とした耐熱性触媒が開示され
ている。この触媒は、高温時における担持成分の焼結を
防ぐために触媒活性成分と触媒活性成分とが特別な規制
で混合された層状アルミネート構造を有しており、その
組成式は次のようになっている。
A、、C,B、AI 0
12−Y 19−メ
ここで、A:Ca、Ba、Srのうちの1種C:希土類
元素中の1種 B:Mn、Co、Fe、Ni、Cu。
元素中の1種 B:Mn、Co、Fe、Ni、Cu。
Crの中の1種
Z<0.4
0、1 ≦X≦4
X≦Y≦2 X
a = 1− (X−2(X−Y)+12−3Y)
/2である。
/2である。
このような触媒によれば、約1000〜1300’ C
の高温下でも高い活性能力を維持することができる。
の高温下でも高い活性能力を維持することができる。
上記公報に記載される触媒は、約1200°Cの焼成温
度で目的の結晶構造(マグネトプラムバイト構造)に変
化するものであり、このときの比表面積の減少量が従来
の触媒と比べて小さいために、高温下での活性を維持す
ることができるものである。すなわち、この触媒はいわ
ば高温用の触媒であり、高温時には優れた性能を発揮す
るものであるが、その反面、低温時の活性は従来の低温
用触媒よりも劣る欠点がある。
度で目的の結晶構造(マグネトプラムバイト構造)に変
化するものであり、このときの比表面積の減少量が従来
の触媒と比べて小さいために、高温下での活性を維持す
ることができるものである。すなわち、この触媒はいわ
ば高温用の触媒であり、高温時には優れた性能を発揮す
るものであるが、その反面、低温時の活性は従来の低温
用触媒よりも劣る欠点がある。
従って、温度領域が広い運転条件、特に、低温着火性が
重要とされるガスタービン等に使用する場合には、単に
上記耐熱性層状ヘキサアルミネート触媒を配置しただけ
であると、充分な低温着火性が得られず、使用上大きな
制約を受ける。逆に、従来のようなコージェライト系担
体にPtやPdを担持させた触媒を適用した場合には、
低温着火性は良好となるものの、高温部に至っては熱で
触媒が損傷を受け、シンタリングもしくは揮散するため
、長期に亘る使用は事実上困難である。
重要とされるガスタービン等に使用する場合には、単に
上記耐熱性層状ヘキサアルミネート触媒を配置しただけ
であると、充分な低温着火性が得られず、使用上大きな
制約を受ける。逆に、従来のようなコージェライト系担
体にPtやPdを担持させた触媒を適用した場合には、
低温着火性は良好となるものの、高温部に至っては熱で
触媒が損傷を受け、シンタリングもしくは揮散するため
、長期に亘る使用は事実上困難である。
本発明は、このような事情に鑑み、高温時の活性および
低温着火性の双方に優れた燃焼触媒システムを提供する
ことを目的とする。
低温着火性の双方に優れた燃焼触媒システムを提供する
ことを目的とする。
本発明は、複数の燃焼触媒を直列に配した燃焼触媒シス
テムであって、前段にPd、Ptの少なくとも一方を活
性成分とする燃焼触媒を配置し、中段にPd、Ptの少
なくとも一方を添加した置換型層状アルミネート燃焼触
媒を配置し、後段に置換型層状アルミネート燃焼触媒を
配置したものである。
テムであって、前段にPd、Ptの少なくとも一方を活
性成分とする燃焼触媒を配置し、中段にPd、Ptの少
なくとも一方を添加した置換型層状アルミネート燃焼触
媒を配置し、後段に置換型層状アルミネート燃焼触媒を
配置したものである。
なお、上記置換型層状アルミネートの具体的な組成式は
次の通りである。
次の通りである。
Al−r ”! Bx A112−7o19−(Xここ
で、A:Ca、Ba、Srのうちの1種C;希土類元素
中の1種 B :Mn、Co、Fe、Nf、Cu。
で、A:Ca、Ba、Srのうちの1種C;希土類元素
中の1種 B :Mn、Co、Fe、Nf、Cu。
Crの中の1種
Z<Q、 4
0.1≦X≦4
X≦Y≦2X
また本発明は、複数の燃焼触媒を直列に配した燃焼触媒
システムであって、前段および中段にPd5Ptの少な
くとも一方を添加した置換型層状アルミネート燃焼触媒
を配置し、後段に置換型層状アルミネート燃焼触媒を配
置したものである。
システムであって、前段および中段にPd5Ptの少な
くとも一方を添加した置換型層状アルミネート燃焼触媒
を配置し、後段に置換型層状アルミネート燃焼触媒を配
置したものである。
なお、前段および中段に配される置換型層状アルミネー
ト燃焼触媒においてPdまたはPtを添加する手段は問
わず、成形後に従来がら知られている含浸法を用いて担
持させるようにしてもよいし、触媒粉末をアルコキシド
法で合成し作成する段階で加水分解させる時にPdまた
はPtを塩化物等の形で入れておいても同様の効果が得
られる。
ト燃焼触媒においてPdまたはPtを添加する手段は問
わず、成形後に従来がら知られている含浸法を用いて担
持させるようにしてもよいし、触媒粉末をアルコキシド
法で合成し作成する段階で加水分解させる時にPdまた
はPtを塩化物等の形で入れておいても同様の効果が得
られる。
上記のような燃焼触媒システムでは、前段から後段に向
かうに従って高温となる温度勾配が生じる。ここで、ま
ず、低温状態にある前段では、Pdやptを活性成分と
する燃焼触媒、あるいはPdやPtが添加された置換型
層状アルミネート燃焼触媒が充填されているので、低温
着火性が良好であり、この前段触媒出口のガス温度は十
分に高くなる。
かうに従って高温となる温度勾配が生じる。ここで、ま
ず、低温状態にある前段では、Pdやptを活性成分と
する燃焼触媒、あるいはPdやPtが添加された置換型
層状アルミネート燃焼触媒が充填されているので、低温
着火性が良好であり、この前段触媒出口のガス温度は十
分に高くなる。
次いで、中段には、Pdやptが添加された層状アルミ
ネート燃焼触媒、すなわち、低温着火性および耐熱性の
双方に優れ、高い燃焼性能をもつ燃焼触媒が配置されて
いるので、運転条件に応じて前段の活性に変化が生じた
場合でも、その変化が中段で吸収され、上記変化に応じ
た安定な運転が実現される。
ネート燃焼触媒、すなわち、低温着火性および耐熱性の
双方に優れ、高い燃焼性能をもつ燃焼触媒が配置されて
いるので、運転条件に応じて前段の活性に変化が生じた
場合でも、その変化が中段で吸収され、上記変化に応じ
た安定な運転が実現される。
このような燃焼が実現されることにより、後段の燃焼温
度は非常に高くなるが、この後段には高温活性および耐
熱性に優れた置換型層状アルミネート燃焼触媒が配置さ
れているので、この触媒の作用により高い燃焼率が確保
される。
度は非常に高くなるが、この後段には高温活性および耐
熱性に優れた置換型層状アルミネート燃焼触媒が配置さ
れているので、この触媒の作用により高い燃焼率が確保
される。
ここで、上記中段触媒が省略された場合には、運転条件
の変動に伴う前段の貴金属触媒の活性変動が、後段触媒
の燃焼性能に直接影響を及ぼすことになり、最終的に得
られる燃焼率が不安定となり易いが、上記のような中段
触媒を配置することにより、この中段触媒が上記前段の
活性変化を吸収するために後段入口部での燃焼状態が安
定に保たれるので、この後段の層状アルミネート燃焼触
媒の機能が十二分に発揮されることとなる。
の変動に伴う前段の貴金属触媒の活性変動が、後段触媒
の燃焼性能に直接影響を及ぼすことになり、最終的に得
られる燃焼率が不安定となり易いが、上記のような中段
触媒を配置することにより、この中段触媒が上記前段の
活性変化を吸収するために後段入口部での燃焼状態が安
定に保たれるので、この後段の層状アルミネート燃焼触
媒の機能が十二分に発揮されることとなる。
なお、後段に配置した層状アルミネート燃焼触媒につい
ては、これにPdやptを添加しても何ら利点は生じな
い。これらの貴金属触媒は低温着火性を向上させるため
のものであり、また置温使用時には担体から溶は出し、
揮発してなくなってしまうためである。
ては、これにPdやptを添加しても何ら利点は生じな
い。これらの貴金属触媒は低温着火性を向上させるため
のものであり、また置温使用時には担体から溶は出し、
揮発してなくなってしまうためである。
C実施例〕
第1図は、本発明システムをガスタービン用燃焼器に適
用した場合を想定して構成した試験装置を示したもので
ある。図において、ガス管10内には、ハニカム成形さ
れた4つのハニカム触媒体01〜C4が入口側(低温側
)から順に適当な間隔をおいて充填されており、各ハニ
カム触媒体C1〜C4の入口側部分と出口側部分および
最終出口部分には、燃焼温度検出用の熱電対TO−74
。
用した場合を想定して構成した試験装置を示したもので
ある。図において、ガス管10内には、ハニカム成形さ
れた4つのハニカム触媒体01〜C4が入口側(低温側
)から順に適当な間隔をおいて充填されており、各ハニ
カム触媒体C1〜C4の入口側部分と出口側部分および
最終出口部分には、燃焼温度検出用の熱電対TO−74
。
Taが配置されている。
このような装置において、下記の諸条件で燃焼試験を行
った。なお、各試験におけるハニカム触媒体には、外径
5Qa+m、厚み251III111セル数3Hのもの
を用いている。
った。なお、各試験におけるハニカム触媒体には、外径
5Qa+m、厚み251III111セル数3Hのもの
を用いている。
試験条件1(本発明システム)
入口ガス温度:450〜500°C(50[16Cが中
心)燃料濃度:1.5〜2.6% 線速度(流速)・ 3.4Nm/s 1段目触媒:Pdを活性成分とする コージェライト系触媒 210セル 2段目触媒二0.2%Pdを添加した S r L a M n A l 11019
−KO202 (Mn置換型層状アルミネートハニ カム触媒) 3段目触媒:Sr La MnA1..019
−。
心)燃料濃度:1.5〜2.6% 線速度(流速)・ 3.4Nm/s 1段目触媒:Pdを活性成分とする コージェライト系触媒 210セル 2段目触媒二0.2%Pdを添加した S r L a M n A l 11019
−KO202 (Mn置換型層状アルミネートハニ カム触媒) 3段目触媒:Sr La MnA1..019
−。
0.8 0.2
4段目触媒:Sr La MnAl、、0.9
−ciXG、8 0.2 なお、2段目触媒には、含浸法により製造したものを用
いている。
−ciXG、8 0.2 なお、2段目触媒には、含浸法により製造したものを用
いている。
この試験結果を第2図に示す。このグラフに示すように
、後段に向かうにつれて順調に燃焼温度が上昇しており
、出口における燃焼効率は100%であった。
、後段に向かうにつれて順調に燃焼温度が上昇しており
、出口における燃焼効率は100%であった。
試験条件2(本発明システム)
入口ガス温度、450°C(固定)
燃料濃度: 1.9〜26%
線速度(流速) + 3.4 Nm /s1段目触
媒:Pdを活性成分とする コージェライト系触媒(市販品) 2段目触媒:Pdを添加した Sr La MnAl、、0.9−。
媒:Pdを活性成分とする コージェライト系触媒(市販品) 2段目触媒:Pdを添加した Sr La MnAl、、0.9−。
0.8 0.2
3段目触媒:Sr La MnAl、、0.9
−。
−。
G、8 0.2
4段目触媒: Sr La MnA1110.
.40.8 0.2 この試験結果を第3図および第4図に示す。第3図は燃
料濃度と最終燃焼率との関係を示し、第4図は装置内の
温度分布を示したものである。
.40.8 0.2 この試験結果を第3図および第4図に示す。第3図は燃
料濃度と最終燃焼率との関係を示し、第4図は装置内の
温度分布を示したものである。
第3図に示されるように、燃料濃度、すなわち燃焼濃度
を変化させると、最終燃焼率も変動するが、燃料濃度2
.5%以上で100%の燃焼効率が達成されている。
を変化させると、最終燃焼率も変動するが、燃料濃度2
.5%以上で100%の燃焼効率が達成されている。
試験条件3(比較例)
入口ガス温度:500〜600°C
燃焼濃度=2〜3.2%
線速度(流速) : 3.4 Nm /s1段目触
媒:Sr La MnAl110.、−、。
媒:Sr La MnAl110.、−、。
0.8 0.2
2段目触媒:Sr La MnAl、10,9
−。
−。
0.80.2
3段目触媒:Sr La MnAl11019
゜0.8 0.2 4段目触媒:Sr La MnAl、1019
゜0.8 0.2 このシステムは、全触媒を置換型層状アルミネート燃焼
触媒(Pd、Ptなし)で構成したものであり、その結
果としては、燃焼率が約52〜84%、温度分布が第5
図に示されるようになった。この結果から明らかなよう
に、Pdもptも含まない置換型層状アルミネート触媒
のみでシステムを構成した場合には、入口温度が高いに
も拘らず燃焼率は低い値にとどまる。これは、前段およ
び中段での低温着火性が低いことに起因すると考えられ
る。
゜0.8 0.2 4段目触媒:Sr La MnAl、1019
゜0.8 0.2 このシステムは、全触媒を置換型層状アルミネート燃焼
触媒(Pd、Ptなし)で構成したものであり、その結
果としては、燃焼率が約52〜84%、温度分布が第5
図に示されるようになった。この結果から明らかなよう
に、Pdもptも含まない置換型層状アルミネート触媒
のみでシステムを構成した場合には、入口温度が高いに
も拘らず燃焼率は低い値にとどまる。これは、前段およ
び中段での低温着火性が低いことに起因すると考えられ
る。
なお、本発明は上記のような試験例に限定されるもので
なく、例えば次のような態様をとることも可能である。
なく、例えば次のような態様をとることも可能である。
(り 試験結果は示していないが、上記Pdの代わり
に同じ触媒として作用する貴金属元素であるPtを添加
した層状アルミネート燃焼触媒を中段に用いても、上記
と同様の効果を得ることは明らかである。
に同じ触媒として作用する貴金属元素であるPtを添加
した層状アルミネート燃焼触媒を中段に用いても、上記
と同様の効果を得ることは明らかである。
(b) 試験結果は示していないが、Pdやptを担
持した層状アルミネート燃焼触媒も従来のPdやPtを
担持したコージェライト系触媒と同様に低温着火性に優
れているので、これを前段に配置することによって上記
試験条件1.2の場合と同様に良好な結果が得られるこ
とは明らかである。
持した層状アルミネート燃焼触媒も従来のPdやPtを
担持したコージェライト系触媒と同様に低温着火性に優
れているので、これを前段に配置することによって上記
試験条件1.2の場合と同様に良好な結果が得られるこ
とは明らかである。
(C) 本発明において、各段の段数およびシステム
全体の段数は問わず、例えば全段数を上記試験装置と同
様に4段とした場合には、次のような3つの組合わせが
考えられる。
全体の段数は問わず、例えば全段数を上記試験装置と同
様に4段とした場合には、次のような3つの組合わせが
考えられる。
組合わせ (1) 前段→1,2段目中段→3段目
後段→4段目
組合わせ (2)前段→1段目
中段→2,3段目
後段→4段目
組合わせ (3) 前段→1段目
中段→2段目
後段→3.4段目
(d) 上記試験では、ガスタービン用の燃焼器を想
定してハニカム成型体に成型された触媒体を用いたが、
本発明では各燃焼触媒の具体的な構造を問わず、タブレ
ット状体、球体、リング状体、押出し成型体等、用途に
応じて適宜設定すればよい。
定してハニカム成型体に成型された触媒体を用いたが、
本発明では各燃焼触媒の具体的な構造を問わず、タブレ
ット状体、球体、リング状体、押出し成型体等、用途に
応じて適宜設定すればよい。
以上のように本発明は、燃焼温度の低い前段に低温着火
性に優れた燃焼触媒を配置し、この前段での活性変化を
中段で吸収して燃焼を安定化させ、燃焼温度が高温とな
る後段に高温活性および耐熱性に優れた層状アルミネー
ト燃焼触媒を配置したものであり、各触媒の特性を有効
に活かす配置を行っているので、運転条件が広範囲に及
ぶ場合でも、高い燃焼率および燃焼安定性を得ることが
できる効果がある。
性に優れた燃焼触媒を配置し、この前段での活性変化を
中段で吸収して燃焼を安定化させ、燃焼温度が高温とな
る後段に高温活性および耐熱性に優れた層状アルミネー
ト燃焼触媒を配置したものであり、各触媒の特性を有効
に活かす配置を行っているので、運転条件が広範囲に及
ぶ場合でも、高い燃焼率および燃焼安定性を得ることが
できる効果がある。
第1図は本発明システムを想定して構成された燃焼試験
装置の全体図、第2図は東1め試験条件下で行われた燃
焼試験における装置の温度分布を示すグラフ、第3図は
第2の試験条件下で行われた燃焼試験における燃焼濃度
と燃焼率との関係を示すグラフ、第4図は同燃焼試験に
おける装置の温度分布を示すグラフ、第5図は第3の試
験条件下で行われた燃焼試験における装置の温度分布を
示すグラフである。 C1〜C4・・・ハニカム触媒体。 特許出願人 大阪瓦斯 株式会社同
東洋シーシーアイ 株式会社 同 株式会社 神戸製鋼新式 理 人
弁理士 小谷 悦司同 弁理士
長1) 正向 弁理士 伊藤 孝夫第
2 図 it電フ・士 第 4 図 i真室対 第 5 図
装置の全体図、第2図は東1め試験条件下で行われた燃
焼試験における装置の温度分布を示すグラフ、第3図は
第2の試験条件下で行われた燃焼試験における燃焼濃度
と燃焼率との関係を示すグラフ、第4図は同燃焼試験に
おける装置の温度分布を示すグラフ、第5図は第3の試
験条件下で行われた燃焼試験における装置の温度分布を
示すグラフである。 C1〜C4・・・ハニカム触媒体。 特許出願人 大阪瓦斯 株式会社同
東洋シーシーアイ 株式会社 同 株式会社 神戸製鋼新式 理 人
弁理士 小谷 悦司同 弁理士
長1) 正向 弁理士 伊藤 孝夫第
2 図 it電フ・士 第 4 図 i真室対 第 5 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、複数の燃焼触媒を直列に配した燃焼触媒システムで
あって、前段にPd、Ptの少なくとも一方を活性成分
とする燃焼触媒を配置し、中段にPd、Ptの少なくと
も一方を添加した置換型層状アルミネート燃焼触媒を配
置し、後段に置換型層状アルミネート燃焼触媒を配置し
たことを特徴とする燃焼触媒システム。 2、複数の燃焼触媒を直列に配した燃焼触媒システムで
あって、前段および中段にPd、Ptの少なくとも一方
を添加した置換型層状アルミネート燃焼触媒を配置し、
後段に置換型層状アルミネート燃焼触媒を配置したこと
を特徴とする燃焼触媒システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02332834A JP3119482B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 燃焼触媒システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02332834A JP3119482B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 燃焼触媒システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04197443A true JPH04197443A (ja) | 1992-07-17 |
JP3119482B2 JP3119482B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=18259326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02332834A Expired - Fee Related JP3119482B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 燃焼触媒システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3119482B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0780156A1 (fr) | 1995-12-22 | 1997-06-25 | Institut Francais Du Petrole | Catalyseur d'oxydation non-selective et ses utilisations |
EP0781603A1 (fr) | 1995-12-28 | 1997-07-02 | Institut Francais Du Petrole | Procédé de combustion catalytique à plusieurs zones catalytiques successives |
EP0785099A1 (fr) | 1996-01-17 | 1997-07-23 | Automobiles Peugeot | Dipositif de commande de la position d'un toit ouvrant de véhicle automobile |
US5823761A (en) * | 1996-01-15 | 1998-10-20 | Institut Francais Du Petrole | Process for catalytic combustion with staged fuel injection |
US6015285A (en) * | 1998-01-30 | 2000-01-18 | Gas Research Institute | Catalytic combustion process |
DE19707275B4 (de) * | 1996-04-05 | 2011-04-28 | Daihatsu Motor Co., Ltd., Ikeda | Abgas-Reinigungskatalysator |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP02332834A patent/JP3119482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0780156A1 (fr) | 1995-12-22 | 1997-06-25 | Institut Francais Du Petrole | Catalyseur d'oxydation non-selective et ses utilisations |
US5915951A (en) * | 1995-12-22 | 1999-06-29 | Institut Francais Du Petrole | Process for catalytic combustion of a fuel in the presence of a non-selective oxidation catalyst |
EP0781603A1 (fr) | 1995-12-28 | 1997-07-02 | Institut Francais Du Petrole | Procédé de combustion catalytique à plusieurs zones catalytiques successives |
US5899679A (en) * | 1995-12-28 | 1999-05-04 | Institut Francais Du Petrole | Catalytic combustion process using a plurality of successive catalytic zones |
US5823761A (en) * | 1996-01-15 | 1998-10-20 | Institut Francais Du Petrole | Process for catalytic combustion with staged fuel injection |
EP0785099A1 (fr) | 1996-01-17 | 1997-07-23 | Automobiles Peugeot | Dipositif de commande de la position d'un toit ouvrant de véhicle automobile |
DE19707275B4 (de) * | 1996-04-05 | 2011-04-28 | Daihatsu Motor Co., Ltd., Ikeda | Abgas-Reinigungskatalysator |
US6015285A (en) * | 1998-01-30 | 2000-01-18 | Gas Research Institute | Catalytic combustion process |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3119482B2 (ja) | 2000-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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