JPS6028584Y2 - 耐摩耗性ホ−ス - Google Patents

耐摩耗性ホ−ス

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Publication number
JPS6028584Y2
JPS6028584Y2 JP2727979U JP2727979U JPS6028584Y2 JP S6028584 Y2 JPS6028584 Y2 JP S6028584Y2 JP 2727979 U JP2727979 U JP 2727979U JP 2727979 U JP2727979 U JP 2727979U JP S6028584 Y2 JPS6028584 Y2 JP S6028584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
polyvinyl chloride
inner tube
polyurethane
tube
Prior art date
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Expired
Application number
JP2727979U
Other languages
English (en)
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JPS55128721U (ja
Inventor
秀彦 島村
好己 高木
Original Assignee
クラレプラスチツクス株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by クラレプラスチツクス株式会社 filed Critical クラレプラスチツクス株式会社
Priority to JP2727979U priority Critical patent/JPS6028584Y2/ja
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可視性がありかつ耐圧性に優れた耐摩耗性ホー
スに関するものである。
内面耐摩耗性で可撓性を有する管として、内管に熱可塑
性ポリウレタンエラストマーを一体化シたものは実公昭
49−7939号公報に記載されている。
この具体的構造は、ポリウレタンエラストマーの内管と
ポリ塩化ビニル樹脂の外管とが一体化され、螺旋状の補
強芯体を内在するものである。
しかしながら、この構造のものは耐押潰性は有するが、
耐圧性が十分ではない。
耐圧性を増大するには例えば管肉厚さを大にすればよい
が可撓性が損われ、殊にポリウレタンエラストマーの層
ヲ厚肉にすることはホースを硬<シシかも製造コストを
増大する欠点がある。
また、前記公報に記載されている管においては、ポリウ
レタン層を薄くするとき管の押潰し変形時に硬質補強芯
がポリウレタン層を破損し、ポリウレタンの耐摩耗層の
耐久性が悪くなるという不都合があり、補強芯をワイヤ
ー等のさらに硬いものに変える場合、成形時にポリウレ
タン薄層が破損される可能性がある。
本考案はこのような欠点を除き、管に耐圧性を付与し、
さらに可撓性を良好にするためにポリウレタン層を薄く
しかつ該層の耐久性を良好ならしめんとするもので、厚
さ1wn以下の、図面に例示するように、熱可塑性ポリ
ウレタン樹脂層1を内貼りした軟質ポリ塩化ビニル系合
成樹脂の内管2と繊維補強層3と螺旋状の硬質補強芯材
5を増大した熱可塑性合成樹脂あるいはゴムの外管4と
が一体化された耐摩耗性ホースである。
まず、内管2は、チューブ状に押出成形されたポリウレ
タン樹脂の薄肉チューブの外面にポリ塩化ビニル樹脂を
押し出し被覆するか、それぞれテープ状で押出されたポ
リウレタン樹脂およびポリ塩化ビニル樹脂を、前者が内
面になるようにマンドレル上に巻きつけて管として成形
される。
この場合、ポリウレタンとポリ塩化ビニル樹脂との熱融
着による接着性を高めるためには、前者として化学的に
官能基を持たない線状分子からなる熱可塑性ポリウレタ
ン樹脂、後者としてカルボキシル基含有酢酸ビニル−塩
化ビニル共重合樹脂、ブチル・ベンジル・フタレート・
トリ・クレジル・フォスフェート、塩素化パラフィンあ
るいは塩素化ノルマルパラフィン等を配合したものを組
合せることが有効である。
本考案では、内貼りのポリウレタン層とポリ塩化ビニル
系合皮樹脂とは強力に熱融着、溶着していることが望ま
れる。
なお、このような効果を得るためには、軟質ポリ塩化ビ
ニルにゴム成分をブレンドあるいはグラフトしたもの、
エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、塩素化ポリエチレン
、ABS等をブレンドしたものを使用することもできる
繊維補強層3は、前記内管2表面にワイングー、ブレー
ダ−等を用いて繊維、糸条を巻きつけるか編組される。
この繊維補強層に対しては、外管4との接着性を高める
ために接着剤が施される。
外管4は、前記のように繊維補強した内管上に、硬質補
強芯材入りのテープ状に押し出された熱可塑性合成樹脂
、ゴムを巻きつけて接着あるいは融着することによって
形成される。
外管を形成する材料は内管と同質のものが使用可能であ
る他、種々の熱可塑性合成樹脂、天然ゴム、合成ゴムを
使用することができる。
また、硬質補強芯材としては、硬質ポリ塩化ビニル、A
BS/ポリ塩化ビニルブレンド樹脂、ナイロン、ワイヤ
ーあるいはワイヤー入りの前記樹脂線等が使用される。
この構造によれば、ポリウレタンとポリ塩化ビニル層の
融着一体化は、繊維層によって妨げられることはなく、
該両層が一体化した内管は変形に対して一応耐え得るた
め、その上への繊維層の形成さらには補強芯を有する樹
脂あるいはゴム層からなる外管の形成が容易であり、補
強芯の押圧によってもポリウレタン薄層が破損すること
がない。
第1図〜第3図は本考案の例を示す斜視図であり、第1
図は外面がフラットなもの、第2図は外面に螺旋状の凹
凸がありよりフレキシブルにしたもの、第3図はワイヤ
ー入り芯材を用いたものの例である。
本考案のホースは、ホース内面の耐摩耗性に優れ、苛酷
な使用条件下での耐押潰性、耐圧性が高く、しかも軽量
で可撓性を有し、ハンドリング容易なものである。
特に、内面のポリウレタン層は数分の1〜2rrrm程
度で十分に目的を達威し、この層と外管内の補強芯の間
には、軟質ポリ塩化ビニル層、繊維補強層が少なくとも
緩衝層として介在することになり、ポリウレタン層が薄
くても、管が押潰し変形された際、該補強芯により該ポ
リウレタン内張り層はまったく損傷されることがなく、
耐久性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の例を示す斜視図であり、1はポリ
ウレタンの内貼り、2は軟質ポリ塩化ビニル系合皮樹脂
内管、3は繊維補強層、4は外管、5は硬質補強芯材を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 厚さ1rrI!n以下の熱可塑性ポリウレタンエラ
    ストマー薄層を内貼りした軟質ポリ塩化ビニル系合成樹
    脂内管、繊維補強層および螺旋状の硬質補強芯材を増大
    した熱可塑性合成樹脂あるいはゴムからなる外管が一体
    化された耐摩耗性ホース。 2 熱可塑性ポリウレタンエラストマーと軟質ポリ塩化
    ビニル系合成樹脂が融着もしくは溶着によって一体化し
    て内管を形威し、内管と外管とは繊維補強層を通して接
    着一体化してなることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の耐摩耗性ホース。
JP2727979U 1979-03-02 1979-03-02 耐摩耗性ホ−ス Expired JPS6028584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2727979U JPS6028584Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02 耐摩耗性ホ−ス

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JP2727979U JPS6028584Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02 耐摩耗性ホ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS55128721U JPS55128721U (ja) 1980-09-11
JPS6028584Y2 true JPS6028584Y2 (ja) 1985-08-30

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JP2727979U Expired JPS6028584Y2 (ja) 1979-03-02 1979-03-02 耐摩耗性ホ−ス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS624987A (ja) * 1985-06-28 1987-01-10 東洋ゴム工業株式会社 高伸度難捻転性ホ−ス

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JPS55128721U (ja) 1980-09-11

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