JPH04192059A - データ処理回路の制御方法 - Google Patents

データ処理回路の制御方法

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JPH04192059A
JPH04192059A JP2326869A JP32686990A JPH04192059A JP H04192059 A JPH04192059 A JP H04192059A JP 2326869 A JP2326869 A JP 2326869A JP 32686990 A JP32686990 A JP 32686990A JP H04192059 A JPH04192059 A JP H04192059A
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/01Details
    • H03K3/012Modifications of generator to improve response time or to decrease power consumption
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/037Bistable circuits

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ処理回路の制御方法及びそれに使用する
データラッチ回路に関し、更に詳述すれば、二つのデー
タラッチ回路の間に論理回路を介在させたデータ処理回
路を高速動作させるための制御方法及びそれ自身高速動
作するデータラッチ回路の構成に関する。
〔従来の技術〕
第4図は従来の一般的なデータ処理回路の構成例を示す
回路図である。この従来例のデータ処理回路は、二つの
データラッチ回路の間に論理回路が直列に接続されてお
り、それぞれのデータラッチ回路が異なる2相クロツク
に同期して動作する。
第4図において、入力端子1へはデータ処理の対象とな
るデータ信号が入力される。第1のデータラッチ回路2
は入力端子1から入力されたデータ信号をクロックφ1
に同期してサンプリングしてラッチする。論理回路3は
第1のデータラッチ回路2が出力しているデータ信号を
論理処理し、その結果のデータ信号を第2のデータラッ
チ回路4へ出力する。第2のデータラッチ回路4は論理
回路3が出力しているデータ信号をクロックφ2に同期
してサンプリングしてラッチし、出力端子5へ出力する
第1のデータラッチ回路2の構成は以下の如(である。
入力端子1は第1のゲートであるトランスミッションゲ
ート(Nch )ランジスタ) 2aの入力端に接続さ
れており、トランスミッションゲート2aの出力端はイ
ンバータ2bの入力端に接続されている。
インバータ2bの出力端はインバータ2Cの入力端に接
続されており、このインバータ2Cの出力端はトランス
ミッションゲー)2dの入力端に接続されると共に論理
回路3への出力ラインになっている。
そして、トランスミッションゲート2dの出力端がトラ
ンスミッションゲート2aの出力端とインバータ2bの
入力端との間に接続されている。
なお、両トランスミッションゲー)2a、 2dのゲー
ト端子にはクロックφ1が与えられている。また、両イ
ンバータ2b、 2cはバッファ回路を構成している。
論理回路3は複数のNANDゲート3a、 8b、 3
cにて構成されており、第1のデータラッチ回路2の出
力端がNANDゲート3aの一方の入力端に、このNA
NDゲート3aの出力端がNANDゲート3bの一方の
入力端に、このNANDゲー)3bの出力端がNAND
ゲート3Cの一方の入力端にそれぞれ接続され、NAN
Dゲー)3cの出力端が第2のデータラッチ回路4への
出力ラインになっている。そして、論理回路3は第1の
データラッチ回路2がラッチしているデータ信号を入力
してNANDゲー)3a、 3b、 3cにて所定の論
理処理を施した結果のデータ信号を第2のデータラッチ
回路4へ出力する。
第2のデータラッチ回路4の構成は以下の如くである。
論理回路3の出力はトランスミッションゲート(Nch
 )ランジスタ) 4aの入力端に接続されており、ト
ランスミッションゲート4aの出力端はインバータ4b
の入力端に接続されている。インバータ4bの出力端は
インバータ4Cの入力端に接続されており、このインバ
ータ4Cの出力端はトランスミッションゲート4dの入
力端に接続されつと共に出力バッファ4eの入力端に接
続されている。この出力バッファ4eの出力端が第2の
データラッチ回路4の出力ラインになっていて出力端子
5に接続されている。
そして、トランスミッションゲー)4dの出力端がトラ
ンスミッションゲート4aの出力端とインバータ4bの
入力端との間に接続されている。
なお、両トランスミッションゲート4a、 4dのゲー
ト端子にはクロックφ2が与えられている。また、両イ
ンバータ4b、 4cはバッファ回路を構成している。
このような従来のデータ処理回路の動作は以下の如くで
ある。
第1のデータラッチ回路2は、入力端子1へ与えられて
いるデータ信号をクロックφ1がハイレベルである期間
においてサンプリングしてクロックφ1が次にハイレベ
ルになるまでラッチしている。そして、論理回路3は第
1のデータラッチ回路2が出力しているデータ信号をク
ロックφ2が次にハイレベルになるまでの間に処理して
出力する。第2のデータラッチ回路4では、クロックφ
2が次にハイレベルに転じた時点で論理回路3が出力し
ているデータをサンプリングしてクロックφ2が次にハ
イレベルになるまでラッチし、出力端子5へ出力する。
即ち、第4図に示されているデータ処理回路は、クロッ
クφ1がハイレベルである期間の入力端子1へへの入力
データ信号をサンプリングし、論理処理を施し、クロッ
クφ2の次のローレベルからハイレベルの立上がりに同
期して出力端子5へ出力する。
次にデータラッチ回路の動作を第1のデータラッチ回路
2を例として説明する。
クロックφ1がハイレベルである期間はトランスミッシ
ョンゲー)2aはアクティブになっており、入力端子1
に与えられているデータ信号はトランスミッションゲー
ト2aを通過してインバータ2bへ伝えられる。そして
、インバータ2bはトランスミッションゲー)2aを通
過して伝えられたデータ信号を反転して出力するので、
インバータ2cへはデータ信号の負論理が伝えられる。
更に、インバータ2cはインバータ2bから伝えられた
データ信号を反転して出力するので、インバータ2cの
出力はデータ信号の正論理になり、これが第1のデータ
ラッチ回路2の出力になる。
またこのクロックφ1がハイレベルである期間はトラン
スミッションゲー)2dはノンアクティブになっており
、インバータ2cの出力がインバータ2bの入力端へ戻
されることはない。従って、インバータ2cの出力がト
ランスミッションゲート2aの出力と衝突するという事
態は生じない。
クロックφ1が次にハイレベルからローレベルに転じる
と、トランスミッションゲート2aはノンアクティブに
なり、トランスミッションゲート2dはアクティブにな
る。従って、入力端子1へ入力されるデータ信号には拘
わらず、インバータ2cの出力がトランスミッションゲ
ート2dを経由してインバータ2bの入力端へ戻される
ので、インバータ2Cの出力、即ち第1のデータラッチ
回路2の出力はクロックφlがローレベルに転qる以前
の状態に維持される。換言すれば、クロックφ1がハイ
レベルであった期間に入力端子1へ入力されていたデー
タ、信号が第1のデータラッチ回路2によりラッチされ
る。
クロックφ1が次にローレベルからハイレベルへ立上が
る時点で上述の状態は解消され、第1のデータラッチ回
路2は入力端子1へ入力されているデータ信号を再び論
理回路3へ出力する状態になる。
第2のデータラッチ回路4の動作も同様である。
次に、第4図に示されている回路を50MHzの基本ク
ロックで動作させた場合のタイミングについて、第5図
のタイミングチャートを参照して説明する。なお、デー
タ信号が論理ゲートを1段通過するために必要な時間を
2nsとする。
第5図において、(a)に示す基本クロックは50MH
zであるので、その1サイクルは20nsである。また
、(b)及び(C)に示すクロックφ1とφ2とは共に
基本クロックを分周したノンオーバラップクロックとじ
て生成されており、1サイクルは共に40nsである。
第5図(d)は、入力端子1と第1のデータラッチ回路
2との間のノード31におけるデータの波形、同(e)
は第1のデータラッチ回路2と論理回路3との間のノー
ド32における第1のデータラッチ回路2の出力波形、
同(f)は論理回路3と第2のデータラッチ回路4との
間のノード33における論理回路3の出力波形、同(j
)は第2のデータラッチ回路4と出力端子5との間のノ
ード34における第2のデータラッチ回路4の出力波形
である。
クロックφ1の立上がり時点で入力端子1に与えられて
いるノード31のデータ信号の波形(d)はGns後に
第1のデータラッチ回路2から出力され、ノード32の
波形(e)となる。このノード32の波形(e)は6n
s後のクロックφ1がローレベルに転じた後の期間にお
いて論理回路3から出力され、ノード33の波形(f)
になる。
ここで、論理回路3のNANDゲー)3a、 3b、 
3cの他方の入力へは全てハイレベルの信号が入力され
ているものとする。
クロックφ2がローレベルからハイレベルに転じた時点
で、論理回路3が出力しているデータ信号は第2のデー
タラッチ回路4に取込まれ、クロックφ2の立上がりか
ら8ns後にノード34の波形(j)を出力する。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、従来のデータ処理回路においては、入力
端子1はクロックφ1がハイレベルである期間において
、論理回路3はクロックφ11φ2が共にローレベルで
ある期間において、第2のデータラッチ回路4はクロッ
クφ2がローレベルである期間においてそれぞれ動作す
るようにクロックの期間が割当てられている。従って、
データ処理回路は基本クロックの2クロツクサイクルに
つき1データを処理することになる。
ところで、このようなデータ処理回路を高速で動作させ
るためにはクロックの周波数を高くする必要がある。し
かし、近年では可能な限りクロック周波数は高(されて
おり、現状以上にクロック周波数を高くすることは事実
上困難になっている。
しかも、高周波数のクロックはシステム設計の面におい
ても困難を伴う。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
クロック周波数を高くすることなく、データ処理回路を
高速動作させることを可能とした制御方法及び高速動作
可能なデータ処理回路を実現するためのデータラッチ回
路の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の発明であるデータ処理回路の制御方法は
、論理回路の入力側と出力側それぞれに接続されている
データラッチ回路を個別に制御するクロック双方のレベ
ルを、両データラッチ回路が共に入力信号をサンプリン
グするレベルに所定期間にわたって維持するように制御
する。
また、本発明の第2の発明であるデータラッチ回路は、
入力信号を回路内へ導通させるか否かを制御する第1の
ゲートの出力端をそのまま出力端とし、データ信号をラ
ッチするためのバッファ回路の入力端とこのバッファ回
路の出力を導通させる第2のゲートの出力端とを第1の
ゲートの出力端に接続する構成を採っている。
〔作用〕
本発明のデータ処理回路の制御方法では、論理回路の入
出力両側に接続されているデータラッチ回路が所定期間
にわたって同時に入力信号をサンプリングする状態にな
るため、所定の期間の内に、入力側のデータラッチ回路
がサンプリングした信号が論理回路により処理され、出
力側のデータラッチ回路にラッチされて出力される。
また本発明のデータラッチ回路では、入力信号を回路内
へ導通させる第1のゲートの出力端がそのまま出力端に
なっているので、データ信号のサンプリング時には入力
されたデータ信号が第1のゲートによる遅延のみでその
まま出力され、データ信号のラッチ時にはバッファ回路
にラッチされた信号が第2のゲートから出力される。
〔発明の実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述す
る。
まず、第1の発明であるデータ処理回路の制御方法につ
いて説明する。
この第1の発明のデータ処理回路の制御方法は第4図に
示した従来のデータ処理回路に対して適用される。
以下、第1の発明のデータ処理回路の制御方法を第4図
に示されているデータ処理回路に適用した場合の波形を
示す第1図のタイミングチャートを参照して説明する。
本発明では、第1図(b)及び(C)に示す如くクロッ
クφ1及びクロックφ2の周期は第1図(a)に示され
ている基本クロックと同一であり、クロックφlは基本
クロックに対する位相差が0、クロックφ2は基本クロ
ック及びクロックφ1に対する位相差が90°となって
いる。
クロックφ1のローレベルからハイレベルへの立上がり
において、入力端子1へ入力されている第1図(d)に
示すノード31の波形はens後に第1のデータラッチ
回路2から出力されて第1図(e)に示すノード32の
波形になる。この第1のデータラッチ回路2から出力さ
れた波形は、Sns後のクロックφ1がローレベルにな
っている期間において論理回路3から出力されて第1図
げ)に示すノード33の波形になる。
この時点ではクロックφ2は既にハイレベルになってお
り、第2のデータラッチ回路4は論理回路3が出力して
いるノード33における波形をサンプリングしBns後
に第1図(g)に示すノード34における波形を出力す
る。
ここで、NANDゲート3a、 3b、 3cの他方の
入力は全てハイレベルであるとする。
従来例では、入力端子1へのデータ信号の入力から出力
端子5へのデータ信号の出力までに28nsを要し、基
本クロックの2サイクルを必要としていた。しかし、本
発明のデータ処理回路の制御方法によれば、入力端子1
へのデータ信号の入力から出力端子5へのデータ信号の
出力までは20nsで済み、基本クロックの1サイクル
で1データの処理を完了することが出来る。
次に、本発明の第2の発明であるデータラッチ回路につ
いて説明する。
第2図は本発明のデータラッチ回路である第1のデータ
ラッチ回路2及び第2のデータラッチ回路4と前述の第
4図に示されている従来例と同様の論理回路3とを用い
てデータ処理回路を構成した場合の回路図であり、第5
図に示したクロックφ1またはクロックφ2のいずれか
一方と同一のクロックに同期して動作する。
なお、第2図中、第4図の従来例と同一符号は同一、又
は相当部分を示す。
第2図において、入力端子1へはデータ処理の対象とな
るデータ信号が人力される。本発明のデータラッチ回路
である第1のデータラッチ回路2は入力端子1から入力
されたデータ信号をクロックφ1のタイミングでサンプ
リングしてラッチする。論理回路3は第1のデータラッ
チ回路2にラッチされているデータ信号を論理処理し、
処理結果のデータ信号を本発明のデータラッチ回路であ
る第2のデータラッチ回路4へ出力する。第2のデータ
ラッチ回路4では論理回路3が出力したデータ信号をク
ロックφ1のタイミングでラッチして出力端子5へ出力
する。
本発明4のデータラッチ回路である第1のデータラッチ
回路2の構成は以下の如(である。
入力端子1は第1のゲートであるトランスミッションゲ
ー) (Nch )ランジスタ) 2aの入力端に接続
されており、トランスミッションゲー)2aの出力端は
そのまま論理回路3への出力ラインになっている。そし
てこのトランスミッションゲート2aの出力端と論理回
路3とを接続するラインの論理回路8寄りがインバータ
2bの入力端に接続されている。インバータ2bの出力
端はインバータ2Cの入力端に接続されており、このイ
ンバータ2Cの出力端が第2にゲートであるトランスミ
ッションゲー)2dの入力端に接続されており、同出力
端がトランスミッションゲー)2aの出力端と論理回路
3とを接続するラインのトランスミッションゲート2a
寄りに接続されている。
なお、両トランスミッションゲー)2a、 2dのゲー
ト端子にはクロックφ1が与えられている。また、両イ
ンバータ2b、 2cはバッファ回路を構成している。
論理回路3は従来例同様に複数のNANDゲート3a。
3b+ 3c等にて構成されており、第1のデータラッ
チ回路2の出力端がNANDゲー)3aの一方の入力端
に、このNANDゲート3aの出力端がNANDゲート
3bの一方の入力端に、このNANDゲート3bの出力
端がNANDゲー)3cの一方の入力端にそれぞれ接続
され、NANDゲート3cの出力端が第2のデータラッ
チ回路4への出力ラインになっている。そして、論理回
路3は第1のデータラッチ回路2がラッチしているデー
タ信号を人力してNANDゲート3a、 3b、 3c
にて所定の論理処理を施した結果のデータ信号を第2の
データラッチ回路4へ出力する。
第2のデータラッチ回路4の構成は以下の如くである。
論理回路3の出力は第1のトランスミッションゲー) 
(Nch )ランジスタ) 4aの入力端に接続されて
おり、トランスミッションゲート4aの出力端は出力バ
ッファ4eの入力端に接続されている。そして、出力バ
ッファ4eの入力端にはインバータ4bの入力端が接続
されている。インバータ4bの出力端はインバータ4C
の入力端に接続されており、このインバータ4Cの出力
端は第2のトランスミッションゲート4dの入力端に接
続されている。このトランスミッションゲー)4dの出
力端がトランスミッションゲー)4aの出力端に接続さ
れている。
なお、両トランスミッションゲート4a、 4dのゲー
ト端子にはクロックφ1が与えられており、また、両イ
ンバータ2b、 2cはバッファ回路を構成している。
そして、第2のデータラッチ回路4の出力側に出力バッ
ファ4eが接続されている以外は第1のデータラッチ回
路2と第2のデータラッチ回路4との構成は同一である
次に本発明のデータラッチ回路の動作を第1のデータラ
ッチ回路2を例として説明する。
クロックφ1がハイレベルである期間はトランスミッシ
ョンゲート2aはアクティブになっており、入力端子1
に与えられているデータ信号はトランスミッションゲー
ト2aを通過して論理回路3へそのまま伝えられると共
にインバータ2bへも伝えられる。インバータ2bはト
ランスミッションゲート2aを通過して伝えられたデー
タ信号を反転して出力するので、インバータ2Cへはデ
ータ信号の負論理が伝えられる。インバータ2Cはイン
バータ2bから伝えられたデータ信号を反転して出力す
るので、インバータ2Cの出力はデータ信号の正論理に
なり、これがトランスミッションゲート2dへ伝えられ
る。
しかし、クロックφ1がハイレベルであるのでトランス
ミッションゲート2dはノンアクティブである。このた
めトランスミッションゲート2aの出力がトランスミッ
ションゲー)2dを経由してトランスミッションゲート
2aの出力端へ戻されることはな(、従ってトランスミ
ッションゲート2dの出力とトランスミッションゲート
2aの出力とが衝突するという事態は生じない。
クロックφlが次にハイレベルからローレベルに転じる
と、トランスミッションゲート2aはノンアクティブに
なり、トランスミッションゲート2dはアクティブにな
る。従って、入力端子1へ入力されるデータ信号には拘
わらず、インバータ2Cの出力がトランスミッションゲ
ー)2dを経由してトランスミッションゲート2aの出
力端へ戻されるので、トランスミッションゲー)2aの
出力、即ち第1のデータラッチ回路2の出力はクロック
φ1がローレベルに転じる以前の状態に維持される。換
言すれば、クロックφ1がハイレベルであった期間に入
力端子1へ入力されていたデータ信号が第1のデータラ
ッチ回路2によりラッチされる。
クロックφ1が次にローレベルからハイレベルへ立上が
る時点で上述の状態は解消され、第1のデータラッチ回
路2は入力端子1へ入力されているデータ信号を再び論
理回路3へ出力する状態になる。
第2のデータラッチ回路4の動作も同様である。
このような本発明のデータラッチ回路である第1のデー
タラッチ回路2及び第2のデータラッチ回路4の間にデ
ータ処理回路を介装させたデータ処理回路の動作は以下
の如くである。
第1のデータラッチ回路2は、入力端子1へ与えられて
いるデータ信号をクロックφ1がハイレベルである期間
においてはトランスミッションゲート2aのみを通過さ
せて論理回路3へ出力する。
この第1のデータラッチ回路2をデータ信号が通過する
のに要する時間は2nsである。
そして、論理回路8は第1のデータラッチ回路2が出力
しているデータ信号を8個のNANDゲート3a、 3
b、 3cにより処理して出力する。この論理回路3で
のデータ処理に要する時間は6nsである。
この時点でクロックφ1はまだハイレベルであるので、
第2のデータラッチ回路4では、論理回路3が出力して
いるデータをトランスミッションゲート4a及び出力バ
ッファ4eを通じてaカ端子5へ出力する。従って、デ
ータ信号が入力端子1に入力された時点から出力端子5
へ出力されるまでに要する時間は12nSである。
即ち、第2図に示されているデータ処理回路は、クロッ
ク−φ1がハイレベルでる間の出力端子5からの入力信
号をサンプリングし、論理処理を施し、クロックφ2が
次にローレベルからハイレベルに立上がるまでに出力端
子5へ出力する。このため、第2図に示されているデー
タ処理回路が複数直列接続されているような場合には、
次段のデータ処理回路がクロックφ2がハイレベルに転
じた時点でデータ信号をサンプリングすることが可能に
なり、また更に次段のデータ処理回路はクロックφ1が
次にハイレベルに転じた時点でデータ信号をサンプリン
グすることが可能になる。
次に、第2図に示されている回路を50MH2の基本ク
ロックで動作させた場合のタイミングについて、第3図
のタイミングチャートを参照して説明する。なお、デー
タ信号が論理ゲートを1段通過するために必要な時間を
2nsとする。
第8図において、(a)に示す基本クロックは50MH
zであるので、その1サイクルは2Ons幅である。
また、(b)及び(C)に示すクロックφ1とφ2とは
共に基本クロックを分周したノンオーバラップクロック
として生成されており、1サイクルは40ns幅である
第3図(d)は、入力端子1と第1のデータラッチ回路
2との間のノード31におけるデータの波形、同(e)
は第1のデータラッチ回路2と論理回路3との間のノー
ド32における第1のデータラッチ回路2の出力波形、
同げ)は論理回路3と第2のデータラッチ回路4との間
のノード33における論理回路3の出力波形、同(lは
第2のデータラッチ回路4と出力端子5との間のノード
34における第2のデータラッチ回路4の出力波形であ
る。
クロックφ1の立上がり時点で入力端子1に与えられて
いるノード31のデータ信号の波形(d)は第1のデー
タラッチ回路2内においてはトランスミッションゲート
2aのみを通過してZns後に第1のデータラッチ回路
2から出力され、ノード32の波形(e)となる。この
ノード32の波形(d)はens後のクロックφ1がロ
ーレベルに転じた後の期間において論理回路3から出力
され、ノード33の波形(f)になる。
ここで、論理回路3のNANDゲー)3a、 3b、 
3cの他方の入力へは全てハイレベルの信号が入力され
ているものとする。
この時点でクロックφ1はまだハイレベルであるので、
第2のデータラッチ回路4では、論理回路3が出力して
いるデータをトランスミッションゲー)4a及び出力バ
ッファ4eを通じて出力端子5ヘノード34の波形(j
)を出力する。この第2のデータラッチ回路4を信号が
通過するのに要する時間は4nsである。従って、デー
タ信号が入力端子lに入力された時点から出力端子5へ
出力されるまでに要する時間は12nsである。
即ち、第2図に示されているデータ処理回路は、クロッ
クφ1がハイレベルでる間の出力端子5からの入力信号
をサンプリングし、論理処理を施し、クロックφ2が次
にローレベルがらハイレベルに立上がるまでに出力端子
5へ出力する。このため、第2図に示されているデータ
処理回路が複数直列接続されているような場合には、次
段のデータ処理回路がクロックφ2がハイレベルに転じ
た時点でデータ信号をサンプリングすることが可能にな
り、また更に次段のデータ処理回路はクロックφ1が次
にハイレベルに転じた時点でデータ信号をサンプリング
することが可能になる。
〔発明の効果〕
以上に詳述した如く、本発明の第1の発明のデータ処理
回路の制御方法によれば、従来のデータラッチ回路及び
それを使用したデータ処理回路を従来に比して2倍の速
度で動作させることが可能になる。
また本発明の第2の発明のデータラッチ回路によれば、
基本クロックの1サイクルの間に1データの処理が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るデータ処理回路の制御方法を実施
した場合のデータ処理回路の動作状態を示すタイミング
チャート、第2図は本発明のデータラッチ回路を用いて
データ処理回路を構成した場合の回路図、第3図はその
動作状態を示すタイミングチャート、第4図は従来のデ
ータラッチ回路を用いて構成されているデータ処理回路
を示す回路図、第5図はその動作状態を示すタイミング
チャートである。 2.4・・・データラッチ回路  3・・・論理回路2
a、 2d、 4a、 4d・・・トランスミッション
ゲート2b、 2c、 4b、 4c・・・インバータ
なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理対象のデータ信号を第1のクロックに同期し
    てサンプリングしてラッチする第1のデータラッチ回路
    と、 該第1のデータラッチ回路がラッチしているデータ信号
    を入力してデータ処理を行う論理回路と、 該論理回路の出力信号を第2のクロックに同期してサン
    プリングしてラッチして出力する第2のデータラッチ回
    路とを備えたデータ処理回路の制御方法において、 前記データ信号が少なくとも前記論理回路の入力端から
    出力端へ伝えられるために必要な時間以上に亙って、前
    記両クロックをレベルに維持することを特徴とするデー
    タ処理回路の制御方法。
  2. (2)制御信号のレベルに応じて入力信号の導通を制御
    する第1のゲートと、 入力端が前記第1のゲートの出力端に接続され、出力端
    が前記制御信号のレベルに応じて前記第1のゲートとは
    逆論理で信号の導通を制御する第2のゲートを介して前
    記第1のゲートの出力端に接続されたバッファ回路とを
    備え、 前記第1のゲートが導通状態である間は入力信号を前記
    第1のゲートを介してサンプリングして出力し、前記第
    1のゲートが非導通状態に転じた場合にその時点の入力
    信号のレベルを前記バッファ回路及び導通状態に転じた
    前記第2のゲートを介して出力すべくなしてあるデータ
    処理回路に使用するデータラッチ回路において、 前記第1のゲートの出力端を自身の出力端としてあるこ
    とを特徴とするデータ処理回路に使用するデータラッチ
    回路。
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