JPH04190364A - 電子写真用マゼンタトナー - Google Patents

電子写真用マゼンタトナー

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Publication number
JPH04190364A
JPH04190364A JP2323636A JP32363690A JPH04190364A JP H04190364 A JPH04190364 A JP H04190364A JP 2323636 A JP2323636 A JP 2323636A JP 32363690 A JP32363690 A JP 32363690A JP H04190364 A JPH04190364 A JP H04190364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
parts
resin
toner
solvent red
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2323636A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Shimazaki
大充 島崎
Hideaki Iwanaga
岩永 秀明
Toru Kusumoto
楠本 徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2323636A priority Critical patent/JPH04190364A/ja
Publication of JPH04190364A publication Critical patent/JPH04190364A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファンクションカラー、フルカラー、または
マルチカラー電子写真に用いる、−成分方式、二成分方
式の両方式で鮮明な色調が得られる電子写真用マゼンタ
トナーに関する。
従来の技術 カラー電子写真用マゼンタトナーとして必要な条件とし
ては、 (1)優れた分光反射特性をもっていること。
(2)耐光性、耐熱性、 it水性などの耐候性に優れ
ていること。
(3)結着樹脂との相溶性が良好で透明性であること。
(4)ブリード性のないこと。
(5)複写機の現像システムにマツチングしていること
(6)毒性のないこと。
などがあげられる。
従来のカラー電子写真用マゼンタ着色剤としては、ロー
ダミン系染顔料、チオインジゴ系顔料。
キナクリドン系染顔料、アゾ系染顔料、その他の染顔料
が使用されている。
例えば、特公昭49−46951号公報には、キナクリ
ドン系顔料の記載があり、特開昭55−26574号公
報には、チオインジゴ顔料に関しての記載がある。
発明が解決しようとする課題 このような従来のマゼンタトナーは上記(1)〜(6)
の特性を全て満足しているとはいえない。また、アゾ系
染顔料を用いたマゼンタトナーは特に色の濁りなどの問
題があり十分とは言いがたい。
本発明は、C,1,5olvent  Red  49
のローダミン系染料のみを含有したマゼンタトナーの欠
点を補うため、C,1,So I ven tRed 
 49  系染料にC,1,5olvent  Red
84 系の染料を併用することにより色相をコントロー
ルし、明度、特に彩度の鮮かな色度を確保し、かつシリ
コンゴムローラーを染色せず、耐候性(耐光性、耐熱性
)に優れたマゼンタトナーを提供することを目的とする
ものである。
課題を解決するための手段 このような課題を解決するために本発明は、C,1,5
olvent  Red  4.9  に分類されるロ
ーダミン系の染料にC,1,so 1ventRed 
 84 系の染料を重量比1:1含有するようにしたも
のである。また、その組成物の色度がL*50.0〜8
0.0、a*61.o 〜80.0゜b*−10,0〜
40.0、 c*60.o〜80.0を満足するように
したものである。
作   用 C,1,5olvent  Red  49  に分類
される赤色染料は、鮮明なマゼンタ色を呈するが、これ
のみでは耐候性に一部問題を残している。そこで耐候性
に優れたC、1.5olvent  Red84 系の
染料との組合せにより、色の彩度を保持しながら耐候性
をカバーできる。従ってこれらの両者を含有するトナー
で印字をした場合、鮮明なマゼンタ色を得ることが可能
となる。また、この色材の組合せは、負帯電性を示し負
帯電性トナー用の色材として優れた静電特性をしめずこ
ととなる。
実施例 以下本発明を実施例により更に具体的に説明する。なお
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
以下にのべる配合の部数についての内容はすべて重量部
数である。
本発明に使用する上記の着色剤添加料は、樹脂100重
量部に対して、0.1〜10.0ffi量部が望ましい
が更に望ましくは3.0〜6,0重量部である。0.1
重量部以下であると発色特性が得られず濃度が確保でき
なくなり、10重量部以上であると染料系の樹脂に対す
る溶解度が低下しブリートなどの問題を発生しやすくな
る。上記添加比率であれば、トナー組成物の色度を、L
*50.0〜80.0.a*61.o〜80.0.b*
−10,0〜−40,0、c*60.0〜80.0を満
足することが可能である。
本発明の結着樹脂としては、 公知のものがすべて使用
可能である。例えば、ポリスチレン、ポリ−ミーメチル
スチレン、クロロポリスチレン。
スチレン〜りロロスチレン共重合体、スチレンープロピ
レン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体スチレン
−塩化ビニル共重合体、スチレンーー酢酸ビニル共重合
体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エステ
ル共重合体。
スチレン−a−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチ
レン−アクリロニドルーアクリル酸ニスデル共重合体な
どのスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を
含む単重合体または共重合体)、エポキシ樹脂、ウレタ
ン変性エポキシ樹脂、シリコーン変性エポキシ樹脂、ポ
リエステル樹脂、塩化ビニル樹脂、スチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェニール樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオマー樹脂、
ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂。
ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、
キシレン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、チルペル樹
脂、フェノール樹脂、脂肪族または脂環族炭化水素樹脂
などを単独または混合して使用できる。とくに本発明に
望ましいものとしては、スチレン−アクリル酸エステル
系樹脂、スチレン−メタクリル酸エステル系樹脂、ポリ
エステル樹脂がある。
また、本現像剤を二成分用トナーとして使用する場合、
キャリアとしては公知のものが使用できる。例えば、表
面酸化または未酸化の鉄または鉄とニッケル、銅、亜鉛
、コバルト、マンガン、クロム、希土類などの金属およ
びそれらの合金、または酸化物およびフェライトなどが
使用できる。
またこれらの表面を種々の樹脂でコーティングしたもの
を使用できる。
また、場合に応じて現像剤に対してコロイダルシリカな
どの流動性改質剤をトナーに対して0.01〜6.00
重量%(とくに望ましくは0.1〜1.0重量%)程度
添加してもさしつかえない。
また、本実施例に用いた染料はC,1,So ] ve
n tRed  49  としては商品名Oi ]  
P i n k  312(オリエント化学社製)をC
,1,So I ven tR,ed84  としては
商品名5pilon  RedGEH(保土谷化学社製
)である。
(実施例1) ・スチレン−アクリル酸エステル系樹脂(商品名 ハイ
マーTBL−500、三洋化成社製)100部 ・ポリプロピレン (商品名 ビスコール550−P 、三洋化成社製)4
部 ・帯電制御剤 (商品名 E−84、オリエント化学社製)2部 * C,1,5olvent  Red 49/C,1
,5olvent  Red  84=1 : 15部 上記の配合比の材料を、ヘシシェルミキサーで均一に分
散し、分散物を2軸押比機などで溶解混練し、冷却後ジ
ェットミルなどで微粉砕し、分級機にて平均粒径11μ
mの分級品を得た。この分級品に0.3%の疎水性シリ
カ(商品名 R972゜日本アエロジル社製)をヘンシ
ェルミキサー外添し、本発明のマゼンタトナーを得た。
このトナーをフェライトキャリア(FL−150,日本
鉄粉社製)と混合し、現像剤とした。この現像剤を用い
たレーザープリンター(商品名KX−P4450゜松下
電器産業社製)で連続20,000枚印7を行った。得
られた印字の色味は鮮明なマゼンタ色であり、マゼンタ
トナーとして十分使用可能な色味を有していた。
印字物の耐光性を調べるために、サンシャインウェザ−
メーターを用いて、50時間の強制照射テストを行った
がマゼンタ色の退色低下は認められなかった。耐熱性に
関しては、50℃雰囲気の恒温槽中に12日間保存した
が色味の劣化はなく、耐熱性にも問題はなかった。これ
らの結果より耐候性は優れていると判断できる。
(実施例2) ・飽和ポリエステル樹脂 (ポリエスタ−11P−300、日本合成化学工業社!
!り100部 ・ポリプロピレン (ビスコール 550−P 、三洋化成社製)4部 ・帯電制御剤 (ボストロン E−84、オリエント化学社製)2部 e C,1,5olvent Red 49/C,I、
5olvent  Red  84=1:13部 上記の配合比の材料をJ実施例1.と同様にトナー化し
、実施例1.と同様の評価テストを行った。その結果、
色味、耐光性、耐熱性ともに十分満足できる結果であっ
た。
(実施例3) ・スチレン−アクリル酸エステル系樹脂(商品名 ハイ
マーTB−1000、三洋化成社製)100部 ・ポリプロピレン (商品名 ビスコール550−P 、三洋化成社製)4
部 ・帯電制御剤 (商品名 カヤチャーシト32日本化薬社製)4部 * C,1,5olvent Red 49/C,1,
5olvent Red 84=1 : 12部 上記の配合比の材料を実施例1.と同様にトナー化し、
実施例1.と同様の評価テストを行った。その結果、色
味、耐光性、耐熱性ともに十分満足できる結果であった
(比較例1) ・スチレン−アクリル酸エステル系樹脂(商品名 ハイ
マーTB−1000、三洋化成社製〉100部 ・ポリフロピレン (商品名 ビスコール550−P 、三洋化成社製)4
部 ・帯電制御剤 (商品名 ボストロンE−84.オリエント化学社製)
2部 @ C,1,5olvent  Red 495部 上記の配合比の材料を実施例1.と同様にトナー化し、
実施例1.と同様の評価テストを行った。その結果、鮮
明な色味は得られたが、耐光性が悪くサンシャインウェ
ザ−メーター試験において印字画像濃度を比較すると、
未照射では1.60あった濃度が、30時間後で0.9
0に低下しており濃度低下が著しかった。
(比較例2) ・ポリエステル樹脂 (商品名 ハイマーES−508、三洋化成社製)10
0部 ・ポリプロピレン (商品名 ビスコール550−P 、三洋化成社製)2
部 ・帯電制御剤 (商品名 力ヤヂャージN−31日本化桑社製)4部 @ C,1,5olvent  Red 84  5部
上記の配合比の材料を実施例1.と同様にトナー化し、
実施例1.と同様の評価テストを行った。その結果、耐
光性、耐熱性は良港であったが、鮮明な色味が得られな
かった。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明のマゼ
ンタトナーを用いることにより、良好な色味と耐候性を
有するトナーを得ることができる。また本発明の色材を
組合せて二成分系現像材、さらには−成分用トナーとし
て各種のカラー電子写真に広く使用することが可能にな
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)C.I.SolventRed49に分類される
    ローダミ系染料とC.I.SolventRed84に
    分類される染料とを重量比で1:1で含有する電子写真
    用マゼンタトナー。
  2. (2)マゼンタトナー組成物の色度が、L*50.0〜
    80.0a*61.0〜80.0、b*−10.0〜−
    40.0、c*60.0〜80.0をともに満足する請
    求項1記載の電子写真用マゼンタトナー。
JP2323636A 1990-11-26 1990-11-26 電子写真用マゼンタトナー Pending JPH04190364A (ja)

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