JPH01188788A - 複合ゴムホースの製造方法 - Google Patents

複合ゴムホースの製造方法

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JPH01188788A
JPH01188788A JP63011227A JP1122788A JPH01188788A JP H01188788 A JPH01188788 A JP H01188788A JP 63011227 A JP63011227 A JP 63011227A JP 1122788 A JP1122788 A JP 1122788A JP H01188788 A JPH01188788 A JP H01188788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
tape
short fibers
inner tube
hose
Prior art date
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Pending
Application number
JP63011227A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Imao
今尾 晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01188788A publication Critical patent/JPH01188788A/ja
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、少くとも内管部の外側に隣接する部位に短繊
維補強ゴム層を具備する複合ゴムホースを製造する方法
に関する。
本発明の製造方法は、ウォータホース、エアクリーナホ
ース、ブレーキリザーバホース等、中低圧用ホースを製
造するに際して適用できる。
〈従来の技術〉 上記のような中低圧ホースにおいては、ホースに所定の
耐圧性を付与するために、短繊維補強ゴム層単層からな
る又は短繊維補強ゴム層を一部に具備した構成とするこ
とがある。短繊維補強ゴム層は、短繊維を配合したゴム
配合物を押出し成形するだけで成形でき、補強糸を内管
ゴム部の外周にスパイラル巻き等して補強糸層を形成す
る場合に比して、スパイラル装置等の特別な装置を必要
とせず、装置的に簡単であるとともに、生産管理的にも
容易である。このため、短繊維補強ゴム層単層からなる
又は短繊維補強ゴム層を一部に具備する中低圧ゴムホー
スの製造が試みられ、また−部上布されつつある(実開
昭59−79685・61−198790号公報等参照
)。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記において、短繊維を配合したゴム配合物を用いて短
繊維補強ゴム層を押出し成形した場合、押出しく軸)方
向に短繊維が配向し、補強ゴム層の補強効果は、軸方向
に偏在し、周方向には小さい(ホース内の流体圧は軸方
向より、周方向に太き作用する)ため、所定の耐圧性を
ホースに付与しがたい。
従って、補強ゴム層の周方向にも短繊維な配向さ′せて
補強ゴム層を成形可能な押出し装置が提案されている(
特開昭50−97654・52−14294・59−7
9685号公報等参照)。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記方法・装置の場合、短繊維の配向方向をコ
ントロールするための特別な技術及び特殊ダイスが必要
となり、装置コストが高くつくとともに、生産管理的に
も面倒であった。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、上記問題点を解決するために、鋭意開発
に努力をした結果、下記構成の複合ゴムホースに想到し
得た。
少くとも内管部の外側に隣接する部位に短繊維補強ゴム
層を具備する複合ゴムホースを製造する方法であって、
押出成形されたゴム内管部の外周に短繊維が長手方向に
配向されて補強されている未加硫ゴムテープを螺旋=t
lされた状態で加硫して製造することを特徴とする複合
ゴムホースの製造方法。
く手段の詳細な説明〉 以下、本発明の複合ゴムホースの製造方法について、国
側に基づいて詳説する。
(1)短繊維が長手方向に配向されて補強されている未
加硫ゴムテープを準備する。このゴムテープの製造は、
短繊維が他の副資材とともに配合されたゴム配合物を所
定幅・厚みに押出し機で成形するか、ロール機で所定厚
みのシート状に成形したものを裁断して得る。このとき
、押出機を使用した方が、補強繊維の配向性が高くなり
望ましい、そして、上記ゴムテープ1は、通常、国側の
如く、リール2に繰り出し可能に巻いておく。
上記で使用するゴム材料は、ホースの用途に応じて合成
ゴム又は天然ゴムの中から選択するか、例えば、自動車
用のクォータ・エアクリーナホース等の場合、耐候性の
良好なエチレンプロピレンゴム(EPM、EPDM)、
クロロブレンゴム(CR)等が望ましい、なお、以下で
ホース仕様を例示する場合は、特にことわらない限り、
上記ウォータ・エアクリーナホースに適用するときのも
のである。
上記で使用する短繊維としては、使用するゴム材料によ
り異なるが、例えば、EPDMの場合、ポリアミド繊維
(ナイロン6、ナイロン6.6等)、ポリエステル繊維
(PET等)、セルローズ繊維、レーヨン等の合成繊維
又は天然繊維を例示できる。また、当該繊維の太さ及び
アスペクト比は、それぞれ0.1〜301 m、 25
〜B Gとするまた、上記ゴムテープの厚み及び幅は、
それぞれ0.5〜5 mat 、及び5〜lGOmmと
する。
(2)未加硫ゴム配合物からなるゴム内管部4を準備す
る。このゴム内管部の製造は、押出成形により行なう、
このゴム内管部は、必然的ではないが、通常、後述のゴ
ムテープ螺旋巻き工程、加圧麺硫工程における作業性の
見地から、マンドレル4を挿入した状態(押出時の内径
付形時、又は押出後挿入)のものが望ましい。
ここで、上記未加硫ゴム配合物のゴム材料としては、内
管部を導通する流体に応じて適宜選択すればよいが、上
記ゴムテープの材料と共架橋可能なものが望ましい、即
ち、ゴムテープの材料と同種又は共架橋可能′な配合処
方のものとする。ゴムテープと共架橋困難な場合は、内
管部表面又はゴムテープ裏面に接着剤処理を施こす、ま
た、この未加硫ゴム配合物には、上記テープのゴム材料
と同様、短繊維を他の副資材とともに配合しても勿論よ
い。
(3)上記(2)で準備した未加硫のゴム内管部4の外
周に上記(1)で準備した未加硫ゴムテープlを螺旋巻
きする。ここで、螺旋巻きは、例えば、第1図に示す如
く、ゴム内管部4をモータ6等の回転駆動装置にマンド
レル5及びベアリングツを介して保持し、該回転駆動装
置6を台車8上に配し、該台車8を別のチェーン9等の
駆動部材で前後往復移動可能とし、さらに、上方に、ゴ
ムテープ繰り出しリール2を配したものを使用して行な
う、繰り出しリール2を内管部の周囲を旋回させる方法
であってもよい、なお、10は台車用のガイドレールで
ある。
このとき、螺旋巻きの態様は、部分的にラップさせる範
囲から、加硫時ゴム材料が流動して十分に埋まる程度の
隙間を生じる範囲まで任意であるが、この短繊維補強ゴ
ム層をそのまま最外層とする場合は、ラップも隙間も生
じない密な巻き方が望ましい。
(4) こうしてゴム内管部4にゴムテープ1を螺旋巻
きしたものは、必要により外側層を押出し成形してマン
ドレル5を挿入したままの状態で、慣用の方法、例えば
加硫缶を用いて加圧加硫を行なう、すると、螺旋巻きゴ
ムテープは、流動化して、境界部がほとんど消失して内
管部の外側に短繊維補強ゴム層3がゴム内管部4と一体
的に加硫成形される(第2図参照)。
なお、上記説明において、ゴム内管部4を加硫後、ゴム
テープの螺旋巻きにしてもよい、また、ゴム内管部4を
連続押出ししながら、連続的にゴムテープ1を螺旋巻き
してもよい。
〈発明の作用・効果〉 本発明の複合ゴムホースの製造方法は、上記の如く、押
出成形されたゴム内管部の外周に、短繊維が長手方向に
配向された未加硫ゴム配合物からなるゴムテープを螺旋
巻きしたものを加硫して製造するため、ゴム内管部の外
側に隣接する部位に形成される短繊維補強ゴム層におけ
る短繊維の配向方向が周方向となる。。
従って、従来の如く、短繊維の配向方向をコントロール
するための特別な技術及び特別ダイスがなくても、短繊
維補強ゴム層における短繊維の配向方向を周方向とする
ことが可能となり、所定の耐圧性を当該ゴムホースに付
与可能となる。
ちなみに、第1表に示す短繊維配合ゴムと短繊維無配合
ゴムを、厚さ 1.51−にロール分出し後、裁断した
ものについて、加硫条件150℃×30分で加圧加硫し
たものからテストピースを得て、JISK6301′に
準じて、硬さ及び引張り物性(Ta;引張り強さ、Eら
;伸び、Ml。。;引張応力)について測定した結果を
、第2表に示す、なお、各未加硫ゴム材料のムーニー粘
度(145℃)についても併せて記す、第2表の結果か
ら、短繊維配合ゴム材料は、短繊維無配合ゴム材料に比
して、短繊維聞方向(0°)とそれと直交する方向(9
0°)とでは、大幅に引張り物性(特にT、とM+oo
)が異なることが伺える。
第  1  表 第  2  表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の複合ゴムホースの製造方法の一例を示
すモデル図、第2図は本発明の方法で製造したゴムホー
スの斜視図である。 ゛1…ゴムテープ、 3・・・短繊維補強ゴム層、 4・・・ゴム内管部。 特  許  出  願  人 豊田合成株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 少くとも内管部の外側に隣接する部位に短繊維補強ゴム
    層を具備する複合ゴムホースを製造する方法であつて、 押出成形されたゴム内管部の外周に、短繊維が長手方向
    に配向されて補強されている未加硫ゴムテープが螺旋巻
    きされた状態で加硫して製造すること を特徴とする複合ゴムホースの製造方法。
JP63011227A 1988-01-20 1988-01-20 複合ゴムホースの製造方法 Pending JPH01188788A (ja)

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