JPS6321825Y2 - - Google Patents
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- JPS6321825Y2 JPS6321825Y2 JP1847480U JP1847480U JPS6321825Y2 JP S6321825 Y2 JPS6321825 Y2 JP S6321825Y2 JP 1847480 U JP1847480 U JP 1847480U JP 1847480 U JP1847480 U JP 1847480U JP S6321825 Y2 JPS6321825 Y2 JP S6321825Y2
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、熱硬化性樹脂を含浸した繊維束を螺
旋状補強芯とした軟質合成樹脂または加硫ゴムか
らなる可撓性ホースの改良に関するものである。
旋状補強芯とした軟質合成樹脂または加硫ゴムか
らなる可撓性ホースの改良に関するものである。
従来の硬質樹脂またはワイヤー等の補強芯に代
えて、糸を収束したものを熱硬化性樹脂で被覆し
たものを補強芯として使用し、これをゴムまたは
ゴム含浸布で構成されたチユーブにコイル状に埋
装あるいは添装したホースが、特開昭50−106237
号公報にて知られている。このホースは、糸を収
束したものに熱硬化性樹脂を含浸被覆し、これを
パイプにコイル状に巻き掛け、、この上にゴムま
たはゴム含浸布のテープを巻き掛け、架橋し、テ
ープとコイルを融着一体化することによつて製造
されるものである。しかしながら、この方法にお
いては、コイルを形成するための、糸を収束した
ものに熱硬化性樹脂を含浸被覆したものは、コイ
ル状に巻き掛けられるまでは硬化(架橋)してい
ないため、これ自身の巻き掛け時やさらにこの上
にゴムのテープが巻き掛けられるときの押圧など
により断面が扁平化し易く、このまま硬化して補
強芯となつても、ホースの肉厚方向の補強芯の十
分な太さ(厚さ)が得られず、ホースの耐押潰性
が得にくい。また、該補強芯の扁平化により、ホ
ース本体樹脂内での補強芯のしめる面積が多くな
るためホースの可撓性も損なわれる。しかも、前
記方法では、該熱硬化性樹脂を含浸被覆した糸の
収束体を直接マンドレル(パイプ)に巻きつける
と架橋時にマンドレルと接着して製品を抜き取り
にくいという欠点がある。また、事前にコイル状
補強芯を先に硬化したものを、巻き掛けしてゴム
や熱可塑性樹脂の中に埋装あるいは添装する場合
には両材料の接着が十分に行われにくいという不
都合がある。
えて、糸を収束したものを熱硬化性樹脂で被覆し
たものを補強芯として使用し、これをゴムまたは
ゴム含浸布で構成されたチユーブにコイル状に埋
装あるいは添装したホースが、特開昭50−106237
号公報にて知られている。このホースは、糸を収
束したものに熱硬化性樹脂を含浸被覆し、これを
パイプにコイル状に巻き掛け、、この上にゴムま
たはゴム含浸布のテープを巻き掛け、架橋し、テ
ープとコイルを融着一体化することによつて製造
されるものである。しかしながら、この方法にお
いては、コイルを形成するための、糸を収束した
ものに熱硬化性樹脂を含浸被覆したものは、コイ
ル状に巻き掛けられるまでは硬化(架橋)してい
ないため、これ自身の巻き掛け時やさらにこの上
にゴムのテープが巻き掛けられるときの押圧など
により断面が扁平化し易く、このまま硬化して補
強芯となつても、ホースの肉厚方向の補強芯の十
分な太さ(厚さ)が得られず、ホースの耐押潰性
が得にくい。また、該補強芯の扁平化により、ホ
ース本体樹脂内での補強芯のしめる面積が多くな
るためホースの可撓性も損なわれる。しかも、前
記方法では、該熱硬化性樹脂を含浸被覆した糸の
収束体を直接マンドレル(パイプ)に巻きつける
と架橋時にマンドレルと接着して製品を抜き取り
にくいという欠点がある。また、事前にコイル状
補強芯を先に硬化したものを、巻き掛けしてゴム
や熱可塑性樹脂の中に埋装あるいは添装する場合
には両材料の接着が十分に行われにくいという不
都合がある。
本考案は、このような熱硬化性樹脂を含浸被覆
した繊維束(糸の収束体)からなる補強芯を用い
る場合の、ホース成形時の補強芯材料の巻きつけ
等による扁平化による欠点をなくし、かつホース
本体を形成する材料との接着性を改善し、軽量
で、耐熱性に優れ、かつ強靭な可撓性ホースを提
供せんとするものであり、特徴とするところは、
加硫ゴムまたは軟質熱可塑性樹脂からなる管肉部
内ないし管肉部外面に、熱硬化性樹脂を含浸して
なる繊維束を管肉部を形成する材料と親和性のあ
る熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーで被
覆してなる補強芯が螺旋状に一体化されてなる可
撓性ホース、あるいは、さらにこの補強芯の内側
および/または外側に他の繊維補強層を有する可
撓性ホースにある。
した繊維束(糸の収束体)からなる補強芯を用い
る場合の、ホース成形時の補強芯材料の巻きつけ
等による扁平化による欠点をなくし、かつホース
本体を形成する材料との接着性を改善し、軽量
で、耐熱性に優れ、かつ強靭な可撓性ホースを提
供せんとするものであり、特徴とするところは、
加硫ゴムまたは軟質熱可塑性樹脂からなる管肉部
内ないし管肉部外面に、熱硬化性樹脂を含浸して
なる繊維束を管肉部を形成する材料と親和性のあ
る熱可塑性樹脂または熱可塑性エラストマーで被
覆してなる補強芯が螺旋状に一体化されてなる可
撓性ホース、あるいは、さらにこの補強芯の内側
および/または外側に他の繊維補強層を有する可
撓性ホースにある。
本考案における補強芯は、ガラス繊維あるいは
合成繊維等の繊維束を、一般に知られているエポ
キシ樹脂、フエノール樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂等を主成分とする熱硬化性樹脂液を含浸さ
せ、さらに、ホースの管肉樹脂またはゴムとの接
着性、相溶性をよくし、さらには熱硬化性樹脂を
含浸した繊維束のホース成形時の断面形状の変形
を防ぎその保形性を与えるために、熱可塑性樹脂
あるいは熱可塑性エラストマーを被覆してなるも
のである。これらの熱可塑性樹脂あるいは熱可塑
性エラストマーとしては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリル
酸エステル、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂ある
いは、エチレン−酢酸ビニル共重合体あるいは、
スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体もしくは1,2ポリブタジエン等
の熱可塑性エラストマーが使用されるが、ホース
管肉部樹脂のゴムまたは樹脂との親和性により適
宜選択される。
合成繊維等の繊維束を、一般に知られているエポ
キシ樹脂、フエノール樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂等を主成分とする熱硬化性樹脂液を含浸さ
せ、さらに、ホースの管肉樹脂またはゴムとの接
着性、相溶性をよくし、さらには熱硬化性樹脂を
含浸した繊維束のホース成形時の断面形状の変形
を防ぎその保形性を与えるために、熱可塑性樹脂
あるいは熱可塑性エラストマーを被覆してなるも
のである。これらの熱可塑性樹脂あるいは熱可塑
性エラストマーとしては、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ナイロン、ポリエステル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリメタクリル酸エステル、ポリアクリル
酸エステル、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂ある
いは、エチレン−酢酸ビニル共重合体あるいは、
スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体もしくは1,2ポリブタジエン等
の熱可塑性エラストマーが使用されるが、ホース
管肉部樹脂のゴムまたは樹脂との親和性により適
宜選択される。
また、必要に応じて補強芯と管肉部との間に接
着剤を使用してもよい。
着剤を使用してもよい。
本考案のホースは、前述のような補強芯を少な
くとも部分的に被覆するように、熱可塑性樹脂あ
るいはゴムを帯状に押出し、複数本のローラーか
らなる公知のホース成形機のローラー上に順次螺
旋状に巻きつつその端縁を接着、融着しつつホー
ス状に成形し、必要に応じて加硫等を行なつてホ
ースとして成形するか、マンドレル(鉄芯)の周
りに熱可塑性樹脂、ゴム等の層、補強芯(らせん
状に巻きつけられる)および必要に応じて布、コ
ード等の他の繊維補強材を重ね、全体を溶融一体
化さらには加硫し、マンドレルを引き抜くことに
よつて成形することができる。
くとも部分的に被覆するように、熱可塑性樹脂あ
るいはゴムを帯状に押出し、複数本のローラーか
らなる公知のホース成形機のローラー上に順次螺
旋状に巻きつつその端縁を接着、融着しつつホー
ス状に成形し、必要に応じて加硫等を行なつてホ
ースとして成形するか、マンドレル(鉄芯)の周
りに熱可塑性樹脂、ゴム等の層、補強芯(らせん
状に巻きつけられる)および必要に応じて布、コ
ード等の他の繊維補強材を重ね、全体を溶融一体
化さらには加硫し、マンドレルを引き抜くことに
よつて成形することができる。
補強芯は熱硬化性樹脂を硬化後ホースの成形用
に使用してもよく、また熱硬化性樹脂の硬化前に
ホース成形に供してもよい。前者の場合は、ホー
ス成形後において加硫(架橋)が行なわれないと
きに適用され、後者の場合は、ホース成形後加硫
工程を経るときに採用される。後者の場合、熱硬
化性樹脂を含浸した繊維束が熱可塑性樹脂または
エラストマーで被覆されているため、マンドレル
や成形ロール上に捲き上げられるとき扁平化する
ことがなく、円断面等所定の断面形状を保持した
まま補強芯としてホース管肉内外に一体化され
る。
に使用してもよく、また熱硬化性樹脂の硬化前に
ホース成形に供してもよい。前者の場合は、ホー
ス成形後において加硫(架橋)が行なわれないと
きに適用され、後者の場合は、ホース成形後加硫
工程を経るときに採用される。後者の場合、熱硬
化性樹脂を含浸した繊維束が熱可塑性樹脂または
エラストマーで被覆されているため、マンドレル
や成形ロール上に捲き上げられるとき扁平化する
ことがなく、円断面等所定の断面形状を保持した
まま補強芯としてホース管肉内外に一体化され
る。
第1図は、本考案で使用する補強芯の断面を示
すもので、aは繊維または糸条1の束に熱硬化性
樹脂2を含浸さらには硬化し、その周面に熱可塑
性樹脂3を被覆したもの、bは熱可塑性樹脂線4
の周りに繊維糸条1をまきつけ、熱硬化性樹脂2
を含浸さらには硬化してその周面に熱可塑性樹脂
またはエラストマー3を被覆したものである。第
2〜5図は、本考案のホースの例を示す一部切り
欠いた断面図で、第2図は第1図aの硬化した補
強芯5を、熱可塑性樹脂の管肉部6にらせん状に
埋め込んで一体化してなるホース、第3図は、第
1図bの硬化した補強芯5を、管肉部6の外表に
部分的に露出するように一体化してなるホース、
第4図は、第2図のホースにおいて、らせん補強
芯の外方に他の繊維補強材7を埋め込んで一体化
してなるもの、第5図は、らせん補強芯5の内外
両側に他の繊維補強材7′,7″を配して、管肉部
6に埋設してなるものを示す。
すもので、aは繊維または糸条1の束に熱硬化性
樹脂2を含浸さらには硬化し、その周面に熱可塑
性樹脂3を被覆したもの、bは熱可塑性樹脂線4
の周りに繊維糸条1をまきつけ、熱硬化性樹脂2
を含浸さらには硬化してその周面に熱可塑性樹脂
またはエラストマー3を被覆したものである。第
2〜5図は、本考案のホースの例を示す一部切り
欠いた断面図で、第2図は第1図aの硬化した補
強芯5を、熱可塑性樹脂の管肉部6にらせん状に
埋め込んで一体化してなるホース、第3図は、第
1図bの硬化した補強芯5を、管肉部6の外表に
部分的に露出するように一体化してなるホース、
第4図は、第2図のホースにおいて、らせん補強
芯の外方に他の繊維補強材7を埋め込んで一体化
してなるもの、第5図は、らせん補強芯5の内外
両側に他の繊維補強材7′,7″を配して、管肉部
6に埋設してなるものを示す。
本考案によれば、補強芯はホースの管肉部を形
成する材料と親和性のある熱可塑性樹脂またはエ
ラストマーを被覆されているため、該補強芯の熱
硬化性樹脂の硬化(架橋)がホース成形前に行な
われるかあるいは後に行なわれるかに関係なく補
強芯の断面が扁平に変形することなく、ホース成
形後に円断面に保持されているため、十分な補強
芯としての効果を有し、しかも、管肉部との接着
一体化も十分に行なわれたものとなる。しかも、
ホース成形時に補強芯として用いる熱硬化性樹脂
がマンドレルやロール等に接着することによるト
ラブルも生じない。また、本考案のホースは従来
の硬質樹脂の補強芯を用いたものに比べて、耐衝
撃性、耐熱性に優れ、荷重変形しにくく、きわめ
て耐久性の高いしかも可撓性のあるホースが得ら
れ、ワイヤーを用いたものと比して引張強度が高
く、きわめて軽量なものとなる。したがつて、従
来のホースに比べて使用範囲が拡大し得る。
成する材料と親和性のある熱可塑性樹脂またはエ
ラストマーを被覆されているため、該補強芯の熱
硬化性樹脂の硬化(架橋)がホース成形前に行な
われるかあるいは後に行なわれるかに関係なく補
強芯の断面が扁平に変形することなく、ホース成
形後に円断面に保持されているため、十分な補強
芯としての効果を有し、しかも、管肉部との接着
一体化も十分に行なわれたものとなる。しかも、
ホース成形時に補強芯として用いる熱硬化性樹脂
がマンドレルやロール等に接着することによるト
ラブルも生じない。また、本考案のホースは従来
の硬質樹脂の補強芯を用いたものに比べて、耐衝
撃性、耐熱性に優れ、荷重変形しにくく、きわめ
て耐久性の高いしかも可撓性のあるホースが得ら
れ、ワイヤーを用いたものと比して引張強度が高
く、きわめて軽量なものとなる。したがつて、従
来のホースに比べて使用範囲が拡大し得る。
第1図a〜bは本考案における補強芯、第2〜
5図は本考案のホースの断面図であり、1は繊維
あるいは糸条、2は熱硬化性樹脂、3は熱可塑性
樹脂または熱可塑性エラストマー、5は補強芯、
6は管肉部、7,7′,7″は他の繊維補強材を示
す。
5図は本考案のホースの断面図であり、1は繊維
あるいは糸条、2は熱硬化性樹脂、3は熱可塑性
樹脂または熱可塑性エラストマー、5は補強芯、
6は管肉部、7,7′,7″は他の繊維補強材を示
す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 加硫ゴムまたは軟質熱可塑性樹脂からなる管
肉部内ないし管肉部外面に、熱硬化性樹脂を含
浸してなる繊維束を管肉部を形成する材料と親
和性のある熱可塑性樹脂または熱可塑性エラス
トマーで被覆してなる補強芯が螺旋状に一体化
されてなる可撓性ホース。 2 補強芯の内側および/または外側に他の繊維
補強層を有することを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項に記載の可撓性ホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1847480U JPS6321825Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1847480U JPS6321825Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56120480U JPS56120480U (ja) | 1981-09-14 |
JPS6321825Y2 true JPS6321825Y2 (ja) | 1988-06-15 |
Family
ID=29614780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1847480U Expired JPS6321825Y2 (ja) | 1980-02-15 | 1980-02-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6321825Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005016579A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Totaku Industries Inc | 合成樹脂管 |
JP5570051B2 (ja) * | 2009-12-08 | 2014-08-13 | 株式会社トヨックス | 多層耐圧ホース |
-
1980
- 1980-02-15 JP JP1847480U patent/JPS6321825Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56120480U (ja) | 1981-09-14 |
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