JPH0419276Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419276Y2 JPH0419276Y2 JP1986143719U JP14371986U JPH0419276Y2 JP H0419276 Y2 JPH0419276 Y2 JP H0419276Y2 JP 1986143719 U JP1986143719 U JP 1986143719U JP 14371986 U JP14371986 U JP 14371986U JP H0419276 Y2 JPH0419276 Y2 JP H0419276Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hose
- flexible
- reinforcing body
- outer tubes
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は合成樹脂製の可動性ホースに係り、
更に詳しくは金属製又は合成樹脂製の線状又は帯
状の補強体を螺旋状に内蔵した可撓性ホースの改
良である。
更に詳しくは金属製又は合成樹脂製の線状又は帯
状の補強体を螺旋状に内蔵した可撓性ホースの改
良である。
（従来の技術）
一般に柔軟性を有した合成樹脂製のホースは可
撓性が良く、各種分野で使用されているが、ホー
スに圧力が作用するような用途においては補強部
材を内蔵して耐圧性を高めたホースが使用されて
いる。
撓性が良く、各種分野で使用されているが、ホー
スに圧力が作用するような用途においては補強部
材を内蔵して耐圧性を高めたホースが使用されて
いる。
この補強部材を内蔵した可撓性ホースとして
は、金属製又は硬質合成樹脂製の線材又は帯材を
ホースの肉厚内に螺旋状に巻装したものがある
が、その線材又は帯材の補強体がホース肉厚内に
一体的に接着されて内蔵されている場合はホース
の可撓性が低下するといつた不具合を有する。
又、可撓性の低下を防止すべく補強体をホースと
遊離して内蔵した場合は第４図に示す如く、ホー
スを構成する内管１’と外管２’との接着部は螺
旋状をした補強体４’のピツチ間のみであり、従
つて内・外管の接着強度は弱く、しかもホースと
遊離して内蔵される螺旋状補強体の切口端におけ
る跳ね上がり（弾発力）によつて内・外管の接着
部に剥離現象が生じるといつた不具合がある。
又、上記した補強体端部の跳ね上がりはホース継
手等の接続金具にホースを差し込み接続する際、
締付けナツトの回動を阻害するといつたことにな
る。
は、金属製又は硬質合成樹脂製の線材又は帯材を
ホースの肉厚内に螺旋状に巻装したものがある
が、その線材又は帯材の補強体がホース肉厚内に
一体的に接着されて内蔵されている場合はホース
の可撓性が低下するといつた不具合を有する。
又、可撓性の低下を防止すべく補強体をホースと
遊離して内蔵した場合は第４図に示す如く、ホー
スを構成する内管１’と外管２’との接着部は螺
旋状をした補強体４’のピツチ間のみであり、従
つて内・外管の接着強度は弱く、しかもホースと
遊離して内蔵される螺旋状補強体の切口端におけ
る跳ね上がり（弾発力）によつて内・外管の接着
部に剥離現象が生じるといつた不具合がある。
又、上記した補強体端部の跳ね上がりはホース継
手等の接続金具にホースを差し込み接続する際、
締付けナツトの回動を阻害するといつたことにな
る。
（考案が解決しようとする問題点）
本考案は上述した如き従来の事情に鑑み、ホー
ス内に補強体を内蔵した可撓性ホースにおいて
内・外管の接着強度が強く、しかも切口端面にお
いて補強体の跳ね上がりが生じないホースを提供
することにある。
ス内に補強体を内蔵した可撓性ホースにおいて
内・外管の接着強度が強く、しかも切口端面にお
いて補強体の跳ね上がりが生じないホースを提供
することにある。
（問題点を解決するための手段）
上記問題点を解決するための本考案の技術的手
段は、ホースを構成する内・外管の間に内蔵する
補強体を柔軟性を有した合成樹脂材であつて、且
つ内・外管と接着性良好な材質で形成し、この補
強体を内・外管の間に螺旋状に巻着する。
段は、ホースを構成する内・外管の間に内蔵する
補強体を柔軟性を有した合成樹脂材であつて、且
つ内・外管と接着性良好な材質で形成し、この補
強体を内・外管の間に螺旋状に巻着する。
（作用）
ホースを構成する内・外管の間に螺旋状に巻着
する補強体を柔軟性を有し、且つ内・外管と接着
性良好な材質で形成したことにより内・外管の接
着は、内・外管の接合面と、補強体の外周面を介
して全周面で行なわれると共に、補強体は内・外
管と一体となつて弾発復元力を発揮する。
する補強体を柔軟性を有し、且つ内・外管と接着
性良好な材質で形成したことにより内・外管の接
着は、内・外管の接合面と、補強体の外周面を介
して全周面で行なわれると共に、補強体は内・外
管と一体となつて弾発復元力を発揮する。
（実施例）
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、ホースは柔軟性を有した合成樹脂材、例え
ば塩化ビニル樹脂製の内管１と外管２、その内・
外管１，２の間に螺旋状に巻回内蔵される補強体
３とで構成されている。
ると、ホースは柔軟性を有した合成樹脂材、例え
ば塩化ビニル樹脂製の内管１と外管２、その内・
外管１，２の間に螺旋状に巻回内蔵される補強体
３とで構成されている。
上記補強体３は内管１、外管２と同様柔軟性を
有し、且つ内・外管１，２と接着性良好な合成樹
脂材、例えば内・外管１，２と同質材の塩化ビニ
ル樹脂、或いはポリウレタン，ポリエステル系或
いは接着樹脂系の樹脂で帯状に構成され、その補
強体３は内管１と外管２とに接着一体化し、内管
１と外管２との接着は両管１，２の接合面に加
え、補強体３の外周全面が連結部材として作用す
ることになり、内管１と外管２との接着強度は増
大され、内・外管１，２相互の剥離減少を防止す
る。
有し、且つ内・外管１，２と接着性良好な合成樹
脂材、例えば内・外管１，２と同質材の塩化ビニ
ル樹脂、或いはポリウレタン，ポリエステル系或
いは接着樹脂系の樹脂で帯状に構成され、その補
強体３は内管１と外管２とに接着一体化し、内管
１と外管２との接着は両管１，２の接合面に加
え、補強体３の外周全面が連結部材として作用す
ることになり、内管１と外管２との接着強度は増
大され、内・外管１，２相互の剥離減少を防止す
る。
又、補強体３は合成樹脂、或いは金属材の単一
体に限られるものではなく、第３図の如き構成と
なして外観の美感を向上させるも勿論良いもので
ある。即ち、透明な合成樹脂材で帯状に形成した
補強体３の肉厚内に、アルミニウム箔，ステンレ
ス箔等の金属箔帯４を埋設して、金属箔帯４の金
属色が外部より透視出来るようにする。
体に限られるものではなく、第３図の如き構成と
なして外観の美感を向上させるも勿論良いもので
ある。即ち、透明な合成樹脂材で帯状に形成した
補強体３の肉厚内に、アルミニウム箔，ステンレ
ス箔等の金属箔帯４を埋設して、金属箔帯４の金
属色が外部より透視出来るようにする。
図中、５は内管１の外周面に周方向に等間隔を
おいて軸芯に沿い添設した補強用縦糸である。
おいて軸芯に沿い添設した補強用縦糸である。
上記の構成とした可撓性ホースは、内管１，外
管２及びその間に挾入される補強体３が何れも柔
軟性を有しているため、潰れてもすぐに復元し、
流路が確保される。
管２及びその間に挾入される補強体３が何れも柔
軟性を有しているため、潰れてもすぐに復元し、
流路が確保される。
（考案の効果）
本考案の可撓性ホースは以上詳述したように、
内・外管の間に螺旋状に巻回する補強体を柔軟性
を有し、且つ内・外管と接着性良好な合成樹脂材
で形成したものであるから、内管と外管の接着は
両管の接合面と補強体の外周全面とで行なわれ、
接着面積は従来構造に比較して倍以上となり、
内・外管は全周面で接着一体化され、耐圧の向上
を計ることが出来る。
内・外管の間に螺旋状に巻回する補強体を柔軟性
を有し、且つ内・外管と接着性良好な合成樹脂材
で形成したものであるから、内管と外管の接着は
両管の接合面と補強体の外周全面とで行なわれ、
接着面積は従来構造に比較して倍以上となり、
内・外管は全周面で接着一体化され、耐圧の向上
を計ることが出来る。
従つて、内・外管相互の剥離現象を確実に防止
し得ると共に、ホースの端面に於ける補強部材の
跳ね上がりを防止でき、ホース継手との接続性を
向上できる利点を有する。又、内・外管及び補強
体は何れも柔軟性材であるため弾発復元性に富
み、可撓性に優れたホースを提供できる。
し得ると共に、ホースの端面に於ける補強部材の
跳ね上がりを防止でき、ホース継手との接続性を
向上できる利点を有する。又、内・外管及び補強
体は何れも柔軟性材であるため弾発復元性に富
み、可撓性に優れたホースを提供できる。
第１図は本案ホースの実施例を示す一部切欠正
面図、第２図は第１図の２−２線に沿える断面
図、第３図は補強体の変形例を示す一部切欠正面
図、第４図は従来構造を示す一部切欠正面図であ
る。 図中、１……内管、２……外管、３……補強
体。
面図、第２図は第１図の２−２線に沿える断面
図、第３図は補強体の変形例を示す一部切欠正面
図、第４図は従来構造を示す一部切欠正面図であ
る。 図中、１……内管、２……外管、３……補強
体。
Claims (1)
- 柔軟性を有した合成樹脂製の内管の外側に、柔
軟性を有し且つ内管と接着する材質からなる補強
体を螺旋状に巻着し、更に内管の外側に、内管及
び補強体と接着性良好で柔軟性を有した合成樹脂
製の外管を被覆一体化した可撓性ホース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986143719U JPH0419276Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986143719U JPH0419276Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6349081U JPS6349081U (ja) | 1988-04-02 |
| JPH0419276Y2 true JPH0419276Y2 (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=31053659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986143719U Expired JPH0419276Y2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0419276Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009084339A1 (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Fitt Toyox Co., Ltd. | メタル調ホース |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56101832A (en) * | 1980-01-17 | 1981-08-14 | Toyo Chem Co Ltd | Manufacture of corrugated pipe |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6246065Y2 (ja) * | 1979-02-06 | 1987-12-10 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP1986143719U patent/JPH0419276Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56101832A (en) * | 1980-01-17 | 1981-08-14 | Toyo Chem Co Ltd | Manufacture of corrugated pipe |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6349081U (ja) | 1988-04-02 |
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